2021/11/07

【まとめ21年8月】わが家の京都ガーデンカフェ


「庭の物置づくり」「五輪名場面は夏休みの想い出」「ゴッホ幻燈館」「日本庭園づくり」「ユーチューバーみたいな娘」「チャーリーワッツがいない世界」ほか

■8月1日    五輪馬術は美しい

#馬術 #クロスカントリー すごいな、江東区にこんなコースを作ったのか。もともと河原だったような場所なんだろうか。――あ、地図から見て埋立地か! 埋立地にこんなアップダウンのある丘と池を作ったのか。すごいなジャパン土木。暑い中馬も騎手もきつそうだが、これは美しい光景である。 pic.twitter.com/qyduHwVhB2

障害馬術に出る佐藤英賢選手の父「小川村の和尚さん」と、JRA北村宏司騎手の父と俺の父は、長野県乗馬連盟の仲間だった。小川の和尚が最もシリアスに打ち込んでいたのだが、お子さんたちも皆名選手になってるそう :-) ◆馬術一家が挑む3度目の五輪 礎築いた「馬乗り和尚」 www.asahi.com/articles/ASP7Z #馬術


馬術を見ていたら「馬!? オリンピックに馬が出てるの!?」と娘が激しく驚いていた。いや戦前からある伝統競技だよ。まったく思いもよらなかったみたい。

今回から始まった水泳の混合リレーとかもすごいよね。男女が同時に泳いでエキサイティングな競技が成り立つなんて、思いもよらなかった。 pic.twitter.com/1WQKdRs7Rn


■8月2日                      庭の物置づくり

こないだ廃材を片付けた庭の一角に、奥様が設計したビニールハウス物置ができてきた。PVCパイプの骨格を整え、ロープで形を固定したままボンドで接着し一晩置く。設計図よりだいぶ背が高いw pic.twitter.com/93fVPqCiIa

ここにタープをかけ、今は雨ざらしになってる一輪車や材木や農具を収納する予定。パイプに強度がないので、風の強い日はタープを巻き上げててやらねばならないだろう。だけどきっとカワイイと思う。


■8月3日

昨日組んだPVCフレームに木材で補強を加え厚手のタープをかけて、庭のタープ物置が完成した。美しい。雨ざらしになっていたフェンス修理材をさっそく収納する。すっきり。風が吹いたらどうするかは嵐のシーズン10月に考える。タープの裾を巻き上げてやるだけでやり過ごせたらラッキーであります。 pic.twitter.com/j678xqx2EO


■8月4日    BCのコロナ状況は峠を超えた

奥様に頼まれ、市営農園の畑の水やりに行く。暑い。スターデューバレーは楽しいがほんとの農業はきついと毎回思う。収穫も難しく、ズッキーニは採れ過ぎるし育ちすぎる。大きいやつは人の腕くらいある。こんなにたくさんどう食べたらいいのかと毎年途方に暮れるw とりあえずズッキーニカレーだな。 pic.twitter.com/8quFnir89Y


帰りにスーパーへ寄ると、BCはフェーズが変わったことをはっきり感じた。店頭の消毒液スタンドがなくなり、マスクしてる客は約半数。そしてこれまでレジはディスタンスを取るため前の客の袋詰めが終わるまで次の客のスキャンをしなかったのだが、その待ちがなくなった。大慌てで袋詰めしなければならない。急に元に戻ってまごつくわ。

■8月4日

ジェフベックのバックで弾いてたあの凄腕女性ベース・タルさんがプリンスのアルバムで演奏し、お蔵入りになっていたそのアルバムが11年ぶりに発売という情報量多すぎるお話。聴くとどの曲もワクワクするほど素晴らしい。久々にアルバム全曲聞いてしまった。なぜこれがお蔵入りだったのプリンス。 twitter.com/chikacat1/stat

