2021/07/23

パンデミック明けのバンクーバーアイランド

7月18日      ビクトリアへ

州内旅行が解禁されて一月、フェリーで去年の夏以来の旅行中。もう1列ごとに座るとかの制限はない。マスクももうしてる人の方が少ないな。そうなんだー。 



フェリーに黒猫のジジが乗っていた。えー! こんなとこでなにやってんの! 首輪が付いてるので飼い主も同乗してたのかな。子供ら大喜び :-)



というわけでBCの州都ビクトリアにきております(州都はバンクーバーじゃないのだ)。昔来たとききれいなところだなと思ったが、今日も感想は同じ。明日観光をするので、きっとこの町のことがもっとよくわかるのだろう。とりあえず娘がイトコとバカ笑いしてるのを見て写真撮ってるのが楽しい。 

7月19日     博物館と植物園

旅行2日め。ビクトリアのホテルは州議事堂の隣。徒歩1分で議事堂とはすごいねへーと笑う程度だったのだが、BCの大活躍コロナ担当者ボニー博士がここにいるかもよと娘がいうので俄然興味が湧いてきた。ボニー博士お世話になっております!

朝はBCミュージアムへ。1階の原始動物と水生生物フロアは、生きてる動物がいる水族館に比べたらどうということはない。しかし2階のアボリジニ文化の展示がすばらしかった。



BCのアボリジニ関連展示はどこも彼らがどれほど優れた美的センスを持つ人々かと強調するのだが、ここはどんな村がありどういう暮らしをしていたのかという生活展示が充実していて面白いのである。機械文明流入以前の北米原住民の生活自体に感銘を受ける。こんな立派な漁村があったのか。



そして欧州文明が入ってきてからのBCの変遷と、ゴールドラッシュの炭鉱の展示。西部劇時代のポートムーディ(うちから2駅のご近所)の町や貧困の色漂うチャイナタウンなどが再現されており、見どころ満載であった。 いい博物館だ。えーそうだったのと声が出ちゃうミュージアムが一番えらい。





午後は有名な植物園ブッチャートガーデン。きれいだけど、メイン部分はバンクーバーのバンデューセン植物園と変わらんかなと思う。しかしバンデューセンにはない日本庭園は、水の流れる坂道をうまく使っていてデザイン秀逸だった。写真撮影で一番お客も渋滞する園内イチの人気の場所となっていた。



やっぱりコロナ前は日本が観光大国になっていたのもわかるなという、誰もが憩うこの風景。バンデューセンもこれ作れ :-)



今回の旅は、脚が弱ってあまり歩けなくなり出不精の義母さまを、奥様たちが説得し連れてきた。出発の朝、あれを忘れたこれを忘れたやっぱり無理だ、邪魔になるだけだから置いていってと泣く義母さまを、いいからワガママ言って邪魔になればいいんだからと奥様がなだめすかし笑わせ車に載せて。

 

島で歩く場面は全部車椅子に載せ連れ回った。ブッチャートガーデンでは、俺たち同居家族に彼女の世話を任せっきりなことを気にしているのか義姉(奥様にそっくりなサングラスの人)とその娘が、坂道もよいしょよいしょと車椅子を甲斐甲斐しく押していた。本人も周りもやっぱり予想通り大変だったが、娘たちのあの笑顔を見ればやっぱり頑張ってよかったのかなと思う。


7月20日  バタフライガーデンと昆虫学者ガール



最終日、バタフライガーデンへ。父と同等のM4/3カメラを使うムスメは白黒写真をテーマにしていて、あざやかな緑や花や蝶もすべて鮮烈な白黒写真にしている。カメラの撮って出しではなく後処理で階調と明暗を調整してるので、コントラストが強烈でエッジーで素晴らしい。ほんとストライキングだ。アーティスティック。



左はなんと蝶が逆さに止まっていたのを撮って、後から上下回転させたそう。言われてみると果実の下にツルがある。すごいアイデアだ。 そして木漏れ日のリリカルさが、色のある写真よりたしかにくっくりと写っている。


(飛び石を取るムスメと…そのムスメを撮っていた父)

で俺はそういう彼女が写真を撮ってる姿を追いかけて撮ってました。イヤ親バカだからではなくて(笑)、若きアーティストはカッコよくて絵になるから撮りたくなるじゃないですか。しかし同じ瞬間に撮って娘の写真のほうがずっと良い。カメラを縦に構え樹木も飛び石も見事に捉えている。




特にバタフライガーデンで蝶を撮ってるときの娘は、麦わらにメガネとマスクという格好がマッドな昆虫科学者っぽくて、実によかった。光が大きなメガネに反射するとさらにマッドサイエンティストっぽくてイイ(笑)。



俺ももっとアーティスト風に写りたかった(笑)。中腰姿がカメラおじさんそのもので笑った :-) ◆

2021/07/17

古音楽再発見ブームに我がバンドが

【80年代バンド・アブスト再発見の機運高まる】

(コンテスト優勝曲「パレスチナの憤り」) 

若い世代による80年代シティポップ再発見たけなわの今日この頃なわけですが、私が学生の頃やっていてMazdaカレッジサウンドコンテスト84で聖飢魔IIを破り優勝し、その後レコードデビューも果たしたバンド「アブスト」ことアブノーマルストリッパーを発見した10代の音楽ファンが、ギターの久保にコンタクトしてきたそうです。それが今週久保の「共犯新聞」の一面になっています。 


