2020/09/05

【まとめ20年8月】安倍首相ついに辞任/知らせないNHKニュース


「オンライン日系祭り」「沖縄を差別する政権」「英国庭師日本へゆく」「東芝Dynabookへの思い入れ」「アベ政治は結局続きそう」「サザン無観客ライブ」ほか

■8月1日    オンライン日系祭り



はじまったーオンライン・パウエル祭(※バンクーバーで長年行われてる日系祭り)!

司会の女の子の喋り方がかわいくてキーが高く、もうそれだけでなつかしい日本のお祭りフィーリングがある。男の方はお調子者w
pic.twitter.com/ILssoW3WAo


This is great, たのしーと家族で盛り上がっております。パウエル祭は実際行くと暑くてたまらんのだけど、家にいてこんな楽しいのが見れるなんて最高、募金もしました :-) 
pic.twitter.com/8LVKZl0LWM





彼女はパウエル祭実行委員会のPRウーマン。司会の女の子は日本人らしい司会術を身につけていて、私ら日本の記憶がある人には郷愁を感じさせてくれたまらなくカワイイんだけど(あとからTwitterで応援ありがとうとメッセージが来た、声優さんとのこと。なるほど)この子はカナダで育つ日系の子のロールモデルとなってほしいくらい、明るくしっかりしていてまたまたカワイイ☺

ハキハキとチャーミングで、しかも日本語で話しかけると「すごいよねー!」と完璧な日本語が返ってくるのでおおと感動しちゃう。 pic.twitter.com/f2mDNmeZOD

パウエル・ストリートはバンクーバーで最も多くのホームレスが暮らすエリアで、パウエル祭の募金収益は彼らのためのコミュニティキッチンに使われるのだそうだ。すばらしい。目標の4万を超え5万を超え、6万ドルを目指そうって。


パウエル祭ラストは沖縄太鼓。シンコペ8ビートの沖縄ポップスでイヤササとエイサーをやっていた。トラディショナルな沖縄音楽を使ってくれたほうがカナダ人が見てインパクトあったろうと思うけど、バンクーバーの青空にあの衣装と太鼓と女の子たちの笑顔が素敵でした。楽しかったなあ ☺ pic.twitter.com/MynVuvdrGM

#powellstfest の最後、沖縄太鼓を奥様に見せたのだが、司会のおちゃらけ男はテツローというCBCラジオレポーターだと笑っていた。有名なやつだったのかw よく盛り上げてえらかった☺

■8月3日   コロナ下の声援

#sumo 優勝決定の瞬間万雷の拍手となるのがまるでクラシックコンサートのようで美しく、声援は送れなくてもお客の気持ちは届くことに照ノ富士の復活ともども感動しました。 pic.twitter.com/afyKTq96Dj

#sumo 国歌斉唱。「マスクをして声を出さず、心の中でご唱和ください」てのもよかった。国を愛し人を敬する気持ちは心にあればいいんですよねという相撲協会からのメッセージ☺

■8月3日

【サンデー自転車】気乗りせぬムスメをいいから気分いいからと誘い出す。彼女の自転車タイヤのエアがどうもリーク気味で、出先で抜けちゃうとヤバいので念の為ポンプを持たせると、これが武士風でカッコいい☺ そしてやっぱりほら、気分いいだろう森を走り抜けるのは。サマーフィーリングだよ。 pic.twitter.com/lnvWBbc64E



■8月3日   沖縄を差別する政権

6月中旬14日の時点で東京にしかいなかった感染者を、ここまで全国に広めた責任はどこにあると思ってるのだろう官房長官は。なにが「準備不足の沖縄に不快感表明」だ。バカバカしい。 pic.twitter.com/ECkIpUUkeR




沖縄での感染拡大を知事のせいにし、いい気味だと言わんばかりの有名安倍支援アカウントの発言を見た。ク○野郎フ○○ァ○クと感情的になってしまったので反応は控えたが、安倍政権と信者のクズぶりの標本のようだと思った。彼らは反アベ的なものを差別さえできれば、国が滅びても構わないのだ。

■8月4日   軍人たちと自民党

いまNスペ「沖縄~出口なき戦場」を見、なんてことだとため息をついているのだが、沖縄住民を巻き込み死なせた軍人たちと、今コロナ禍で困難な状況にある沖縄にシンパシーではなく不快感を示す政府首脳のメンタリティは、酷似しているように思われる。 pic.twitter.com/IRha3Yo9QP

