2021/12/11

【まとめ21年11月】「歴史的大雨のBC」

「日本はNowhere To Go」「ラジオ英会話の思い出」「メディアの責任放棄」「太字のメロディ」「歴史的な大雨だった」「日本のメディアのサボタージュ」「EVシフトの衝撃」「矢口高雄の傑作群」

■11月1日             アンコ食べたい新朝ドラ

8時半でハロウィンの店を閉め、新朝ドラ。いつもの大正ものという感じで気楽で楽しい。むかし千歳烏山にあった大きな和菓子兼パン屋でバイトしてたのだが、その店名が「たちばな」だった。遠い記憶で定かでないが、ロゴも家紋もなんだか同じだったような気がする。つながりあるんだろうか。 pic.twitter.com/6OEWgt7KEi

烏山「たちばな」まだあるわ :-) パン部門売り子として働いたのだが、俺が唯一の男子で周りは体育大女子ばかり、君ヒョロイわねという感じでちやほやされて楽しかった。売れ残りのパンを半額で買っていつも晩飯として食べていた。あそこのパン屋はうまかった。いろいろと想い出深い。

「カムカム」を見てると和菓子が食べたくて仕方がない。日本食がなんでも人気のカナダで、アンコと和菓子はまるで人気ないのはなぜだろう。中華スーパーでもアンパンくらいしか手に入らない。アンコうまいのにうまいのに。

■11月1日

昨夜2年ぶりのハロウィンは子供らがとても盛り上がってたのだが、毎年ヒュルルーというホラーサウンドを流し雰囲気盛り上げてるM婦人の「ハッピーハロウィン!」という大きな声が聞こえてくるのもよかったな。大人もうれしいのだ。うちの子がキキの格好で初めてノックしたのも、彼女の家だった。 pic.twitter.com/j5adeUygTE


■11月2日            日本はNowhere To Go

おとといの衆院選は戦後三番目の低投票率で、ワースト2は安倍政権時だそうだ。投票意欲を削ぐ安倍政治のレガシーから、日本は抜け出せない。 

はあ。日本はどこへも行けないな。Nowhere Manみたいだ。

『Nowhere man please listen
日本よ、聞いてほしい
You don't know what you're missing
なくしてるものに、君は気づいていない
Nowhere man, the world is at your command
日本よ、本当は世の中、君の投票で変わるのに』

  pic.twitter.com/uWWJbWXmOc


俺はなんでも歌で喩えるくせがあるのだが、枝野さんには「フール・オン・ザ・ヒル」の、皆に理解されず愚か者と嘲られる孤独な賢者のイメージがある。丘の愚か者は、沈む夕陽を見ている。その目は世界がぐるぐる回るのを眺めている。

まずその入社面接みたいな座り方やめろ(笑)
スガ政権のコロナ対策と印象が最悪だった時期にあったクローズアップ現代での、この枝野さんの得点稼げなさがやはり、最後まで変わらなかった。自民党がどれだけ自殺点を放り込み支持率下げても、とことんそれを拾わないまま枝野立憲党首は終わってしまった。


  

■11月3日    ラジオ英会話の思い出

#カムカムエブリバディ 昔親戚に英語とタイ語しか話せないお嫁さんが来て、俺は英語を勉強せねばとラジオ英会話のテキストを買いラジオを録音した。バンクーバーアイランドに留学する若者の話で、今思えば使うわけない奇妙なフレーズもたくさんあったがw、楽しかった。今日の最後で思い出しました。 pic.twitter.com/LfDeHIEqFy


今も覚えてるのだが、#ラジオ英会話 第一話の最初の一行が奇天烈だった。廊下で主人公がドンとぶつかった英語教師が、「Hey Michro(名前失念), that's my arm you've run into!(お前がぶつかったのは俺の腕だぞ)」と叫ぶ。そんなこと言うのかなと当時いぶかしく思ったが、言わない言わないw

#ラジオ英会話 その主人公は水上飛行機でバンクーバーアイランドに飛び、そこでたまたま出会った親切な女の子と恋に落ちる。そんなことあるのかなと当時いぶかしく思ったが、それはまああるときはある。自分がバンクーバーに住んでこの飛行機を見たときは、ああこれかーと思いました。 pic.twitter.com/cgGycj5aer