話の過程でアブストにはなんとこのコンテストライブという海賊盤があったのだということも判明(←笑)。そんなレコードあったんだと驚き、久保なきあとのエピソードや一緒にライブをやったアレルギー宙也とか筋肉少女帯のことを語る私のインタビューも掲載されていて、当時のことをある程度知ってる方には面白いと思います。俺たちが当時世話になったラママの大森さんが、イエローモンキーのマネージャーにして現事務所社長になってたとは知らなかった。 






当時の概略を説明すると、大学4年の夏にMazdaコンテストを優勝し、賞品でもらった車に楽器を積んでツアーをやり、ライブハウスにお客が増えレコード会社からもいい話が来てまさに登り調子だった1985年春。アブストの作詞作曲担当で、バンドのスポークスマンであり、ライブハウスで配布し評判になった手書き版「共犯新聞」のデザインイラスト執筆を担い、他バンドとのブッキングやコミュニケーションを司り(※)、雑誌に連載コラムまで持っていたマルチタレントバンドリーダーの久保が、「他にやりたいことがあるので、あとはよろしく」とやめていったわけですよ。オイ! オオオイ!(汗) 

(※ 今このビラを見てもアブスト&ラママ大森さん企画のこのオールナイトライブはすごいメンツだった。あがた森魚、Zelda、町田町蔵、メトロファルスにデラックス宙也とすごすぎた)

86年、レコードとプレスリリース用撮影セッション。右端が筆者 
で置いていかれた4人アブストは、ドラマーテラが曲をたくさん書き、私サカタがバンド実行委員長的な感じで音や方針を模索して、頑張ってバンドを走らせました。

4人となっても何曲かはいい歌を作り、何度かは胸を張れるようなライブをやり、レコード会社との交渉も実りシングルを発売し頑張ったんだけど、レコードは売れず客は減る。やがて徐々に力をなくしていく感じで、1年と少しで解散となったのでした。

「ほんとあの1年はきつかった」と今週の共犯新聞インタビューで答えているのが、その頃の実感。 あと数年実績を積んでからの4人移行&レコードデビューだったら、演奏も言葉でのコミュニケーションももっとうまくやれたと思うけど、チャンスは時期を選んでなんてやってこないのである。 


共犯新聞社クボ(デビュー前にアブストを脱退した作詞作曲担当者)による、トモサカタのメジャーデビュー時懐古インタビュー。
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クボ:レコード「最後のモダンボーイ」で教えてもらいたいんだけど、①発売元のSWITCHは雑誌『SWITCH』の? あの雑誌の記事になったのかな? ②「レコード会社の偉い方から、カップリングはドアーズのカバーで。」と希望されたってのは、本当?

雑誌Switchとは関係なかったんじゃないかと思う。レーベルとして雑誌Switchと提携してたかもしれんが、他のバンドとの企画ライブとかもなかったし。

ポニーキャニオンのプロデューサーI氏という人が担当だった。他にその人が担当してるのは子供バンドやブレッド&バターという、生粋の業界人。その人のアイデアでドアーズやってくれと言われて断ったの。

昔だからお金はあって、Switchが持ってるロンドン輸入服屋で好きなだけ買えと衣装を買ってもらったり、一流のスタジオで録音したり、けっこうお金は使ってもらったのだ。まあ昔だからレコード会社に一つくらいマニアックなロックの不採算部門があってもよしくらいのノリだったんじゃないかな。

それとレコード発売に合わせカラー刷りの販促パンフレットをライブハウスで配布するとなって、そこの記事としてメンバー全員のロックネームをつけろとI氏に言われた。飯島坂田じゃカッコ悪いと。

なるほどなんだけど、そうはいっても急にニックネームなどつけられず、月見猫マネージャが全員分を決めて提出してました(笑)。俺はマメゾーだったと思う。ほかのは覚えてない。

とまあそういう感じで、イケイケ業界人のI氏とマイナーロックの俺たちは持っているアイデアも違って、売れなかったのも当然という感じではあった。せめてテラの曲で当時演奏充実してた「監獄ロック」をシングルに入れたかったんだけど、それも彼に却下されてしまった。

クボ:ポニーキャニオンは今では日本の音楽業界のど真ん中だよ。当時も虎ノ門だったのかな?

四谷あたりだった気がする。なにしろ売れなかったのであまりいい記憶がない(笑)。クボもあと1年我慢して在籍しておれば、あの消耗するロックビジネスワールドを体験できたのに :-) 俺がもらったタイガースの王子様ファッションぽいのももらえたのに :-)

しかしレコードというモノが残ったのは大きく、
いまだに中古レコード屋でこのシングルは売っている。
販促用の豪華なビラもライブハウスで配られた。

 クボ:アブスト、1,980円で売ってます。

レコードはたしか1500枚プレスしてほぼ売り切ったと、解散を決めて報告しに行ったときにI氏が言ってたな。1年くらい休んでまた再開してもいいんだぞとかも言ってくれた。インスピレーションほとばしる敏腕ロックプロデューサーという人じゃなかったけど、会社の上司としてはいい人だった気がする。

