2021/04/03

【まとめ21年3月】住んでる町のスナップショット

「博多っ子小柳の美しさ」「羊毛を操る友だちのデザイナー」「大震災から10年」「震災を振り返ると泣く」「網戸を取り付ける」「近田春夫伝説」「名作「『博多っ子純情』完読」「カナダには税金を払いたくなる」「父親と馬の思い出」ほか





■3月2日            博多っ子小柳の美しさ     

朝、長袖Tとレギンスでふらりと現れた娘を見て「ムスメは細長くてカッコいいなあ」と驚く。そうだ君はこの子だよと『博多っ子純情』の小柳を見せた。細い小柳の手足首筋の美しさが六平父ら大人には即わかるんだけど、おっぱい夢見るバカボーイズは気づかない。いつかわかる時が来るんだよ。pic.twitter.com/mDFJyQmF3i



『博多っ子純情』はほんとに良い。いま全34巻の真ん中高校3年あたりにいて、様々な出来事に心震えて仕方がない。六平と小柳は相思相愛だが、いろいろなことが二人の青春を揺さぶってくるわけですたい。たまらない :-) 


■3月2日      追憶のハイウェイ

Kindleでモーターサイクリスト「走っておくべき日本の美景」を眺める。福島にこんな砂漠のような景色があるのか。日本でバイクに乗ってる間に行ってみればよかった。ビーナスライン美ヶ原、高山村、西伊豆と走ったことのある場所もある。絶景の中を走った喜びは一生忘れられない。 pic.twitter.com/rONePRy1T1


バイクで弟と西伊豆を走っていた頃のノートが今もある。西伊豆スカイラインは、もしコケたら空へ飛んで行ってしまいそうな道だった。温泉マークは修善寺温泉共同浴場のスタンプだ。ヤマハ乗りとしてプライド持ってたので :-)、RZのパーツ票なんかが貼ってある。バンドのノートも出てきてなつかしい。 pic.twitter.com/YS8pBiXY1z



■3月4日    羊毛を操る友だちのデザイナー

フェルトデザイナー北原のり子さんの新作。すごいなー。彼女の羊毛フェルト動物たちはデフォルメなくリアルでかわいいところがすばらしいわけですが、この羊毛羊は素材感からして極めつけにリアルであります :-) pic.twitter.com/c4fNJwALPq

俺は帰国時に北原のり子さんと話をしたりバンドをやったりして1週間だけお世話になったのだが、あとからFacebookでこういう彼女の作品を見て、いやはやすごい人だったのだと改めてすごく尊敬している :-)

フェルト手芸作家の北原のり子さんは、3月9日~14日世田谷区成城のカフェ&ギャラリー【クオバティス】というところで個展をやってるそうです。あのヤギたちがいるー :-) この展示法がまたすばらしいw こないだ作ってたカナダギースやアナグマもいるのかな。www.seijoatelierq.com/2f-cafe-gallery

pic.twitter.com/CK1Cw9EPCQ


■3月4日

『博多っ子純情』19巻、六平ラグビー部死闘がイベントと事件に満ちた高校編のクライマックスだった。その後は気の抜けた受験、卒業とダラダラ停滞している。これまで常に輝いていた六平の青春が急速にくすんでいき、それもリアルだなあと思う。停滞しない小柳が眩しい。 pic.twitter.com/9uZ04ajjZf


■3月5日

今週の #おちょやん はジョンレノンMotherのようなストーリーだが、一平があの曲のような叫びを芝居で見せるんだろうか。Mama don't go. Daddy come home. 母に会いに行ったら手切れ金を投げられ、自分の記憶美化に笑っちゃいましたというのは今のところあまり詩的と思わないが、サビでガーンと。

#おちょやん Daddy come home はそういえば、先代が亡くなったときの舞台で代役千之助に向かい、幼い一平が叫んでいた。あれには感動させられたんだよ一平。あれの母版をやってくれ。


