2019/04/30

【まとめ4月】ボヘミアン・ラプソディ

「いだてん:さよならストックホルム」「前略おふくろ様」「イマジン論争」「ボヘミアン・ラプソディ」「思い出のマーニー」「さよなら平成」ほか。

4月1日



春なので花見もしたいが近隣に桜の名所はなく、結局家族でいつもの河原を散歩する。川の彼方の、地図で見ても道がつながってるようには見えないあたりにポツンと建ってる豪邸があって、どんな人が住んでるのだろうといつも思う。富豪? 大富豪の家なの? 殺人事件起きてんの?

4月1日
@tomosakata

#いだてん 四三を惑わせた座敷わらしのようなチビ四三は、現地の子だったのか。彼が人のいる方に導いてくれた。――あ、迷ったのは四三だけじゃなかったんだ! じゃあやっぱ主催者のミスじゃん! …しかしまあ日射病だったからな、コースに残っていたとしても。――ああ、ラザロ。なんと(泣)。

#いだてん 看病にやつれた安仁子は、かつてのかわいいエリーとは違う人のようだ。愛と心労にしおれた一輪の花。

だけどドアを閉じる嘆きのシーンで終わらず、もう一度窓から顔を覗かせてくれてよかった。頑張るのよと安仁子は頷く。姉のように。先生のように。人生を肯定するような美しい笑顔で。 pic.twitter.com/HgFz48leCd


ダニエルは若いのに人の気持ちがわかる実にイイ奴だった。物静かでイラつかずイラつかせず。四三がコースをはずれた三叉路で、「ノー金栗さん、練習でも同じ間違いをしたじゃないですか」という彼の声が、ため息まじりつつとても優しかった。汽車の中で泣きじゃくる四三に帽子を被せてくれたのも彼だった。ありがとうダニエル。さらばストックホルム。 pic.twitter.com/YNQiy41Y3U

4月2日

【前略おふくろ様】数日ごとに1話ずつ見ている。ニヤニヤが止まらない。最高。丘みつ子も室田日出男も川谷拓三も実に魅力的だなあ。

梅宮辰夫はこれを見てる頃はカッコいいなあと思ってたのだが、その後TVのバラエティショーでけっこう喋りが軽いおじさんなのだと知って幻滅したのだったw pic.twitter.com/nALfk8hhAU


【前略おふくろ様】酒乱の川谷拓三が酒を煽り大声を上げるたびにサブの腰が浮き逃げ腰になる。飲み屋でケンカが始まりそうになると、もう戸を開けて体半分店から出ちゃう。その素軽さが本当にショーケンはいいんだよなー。格闘得意ではなく、逃げ腰のアクションスターなのだ。

4月3日

バンブルビー、まるまる太ったマルハナ蜂です。春は忙しい忙しい、人がカメラを持って近寄っても知ったことじゃない。 pic.twitter.com/YI2kvlQiET



4月4日

#なつぞら 子供なつが賢すぎていたたまれなさを感じてたのだが、おんじが無理に笑うことも謝ることもないといってくれてよかった。このまま十勝版「赤毛のアン」にしてほしいくらい草刈正雄がイイ。なつもアンみたいな喋くりまくりラララなキャラになってくれるとさらに良し :-)

#草刈正雄 はこないだ家族に乾杯でテニス大学生たちの耳目を集め、照れることなくハキハキと周りに語りかけつつラリーし全員をメロメロにしていて、なんという総大将なのかと思った。あんな風に柔らかに人の心を掴んで放さぬ武将がいただろうか。

#スローな武士にしてくれ こちら北米TVJapanで放送時(字幕なし)の英題は、Super High Tech Samurai Drama でした。スローなブギは通じないので省略は仕方ないけれど、話のキモはハイテクじゃなく愛だよ愛! For The Love Of Samurai Movies だろ、「時代劇への愛ゆえに」。それなら伝わりますよね。

4月5日

クロ現 #ショーケン 見れた。「鴨川食堂」も「不惑のスクラム」も見たけど、ドラマが描いていたシブい役柄よりも、私服のセーターで自分について語ったり笑ったりしている彼のほうがやっぱりカッコよかったな。ホント。笑ったりふざけたりしている彼をもっと見たかった。もっと見たかった。

#ショーケン 沖縄のホテルでこの顔で、「しっかしTVの番組ってのはつまんねえなあ。何見ても。どうなったんだよコレ」って言ってたな。ショーケン、俺ももう日本へ帰っても、TVなんて何を見ればいいのかわからない浦島太郎だよ。 pic.twitter.com/HK6U9TF26h