クボ:月見猫がニューヨークのレコード屋の棚の中に、こっそり1枚入れてきたとか(笑)。

月見猫がそんなことしてたの? えらい。いい子だったなあ。

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クボ:私の長男は今広告代理店で、ポニーキャニオンとの仕事も多いらしいんだ。NHKホールで椎名林檎の仕事をしていたら久保寿光(クボ弟。元Pモデルのキーボード)がいたこともあったとか。

トシミツは楽器を真面目に弾いてるところすら見たことないのだがPモデルに入って、結局知り合いで今もただ一人音楽界で成功してるよなあ。すごいね。クソ生意気なあの顔と風貌がなつかしい :-) 俺が書いた「戒厳令」を松任谷由実がメロディ書いたプロテストソングみたいだとか評していて、うまいこというなあコイツと思ったんだよねw

クボ:今も超☆生意気。東京オリンピックの聖火の最終ランナー大阪なおみの曲でもうけたと思う(笑)。





この写真は解散ライブのあとの打ち上げ。久保なきあとずっとマネージャーをやってくれていた月見猫ことヒロミちゃんが、寂しそうな顔で写っている。かわいい。いい子だったのに彼女には、バンドとしてなにも楽しい思いをさせてあげられなかったな。久保がいた頃のマネージャーのキヨボーは、暑く楽しい東海関西ツアーに連れて行ってやれたのにね。 


ドラマーテラが書いた、4人期アブストでいちばん思い出深い曲「監獄ロック」。レコードのB面用に録音したのだが、別のアップテンポ曲を入れたいプロデューサーを説得できず収録できなかった。最後俺のギターソロのバックで歌うコーラスに、ヒロミちゃんの声が入っている。これだけが彼女にしてあげられたマネージャー孝行だったかもしれない。◆

2021/07/01

【まとめ21年6月】世紀のヒートウェーブ

「すてきなアジアンモール」「きれいのくに最終回」「花束の贈り物」「新レンズMZ17mm F2.8」「アライグマの夕涼み」「傑作だったレディパーツ」「世紀のヒートウェーブ」「史上最高気温43度」

  ■6月1日       止まらないティーンエイジ

#きれいのくに ⑦凜が吉田羊に話しかけ、自分の顔は好きですかと物語の核心に触れていく。凜のすべての表情に宿るハニカミを視聴者みな大好きなんだクラクラさと教えてやらねばとハラハラするが、それは吉田の役目ではない。

当然誠也の役目なのだが煮えきらず。お前のはハニカミというよりただのグズだw pic.twitter.com/mFAoNjeSn5

#きれいのくに そして様々な思いが解きほぐされるカラオケの午後。今の若者は古い名曲よく知ってるなと思っていると、途中で音が替わる。――あ。稲垣吾郎クローン技術ほどハイテクじゃないが、この技術もNHKすごいよ涙出る。中山レイラと貴志にもジワっとなる。しかしああ凜の行動は止められないの?! pic.twitter.com/QRZY5a3BoK


■6月2日     美しすぎる人

いまAmazon無料マンガに、美しすぎるがゆえに幸せを掴めない泉さんをめぐる東村アキコのドタバタラブリーマンガ「主に泣いてます」が出ている。ああ、すばらしく面白い :-)www.amazon.co.jp/dp/B009KYCL9K/ 

泉さんのように、出会ったとたん目をくわっと見開いてしまうくらい美しい人っているよなあ。娘の友だちに東南アジア系の驚くほど美しい子がいて、彼女がうちに来てご飯を食べるとなったときは緊張した。(う、美しい…)という気持ちが伝わってしまうと絶対キモいと思うから。 pic.twitter.com/9poEulim5X


■6月3日    日本の傾いたワクチン政策

大企業の優先接種が発表される)昨日のNHKニュースで聞きこれは驚いた。日本独自でしょう。山奥のお年寄りまで広く薄くするより効果は高いだろうけど、不公平といえばこれほどの不公平はない。しかしまあ公があまりに頼りないから民が加勢するのだと、良い方に考えるべきなのかなあ。

日本の民間接種はグレー領域にあると思うが、ひとつ言えるのは他国は特定団体が優遇されるような事態にはならず、年齢順とリスク対応(リスクの高い職種・地域への優先配分など)の両輪駆動で、日本より早く進んだということである。日本はなぜか傾いて進んでいる。


■6月3日     すてきなアジアンモール

バンクーバーで最大のモール、メトロタウンに行ってきた。平日でも都会は賑わってるなあ。フードコートのテーブルは一つ飛ばしになっているのだが、空いてるテーブルを探すのが大変なほどお客が多かった。 pic.twitter.com/AjcjzaKBN6


何度行っても中で迷うほど広大なモールなのだが、隅っこの方を探索するとアジア度を増し面白い。日本アニメグッズ店の周りにどうぶつの森キャラTを売る店、謎の中国仙人が鉢に座ってる盆栽店、謎のミニジオラマ店などがあり楽しかった。地元コキットラムにはないおもしろ店を巡ると、海外旅行気分が :-) pic.twitter.com/UMZp8d4uVT

このモールにはセリア系2ドルショップがあって、キッチンレンジの不織布フィルタと油ハネ仕切りを買い交換した。月イチで洗っては再利用していたが、1年半使いヨレヨレだったんだから交換して当然だ。たった2ドルでよくうちを守ってくれたよ油ヨゴレから。 pic.twitter.com/3dFAmHoUsH