自民党の閣僚、幹事長ら幹部や顧問の竹中氏の国民への冷たさを見れば、かつての軍幹部はああいう人だったんだろうと気味が悪いほどのリアリティを感じるではないか。そんな人たちがなぜまた再度、日本の舵を切ることになってしまっているのだろう。日本とは何度も何度も滅びていく、救われない船なのだろうか。

■8月4日

お盆の帰省の季節なのか。実家の店のご飯が食べたいなあ。帰省はできないんだけど。そもそもカナダだし。帰国できるのもいつのことになるだろう。 pic.twitter.com/tUVXQisszu




■8月6日  図書館再開

ついに図書館再開。先週まで貸し出し図書をドアまで運んでもらう方式だったのだが、半年ぶりに中に入り自力貸し出しとなった。俺がファンである赤毛のオシャレ司書さんが受付で手順を教えてくれる。フェイスシールドかわいいですねっというとにっこり。また一つトンネル抜けて、気持ちが明るくなるな☺ pic.twitter.com/OHGSccYcqv



今日も暑い。しかし気持ちいい。サマーフィーリング。 pic.twitter.com/wtbG549O8l



■8月7日   英国庭師日本へゆく

昨日BBCカナダでモンティ・ドンという英国庭師が日本の庭園を巡る番組をやっていて、奥様と見た。俺みたいな一般日本人は知らないが世界の庭好きの間では有名なのかもしれないところを巡っていて面白かった。



Mirei Shigemori作、東福寺の「消えゆくチェッカーボード」というのがすごかったなあ。「最初は規則性を保ち美しく並んでいるのが、どこからか混迷をきたし、やがて薄れ消えていく…。まさに人生、Zenだ」と彼は感動してました。そうかーそうなのかー禅だよなあと俺も感動しました :-)  pic.twitter.com/2AW1zMVuBZ

■8月11日   最後にクマ



短くなってきた日を惜しみ、ムスメを誘い夕方ライド。彼女が来たことのない農園~ブルーベリー畑を案内したのだが、最後の最後にクマがw



一人なら諦めて引き返し遠回りで帰るのだが、周りにたくさん人がいたのでシッシッとヨーシヨシと声をかけ、ヤブから川へと追い立てるのに成功した。やれやれ

しかしカナダ人はやっぱりクマに慣れていて、すれ違う人々に「クマがいたよ、川へ降りていったよ」と注意すると、「It's alight、やつらも同じくらい人間を怖がってるんだよ」と笑っていた。そうか、そうかもな。自然にいるクロクマは純情で、人間なんかに関わり合いたくないのかも。

写真3枚めのブルーベリー・フィールドは超広大でクマもしょっちゅう柵内に入ってるので、クマに食べられる分の損失は織り込み済みで経営してるんでしょうね。(停まっているスクールバスは廃車)

■8月12日

近所の韓国スーパーの店員さんたちは皆俺が日本人だとわかるようで、レジで「ありがとうございます」「さよなら」と言ってくれる。うれしいけれど、なぜわかるんだw pic.twitter.com/0M5O4Zt5Ls



パン屋の店員をやってた娘の推理では、
①アンニョンハセヨと呼びかけられ返事をしない東アジア人→日中どちらか
②声が小さい→多分日本人
という推論が働くのではと。なるほどw
■8月14日

裏路地の草取りと枝落とし。娘と共に働いていると上からクークーと声が聞こえてきて、見上げるとこないだの子アライグマたちが何してんの? という顔で俺たちを見ている。ハハ、草取りやってんだよ、見りゃわかんだろ :-) 彼らはよほどヒマだったのか、それともうちの娘が好きなのか、ずっと見ていた。 pic.twitter.com/7q8UkJ3Uxo


■8月16日   カナダの熱帯夜

今日は1週間ぶりに30度超えで暑い。室温が低い1階物置で避暑している猫の様子を見に行くと、鉢植えのスパイダープラントが彼の頭上にアーチを描いて花を咲かせており、きれいで涼しげであった :-) pic.twitter.com/F1T8VXivlM



日が沈み始めてから自転車で出る。汗をかかない程度のペースで、ポッドキャストを聞きながらゆっくり走る。犬も猫もへたってるわ。馬は案外平気そうだw たぶん日中は日陰の厩舎にいて、夕方だけ牧草地に出してもらって元気なんだろう。 pic.twitter.com/FY9cfUVf43




