2021/05/01

【まとめ21年4月】BCの桜めぐり

「突然のワクチン接種」「BCの桜は日本の桜」「お屋敷町巡り」「庭にハンモックの幸せ」「考え込むバイカーたちのマンガ」「8mmビデオの思い出」「マスクでスマイル」「Twitter奇遇の驚き」ほか

■4月1日     なかなか暖かくならない春

ずっと寒い春が続いていたのだが、ようやく暖かな日。庭のメープルも葉っぱが萌えてきた。あの小さな葉っぱの一つ一つがきっと、メープルの形をした葉っぱの赤ちゃんなんだろう。 pic.twitter.com/dvoKyBEBPX


■4月2日     愛の不時着面白いが長いw

「愛の不時着」見るわよと奥様に呼ばれる。面白いけど長いんだよなあれ、40分ぐらいで風呂休みくれるなら見ると言ったら先に入ってこいといわれた。そうします愛の長風呂。

#愛の不時着 ほんと1話が長いのだが(スイス回想シーンはいらんだろw)第9話、軍隊アクションや救出の立ち回りが終わりロマンチックコメディに戻って、久々にいい回だった。「元の暮らしに戻っても半年は失恋慰め期間として異性を断つべき」というジョンヒョクの中学生みたいな申し出がかわいすぎ :-) pic.twitter.com/iAohwR5Wip

#愛の不時着 ジョンヒョクと婚約者が高校生の頃という回想が出てきたが、生徒たちは床にワックスがけをしてたんだろうか。日本の高校生活とよく似ていて大きく違う。ああいう風俗を見るのが韓国ドラマを見る楽しみの一つだなあと思う。この違いの滋味は東アジア視聴者が一番よくわかるだろう。

■4月3日

#ニュース7、ああ田中邦衛。NHKには出ない役者だったんで、こういうときに出す映像があまりない。しかしこの顔と声だよなあ。ほんのわずか映るだけで、ああとなってしまうこの顔と声。そういう記憶には、もはや故郷と同等のものがある。 pic.twitter.com/BoOg33dueI


■4月6日    イースターエッグハント

親戚の子たちのイースターエッグハント、去年と今年は屋内に入れないので庭で。俺はチョコの花を咲かせておいたのだがキッズが気づかず通り過ぎてしまう。あーそっちじゃないよ、君たちの目の高さだよ。「――あった!」 :-) :-) :-) pic.twitter.com/YUFU8fqTJG


■4月6日

#愛の不時着 10話、セリとジョンヒョクの物語にひと区切りついて今後どうなっていくんだろうと思ったら、ジョンヒョクをライバル視するあのワル軍人大暴れでまさかの展開となって、俺と奥様はウヒョーと喜んだ。軍との戦いとかそういう荒唐無稽には乗らないが、楽しい荒唐無稽なら大喜びなのである :-) pic.twitter.com/Qlq090oM2q

#愛の不時着 10話、こんなにたくさん登場人物とサブストーリーいらんだろうと思っていた脇役たちもどんどん絡み合い味わいを増してきていて、やっぱりみんな韓国では人気の俳優なんだろうなあと思う。北朝鮮おばさん隊のあの表情が豊かすぎるおばさん(左)が超イイ :-) pic.twitter.com/UDMv6hzPOZ


■4月8日

「緊迫ミャンマー・市民たちのデジタル・レジスタンス」ミャンマーからのネット投稿を拾い集め情報を精査し、軍の暴虐を証拠としてアーカイブしている在日ミャンマー人たち。彼らのこの映像をNHKに載せることが、日本が今やれている最大のミャンマー国民支援なのかもしれない。助けてあげてほしい。 pic.twitter.com/ECGQkYPiml


■4月8日    突然のワクチン接種

若年層への副反応懸念で配分変更があったらしく、先週BC州が「アストラゼネカを中高年希望者にドンとご提供」と急遽告知して、驚きつつネット登録したら日曜にアポ決めURLが届き、連休明けの昨日打ててしまった。予告もなかったところから1週間で抗体保持者である。なんという保健当局のスピード感。 pic.twitter.com/bXSWURwsK8