ダイソーダウンタウン店にはなかったシリコン粘着パッドも見つかった。俺のラップトップは熱がこもるので、シリコンを底面にくっつけテーブルから浮かせることで冷却風の通りをよくしてるのである。これでCPU温度が5~10度は違う。他じゃ絶対に見つからないものがある日本の100円ショップありがたし。 pic.twitter.com/G9GiZhTwWg


娘が好きな無印良品MUJIもあった。昔の安くて良い無印良品とは違いブランドになってるので俺はあまり興味ないのだが、文房具はクリーンなデザインで憧れる。いまも学生だったら使うなというと今も使えばといわれノートを買ったんだけど、自分の久々の手書きがあまりに下手で笑った :-) pic.twitter.com/sJCiNeDANl



■6月4日       新しいレンズがほしくなる

また中古レンズがほしくなって、そのレンズを使った写真をFlickrで検索し眺めていると、友だちの女の子のスナップを撮っている台湾か香港のユーザーがいて、彼の写真がとてもいいのでずっと眺めていた。いいなあ。若い頃今みたいなカメラを持っていたら、俺も撮りまくっていたよ。 pic.twitter.com/nSvCrwr0og


■6月8日   「きれいのくに』最終回

#きれいのくに 最終回。元には戻れない怖さが凜をギリ留める。ピアスとかタトゥーの店にはBody Modificationという看板が出ていて、すなわち「人体改造」なのでその語感が俺には怖いのだが、やっぱり怖いよね。そして誠也が凜をさそい出す微笑み幸せ展開となるのだが、このままじゃ終わらなそう。 pic.twitter.com/IvuoiYkVWA

整形したいという凜に、「顔が変わっても俺はあの映画みたいに嫌いになったりしない、顔で凜を好きになったわけじゃない」と、誠也がボーリングみたいにガターを連発していく。やっぱりあの啓発映画のわかりにくさがこういうことにw あの映画が若者たちに何を訴えてるのか、俺もわかんなかったよ。わかりやすくしてくれよ稲垣吾郎監督!w

そして「俺は凜の顔も好きなんだ」と誠也が叫ぶ的な単純エンドでは全然なかったことに驚いた。そういう肯定を凜はいらなかったのだろうか。どこが変わった分からないのに、たしかにしゅっとしたように見える凜の横をオドオド歩く誠也の気持ちに俺はなって、終わりました。面白かった!

#きれいのくに このドラマは世界観も違うしこちら世界の大人が期待するところに収まりはしなかったのだが、ストライクを全然出せなくても凜は誠也のことを好きなのだというところに明るさがあるな。レイラと中山の涙の体育系リハビリも。若者たちはみんなガターを出しつつ、幸せになってほしい。

■6月10日     ムスリムガールズのパンクバンド

#WeAreLadyParts カナダで始まり1話2話見ました。I'm gonna kill my sister -- Die Die Die! だって。最高 :-)

考えたこともなかったがムスリムっても皆英国人で英国カルチャーを持ち暮らしていて、その中でムスリム伝統に親和的だったりなかったりで個性バラバラなんだなー。みんなカワイイ、面白い! 

これは奥様と見る今期ドラマシリーズとして選ばれたのだが、1話1時間半あった「愛の不時着」からくると40分番組ってなんて快適なのかと思う :-) テンポいい、話カワイイ、ハンサム髭男子とのほんわか結婚を夢見てたのにロックに魂さらわれちゃいそうな主人公の子ギターうまい! :-) :-) :-) pic.twitter.com/HvT6Ke1yoO


■6月12日     花束の贈り物

今日は結婚記念日だと朝気がついて、今夜はごちそうにするよと奥様に伝え、驚かせてやろうと庭の花を詰み小さく可憐なブーケを作り待っていると、奥様がドーンと大きな花束を買ってきて驚いた(笑)。しかし俺の生け花のほうがラブリーなのでは! 愛らしいたまらん、細部の写真を撮ってしまう :-) pic.twitter.com/Fp43nrnk0T

マイ生け花は庭の隅々から4種類くらいの花を集めてきたもの。メインは奥様が何年か前に庭に植えた、オレンジの香りのするmock orange(オレンジもどき)という花だそうです。爽やかな香りがホントとても素敵。(しかし花って写真に撮るのが難しいw どこにフォーカスが合ってるんだw) pic.twitter.com/NOPTdK85jR


■6月13日        自国を誇りに思うということ

カナダのワクチン接種率英米超えと家族に伝えると驚かれた。つまりカナダ(の連邦各政府)は接種率をことさら誇示せず、粛々とやってるわけである。各国政府の力と真剣さがクリアーに示されたコロナ禍20/21年。ダメな政府はここからの復興も当然ダメなわけなので、選挙で取り替えましょう。 

カナダの接種率英米超えという話で家族はまた、「Good for us!(私たちよくやってるわね)」とも言っていた。自国を誇りに思うというのはこういうことだなと思った。よく働く有能な政府を選び託し監視する皆が偉いのだ。 


■6月15日    世界はノーマルに向かっている

BCの新規感染者がついに百を割った。68はすごいな。しかし明日から規制緩和のステージ2(野外パーティや州内旅行可など)となるので当然また増えるだろうとDrボニーは言っている。増加をどれだけ抑えられるかなのだが、やはり任せて託して従えば大丈夫という信頼感があるな。

