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2023/06/22

【まとめ23年6月前半】単純な男たちの暴走・ボーイズ・オン・ザ・ラン

「手こね陶芸の忘れ物」「心がない与党政治家たち」「娘の誕生パーティ」「ティアキンついに本格化」「クマ撃退に成功」ほか。

■6月1日                手こね陶芸の忘れ物

隣町の通りを走ると、山城の城郭のような大学の建物が見える。いい景色だなといつも思う。今日は娘があそこにいるはず。

隣町へは陶芸クラスの焼き上がりで一つ回収し忘れたのを取りに行ったのだが(地蔵の傘)、応対してくれた韓国人講師に「こないだ日本へ帰りましたよ。よかったすわー」と話すと、いいわよねえあたしもソウルに帰りたいわと笑っていた。アジアいいっすよね。 

「次の陶芸クラスには戻るの?」「いやーわかんないですけど、もし戻るならろくろのほうかな」「是非そうしてちょうだいカモンカモン」。――手こね陶芸は俺たちがあまりにも不器用で、自由主題ゆえインスピレーションが浮かばず難しかった。

着色も、釉薬のバケツにどぷっと漬ければサンプル通りの色になるろくろの器と違い、ペイントを筆で塗るのでどんな発色になるのか焼けるまでわからない。俺と奥様はほぼ全数失敗で、地蔵も石づくりの灰色のつもりが、こんな黒くなってしまうとは思わなかった。 やれやれ。

俺の傘はなぜか別の人からも所有権を主張されていて、俺はGoogleフォトにあった焼き上がり前の写真を先生に見せ確認してもらった。あんなしょぼい傘の争奪戦をするとはw それとも俺が気づいてないだけで、なにか大切な美があるのだろうか。


■6月1日              ミサイルのから騒ぎ

北米TVJAPANで朝ドラが中止になったので、ああまたミサイルが飛んだのかと知った。ミサイルでも朝ドラにしか影響はないのだが、今回はミサイルですらなかったのか。

先の旅行で日本に着いた日TVは自衛隊ヘリ事故を延々と報じていて、旅行客として「軍事がおお事な国に来たんだな」と思った。その報道に対する国民の高いニーズが実際はあるとも思えず、そういう国にしたいという意向がどこかで強く働いてるのだろう。

■6月2日                日本の天災すらもなつかしい

朝起きてNHKで豪雨のニュースを眺め、ああ日本がなつかしいなあとまた思う。山火事の煙以外は天災のない恵まれた土地に住んでいるが、日本の天災すらもなつかしい。

【まとめ23年5月】日本がなつかしい日々◆「留守中のリカバリー」「5月で早くもヒートウェーブ」「ルースターズの血筋」「日本のITを支援して」「日本旅行記書き終わり」「クマ撃退システム」「あまちゃんは壮大なバカ物語」「処置なきジャパン政治」ほか tomosakata.blogspot.com/2023/06/235.html 


■6月4日                  心がない与党政治家たち

#ニュース7 インドの大事故よりも、ミサイル迎撃システムの話題を流すのか本日も。国民直撃の国会の議論は報じず、延々と防衛関連の話題を流す。NHKニュースは本当に国策広報になってしまった。俺も視聴料払ってるわけだが、これが国民が見たいニュースなんですかNHK。@NHK_PR

いま岸田政権が国のあり方をガラリと変えようとしているのに、NHKニュースは「自公維新国民と立憲などが対立」としか伝えない。保険証廃止で生じる問題や、インボイスでさらなる苦境に陥る低所得者や、法務省の嘘と移民問題は何も伝えない。国民が何も知らないまま、合理性のない方向にどんどん法が変わっていくのがいたたまれない。

岸田総理は驕りがあった安倍さんや、棚ボタ権力を得た浮かれとそれを失う怖れが覗いたスガさんら前任者よりソツがないだけに心がない空洞を感じさせ、俺はニュースで見る彼の演説がキツイ。3代目として黙々と家業の独裁政治をやっている感じ。店頭に立っているだけで、心がないのだ。

