2019/09/30

【まとめ9月】庭にクマがいる騒動


今期ベスト「だから私は推しました」、自転車GPS、「なつぞら」最終回、温暖化反対マーチほか

9月1日

昔働いていた米軍基地廃墟の写真を使った俺のバンド動画に、「関東村だ。府中基地の写真もある。子供の頃あそこに住んでたんだよ」という旧住民からコメントがついた。どういう流れでたどり着いたんだろう。あそこで働いてたんですよ、ぼくも懐かしくてと答え、会話が続く。(ギターがサカタ)




9月1日

#マンゴーの樹の下で マンゴーのように柔らかなものたちが、無意味に押しつぶされていく戦争のいまわしさを、彼女たちが鮮やかに見せてくれた。

子供の頃、「あしたのジョー」の韓国ボクサーの朝鮮戦争語りで戦争怖いと初めて強烈に思ったのだが、それを思い出させるシーンもあった。 pic.twitter.com/MkeClG6VhI


#だから私は推しました いやーもう、何がなんだか。ただ一つ確かなのは、人生を傾けていたハナの二重線が見えてしまった愛の涙に、俺も涙が出てきたことだけだ。偶像失墜とはこういう気持ちなのか。つらい。しかし他は何がどうなったのか、どうなっていくのか、未だサッパリわからない。怖い。 pic.twitter.com/oDLUYzYV6R

9月2日

#サギデカ 主役の木村文乃さんは初めて見たのだが、有能な女性ってカッコいいなとすごく思う。魅力的だ。バイト先にああいう人がいたら若者の仕事に力が入ると思う。SRに乗る姿もステキ。そんな彼女を持ってしても1話では話が終わらないというところも気に入って、久々に刑事ものを楽しんでいる。 pic.twitter.com/eV1xq5XdhX


9月2日

【ステム交換】自転車屋にアサマ号を持ち込み、ハンドルステムの長さと角度をじっくりと検討し、およそハンドル2本分近く、1本分高くなるやつをインストールしてもらった。購入直後からハンドルの遠さに腕と腰に疲労(と前傾上目使いによる頭痛w)を感じていたのだが、これで解消されるはず。 pic.twitter.com/4XsJnGL1JI



そしてフレイジャーリバー沿いの牧場地帯で新ステムの試乗。これはサイコーだ。前傾が減り腰が楽になっただけでなく、めっちゃバランスが良くなった。重心が後方に下がりハンドルにかかる荷重が減ったことでハンドリングが明らかに良くなった。路面からの衝撃さえも減っている。すばらしい。 pic.twitter.com/SEDcAqReKy




9月3日

【夕方自転車】今日はちょっと疲れてるので川まで行かずショートコースへ。やっぱりハンドルが近くなって腰と腕が楽だ。ハンドルに合わせてサドルも後方に1cm下げ、ヤマハRZみたいな後輪荷重で快適にコントロールしている。夏の終わりの夕陽が道の垣根に、俺のフォームを映している。 pic.twitter.com/qecBIk0sIX



9月3日

明日から新学期でムスメの夏休みが終了。最後に友だちとレイクに行くというので、送っていくついでに俺と奥様も湖畔でピクニックし、木陰でのんびり読書など楽しんだ。町から近くて人気のレイクビーチで、日本の海みたいなすごい人出だった。 pic.twitter.com/AEwRx7NAjo



持っていった本は去年日本で著者からいただき、最後のほうに読み残しがあった「ハチスカ野生食材料理店」。読み出すと止まらず、日向と日陰を行ったり来たりしつつ、美しき湖畔で読了しました。(注:撮影した奥様はカメラのフォーカスの仕組みとかよく分かっておられないw) pic.twitter.com/DIZdrCBwWt




最後の方にハチスカ氏が「料理を始めたのは友だちとシェアしてた米軍ハウス時代のパーティだった」というくだりがあった。なつかしい。あのパーティに呼ばれ俺と相棒のドラマーは、いろんな人と出会ったのだった。人生も音楽も変わったよね。芸大の名物だったというバタ丼を作って、俺も食べてみよう。 pic.twitter.com/lBqENNo4VG
(本ページトップの動画で歌っているのがハチスカ氏)