図書館ではコロナ閉館からの再開後1年間ずっとやってた入館時健康チェックデスクが、今週ついに撤去されていた。だんだん町が普通に戻っていく。揺り戻しがありませんように。 pic.twitter.com/HUrCtZtQlT

世界はノーマルに向かっている。五輪を契機に過去最悪に飛び込んでいくかもしれない日本を置いて。


■6月15日      新レンズMZ17mm F2.8

日本からレンズが無事届いた。オリンパスM.Zuiko 17mm F2.8。夕方届いたので日中テストできなかったが、夜8時の薄暮散歩に持ち出し、経験上この光でカリッとした写真は撮れないと思いつつあちこち適当に撮ってみると、思った以上によく撮れていた。開放でしっかり写る。ボケ味がいい。これは当たりだ :-)

 

 オリ17mm F2.8はM4/3最初期のあまり評価が高くないレンズで、俺が以前持っていて今一つで売ってしまったSIGMA 19mm F2.8より光学性能評価が低い。しかしFlickrでユーザーの写真を見て、俺のSIGMAよりよく見えるので購入したのである。OLYMPUSカメラ(OM-D E-M10、E-PM1)との相性なのか、やはりSIGMAより明らかに良い絵が出る。

言われている通りカリカリにシャープではないが、弱い光でも十分心地よく解像する。そしてSIGMA 19mm/30mm F2.8よりボケが柔らかい。F2.8だからそれほどボケないが、ボカせばきれいに溶けていく。これは当たりだ、うれしい :-) Fedexで1週間で届いたし。(しかしカナダの消費税と関税をかけられました・泣)


■6月16日     レゲエショーの思い出

「ハマースミス宮殿の白人」はジョー・ストラマーがロンドンで、「ポップなレゲエショー」を見て幻滅した夜の歌だったんだ。俺が行った長野飯綱高原で行われたレゲエサンスプラッシュもそういう感じで、ジャマイカの流行歌手たちの巡業ショーという感じだった。 pic.twitter.com/bsvvZVUvcJ

まあいいか流行歌手でもライブを楽しもうとステージ前まで行って踊っていると、それまで何度か会ったことがあった今の奥様もステージ前の反対側で踊っていた。気がついて目が合い手を振ると、遠くから最高の笑顔で手を振り返してくれいい子だなあと思った。それがあのサンスプラッシュの一番の思い出。 




■6月17日

#WeAreLadyParts カナダでは週に2本やっており本日3話4話。主人公アミーナが、恋とステージに対する極度のあがり症を克服しなくてはならぬという回。いやーほんとかわいいな彼女。最近見たドラマのヒロインで一番かわいいよアミーナ、この目くばせも表情もコミュ障な喋り方も。たまらん♥ pic.twitter.com/1hBf9cVJEg


#WeAreLadyParts 奥様も超気に入って、いま1話から全話見直している。それくらい面白い。これは憧れの彼が英国クラシック映画風に告白してくるのをアミーナが夢想しているところ。彼女は結婚を夢見るほんわか上流ムスリム女子クラブに属しつつ、こっそりパンクバンドで活動するのだ。カワイイ。 pic.twitter.com/hVL5iUVA5z


#WeAreLadyParts 3話で「アンタはあたしのヘッドスカーフ(ヒジャブ)が怖いのよ/なにか隠してると思ってる/そうよあたしのスカーフの中にはね…」みたいなムスリム女性に対する偏見を笑い飛ばす歌が出てきた。いやー俺の偏見もだいぶ吹き飛んだなこのドラマで、みんなカワイイ! :-) pic.twitter.com/MVTyfnhvi0

スーパーで買い出し。俺は『愛の不時着』を見ると韓国スーパーの店員さんに、『レディパーツ』見るとヒジャブつけてる店員さんに「見てます?」と話しかけたくなる。単純すぎる。TVエンタメって親近感醸成効果すごいな :-) 


■6月19日     枝野氏夢ないわ…

#荻上チキセッション 枝野氏。共産その他と組んでのオールスター政権をというドリーミィなリスナー投書群に、「選挙協力はしますが連立はできません。天皇制自衛隊安保に関する理念の違いを野党自民がとことん突いて、国会止まり政権はすぐ倒れますよ」とニベもない野党第一党主。夢ないわ…。 

自公連立だって理念などないではないか。野党大連立がもし倒れるなら理念齟齬ではなく支持を得られないからだろう。有権者が票を投じたいのは整合性より希望ではないか。やれぬことはやれぬのですと夢のバブルを潰していく枝野氏に、フォロー上手のチキ氏も流れ変えられずだった。

天皇制云々というのはエクスキューズだろう。本当に相容れないのが財政なのかなんなのかは言及なかったが、共産党に対しリスペクトはないんだなとは伝わってきた。尊敬できるから理念が違うところはたとえ自民に突かれてもかばいますとは、ならないんだなと。

■6月20日

ピカ散歩行く? 行く行く、ヨイショっと。 pic.twitter.com/qsvxyreD0t

草だ草だムシャムシャ。 pic.twitter.com/ytYdQWk4wz

好きなだけお食べなさい。私はそのあいだ、草花や虫を愛でていよう(と、新レンズをつけたカメラで遊ぶ)。 pic.twitter.com/HnaVOkwDdO


■6月21日     父の日バイキング


(何気なく腰に当てた手がカッコいい。腰痛ではない)