屋内の温度が25度くらいから下がらず、今夜はカナダの熱帯夜だ。暑い夜にどうやって寝るのか体が忘れているようで、シーツ1枚でも暑くて眠れない。

朝起きるとだいぶ涼しくなっていて、廊下の寒暖計が26度だった。ということは昨夜の寝室は25度どころじゃなく28度くらいあったな。日本を思うとこれくらいで弱音を吐いて申し訳ないですが、暑いってキツイっすね :-(

■8月20日    思い出のプリンスのアルバム



娘が中古レコード屋でプリンスのAround the World in a Dayを買ってきた。これは至上の名盤だよ。むかし美大の子に頼んで、ギターのピックガードにこのジャケ絵を模写してもらった。日本に残したあのギターもどこかへ行ってしまったな。先日探してたジョンの軽井沢ピンナップは見つかったんだけど。

娘が小学生の頃、ディナーに招待した友だちに「ごちそうさま」を教えるため描いた絵も見つかった。Goat Cheese Sauce Salmon Dish Towel。ゴーチーソーサーマンディッシタ(オル)。この絵と字が実にいいんで、壁に貼ってたんだよね :-) pic.twitter.com/r5uiNDrUIk




このタミヤRZ250は、弟がいつかのクリスマスに日本から、完璧な組み立て済で送ってくれた。なんと美しいバイクなんだろう。そして日本のプラモデルはなんてよくできてるのだろう。こんな千円くらいのプラモで、造形も色も文句のつけようがないではないか。(粘土は我作コナンのダイス船長☺)

■8月21日  安倍総理病気の噂

(安倍総理疲労PRにつづき病院検診が伝えられる)
総理は仕事内容で批判されてるのに、「総理体調悪いんだから批判しないで!」というジャンケンを先出ししてきた政府。そんな茶番に国民が応じる義務などないし、この茶番を厳粛に受け止めようと呼びかける行為のほうが思想的だと思う。

もし安倍総理がやめたらひょっとして麻生副総理が代行という地獄シナリオなのかと規約を読んだら、『総理大臣辞任表明時、内閣は総辞職しなければならない(新内閣が成立するまで総辞職した内閣が行政を代行)』とのこと。ほっ。

体調を崩すほどのプレッシャーに悩むなら、もうやめるしかないでしょ総理。いま総理が休んでも何も変わらないが、やめたらコロナ対策と経済を立て直すべく働く気力体力を持った政治家がフロントに出てくるだろう(※)強権安倍政権についぞ屈しなかった石破氏も当然その一人。

(※ところがまさかの現政権そのまま繰り越しの菅総理だった。まともなコロナ対策はしないアベ政治が続くのだ)

■8月23日   東芝Dynabookへの思い入れ

奥様のラップトップが遅くリモートワークでフリーズするアアアァと激怒したので、SSDドライブが載ってて速い俺のThinkpadと交換した。俺はWinPC引っ越しに異常に習熟していて、半日で2人分の作業環境を再構築できた。俺の環境はキーボードマクロとかも見事に動くので、引っ越しスキルの高さに我ながら笑う :-)

 交換を申し出たのは俺が彼女のこの東芝PORTEGE R700を好きだというのものある。軽く小さくキーボードが静かで、使っていて気持ち良くなるPENカメラのようなよさがある。

PORTEGEとはDynabookのことで、俺が1993年に初めて買ったコンピュータ東芝Dynabookの子孫なのだ。当時は白黒DOSだったが、こいつはカラーでWinでなんでもできる。最高だ。完成形だ。しかし残念ながらDynabookのほぼ最終型でもある。このあと東芝家電は、原子力とともに滅びていったわけで。そういう思い入れもあって、故障以外でこいつを退役させたくない。

奥様がテレワーク時に発狂していたこのPORTEGEの遅さは、バックグラウンドアプリを切ったりドライバーを最新のものに更新する等のファインチューンで問題なくなった。スカスカ動いて気持ちいい。かわいい。オリンパスPENカメラ同様、動かなくなるまで俺がガンガン使ってやろう。