4月10日

山本太郎 #れいわ新選組 の政策はすべて、国民生活をよくし持続可能な国を作るという目的から発してるのが明確だな。財源がないからと自国の民生教育福祉をネグレクトしつつ、他国の軍事産業に莫大な支援をするというトンデモ政策をやってる政権はダメでしょう令和の新時代は、と。 pic.twitter.com/LpyXCAnwXF


F35一機のお代で政府給付型奨学金の予算1年分強、90の認可型保育所を軽くまかなえると。国防と福祉教育民生を一緒にするなというけど、税金の分配がこんなバランスで国防以前に日本は持つのかという話。

4月13日

友人ドラマーのショーケンコレクション。『ショーケンはライブアルバムが多い。今はライブといえばDVDが主流だが音だけのライブアルバムって想像力を掻き立てられ聴きごたえがあって凄くいい。中央付近にある「熱狂雷舞」と「Donjuan」は人生の一枚だ』 #ショーケン pic.twitter.com/SVPhaU7ym2


「熱狂雷舞」の「2階はノッてるかい。3階は?」ってくだりを思い出すな。広いホールなんだろうなと想像したよ。あれを聴いてた長野の実家の、今はなき俺の部屋の風景とか思い出す。#ショーケン



4月14日

去年一緒に沖縄へ行った親戚の家へ、特性紅茶チャーシューを持っていき昼食会。この家の旦那は沖縄オリオンビール輸入ものを買って飲んでおられた。ナイス :-) pic.twitter.com/OAp5yPF5A4


俺が作ったチャーシューは、おいしいところとそうでもないところが混在していた。普段の3倍の量を作ったので、漬けタレが足りなくて味が十分に染みてないところがあったのである。失敗した。恥ずかしいので写真も撮ってないです(笑)。おいしい部分は楽しんでもらえたと思う。

この犬は来客があるとパニックになるくらい怖がりな犬で、気の毒なのであまり近寄らないようにしていて、帰りがけにチャーシューの残り脂をあげたら俺の手からパクパク食べてくれた。やっぱり俺のチャーシューはうまかったんだよ!(犬には) pic.twitter.com/2cxvYSuVZu


4月15日

#いだてん 「オリンピックの前と後では日本が、東京が違ってしまったような」という四三の言葉でひやりとする。来年の祭りが終わり、やってる感うまく行ってる感に依存してきた国の現実が眼前に広がり…という予感が胸をよぎる。

#いだてん あのオリンピック記録映画に二人はほとんど写ってなかったはずだけど、二人が見ていた風景が淡い色つきで甦ってくる。あのストックホルムは美しかったし、オリンピックも美しかったし、君たちも美しかったよ四三と三島テング。あれは俺たち視聴者も見ていた、まぎれもない現実だ。


4月17日
@devenir21
蕩尽伝説@devenir21
 歳を重ねるにつけ、ジョン・レノンの知性と純粋さに胸を打たれる。理想の社会とは理念に過ぎず、実現不可能だという現実に厳しく向き合いつつ、あえて遠くを見つめようとする。謙虚極まりない口調で「せめて想像ぐらいはしてごらん」と身の回り3メートルの現実しか目に入らないアホどもに呼びかける。


@tomosakata伝記映画イマジンの中でジョンはまさに、まさに「宗教のない世界なんてハードルの高い話を簡単に言っちゃっていいのかよお前」的なことを政治ジャーナリストに言われ口ごもっていたのだが、そんな口喧嘩でジョンは勝てないし勝たなくてもいいんだよな。そんな口喧嘩で人は感動しないのだ。

最近思うのだが政治力とはすなわち口喧嘩の強さなんだろう。トランプは愚かだが口喧嘩では負けない。日本の記者は口喧嘩で麻生に勝てないから黙っている。自民党内で麻生と口喧嘩できるのはあの何考えてるのか不明な権力スライム二階だけなんだろう。バカバカしい。

口喧嘩で政治家に勝てなくても、記者も大人だろ、勇気を出せよ!