父の日。外は暑く散歩日和ではないのだが、父の日セレブレーション心に燃えた娘がなにかしようというので、森の中の小路を選び自転車で走る。やっぱり走ると気持ちいいなあ、木漏れ日の心地よさよ。まきばの馬も暑いので木陰にいるよ。 

そして娘は花束まで買ってきてくれた。こないだ結婚記念日にデスクに置かれた花を俺が喜んでいたので、サプライズプレゼントにと企んでいたらしい。俺よりも彼女のほうがキャッキャと喜んでいて、親を喜ばせてうれしいなんて子供の頃みたいだな。ありがとう、ありがとうよう :-) 


■6月23日    アライグマの夕涼み

うちの庭でアライグマ親子が夕涼みをしている :-) :-) お母さんはひんやりした芝の上。暑い。あづい。どのポーズをしても暑いのよ(わかるわかる)。 pic.twitter.com/iMMfORUq8g


小さな子供らはサクランボの木の上。チェリーを採ってるわけじゃなく、固まって木の枝でじっとしている。風を浴びてるのかな。ダラッと足を垂らしたやつが落ちそう…落ちたw ボテっと落ちたwww 慌ててまた駆け登っていきます。 pic.twitter.com/L0DMjnmaSd

やがてみな降りてきて、地面に落ちたサクランボを拾い食べている。小さいなー、ちょうど数年前ブランコに乗ってた奴らと同じくらい。若いお母さんはあのときの子かもしれない。いやー久々にかわいくて和み、庭のハンモックで勉強してた娘と一緒にずっと見ておりました。ダラ寝ママはこれくらいの距離w pic.twitter.com/drQS5p5nZt (カメラはXZ-2)


■6月24日

父の日にもらった花束の、つぼみだった百合がパカーっと咲いた。花束は短い命だが、一番きれいな花が日々移り変わるようプロはアレンジしてるんだなと知る。 pic.twitter.com/dCoWK96N0w

もうドライフラワーになってる花もある。ホラホラきれいだよピカ :-) pic.twitter.com/7WlNCG4dBn


■6月24日     小品だが傑作だったレディパーツ

#WeAreLadyParts なんと全6話という超ミニシリーズなのだった。4話まで突っ走り笑わせて、5話6話のすべてのシーンで俺たちは涙ボロボロにされてしまった。有名にしてあげるわと登場した蠱惑的なインフルエンサーにセンセーショナルな捏造記事を書かれたせいで、レディパーツは大炎上してしまう。 pic.twitter.com/Tfsf75LwaW

そしてバンドの分解、傷ついたソウルの彷徨からクライマックスまでが最後の一話で描かれる。このドラマで初めて見る彼女たちから絞り出される感情の強さと哀愁と人というもののかわいらしさに、泣けた泣けた。まー英国ドラマすばらしいですねえ。シーズン2は作ってないの?! pic.twitter.com/mVpZtxIvTs

日本はスターシステムが強すぎて、特に民放ドラマは同じスターばかりだといつも思う。NHK #きれいのくに やこのドラマのように、見知らぬ若い俳優の生々しい演技に心が動く。このムスリム俳優たちはこれでスターになったりはしないだろうが、しかし素晴らしいとしか言いようがない演技なのである。

唯一例外的にスターになるかも、というかなるべきだと思うのは主役のアミーナ、アンジャナ・ワサンちゃん。なんとシンガポール出身の女優兼シンガーソングライターだそう。あらゆる動きと喋り方がチャーミング極まりなく、アジアのオードリー・ヘップバーンかと思った。歌もギター当て振りも見事! 

ぼくは偏見があったというか考えたこともなかったんですけど、英国で暮らすムスリムの若者たちが実にさまざまな個性と宗教的グラデーションを持ち魅力的なのがリアルでいいなあと思いました。英国人は喋り方もやっぱり米カナダ人よりカッコいい。これは英国ロック好きのchieさんもご存知かと :-)

Youtubeに「We Are Lady Parts」があった。英語字幕がないと俺も早口英国アクセントが聞き取れないのだが、フォーク&カントリー少女アミーナが初めてバンドでギターを弾き攻撃的なリリックを歌い、ロックに解放されていくシーンがカワイイので見てください :-) youtu.be/gQAla_TJ8gQ?t=

「We Are Lady Parts」の監督と演者のインタビューを読んだのだが、ムスリム女性は敬虔で抑圧されているという偏見を笑いでもって打破したかったのだそうだ。俺の中のまさにその偏見が、見事に打破されました。

アミーナはコードを弾く右手を見て直感した通りギターは弾ける人なのだがギターソロは弾けないので、音に合わせ指が説得力ある動きとなるよう音楽監督と特訓したそうだ。見事である。もともと彼女の体の動きに楽器がうまい人のかっこよさがあるんだよね。そしてなんともいえぬチャーミングさと。

■6月25日

モネ、「挫折を知らない者に苦しみがわからないなんてことはない」「陰のない音はつまらないなんてことはない」とで重なってるなと思った。クリーンな肯定の音がする。あと「ポジティブで前向きが魅力にならない世界なんてクソです」という亜哉子さんは、グランメゾン東京から来た人みたいだった :-)