■11月3日

姪の若い女の子がグランマに会いに来て、俺は駅からの送迎や家でずいぶんたくさん話した。ビデオゲームとボードゲームが大好きな子なので共通の話題が多い。ゲームって世代を超える趣味でありがたい。他の甥や姪とはこんなに話せないからな。

「最近いつもチケット・トゥ・ライドをやってるんだけど、ぼくらは相手の路線をブロックしないヌルゲーマーなんで、むかし君にブロックされボロクソに負かされたよねって奥様と思い出し笑ってるんだ」
「あーなつかしい」
「また今度やろう。もうコロナも峠を越したようだし」
「Sure!」


■11月4日                    メディアの責任放棄

”政党政治への信頼を傷つけた”与党の政治責任を問うて世論を動かさなかったメディアが、野党が選挙に負けた結果責任を問うのか。ちょっと驚く朝日新聞記者のツイートである。 

日本政権の不祥事と経済停滞と危機対応のまずさに対し世論が動かないと聞いて、メディアは何をしてるのかとカナダの人々はなによりも驚くのだが、日本の記者は野党不振の責任を野党に丸投げするのか。驚いたなほんと。道理で日本に民主主義が根付かないわけである(宇多丸口調)。


自民政権に対峙する新聞はなくなっていくのだろうか。TVも新聞もダメだとなると、言論はTBSラジオと文化放送が頼り。ポッドキャストSIGHT RADIOは反応が足りなかったのか、更新が止まってしまった。はあ :-(


■11月7日    インディーマンガの天才

#KindleUnlimited マンガで天才を見つけた。「コミケ童話全集(おのでらさん)」。同人マンガ家を支援するマンガ神(ジョージハリソン激似w)、少女のマンガに感動し油田をあげようとする石油王、ラブコメを描かせるためカネを貸す高利貸し(ハッピーエンドじゃないと許さないw)。いやーすごい。 pic.twitter.com/ykBR4mDOGc

【コミケ童話全集】ネットで人気のインディー作家らしいんだけど、コミケ同人マンガという世界をショートショートで描き、まったく無知な俺を例外なく笑わせるんだから天才としか言いようがない。#KindleUnlimited は最近ヒットが見つからず発掘熱意落ちてたんだけど、彼を読めるだけ読んでいこう :-)


■11月9日

ハロウィーン後初めて晴れた。陽の差す世界は美しい。裏山はまだだが2つ向こうの山は冠雪しており、冬タイヤ買わねばなーと思う。 pic.twitter.com/SrTVQdVkXS

しかし晴れると秋冬のカナダは日が低くて驚くな、真昼なのに低い庭木に隠れちゃう。入射角25度くらいだろうか。カナダ緯度高すぎ。 pic.twitter.com/a37YpD3CsT

車の保険を更新してきたのだが、去年から$400も下がった。昔はこれくらいだった。「事故と補償費用が増えている」と毎年ガンガン上がってた高額補償カバレージが、Covidで昔並みになったという感じ。遠出はできずとも普段の移動距離は大差ないはずで、みな運転に慎重になってるんだろうか。

去年はこの取りすぎた$400近くを実際返金してきたし、カナダの商売はフェアだなあと思う。日本だとそういうお金は全部、「内部保留」になってしまうのだろう。

Mが言っていたが保険会社はBCの与党NDP(新民主党=社会民主主義)から厳しい査定を受け、余剰金をストックするような甘い商売はできなくなったのだそうだ。左派政党が力を持つとお金が世を巡るのだ。

いま日本のニュースで大騒ぎしている「18歳以下所得制限付きで10万円相当の給付金」なんてのは、年に一度以下なんだからカナダの自動車保険還付金+割引と金額大差ないではないか。こうして自公でもめること自体が公明党PRなんだろうが、国民に恩を着せるような金額ではない。 


11月10日

#カムカムエヴリバディ 稔は好男子だなあ。安子の配達という嘘にも、様子のおかしさにも気づいていて、どのようにしてだか先回り。なんで泣いてるんなんて泣かせる言葉だよ。Tell me why you cried, and why you lied to me(ビートルズ)。


■11月11日      BCで高潮

ここ数日雨とヒョウと風の「爆弾低気圧」で大荒れだったのだが、海のある隣町ではなんと高潮があったそう。BCで高潮なんて初めて聞いた。南洋のような話だ。(4枚めが普段の同じ遊歩道)◆Tri-City News dlvr.it/SCGhst pic.twitter.com/tXQVtU0nCg