■3月5日      ムスメ再び進撃の巨人にハマる

「進撃の巨人」のファイナルシーズンが始まったとかで、海外アニメファンが超盛り上がっているそう。圧倒的な検索数の伸びw その盛り上がりぶりを見て娘があー見たいと呻いている。Netflixでシーズン1があれほどヒットしたのに、シーズン2以降カナダには来なかったんだよね。 pic.twitter.com/HE04r8kgfL

鬼滅(Demon Slayer)は海外では日本ほどヒットしてないらしい。Netflixで3話まで見たが、鬼になりかけた禰豆子のサッカーキックが素晴らしく美しいのが衝撃的だった :-) 手書きの絵がCGエンジンで動く(のだと思う)というアニメ表現に意外性があり気持ちいい。あれは日本の発明だろう。 pic.twitter.com/J6vl2pU2CV

娘は「進撃の巨人」シーズン2以降を見たくて、結局ソニー系のアニメサイトに加入した。部屋からギャーという狂喜の声が聞こえてくる。さっき俺もS2-1を見せられたのだが、5年ぶりに見る進撃はやはり鳥肌モノだったな。これはすごいアニメだわ。 pic.twitter.com/FJGizFpsyB

娘は、進撃は人がもっとも根源的に恐ろしく禍々しく感じるものを描いてるから、作者は天才だという。それに意外性が恐るべしだよね。動きをつけてるアニメータ陣もすごいよ。

「心臓を”ささげる”ってどういう意味?」「I devote my heartっていうこと」「すごい! 詩的なんだ!」


■3月6日

上西充子氏「総理の~じゃないでしょうか話法は、いら立ちを抑えながら反論する場合に用いられる言い回しではないか」。たしかにあのスガ話法には、その話は都合悪いから先程もお茶を濁したじゃないでしょうかという苛立ちが隠れている。やっぱり総理になるといろいろ暴かれちゃうなスガさん。 

うちのピカはかわいいんじゃないでしょうか。太っているとのご指摘がありますが、もう何年も不変でこれ以上食餌量を減らすと一日中イライラと鳴かれ大変なわけですから、エサ係の管理責任というものは問えないのではないでしょうか。 pic.twitter.com/RoRMcsjJl8




■3月7日

#花は咲くスペシャル 早朝にやっていたので気づかず、最後しか見れなかった。全部見たかったな。この歌を聞くと、この美しい歌を聞けなかった人たちがいるんだなと胸が痛くなる。その人たちに向かって歌うことで、痛みがじわじわと治っていくんだろう。少しずつ減っていくんだろう。

■3月7日

『博多っ子純情』21~23巻。六平の輝きがくすみ小柳との恋が停滞した六平浪人時代が、二人らしくとても爽やかに可憐に過ぎていき、夜中2時半までまる3巻読んでしまった。寝不足だが深く満足した。若いって素晴らしい :-) pic.twitter.com/Kt9KCEW5Qx











■3月7日

昨夜髪を洗っていて、昨夏苦しんだフローズンショルダー(50-year-old肩)がほぼ完治していることに気がついた。時間が経っての自然治癒もあるし、秋から始めた #リングフィットアドベンチャー が効いたのもきっとある。こういうストレッチを毎日やってるんだもんな。2枚め3枚めは特に肩に効く。 pic.twitter.com/gRxj8No2Io


2枚めのポーズはイギーポップが得意なやつだねとバンド友が気がついた。たしかにwww どのリングフィットポーズもイギーがやってそうであるwww #IggyPop 

pic.twitter.com/nRbwnVpW4g

イギーとはイグアナのこと。トカゲの体を持つロッカーなのです :-) 





■3月8日    ハッピークオランティンデイ

親戚の若い子がとある職場の責任者なのだが、出勤した若いバイトが調子悪そうなのでちょっと待てと事務所で話すとやはり容態怪しく、検査に行かせ陽性と判明。彼女も2週間隔離となってしまった。幸い感染はなく今日が隔離終了日とのことで、親戚でお祝いZoomパーティをした。おめでとう、君はえらかった :-) pic.twitter.com/yaFurj6dFe