#ニュース7 PCR陽性のウガンダ2選手はデルタ株、送迎した泉佐野市の職員は当然濃厚接触となり、気の毒すぎる。ワクチン接種を済ませていたことを祈るばかり。これから五輪が終わりその余波が収まるまで、日本で暮らすということは神頼みみたいな状況だと思う。他の国は政府頼みでやっているのに。

■6月26日

(麦茶でワクチン廃棄のニュース)失敗したひとの気持ちを思うと笑っちゃいけないのだが、日本の夏ならではの冷蔵事故に笑ってしまった :-) やかんで沸かして冷まして冷やすなんて、ファイザー並みに温度管理大変w


■6月26日      世紀のヒートウェーブがやってくる

明日から最高40度超えの恐ろしいようなBC猛暑新記録樹立予報となったので、階下冷風転送装置を延長した。長いw 材質はなにか奥様がプレゼンテーションで使ったプラ板のようなもの。明らかにより冷たい風が2階まで届くようになったが、階下の冷気もやがて尽きるのだろうか。 pic.twitter.com/Ln5PA1LYgY


市営農園の水撒きに付き合ってくれといわれ、日がだいぶ傾いてから出かける。ビクターの蓄音機犬がいたw ピクリともしないのでほんと置物かと思った。オリ17mm F2.8を初めて本格的に使ったが、近いものの被写界深度を考えながら撮っていくとこのレンズは楽しいな。 pic.twitter.com/HuIOy1RZjX


■6月26日     猛暑日2日め37度

猛暑日2日め、朝のうちは外のほうがわずかに涼しいので、窓を開けできるだけ空気を入れ替える。昨日は32度ほどだったが、あの白い長大エクステンションがやはり効いて夕方もしのげた。階段の上まで届くエクステンションつけたのは初めてだもんな。今日は36度という予報。ふー。 pic.twitter.com/EY1gR9toOQ


友人がキャンプに行ってるのだが、BCは水辺を離れ内陸に行くほどが気温が上がるのでキャンプ場も暑いそうである。ウィスラーも夏の昼間は暑いしな。軽井沢みたいな気候のBCなのだが、酷暑時は特に避暑地はないと思われる。

午後3時、軒先の温度計は37度。25度のベースメントから送風を続けて2階ははいま28度で、じっとしていれば我慢できる程度。「こんな暑い日は犬猫にもアイスキューブを与えると、遊んだり舐めたりして涼むものです」とラジオが言ってたので試してみたが、ピカは氷が溶けるのをただ珍しげに観察していた。 pic.twitter.com/51RNhyIpjs


暑くてみな何もできずじっとTVとPCの日。TVで『クレイジーリッチエイジアン』を途中から見た。#WeAreLadyParts を見て英国とムスリムの文化を併せ持つ庶民たちの好ましさに打たれたのだが、こちらは鼻持ちならぬ金満社交界を描いているせいで逆になっていたw 西洋とアジアの悪いところを併せ持つ人たち。暑苦しいw pic.twitter.com/JuSbcBNvcF


夜9時半、外気温がやっと30度を割り中より涼しくなったので窓を開け、暑さで一日グッタリしていたピカをデッキに出してやると、外壁のプラパネルが熱でたわんで外れ落ちていた。ゲゲ。まあ涼しくなったらパチンとはめれば直るのだけど、今日より暑い40度超えの明日あさってが怖いw pic.twitter.com/idsxMyFiHk

室温が30から下がらぬまま寝る時間。熱帯夜は久々だ :-(


■6月28日      41度!

朝、階下冷気送風チムニーの効率をさらに上げるべく改造する。エクステンションに紙フレームを入れコの字に固定し、薄いフォームをかぶせて完成。これ以上の効率は望めないので、予報最高41度というBC史上最悪の猛暑日を頑張ってくれ。――ピカも気に入ったようですw pic.twitter.com/1Lr0z2ptk8


午後2時で軒下日陰は40度を突破。ひやー。しかし扇風機2台とチムニーの頑張りで屋内は29度を維持しており、生きていける。こういうクソ暑いときにナイスなのは奥様と娘が涼しげなサマードレスを着ていることで、やっぱり女の人のサマードレスはいいよね。 pic.twitter.com/nJGTXn3zlf

40度といっても湿気が日本の半分なのでその分はラクなのだが、外に出ると熱風でクラクラする。夏の日本に行くと軽く熱中症っぽくなるんだけど、これくらい暑いとそういう感じになるな。ポカリスウェットを飲みたい。




本日は外気41度と市の新記録が樹立され、送風機が頑張ってくれたが屋内も31度となった。これほど暑いと猫が心配で、炎暑の影響が少なく27度くらいの階下にエサと水を運んでやり、お前はもう2階に来ないでここにいなさいと言い聞かせました。猫は暑いと平たくなって、接地面積増やすよねw pic.twitter.com/JbP7Fr3xv3


夜になって元気になったピカが涼しいデッキを元気に歩き回る。しかし屋内は遅れて温度が上がる傾向があって(焼けた屋根の熱が時間をかけて伝わるのだろう)夜になってからさらに上がり32度。じっとしていても汗がにじむ。暑さってなんともいえずしんどいなあとしみじみ思う。