■11月12日    太字のメロディ

#SONGS 宮本浩次。「異邦人」が家族の耳をとらえ、いいわねラテンメロディ? と反応がある。少しだけ流れた「あなたお願いよ、席を立たないで」もそうだが、メロディと歌詞がもともと素晴らしくキャッチーで、宮本浩次が張りのあるぎりぎりのキーで歌うからさらに切実感がこもる。 pic.twitter.com/irhpBZzOjZ


昭和歌謡メロディは太字マジックでキュッと書いたように強い。紅白でやってたYoasobiなど今のヒット曲は、音がひらひらと蝶のように舞い記憶しにくい。これは洋楽でもそうで、TVでかかる古い歌に俺はハッとする。なつかしさや偏見ではなく構造が違う感じで、クッキリした太字のメロディが希少で新鮮になってるのだと思う。

クッキリした太字のメロディと書いて思い出したのがブルーハーツで、デビュー前ライブで一緒になったのだが、リハで「きーがーくるいそう(ラララララ)」と彼らが歌い出したとき笑ってしまった。なんてわかりやすいメロディなんだ、スゴイなこいつら。初めて聴いて5秒で覚え、好きになっちゃうよ。




■11月12日

#カムカムエヴリバディ 基礎英語はああして終わったのか。あとから考えればあれが最後の放送だった…ということなのかもしれないが、見ている自分たちは甲子園中止と同等のショックを感じる。安子と稔の思慕をつなぐ窓が閉じてしまった。


■11月14日     友だちの神業ギターソロ


スライドの写真はボーカルと俺が警備員として長い時間を過ごした、今はもうない場所のスナップショット集です。ストロベリーフィールズ・フォーエバー。 

あのギタリスト氏は剣の達人のようにうまい人で尊敬してるんだけど、あのソロをギターで弾くとは、どうやってるのかわからないくらいスゴイですね。ときどき軽く弦をトリルするのがリゾネートギターの共振っぽさを出してると思うんだけど、つまり左指がほんの僅か弦に触れてるんだよね。神業。


■11月15日     洪水になりそうな大雨

耳栓をして寝るほどの雨音が一晩中続いていた。朝イチで家周りの雨水ポンプの動作を確認し、排水口を掃除する。裏路地は川。ひどい雨だ。今日も明日も続くらしい :-( pic.twitter.com/xYKMl7zIjV

親戚の子供らを預かる。とっておきトーイとしてトミカプラレールを出したのだが、10年余稼働してなかったのでモーターが弱っていて坂やトンネルを登れない。あちゃー。坂のないフラットな線路を敷くしかないねと言ってると、I'm a tunnel! と少年がトンネルになってくれた。 pic.twitter.com/OilQcIJoJD

そしてみんなで粘土細工をやり、俺は10年ぶりにトトロにトライした。昔より下手だ。数時間で俺たち家族はみな子供の相手に疲弊しw、映画見ようとなる。なにを見たい? 「トトロ!」 pic.twitter.com/FLgbwCqQ6z


■11月15日

今朝もひどい雨音で目が覚めてしまう。ラジオではあちこち道路が冠水しており、学校が休校になっているというニュース。フレイジャーバレーでは地すべりが道路に流れ込み、50台もの車が立ち往生しているという報も。台風や嵐ではないのだが、とにかく雨が降り止まない。

まだ暗いうちに雨合羽を着てポンプをチェックすると、取水口に葉っぱが詰まり流水量が落ちていた。速攻で葉っぱを取り除き、動作確認して家に戻る。明るくなったら…というか雨がやんだら、もっとしっかり掃除せねばならない :-(


■11月16日    歴史的な大雨だった

昼になっても雨やまないじゃーんとボヤいていると、強い風でさすがに雲が吹き飛ばされ明るくなり、1時頃雨が止んだ。ほっ。いやーどうやら助かったねと庭の灯籠にお参りする。この長雨で苔むした。(屋根掃除で取れたコケw) pic.twitter.com/ZX4GdM2P3u


強い長雨は毎年のことだが、うちは雨漏りや浸水を過去に経験しているので、そのたびにストレスフルなのです。こうしてあちこちで発生する倒木由来の停電も怖い(排水補助ポンプが止まる)。BCは春夏は無敵の気候で、冬は雪がないぶん他州よりずっと恵まれているが、秋は絶望的な雨の季節だ。