9月5日

#なつぞら カナダの当家にも実家の店の包装紙がある。包装紙はものを差し出せる人々の誇りを包んでいる。残された者はがんばらねばと雪月のばあちゃんに言われ、うなづいてるなつがこれまでで一番きれいかと思うくらいきれいだった。なつのいろんな泣き顔を見てきたけれど、一番きれいだった。










9月8日

今日は家族友人と山の方に行き、奥様に率いられ沼地一周のトレイルに歩きだしてしまった。一辺3キロほどの三角形の広大な沼で、およそ10キロ。自転車なら毎日10キロ乗ってるが、歩くと足が痛くてつらいw しかし景色はすごかった。こんな大きな沼は見たことがない。 pic.twitter.com/NZWg7jvHGR

沼地の反対側、進行方向左側は大きな湖だったのだが、ムスメが撮ったすごいパノラマ写真があった。 pic.twitter.com/igS7QAI2HY




最後の方は明確なトレイル(遊歩道)がなくなり、人がギリ通れる木の根と穴だらけの危険なヤブ道になってしまい、本当にこの道でいいのか不安であった。Googleマップを出しGPSで自分たちが正しい方向に進んでいることを逐一確認しながら進むのであった。やっぱりGPSって偉大ですわ。ありがたし。



俺は自転車大好きだが歩くのは嫌いで、横をラクラクと追い越していく自転車を恨めしく眺めていた。こんなに歩くならスマホに万歩計を入れておけばよかったと帰ってきてから調べると、今どきのAndroid万歩計は自転車移動のルートと距離も計測してくれるらしい。入れておこう。

同行したムスメ幼馴染の日系の子がうちでご飯食べてるのだが、「いただきまーす。わあおいしー!」とやってくれるので、ご飯作ってるこちらはもうとろけちゃうw 日系ペアレンツはチョロい。というか、どこの移民の親もそうなのかもしれないw


9月8日

#だから私は推しました いつも手に出る愛さんのエモーションがぎゅーっと出た。彼女のこの過剰なエモーションが本当にラブリーで、それがハナの魂と共鳴し合う。

しかし。取り調べの事件内容がついに明かされる。「だから私は押しました」。…うーん。みんな男のせいよねby八代亜紀だよなー(ため息)。 pic.twitter.com/iVSZHTdkep

9月9日

雨が止んだので自転車。途中でGoogleフィットを眺め、GPSと連動させてなかったのだと気が付きオンにすると、見事トラッキングを開始してくれた。家に帰りWiFiとつながると白地図に地形が入り、川沿いを走ってたことがちゃんとログに残る。これはうれしい。夏前からやっとけばよかった :-) pic.twitter.com/S8usN2yENl




9月9日

#いだてん 通訳が間に合わず、まんぷくマスターが(もう少しゆっくり)と苦吟するような状態でもラトゥールを説得してしまう嘉納治五郎は、本当に世紀の人たらしである。そしてラトゥールさんも、はるばる極東までやってくる酔狂な貴人として見事なお客ぶりであった。あっぱれ。あと幾江さん(泣)。

#いだてん 「国賊新聞を叩き壊すのだ!」という軍部の朝日新聞社乱入はまるで現代への批評として撮られたような絵で、見ろよホラこの武力のむごさをと誰に対してか俺は言いたくなる。制作側にはそんなケチな了見はないのだろうが、誤った時代を描けば自然と、現代の写し鏡になってしまう。

#いだてん 軍部の新聞社踏み込みシーン直後に、政治と抑圧に無関心な芸術家であるたけしが「笑いになんねえや」というのに、俺は白々しいものを感じてしまった。現代日本が笑えない時代になったことに、彼ら平成の「若者たちの神々」の責任なしとは思えないのである。

