2023/06/22

【まとめ23年6月前半】単純な男たちの暴走・ボーイズ・オン・ザ・ラン

「手こね陶芸の忘れ物」「心がない与党政治家たち」「娘の誕生パーティ」「ティアキンついに本格化」「クマ撃退に成功」ほか。

■6月1日                手こね陶芸の忘れ物

隣町の通りを走ると、山城の城郭のような大学の建物が見える。いい景色だなといつも思う。今日は娘があそこにいるはず。

隣町へは陶芸クラスの焼き上がりで一つ回収し忘れたのを取りに行ったのだが(地蔵の傘)、応対してくれた韓国人講師に「こないだ日本へ帰りましたよ。よかったすわー」と話すと、いいわよねえあたしもソウルに帰りたいわと笑っていた。アジアいいっすよね。 

「次の陶芸クラスには戻るの?」「いやーわかんないですけど、もし戻るならろくろのほうかな」「是非そうしてちょうだいカモンカモン」。――手こね陶芸は俺たちがあまりにも不器用で、自由主題ゆえインスピレーションが浮かばず難しかった。

着色も、釉薬のバケツにどぷっと漬ければサンプル通りの色になるろくろの器と違い、ペイントを筆で塗るのでどんな発色になるのか焼けるまでわからない。俺と奥様はほぼ全数失敗で、地蔵も石づくりの灰色のつもりが、こんな黒くなってしまうとは思わなかった。 やれやれ。

俺の傘はなぜか別の人からも所有権を主張されていて、俺はGoogleフォトにあった焼き上がり前の写真を先生に見せ確認してもらった。あんなしょぼい傘の争奪戦をするとはw それとも俺が気づいてないだけで、なにか大切な美があるのだろうか。


■6月1日              ミサイルのから騒ぎ

北米TVJAPANで朝ドラが中止になったので、ああまたミサイルが飛んだのかと知った。ミサイルでも朝ドラにしか影響はないのだが、今回はミサイルですらなかったのか。

先の旅行で日本に着いた日TVは自衛隊ヘリ事故を延々と報じていて、旅行客として「軍事がおお事な国に来たんだな」と思った。その報道に対する国民の高いニーズが実際はあるとも思えず、そういう国にしたいという意向がどこかで強く働いてるのだろう。

■6月2日                日本の天災すらもなつかしい

朝起きてNHKで豪雨のニュースを眺め、ああ日本がなつかしいなあとまた思う。山火事の煙以外は天災のない恵まれた土地に住んでいるが、日本の天災すらもなつかしい。

【まとめ23年5月】日本がなつかしい日々◆「留守中のリカバリー」「5月で早くもヒートウェーブ」「ルースターズの血筋」「日本のITを支援して」「日本旅行記書き終わり」「クマ撃退システム」「あまちゃんは壮大なバカ物語」「処置なきジャパン政治」ほか tomosakata.blogspot.com/2023/06/235.html 


■6月4日                  心がない与党政治家たち

#ニュース7 インドの大事故よりも、ミサイル迎撃システムの話題を流すのか本日も。国民直撃の国会の議論は報じず、延々と防衛関連の話題を流す。NHKニュースは本当に国策広報になってしまった。俺も視聴料払ってるわけだが、これが国民が見たいニュースなんですかNHK。@NHK_PR

いま岸田政権が国のあり方をガラリと変えようとしているのに、NHKニュースは「自公維新国民と立憲などが対立」としか伝えない。保険証廃止で生じる問題や、インボイスでさらなる苦境に陥る低所得者や、法務省の嘘と移民問題は何も伝えない。国民が何も知らないまま、合理性のない方向にどんどん法が変わっていくのがいたたまれない。

岸田総理は驕りがあった安倍さんや、棚ボタ権力を得た浮かれとそれを失う怖れが覗いたスガさんら前任者よりソツがないだけに心がない空洞を感じさせ、俺はニュースで見る彼の演説がキツイ。3代目として黙々と家業の独裁政治をやっている感じ。店頭に立っているだけで、心がないのだ。

岸田河野時代に至って、自民議員は普遍属性として心がないのだと俺は思うようになった。それ以外に説明がつかない。プーチンの戦争がはじまったときに初めて聴き現代との符合に驚いた、「心が通じない人もいるんだよ」という佐野元春の歌(朽ちたスズラン)を思い出す。

あのひとの嘘はもつれた災いを招くだろう
偽りの涙に愛の海は氷で埋まるだろう
気取った奢りが果てしない争いを誘うだろう
あのひとの金と時間はやがて石になるだろう
心が通じない人もいるんだよ
よくある話だとひとは言うけど