ハロウィーンの前日に走った美しいフレイジャーバレーのあちこちが、今は水びたしらしい。ハロウィーン翌日からずーっと雨だったもんなあ…。 


■11月16日

#KindleUnlimited おのでらさん「コミケ童話全集」①②を読み終えた。面白かったなあ。マンガに感動し差し入れにくる地蔵たち。願いを叶えてやろうと漫画家にオファーし、じゃあアシやってと言われ喜びに震えるマンガ魔神。童話寓話をネタに至上のマンガ愛をこうも次々見事に描くとは、ほんと才能。 pic.twitter.com/e772GXaKaW

おのでらさん「コミケ童話」は作者のpixivでも読めるようです。とりあえず「5. とんちの漫画」が笑うと思う。「地蔵のマンガ」もあります。俺はKindleで借りたので、少しは彼にお布施が行くかと思うとうれしい :-)

www.pixiv.net/user/98883/ser pic.twitter.com/Y90M49ewK0


■11月17日    大雨のあとで

1週間ぶりに晴れた。晴れるとやる気が出て大雨と大風の片付けをする。昨夜、雨が上がって12時間経ってもまだ地中からこの雨水槽に水がチョロチョロ流れ込んでるので驚いた。それくらい地下水が飽和していたのだ。それだから雨が激しいときは、ポンプでどんどん水を汲み出しているわけ。 pic.twitter.com/aVL0Aqv6aN

雨用下水のキャパシティも無限ではないので、あちこちで道路が冠水したらしい。うちのブロックでも流れの悪い箇所があったようで、この2週間で数回ブルドーザが来て道路の同じ場所を掘り返していた。この季節BCの災害対応土木と電気工事は死ぬほど忙しいだろう。 

BCの北の町メリットでは信じられないような洪水だったそう。気づいたときには牧場が川になっていて、怯えて水中で硬直した馬たちをボートから声がけし、丘の方へと誘導したというストーリーがニュースで流れていた。イヤハヤ。

 



■11月19日    日本のメディアのサボタージュ

#ニュース7 立憲の総裁選が報じられているが、あまりにも顔ぶれが地味な上に党内右派が優勢な気配が漂い、日本のリベラル退潮はとめどないなと思う。逢坂さんはたとえば長妻さんより知名度低いのではとWikiを見て、逢坂さんディランの大ファンと知り好感は抱くけどw

メディアの野党だらしない論にはまことに呆れる。メディアが政権批評という仕事をしない国で、野党が何を目指すのかをどうやって伝えろというのだろう。 

政治のクオリティを保つ責任は与党・野党・メディアの三つが負っているはずなのに、こたびの選挙後メディアがその任から降りてしまった感がある。メディアが議会制民主主義をあきらめ、ポピュリズムに転ぶという歴史の転換点なのかもしれない。まさかとは思うが、ずっとまさかという政治状況だしな。


■11月21日

河口の町NW市に行く用事があり、ボードゲームストアを探し寄ってみた。小さなモールの一等地にあり、品揃えはたいしたことないがお客がひっきりなしにレジに立っている。学生街だしボードゲームの人気があるんだろうな。写ってるお客もニット帽に半袖とバックパックで、いかにもカナダの女子学生。 pic.twitter.com/LlWvpBrEM4


俺は「ごきぶりポーカー」を見つけ購入した。昔ボドゲサイトで概要を読みほしくなったのだが、カナダじゃ店頭にも通信販売にも出たことがなかったのだ。やった :-) 害虫害獣の絵が一枚一枚違うのね。みな根性悪そうだw pic.twitter.com/m5ieKL8Zim


■11月22日    アンのシーズン2はがっかり

#アンという名の少女 最後は大団円でほっとしたが、多くのつらい展開にS2のテーマは何なのだろうと思っていた。挿入された事件や人権問題と、俺が思う「グリーンゲーブルズの3人が欠落した人生を埋めていく物語」というメインテーマとの関わりは感じられなくて。バッシュの話もよかったけど、同じくアンとは関わりがない話である。 pic.twitter.com/28LmsSUe2T

#アンという名の少女 主題歌は「君は百年先を行ってるよ」というカナダの名曲である。漱石やアンを読むと百年前の人も今の我々と同じくいろいろ考えていたのだという、世紀を隔てた感動を覚える。S1にはそれを強く感じ、S2では薄かった。書き加えられたものが百年前ではなく現代の視点だからだろう。 