イマジンでもう一つ思い出した。「風の谷のナウシカ」を84年封切りで見たバンド友が、「あれはイマジンだよ。見たほうがいい」と言った。翌年TVで見た俺たちはたしかに! と感動したわけです。賢い人はクシャナ殿下みたいになりがちだけど、彼女もナウシカの帰還に夢を見たよね。 pic.twitter.com/8SYdyXVPzv


4月19日

#ショーケン は感情が激したシーンでも涙は流さないんだな。だけど見てるこちらも彼と同じ顔になってしまう。涙は出てないがサブと同じだけ胸が痛む。早く女将さんを迎えに行きたくてたまらなくなるよ。 pic.twitter.com/WChSGNUuPR


4月20日

春うちの庭にはこの花がいっせいに咲いて大好きなのだが、ところで君の名はと改めて調べてみたらグレープヒヤシンスという名前だった。ヒヤシンスの仲間だったのか。何もしなくても毎年咲いてくれる、美しい野生のヒヤシンス。 pic.twitter.com/18gddTLSgy




4月21日

土曜の散歩。このところ雨が多かったのだが、小学校の校庭の水がはけず池になっていた。そして鴨が住んでいたw キミたちだな、ときどきうちの前の路上にやってくるのは。 pic.twitter.com/fKzEdw8OpB


4月21日

大学を終え、バンドやりたいので就職しないと決めて最初についたバイトが世田谷区議候補のポスター貼りという仕事だった。選挙期間の短い間に世田谷の隅から隅まで歩きまわり民家で頭を下げポスターを貼った。毎日知らない町に行けて楽しかったなあ。そんな仕事でもなければ行くことはない町に。 pic.twitter.com/VxfEqOB7CY


候補者はスポーツクラブを持つ地主のお金持ちだったが、ポスターは名前とマラソン姿の写真だけだったので政策など皆目わからず。バイト統括の社員は「スポーツクラブのコーチとして雇われた自分がなんで選挙運動員」と無茶苦茶腐っていた。社会ってやっぱりオカシなところだなと勉強にもなった。

というわけで皆さん投票に行ってください統一地方選。もしかしてもう間に合わない(笑)?

4月22日

今さらながら【ボヘミアン・ラプソディ】を見た。ロジャー・テイラーとブライアン・メイの眼前でフレディが一節唸ったところで「おおすごい俺は今伝説を目にしている」感に打たれたのだが、ジョン・ディーコンは何のドラマもなく加入したサブキャラちゃんみたいな扱いで笑った。 pic.twitter.com/Faz4JxISlY


【ボヘミ】で、それで、最初のセッションはどんな音が出たのよと俺は前のめりになるのだが、映像は初ライブとなり「キープ・ユアセルフ・アライブ」がもう完成していて、あのクイーンサウンドがスタジオで誕生した瞬間は捉えられていない。なんか発明家もの朝ドラを見てるよな肩透かし感がw

【ボヘミ】音楽面はこのあともほぼ同様で、あの名曲はこう作られたというスパークジョイは本物蔵出し動画や音源のほうが大きいし、音楽/クイーン/フレディ史上の背景は説明されない。つまりマニア向け音楽映画ではなく、フレディを巡る人間ドラマだったのね。メアリーとの物語は哀しく、美しかった。 pic.twitter.com/iemc0fzr3r


【ボヘミ】人間フレディ物語だとしても各名曲の背景を描くだけでもっと感動すると思うのだが、まあ尺が足りないのか。全体にものすごい早送りドラマだったもんな。「オペラ座の夜」がボヘミだけじゃなくどんだけすごいアルバムかすら、この映画の若き鑑賞者にはわからないのが惜しい。

【ボヘミ】そしてライブエイド。ああ本当のフレディの声だ。俺はこれを見たことがなかった。涙が出た。4人が出すこの音の力よ。これか。これがあの時あの場所で起きた奇跡だったのか。同じくミラクルに満ちたフレディ追悼ライブのことも俺は思い出し、涙ポロポロしながら最後を見ていた。◆ pic.twitter.com/dpq98NIROD


うちの奥様の感想は「映画としては粗が多いがクイーン好きとして胸アツ」、私は「音楽面での描き込みが音楽マニアには全然足りんがライブエイドですべて吹き飛んだ」というところ。たけさんの「マイノリティであった人間の孤独さは十分描かれていたなと思う」を読んで、そうだなとも。

そもそもなんでフレディはあんなに歌えあんな多彩な曲を書けるのか! 世界が驚愕した「キラークイーン」サウンドの出処は! 描かれてない! 何も描かれていない! と思ったんですけど、それ描いてたらキリがないですもんね。大河ドラマ「クイーン」でやるしかない。

ボヘミアン・ラプソディの前に音楽で泣いたのはプリンスだった。彼が死んだと聞いて泣いたのではなく、没後出てきたライブ音源の中に聞いたことがない素晴らしいのがあって、それで泣いたのだった。映画のライブエイドで泣いたのと同じ。あまりの素晴らしい音に、失われたものに気づかされ、泣く。