9月10日

#なつぞら (アニメのロケハン隊に、開拓時代を語る泰樹)先週自転車で走ったこの農場跡地にも、泰樹じいちゃんと馬がいた。農具も帽子もおんなじだ。大河フレイジャーリバー沿いで「洪水危険地域」の札が出た場所にあり、今はもう使われていないカナダの柴田農場。ここも洪水で別な場所に移ったのだろうか。 pic.twitter.com/Jr5XuNGM6I

#なつぞら 過去を語らなかった爺ちゃんが請われて語り、「なんか役に立ちそうかい」と笑うところがよかったです。役に立つどころじゃないよ、柴田牧場のすべてが爺ちゃんから始まって、これが国民の記憶となる名作アニメ(ハイジ)につながるんですよ。泰樹じいちゃんは映写機の光源ですよ。

9月11日

いつもの土手を走ると、タイヤが立てる音が落ち葉でカサカサと、先週までと違っていた。秋がきたなあ。 pic.twitter.com/WRkA6dfoC1








9月12日

自転車にハンドルバー・バッグをつけスマホを置きGPSを表示しとけば、【スマホをサイクルコンピュータ】にできると気がついてトライ。バッグはキャンプをする人ならよく知るあのポーチを流用、スマホは画面を割ってしまった前機をこれ専用にし、飛び出ないよう輪ゴムで固定する。完・璧 :-) pic.twitter.com/OKbwyxevdI


GPSをチェックしつつ川辺を走ると、ギターを抱え散歩するおじさんがいた。おおすごい、なにか歌ってくださいとリクエストすると、歩きながらマザーネイチャーサン的な自作曲を歌ってくれた。ナイス! 写真を撮りたいというと「マムも入りなよ」とお母さんを呼び寄せる、心優しきカントリーシンガー。 pic.twitter.com/vyvSdwWRkP



ありがとうと礼を言い、さらにGPSをガン見して走る(路面注意!)。オン・オフロード混合で平均15kmくらいで走ればオーバーペースにならずちょうどいい感じだな。やっぱりサイクルコンピュータは有用だ。地図を見るとおじさんの歌を聴きながら歩いた川沿いの場所が、GPSのドットでわかる。カワイイw pic.twitter.com/wooEEXOGMh

なんと河原のギターおじさんを知ってる人がネットにいた。バンクーバーのシンガーソングライターで、ポエトリー・リーディングや舞踊の伴奏をするプロのギタリストなんだそう。彼のブルース演奏を見たら、河原で俺に弾いてくれたときよりずっと上手いw 自転車にギターをかついで行ってまた彼と河原でバッタリ出会い、河原のベンチで彼とジャムセッションしてみたくなった :-)

9月12日

#なつぞら このオープニングカットを見て、ああ新しいアニメが始まると胸が踊った。柴田一家でありカルピスこども劇場でありサツキ一家であり、キツネリスもいて。私らはこのアニメをたぶん今回見れないけれど、もう見せてもらったような記憶もあるのです。彼らアニメータたちからの贈り物だったのだ。 pic.twitter.com/Lud44EdXal


#なつぞら 川を流されていく少年をソラが見つけるという劇的すぎるストーリーをキラキラしたまなざしで語る坂場となつを見ていて、朝ドラはカルピスおとな劇場なのかもしれないと思った。キラキラと描かれた絵のように美しい俳優たちの劇的すぎるストーリーを、子供の頃みたいに楽しんでるのかも。

9月13日

#なつぞら コナンのビリビリを描いたのが下山さんなのか! ナポリタン大盛りもオマージュだし、あの神っちが人に助言を求めるのもなんか胸アツ。こういうのがいちいち琴線をかすめる日本人は、豊かな記憶遺産を持っていると思う。飛んでいくタンポポの綿毛を見上げる三人の絵に感動してしまった。 pic.twitter.com/qfsYSdRB81

9月15日

#だから私は推しました (最終回)いつも手に出る愛さんのエモーション、アズキの手を振り払う。それでも手を取るアズキの友愛。泣いた。 pic.twitter.com/E1SWH1JUw6