■8月23日   夏が終わる気配


毎年やってる裏の家のバックヤード・シアターは今日だったのか。なんだろう、犬モノ。日本語が少し入り大相撲のシーンがあった。庭に子供たちはどれくらいいるのか不明だが、飾りのライトもついてて美しい。夏の思い出だな。うちは夏の思い出を作ってやれてないなと、ちょっと胸が痛む。
「犬ヶ島」。おお、日本が舞台のアニメなんですね。それで大相撲シーンがあったのか☺ 蚊は暑くなってきた頃には少しいたんですが、今はもういないようです。BCの8月終わりはもうはっきりと夏の終わりで、少し寂しいのです。

■8月23日    山川小説は中期以降がいい

山川健一Kindle全集「マシンの見る夢 (92)」を読了。とてもよかった。山川の初期小説は破滅的なやつが多いが、シュウは破滅しない。こないだ俺が気に入った同年「ジゴロ」の明るいバカ野郎たちwともまた違い、恋の予感を「静かで長つづきする清潔な夢」だなんてイメージしたりしてかわいい。 pic.twitter.com/GBCetHvyEu


シュウが偶像視するランボオのような詩人の友の不在が物語に影を落としている。破滅的で天才的な詩人はブライアン・ジョーンズのようだが、「太陽のように無邪気」で「観念を嫌うリアリスト」であるシュウは、ブライアンがある意味うらやんだかもしれない生き残ったストーンズたちなのだ。

ディランが「マイ・バック・ページ」で歌った but I was so much older then, I'm younger than that now というのは、闘争的で意固地だった若い頃を相対化した歌だそうだけど、そういうことってあるよな。ジョンレノンだってそうだったろう。

山川健一の全集を読んでいて、ピンボールの球みたいにあちこちぶつかっていく初期小説の主人公たちより、デビュー後10年以降の自分の愚かさを対象化し笑ったり沈んだりする男たちのほうが面白いと感じるのも、これじゃないかと思う。エッセイでは初期からそうなんだよね。

■8月25日

うちの娘は散歩が好きで愛用のオリンパスPENを持って行き、夕方暗くてシャッタースピード足りなくフォーカスも合わないのに平気で「ブルーモーメント」の写真を撮ってくる。それが面白くていつもGoogleフォトでシェアしてもらってるのだ。 pic.twitter.com/ZvoJhu2wOm




9月になれば彼女は、大学のオンラインコースでアートを勉強するそう。口出しされるのがイヤだからか詳しいことを教えてくれないのだが(俺は写真をやれと口出しするだろうw)、まず美術史を習うらしい。手始めにということなんだろうか。なんにせよめでたい。ビジネスとか勉強しなくていいよ!☺

■8月26日   静かな「太陽の子」

#太陽の子 京大で原子爆弾を作っていたという話なのか。どこが先に作るか世界でレースをやっていたのか。京都大学にまつわる話だと思って見ているせいかそういう筆調なのか、戦時なのに「ワンダーウォール」のような静かさを感じる。静かな時間が流れている。たまらなくいい。 pic.twitter.com/liOpe8UiDI



#太陽の子 「世津は死なん」「α線は目が潰れるかもしらんくらい危険やけどきれいなんや」…この柳楽優弥たまらんな。皆たまらない。最後まで「ワンダーウォール」のように静かで破綻も結末も描かれず、しかしそれがこのたまらないものにあふれてる世界の愛しさをくっきりと描いていた。たまらない。 pic.twitter.com/QSvgOADeWh



■8月27日

#MIU404 ⑤夢の島。親戚にタイ人女性がいてちょっとマイちゃんに似ているので、彼女が悲しむのを見るのがつらかった。日本で外国人が虐げられる話はすべてつらい。「ここはあなたを人間扱いしない」という渡辺大知のベトナム語の叫びは、彼が「まれ」で初めて歌ったとき以来の衝撃だった。

■8月28日

#クロ現 コロナ下で支持率低下する安倍政権、と自省する総理側近みたいな内容をやっていた。NHKで「野党が批判」以外の切り口を見たのは初めてだ。こういう報道を普段からやっていれば日本はこんな窮地には陥らなかっただろう。しかしこれは反省しつつこのままというメッセージなんだろうな。