■6月29日     史上最高気温43度

日本のような熱帯夜の寝苦しさから目覚めると屋内は32→28度とたいして下がっておらず、カナダの家は断熱いいなあと思う。奥様は日光が入らないよう家中の窓に即席カーテンを取り付けていた。えらい。外はすでに30度。今日の予報はなんと43度。しかし明日からは34度と10度も下がるヨシ!(苦笑) pic.twitter.com/784CYQK4DX



#ゴールデンラジオ 森永卓郎さん。朝ナマで田原総一朗氏いわく、コロナ下の経済財政政策を氏に尋ねられたスガ総理が、『今はコロナ下でオリンピックをどうやるかで手一杯で、他のことは考えていない』と答えたとのこと。つまり #スガ総理はオリンピックファースト、これですべてのつじつまが合う。

バンクーバー近郊のわが町は史上最高気温を更新し、本日は43度。外に出るとドバイの風という感じだが、昨日より暑いかどうかもはや分からない。ただただ暑い、早く熱波が過ぎてほしい。写真は土曜の朝にパンク修理を始め、気温上昇でギャーもう無理だと放り出した自転車。暑くて片付けすら無理w pic.twitter.com/gWs33o4HvU

この異常高温下、家で駐車中の奥様EVリーフの電池温度が通常より上昇していて、今日42度下の移動を心配してたのだが、帰宅時に見たら通常温度に戻っていた。ほっ。炎天下で停めておくより走るほうが空冷で冷やされるらしい。エアコンもキンキンに効いていて、よくできてるなあリーフ :-)

こんな酷暑の夕方に、またベイビーアライグマたちが来ている。あんなに小さいのにお母さんの付き添いなしで、サササと子供らだけで木に登りサクランボを落とし、地面で食べてるらしい。賢いのう。

いやーグッタリな史上最高気温日であった。だけど酷暑3日めで体が気候順化して、日本の夏ボディになってきたかもな :-) 


■6月30日        ワクチン2回め終了

クレイジー酷暑を抜け本日は33度、あさっては26度とノーマル化の予報。朝の風もさすがに昨日よりはひんやりと感じる。

ワクチン2回め終了。カナダ保健省のすすめに従いアストラ/モデルナのmix-doserとなった。初回も思ったがカナダの接種はイージーだ。ネット予約し行ってIDと初回カード確認。スタッフによる簡単な問診があり、直後に医師と助手カートがきて接種(写真)。その場で15分様子を見て25分で終わった。 pic.twitter.com/IBq00kywNs

スタッフは私服のボランティア風だし、帰宅も申告チェックとかなく自己判断。これでなにか事故が起きたという話も聞かないので、簡単お気軽クイック接種で大過ないのだろう。それなりの大イベントと感じ緊張してたが気楽に終わった。はは。体調確認も兼ねて会場横のガーデンで一息入れる。 

そのまま買い出しに行きサクサク歩いて用を足しながら、健康というのはありがたいなあと思った。国保料など取ってないのに医療費無料で、健康で文化的な生活を保証してくれるカナダはえらい。愛国心にイデオロギーはいらぬ。国は健康で文化的な生活を支え、フェアに機能しておれば愛されちゃう。pic.twitter.com/0NqxvJKe7M

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今日は気温は10度下がり33度。日陰は過ごしやすくなったが、あらゆるものが加熱されきって余熱ムンムンの世界なので、陽なたの暑さは昨日と変わらない。軒下は今日も38度になっていた。

40度を超えた #BCHeatWave2021により100人以上の死者も出ていた。うちは扇風機が2台あり、ベースメントが半地下で涼しい上にその階差を利用するブリリアントな技術者俺がいたからなんとかなったのだが、どれか一つ欠けたらそれはもう本当にきつかったと思う。今日は夕方涼しい風が窓から入ってきて、ああと声が出るほどありがたい。

今度ハードウェアストアに行ったらミニ送風機をもう一台買おう。階下から冷風を送るやつはだいぶガタが来ているし、夕方窓から冷風を取り込む3台目もほしい。しかしこのヒートウェーブでとうに売り切れてるかもしれない。

夜9時、あー外気が23度まで下がってる。扇風機をベランダに出しクール外気をガンガン取り込む。サイコーサイコー :-) 昨夜は真夜中まで屋内32度、外気30度だったもんなー。 pic.twitter.com/678W2RU0Hy





■6月30日       ヒートウェーブが明けた

ヒートウェーブ明けの水曜朝、軽井沢みたいなBCが帰ってまいりました涼しい! おとといから20度下がった :-) pic.twitter.com/Fu1jSY28mi

アストラ/モデルナのミックスで翌日寝込んだ親戚もいたので覚悟していたが、俺は左肩が下になると痛いので眠りが浅かったのと、筋肉痛がある程度。助かった。今日は涼しいのでいろいろ頑張ろう。


「千年に一度のヒートドーム」
の下にいたんだBCのわれわれは。熱気がトラップされ圧縮熱まで加わってたのだと図解ページを見て知る。イヤハヤ。今日は打って変わって爽やかな日でした。 pic.twitter.com/DRx9MkBfTY

カナダではもう来年のバケーションの話が始まっていて、もし行けるなら親孝行のため日本がファーストチョイスねと言われたのだが、五輪/自民由来の不確定リスク要素が多すぎて、来年の日本の状況などなにもわからない。すべてが政府の希望的観測で動いており、コロナは日本の希望を何度も挫いているのだ。