奥様も同じく昨日接種。当家は多くの人と接することはなく急いでワクチンを打ちたいとは思ってなかったし、アストラゼネカのやつは副反応キツイとの噂もありちょっと怖かったのだが、今あるワクチンを使える人が使っていかなければパンデミックは終わらない。


#ワクチン接種 はスーパー隅のファーマシーで、カナダはインフルなど予防注射全般薬局で打ってもらえる。接種後15分この椅子で待機し様子を見て、何もなければOKという簡単システムはどの予防注射でも同じ。常時3人が様子見し4人目が打ってもらうという順調な回転具合となっていた。 pic.twitter.com/syeQD4nmGm

登録はオンラインのイエス・ノー質問票を本人がポチポチ押していけば5分で済み、接種会場の薬局でその情報がプリントアウトされ当日待っている。必要なのはマスクと本人確認IDのみで、驚くべき簡単さと早さだ。聞けば日本はかかりつけ医の問診票が必要だとかいろいろと面倒なシステムになってるようで、そういうことやってるから厚労省は万事遅いのだろう。 

申し込みオンラインフォームには、「連絡があれば1時間以内に接種会場に行ける」というチェック項目もある。余ったワクチンをできるだけ無駄にしないよう考えられている。

発熱など副反応の体験談も読んだので、俺は緊張し解熱セットをフルスタンバイしておいた。しかし注射自体ぜんぜん痛くなく一瞬で、注射跡がじわんと痛い程度で倦怠感もなく、奥様は夜俺が大丈夫かと言ってもリングフィットやってたくらいでw、夫婦とも翌朝も異変なし。よかった :-) pic.twitter.com/qde5NTA99O

俺の初ツイートは2009年新型インフルの予防接種のときので、あのときはどよーんと倦怠感を感じたのだが今回はそれもなかった。血栓リスクは詳細な説明に目を通したが、まあ100万分の4という確率的に心配していない。俺はもともと血の気薄いしな :-) とりあえずアストラゼネカ大丈夫だったというご報告でした。

■4月10日

なつかしい故郷の町

日本の母に久しぶりに電話すると、話題はやはりコロナのこととなる。長野県も増えていて怖いよと。「戦争みたいだね。戦争がない時代に生きられて幸せだと思ってたけど、こんなことになるとはねえ」。戦争みたいなものだから、各国の力がくっきりと出てるんだろうな。 pic.twitter.com/GurzuqXVvv

母と叔母は連れ立って聖火リレーを見に行ったそう。その話を今朝奥様にすると、「ちょっと、いま人々が集っちゃダメじゃない。お母さんを叱った?」という。…いやー。政府が国民より愚かな状況で、国民の行動を咎められんよ :-( 


■4月11日           BCの桜は日本の桜


(BCの公園の桜はやはり、戦前戦後に日本から寄贈されたものだそう)

天気のいい週末、桜を見に行こうとサクラマップをチェックしてみたら開花時期だけでなく種類までデータベース化されていて、桜の名が全部日本由来なので驚いた。ソメイヨシノ、ウミネコ、アケボノ、カンザン。やっぱり桜は日本文化なんだなあ。 pic.twitter.com/mjymANxHDF




でマップに従い近隣の桜の名所バーナビーマウンテンに向かったのだが、ちっとも桜がねえ!w 14日までソメイヨシノが咲いてるとの話だったのだが、もう9割散ってんじゃん。今年は例年とずれてたみたい。まあ高所なので景色は最高なのだが、風が強くて寒すぎそれをじっくり楽しんでもいられないのであった寒寒寒 :-(

早々に切り上げ 山から降りて、第2候補の港町ポートムーディ図書館へ。おおあった。ここのローターリーをぐるりと取り囲むアケボノ桜は見事でありました。ああやっぱり桜はなごむな。プリティ。

「日本なら桜の下は全部ピクニックシートが敷かれてパーティになるのよ」と奥様がいうと、春の日本に行ったことはない娘が驚く。…いや去年と今年は花見は禁止らしいよさすがに。田舎の方は大丈夫かもしれないけど、都会はテープで芝生に入れなくなっていて、歩いたまま桜を鑑賞してくださいという感じらしい。大変な時代だよねえ。