■8月28日    安倍首相ついに辞任

「――あ。安倍首相辞任。ついに」とつぶやくと家族が、「でも自民党を倒さないとだめでしょ」。だよね。権力は手つかずで彼らの手の中にあるんだからな。

Mに「どんな不祥事があってもアベはやめなかったのにどうして?」と聞かれ、あまりのコロナ無策で支持率は自身最低となり、一番楽しみな来年の五輪もなさそうで続ける気力をなくしたんだと思う。先週から病気だとPRはしていた」と答える。病気再発は事実かもしれないが、明らかにエクスキューズでもある。

しかし後任、首相と三本の毒矢を成していた菅・麻生は論外だが、クロ現で岸田氏が喋るのを見ると中身のなさで小泉進次郎とドッコイドッコイだったw どうなるんだ日本… :-(

まあともあれ次期首相には、7月8月安倍総理が働かなかった分を猛然とリカバーし国の窮状を救ってもらいたい(そんな人材いるんか自民党…)。

私が最も合理的で人格者であり信頼できると思う政治家は、共産党志位さんです。野党連合で政権を奪取し、枝野氏が「じゃあここからは志位さんで」という展開を希望(無理?):-) pic.twitter.com/hAADMYH8dw

まあともあれ。ぼくら在外邦人でもストレスを感じ続けた8年間、国民は本当にお疲れさまでした。なかなかないほどの無力感だったことと思います☺ 


■8月29日

朝、ツイッターを遡りつつ #ニュース7 で安倍総理の辞任会見を流しているが、言ってることはいつも通りの実績語りで新しいことはない。彼が挙げた未達の課題はもちろん実績すらも、すべて絵に描いた餅だったなと思う。岩田記者の総理のお気持ち語りが入らなかったことだけがよかった。

#ニュース7 ――うわ、最後にやっぱり岩田記者が出てきたw まあ総理会見の単なるまとめで、言ってないお気持ちまでは語ってなかったがw

#ニュース7 岩田記者、最後の安倍政治翼賛語りが始まりました。立て板に水! まあこれが彼女の最後のお仕事なのだろう、どうぞどうぞ。

■8月29日   夏の終わりのビーチ散歩

今年は夏の最後のイベントPNEがないので(ドライブスルーじゃ行っても仕方がない)ので、バンクーバーの西の端、ジェリコビーチを家族で散策した。キッツアラノより広々として気持ちがいい。熱い砂浜を歩いていると心地よく、半袖で日陰にいるともうちょっと肌寒い。夏は終わるなあ。 pic.twitter.com/fk5wwkG3BX





しかしバンクーバー・ウェストのリッチ感はすごい。スパニッシュバンクというビーチバレーボールの砂浜を見下ろす丘に建てられたこのお邸の数々。毎日見える景色はすばらしいことだろう。 pic.twitter.com/XS77Z2bDRa





バンクーバーからの帰路、Googleマップのナビに「4分速い道があります、切り替えますか」と聞かれ従うと、BCに住んで四半世紀で通ったことのない道に俺を導いてくれた。――え、キャンビーブリッジの下をくぐる車道があったの? 空いてる! なにこれ美大!? すごい! うおおお☺ pic.twitter.com/gUNf3eNFva

これは誰も知らない隠されたメインストリートなのではと俺はワーワー盛り上がって運転してたのだが、奥様は仕事でたまに来るわよ、その先にはMEC(アウトドア屋)の本社があるわよと冷静だった。え、MEC本社ってバンクーバーにあったの! いろいろ発見があるなあ人生って☺ pic.twitter.com/aZgyxs5VYW


■8月29日   英国庭師モンティ・ドン再訪

英国庭師モンティ・ドン日本へゆくの後編を見た。春の前編のあと秋に再訪していたのだった。二条城の庭のグランドデザインの雄大さを語る。俺も二条城には夏行ったが、暑くて庭なんか眺めてる余裕はなかったな。普通と違う、白っぽいと思った程度。ちゃんと事前に調べたのだろうし、プロの目は違う。 pic.twitter.com/6uyH3JrRbf




旧古河庭園。日本人も花は好きなのに、日本庭園には花がない、なぜですかとモンティは日本の庭師に尋ねる。日本の庭園は華やかさを求めないのですという答え。そうかーなるほど。そういうことに気がついて、答えを引き出すのが外国人の目だよなあ。 pic.twitter.com/pwwKGQvGBf


日本には「道の駅」という旅と地産品をプロモートするピットストップがあり、植木の中心地川口では花と植木を売っている。彼は日本語がわかるとも思えないのだが、問いかけた人の答えをうなづきつつニコニコと聞く。なので町の人もうれしげに彼の顔を見て話す。庭づくりもお話もうまい人なのだ☺ pic.twitter.com/CV4bCnnjZU



