土曜日、3年ぶりのファミリーパーティがあった。90歳となったグランマのバースデイパーティである。ひ孫たちにハッピーバースデイとぎゅっと抱きつかれ、ポキポキと骨が折れてしまいそうでしたグランマ(笑)。
パンデミックが始まった頃生まれた親戚の赤ちゃんが、もう歩きペラペラ喋ってるので驚いた。音楽がとても好きらしい。
子育て大変だったんじゃないのと同情するが、子育てはきっといつでも大変だよ、子供の方はパンデミックもノーマルも区別ないからすくすく育っているよとのこと。なるほど。
髪の毛くるくるのベイビー。若い両親がすごい過保護で、ベイビーが怪我しやしないかとずっと後をついて歩いている。俺たちもそうだったよねーと、左のM奥様と俺は話していた。
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カメラは新カメラPanasonic LUMIX GX7 MarkII。またまた中古カメラ買ってしまいました。レンズはマイクロフォーサーズの名レンズLUMIX 20mm F1.7。
実は主力機OM-D E-M10が先日壊れ、買い替えての初実戦投入だったのである。オリンパスとは操作ロジックが大きく違うので露出補正やフォーカス点が狂い最初えらく戸惑ったのだが、細かいことは忘れシャッターチャンス追っかけに集中したらどんどんいいショットが出てきた。
この2枚はEV0.6くらい露出オーバーなのだが(後述のスイッチ配置のせいで狂った)、それでもいい感じに写っている。オリンパスの露出オーバーはただ白くなって味がないが、LUMIXは露出オーバーには色が残りハイキーでいい画になるなと感じる。キャノンもそうだった。このへんは各社の画像エンジンの持ち味が違い面白い。
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LUMIX GX7 MarkII(以下GX7mk2)はもともと欲しくって、カナダじゃ中古が少ないので帰国時に買おうと決めてたのだが、前倒しでの購入となった。モールカメラ店で格安を見つけ店頭で調べると、シャッター数わずか200の新品展示品だった。ラッキー。持っていった望遠レンズMZ40-150をつけ、店内ショットでかわいく親切な店員さんの横顔などを撮り機能万全と見極め、これくださいと決定した。外に出てトレインを撮ってみるとすごい写りでグワと喜んだ。
とにかくこういうなにげなく撮ったスナップの実在感が実に素晴らしい。目で見たように写る。この2枚はオリンパス17mm F2.8。もともと好きなレンズだが、それにしてもこんなによく写るレンズだったのかと見直すような思いである。Lumix20mmもオリ17mmも設計古くてフォーカス遅いので有名で、20mmは特に俺のE-M10との相性が悪くほとんど使ってなかったのだが、GX7mk2だとスピードと精度にまったく問題を感じない。俺の老いたE-M10のフォーカス精度やISに問題があって、それでこの2本の写りが100%ではなかったのかもしれない。
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▲デザイン凡庸で重い
ふっくらしたグリップにかわいさがあった先代GX7より形がジェネリックで、レンズ横にスペースができたせいかMZ17mmなど小さなレンズが案外似合わない。部屋に転がっていると同じく黒の所有機GF2、XZ-2にまぎれるただの黒箱で、発表時は1000ドル近くした高級機には見えない。シルバーだともう少し特徴あるのだが、写真で見る限りプラスチッキーな白銀で、Fujiのようなクラシックカメラ感は見て取れなかったのであきらめた。
▲電源スイッチまわりがダメ 電源スイッチはいまどきの高級家電とは思えないほどチャチで小さなレバーで、初日親指の爪が割れた。重くグリップの悪いカメラなので、片手持ちでスイッチまで親指を伸ばしオンにすることができない。何かしながらでもさっと取り出し即撮りたい箱型スナップカメラなのに、片手でオンできないのは大きな欠点だろう。
スクリーン右下に触りAFカーソルが行方不明になった状態。 これは気付けない(笑)。せめてカーソルがオレンジだっ たら見やすいのだが。水準器自体、オリンパス式下部表示 より視認効果は高いが、絵作りには邪魔と感じる。 |
これはパナソニックが自信を持ってるというLモノクローム。ライカのモノクロ専用機を研究したらしい、とろけるような階調の美しいモノクロ写真が撮れる。クラシックカメラの古い写真のようでもあり、しかし昔のフィルムではこんなに均質でなめらかな写真は撮れなかったのではないかとも思う、不思議な画質だ。LUMIX20mmも絶品だなと、相性が悪かったE-M10時には思わなかったがたしかに思う。この他にも4Kフォトその他、まだ使ってない新機能が山盛りなのもうれしい。
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