Kindle Unlimitedは古本屋的な品揃え

Kindle FireというAmazonが売るタブレットは、機能が

Amazon用に限定されてる分破格に安い。8型で$89! 

（いじればアンドロイドアプリは全部動く）

正月休みはずっとAmazon Kindleマンガを読んでいた。マンガ読み用にKindleタブレットも買ってしまった（笑）。快適すぎる。

迷い込んできたオタクの姫を利用し、オタクたちが伊豆の廃温泉の再興に力を合わせていく鈴木みそ「限界集落温泉」というマンガが最高に面白かった。

オタクの姫というのはからかいの語感を含む言葉だが、憧れだけで力が結集していく存在というのは本当に姫なのかもしれないと思った。途中から俺も、見た目いいだけでワガママでやる気ないのに人を引きつけるアイドルあゆに憧れを感じておりました :-)

「ストップひばりくん」等のコメディを読むとギャグがドリフ的でなつかしい。ロマンスは時代で古びないが、ギャグは時代で変わるなあと思う。

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月額千円で何万冊の収録本が無限に読める電子の図書館Kindle Unlimitedには、たとえば手塚治虫の多くの作品も1巻だけ収録されており、それを読んでしまうと別売りの続きが読みたくなって困る。さすがAmazon商売がうまい。

みなもと太郎「ホモホモ７」なんてのがあった。内容は覚えてないが、エッチでどきどきさせられていた昔の少年マガジンのマンガだ。有名な「風雲児たち」もある。谷岡ヤスジ全集もあるので楽しみにしている。

もしKindle Unlimitedに「限界集落温泉」のような未知の傑作がたくさんあり、手塚マンガ等の名作が全巻読めるなら一生購読を継続するが、そうでなければ読みたいものは数ヶ月で掘り尽くしちゃうかもしれないと思う。まだわからない。今のところは掘れば宝が出てくるが、マンガも小説も名作の品揃えが薄い感じ。名作は読み放題にしなくてもじわじわと売れるからね。

読みたい本、好きだった本を探すとないことが多いが、掘ると意外な本が見つかりうれしかったりする。Kindle Unlimitedは品揃えが古本屋のようだ。かつて古本屋巡りが大好きで今も帰国時は必ず行くのだが、カナダに来てなくしたその環境が再び手に入り幸せだ。◆