岸田河野時代に至って、自民議員は普遍属性として心がないのだと俺は思うようになった。それ以外に説明がつかない。プーチンの戦争がはじまったときに初めて聴き現代との符合に驚いた、「心が通じない人もいるんだよ」という佐野元春の歌(朽ちたスズラン)を思い出す。

あのひとの嘘はもつれた災いを招くだろう
偽りの涙に愛の海は氷で埋まるだろう
気取った奢りが果てしない争いを誘うだろう
あのひとの金と時間はやがて石になるだろう
心が通じない人もいるんだよ
よくある話だとひとは言うけど


■6月4日                娘の誕生パーティ                

サタデー、晩飯後に散歩した。ひと月前の帰国時はあれほどタプタプにたまっていた池の水が、早くも50cm以上下がっていて驚いた。あれからずっとドライだもんなー。これは去年同様池の水は枯れちゃうな。鳥たちも減っている。コットンウッドの花とトンボが舞っていた。

ムスメは昨日が誕生日で、日本のお菓子をしこたま買い込んで、友だちを招き夜遅くまで庭のハンモックなどで盛り上がっていた。とても食べきれない量のポッキーが今うちにある。 

パーティのあいだ俺は窓から裏庭をそっと覗いてニヤニヤしてました。子供らが楽しげにしてるのを見るのは、彼女たちが何歳になってもうれしい。 


■6月4日              NHK防衛省便り

NHK #ニュース7 は本日も国防ニュースがトップと2本目、他国の紛争トピックが2本。18年の韓国とのレーダー問題こじれとか持ち出して、もはやこれはニュースではなく「防衛省便り」だろう。

天安門事件の情報統制を取り上げていたが、失業者があふれ戦争が起き「あの岸田軍拡がポイント・オブ・ノーリターンだった」と後年言われたら、どう責任取るのNHK。国民から直接視聴料もらってるんだぞ。争いから国民を守る役割を委託されているんじゃないの?


■6月7日              この子の魅力がすごい

#家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった 七実はイヤ無理やろという、日本人の心にあるバリアを超えていってしまう。夢みたいなことが本当になる。それにしてもこの子の魅力はすごいなあ。演技ではなくsomething in the way she moves、声や動きがたまらなくいい河合優実さん。


■6月7日                 昔のスターのきらめき

#うたコン 放送70年SP、すごい面々だ。早見優なんて俺は40年ぶりくらいに見た、ハイヒールではつらつと踊ってすごいきれいw 若い頃の黒柳さんの歌や踊りもすごいキレイ! やっぱり昔のスターってすごいなー。 

楽しかった。消す前にもう一度黒柳さんを見ておこう。このミニスカートにカーディガンで歌い踊る徹子さんはすごくないですか鮮烈! カワイイ! :-) :-) 


■6月10日                34日ぶりの雨

ほんの小雨だが、実に34日ぶりに雨が降ってくれた。夏の干ばつは恒例だが5月から雨ゼロというのはひどすぎて、東ほどではないがBCでも山火事が起きている。もう少ししっかりどっさり降ってほしい。 

エルニーニョってあるじゃないですかゆいまる君。今年もあれが起きてるそうで、そうなると回り回ってカナダの雨が減るんだよ知ってましたか!(私も今朝新聞読んで知った)。困ったねえ。


■6月10日                ティアキンついに本格化

【ティアキン】ついに最初の風の神殿へ。同行するリトの若鶏が意外や弓の名手で、ゼルダ史上最も頼りになるバディとなっており超助かる。しかし今作は最初のボスからこんな強いのかよというボス戦! 初戦は追い込んだが負けた。はー。明日再トライだ。 

しかし最初のダンジョンである風の神殿は期待に違わぬ面白さだったな。一つ一つのパズルの質がよくて、解くたびに俺たちアタマいいと達成感が高い(アタマがいいのは任天堂w)。序盤は物語のテンポに乗りにくかったが慣れてきた。ボタンアクションが前作より難しい。