タルさんは「歌詞を聴いてほしい。あなたの助けとなり、あなたを慰めるから」と書いている。「One Day We Will All B Free」が今日本の人たちを力づけるだろう。「平和がもしも来ないなら、国家なんてものを誰が支配してるのかと思うよね。いつかいつか、みな自由になれるよ」 youtu.be/E5g3O6WKp98




「One Day~」は遺作となった「ボルティモア」と対になる曲だ。曲もビートもその歌詞も。『戦争が不在なわけですから日本は平和と言えますなんて詭弁だ加藤官房長官。公正なくして平和はない』っていう歌。そして自由で軽やかな歌とギター。今は鳴り響くギターを聞くときだよ。youtu.be/hMLI7LFf84w


■8月5日       【馬術】障害飛越の面白さ

#馬術 障害飛越「信じられますか、本命たちが次々にバーを落とす難コースを、世界ランク600位のフクシマがクリアだ!」と解説。そんなに難しいコースだったんだ。高さも幅もあるもんなー。父は障害馬術の選手だったが、高いと人も馬も怖いんだと言っていた。助走と進入角度も絶妙に難しいんだろう。 pic.twitter.com/bp6gYCGXwS


障害が減らされたジャンプオフもフクシマはていねいにクリア。しかし続く選手たちは明確にペースを上げ果敢に攻めタイムを詰めていく。3人めスウェーデンがこれ以上は無理だろというタイムを出し、それに英実力者が挑む。速い! 「この世代最強の1頭」という馬もすごい集中で0.17秒削ってトップ!#馬術

最後の本命仏選手。「彼はジャンプオフに強い強心臓です。馬は若く経験は少ないものの、ここは当然狙っていくでしょう」。しかし意欲は伺えどターンでくるりと攻めきれず、上位2人のタイムは切れずに3位で英選手が優勝となった。すばらしい。いやー久々に障害飛越を見たが面白かった :-) #馬術

■8月6日      五輪のケイリン

今日は初めて見る女子 #ケイリン で、カナダのRBC銀行CMに出てる選手の活躍を楽しんだ。サッカーで芽が出ずRBCの五輪育成プログラムに脚力を買われ転向して数年という選手なのだが、準決勝まで見事な走り。しかし決勝は内に押し込まれメダルに届かず。まさに経験の差が出た試合で、面白かった。 pic.twitter.com/7LmtPYPEkv


■8月8日

一月以上ぶりの雨。雨がうれしくて写真を撮りに外に出る。夏の干ばつはBC恒例だが、40度超えのヒートウェーブもあって今年は草木がほんとに弱っていた。リスの好物のマロニエのイガクリも育つ前に枯れてしまい、この秋はリスたちが腹をすかすだろうと思う。 pic.twitter.com/2FdWXP3Nd6


■8月8日     味気ない五輪閉会式

【閉会式】カナダアナが、「東京に決まってからあまりにも波乱に満ちた8年でしたが、we made it、やりとげましたね」といって番組が始まる。やりとげたのは日本だけではなく、参加した国と中継した国のすべてなのかもしれないな。しかし無事家に帰るまでがオリンピックです、気を抜かないで。

閉会式は全体に音の悪さと内容の抽象性が印象に残ったが、とにかく終わった。オリンピックは終わった。ここからはすべての国力を五輪解散防疫→【日本初】全力コロナ対策に傾注してくれ。信州長野電鉄終点のすごい田舎までクラスター発生してるんだ。もう棄民政策はやめてくれ日本政府。


■8月9日       陸前高田のかもめ号

評判悪い米NBCだが最終日の五輪放送内で、陸前高田から北カリフォルニアの町クレセントシティに流れ着いた高校の実習用ボートから始まる高校生たちの友情ストーリーを、30分にもわたり放送してくれた。「人の優しさはどこも変わりない」。五輪と関係ない内容とはいえナイスである。 pic.twitter.com/mdoXl8wSem