■3月10日      ナラティブな突然ブロック

#おちょやん (千之助を捨てた万太郎は本当は弟弟子の成長を願っていたのだという須賀廼家兄弟ファミリーヒストリー)なんで朝ドラというかドラマ全般、言葉を尽くさず突然ブロックする人を描きがちなんだろう。日本の全ドラマに出てくる気がする。 

うちの娘が大学で映画学的なものを取っていて、ゾンビ映画でドアを締め忘れるなどストーリーを動かすエンジンとなる失敗を「ナラティブな(物語的)愚かさ」と呼ぶ等、ストーリータイプの類型には名前がついているらしい。ナラティブな突然ブロックもそういうものの一つに思える。そういうものはただの舞台装置にしか思えないことが多い。


■3月11日     大震災から10年

震災10周年。フォローしている人の10年前のツイートを検索するリンクが流れてきた。慣れ親しんだアイコンの人たちの10年前の今日のツイートが、やはり今と変わりない人柄を感じさせる。いい人たちだなあと思う(じわ)。

NHKの震災特集を見ていると、震災当日夜9時に原発避難を開始しているカン政権の早さに驚く。安倍スガ政権の災害対応の遅さをじっくりと何年も味わってきただけに。 

歴史クラスタの司史生さんのこれが目に入った。あの未曾有の危機にさえも対応していた日本の統治機構の強靭さは、いま一体どこへ消えてしまったんだろう。 pic.twitter.com/HCRpGbqO06


10年前の今頃、そろそろ寝るかと歯とか磨いていたところ、NHK国際で恐ろしい映像が流れてきて震災を知った。被災地の映像が真っ暗な中に火災が起きているだけとなり、何が起きているか知りようがなくなる夜中まで中継を見ていたと思う。 

震災時の自分のツイートも読んでみた。今ほど大量に書いてないが、書いてることは今と変わりないなと思う。祈ってばかりいる。政権の必死さに心を寄せている。民主政権に噛み付いていたあの記者たちは、安倍政権以降一体どこへ消えたんだ。 

次の朝娘を学校へ送っていくと、仲のいいお母さんが「おおトモなんてことなの」と抱きしめてくれた。その日もただただNHKを見てぐったりしていた。スーパーで「あなた日本人でしょ。お気の毒に」とレジのおばさんに話しかけられたこともあった。

探してみると、311後しばらくは写真が自分のPCにまったくない。何も撮りたくならなかったんだろう。311を思い出させるのは娘が鶴を折っている一枚だけ。みんなで鶴をたくさん折って、彼女の小学校に飾ってもらったのだ。あの頃は落ち込んだなあ、海のこちらにいても。




■3月12日    東日本大震災後のアートと暮らし展

「東日本大震災後のアートと暮らし」展オンラインツアー、時期と題材からエモーショナルな体験になるだろうと予期していたが、一緒に見ていた奥様ともども冒頭の「華道家片桐功敦・SACRIFICE - 未来に捧ぐ、再生のいけばな」でポロポロと涙が出てしまった。 pic.twitter.com/kvjaHzEUbC

「片桐功敦・再生のいけばな」被災地にあるがれきのすべてが、かつて誰かが共に過ごしたものであり、断じて無価値なゴミじゃないのである。そこに生け花が咲くということの美しさと哀しみが。花は花は花は咲く。この被災地での生け花作品展示では、喜んでくれた地元の人たちが多かったそうだ。 pic.twitter.com/y6hkrqsitj

UBCの人類学博物館(行ったことあります)で始まったというこの「東日本大震災後のアートと暮らし展」、9月までやってるそうなのできっと行こうぞ俺たちはと誓った。この「かつてデートした名所」「誰それさんの家」とタグ(のぼり)が打たれた失われた町のジオラマなんて、絶対見たいではないか。 pic.twitter.com/pxruUlJ7p9


■3月13日     震災を振り返ると泣く

BS1【東日本大震災発災からの3日間】どうしようもなくつらい映像ばかりなのだが、明るくなり動き出した救助隊や、自らも建物屋上で救助を待ちながら「あの車の中に人がいます! 助けてあげてください!」と指差し叫ぶ人たちなどを見ると、泣けてくる。みんななんてえらいんだ。人は尊い。 pic.twitter.com/ebY4S3w13z