■6月12日          今年初のミネカダパーク

雨上がりで涼しめのサンデー、自転車でミネカダパーク・ロードへ。今シーズンはことにクマが多いそうで車は通行止めで、人影がなかったらさすがに入るのはやめとこうと思ったが、歩行者はたくさんいたので入っていった。やっぱり地元ではここを走るのが一番気持ちがいい。 


しかしやっぱりクマはいた。クロクマをはさんでどうしようとなっている俺と、向こう側の自転車グループ。うちの町のクロクマで人身事故は聞かないから危険はないだろうが、まあ別の道へ行くか。道々止まってはコーヒーを飲み写真を撮る。はー最高。 


■6月12日

#らんまん 高遠という人とその周囲はあの訛の単調さも含め一貫して不愉快なのに対し、印刷所はインキついたらどうすんのよ汚いなあ! とクソ意地悪な娘(笑)まで含め、すごく生き生きしていて良い。こっちの世界に寿恵子を迎え入れなければ万太郎、早く早く。君の美しい線が刷れたではないか。

■6月12日            ティアキンに没入していく

#ティアキン は風の神殿をクリアし乗ってきて、いま「地下神殿の謎」を追い、広大な地下をドキドキと探索している。「…これは…前作もすごかったけどさらにすごいかもしれないね」「Yeah、前作とは違う面白さがあるわね」となってきた。ちょっとだけ難しくなってるところがやっぱり良いのだな。

雑魚キャラAIが前作よりも賢くなり、あわてて武器を取りに走るなど仕草が人間的でカワイく絶妙な強さになっている。また一般人のフリをして近づき、会話中に「…クククあの世へ行けリンク!」と態度一変するワンパターン集団(笑)イーガ団が増えてて笑っちゃう。前作で壊滅したろお前らw


■6月12日                クイーンの39

「カーCDでクイーンの『39』がかかるたび泣く」と奥様が言うので、え、あれって昔の漁師の惜別歌とかじゃないのと曲調イメージで言ったら、全然違った。はるか彼方から帰還すると地球は一変していたという、船は船でもスターシップの歌なのだった。ロック名曲実は歌詞わかってませんでしたシリーズだ。 


「はるか彼方にいる君よ、この声が聞こえないのかい。砂に残した手紙も、ぼくを慰めはしない。この先も、人生は続く。哀れんでくれ」。そうと知るとしみじみと、若きブライアン・メイの詩情がすばらしい。この映像と字幕がとても良いです。◆'39 和訳字幕付き www.youtube.com/watch?v=T1g7VR


■6月12日                 クマ撃退に成功

Yes yes やりました :-) 毎朝通知を眺めていると、猫はやはりライトとラジオノイズにじきに慣れる感じで、アライグマはおっかなびっくりという感じですね。クマは一切慣れたり学習したりしないでほしいw 


■6月13日               単純な男たちの暴走・ボーイズ・オン・ザ・ラン

また眠れず #KindleUnlimited でマンガを読んでしまった。「ボーイズ・オン・ザ・ラン&ルサンチマン 花沢健吾」という超面白いものが全巻揃っており、止められなかった。

「ボーイズ~」は類型も多い純情ダメ男に女神が微笑む話だが、思ってたのと違った女神ちはるちゃんの複雑さと田西の単純さが重なってはすれ違う揺れが秀逸で、身につまされた。男は好きな女の子を神格化するが、そのウザ愛らしさが恋と実るかどうかは、女神の方にもわからないのだろう。

田西のように好きな女の子とすれ違ってた若き日、俺の話を聞いた友だちがヴェルレーヌの詩集をくれた。去っていった妻を嘆くバカ男の身勝手な「乙女妻」という詩に、これは俺だなと泣いてすっきりした。俺も「モテキ」のフジも「ボーイズ~」の田西もみな身勝手で、だがどうしようもなかったのだ。 