■6月4日                娘の誕生パーティ                

サタデー、晩飯後に散歩した。ひと月前の帰国時はあれほどタプタプにたまっていた池の水が、早くも50cm以上下がっていて驚いた。あれからずっとドライだもんなー。これは去年同様池の水は枯れちゃうな。鳥たちも減っている。コットンウッドの花とトンボが舞っていた。

ムスメは昨日が誕生日で、日本のお菓子をしこたま買い込んで、友だちを招き夜遅くまで庭のハンモックなどで盛り上がっていた。とても食べきれない量のポッキーが今うちにある。 

パーティのあいだ俺は窓から裏庭をそっと覗いてニヤニヤしてました。子供らが楽しげにしてるのを見るのは、彼女たちが何歳になってもうれしい。 


■6月4日              NHK防衛省便り

NHK #ニュース7 は本日も国防ニュースがトップと2本目、他国の紛争トピックが2本。18年の韓国とのレーダー問題こじれとか持ち出して、もはやこれはニュースではなく「防衛省便り」だろう。

天安門事件の情報統制を取り上げていたが、失業者があふれ戦争が起き「あの岸田軍拡がポイント・オブ・ノーリターンだった」と後年言われたら、どう責任取るのNHK。国民から直接視聴料もらってるんだぞ。争いから国民を守る役割を委託されているんじゃないの?


■6月7日              この子の魅力がすごい

#家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった 七実はイヤ無理やろという、日本人の心にあるバリアを超えていってしまう。夢みたいなことが本当になる。それにしてもこの子の魅力はすごいなあ。演技ではなくsomething in the way she moves、声や動きがたまらなくいい河合優実さん。


■6月7日                 昔のスターのきらめき

#うたコン 放送70年SP、すごい面々だ。早見優なんて俺は40年ぶりくらいに見た、ハイヒールではつらつと踊ってすごいきれいw 若い頃の黒柳さんの歌や踊りもすごいキレイ! やっぱり昔のスターってすごいなー。 

楽しかった。消す前にもう一度黒柳さんを見ておこう。このミニスカートにカーディガンで歌い踊る徹子さんはすごくないですか鮮烈! カワイイ! :-) :-) 


■6月10日                34日ぶりの雨

ほんの小雨だが、実に34日ぶりに雨が降ってくれた。夏の干ばつは恒例だが5月から雨ゼロというのはひどすぎて、東ほどではないがBCでも山火事が起きている。もう少ししっかりどっさり降ってほしい。 

エルニーニョってあるじゃないですかゆいまる君。今年もあれが起きてるそうで、そうなると回り回ってカナダの雨が減るんだよ知ってましたか!(私も今朝新聞読んで知った)。困ったねえ。


■6月10日                ティアキンついに本格化

【ティアキン】ついに最初の風の神殿へ。同行するリトの若鶏が意外や弓の名手で、ゼルダ史上最も頼りになるバディとなっており超助かる。しかし今作は最初のボスからこんな強いのかよというボス戦! 初戦は追い込んだが負けた。はー。明日再トライだ。 

しかし最初のダンジョンである風の神殿は期待に違わぬ面白さだったな。一つ一つのパズルの質がよくて、解くたびに俺たちアタマいいと達成感が高い(アタマがいいのは任天堂w)。序盤は物語のテンポに乗りにくかったが慣れてきた。ボタンアクションが前作より難しい。


■6月12日          今年初のミネカダパーク

雨上がりで涼しめのサンデー、自転車でミネカダパーク・ロードへ。今シーズンはことにクマが多いそうで車は通行止めで、人影がなかったらさすがに入るのはやめとこうと思ったが、歩行者はたくさんいたので入っていった。やっぱり地元ではここを走るのが一番気持ちがいい。 


しかしやっぱりクマはいた。クロクマをはさんでどうしようとなっている俺と、向こう側の自転車グループ。うちの町のクロクマで人身事故は聞かないから危険はないだろうが、まあ別の道へ行くか。道々止まってはコーヒーを飲み写真を撮る。はー最高。 


■6月12日

#らんまん 高遠という人とその周囲はあの訛の単調さも含め一貫して不愉快なのに対し、印刷所はインキついたらどうすんのよ汚いなあ! とクソ意地悪な娘(笑)まで含め、すごく生き生きしていて良い。こっちの世界に寿恵子を迎え入れなければ万太郎、早く早く。君の美しい線が刷れたではないか。

■6月12日            ティアキンに没入していく

#ティアキン は風の神殿をクリアし乗ってきて、いま「地下神殿の謎」を追い、広大な地下をドキドキと探索している。「…これは…前作もすごかったけどさらにすごいかもしれないね」「Yeah、前作とは違う面白さがあるわね」となってきた。ちょっとだけ難しくなってるところがやっぱり良いのだな。

