2018/12/31

【18年12月まとめ】シンゴジラ・祈りのような最高の日本映画

ボヘミアン・ラプソディの頃、辺野古埋め立て強行、シン・ゴジラ、マウントベイカーの勇姿ほか

12月1日



月に一度、川を渡り隣町の直営農場つき肉屋へ行っている。ここの牛豚は草を主に食べ薬剤等は与えられず健康的に暮らしてるそう。なので肉質が締まり脂肪分が少なく、俺には物足りなくてステーキとかはあまり買わないのだが、やはり材料と機械と職人の腕がいいのでひき肉が抜群にうまい。 pic.twitter.com/rMeLCjeztM

スジと軟骨がていねいに取り除かれ脂身が適量混ぜられたここのひき肉は、牛も豚も日本の肉屋と同等にうまい。たまにめんどくさくてスーパーのひき肉を買ってしまうと、もう悲しいほどまずい。肉の繊維が裁断されていなくて調理するとガビガビになっちゃうし軟骨も多い。オートメーション機械でやればそうなっちゃうのだろう。

今日はこの店で買ってきたすじ肉で肉野菜スープにした。圧力鍋があれば、堅いビーフでも大丈夫。(しかし油っぽかった。最初に白湯で湯がいて油を落とすべきだった) pic.twitter.com/hlx5uvtp83

12月2日

この季節、カナダも暗いです。朝8時45分(曇り)でこの明るさ。鳥たちはなんか元気にとわーーーーって線路上空を旋回してたけれど。 pic.twitter.com/QV2ojFj6tu




12月3日


実はカナダではあまり「赤毛のアン」が読まれてないんですよね。私の妻も娘も読んだことやドラマを見たことはないのです。しかしPEIに旅行したときに家族で見たアンのミュージカルは超感動的でした。泣きました :-) モンゴメリの生家へ向かうこの道がまさに、アンの小径だと思います。 pic.twitter.com/f9jOh0VfVt

「赤毛のアン」のミュージカルはプリンスエドワード島の州都シャーロットタウンで、毎年キャスト総入れ替えでひと夏公演されてるそうです。カナダ東部の演劇人がこぞってオーディションに行くとかそういう感じなのでは。観劇記が私の旅行記の下の方にあります。tomosakata.blogspot.com/2013/07/blog-p

12月4日

#けもなれ 恒星が兄と出会い直す回。バスの中で恒星の口元が歪むのにはぐっときた。先週あたりからだんだん個々のソフトスポットが顕になってきて、すると話がぷはっと息を吹き返すような印象を受ける。結局みんな素直になればいいんじゃんということなのだがw、いろいろとあるんだよという。

#けもなれ 恒星と兄がやってたあの「生き残り頭脳ゲーム」、あれって面白いのだろうかw 子供の頃やってたボードゲームって子供同士だから単純でも面白かったのかなという気もする。うちの娘はもう親とはボドゲをやってくれんのだが、友達同士ではプリミティブなゲームで盛り上がったりするらしい。 pic.twitter.com/nUBmD29mqf


12月4日

今日ハイウェイの歩道橋に上がり初冬の写真を撮ってきた。高いところは遠くが見えて気持ちがいい。白峰は隣のUSワシントン州マウントベイカー3285m。100kmほども離れてるのに雄大な姿がよく見える。 pic.twitter.com/VHiH0mh8IT




12月5日

日本語TVで「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」というアニメが始まる。タイトルのセンスになにかとてもJポップ臭を感じるのだがw、私が超気に入っていた「3月のライオン」のように素晴らしいアニメなのだろうか。期待しています。

【あの花】美しく描かれた日本の田舎町の風景にはすごく惹かれるのだが、主人公に張り付いてる妖精ちゃんを始めすべての人の動きや喋りや内容がとても純アニメ的に感じられ、入っていけそうにない。3月のライオンを見てこれが今の日本のアニメかすごいと思ったのだが、これはやや古い作品なのかな。 pic.twitter.com/JAcOEHOj0K

12月7日

#アトロク でローリーが「ボヘミアンラプソディ特需であちこち呼ばれてます」と話してたんだけど、話のメインがフレディ・マーキュリーじゃなくてブライアン・メイのギターについてだったのが微笑ましかった。当時のロックリスナーは「何だこの音は!」とクイーンの音に一番驚いたからね。

昨日RTされてた「We Are The Champions」レコーディング風景のビデオも、ブライアン・メイのギターの音やロジャー・テイラーのドラムのタムのあの音に感動してしまった。うおー本物だという感じ。

「うおー本物だ」系で一番感動したというか泣いたのは、プリンスの死後発見された映画「パープルレイン」のライブ演奏音源。実際のライブ演奏があのレコードになっていたんだと知って、なんという才能だったのか、なんという宝物が失われたのかと、家族に心配されるほど泣いてしまった。