クレセントシティは64年に北米最大の津波被害を被った町だそう。だからシンパシー極まりなく、なんとしてもボートを返してやろうと町総出で頑張り、姉妹都市として交流が続いてるという。「陸前高田は10年経っても時間が止まったままのようだ」。五輪開会式閉会式より伝わるものがあるかもしれない。 pic.twitter.com/gQydZiPvL0


「僕たちが(実習船)かもめを見つけたのではなく、かもめが僕たちを見つけたんだと思う」。これはよい記事であります。今年の記事だ。あのNBC番組も最近のものらしい。◆グリーンバーグ美穂「始まりは6人の高校生 陸前高田とクレセントシティ、姉妹都市のいい関係」globe.asahi.com/article/14250160 pic.twitter.com/wNyhEvZaqQ



■8月9日      五輪名場面は夏休みの想い出

オリンピックの終わりにこういう名シーン集を目にすると毎回、自分の夏休みの思い出みたいに感じセンチメンタルになる。ああ懐かしい、あったなあこのシーン。追憶の多摩地方をロードレースで見てカナダ移住後最高の眼福映像だと感動してたのは、夏休みの最初の頃だった。 pic.twitter.com/lM8YTD8udz


■8月10日      英日五輪放送の違い

五輪感想をツイッターで見てて思うのだが、カナダよりも日本のほうが五輪放送が届ける情報が多そう。今回バスケットを初めて見た日本の母がルール覚えたよと言ってたが、初見者向け説明が豊富でテロップも使い、放送を見れば競技のルールも見どころも分かるパッケージになっているんだろう。

日本は文字文化だからそうなるのだと思う。耳文化の英語国際放送では、情報は全部アナウンサーが口でいい、画面には情報がなにもない。

ロードレースの画面に出てるPELOTONという表示がわからず、検索するとエクササイズバイクが出るのでなんだスポンサー名かと思った。実は「メイン集団」というレース用語だと終わってから知ったのだが、英語放送ではその説明があったとしても冒頭の言及だけなわけ。聞き逃がせば最後までわからない。 pic.twitter.com/xtsGak2iSR

閉会式ではパリの広場映像にLIVEという文字は出ておらず、生中継だったことを俺はツイッターで知った(あとで確認したら「これは生中継です」とアナが冒頭静かに言っていた)。舞踏も大竹しのぶも内容の説明はなし。日本で五輪が人気なのは、その文字好き説明好きカルチャーも寄与してるんだと思う。



■8月11日                   ゴッホ幻燈館

【ゴッホ幻橙館】春からバンクーバーでやってる人気のゴッホ電影展に行ってきた。こんな巨大な壁に絵が投影されてるのだとは行くまで知らなかった。足を踏み入れた瞬間俺は、「――解像感とコントラストが…足りない!!」とカメラおたく的感想をまず抱いてしまったw pic.twitter.com/LTsXeoVsJl

【ゴッホ幻橙館】高さ8mもの壁一面に拡大したらどんな精細写真でも解像感はなくなる。しばらくして目が慣れると、正面メインではなく遠目の壁に映ってるやつを見てると解像感とコントラストが得られ心地よいとわかり、アングルを工夫して見ていた。ここ↑の角っこが最高だな。気持ちいい。 pic.twitter.com/w9mxjh5nFu

【ゴッホ幻橙館】内容的には若い頃のドローイングやジャパネスク期の、いわゆるゴッホ風ではない絵がよかった。もともと絵がうまい人だったんだと当たり前のことを知り感心した。描線の味わいがいい。漢字の模写もかわいい :-) https://pic.twitter.com/bsfHBSzoQk

【ゴッホ幻橙館】そして発光する絵画の前に佇む人々という光景自体がこの展示は美しい。スクリーンの裏から光を投影してるのだろうか。料金チト高いし絵の細部拡大やスクロールといった映像効果と音響はいらんと思ったが、30分のスライドショーを2回見て、未知のゴッホ絵の数々を満喫しました。◆ pic.twitter.com/bqJ6SnMey3