#だから私は推しました 会えなくなって終わりじゃ愛さんかわいそうじゃん、どうすんのハナどうすんのと最後はずっとハラハラしていた。俺は愛さん大好き過ぎる。推したすぎる。そしてハナはだいぶ遠回りな方法で、愛さんをこんな顔にしてくれたのだった。こんな愛と推しもあるのか。慈しみ。 pic.twitter.com/yTs8K0IP1M


9月16日

サンデー自転車から帰ってきて片付けをしていると、庭にクマがいることに気づいてしまった。お前(絶句)。夜中に来てフェンスを倒していくことは年に数回必ずあるが、昼間出てきたのは初めてである。 pic.twitter.com/lQDpnsVbnW



何かあったら大変なので当局に電話するが、了解、記録した、大きな音を立て追い払ってくださいと指示されるのみ。



人間に近寄ってくるようなアグレッシブまたはオーバーフレンドリーなクマは殺処分されるのだが(麻酔&リロケーションは無理らしい)、こういう人を恐れないだけで無干渉なクマは公園だろうが学校の近辺だろうがどこにでもいるので、即座の対応がないのだ。

バケツを叩くなど大きな音は何をやってもクマに効かなかったのだが、まあ昼間なので無理に追い立て気が立った状態で人とバッタリ出くわしてもよくないし、出ていくのを穏便に待っていた。――ああ、お前たちはいつもそうしてうちのフェンスを壊していくのね…。今回はともかくフェンスが倒れなくてよかったw (動画→) pic.twitter.com/NNixvtBD5I



近所の家々には皆知らせたのだが、いつも表通りを眺めてる隣のおじさんに「Yeah、君んちの方へあいつが向かうのを朝見たよ。いつもこの辺にいるクマだろう」と言われた。じゃ俺が車に自転車積んでるときは、すでに庭にいたんじゃないすか…教えてよw

昼間のクマは一度出ていってまた戻ってきたので、さすがにビビって今日は一日緊張し庭をチェックしていたのだが、夜になったらあのアライグマ一家が来たw うちの庭って獣道なの?w みんなデカくなってるわ。高校生という感じだな。アライグマがきたということは、クマは去ったのである。よかった。pic.twitter.com/Wpdp0NfQ40




9月17日

朝カーテンを開けると、庭にクマが戻っていた。しかも2頭。増えてる…木登りしてる…おまえたち…反則(涙)。 pic.twitter.com/Z5rgkcA4jE



奥様がまた当局に電話するが、民家の庭に2日滞在というケースで野生動物保護官が動くかどうかは、なんともいえぬという。気をつけて連絡を待てとのこと。今日はゴミの日なのだがバケツ出せません。

うちの庭には食べ物などないが、大きな木陰があるので居心地がいいらしい。キミらに気に入られても…w ともかく住民にできることは危険を避け、できるだけ居心地悪くするより他ない。アンモニアや漂白剤の臭いが嫌いだとのことで、安全を確保しつつ家周り→フェンス周辺に散布しようと思う。

もしこれが私の最後のツイートとなったら…お察しください…(よよよ泣)

私も今だから思い切って言いますけど、たけさん好きでした! 天国からたけツイートRTします!


駆けつけてくれました野生動物保護官! メガネ美人!(That's more than I asked for! そこまでしてくれなくてもよかったですのに!) 何かできるかどうか観察中。なにか撃退臭的なものをどうか適用してください。

メガネ保護官はうちの庭に入るなり、「まあなんて立派な杉の木なの」と木を見上げ感嘆する。相棒の男性保護官も「クマはこの木陰が気に入ったんだね」と。クマが里に降りてくるのはうちのせいじゃないので(近所のゴミ屋敷のせい)、非常に同情的でナイスでした。






クマ2頭の様子をじっくりと観察した後、銃を取り出したメガネ捜査官たちが決然と庭に入っていくという映画ファン/眼鏡ファンがどよめきそうなシーンに俺は参加したのだが(こっちですオフィサー! とベランダから叫ぶ役)、あれほど居座っていたクマたちがなんと踏み込み直前にどこかへ消えてしまった。 https://pic.twitter.com/kAHsLZMNJq




