2015/08/28

【カメラ日記】Wouldn't It Be Nice (SIGMA 30mm)

雨で急激に寒くなってしまった。ビーチボーイズがほんとに夏の納めだったな。あの日晴れてくれてよかった。あれからずっと頭のなかで Wouldn't It Be Nice が鳴っている。それってナイスなことじゃない?



『ねえもしもっと年をとってさ、もう待つ必要もなくなって
一緒に住めたらナイスじゃない? こういう世の中で
そのほうがずっといいよ、お休みを言ったあとも一緒にいるんだ
めちゃよくないそれ?』




バンクーバー PNE フェアは年々演し物が薄くなるのだが、今年のメイン展示はビートルズの歴史というものだった。あまり期待せず入ったが、北米ツアーに同行したカメラマンの写真がたくさん飾られていてこれが素晴らしかった。なんてカッコいいんだ。

そしてジョンが躁状態のときに乗り回していたあのロールスロイスが運び込まれていた。わはは。彼の事務所にあったというジュークボックスには B-52's やニールヤングが入ってる。しかしビートルズの歴史展示の副題が「キャバーンクラブからヨーコまで」って、どこまでヨーコが戦犯扱いなんだ(笑)。



娘が写ってるのは「トゥモローネバーノウズ」の音とともにサイケな映像が流れる安直な展示。写真も安直にサイケ加工してみました。

◇    ◇




こないだ手に入れた念願のボケるレンズ SIGMA 30mm F2.8 の初出番だったのだが、難しかった。いつも 14mm の感覚で「家族と対象物」を一緒に入れようとすると、やはり近すぎるのである。3歩くらい下がらないと狙った構図で撮れず、屋内ではブレとフォーカスもやはりシビアでなかなかうまく撮れず、うーんという感じだった(俺の PEN は手ブレ防止が非常に弱く、30mm 1/30 秒あたりではブレやすい)。



しかし狙い通りに撮れたショットはうわと声が出るほど美しい。同じ SIGMA の 19mm F2.8 とくらべても立体感とシャープさでケタ違いだな。この感覚はやはりこれまでなかった。頑張って使い方を覚えていこう。

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