■8月12日    日本を第5波がおそう

#Nスペ 【新型コロナ第5波】状態急変し、「まさか死なないですよね…」とつぶやきながらICUに入っていく40代女性など、一つ一つの例が痛ましい。Nスペを見るたび思うが、スガ総理はこういう映像を見ることなく、数字だけを見て他国より少ないくらいに捉えているんじゃないだろうか。さもなきゃ彼のあの危機感の薄さの意味がわからない。都心に電車通勤する人たちの不安がTwitterから伝わってくる。


■8月13日   山火事の季節

暑い。今日は35度を超えた。アスファルトからかげろうが立ち昇りそうな暑さ。しかも悪いことに山火事の煙も流れてきており、窓は開けないほうがいいですよと気象庁から通告が出ている。しかしこの暑さでは窓を閉めたままじゃ眠れないなー。 pic.twitter.com/kbxgeka7RC



■8月13日  

エアクオリティ注意報で窓を開けられないので、寝室のドアを開け扇風機の風を吹き込みつつ寝たのだが、暑くてみな熟睡できず。しかもまだ暗いうちに猫に起こされた :-(

外気はやはり昨日より視界が悪くなっており、しかし温度が20度とひんやりと涼しいので、少々エアが悪く喉がいがらっぽくなるのは我慢して窓を開け、朝のうちに家の中を冷やしておく。

山火事の煙で太陽はかすんでいる。1時間ほど屋内を冷やし我慢できる温度にしてから窓を閉める。あまり煙が流れてきませんようにと祈るのみ。 pic.twitter.com/RBZYj1G7Ax


■8月13日

#ニュース7 うわ、スガ総理「世界はロックダウンしても罰金かけても減らなかったじゃないですか、ワクチンしかない」とキレてる。1ヶ月前の緊急事態宣言発出時とまったく同じキレ方。あれからなにもできていないのか。

#ニュース7 スガ総理は「酸素ステーションを整備しています」とさもそれがなにかの対策のように言っていたが、それってインドの最悪期に医療はなくただ酸素ボンベ購入に人々が並んでた状況と同じではないの?

去年アメリカを見て「新規感染が万の単位って!」と驚いたり、今年のインドを見て「酸素吸うしかないって!」と胸を痛めたりして、日本も放っておけばそうなるぞと国民も野党も言ってたのにこうなったんだよなと絶望が深い。

■8月14日

こんな山火事煙注意報が出てる日になんの用でか娘がバンクーバーへ行き、帰るとスモーキーバンクーバーのいい写真をたくさん見せてくれた。この2枚が超良い。…え、写真撮りに行ったの? じゃなくてただブラブラ? そうかー。やっぱり俺も一人町を行かねばなー。たとえ用がなくとも。 pic.twitter.com/t10I4W5jsw


■8月14日

川の増水動画を見て心配になって、数年前新幹線や友だちの桃畑が水浸しになった千曲川のライブビューを見に行く。今回は大丈夫みたいだな。日本の水害マップとカナダの山火事煙マップがブラウザ上で並んでいる夏の夜。気候変動を痛感する。 pic.twitter.com/R0AzCQ75Uv



■8月16日

故郷の千曲川は堤防の越水や決壊はなかったようで、ほっとする。河川敷の果樹は根本が水に浸かってしまったようだけど、写真を見る限り果実は助かったんじゃないかな。

■8月16日    日本庭園づくり

サンデーアフタヌーン、庭でビッグプロジェクトが進行中。木の株を抜き草を抜き、除草シートを敷き詰めて。ふー。 pic.twitter.com/Y7fxXXipXO

この夏庭の大改造クリーンアップに燃える奥様が、先週作ったタープ物置に続き、15年も前の排水溝修理で余り保管しておいた砂利の山をどうにかしたいのよという。じゃあ念願の石庭を作ったらと軽い気持ちでいうと、それはいいアイデアだと彼女のガーデナー魂に火がついたのです。ほんとにクワッと目を見開いたw