小川治兵衛の庭シリーズ。山県有朋の庭園、無鄰菴。浅い川が流れている。美しい。對龍山荘、窓から眺める絵のように完璧な庭。「この庭の面積はイギリスの僕の庭の半分しかない。なのに広大なスケールの風景を作っているんです。信じられない」。彼と庭を見て歩くのはたのしいことだろう☺ pic.twitter.com/KLiOL84diE




松尾大社。モンティが好きな重森三玲の最後の作品という龍宮城のような寺。重森は中国の古典の盃が流れる川をイメージしたそう。重森が置くこのパンクでアバンギャルドな石は俺もスゴイと思う。住職は日本庭園らしくなく現代美術みたいだと言われますと笑う。「それは素晴らしい褒め言葉ですよ」 pic.twitter.com/Dx53EXHOHl




そして最後に外階段と草木が生えた踊り場を持つ東京のすごい家。すごい! オーナーはTaka Ishiiという英語がめちゃくちゃ堪能でハンサムな長髪の画商だった。何者!w いやー面白かったなこの番組。どこも行ってみたくなり、俺はこうしてノートを取っているのである。 pic.twitter.com/TcBnf5dxsP




■8月30日   安倍総理辞任と世論

総理が病気でやめることを毎度ですねと言った石垣のり子議員を立憲はどうするつもりだというツイートを見たが、麻生副大臣の失言を安倍総理がどうこうしたことなど一度もないではないか。安倍支持者の罪と罰認知はバランスを欠いている。しかし「野党勝てんのはそういうとこだぞ石垣議員…」という野党支持者の嘆息はおっしゃる通り。理屈の正しさでは勝てんのだジャパン。

しかし相対化して言えば、この8年間国民の苦しみに対し日本で最も冷淡だった人だからな安倍総理は。彼も人として病に関する同情は受けて当然だろうが、彼が払ってこなかった敬意、見せてこなかった同情、踏みにじられた民の思いはその何万倍もある。なのになんなんだこの世論。

■8月30日    アベ政治は結局続きそう

ああ、やっぱり政権はすでに「石破外し」に動いているんだ。つまり安倍政権の功罪を検証するかもしれない後継候補は彼だけということだろう。党員に人気のある彼を総裁にしないために、総裁選はやらないらしい。

安倍総理はやめてもアベ政治は続くのだ。一般国民の知らぬところで、自分たちのコントロールを永続化させようと動いている。腐りきっている。

■8月30日   朝のコーヒードリッパー

ドリッパーでコーヒーを淹れるようにしてから、朝のコーヒーが楽しみになった。むらなく抽出されるからか、コーヒーメーカーより少ない粉でしっかり苦味が出る。コーヒー全体は薄いので加えるミルクは少なくなる。前はコーヒーのミルク割りを飲んでたんだなと思う。今はコーヒーを楽しんでいる。


■8月31日

#ニュース7 コロナ国難に国民が苦労してるさなかに自民党総裁選がニュースを乗っ取る。あまり口さがないことを言いたくはないが、これまで見たこともない「二階派幹部」のおっさんたちの貧相さに軽い驚きすら感じる。こんなおっさんたちの社内人事で国の行く末が左右されるのか。

しかし官邸前にあれだけ何度も老若男女が詰め寄せ頑張ってもビクともしなかった政権が、本当の力が試される国難が生じたらあっけなくひっくり返ったというのは、なんだか虚しくもある。戦った人々の思いが通じたわけでも全然なく。 pic.twitter.com/nXLzMbuzCP



■8月31日   サザン無観客ライブ

サザンの無観客ライブを見ている。リハもアクリル板が張り巡らされた中でやってたんだ。そうだよな必要だよな。みんなのために、アイデアを絞って、観客の姿を映して、えらいよサザンオールスターズ。「シャララ」は高校生の頃すごく好きだった。実家の店で働いていたクリスマスを思い出す。泣きそう。 pic.twitter.com/yLlAZL8crc



【サザン無観客ライブ】「真夏の果実」は不朽の名曲だ。しかし竹内まりやや山下達郎が海外音楽ラバーから発見されてるのに、なんでサザンは発見されないのだろう。うちの娘も「勝手にシンドバッド」は気に入ってるけど、バラードは興味なさそう。桑田の「ヨシコさん」も好きだったなw