雑魚キャラAIが前作よりも賢くなり、あわてて武器を取りに走るなど仕草が人間的でカワイく絶妙な強さになっている。また一般人のフリをして近づき、会話中に「…クククあの世へ行けリンク!」と態度一変するワンパターン集団(笑)イーガ団が増えてて笑っちゃう。前作で壊滅したろお前らw


■6月12日                クイーンの39

「カーCDでクイーンの『39』がかかるたび泣く」と奥様が言うので、え、あれって昔の漁師の惜別歌とかじゃないのと曲調イメージで言ったら、全然違った。はるか彼方から帰還すると地球は一変していたという、船は船でもスターシップの歌なのだった。ロック名曲実は歌詞わかってませんでしたシリーズだ。 


「はるか彼方にいる君よ、この声が聞こえないのかい。砂に残した手紙も、ぼくを慰めはしない。この先も、人生は続く。哀れんでくれ」。そうと知るとしみじみと、若きブライアン・メイの詩情がすばらしい。この映像と字幕がとても良いです。◆'39 和訳字幕付き www.youtube.com/watch?v=T1g7VR


■6月12日                 クマ撃退に成功

Yes yes やりました :-) 毎朝通知を眺めていると、猫はやはりライトとラジオノイズにじきに慣れる感じで、アライグマはおっかなびっくりという感じですね。クマは一切慣れたり学習したりしないでほしいw 


■6月13日               単純な男たちの暴走・ボーイズ・オン・ザ・ラン

また眠れず #KindleUnlimited でマンガを読んでしまった。「ボーイズ・オン・ザ・ラン&ルサンチマン 花沢健吾」という超面白いものが全巻揃っており、止められなかった。

「ボーイズ~」は類型も多い純情ダメ男に女神が微笑む話だが、思ってたのと違った女神ちはるちゃんの複雑さと田西の単純さが重なってはすれ違う揺れが秀逸で、身につまされた。男は好きな女の子を神格化するが、そのウザ愛らしさが恋と実るかどうかは、女神の方にもわからないのだろう。

田西のように好きな女の子とすれ違ってた若き日、俺の話を聞いた友だちがヴェルレーヌの詩集をくれた。去っていった妻を嘆くバカ男の身勝手な「乙女妻」という詩に、これは俺だなと泣いてすっきりした。俺も「モテキ」のフジも「ボーイズ~」の田西もみな身勝手で、だがどうしようもなかったのだ。 

ヴェルレーヌ『乙女妻』

「僕の単純さがまるっきりあなたには解らなかった/可哀相な僕の乙女妻よ!/そしてあなたは去ってしまった/やさしさ以外映してはならないあなたの瞳なのに/今ではそこに悩みのかげが現われて/見るめにさえもつらいとは」

――バカヤロどうせお前のせいだろ身勝手男よと、話聞かなくても恋の惨状がわかるのである。


■6月14日                   見知らぬ道を

隣町に用があり自転車で行ってきた。川沿いの小道に入るとカラスたちがじゃれ合っていた。長く同じ町に暮らしていても、自転車で走ると知らない道が見つかって楽しい。 

もしうちのフェンスを全面的に建て替えることがあったなら(その前に引っ越すかもしれない)、こういうメタルの柵に植え込みというフェンスもいいなあと思う。少しだけ見える家のペンキの色がとてもいい。



■6月15日

昨日自転車で走った道を今日は逆側から行く。Go this wayと標識も指している。今日はカメラに単焦点34mm F2.8をつけていき、ボケのあるクールな自転車写真を撮ろうと思ったのに素朴極まる白い軍手が写り込んでいた。痛恨(笑)。 

要はメンテのため車をガレージへ持っていき、荷台に載せていった自転車で往復してたわけです。車が調子良くなり気持ちいい。長年世話になってる修理屋のマイクおじさんは、安い車を小さな出費でそこそこ調子よくという俺のニーズに合う仕事をしてくれる。口コミにもそう書いて星をたくさんもらったよ。 


■6月15日              植物の奇跡

お猿の温泉のふもと湯田中温泉の親戚を訪ねたときに、うちの奥様が叔母さんにササゲ豆(そういう名前だったと思う)の種を分けてもらい5月中旬に植えたのだが、下旬に発芽してもうこんなにグングン育っている。 pic.twitter.com/uQVxfsDIBc

昨日奥様が「これって蔓が伸びる豆じゃない!」と気がついて、急遽竹の支柱を組み上げていた。それが一晩でくるくるときれいに柱に巻きついて驚いた。植物って本当にすごいがじゃ(らんまん)。 

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