■4月12日     コロナ下の個人売買

昨日個人売買でほしいものがあって川を渡りド郊外に行ったのだが、うちから車で25分ほどで怖いほどの田舎であった。うちの町あたりまでは郊外ベッドタウンといえると思うが、橋を渡るともう自然と農場しかない。カナダすごい。 pic.twitter.com/ZuoO46WBjY

しかしいまどき個人売買は緊張する。事前にメールで「当方現時点でコロナのリスクはまずないと確信している、そちらも当然そうですよね!」と念を押したりしたのだが、まあ相手は大陸的カナダ人なんで「オフコース!」なんてマメな返事は返ってこないわけですよ。

相手はディスタンスの取り方も甘い。田舎のカナダ人なんでw まあモノの接触経由での感染リスクというものは小さいと最近言われているので、常識的なディスタンスと手指消毒、受け渡した物品のていねいな拭き取り消毒で大丈夫だと思うが、やっぱり近年で一番緊張したな。

■4月13日

#ニュース7 日本で高齢者ワクチン接種開始。それほど家から出ることもなさそうな85歳以上のお年寄りに薄く広くチビチビ打つよりは、2割しか進んでいないという医療従事者への接種を進めたらいいのに。総理がセレモニーに出てくるくらいで、これも中曽根前総理の葬儀と同じく自民党式典の一つなのだろう。

■4月13日    ムスタングの思い出

Kindle Unlimited「ギター・マガジン」ムスタング特集。制作の歴史なども詳細に書かれていてとても面白い。ムスタングといえば…と、昔NHKの歌番組で見た「ロッキンルーラ」のムスタング掻き鳴らしが圧倒的だったモーサムトーンベンダーを思い出したら、やっぱり出てた。カッコいい。 pic.twitter.com/oy5kj3hWJJ

ムスタングは、信州の高校の友だちがチャーに憧れ、御茶ノ水まで行って買ってきたのを弾かせてもらった。普通のアンプにつないだくらいじゃ音が伸びず「スモーキー」のソロなんてぜんぜん弾けなくて、難しいギターだなと思った。

カッコいいギターは大体音にクセがあり、音作りを含めた力がないと使うのは難しい。90年頃楽器屋で安売りされてるのを見て惚れて買ったグレコの、ムスタングのアームが付いた小さなギターは名前なんだったっけなー。ライブに一度使ったが、音がバンドと合ってないと店主に評判悪かったのだった :-(

■4月13日      モーターサイクル浦島太郎

週末桜を見た港町はバンクーバー周辺でも特に人気のある住宅地で、自然とお店もハイソな感じとなり高級車も多い。すんと止まってるバイクがトライアンフだったりする。スラクストン900。明らかに昔の車体じゃないので、現代のネオクラシックなんだろう。 pic.twitter.com/Hur4zZfeoQ

俺はバイクの浦島太郎なので数十年ぶりに雑誌モーターサイクリストを読んで驚いたのは、20世紀後半には絶滅していたトライアンフが復活進化し、広告やインプレの多くを占めていたことだ。つまり日本において(世界でも?)モーターサイクルは余裕のあるおじさんの趣味となったのだなとよくわかる。 pic.twitter.com/RuTn6oxJU3

同じく数十年ぶりに見たポパイの広告がルイヴィトン(のカジュアル服)とかだったのも俺には驚きで、お洒落も余裕のあるおじさんの趣味となったのだろうか。もしかすると趣味というもの全般お金がかかるので、余裕のあるおじさん向けのものとなってるのだろうかと思った。


■4月14日     春の庭仕事

ふう。朝から少しネット話し合いをして、懸念が晴れた。今日はよく晴れた火曜日だ、頑張ろう。 pic.twitter.com/JxwdVs0sSe

クマに裏木戸を粉砕されてから1年半、ついに完成オールハンドメイド裏木戸である。古材の色合いも新品金具の輝きも美しい。 pic.twitter.com/pv6kWVwq8Q