12月7日

今年も図書館のクリスマス飾りが素敵。ツリーが1ダースくらい飾ってある。このブルー系は初めて見たな。クリスマスっぽい色ではないけれどきれい。 pic.twitter.com/PqGiWtIrec



12月7日

ムスメが俺のカメラを持っていって、学校のスペクタキュラーな写真を撮ってきてくれた。うひょー! うちのM4/3とSIGMA レンズは、娘といるときが一番幸せだと思う :-) pic.twitter.com/zlE2x1XA4G



12月8日

たまむすびの町山さんのクイーン回は、ぼくは聞いて感動してました。町山さんは映画&ロック講談師で、ラジオなどでの喋りは彼の歌なんですよね。サビにくると盛り上がり、シャウトしすぎてしまうところもあるのだと思う。文字で読むと印象が違うのだろうなとも思います。

ぼくは町山さんと同世代なんですけど、ビートルズもZepも間に合わなかったぼくらはクイーンを同時代筆頭のロックバンドとして楽しんでました。ボヘミアン・ラプソディをフルコーラス歌ってたってのも、歌詞はデタラメだけど嘘ではないなと。カナダでもそれは同じ(こっちはちゃんと歌詞付きw)。

「ジャズ」以降はポップ・ロックっぽくなり、ぼくはストーンズや日本のロック方向へと行ったんですが、ぼのぼのさんが怒っているようなクイーンを軽蔑する人には会ったことはないです。町山さんの今回のトークに事実誤認はあっても(そこは確かにまずい)、クイーンは普通に好きだったろうなと。

僕は学生時代は"ニューウェーブ"っぽいバンドをやってたんですけど、ライブで一緒になるバンドと宴会にいくと、「オペラ座の夜」全曲モノマネをやる奴がいて大盛り上がりしたりしてましたよ(その後彼は人気ビジュアルバンドのドラマーとなったw)。みんなあの頃のクイーンは大好きだったな。

12月9日

カナダCBCのWebサイトに「日本が新移民法を通した」というニュースが載り奥様が読んでいた。「『技能実習生』の劣悪な労働環境は問題視されている」という程度の簡単な内容。「ひどいのだ。死者が多数出てることを政府は隠してたのだ」というと、「そんな政府を日本はなぜ選ぶのよ」と毎度同じ質問。

自分自身が在外移民だからなのか、シャーロットさんやモンキーマジックのような日本在住の外国人には親近感を感じるし、相撲の高安のようなハーフの人や鄭大世ら在日朝鮮/韓国の人たちにも同じ気持ちがある。「技能実習生」ももちろん同じ。彼らがひどい思いをしていると思うと、胸が苦しい。


12月11日

米GM大衆車(2004年製)の内装パーツの品質がヤバイ。これがうちの車の、止まってエンジンを切った状態のメーターです。針がゼロに戻らない。スピードメーターは戻るときもあるんだけど、水温計は戻らず上がりついに振り切れてしまった。交換すれば半日かかり工賃ヤバイといわれました。 pic.twitter.com/qr6ym6xzXq

12月13日

#TOKYOディープ 森下のすんごくアーティスティックなペンキ屋に入った篠原ともえさん。「すごい、こうポーズしたらもう海外のモデルスタジオじゃないですか! 前はダンサーだったの? じゃあこんな風に踊れるんですか?」と瞬時に盛り上がる。彼女と旅する番組スタッフは楽しいことでしょう :-) pic.twitter.com/ylyA8arRMQ




12月15日

NHK #ニュースチェック11 なんと「辺野古埋め立て強行」がトップニュースじゃない。番組中盤30秒のミニニュース扱い。信じられん。これは、日本人は実はこのことを考えたくない、仕事に疲れ寝る前の時間ならなおさらだということを示しているのだろうか。#nhk11

日本の政治状況を話すたびに「メディアは何をしてるの?」と妻に呆れられるのだが、日本のメディアとは疲れてものを考えたくない日本人の鏡なのだろうか。

「日本じゃメディアウォッチは機能してないの?」「メディア監視は主にツイッタ市民が担っており…」「コメディアンは揶揄しないの?」「政治的発言をすると芸人は批判殺到するらしく…」「北米コメディアンは全員レフトウィングよ」「日本の大物芸人は権力寄りというか彼ら自身が権力で…」

オバマはグアムだと言ったし、トランプが辺野古しかないと言ってるわけでもない。だから話し合いましょうと沖縄は言ってるのだが、安倍政権はと土砂で答えたわけである。安倍政権はすべての行動原理が反民主主義で一貫している。 #安倍政権自体が社会問題

辺野古についてきちんと議論すれば出る最大のボロは、「辺野古移転は米軍が要求したものではなく、普天間無条件返還&海兵隊グアム移転させたくない外務省官僚の差し金だった」という点。宮台真司氏の解説が力強い(18:00~)。◆「ランキング」宮台真司 radiocloud.jp/archive/dc/?co