#アンという名の少女 主題歌はカナダのRCサクセションことトラジカリーヒップの「Ahead By A Century」です。このバンド最後のライブの演奏が感動的なので、この歌が気に入った方はいつか見てください :-) #アンという名の少女2 

CBCドラマってあかんですねとT氏にいうと、いやあれはNetflixドラマだとのこと。彼が昔見たCBCオリジナルの「Anne of Green Gables」はすばらしかったそうだ。


■11月23日     EVシフトの衝撃

#Nスペ #EVシフトの衝撃 を見て、いろいろ驚いた。ロングヒットEVリーフを擁する日産よりヒュンダイのほうがEV販売台数多いのか。ヒュンダイEVっても道を走るどれなのかわからないのだが。こないだ駐車場でフロントグリルがない車=EVに気づき、これヒュンダイなのかへーと眺めたくらい。 pic.twitter.com/DQhSGVCCZx


#Nスペ #EVシフトの衝撃 ホンダはガソリン小型車レベルの使い勝手にしないとダメだと技術者が悩んでいて、値段度外視でスゴイの作れば売れるというApple方式で一気に独走した王者テスラにはない日本の貧乏性が影を落とす。空力で航続距離20km伸ばすというのは実に貧乏性大国的だ。

#Nスペ #EVシフトの衝撃 トヨタは自動車産業ピラミッドを維持したまま次世代に移行するためには水素だというガラパゴスゲームをやっていて、ここでも自動車産業ピラミッドがなかった中国にはない軛がやはり影を落とす。日本はリーフで先陣を切ったのに、EVシフトは開け行く道ではないらしい。


■11月23日    矢口高雄の傑作群

#KindleUnlimited に矢口高雄のマンガが大量にあることを発見し、秋田山村での子供時代を描いた「ボクの手塚治虫」から「蛍雪時代①②③④」と読みまくっている。驚くべき画力と話の面白さで、豪雪地帯の山村生活の厳しさをユーモラスに描いている。すばらしい。 pic.twitter.com/kh54KhsOZ7

「ボクの手塚治虫」「蛍雪時代」には子供もガンガン働く昔の農作業の様子、農家の嫁の労働量のすさまじさと偉大さが描かれていて、いやはやこんなことは町場の子供である自分にはできなかったなと思う。戦後すぐの頃とはいえ、すごい。 pic.twitter.com/NdJvjeVGFf

「蛍雪時代」は戦後できた真新しい校舎で、生徒会主導の開明的で自治的な運営をする矢口の中学校の話で、学校オリジナルの盆踊りを作るとか、生徒会費捻出のため映画館のない村で映画上映会を開き大ヒットさせるとか、マンガのような実話ばかりなのだ。感動する。すばらしい。 pic.twitter.com/ZKXCZk37hy

「螢雪時代」が描かれたのは90年代で、自分が子供の頃と今とでは学校というものも変わったと矢口高雄自身がしばしば振り返っている。戦後日本は民主主義に、津々浦々まで燃え上がっていたんだなあと実感するのです。 pic.twitter.com/kM6mKVL9VE

平成初期に学校の自由と子供らの自主性が薄くなったと描いていた矢口高雄も、まさか日本の民主主義自体が平成末期には、これほど退潮するとは思ってなかっただろうなと思いました。










■11月23日    驚きの日本育ちシンガー・キャロル

すごいすごい何コレ!w この女性シンガーが誰でなんでこんなに歌えるのかわからないけど、たまたま日本に住んでた名もなきシンガーだとしても、客席巻き込む彼女の歌と演奏のグルーブは信じられないくらい最高ですね。1975年に国内でこんな音が鳴ってたなんて奇跡だ。

『キャロン・ホーガンは、日本の女性歌手である。初期のハルヲフォン(のちの近田春夫&ハルヲフォン)に参加していたことで知られる。アフロアメリカン系のシンガーで、東京・六本木のディスコ「アフロレイキ」の看板歌手であった』そうなんだー! 