震災を振り返る番組やRTした飛行機の着陸順番譲り合いといった話を聞くと、日本は国のトップの方だけが壊滅的にダメで他はえらい国なんではないかと思う。飛行機のパイロットは日本人だけじゃないか、えらいのは現場の人か。人は尊い。人のえらさに泣けてくるのです。

多言語版 #花は咲く の制作と歌を見た。感動的。ロシア語ではなつかしいという言葉の訳に苦労したそう。同じ箇所をフランス語の方が「ノスタルジー」「スーベニア」と歌うのを聞いて、また俺はこの歌で泣いてしまった。そうか「なつかしいあの日々」は、ノスタルジーでスーベニアなのか。 pic.twitter.com/u24PK2rZMN


■3月13日

#ここは今から倫理です クラスの全体主義にウザ…となってしまう女子の回。このシーンは怖かった。今日の「主義」の授業は面白かった。倫理クラスのこの生徒たちは皆週主人公をやっていて、倫理という選択科目がそういう子たちを引き寄せたのかと思うような個性と「主義」を持っているな。 pic.twitter.com/e8RV2ye8yO


■3月14日     網戸を取り付ける

ポカポカのサタデー、スクリーンドア(網戸)を取り付けるという大プロジェクトに奥様と取り組んだ。家の戸口というものは必ずたわんでいるもので簡単には入らず、丸鋸で端をビャーンと切り落としフィットさせるという高難度の大工仕事となる。見事できたときは感動しました、俺たちスゴイなって :-) pic.twitter.com/W2K50ALEF0


■3月15日       原田美枝子スゴイ

Amazonプライムのお試し中に黒澤明「乱」を見る。これまで見た中で質量ともに圧倒的な軍勢シーン、合戦シーン、巨大な城セットで繰り広げられる絵画のごとき舞台劇。そしてそれら量的ものすごさを席巻する勢いで楓の方がすさまじい。完璧な美に宿る氷の狂気、原田美枝子! ゾクゾクゾク! pic.twitter.com/1JBBODTmnY

原田美枝子はこの「乱」で映画史に残るのではとググってみると、やはり85年公開時NYタイムズのインタビューを受けていた。「かのマクベス夫人すら物足りなく思える狂信性」と絶賛し、「東京の大衆が路上でこのまばゆい女優に気づかない不思議」といぶかしむ面白い記事です。www.nytimes.com/1985/12/26/mov

pic.twitter.com/8Jc6AbJBHK





■3月16日     政府の信頼感

うちの地域の大規模店でクラスタが発生し、保健所は従業員に広範なテストと年齢順すっ飛ばしでのワクチン接種を一気に行ったそう。賢い。NHKニュースでカブの郵便配達以外人と会うこともなさそうな山村の老夫婦にワクチン接種券という映像を見たが、広く薄く効果出ずの象徴のような絵だと思った。 pic.twitter.com/6vGtNQ7kMm

カナダの新聞を読んでいると賢い人たちの戦略と臨機対応が伺え頼もしい。NHKニュースからは残念ながらそれが伝わってこない。あればNHKが広報するわけで、日本には戦略がないわけである。

またBCでは払った車の保険代が10~15%帰ってくるというニュースに驚いて公営保険会社ICBCサイトに行ってみたら、『コロナで交通事故が大幅に減ったので、その分の増益を顧客にお返しする』とのこと。住所は知れてるので請求する必要すらない。なんというフェアな社会なのかカナダ。日本も国民の多くが選挙に行けばこうなるのだ。自民党がふざけた利権誘導政策なんてやれなくなるのである。


■3月17日     幼なじみたち

娘が散歩に行くというのでたまにはと俺も付き合うと、犬の散歩をしている近所の日系シスターズに会った。小さな頃はよく一緒に遊んでいた二人なのである。みんな大きくきれいになったなあ :-) 

