2007/07/19

日記「4年ぶりのバンクーバーアクエリアム 」

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■07/07/13(金) □ 家の修繕に助手を得る
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 昨日よりはだいぶ気温が下がる。外のサンプパンプの結線も自力でやらねばならなくなったので資材を買い出しに行く。まったくいつまで経ってもこの家散財は止まらない。

 MKと仲のいいイトコBTが来て家修理を手伝ってくれている。いまやってるのは電気配線をもう1つ通して洗濯機を独立配線にするという仕事で、そっちは楽しくやってる彼らに任せ、俺は外のポンプ配線に取り組んでいた。あと10日で俺は日本なので、なるたけ進めておきたい。

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■07/07/14(土) □ 萌初のスリープオーバー
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 MKとBTは引き続き中の配線、俺はサンプパンプのワイヤーを保護パイプに通しきれいに埋めた。ふー。萌は夜だけNRさん宅で初めてのスリープオーバーに行けることになった。

 午後からMKたちがBRの天井全体も壊し始め、なぜ方針が変わったのだと監督Mに聞くと、親戚のオフィス内装屋が「(配線修理のため)穴の開いた2箇所だけきれいに直すより、全体を張り替えたほうが手っ取り早い」とかいったらしい。そんな、来て見もせず電話一本で気軽に言ってくれるなよと思う。あんたにとっても義理の母親の部屋を俺たちは直しているんだぜ。ったく。

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 夜、スペイン・チェコ戦を見た。チェコは日本戦と同様のつまらないサッカーをやっており、スペインでさえも思い通りにゲームを動かせていない。結局PK戦でチェコが勝つ。スペインと日本だったら面白いゲームになったことだろうが(今回もボコボコにやられた可能性も高いが)、このチェコチームは相手の決定的なことを阻止し自らはじわじわと攻め上げ、どんな相手とでも僅差のゲームを作るだけの地力があるということなのだろう。

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 夕方萌をスリープオーバーに連れて行く。すでに時間はけっこう遅かったのだが、着いてしばらく遊ぶともうパジャマに着替えて、「ムービーナイト」だということでガールズ3人がTV前に陣取り盛り上がっていた。そのうれしそうな萌の顔たるや。カメラを持っていくべきであった。

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■07/07/15(日) □ 新潟長野で大地震
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 萌は夜12時まで起きて、朝は6時に起きたそうである。興奮しすぎたといいながら帰ってきた。興奮が過ぎるとさすがに疲れているようである。

 MKたちは朝から天井のパネル(ドライウォール)張り。俺も仕事にジョインしたが、結局MKのスキル頼りなのでメインの仕事はMKとBTに任せ、俺は釘抜きなど雑事を進めていく。

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 9時頃まで働いてドライウォールが終わり、PCに戻るとなんと新潟長野で震度6の大地震の知らせ。隣町の中野で5強というのでたまげて電話をする。しかし須坂は2年前の中越に比べたらそんなに揺れなかったのだとのこと。ふー。しかし新潟柏崎では家が倒壊し電車が脱線し怪我人も多く出ている。「あと1週間は高い余震の可能性がある」などといわれると、これからそこへ行くのになあとびびる。

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■07/07/16(月) □ エリオ初の遠乗り
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 今日はMKと電気関係を推し進め、かなり進んだという手応えを得られた。サンプパンプ自力配線も完了。着実に進んでいる。

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 ディナー後、週末ずっと手伝ってくれていたBTを家に送りホワイトロックへ。スズキ購入以後初めての高速多人数乗車だったのだが、普段ひょこひょこ感のある車が Lougheed Hiway に乗るとビシッと、まるでレガシィのごとくフラットに安定し動きに芯が詰まるのでちょっとびっくりした。これはフロントに強めに駆動がかかりトラクションがかかってるんだな。レガシィは雨が降るとリアに駆動力がかかって普段よりもトラクションが強烈になり気持ちよかったのだが、それと同じである。巨大男3人乗り(家族3人時比で +100kg くらい?)で加速はやや落ちているが、車体の動きの鈍さはまったく感じない。