そして自動車保険のコロナ還付金が届いた。『コロナで交通事故が大幅に減ったので、その分の増益を顧客にお返しする』というやつ。2台で計360ドル、請求する必要すらなく勝手に送ってくるなんて、なんとフェアな社会なのかカナダと毎度思うなこういうとき。 

■4月15日      お屋敷町巡り

桜がきれいだからお昼休みにおいでというので、奥様職場の町を訪ねる。おおナイス。外で食べるランチ最高。――なのだが奥様は桜の下で立ち止まらずどんどん進んでいき、俺は写真をちっとも撮れない。ちょ、ちょっと待ってくれ…。

左の桜なんかほんと見事だったのだが通り過ぎるだけ。桜舞いー散るー2枚めも通り過ぎるだけw

そして「この家は19世紀に建てられたのよ、素敵じゃな~い?」「あの黄色い家かわいくな~い?」と、実は花見ではなくお屋敷町のヒストリックハウス探訪が主題なのであった。俺がカナダに来て初めて連れて行かれたデートもこれだった。「…俺たち今なにしてんの?」「家見てんのよ、素敵じゃな~い?」 pic.twitter.com/4jZjvwdLwH

まあたしかに古いお屋敷町は美しい家だらけで楽しい。この家なんか自分ちの敷地が丘! すごいな。あの家なんか戦車と大砲あるじゃん! はは。…俺はここ数日とても落ち込むことがあったのだが、家族って単純でありがたいなあと思った。 pic.twitter.com/DlFYuy5lAE

町はニューウェストミンスターという、バンクーバーよりも古くから栄えた河川運輸の港町です。高いところに行くと大河フレイジャー川が見える。「これは映画やドラマにいつも使われる家なのよ、ノースアメリカの理想的アッパーミドルの家として」ってのもありました。まさに映画みたい。 

BCもウィスラーなどで変異型が増え1000人を超えて大変なのだが、出先で観察していると人々にあまり危機感はないなと思った。イートインできないのでお昼時は道端や公園でテイクアウトを食べてる人々が多いのだが、その距離が近い。オープンエアとはいえ普段と同じ、つまり1m以内。ヤバいのでは。


■4月17日     市営農園手伝い

今年最初の奥様市営農園手伝い。まだ野菜が植えられていないガーデンはスカスカで、写真を撮りたくなるのは愛らしいツバメたちばかり。――しかし俺たちは日々リングフィットで鍛えているのに、このリアル農作業のキツさはなんだ。ハアハア…。 pic.twitter.com/AKD2qnIUYW

ずっと寒い春だったのだが急に天候がよくなったので利用者が多く、屋外とはいえ「ソーシャルディスタンスを守ること」とサインが出ている。人とすれ違うときはなるべくマスクもしたが、そのまま一輪車を押してると酸欠でクラクラする。無理するよりは道を譲り、写真でも撮っていよう。美しい。ふー。 pic.twitter.com/xbakzmADjI


■4月18日      急に春

庭のフルーツチェリーが今朝急に咲いた。昨日まで気づかなかったのでほんと一夜で咲いた。今週は急に気温が上がり23度もあるので、初夏の桜という感じである。隣家の杉がバッサリ伐採されたので今年は光がよく当たり、サクランボが豊作になるかもしれない。 pic.twitter.com/EpS54ESQd2



M4/3一眼カメラは細かい設定を詰められるので何年経ってもいじり甲斐があり、この春の桜は毎週末違う設定で撮っている。今日はi-Finish(青空をキレイに仕上げるモード)の弱-彩度1(派手さを落とす)。ナチュラルだけどメリハリあっていいような気がする。また来週になったら気が変わるかもしれない :-) pic.twitter.com/66oPrU0uta



■4月19日

#愛の不時着 11話、前回怒涛の展開だったのでワクワクしてたのだが、今週はセリ・ジョンヒョクの心のラブ積み重ね回だった。ジョンヒョク部下たちの活躍をもっと見たいなあと思う。韓国式サウナが出てきて衝撃だった。熱い砂利の上にベタ座りで! 飲み食いするのか韓国カルチャーすごいな!w pic.twitter.com/qieM2e3nPw