4月22日

#いだてん あんな優しいスヤさんが迎えてくれたのに、どうぞよろしくも言えず「俺には4年後がありますけん!」って四三よ、お前はなんとバカなんだ。だけど別れ際のこの顔と姿で、言葉にできない愚か者の思いが伝わってくるな。四三よ。 pic.twitter.com/5We9Re123L


#いだてん 私おなじみ自転車節なれそめ回の録画消しちゃったんで、今日は盛り上がりました。あの綾瀬はるかさんのバカでか歌声はほんとイイ。そして今見ても信じられないくらい速い自転車トレイン追いかけも最高すぎる。綾瀬さんのフィジカルすごい、人間離れしてるw

4月22日

Coachella Perfume見てるんだけど、近年の彼女たちのSFX多用のステージは紅白の「映像がすごいようだけど何をやってるのかよくわからない」感をそのまま輸出してる感がある。アンドロイド感も強調されるし。Perfumeの魅力ってそこなんだろうか。生身のフィジカルのダンスの美しさを最大に見せてほしい。

#Perfume 3人が間奏のところで1人ずつ踊ると、客席はやっぱり盛り上がる。ギターソロと同じソロだもんね。つまりやっぱりアメリカのお客には3人のフィジカルの躍動が一番伝わると思うんだよなー。セットSFXとの総合アートのパーツとしてのPerfumeじゃなくて。

#Perfume はリアルタイムエフェクトのすごさが話題になってるけど、やっぱり彼女たちの踊りの美しさが半端ない。米スポーツ・イラストレイテッドが写真特集をやってくれないかと思うほど瞬間の美しさに満ちている。SFXよりもそれを見せることが一番説得力を持つと思う。 pic.twitter.com/EvqqHMpYcY




4月26日

臆病なピカが久しぶりに前庭に出たがったので、付き合って庭でお散歩15分。春はいいねえ。 pic.twitter.com/2svd4QtuEl




4月27日

バンクーバーのガスプライスは史上最高・北米最高値となっているのだが(今朝は$1.72/L。通常より25セント、普通車1タンクで13ドル割高)、今朝CBCラジオはずっとその話をしていた。聞いていてもなぜ高いのかは「供給面で他州より様々に不利」としかわからなかったのだが、 pic.twitter.com/3Gr2MsTPki


「州首相が価格を下げたくても石油業界は私企業だから交渉できず、税金を下げるしかない。しかしどこを削っても道路補修だとかに影響が出るので容易ではない…」といったあたりを聞いていて、この国では政治家が消費者の機嫌を気にしているし、税金の使途も明確なんだなあと思った。羨ましい。



4月27日


CBC【キムのコンビニ】ジャネットちゃんが同じ髪型の二人の黒人女性を人違いし、「オーマイゴッド! あたしはレイシストなんだわ! こんな白人男みたいなデリカシーない勘違いをするなんて!」というくだりがあって大笑いした。彼女はめっちゃ気にして、謝らなければとオタオタする。カワイイ。 pic.twitter.com/8iXIdJwywK


【キムのコンビニ】一方キム氏はいつものように韓国時代の兵役苦労自慢を若者に話し、「朝鮮戦争の英雄」と勘違いされ、カナダの退役軍人たちと会うことになりオタオタする。人種差別も愛国主義もジョークにできちゃう軽さが秀逸だなあ、このコメディ。 pic.twitter.com/4LqOGTb6EV


4月29日

『思い出のマーニー』をお借りして見れた。半分ほどまで見て、お屋敷のばあやの声が異様にいいと思い調べたら吉行和子だったw

DVDの字幕表示をいじっていたら英語ボイスが聞こえてきたのだが、ばあや以外はこっちのほうが日本語よりいい。このメガネのサヤカの声の演技力最高 :-) pic.twitter.com/fxvQIUl2w6


『思い出のマーニー』全体の感想は、これが最後のジブリ映画だったのか…なるほど…という感じ。伝統の精密なアニメーションや過去の宮崎/高畑映画を思い出させるキャラの顔がなつかしい。そしてストーリーや主人公のバイタリティの低さがやがて空き家となるスタジオジブリを想起させ、物寂しかった。 pic.twitter.com/BlqB0B1fkI


4月30日

【令和元年】平成元年の写真を探したら1枚あった。カッコいいw 平成元年のゴールデンウィークは弟と伊豆修善寺のだるま山キャンプ場というところにテントを張って、この格好でひたすら付近のカーブを攻めコーナリングの練習してたのであった。あの頃俺たちは速かった :-) それでは平成、おやすみなさい。 pic.twitter.com/UlI9FIqrWB



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