 Surrey を抜ける道はいつでも混んでいて、延々と続く直線なのにクルーズコントロールが使えない。クルージング自体レガシィに比べると気持ちよくはないので、途中からは積極的に車線をスパスパ変え加速して軽快に他車を抜き進んでいった。

 帰りは道に迷い、「USに向かってるよ」とMKに言われさらに迷い(ホワイトロックはカナダ米国国境にある)、結局えらい遠回りになってしまった。しかしレガシィでアンダーが出ていたいろんなコーナーで、常に思い通りに向きが変わって気持ちいい。コーナリング速度を上げていけばやがてグリップ王者のレガに限界速度で負けるわけだが、コーナリング楽しい領域が下にずっと広い。つまり飛ばさなくてもコーナーが楽しいのである。

 PoCo 高速S字を今回もしゅぱーっと軽快に抜け、「この道は曲がり具合が気持ちいいんだよねー」とMKに話しつつ帰宅。車に興味のないMKにも I like this car とほめられた。よしよし。

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■07/07/17(火) □ 4年ぶり? のバンクーバーアクエリアム
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 昨日の帰り道あれほどすごい夕焼けをハイウェイから見たのに、雨になってしまった。BCの天気は本当に天気予報でしか知ることができない。

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ノバスコシアからはるばる訪問しているHSとともに、アクエリアムを2時間ほどで駆け抜ける。昔来たときよりも萌は成長したので動物や巨大魚を見てけっこう楽しんでいたが、やっぱ水生動物だけを見ていてもやや飽きるなと思った。前と何も変わってないしな。昔キラーホエールがいた頃は本当にすごかったけど。

 HSたちをパーキングまで見送って、スタンレー裏のビーチで萌を遊ばせ、もう一度入場してBCセクションに入る。まあBCの魚といえばサーモンくらいのものだろうと期待してなかったのだが、ここがなんと人知れずクラゲ館になっていた。す、すっげーとMトモ萌絶叫。

水族館で見るクラゲが美しいというのはよく聞くが、たしかにこれは素晴らしい。どんな熱帯魚もかなわない色を持つ不思議な生物なのであった。メイン展示は日本のクラゲでありました。


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 エリオ初の大都会&ファミリーランは、完璧に期待通りであった。4人乗りでもエンジンレスポンスは良好でステアが軽くクイックなので、混んだ道で思ったときに即加速し、さっと動いて車線のいい位置を取れる。とにかく楽で気持ちがよい。町走りに関してはやはりレガに勝っていると正味思う。

 帰りはヘイスティングスからバーネットを通ったのだが、エンジンもハンドリングも非常に気持ちよかった。バーネットの超高速ツイスティでは、ガシっとオンザレール感はありつつもアンダーが出ていたレガシィに対し、エリはトラクションは物足りないものののアンダーが全然出ないので、かなり攻めていってもまったく緊張しない。ガチっとタイヤがグリップするオンロードバイクと、ずりずり滑りながらもコントロールできるオフロードバイクのような性格の違いがある。

 乗員はフラットで揺れないレガのほうが楽だろうと思うが、わずかな車体の揺れ方の違いに注意を払う者は俺以外いないし、シートの快適さで相殺されているようでもある。エリオのキャビンは空間に余裕がありどう座っても快適で、常時足や体を動かしていられるのがありがたい。トールカーゆえ視界は最強だし、移動空間として非常に快適だ。朝から長時間活動しての帰りなのに運転していて疲れはなく、これはやっぱりスペースの快適性とコントロールの軽さのおかげだろう。

 エアコンはよく効き、Mと萌は楽しく会話を続け、BRはシートポケットに自分のものを収納して快適に本を読んでおり、俺は運転が楽しく全然疲れず、大成功のファミリーランなのであった。うーんやっぱこの車はえらい。バンクーバーでもエリオを見つけては、萌と「あ、スズーキだよ」と喜ぶほど形を気に入っているしな。

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