【サザン無観客ライブ】勝手にシンドバッド、いつになればコロナが収束するのかなw こないだタモリがトランペットを吹く若い頃のサザン演奏を見たけど、桑田が歌ってないとより一層バンドの演奏のうまさが際立っていた。ほんとサザンはうまい。そして桑田の歌は信じられないほど永久にイイ。

【サザン無観客ライブ】「みんなの歌」の愛を止めないでという出だしは、いつ聴いても感動する。静かなイントロから太ってもカッコいい松田の痛快スネアロールでやおら立ち上がるリズムの、あの躍動感とコブシの効いた桑田の声。なんてカッコいいんだろう。ありがとう桑田、ありがとうサザン☺


■8月31日

町中や自転車乗りの間にいい感じの人物を見るとさっとカメラを向け瞬速スナップを撮っちゃうのだが、昨日カッコいいなと思った芝刈りマシンのおじさんはカメラ向けてる俺に気づいてたw 微笑んでるようにも見える。 pic.twitter.com/39iwAAIp73




今日は片道通行待ちの手旗信号の子がクールでよかった。今日持ってたコンデジXZ-2はマイクロ4/3カメラよりフォーカスが遅いので、瞬撮(つまり盗み撮りですすいません☺)だとピントが間に合わない。でもそれで偶然いい感じになった。カメラは楽しい。 pic.twitter.com/Qr6YVlNGQq



■8月31日   知らせないNHKニュース

#ニュース7 「菅氏への支持広がる」という見出しが相変わらずNHKニュース式ミスリーディングで、まるで国民から支持されているように見えるではないか。広がってるのは「石破氏外し、現政権の継続工作」だとは一切知らせず。いつもそうだ。#知らせないNHKニュース

この #知らせないNHKニュース を見て、安倍総理がやめても安倍政治はぜんぜん続くのだなと実感した。なんでも閣内で決め、本当のことを国民に言わず、なにも説明しない政権とNHKニュースのセット。岩田明子記者は当然菅新総理の語り部になるんだろう。ウンザリ :-(

「野党が揚げ足取りばかり」で、「総理はみんなの為に立ち上がり、沢山の責任ある仕事を休みなくやった(某芸能人)」と政権プロパガンダしか国民に伝わってないのだから、安倍政権に破れたのは野党ではなく報道だ。日本の二度目の敗戦だ。

Nスペ【安倍首相辞任へ】最初から甘利氏のセンチメンタルな顔を見せられ、いいから収賄の説明して議員辞職してくれと早送る。彼の言うことなど聞く気がしないよね。少し見てまた甘利氏が出たので早送る。見にくいなあこの番組w

Nスペ【安倍首相辞任へ】お涙ちょうだいは甘利パートだけで、その後は解説だけの地味番組だった。解説の方が国民が政治に関心をもち声を上げることが重要と一般論を語っていたが、これだけ声を上げても受け止めを一切拒否したのが政権とマスメディアではないか。これ以上どうしろととイラっとする。 pic.twitter.com/5VDbEeziKP



あのデモをTVで生中継し、群衆が何に抗議しているのかを解説すれば、世論だって政権の態度だって変わっただろう。それをやったのか。やらなかっただろう。

今総裁選のニュースを見ても思うのだが、東京で暮らしていた頃名前も知らぬおっさんが総裁選のときだけ「自民党最大派閥の首魁」と出てくるので、あんなおっさん共の談合で首相が決まる「政治」というものをつくづくバカバカしいと思った。今も寸分違わない。こんな政治に興味を持てるはずがない。

しかし今はTwitterをハブにしたネット情報のおかげで、たとえば安倍首相がなぜ石破氏を恐れ、総裁選でチートをしようとしているかがわかる。政治の世界のバカバカしさに変化はないが、わかるから腹は立つわけである。【そういう情報をアメリカのお笑い番組はゴールデンタイムで流すわけですよ!】

日本国民にはとにかく政治の情報がぜんぜん与えられていないのだ。情報が足りてるのは自民党と電通がやってる政権プロパガンダだけなのだ。こんな状況で野党はだらしないとか言っていて、議会制民主主義が機能するはずがないではないか。ちゃんと報道してくださいよ。頼みますよマスメディア。特にNHK!