キャロン・ホーガンさん日本育ち! 信じられんwww 


■11月25日    研ナオコかわいい

#SONGS 野口五郎×岩崎宏美。岩崎宏美の若い頃の天才さと研ナオコのかわいさがすごかった。研ナオコは今もきれいなバアちゃんとしてNHKドラマに出てるけど、ライザ・ミネリみたいなファニーフェイス系のキュートガールだったと思う。こんな粗いキャプチャでもかわいさがわかる。 pic.twitter.com/1uWSqXr1T7

#SONGS 野口五郎×岩崎宏美の名曲メドレーは、アレンジが古めかしく聞こえた。吉井和哉や宮本浩次がやってる伴奏自体が強くエモーショナルな歌謡曲カバーがやはり、ロックを経た現代の音なのだと思う。ヒロミゴーは最新2020年型ブランニューな音で名曲をやっていてすごかったのだ。

■11月27日

雨がいったん止んだので、明日からまた続くらしい雨に備え家周りの落ち葉をかたし、水はけをよくする。しばらく前屋根から剥がして移植した灯籠のコケが元気だ。水がたっぷり供給されてるもんなー。乾季になるまでこのワビサビを楽しめそう :-) pic.twitter.com/8W3e616DF6


■11月27日

#ニュース7 岸田政権の「新しい資本主義」は結局、賃上げ企業の税金優遇という新規性ゼロのアベノミクス焼き増しとなった。本税制の適用実績わずか4%の焼け石に水。石油元売り支援もGoToもそうだが自民の経済対策にはいつも、ニワトリか卵かのジレンマで養鶏業者にお金を渡すようなそこかよ感がある。 pic.twitter.com/1SZMCkKjUy


NHKニュースの各国給与グラフを見て思う。うちの奥様は90年頃仕事を求めカナダから日本へ渡ったのだが、今だったらその選択はなかっただろう。時代は変わった。見渡してみな水が増してるよ。泳ぎ始めるかさもなくば、石のように沈むしかない。なぜならThe Times They Are A-Changin'。 pic.twitter.com/OfqyLkgtxG




■11月27日

大雨続きで川の水位はやはりいつもより1mは上がっていて、流れが速く恐ろしい。先週洪水時に冠水した橋の下は昨夜も水位ギリギリだったんじゃないかと思う。冬の景色だ、ギースが飛んでいく。 pic.twitter.com/El5cbaOl70

ギースじゃないやカモメだw 羽見りゃわかるだろw

■11月27日

#72時間 ドローン練習場。ドローンに練習場があるのかなんていい考えだとそこですでに驚いたが、夜も飛ばせるし屋内コースもあるし、女性が多いしチャンピオンはドローンで人生観変わったという女性だったしで、いやはや最初から最後までニコニコで見てしまいました素晴らしい。 pic.twitter.com/uvyJLJgTBH


■11月27日    ポピュリズムの季節

(新聞各紙が政治の停滞を立憲のせいにしている衆院選後)
政治のクオリティを保つ責任は与党・野党・メディアの三つが負っているはずなのに、こたびの選挙後メディアがその任から降りてしまった感がある。メディアが議会制民主主義をあきらめ、ポピュリズムに転ぶという歴史の転換点なのかもしれない。まさかとは思うが、ずっとまさかという日本の政治状況だしな。

枝野立憲が弱かったのは具体性と数値ですよね。一番記憶に残るのが「まっとうな政治」という枝野モットーで、いかにもパンチが弱かった。徹底して数字で戦い、社会経済立て直しの片手間に自民の不正無能は償わせますと笑ってほしかった。

■11月28日

#生さだ「カムカム英語」平川さんの声が流れたが、驚きのネイティブ発音だった。彼が監修したらしいテキストのルビもhaven'tがハェヴントと、カナダで育った日系の子がつけるルビにそっくりな非日本発音風味がある。英語圏で育った人なのだろうか。#カムカムエヴリバディ pic.twitter.com/gtYjcrEprR

#カムカムエヴリバディ は主題歌よりもルイ・アームストロングのあのメロディに心打たれる。基礎英語の声とともにあのメロディが流れた先週はああ日が当たり始めたと感動した。なのに今日はあの歌を歌う安子の声さえ、かすれて聞こえない。

■11月30日

#カムカムエヴリバディ さだまさし平川先生の英語も優しくきれいだった。さすが。ショジョジの歌の1 and 2 and 3-4-5ってとこがセンスいいなあ平川先生。町中あちこちから聞こえてくるカムカム英会話。#生さだ によると平川先生は、ファンレター実に50万通が届く人気だったそうだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