2019/01/01

2018年紅白歌合戦感想、めでたかった! :-)

【紅白歌合戦】明けましておめでとうございます。

紅白の感想を。

オープニングメドレーは Stars On ビートルズみたいで気持ちよかった。メドレーって楽しい、M ステも夜ヒット式にメドレーやってほしい。サザンがステージにいるのは豪華だ。桑子真帆さんもいる。ブラタモリファンが喜びそう。

三代目。初めて通して聞いてみたが、特にメロディがなくてどういう曲なのかわからなかった。比べると郷ひろみの曲はやっぱり、ア・チ・チとしょうもなくも(笑)キャッチーだなあと思う。平成後期のこういうちょいワル系グループは、スタイル構築を含めたビジネスの達人なのだと思う。

Little Glee Monster。こういう米国 70's のグルーヴとメロディってそれこそドラマ「Glee」内では今も使われてるんだろうけど、どうして北米では絶滅してるんだろうか。エバーグリーンで文句なくカッコいいと思うのだが。

DAOKO。Youtube再生回数がヒット曲の指標としてカウントされる時代なんだな。アニメの挿入歌っぽい曲に、アニメのエンディングっぽい映像の光が美しく差す。

東京五輪マスコット。なんか東京電力とかの公共企業のマスコットっぽいですね(笑)

天童よしみ。あの武田サックスはちょっとただごとじゃなかったですねキレが(笑)。鍛えてるから肺活筋もスゴくて(笑)。

Suchmos。初めて聴いたがいい。こういう誰も聴いたことのないような音を1つはやはり、紅白で日本中のTVに流してほしい。

あいみょん。緊張をやや浮かべて歌い始めながら、サビからガッと声が出てくる。音楽自体にそういうフィジカルな力があるんだよね。きっと空も飛ばせてくれる。

Aqours。この中にひと目見ておおと思うほど笑顔がかわいい子がいることを俺は何かで見て知ってるのだが、歌って踊られるとみんな同じに見え見つけられなかった(笑)。

おげんさん。チコちゃんもこれも楽しいが前振りが長いな。ぱっと出てぱっと歌って盛り上げてほしい。しかしおげんさんの音は最高級 :-)

DA PUMP。みんな楽しそう。♪カモンベイビーアメリカは日本旅行中に町中で耳にした。近年ほかにそういう経験をした歌は、ブルーノマーズ「アップタウン・ファンク」だけだ。成功を示すのが流行ではなくダウンロード数(ついには Youtube 再生数!)の時代に、こういう真の流行歌はエライ。

DA PUMP のあのサムアップダンスをこないだ娘がしていて、なんで知ってんの USA と驚いたらまったく歌のことは知らなかった。あれは US カナダの若者が盛り上がってるぜーイェーと示すポーズらしい。なるほどそうなのかー :-)

いきものがかり。この「じょいふる」ってアゲアゲロックンロールでカッコいいなあ。大事なことはジョイだって彼女が思ってるのが伝わるよね。


AKB48。これは美しいタイ王朝との友好のアーチ。きれいです。タイで見てもらえたかなあ。

Perfume。今年もまたすごいデジタルエフェクトなのだが、今年もまたどこがすごいのかよくわからない(笑)。感想は、Perfume がよく見えなかったという感じになるのです。

TWICE。「キミが好きよ、絶対本命よ」という歌のぽかーんと抜けて明るい愛らしさが日本の46/47系にはなくて良いなあと見るたびに思う。韓国語では「よ」の発音がないのか口が「や」になってるのもカワイイ(*´ω`*)。

aiko。鈴愛・永野芽郁さんが「カブトムシ」を歌っている。知ってるんだ。ナイス。「カブトムシ」はフィジカルピーク時の全能力を使い切ってるようで、高音がわずかでも出なくなると厳しいらしい。しかしキーを下げると歌の輝きがどこかへふっと消えてしまうのだと、直後の松田聖子が示してしまった。難しいなあ。

椎名林檎と宮本浩次。椎名林檎って歌う姿がエロチックだなあと毎年思う。今年の白塗り幽霊姿は極めつけだ。このデュエットは体温のない美人幽霊の横で熱すぎる男がわめいているという、その絵柄がえらいよかった(笑)。

松任谷由実。やっぱいいわユーミン。よその会場から入る中継はショーの勢いを削ぎ無粋だと毎年思うのだが(毎年やってる福山雅治よお前だ! 笑)、中継セットからサプライズでステージに駆け込んできたユーミンはさすがショーというものをわかっている。
aikoが泣いてる。安藤サクラも泣いてる。応援席NHKアナウンサーさんも泣いてる。こちらカナダで午前0時を過ぎ(あけおめ!)まだゲームやってるうちの奥様も、「キキの歌!」とよろこんでおります。

星野源のバンドはこんな無茶アレンジの曲を生演奏できるんだからすごい。なんだあのシンセパッド打楽器の人(笑) ダンス軍団もいい。生ギター! テンポ戻る! 紙テープ! 星野源の歌もノってフェイクが入ってきた。木琴! 銅鑼! これは今大会暫定ベストパフォーマンスなのでは! :-)

米津玄師。前髪で顔を隠す人はみんな中村俊輔に見える。やっぱり少し中村俊輔っぽい音楽だった。ものすごく高く評価されてるらしい、どこがいいのだろうと思いながら聞いていた。あとから大ヒットドラマの主題歌なのだと知り、そうか見てないからわからなくても仕方ないのかと思った。歌の背景を知らない者にはなぜヒットしたのかがわからないところが、「USA」と違う。

MISIA。2曲めが素晴らしかった。中継で薄れたホールの熱をフィジカルな力で取り戻してくれ、実にえらかった。

石川さゆり。布袋で「天城越え」ならキューンと大股でソロを弾くんだろうとイメージしてたんだけど、ぜんぜん別な曲に作り変えられていてガガ・ガガッというバッキング部分が非常にかっこよかった。もともと布袋ってギターソロよりバッキングがカッコいいんだもんな。さすがでした。

サザンオールスターズ。最高(笑)。だいたい紅白の大トリって演歌だったりバラードだったりで、こんな年忘れ大ダンス大合唱なんてそんなにないんじゃない? ユーミンサンバうますぎ(笑) 最高。これに参加できた平成最後のNHKホール紅白の演者とお客さんは、幸せものだ。

米津玄師や嵐の被災地巡礼など歌に付随してきがちなドラマ性を、吹き飛ばし年忘れ音楽天国にしてくれたのが最後のサザンだった。おめでたい気持ちにしてくれた今年の紅白でした。

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