クマたちが保護官たちに気づいたわけではなく野生動物の完全なランダム行動で、フェンスをぶち壊し隣家からどこかへ消えてしまった。

一般警官も参加し辺り一帯を捜索したのだが行方しれず。仕方なくうちの庭に巨大なクマトラップが設置される。うわー…。これ新聞で見たことあるわ。トホホ…。 pic.twitter.com/SUGCBgU97d




まあ何もできずまた呼んでとなるよりはマシだな。1週間様子を見るとのこと。「…あの、うちはアライグマの一家もよく来るんですけど、このトラップにかかっちゃいませんかね?」「ある程度体重がないと作動しないから大丈夫」。そうか。大丈夫か。…ああしかしフェンスがまた。もう。もう(ため息)。 pic.twitter.com/fhzy2xDK4Y


今日野生動物保護官の動向をカメラが撮っていたのだが、地元TVニュースでうちが映ったと娘の友だちから知らせがあった。撮影の了承などしてないわけで、ニュースメディアのプライバシー配慮なんてSNS以下なんだなと思う。 pic.twitter.com/h7OvKdaVp8


俺もインタビューを求められたが、話すことなどないですよと断った。クマの被害をヒステリックに言いたてる地元住民なんて役はイヤである。俺は「クマは右側にいます!」「小屋の裏!」「コーヒー飲みます?」とメガネ美人捜査官の補佐役をうまく演じ、気分よかったのだ :-)

クマがこの距離(4mほど)まで来たとき、男性保護官が「こいつはダメだ…」とうめいていた。人を恐れなすぎる。保護官たちは射殺の用意をしていた。もし殺処分となったら俺は実況などする気分ではなかったので、トラップ配備でほっとした気持ちもある。うちはとにかく、クマに来なくなってほしいだけ。 pic.twitter.com/RdhI1olBTJ


ちなみに保護官が殺処分と判断すると警察が呼ばれ、パトカーが前後の道路に止まり通行人を遮っていた。俺はベランダから動くなと命じられた。やっぱり銃を使うとなるとおお事なのである。ちょうどその配置が終わる頃にクマたちが去ってしまったわけ。何かを察知したわけでもなく、ただ気まぐれに。

(クマトラップは1週間設置されていたが、結局何も引っかからず撤去。その数週後フェンスはまた壊された。やれやれである)

9月18日



日曜の夜、「そういえばクマ騒動で忘れていたが、今日の自転車は最高だったんだよ、いい感じの坂道登って降りて、ブルーベリー畑行くと洪水になっててカモが畑で泳いでてさ....」とぜんぜん自転車に興味がない奥様に写真を見せていると、あまりに興味のないことを一方的に熱く説明され彼女が笑い出した。



「でさー、川を見てたら見知らぬ犬が隣に並んで座ってきてね…」と続けると、お互い笑いが止まらなくなった。それに気づいたムスメが俺のカメラを手にさっと駆けつけ、私ら二人の写真を撮ってくれた。夫婦の写真はなかなか最近ないんで、うれしいよムスメ。やっぱり趣味の話は盛り上がるよねw

9月18日

#なつぞら なくした家族の再生ストーリーがクライマックスを迎えて終わるんだなと思っていたら、アニメ制作パートもいよいよ充実していくので驚いている。食欲をかき立てる食べ物シーンで有名な神っちが卵を割って、なつが絵にするという役割なのも楽しい。麻子さんの心配顔がかわいいw

9月19日

クマ騒動後はじめての洗濯。やっぱり緊張しますわ。 pic.twitter.com/JmHmyP0QJb


あのクマたちはおとなしいブラックベアなので人を襲うことはないが、こちらがどれだけ音を立てても逃げないバカ熊なので、庭に出たところでバッタリ出くわしてしまうのが怖いのだ。俺たちは目も耳も利くから警戒しつつ庭に出られるが、義母様は危なくて外に出せやしない。

9月20日

#いだてん 嘉納治五郎と中国IOC委員のすれ違いはすごかったな。昔中国人留学生に、「なぜ日本人はあの戦争の責任を認めないのか」と問われ、「それは政治家だけ、一般人は反省している」と答え特に相手の得心は得られなかったのだが、中国IOC委員のこわばった握手にそれを思い出した。