ヴェルレーヌ『乙女妻』

「僕の単純さがまるっきりあなたには解らなかった/可哀相な僕の乙女妻よ!/そしてあなたは去ってしまった/やさしさ以外映してはならないあなたの瞳なのに/今ではそこに悩みのかげが現われて/見るめにさえもつらいとは」

――バカヤロどうせお前のせいだろ身勝手男よと、話聞かなくても恋の惨状がわかるのである。


■6月14日                   見知らぬ道を

隣町に用があり自転車で行ってきた。川沿いの小道に入るとカラスたちがじゃれ合っていた。長く同じ町に暮らしていても、自転車で走ると知らない道が見つかって楽しい。 

もしうちのフェンスを全面的に建て替えることがあったなら(その前に引っ越すかもしれない)、こういうメタルの柵に植え込みというフェンスもいいなあと思う。少しだけ見える家のペンキの色がとてもいい。



■6月15日

昨日自転車で走った道を今日は逆側から行く。Go this wayと標識も指している。今日はカメラに単焦点34mm F2.8をつけていき、ボケのあるクールな自転車写真を撮ろうと思ったのに素朴極まる白い軍手が写り込んでいた。痛恨(笑)。 

要はメンテのため車をガレージへ持っていき、荷台に載せていった自転車で往復してたわけです。車が調子良くなり気持ちいい。長年世話になってる修理屋のマイクおじさんは、安い車を小さな出費でそこそこ調子よくという俺のニーズに合う仕事をしてくれる。口コミにもそう書いて星をたくさんもらったよ。 


■6月15日              植物の奇跡

お猿の温泉のふもと湯田中温泉の親戚を訪ねたときに、うちの奥様が叔母さんにササゲ豆(そういう名前だったと思う)の種を分けてもらい5月中旬に植えたのだが、下旬に発芽してもうこんなにグングン育っている。 pic.twitter.com/uQVxfsDIBc

昨日奥様が「これって蔓が伸びる豆じゃない!」と気がついて、急遽竹の支柱を組み上げていた。それが一晩でくるくるときれいに柱に巻きついて驚いた。植物って本当にすごいがじゃ(らんまん)。 

2023/03/09

【まとめ23年2月後半】エブエブはconfusing

「映画の主人公となるゲーム」「民衆煽動家」「Pixel3を入手」「Pixel3のカメラレビュー」「長い停電とストップひばりくん」ほか





■2月16日                      映画の主人公となるゲーム

#クロ現 戦争サバイバルゲーム「This War of Mine」を紹介している。兵士ではなく一般人として、生きるために老夫婦の家から食べ物を盗むか、どれだけ盗むかといった選択をしていくゲームらしい。これはつらくも面白そうだなあ。

俺は犯罪者となる大ヒットゲームGTA5はストーリーに面白さを感じず中盤でやめたが(粗暴犯を操作するのはきつかった)、第二次大戦直後のLAで、普通の人間としての選択の苦味に満ちた同社の前作「LAノワール」は素晴らしかった。クラス演劇すらやったことのない俺が、ノワール映画の主人公となれたのだ。「This War of Mine」の体験はきっとそれと似ている。

サカタ@カナダの雑文書庫: 【Xbox 360】LA ノワール日記(1)交通課編: (ネタバレは特にないです) Xboxゲーム第二弾は犯罪捜査の 【LAノワール】 。 絵がすごい! 市街がほんとにある! 俺フェルプス巡査は一刻を争う捜査中の車を舗道に止め、ウィンドウに見入っちゃいました。


今も自分が書いた「LAノワール日記」を読むと、面白いなあと思う。「いいか。お前らがまだ鉄格子の中にいないのは、取るに足らんハエだからだ。お前らにかまうヒマなど警察にはないんだ。わかったかアスホール」。しびれる :-)