でこれまで雑草だらけで手つかずだった北側の一角から、木を掘り起こし草と枝葉を取り除き、除草シートを敷いて、水で洗い泥を落とした砂利を敷き詰めていく。――おお、いいかもいいかも。 pic.twitter.com/SNqf7kGQE8

でうちの庭で一番デカイ石を運んできてドン。――おお! いい。ジャパン! :-) 近くで見ればきれいな玉砂利じゃないことがわかるが、2階から見下ろした感じとかとてもいい。ここに他の石だとか、こないだ見つけた安価な石灯籠をいい感じに配置すれば、とてもいい感じになりそうであります :-) pic.twitter.com/dwbT3CrK9m


■8月17日      ユーチューバーみたいな娘

旅行に行ってる娘がビデオチャットをかけてきて、今日はこれをやった、同行の親戚の子供らはこうだった、きれいな石を買ったよ Look at this! と半時間にわたりペラペラと喋りまくり、俺と奥様はその勢いに驚きながら楽しんだ。この楽しさは一体なんだろう。 pic.twitter.com/c8Lppxp4Ly

「ムスメさ、これはいわゆるユーチューバーというやつだね。すごいよ。楽しい」

「ハハ、サンキュー!」

俺はユーチューバーなんて見たことないが、若者がすごい熱意でカメラに迫り、好きなことをとめどなく語る姿と表情が超イイ。

そういうと娘は少し照れつつ喜んで、ステイホーム期間中の自問自答とオンラインクラスの経験からこういうプレゼンがうまくなったのかもと言っていた。なるほどねー。いやこのプレゼン力は9月に大学がオフラインになったとき、さらに生きるよきっとそう :-)


■8月19日

本好き義母さまのため毎週図書館に行ってるのだが、今日は娘がついてきて中古レコード屋に寄った。買ったのはあの大名盤です。見てると店のおいちゃんが娘に「それは間違いないぜ、太鼓判だ、俺は二度彼を見たぜと」とサムアップ。


図書館の庭は見事なキノコの森になっていた。きれいだなあ。きっと庭木の堆肥にキノコの菌がついてきてるんだろう。最近雨も多いしね。図書館で俺は学生の頃大好きだったカート・ヴォネガットの本を彼女に勧める。きっと気にいるよ。そういうものだ、so it goes。 pic.twitter.com/Qm7DC2hrKr


■8月23日    アレルギー宙也とTwitterで出会う

学生の頃東海ツアーの前座をやらせてもらった超人気インディーバンド・アレルギーの宙也が俺を見つけてくれた。彼はロックスターとして今も活躍してるので、あの頃何度か一緒にやったバンドのことなんて覚えてるんだと驚いたし、うれしい。

@chuya_aquarius RTしてくれたucoarchivesから、「アレルギー解散後U子と会ったのはスタジオと浅草の二度だけ」という宙也くんのインスタポストを読み、しみじみしました。ばったりと出会い、あのさっぱりした物腰で一言交わして彼女は去っていったのか。映画のシーンのようだ。

@chuya_aquarius ぼくもアブスト解散後Voイージマとは縁が切れ、会ったのは結婚パーティで演奏したときだけ。Gtクボはこないだ書いたように町おこしをやってるんだけど、同等の熱量で評論サイト「共犯新聞」をやってます。強烈なレイアウトと狂気の情報量はあのビラ版共犯新聞のまま。kyouhanshinbun.web.fc2.com pic.twitter.com/vAIbQfq6YZ


@chuya_aquarius ドラムの寺田谷はあの頃から途切れず、今もいいバンドをやってます。これはいつか聴いてほしい。力ある声と美しいメロディを持つボーカルは、若き日にいつも対バンをやってたモドキというバンドの戸田。ベースは下山アキラです。◆サイケデリックな太陽「無想の華」 youtu.be/FgEaR2CHiys