9月23日

奥様の市営農園ガーデンの収穫時期が来ていて、すごい量の野菜の消化に追われている。枝豆はおいしくできたので食べきれない分を冷凍すればいいが、大量のビーツやズッキーニは調理法も限られ、なかなか食べきれない。おすそ分けしてもらってもらうしかない。 pic.twitter.com/8LRPnL1epH




ズッキーニは中のタネをくり抜いて、ひき肉を詰めチーズを載せて焼くのがおいしく、量も食べられ気に入っている。他にはハンバーグの付け合せくらいしか使い道がないような気がする。ビーツは茹でるかオーブンで焼いて食すと甘くておいしい。ナスはなんにでも合いますね pic.twitter.com/aSn6dkOWDO





9月24日

#なつぞら じいちゃんが「昨日のアレ見たかい」と、感動を語っている。「なつはそういうものを作ってるんじゃ」というのは、人の心を動かすすべてのクリエイターへの褒め言葉だな。俺は線画だけ見てボイスをつけているあの二人の声に感動してしまった。皆そういうものを作ってるんじゃ。

9月27日

#なつぞら (ロケハン中に嵐)ひと絞りで五秒も牛乳を絞り出すじいちゃんの手わざの見事さ、それを見てうれしげななつ。手先に集中し無心なじいちゃんと、彼を背中で感じ笑顔が浮かんでしまうなつ。とにかく必死なイッキュウさんw いいシーンでした。照男もよく頑張った。みんな頑張った。

「なつぞら」で天井の抜けた天陽の家の光景に千葉を思ったし、電源喪失はもちろん…。日本人は(俺みたいに外国ぐらしでも)つらい記憶を共有して平成から令和を生きていると思う。


9月28日

2週間ぶりくらいにピカピカに晴れた。おおと声が出る。起きてきた娘が、「どうか晴れてますように」と口癖の英和日本語でいう。今日は大丈夫でしょ、なんで心配なのと聞くと、バンクーバーの地球温暖化反対マーチが今日なんだと。あーそうか。大学は短縮授業とのこと。がんばってくれ。 pic.twitter.com/Jt0TO9X13i



バンクーバーの温暖化反対マーチは市役所下から橋を渡りダウンタウンへと、長大なものとなってるそう。どの写真を見ても子供たちが楽しそうだ :-) よりよい世界にしようと声を上げるんだから楽しいよね。うちの娘もこれを掲げて歩いている。 pic.twitter.com/3N07UNuh98



ちょうど仕事でバンクーバーにいた奥様がアンチ気候変動マーチに遭遇し、「あんなにたくさんの人が歩いてるのを見たことがない、すごい数の子供たち、泣けてきた」と写真を撮ってきた。ほんとだ、キャンビーブリッジが人で溢れてる。バンクーバー五輪でもこんなシーンはなかった。感動的。 pic.twitter.com/Jdb6rxLyqq




奥様はキャンビーブリッジで1時間も「すごい! まだくる! まだ続いてる!」という驚きをもってマーチを眺め涙を流し、歩いている娘に電話し見つけようとしていたのだが、同じ交差点にいるのに人が多すぎて見つからないほどの盛況だったそう。

子供らがハッピーそうでいいよね。グレタさんを批判する人もいるけど、ハッピーな世界にしようというムーブメントだしね」と俺がいうと、ネットを見ない奥様は何の批判かと不思議がっていた。すごくアグレッシブだから不快に感じる人もいるらしいよ。「パワフルだからこんなに伝わるんじゃない!」

9月28日

#なつぞら (最終回)「しかし、よくやったななつ」――なつよ、これだけで涙目になっちゃうよな。じいちゃん転んじゃう。笑ってる? 骨折れてない?w 素敵だ。

#なつぞら ああ「火垂るの墓」の、兄妹が生き抜く版が作られるのか。感慨深い。――じいちゃん寝てる。息してる? ――いやもういいのか、どちらでも。この十勝となつたち家族に溶け込んで、生きているのだと自分で言ってたもんなじいちゃん。素敵だ。