■2月16日                    隣町の路地

昨日に続き用事の待ち時間に、今日も知らない道を歩く。知らない町を歩いてみたい。どこか遠くへ行きたい。

今日は路地がよかった。人と猫しか通らなそうな路地が不規則に通り、路地に三叉路や四つ角があって素敵だ。

宅地開発時にこの路地分のスペースを残す、気の利いた人がいたのだろう。 


愛する人とめぐり逢いたい。どこか遠くへ行きたあい。(ひゅるるる…今日は寒かった。カメラはOM-D E-M10 + MZ17mm F2.8) 


■2月16日             ピカの仕事

忙しく働いているとよくピカと目が合う。お前はかわいいことが仕事だよねえ。そのまま。動かなくていい、そのまま写真のポーズ取ってて。 


■2月16日                民衆煽動家 



 「だれそれの発言は反発も招きそうです」と言ってる日本のメディアと「彼は民衆煽動家」と直接化けの皮を剥がすアメリカのメディアでは、役割がまったく違うな。アメリカのメディアの役割は明確だが、日本のそれはよくわからない。

夫の逮捕で失脚した右派コメンテータ三浦瑠麗氏の後釜探しという記事が、いま週刊誌に出ているそうである。つまり日本のメディアは、欠員が出た民衆煽動家の補充を望んでるんだな。笑点メンバーじゃないんだから。

ひろゆき氏は朝鮮学校を揶揄して間違いを指摘され、その批判をそらすためミサイル打つ北朝鮮政府をなんとかしろと朝鮮学校への憎悪を煽っている。どんな悪政も国民には止めがたいというのを日本人は実感しているはずなのに(※)、なぜ選挙もない北朝鮮の政治をなんとかしろと在日朝鮮学校に言えるのかと思う。

(※)今だって野球場とラグビー場の位置交換という、五輪の余得にして無意味な開発事業のために、神宮百年の並木が伐採されちゃうんですよ! 

 

あらゆる犯罪被害の中で、北朝鮮拉致被害者の人権だけを自民党が声高に言い続けるのは、そうしたバイアスを持った人たち向けなのは明らかである。そういう選択的人権擁護はやめようというのが普通の人権意識なのだ。


■2月19日             初めてのドミノゲーム

奥様の友人がドミノを持ってきて、「メキシカントレイン」というゲームを教えてくれた。

自分専用の路線とパブリック路線の2つを使って手札をつなぎ、できるだけ早く手札を終わらせたら勝ちというゲームで、最初はハア? 数字をつないでどこが面白いのという感じ。 

2回プレイして「自分専用路線はデザインできるのだ」と気がついた。(この写真は気がつく前だが)左端4/6からスタートして手前の6/11→11/3→3/6…と、少し考えれば自分の配牌内で延々つなげられるわけ。で自分の路線に置けないものはパブリックに置いていけばいい。 

3戦めでトップの奥様を猛追したが、数字パズル好きな彼女の数列デザイン力には勝てなかった。自分でドミノを買って遊ぶほどのゲームではないが、なるほどドミノとはこういう風に遊ぶのかと面白い経験でした。ちなみに路線を示すのにチケライのコマがぴったりでかわいかった。

続いてチケットトゥライド イタリー。チケライ初プレイの友人はさすがに効率よくカード集めできず苦戦していたが、ゲームの面白さは丸わかりで夢中になってくれた。終わるとこれは面白い、ジャパンマップも見せて、ヨーロッパも見せてとうちの全チケライを広げチェックしていた。買うなこれは :-) 


■2月20日                     Pixel3を入手

小雨の中、YTMusicで音楽を流しながら奥様と庭仕事をする。彼女が好きなジョニ・ミッチェルをかけたらカーペンターズ、ポール・サイモン、エルヴィス・コステロとなつかしい曲がかかりまくって、♪Just like me, they long to be, close to youと歌いながら仕事がはかどった。 

ひと月試用した娘の古iPhone Xを売り、少し足して中古Google Pixelの3XLを買ってきた。庭仕事時はそれで写真を撮り、音楽を流していた。スピーカの音が俺携帯史上最高で、昔使ってた小さなトランジスタラジオよりいい。ポケットに入れても十分音量があり、音楽を鳴らすと気持ちよかった。