■8月24日   隣町の日本村

隣町ポートムーディを通ったので、ドラマ「将軍」戦国村セットを見に行ってみた。あったあった板葺きの小屋がたくさん。雰囲気あります。 pic.twitter.com/uczgeqTvsz

こんなところで写真撮ったら怒られると娘は心配するのだが、いや「我々は日本人アクターです」と言えばいいとパチパチ撮る。怒られやしなかったが撮影はまだまだ先の雰囲気で、出演者だといっても信じてもらえなかっただろうな。あの屋根の上の鉄グリルは撮影とは関係ないみたい。 pic.twitter.com/1elE3G1wNl


ここはもともと製材所があった場所で、稼働しているのかどうかわからんが建物はまだ残っていた。あの製材所も戦国の櫓だとかいって撮影に使えばいいのに。悪い山賊が巣食っていそうではないか。そこに真田広之が乗り込んでいき、七面六臂の大活劇! pic.twitter.com/ARuuDrM9nE



■8月24日

#ゴールデンラジオ 森永卓郎さん。「2週間巣篭もりすれば劇的に減るんです。収束に向かうんです。しかしスガ政権で強くなった財務省が補償を出さないからやらない。あと2ヶ月もすればワクチン接種率から収束し、喉元すぎれば国民は忘れると政権は思ってるんです」☹

自民党のコロナ政策は「無検査・自粛・見殺し」の三本の矢だなあ。国民に向け矢を射ってんじゃん。


■8月25日     チャーリーワッツがいない世界

えっ! えええ…。チャーリー病気でツアーは代理ドラマーと先日発表されてたけれど。まさかの。チャーリーがいなくなった世界で、ストーンズは9月からのツアーをやっていけるのだろうか。ブライアンのときとは違うだろう。 

俺がはじめてラジオで聴いたストーンズは「アンダーマイサム」。頭のスネア3発のたまらないタイム感が、チャーリー・ワッツそのものだったのだ。たまらなかったのだ。

チャーリーが亡くなってこれほど意外さを感じショックなのは、キースもミックも甦ったしというストーンズ不死身伝説が心にあったからだな。チャーリーは一番の愛されキャラで、ライフスタイルも健康そうだったのに :-(◆Charlie Watts Dances Backstage youtu.be/NyqVeqmwfFM

いつまでも奇跡のように転がっていく、世界最長最高バンドが地上にあるという幸福なイメージが、なくなってしまった気がする。

今日はちょっといろんなことがありすぎた。日本の母が5月はじめに送り、3ヶ月以上届かず完全に紛失された思っていたムスメへのプレゼント小包が無事届くといううれしいこともあったんだけど。疲れた。少し早めに寝よう。 pic.twitter.com/uljBiS7QXA


■8月26日     ジブリっぽいパラ開会式

【パラ開会式】今日からだとは知らなかった。CBCサイトで少しずつ見よう。この君が代はいいなあ。五輪のはやりすぎ極まれりとしか思わなかったが、美しいピアノコードが与えられたこの簡素な君が代はきれいだ。荘厳じゃないのもいい。世界の人たちの耳にも可憐に響くだろう。

【パラ開会式】選手入場に続いて、宮崎アニメのメカ風味のある、空への憧れを抱く人力飛行機たちの演技。これはいいな、ストーリーがあり惹きつけられる。俺はジブリ美術館でこういうものを見たかったように思う。――あれ、暗転。飛ばずに終わるの? ストーリーは続くみたいな? 閉会式へ?