■4月19日     庭にハンモックの幸せ

サンデーモーニング、桜の下に置いたハンモックでコーヒーとKindle読書。暑くも寒くもなく快適すぎる。日向だとタブレットが読みにくいという贅沢な悩みが。 pic.twitter.com/qKRElLMvIC


■4月19日     考え込むバイカーたちのマンガ

今読んでいるマンガは、「ダービージョッキー」が良かった一色登希彦の【モーティヴ-原動機】というオートバイの話。1~2巻は引退から復帰するレーサーの話で、3巻はクラシックバイクの分解組立てを習う少年の、原動機(モーティブ=人生の動機)とはなんだろうと考えるストーリー。 pic.twitter.com/8MYhdLttWE

一色登希彦【モーティヴ-原動機】この作者が描く人々はいつも深く考え込んでいる。競馬でもバイクレースでも、青春においてもいささか考え込みすぎているのだが、考え込むことこそがきっと作者のモーティブ=創作の動機だったのだろう。バイクに乗ってる友だちはそういう奴が多かった。 pic.twitter.com/93RFW6qkR8


一色登希彦の絵には惚れ惚れする。バイクに乗るときの風と感動が紙に写し取られている。Wikiによると作者は震災を機に漫画家としては一線を退いているそう。そうなのか…。やっぱり漫画家って本当に継続することが難しい仕事なんだろうなと思う。 pic.twitter.com/cMzRgJiAcX


■4月21日    花見サイクリング

芝ボーボーなのだが、庭一面のムスカリを道連れに刈るのが惜しい。…まあ花壇には一列たっぷり残るんだからいいか。最後に記念撮影だ、さらばムスカリ2021。 pic.twitter.com/rQmOOsf1ej

大きなリュックを背負い、小路を縫って花を眺めながら自転車で買い出しに行く。車止めがあり人通りのない路地に見事な桜があった。もう半分散ってるけれど、この路地はいい風景だなあ。 pic.twitter.com/iX8hUgNr6F

こちらの路地の桜もナイス。ここの交差点にも桜があったか、背が高いね。そして最後におおカワイイじゃないかこのお宅の片面だけの桜…ってのは我が家です :-) pic.twitter.com/O62UYLmu7p


■4月22日    山川健一の楽天性

まだ暗いうちに猫に起こされ、寝直せず山川健一「僕らに魔法をかけにやってきた自動車 (2001)」を読む。従来からのスポーツカー熱愛だけじゃなくフォードFocusがiMacみたいだとか、町で初めて見たヴィッツに魅惑され追いかける話だとか、安くて楽しい現代のネオ普通車を味わっているところがいい。

最近Kindleでマンガばかり読んでるが、山川健一のエッセイはいいなあと改めて思う。小説の山川とは少し違いどん底に落ちる前に問題からぱっと手を離し、まあいいか走りながら考えようという楽天性がある。そこに俺は昔から元気づけられてきた。You've Got a Friendという歌みたいだ。 pic.twitter.com/OscR7DL21p




■4月23日    『追憶の調布関東村』追加加筆

90年代に弟が撮った、旧米軍基地跡の未発見写真(私には)が送られてきたので、基地跡警備員時代を書いた『追憶の調布関東村(2005)』全5記事に追加加筆しました。自分でも久々に読んだけど、センチメンタルでいい。tomosakata.blogspot.com/2005/11/blog-p pic.twitter.com/UQya5CcajY


そして、あのオグリキャップの有馬記念翌日の高橋源一郎コラムを保存してたのを思い出した。「私は❤の印をつけたオグリキャップの単勝と複勝を買い、全てを見届けることにしました」。これはあのレースについて書かれた最良の文章だと思う。読むと今も泣いてしまう。tomosakata.blogspot.com/p/blog-page_22 pic.twitter.com/xoUUkK21Sw