俺はやっぱりiPhoneよりAndroidが好きなのだが、過去のSharp/LG/ASUSより3-4世代新しいAndroidは、ところどころにiOSのよくない影響を感じる。たとえばTwitterなどのアプリ通知は本体設定に吸収され設定自由度が下がり、設定もジャンル分けより検索重視のUIになった。iOS化というか、これが現代コンピュータUIの潮流ということなのかな。Win10とかも設定はこういう感じだもんなー。

以前のAndroidより大幅に悪いデザインも増えた。この通知領域スイッチなんかスマホ史上最悪レベルだろ、なんだこのデカい上に字を読まないと用途がわからないボタンは。アイコンに戻せよ :-( 

iPhoneについていろいろと文句を言って悪かったなと思うくらい、Google PixelのUIはiPhoneに似ており、俺は気に入らない。Google純正スマホUIがこれほどiOSに似通っているならば、俺が思うコンサイス(簡潔でわかりやすい)というAndroidの美点の多くは、Sharp/LG/ASUSというアジア勢の自社用UIにあったのかもしれない。

ともあれカメラも含めハード性能はすばらしいPixel3 XL。過去二度スマホの画面を割ってるので、今度は昔懐かしいフリップ式のケースにしてみた。好きなストラップもついている。片面フルオープンのカバーより落下時の保護効果が高いかはわからないが、デコボコが多い分落とす頻度は下がると思う。


■2月21日                     ユキヒロとミカバンド

#高橋幸宏 『創造の軌跡』冒頭を見てると娘がやって来たので、YMOのドラムがいたミカバンドがロキシーミュージック前座で英国で大ウケというエピソードを話す。「この女の子カッコいいね!」。世界のどこへ出してもとびきりだよね。時代時代のとびきりの美女をボーカルにしていくバンドであった。 

#高橋幸宏 『創造の軌跡』初期YMOのユキヒロドラムのキレはやはり映像としても力があり、あのねっとりとしたボーカルの魅力もあってカメラはユキヒロの一挙一動を押さえている。YMO外国ライブ映像を見ると、寡黙な細野坂本よりフィジカルなユキヒロとアッコちゃんが目立ってたのではと想像させられる。

 『創造の軌跡』中盤移行はボーカリスト・コンポーザーユキヒロの業績振り返りが多くなるが、やはりみんな白髪の晩年となってからもYMOが揃うとリズムがすごいなと恐れ入る。小さな音なジェントルな曲でもでもリズムが快感だ。そしてミカバンドの爆音ロックンロールドラムもすごかった :-)


■2月22日                  驚愕のボイスレコーダー

Pixel3にボイスレコーダーを入れようと探したらGoogleのPixel専用らしきやつがあって、これがすごかった。録音した瞬間ローカルで文字起こしされ、即自分のGoogleアカウントにシンクされるのだ。あとでPCでWebを開けば、出先のつぶやきがテキストで取り出せるという異常な便利さ。

翻訳や文字起こしというIT肉体労働は、もう本当に人間の出る幕がなくなってきてるなあと思いますねえ。


■2月22日                  Pixel3のカメラレビュー

週末手に入れたGoogle Pixel3。2018年末時点でスマホ最強と評されたそのカメラで写真を撮りながら歩いたのだが、やはりこれだけ撮れたら普通の人が専用デジカメを買わないのも当たり前という写真が撮れる。驚きの解像である。iPhone Xとは1年分以上の差をたしかに感じる。 

それにスマホの液晶はデジカメのモニターよりも大きくきれいなので、フレームを見て「キレイな絵が撮れてる」という高揚感が高い。これはムスメのiPhone Xを初めて使ったとき気がついた。 