【パラ開会式】あ、片翼物語の続きが始まった。この子が飛んだらすごいな。飛べなくなったキキがもう一度飛ぶあのシーンのように、「飛べ!」。――デコトラが入ってきたw 布袋が乗ってるw しかし布袋もこういう出し物では音で世界の度肝を抜くなんて無理らしく、エモい顔芸メインになっちゃうな。

【パラ開会式】布袋はともかくあの子は飛ぶのか。飛べ! ――飛ばなかったw なにか日本の技術で実際に飛ぶか、あるいはものすごく飛んでる感を出すかと期待したのだが。まあ150億消えたらしいしお金ないのか。延々引っ張った割に肩透かし感あったが、とてもキュートで素敵なショーでした。

■8月26日

チャーリー・ワッツがアイドルで、スネアのチューニングも真似てた俺のバンドのドラマーのポスト。俺も思い出した。ライブでチャーリーが止まらぬ万雷の拍手と声援を浴びると、ミックとキースが実にうれしそうにするんだよね。自慢のダーリン・ドラマーだったんだよ。 pic.twitter.com/gtlauPkvHL


チャーリー・ワッツの訃報を受け、さまざまなミュージシャンが追悼コメントを発表【パート1】 -  何百ものメッセージを全部は読めないけれどスクロールして名前を見ていくと、これはロック史上最も愛されたドラマーのお別れサインブックだなあと思う。 amass.jp/150214/ @amass_jp

印象に残ったコメントはジョニー・マーの、「チャーリー・ワッツは、ストーンズのキャリアにおいて完璧にclassy(品よくカッコいい)であり続けた。偉業だよ」というもの。ダサいことをやり品下がるミュージシャンは多いけども…ということで、たしかにそうだなあと思う。#charliewatts twitter.com/Johnny_Marr/st


■8月27日                 自民総裁選のPRが始まる

#ニュース7 自民党総裁選。ノートを取り出し国民の声が届く自民党を目指すって岸田さん、現に国民が上げてる悲鳴はそこに書いてないの? 総理の異常な楽観を正すために今なにかしてるのかって話である。ほんと自民党って権力以外興味なし、NHKも報道すんなよ今こんなくだらないことを。腹立つ。

■8月27日

#おかえりモネ は本当にきつい回で、なんにもなかったことにはできないから、解決法がないことばかりだなと思う。みーちゃんみたいな爆発は家族ならば誰でも経験することで、また笑えるようにリビルドしていくしかないかと思うが、家族が欠けてしまったりょうちん父子のほうは…。


■8月27日         艦砲ぬ喰い残し

【宮沢和史・又吉直樹“琉歌”巡り旅】戦争で家族をなくし戦後「艦砲ぬ喰い残し」という名曲を残した比嘉さんの、日本とアメリカに振り回された運命を語り言葉に詰まる宮沢和史。そこでもらい泣きはしなかったが、娘たちが出てきて歌ったのにはやられた。歌の力よ。いい番組でした。琉歌すばらしい。 pic.twitter.com/SyM3FnWhxL


■8月28日


キースのポストから。見惚れてしまうなチャーリーの笑顔。たまらない。 

「If you can't rock me」はチャーリーらしいスネアのおかずに満ちている。1'30あたりの間奏のかっこよさがまさにストーンズで、高校の頃聴いて間奏がギターソロとかじゃなく、バンドの掛け合いなんだと驚いた。こんなの他のバンドには思いつかないだろうなと思った。泉のようにかっこよさが湧いてくるのがストーンズだった。


■8月29日       石庭完成

【石庭完成】先々週から作っている庭のジャパニーズガーデン、主役となる小さな灯籠を買ってまいりました。高さ50cmほどのミニ灯籠で超かわいい。わが人生でこんなものを買うことになるとはw どうですカナダなのにこの京都感 :-) 


で今日は朝から石庭横に日陰を好むシダ類を植え、ついに日本庭園の完成。テーブルと椅子も置くと――どうですこの京都のガーデンカフェ感! いやー落ち着く。笑っちゃう :-) 制作前と比べると違いがすごい。