「写真を撮ろう。詰めて詰めて」というと、ソーシャルディスタンスだよと笑われた。そうかw 3人の距離を保ったまま写真を撮るのはなかなか難しい。早く終わってほしいねえこの不便と心配が。二人とも娘と同じくオンライン大学生である。BCはどうやら9月の新学期から大学生も学校に行ける見込み。

日系の子とたまに会うと、子供ら同士は英語でペラペラ話すのだが、俺とは日本語で話してくれてかわいい。「みんな今オンラインなの?」「そうなの」って感じの柔らかさ。俺と話す言葉遣いは子供の頃と変わりないのがいいんだよね。


■3月18日        近田春夫伝説

#アトロク近田春夫伝説を聞いて、面白いなあと音源を探し聴いている。歌謡曲のパンク的解釈として業界絶賛という近田春夫&ハルヲフォン 「電撃的東京」、この「ブルドッグ」はパンクじゃなくディープパープルだな。間奏が完全にリッチー・ブラックモアwyoutu.be/68xMuUz7Zto

近田春夫は玄人受けするミュージシャンで80年代当時雑誌プレイヤーで取り上げられ、「終電車だって終わっちまっただ/もう始発を待つしかないだ」という歌詞を引いたその文章のよさをクッキリと覚えてる。束の間のディスコの夢とうつつを歌った名曲だ。PINKの人の声だ。◆ビブラトーンズ81年「金曜日の天使」youtu.be/st392_GcKUs






「どーしてすぐ長いもんに巻かれちゃうのサ!」#近田春夫 が日本ヒップホップの先駆けというのも初耳。コードと合奏への信仰を持つ俺はヒップホップで心拍上がらないが、この生演奏なら体踊るぜすごいなJBか。9分あたりの音圧に鳥肌!李◆風営法(89 LIVE) VIBRASTONE

というわけでこの #近田春夫 特集はYoutubeで聴けます。VIBRASTONEのライブ版「風営法」はほんとすごい、昇天しちゃう。「ワンDJワンMCがヒップホップの革命だったのにあえて大所帯」で、宇多丸「手練のミュージシャンを束ねてやっちゃうのは近田さんしかできない」 youtu.be/yP6qb8lpoR0





■3月19日

オリンピックからは下劣な話しか聞こえてこない。英語でピッグと呼ばれるのは太った人よりも下劣な人。たいがい男である。怒れる女性たちが発するMen Are Pigsという決まり文句もある。 

JAM THE WORLDは青木理と宮台真司の忌憚なき論評を聞ける、つまりデイキャッチのあとを継ぐ番組だった。彼らが声を上げるラジオがモグラたたきのように潰されていく。安倍スガコロナ時代ニュース論評の

必要性は増すばかりなのに、それに反比例する形でニュース番組が消えていく。 


■3月19日    名作「『博多っ子純情』完読

【博多っ子純情】全34巻読了。いやー、よかった。六平が特に目的もないのに東京の大学に進学し、輝いた博多少年時代から一転ジェネリックな東京麻雀大学生となり、遠距離恋愛の小柳ともぎこちなくなる30巻あたりがじれったく、やはりこれだけ長くなると恋もマンガもダレるのかと思った。


それが博多に戻ると、やはりいいのである。山笠を巡り人生も若き哲学も駆け巡っていく。やっぱり離れるべきじゃなかったんだよお前は六平、博多からも小柳からも。二人の関係キープは小柳の優しさに依存してるところが大きくそこはどうかと思ったがw(※六平の愛が揺るがない限り小柳は待っていてくれるという構造が繰り返され、これはやはり博多男女メンタリティなのだろうかと思った)、実に爽やかな傑作青春物語でした。 pic.twitter.com/mqObSJGWCx

『博多っ子純情』は日本を離れて以降読んだものとしては量もクオリティも群を抜いていて、読んでいる間感想が頭を渦巻いていた。ツイートも当然したくなるわけだが、古いものとはいえやはりマンガのネタバレはよくないと思うのでストーリーは書けず、すると感想もあまり書けなかった。自分がWikiで1つだけ知ってしまったストーリー情報は、読むのに邪魔だったのである。