■4月24日     モーティブ作者はバイククレイジー

一色登希彦「モーティブ」3~4巻考え込む旧車レストア少年編が、とてもいい終わり方だった。大長編「ダービージョッキー」よりもこっちのほうが好きだな。評判もやはりよかったのか完結4巻の次が変則的に0巻となっていて、レストア少年の「前日談」という珍しいものが載っておりこれも素敵だった :-) pic.twitter.com/6n1KuWLnqM


でこの「モーティブ」0巻で驚いたのだが、作者一色登希彦がHRCのイベントでガードナーと走ったとか、GPライダー宇川と一緒にミニバイク耐久レースに出た話が描かれている。トライアル世界王者フジガス藤波も出てくる。作者は桁外れのバイク野郎だったのだ。そりゃバイク漫画面白いわけだよすごい :-) :-) :-) pic.twitter.com/aFNqqvxlfU


■4月26日         8mmビデオの思い出

娘が生まれる前後からの古い8mmビデオのキャプチャをDVD-Rで見つけ、これを整理してGoogleフォトにアップしている。容量制限が始まる6月までにこれを済ませておけば、子々孫々手軽に楽しめるはず。俺たち若くてカワイイ。自意識つく前のムスメもたまらんキュートさ :-) 

ビデオを見た娘が「なんでも写真よりビデオで記録してるね、妊娠しておなかが大きくなる様子とか」と言い、たしかにと思う。「フィルムカメラだと写真を見れるのは当分先になるが、即見れる利便性のあるビデオは完全に主力記録機だったんだよ。デジカメ前唯一の当日お楽しみメディアだったのだ」。

デジカメは当日楽しめる上に、PCでいつでも見られる閲覧性の高さも備えていたからビデオカメラは一気に廃れたのだ。ビデオって撮った当日見て楽しんで、あとは再生が面倒だから死蔵される映画みたいなメディアだったな。現にこのムスメベイビービデオも見るのは20年ぶりだからね。

娘には「どのビデオも長い、30分とか!」とも驚かれたのだが、それも楽しみ方の違いからだ。継ぎ足し撮った映像をまとめて見る鑑賞形態だったから、長回しも多くビデオ映像は長いのだ。デジカメ/スマホ動画は見ることの利便性を自然と意識し、短いクリップを撮るようになっていったんだろうと思う。

うちの娘がベビーベッドでニコニコしてるのを撮ったビデオを送りつけられた奥様父が、「オレンジが育つのを見てるかのようなビデオだ」とその退屈さを評していて、そういうのが長いんだろうな :-)

パラッパラッパーで踊る親子

小さな頃のビデオを見て娘がかなり喜んでいる。もっと前に見つけときゃよかったよ。「小さな頃って自意識に囚われず自由でラブリーだよね」と話す。「ティーン以降は自意識で固くなっちゃうのは当然なんだけど、できるだけあの頃に戻っていくのが望ましいんだと私は思うよ」





■4月27日     懐かしの優駿

なんとKindle Unlimitedに「優駿」が出てきた。80年記念の今号だけの限定かもしれないが、かつて日本からの食料パッケージに入れ送ってもらっていたこの雑誌を、カナダから読める時代が来るとは。父は創刊当時から亡くなるまで優駿を愛読していた。物置に何百冊もあった。 pic.twitter.com/Dek3qAORMC

この「優駿」で知ったがオルフェーヴルとゴールドシップはどちらも父ステイゴールド×母父メジロマックイーンなのか! すごいなそりゃちょっと。日本競馬は昔から面白かったが、いまや血統の流れも含めファンにとって実に楽しく面白く汲めども尽きぬ世界になっているのではないだろうか。 pic.twitter.com/BAwQQXxFWm







■4月28日     甦る千代

#おちょやん (ラジオドラマをやりましょうとアタローさんがやってくる)このドラマの悲しいシーンで泣いたことはないんだけど、今日はうれしくてじわっとなってしまった。甦ってるじゃん千代、あのほげたが口の達者さが。これまでこういう演者とも相方とも出会ってこなかったんだよ君は。とうとうそのときが来たんだ。「ぼくが来たからにはもう大丈夫や」(涙)。 