石はムスメと協力し河原から苦労し運んできたのだが、奥様に見せると4つもいらない、侘び寂びがなくなると言われてしまった。そうか(笑)。まあ石の配置と取捨選択はこれから考えよう。とにかく大満足です。奥様は石や灯籠にコケも生やしたいそう。侘び寂びアンビシャス。


■8月29日

ムスメがいつものハンモックではなく、新日本庭園カフェ部で本を読んでいる。ナーイス :-) pic.twitter.com/eJ4pBA1ZLz


庭のロックガーデン用の石を娘と川へ拾いに行った日は夏の暑さが戻っていて、せっかくだからと飲み物を持ち川辺にシートを敷いて、本を読みしばし涼んだ。彼女はいま古典の本を読んでいる。自分がどんな本を好きになるだろうかと、あちこち掘ってみている感じ。 pic.twitter.com/aXf8Sy1FDK

ムスメが子供の頃よく連れてきてあの中洲で遊んだけれど、今は流れが変わりもう渡れないねなどと話す。この川はフレイジャーリバーの源流のひとつなので水が冷たく、俺は足をつけるくらいしかできないのだが、子供らはプカプカと流れている。ハハハ。あー川はいいよな。 pic.twitter.com/tB89DlMyiP

拾った石はどれも30cmほどだが一人じゃ運べない重さで、大きなバッグに包み2人で両側から持ち上げ、河原からクルマまで運び大変だった。灯籠の後ろに置いたやつが半分に割れた断面がいい感じで、無数の石の中から自分を選べとアピールしていた。これはいい石を見つけたと満足しているのです。◆ pic.twitter.com/CgVdZkxHbq


■8月30日     サンデーバイキング

サンデーバイキング。川辺に降りると「風立ちぬ」の菜穂子と二郎がいた。美しい。 pic.twitter.com/h8NiKi6M3c


今日はこないだ石を拾った川の上流を自転車で楽しんだ。上流は巨岩と流木が多く景色に迫力がある。水中に立つあの石もうちの庭にほしいなあ。 pic.twitter.com/x82xI2MVcC


森の中に涼しげなドッグランがあった。木漏れ日の中を駆け抜ける犬たちの影。川に夏くると投げ込まれた棒を泳いでフェッチする犬たちも必ず見る。郊外暮らしの犬たちは幸せだなあと思う :-)◆ pic.twitter.com/j0VZtTLNSr


■8月31日

うちのベランダになにかの重しに使ったレンガが置いてあるのだが、ピカが気に入っていて、出ていくたびこうしてゴリゴリ顔をこすりつけている。重みとザラザラ感がいいのかな。…真顔w pic.twitter.com/kJLIlZocAT


旅行時に導入した猫のオートフィーダーが定着し、朝5時半にオートで朝食をやることで、エサくれコールで俺が起こされることがなくなった。そしてごく早朝に食べるこのバイオリズムが彼に合ってるらしく、その後の晩飯まであまり空腹を訴えず、一日のドライフード総量と体重が少し減ったと思う。ヨシ。


■8月31日

NHKニュースを見ても、スガ政権幹事長解任の意味がわからなかったのだが、新聞を読んで合点がいった。総裁選になれば負けそうなので、不人気の幹事長とぱっとしない内閣の顔ぶれを入れ替えた目新しさで総選挙に勝ち、スガ総理は留任したいということなのか。なんという浅ましさ。総選挙で壊滅的に負けてもらいたい。 

■8月31日    夏の終わり

朝寒いなあと初スウェットシャツを着る。メープルの葉の黄色いのは夏枯れした部分だけど、紅葉もじきにはじまりそう。

あ。フジファブリック『若者のすべて』が音楽の教科書に載るのか。あれはスキルじゃなく気持ちで歌う歌だからいいなあ。歌詞の情感もたいへんな普遍性がある。

たとえばこの景色ですよね、「若者のすべて」の普遍性。見たことなくても懐かしさに胸が痛くなるような、日本の夏の終わり。



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