#なつぞら なつが坂場を一度振ったところから自分の見方が変わったなあ。なつのキャラがピキーンと立った感。最初から完成してはいない人として演じられてたのだろうか。昨日の搾乳中、背中でじいちゃんを感じ微笑むなつなんて最高だった。坂場もあれは絶対イイナア(*´ω`*)と見てたと思うw

#なつぞら 草刈正雄はほんとうによかった。「真田丸」の大殿をもしか超えるかというほど泰樹じいちゃんが好きになりました。草刈正雄はいまも自己ベスト更新中なんじゃないですかね。

9月29日

#サギデカ 「お前刑事やめろ」と言われてたように、罪と罰に心振れすぎる今宮は危うい。しかし「一人ひとりに共感していたら何もできなませんよ。神様だって見てないですからね」というすんごい右派政治家的説得力wを持つ廻谷の心を撃ち抜いたのは、彼女の平穏な人生への過剰な共感力だった。感動。 pic.twitter.com/SqYHNbWaPb



#サギデカ 撃ち抜かれた青木草々の表情が実によかった。なんで彼が出てるのかと4話まで思ってたが、これだけで納得した。「アノネ」に出てきたこの生命力薄げな後輩くんが、いつも取調室で今宮パイセンの熱弁を横耳で聞いているのもよかったな。彼もきっと感動してたんです、俺たちみたいに。 pic.twitter.com/yN5Xisutlw


9月30日

もう長年人は使っておらずアライグマの休憩所となっていた我が家のツリーハウス、クマにまで使われてることが確認されたので(マジで)、人手を集めてついに解体した。

これを建てた2011年の写真(←)を見たら、背後のフェンスが1箇所も壊れてなかったことがわかる。クマが来始めたのはこれ以降なのだ。 pic.twitter.com/PJ49wSujRB


クマが里まで来始めたのは、町の裏山の大規模宅地開発が始まったのと同時期だと思われる。山の餌場が狭まったわけではなく、人家と人にクマたちが徐々に慣れゴミを漁る習性を身につけてしまい、行動範囲を拡大してきた感じだろう。5年くらい前にゴミ箱のロックが義務化条例化されたので。

 それなのに未だにロックしてない家がある。そういう家のゴミ袋をクマがうちの庭に持ち込んだことが何度もある。クマはおそらく一度この家のゴミの中からうまいものを食って強烈な動機づけされてしまい、懲りない家の人間は自分ちのゴミが何度荒らされても懲りないのだ。

ツリーハウスを作ったのはうちに居候してた頃の甥と俺で、今日は彼とその弟がガンガンと手際よく分解してくれ、俺はよしよしキミたち感心感心と主に写真を撮っていた。はは。pic.twitter.com/0tKnZEE91R



――はあ。使ってないものがなくなるとスッキリするが、ちょっとさびしい気もするな。




最後に残ったこのワイヤーは、ツリーハウスを木に取り付けたネジが緩まぬよう俺があとからボルトを縛ったもの。「なんでボルトにワイヤーがついてるんだ、これは日本のお守りか」と皆わらっていた。そうなんだよ、日本じゃシメナワつって、この白いヒモが建築物を守ってくれるんだよ pic.twitter.com/1TFQaqs3LZ




10月1日

昨日ツリーハウス解体に来てくれた甥は工具偏愛男で、一生に2回くらいしか使わないのではという専用工具をやたらと持ってるのだが、そのうちの1つ【釘ネジ拾い集め機】を貸してくれた。大工仕事後の芝生をゴロゴロ転がすとカシーン! と小気味良い音がして釘を拾ってくれる。快感w pic.twitter.com/EpO32uqfwx



【釘ネジ拾い集め機】工具偏愛男に「こいつが釘を拾うKa-Cheenという音は大変な満足感をもたらしてくれる」と感想を送ると、すかさず「Indeed!(まさに!)」と返事が返ってきた。偏愛に共感されたという喜びがw


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