映画評とかマンガ評を書ける人は才能あるよな。ここまではネタバレしても物語の面白さを毀損しないという見極めができる人たちなのだろう。


■3月20日

#愛の不時着 6話、平壌のホテルで起きる二人の痴話ゲンカ。セリにこんなに惹かれているのに、浮いた言葉をいわないキャプテン・リの男前さよ。惚れてまうやろ。別れたらもう連絡を取ることもできない、38度線を超えた恋のつらさ。 pic.twitter.com/X5h0qbK3zI


#愛の不時着 しかし話は回を追うほどにデカくなってきて、セリがまだ南に帰れないのはストーリー上当然としても、軍が出てくるおお事になるとは思わなかった。まだ中盤だが話の整合性大丈夫なのかと心配になってくる。あと英単語の韓国訛りがすごく面白い。ボディガードをボディガディって言ってた。


■3月21日

#ここは今から倫理です 卒業後のみんなの様子が映る。前髪上げた逢沢いち子も、保健室通学の彼も劇的な高校エピソードはなかった秀才くんも、若いって素晴らしい。みんながいろいろ考えた上で、とりあえず各自の現在に生きてることがすばらしい。最後の授業で高柳が感動してたのはそれだよね。 pic.twitter.com/Tqx0TD8KmG

■3月22日

雨の日曜、奥様は1年ぶりに #スターデューバレー にハマりまくっている。最新アップデートで孤島が発見され、ここの充実っぷりがすごいのだ。島にセカンドハウスを持てるのである。そして村人のリゾートに開発できるらしい。インディーゲームにこんな大規模無料アップデートが出るなんてすごいよね。 pic.twitter.com/Nr60BXjhaq

俺はもうスターデューバレーはやってないんだけど、奥様のプレイを見ていると楽しい。毎月ツイートをまとめてはブログにアップしてるのだが、一番読まれている記事は2年くらい前からずっとスターデューバレー日記なのだ。 

■3月22日      72時間はいつも胸を打つ

#72hrs 多国籍団地の年末年始。町からも海からも遠く殺風景な中で、つましく暮らすたくさんの外国由来家族。最初やや気の毒に思ったのだが、「みんな優しいからこの町で生まれてよかった」とこの子はたまらなくいい顔をするのだった。冬だから殺風景に見えても、春夏秋は葉が茂り花が咲くのだろう李 pic.twitter.com/DexDX5GRet


■3月22日

今夜はハウス・バーモントカレーだよ~。ちょっと高いが(6ドル≒500円くらい)やっぱりおいしいよね。家族からもうまいと声が上がる。秀樹カンゲキ。 pic.twitter.com/K52gN2RvCu





■3月23日      アメリ最高

晩飯を作っていたら家族が映画を見ていた。奇妙に入り組んだ方法で宝箱を元の持ち主に届ける女の子。――あ、これは2000年頃世界で一番かわいい子かと思ったあのポスターの「アメリ」ではないか。 pic.twitter.com/iGO1qVmlZP

「アメリ」そこまでのあらすじをWikiでさっと読んで後追いで見始めると、よく意味のわかんないところも多いが面白い面白い。クレイジーなおせっかいゲームに取り憑かれた不器用プリンセスって感じ。アハハと笑いながら彼女の世界を堪能しました。やはりこれは2000年頃世界一かわいい子の映画なのでは :-) pic.twitter.com/JlEpydNH9S

変わった親に育てられ孤独な子供時代を過ごしぎこちない人柄に育っても、それがアメリがラブリーな楽しみを見つけていく障害にはならないのが超イイよねと娘と盛り上がった。「おちょやん」千代ら不遇少年少女が、教育の欠落を含め過去に延々囚われる話はつらいのである。






■3月28日

また寒い週末になってしまった。TV録画を消化しながら写真をのんびりと整理している。猫といいカメラと共に暮らすといい写真が撮れてキリがないな。小さな子供と暮らしていても同じことだけど :-) pic.twitter.com/RbSDedfP14