ただしiPhoneもPixelも描画が硬い。Pixel3の風景写真を等倍で見ると鳥たちや彼方の桟橋はM4/3カメラより解像しており、光学的にそれはありえなそう。これはつまり光学情報を元にAIで「理論上のエッジ」を補完しているのではないか。木の枝や猫の毛の自然さがいま一つなことがあるのは、そのAI超解像ゆえではないかと思う。 


なのでどの写真も後処理でシャープネスを落としたり、ハイローをいじり後処理している。暗めに撮れ輝度を上げると色がガラッとよくなるのは、編集マージンとして色情報を残す専用カメラ的でよい(スマホは明るめに撮るので、後処理で明度を上げるとハイライト部の色情報がなくなる)。

この新スマホで迫られ不機嫌なピカなんか、かなり暗い場所なのだが後処理で見事な仕上がりになった。もともとカメラ好きは全枚数後処理して好みの色と明度にするわけで、これはカメラ好きが使って楽しいスマホだと思う。 

というわけでGoogle Pixel3の写りは専用デジカメを一部超えてすらいるが、しかし俺のマイクロ4/3カメラでこういう硬い写真が出てきたらややガッカリするというくらいの違いは、やはり感じるのであった。ここまでのふわふわ猫写真はやはり、専用カメラならでは(Oly PL5+25mm F1.8)。


■2月23日                       春の寒波

今朝は晴れて車の窓は凍っておらず、しかしゴミを出しに外に出てあまりの風の冷たさに驚いた。氷点下になってたんだ。 

もう春だもう春だと呪文を唱えていたのだが、2月も末になってから寒波がやってきた。昨日はザーッとヒョウが降り(写真は奥様のダッシュカム)、今日は終日ビュウビュウと強い寒風。そして週末には雪も降るとのこと :-(

 

■2月25日                 手こね陶芸の着色

【手こね陶芸】今日から彩色。奥様のタワーの塗装がすごくいい。黒を塗ってはこすり、溝部分を濃い黒に、壁面を薄い黒にしている。すばらしい。娘の謎イヌもカワイイ。俺のイヌっぽいネコは、焼き上がればきっとピカに近い茶色になるはず! 

ギャラリーでは、俺たちとは別次元の地元陶芸家たちの作品を展示販売していた。見事な作品が驚くべき廉価なので、奥様が傘のついた一輪挿し$50を買う。作品にかけた時間を思えば原価にもならないだろうが、きっとインディーバンドと同じだな。ピュアな創作を人に購ってもらうことが喜びなのだろう。


■2月26日                      氷のクリスマスライト

土曜日、午後から雪との予報なので朝のうちに奥様と散歩に行く。昨日までの超強風-7度の寒波が、公園の池に不思議な光景を作っていた。しぶきが枝に凍りついたクリスマスライトか!  

水面も波立ちがそのまま凍りついている。美しき氷の世界。

空が曇って気温自体は上がってきたので、たくさんの小鳥たちが餌を探し活動していて散歩は楽しかった。ロビン(コマドリ)、ハシボソキツツキ、トウヒチョウ(スズメ目ホオジロ科)。どの鳥も以前図鑑で同定したことあるのだが、現場では俺も奥様もなかなか名前を思い出せない。カワイイなあピヨピヨ。


■2月26日                        冬は終わってなかった

予報よりだいぶ遅く、夕方から降り始めた。予報の30cmほどは積もらないんじゃないかな。しかしPixel3の夜景モードがすごい。撮るのに数秒かけているが、データはISO50で0.7秒となっている。メイン画像を0.7秒で取り込み、残り2秒は補正情報を取り込んでいるのだろうか。AIカメラおそるべし。 


■2月27日                     雪の被害

昨夜の雪が朝ミゾレとなり、激重となった積雪がなんと庭木の枝をへし折っていた。径10cm×長さ5mの枝が車にバッサと覆いかぶさる光景に血の気が引いた。さいわい直撃はせずバウンスしてから車に着地したらしく、枝と雪を取り除くと車に大きな傷はなし。…助かった…イヤハヤ。 