■4月29日

Amazon無料お試しマンガに、島本和彦「アオイノホノオ」1~3巻が入っている。すさまじく面白い。数ページごとに声をあげて笑っている。作者の「炎の転校生」を読んで笑い転げたのは80年代か。あれからより一層面白くなっていたんだな。 pic.twitter.com/WfhqY6hTbK


島本が庵野へのジェラシーを例の熱血調でつぶやくのをTwitterでときおり目にしてましたが、同級生だったんですね。この漫画で知りました。いやー面白い。


■4月29日      マスクでスマイル

今日スーパーのデリでテキパキ応対してくれた若い店員さんが感じよかったので、俺はマスクの上の目だけでもスマイルを見せようとニイイイと大げさに目を細めると、彼女も同じようにニイイイとしてくれた。はは、サンキュー! pic.twitter.com/nGepvS9Hem







■4月29日      日本政府のさくせん

#ニュース7 ミドルクラスの底上げを宣言するバイデン大統領。ポリシーと発信力と優秀なブレーンを持つ指導者はやっぱり国を進めていくんだな。日本はそのすべてを持たぬ指導者で国がどれほど劣化するかという検証を、よりにもよってコロナ対策でやってるみたいなめぐり合わせの悪さである。

しかし日本政府のコロナさくせんは、「国民ががんばれ」「GoToいこうぜ」「五輪をだいじに」「検査をつかうな」って感じかなあ。支離滅裂。 

日本を知るカナダの人たちからはいつも言われる。反民主的で倫理に反し経済を停滞させ危機対応もできない政権がどうして盤石なんだと。わからない。あれこれ本も読んだが、日本国民がなぜ他党に希望を託せないのかいまだに俺はわからない。 

■4月30日

#おちょやん (千代、役者復帰を静かに決める)今日はじわじわと、あのハグから最後までじわじわ涙であった。序盤岡安編の軽快さにこういう朝ドラを見たかったと思っていて、中盤思わぬ方向に物語が掘られていくなと感じていたのだが、速度を落として千代の声の張りも落として、想像とは違うこういう朝ドラだったのかと改めて感じ入る。


■4月30日    Twitter奇遇の驚き

ファミリーヒストリーの福山雅治の最初のプロデューサーとして、ARB白浜久が出てきた。福山雅治って最初はビートロックだったんだな。

俺はARBの初代ゴリゴリギター田中一郎と二リズム&テクニカルな斉藤光浩がとても好きで、三代目白浜久のキラキラしたギターはARBっぽくないなと思ってたのだが、彼が作曲したいくつかの歌はたそがれていく時期のARBにふさわしい名曲だと思う。灰色の水曜日とか。

昔若手バンドのオムニバスアルバムに1曲入れてもらえることになり、六本木のスタジオで一晩徹夜という低予算録音をやったのだが、当時雑誌編集者でこれに紹介してくれたちわきまゆみが参加シンガー白浜久を連れ応援にきてくれた。初対面のいい人白浜久はうちの曲でコーラスもしてくれたのだった :-) pic.twitter.com/33j2LIYv18

あのあとちわきまゆみはスターになり、俺たちは伸び悩んだ(レコードデビューしたもののシングル1枚発売して解散)から接点なかったけど、なんで彼女や他の大人たちはあんなに俺たちに親切だったのかなと、この記事を書きながら思っていた。やっぱり大人になると、若者たちを手助けしてやりたくなるのだろうね。

   ◇    ◇    ◇

そして、当時渋谷屋根裏で俺たちを見ていたという人がわがツイ友におられた。信じられん(笑)。


驚いたのはただ俺のバンドを覚えてた人がいたということではなく、片岡義男.comのRTで偶然目にした1枚の美しいコーナリング写真を見て俺が話しかけ↓、以来バイクの話をいつもしてるツイ友が、80年代のあの屋根裏にいたというこの偶然×偶然のすごさである。信じられん(笑)。片岡義男.comの中の人も途中から会話に入ってきて、それはすごい奇跡ですねと盛り上がってしまった。ハハハ :-)


いろんなことがあるなTwitter。俺はTwitterで今月、ネット人生で最も手痛いハートブレイクを経験したが、こんなこともあるのだ :-)

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