■3月28日     カナダには税金を払いたくなる

4月からNetflixとSpotifyの料金にBCの州消費税(7%)が足されると通知が来た。ということは、これまでカナダには現地法人税程度のハシタ金しか落ちてなかったのかトホホ。値上がりは腹立つが、世話になってる州に税金収めるのは喜ばしいという複雑なネット消費者心情です。 pic.twitter.com/ZJZSNAy67I


■3月28日

週末の #愛の不時着 8話、病院を抜け出しセリを救い出しに行くジョンヒョク。6話の軍との戦いあたりから話が物理的非現実性を増し困っている。南の姫と北の兵士の恋がバレちゃうスリルをユーモアと機転ですり抜けるのが楽しい序盤だったのだが、火器やボディガードとの対決となってくるとちょっとなあ。 pic.twitter.com/mDSyReBhhH

#愛の不時着 フィジカルな非現実性と共に増しているのが超メローなバラードと涙の見つめ合いで、雪中でこれがあると韓国ドラマの音楽とメロドラマは冬ソナから変化なさすぎるだろと思う。奥様は冬ソナ知らないので雪とバラードと涙をフリつきで説明すると、すごく笑ってくれ家族団欒でよかったがw

■3月29日

【創作テレビドラマ大賞】#星とレモンの部屋 部屋の外で家族に異変が起き、開けっ放しの水道が床に洪水を作っていても部屋から出られない引きこもりの夏帆。出ていくのも怖い、いまのままも怖いという人たちの気持ちを詩的に描いたよい作品だった。誰にでもあるその心、should I stay or should I go。 pic.twitter.com/y6OhZ8CNCl

#星とレモンの部屋 を見ていると部屋の反対側にいた奥様が、誰かがすごくお母さんを呼んでるようねと夏帆のあの声に反応していた。夏帆は良い。彼女の声に胸が痛くなる。その声で呼ばれる原田美枝子ももちろんすばらしい。


■3月30日     レンズを買い戻したくなったりする

ロンサムマン氏の写真は以前機種名を教わったリコーGRなのだと思う。やっぱりいいなあAPS-Cの単焦点28mmと、ああいう写真を見て思う。俺のマイクロ4/3+25mm(換算50mm)も相当いいんだけど、25mmだと狭くて用途が限られる。猫の写真ばかり撮ってるw Sigma 19mmを売らなきゃよかったなーとこの頃思う。 pic.twitter.com/NiG2natpTc


明るい25mmがあればSIGMA 19mm F2.8はいらないと売っちゃったんだけど、そういうもんではなかったなと25mmを2年使った今なら思う。モデルとその周りのシチュエーションを撮りたいときはこうして19mmがちょうどよかったのだ。買い戻したいくらいだな。(ピカの子供時代かわいいw) pic.twitter.com/CDvhkCfP63



■3月30日           父親と馬の思い出(マンガ「ダービージョッキー」)

この頃ずっとKindleで「ダービージョッキー(一色登希彦、1999~)」を読んでいる。父が馬好きという以外なんの背景も持たない競馬学校出の新人ケイが、なぜか馬の気持ちがわかり最初から心技体揃い、トップジョッキーと重鎮調教師に愛され重賞勝ちまくるというチート設定に最初呆れていたのだが、→ pic.twitter.com/1jAtF29GfA

→共同通信杯、弥生賞、皐月賞とレースの結果を追っているだけでワクワクし目が離せなくなる。ダビスタも今大流行らしいゲームウマ娘も多分そうなのだろうが、実際の競馬フォーマットを模すだけで基本面白くなってしまうのだ。競馬はコンテンツとして最強すぎる :-) 絵もうまいですこの作者。 pic.twitter.com/B4nrZg1Deo

亡き父は国体に出た障害馬術の選手で、競馬も大好きだった。一緒に北海道の牧場巡りをしたとき訪れた社台の乗馬クラブ・ノーザンホースパークの乗馬コーナーで、ちょうど競馬を引退しここに来たダイナサプライズという馬に乗りたいと彼は申し込んだ。好きな馬だったんですと。 pic.twitter.com/BvPHSommYK