辺野古についての議論検討をすべて無化してるのは、やはり、明白に、安倍政権なのだ。#安倍政権自体が社会問題 ◆「海兵隊も辺野古移設を望んでいるわけではありません」「辺野古への土砂投入、日米関係の悲劇」元米海兵隊次長:朝日新聞デジタル www.asahi.com/articles/ASLDD

12月23日

昨日信号待ちで止まった車の窓から小さな犬がぴょんと飛び降り、電柱にオシッコしターララーと散歩を始めてしまい、運転してたお母さんがギャーと叫びながら大慌てで車を停めるという微笑ましいシーンを見た。はは。車を停められる場所でよかった :-)(写真はfree imageです) pic.twitter.com/fX1iis3bHb


2月25日

#天皇運命の物語 【いつもふたりで】こういう写真の合成がじつに良い。再現動画よりも、当時の写真に見えるこの静止画像のほうが空気を伝えてくれる。テニスの試合合成シーンも躍動感があって素晴らしい。NHKグッジョブ。あと上品な皇太子朋友たちと違い、女性番記者の口調が昭和の庶民っぽいw pic.twitter.com/q6MVbY2zE0




#天皇運命の物語 【いつもふたりで】やはり美智子さんという美しい女性に恋し好かれたいと焦がれたのが、やや尊大げな神の子から人間への大きな転機だったんだろうなと、テニスコートの映像を見て思う。記者も言ってたよね、解放されたような表情だったと。「皇太子さまが恋をするなんて!」 pic.twitter.com/84IdTEUOoH

12月27日

#拝啓東京タワー様 実におもしろかった。無名の人の話も聞けばたいてい面白いのだろうけど、三田の写真屋さん一家の話は話も写真も8mmの映像もすばらしく、よくぞあそこにあの一家が住んでいたものだという。俺も今年初めて足元まで見に行き、スペクタキュラーさに胸震えたその姿よ。 pic.twitter.com/XCFz6iwxqA


12月30日

#スターデューバレー 奥様もスタート。操作法が独特なので当初イラついていたが、いったん斧の使い方がわかると延々と木を切り草を刈り続ける。あの、今はそんな奥地まで開拓する必要ないんですけど。そして体力が尽き、種をまく前に初日が終わってしまったw 草木を刈るのが気持ちいいんだって。 pic.twitter.com/ubfkjFrIX7

12月31日

朝起きると奥様が #スターデューバレー をやっていた。農家の朝は早い。どうです調子わー ??? とTVレポーターの俺が話しかけると、彼女は水をやりたい野菜に間違えてツルハシを打ち込んでしまった。あ! あああ(野菜消失)! 私のせい? レポーターの私のせいぃぃぃ???? pic.twitter.com/flInA7up0L



(スターデューバレープレイ日記)

12月31日

#シンゴジラ 【ついにTV Japanで放映】いやー、肩が凝った。すごい。2011年以降はどんなパニック映画を見ても現実ほどは…と醒めて見ていたが、さすがは巨神兵を描いた人、まさにあの怖さを描いてくれた。それを乗り越えさせてくれた。こんな映画が作れるのだから、「日本も捨てたもんじゃない」のだ。 pic.twitter.com/5AkNTEGsQh


#シンゴジラ はカナダでは単館短期でしか公開されなかったが、大量の喋りと文字情報入りという作りも翻訳が難しいし、そもそも出てくる無数のスターたちへの信頼感や胡散臭さ、そして大震災の記憶そのものが大きな情報となって映画はできている。

#シンゴジラ そういう背景情報が少ない海外の視聴者には、俺たちが感じたほどの心の震えが起きにくかったかもしれない。しかしそんなことは関係ないんだよな。俺たちには最高だった。日本のために作られた映画だった。誰もが祈った祈りのような、最高の日本映画だったのだ。

#シンゴジラ は庵野秀明が総監督で樋口真嗣が監督だったんだ。樋口監督の「進撃の巨人」は評判悪かったようだけど、最後のほうは映画館で娘とキターオーイェー! と叫ぶほど盛り上がったんだよな :-)


12月31日

大晦日の年越し買い出しに行くと、一般スーパーは特に混んでなかった。アジア系スーパーは今日行くと混んでて大変なんだけど。そして日が暮れてゆき、霊峰カナダ富士というかアメリカにあるマウントベイカーが、平成最後の夕日というか普通のニューイヤーズイブのサンセットで、天晴なのでした。 pic.twitter.com/9FmRfHZXuu



#NHK紅白 オープニングメドレーはStars Onビートルズみたいで気持ちよかった。メドレーって楽しいな、Mステも夜ヒット式にメドレーやってほしい。サザンがステージにいるのは豪華だ。桑子真帆さんもいる。ブラタモリファンが喜びそう。




  • 2018年紅白歌合戦感想、めでたかった! :-)