俺は本当に悪いことがあると人に言えない気弱な男なので、こうして書くのは無事な証拠なのですが、イヤーこの枝が落ちて無事とは不幸中の幸いだと話しつつ奥様と雪かきをする。「不幸中の幸い」って英語でなんていうのと聞いてみたが、定番の名詞句は思いつかないそう。It could have been worse(これよりも悪くありえた)みたいな言い方になる。日本語は紋切り型の宝庫だ。 

しかし少し落ち着くと、俺はカメラに広角レンズをつけてちょっといい感じの写真を撮っていた。雪景色キレイだもんね。









■2月27日                     エブエブはconfusing

「エブリシング・エブリウェア・オールアットワンス」劇場で見てあまりのめまぐるしさと多言語に意味がわからなかった。配信の日本語字幕で今日もう一度見て、こりゃ理解できなくても当然だったなと思い、しかし劇場でもそんなに意味は深く考えず、面白いところを愉しめばよかったのかなと思った。主役二人は本当にラブリーだった。 

夫が突如シークレットエージェントになったあたりからもう延々意味が分からず、中国語と中国訛りの英語が聞き取れないせいかと思っていたが、字幕を読んでいてもこのスピードで全部を理解し進める話ではない。日本の劇場で見る人たちも混乱するだろう。劇場で湧いてた笑かし部分は、再度見ても特に面白いとは感じない。

しかし大筋だけ掴み、ジェットコースターを気楽に楽しんでいればよかったんだろうなと二度見て思った(別次元宇宙では娘が悪の権化という、肝心の設定が劇場では惜しくもわかってなかった)。会話はひどく長いがテーマは対立と和解とシンプルで、字幕付きで見ても感想は変わらなかったので、見たままの内容だったわけである。

とにかく大ヒットであの二人に脚光が当たりよかったというのが最大の感想である。ミシェル・ヨーはアジアではすでに大有名だそうだが、こないだBBCのトークショーで英米のスターたちを相手に華麗なトークを披露していて、この映画により開花した世界のスター感がすごかった。旦那の方はあの子役以降俳優をやれてなかったというのが不思議。めちゃめちゃチャーミングやないですか。ハリウッド節穴か。


■2月28日                         長い停電とストップひばりくん

地域の電気工事が長引き、長時間停電中。いつもと様子が違うので。ビカがピタッと寄り添っていてカワイイ。早く直らんかねえ。 

朝始まった電気工事で、もうすぐ停電12時間。電気のない暮らしは普段とすべてが違うので、じわじわと疲れてくる。自転車用のミニLEDライトが明るくて助かっている。それとガスコンロね。 

夜9時過ぎにようやく電気が戻った。はー。雪降る真冬の停電でヒーター稼働せず寒しを一番心配してたのだが(俺は一日中義母様に湯たんぽを供給していたw)、12時間オフで設定20から3度落ちの17度までしか下がらなかった。カナダの家は断熱性高くて助かったわ。うちは窓もダブルグラスにしたしな。 


◇   ◇   ◇

停電の暗がりの中、各自懐中電灯で読書していた。このところずっとKindle江口寿史フェス中の俺は「ストップひばりくん」を、改めてこれほどおもしろいマンガだったのかと楽しんだ。有名すぎて連載時に読んだような気がしてたが、俺はあの頃もう少年マンガ誌を読んでなかったんだな。 

大友、ひさうち、高野文子、吉田秋生らニューウェーブマンガと音楽を直撃で浴びた同時代人として、出てくる文物音楽に強烈なノスタルジーを感じる。パーキージーン、you're super ball(メロン)。あの曲のギターは土屋昌巳、ドラムはユキヒロだよ。


「ストップひばりくん」の最後は伝説の中断エンドだったが、あとがきで「これで完結でいいんじゃないかな」と作者が書いたのもわかる。終盤登場したライバルたちがこのあと躍動しても楽しかったろうが、そうした維持に心血注がせるには、江口寿史は惜しいほどの才能でもある。それはバンドの解散と似ている。◆