スタッフが見守る中父はダイナサプライズにまたがる。ゆっくりと歩かせ、早足に切り替え、軽く気合いを入れキャンターへとスムーズに移行していく。おお。案外素直ではないか。競走馬上がりといってもそんなにカリカリじゃないんだな…と見ていると、父と馬は俺のところに妙な顔をして戻ってくる。


「どう、最高?」「馬が、ひねてるな」「?」「やる気がない。競馬が終わってここへ来て、環境が激変したからかな。それに専属の調教助手がいる競馬と違い、こういうクラブではいろんなクセと技量の人が乗るから、指示に混乱していつでも適当にやるくせをつけたのかもしれん」

…うーむなるほど。父はサプライズの感触が案外だったらしくやや気落ちしていた。でもまあせっかくだから時間まで乗りなよとすすめると、「そうだな。鞭を取ってくれ」と父は言う。え、いいのかなと思いつつベンチにあった鞭を手渡す。社台の皆さんは遠くから静観。するとサプライズの様子が変わった。

先ほどまでより明らかに緊張した顔でキビキビ動きはじめるサプライズ。騎手が鞭を持つことで馬は真剣さを感じ取るのだろう。そこから父は一気にテンションを上げ、サプライズが指示と違うことをするたびに鋭い声で叱る。違う! 右手前だ! ほら! スタッフもほうという表情で楽しげに見つめている。

父と馬は汗をかきながら小さな置き障害を何度も越えていく。自分のイメージするステップとタイミングを父は根気よく馬に教える。よし、いや違う、そうだ。すこしずつ両者の息が合ってくる。そしてついにサプライズは父のイメージ通りに、きれいに障害を跳んでみせたのだ。「よーし!」。やった :-)

何度も同じイメージで跳べるようになったところで時間となり、今度は満足の表情を浮かべながら父は帰ってきた。サプライズの首を抱いて褒める父。ありがとう、楽しかったぞ。やっぱりお前はいい馬だった。──あれは今思い出しても感動的なシーンでありました。引退馬とそのファンとの交流。◆


■3月31日     住んでる町のスナップショット

カナダでは珍しく駅のあるわが町の、線路の見える交差点。ジョギングランナーが走ってきて道を横切るのが見えたので、さっとカメラを取り出しズームを伸ばした。

カメラは本当に楽しい。俺はスマホで写真を撮ることには興味がなく、カバンには必ずカメラを入れている。カメラなら狙い通りの瞬間カシャリとシャッターを押せるのだ。このカメラは青がきれいなパナソニックLX5。 

きれいに整えられた市役所前の花壇の広場で、ときどきドラマの撮影などをやっている。俺は知らないがベンチに座ったブロンド女性は女優なんだろう。うしろで待機したカップル二組は見るからにエキストラだ。手前のコートの女性は整理人で、カメラが回るとフレームに入らないよう歩道の通行人を足止めする。カメラはズームレンズが強力にシャープなオリンパスXZ-2


市役所向かいの建物1階はカフェになっていて、晴れた日はお年寄りたちが日だまりで談笑している。車を停めこの通路を通るときいつもいい風景だなと思う。パリみたい(褒めすぎ)。ここに入ってるナチュラルフードストアはスーパーよりも野菜が安い。キュウリなんか半額だ。ナイス :-) 

カメラを取り出すのが間に合わずフォーカスが合わなかった失敗ショットでも、色を抜いて等倍まで切り抜くとゆるさと薄さが昔の写真みたいでいい感じになった。古い街区は電柱も古いので味わい深い。右に見える時計台、左はボーリング場。この道はまるで60年代。この2枚のカメラはオリンパスOM-D E-M10+標準ズーム。

昔一緒にバンドやってた友だちが俺のこういう写真を見て、「うーん、トモのギターは美しかったと思いだす」と言ってくれた。遠く離れてバンドはやれずとも、写真や文字で通じるものがあるのか。住んでる町のスナップショットが、友だちに懐かしさと今の様子を届けてくれるのかな☺