2022/12/28

【まとめ22年12月前半】カナダのカラオケパーティ

「チケライジャパンの愉しみ」「日本サッカーのリテラシー」「サッカーと愛国心」「恋なのかしらの作りたい女」「北朝鮮になりたい日本」「サクマドロップス」「無脳怪獣岸田政権」「演奏力が亡くなる日」

■12月1日                   チケライジャパンの愉しみ

【チケットトゥライドJAPAN】奥様と2人プレイをやってみた。従来チケライは路線奪い合いがゲームの華だが、これは皆で共用する新幹線が縦横に走るので路線の奪い合いはあまり起こらず、ゲーム性が違う。従来チケライは鉄道会社となって線路を敷く競争であり、ジャパンは旅行者として旅の充実度(というか急げ急げの到達度・笑)を競う感じ。 

新幹線のおかげで長距離チケットも達成しやすい(そのぶん達成点は低い)。なのでチケットを野心的に多数保有し、多くの地方を回ったほうが点が伸びやすいゲームなのだ。どこを新幹線でつなぎ、どこを在来線で行くかという考えどころが実際の旅行っぽくて楽しい。

というわけで今回俺は配られた4枚のチケットを全部キープし、多方面を同時に着々と少しずつ旅行していたのだが、奥様がなんと全部在来線で山陰本線をきれいにつなぎ九州と京都を結んでしまった。列車数は各自20と旧版の半分ほどに限られており、誰かが残り2個になればゲーム終了なので、奥様のこのミドリ鮮やかな山陰本線開通&大量得点の時点でゲームは一気に終わりへと向かい、俺は未達成チケット多数を抱えた負債減点ツーリストとなってしまった。単純なチケット達成合戦とはならない駆け引きがゲームにあるのである。2人だと30分で終わる超クイックゲームながら、面白かった :-)


■12月2日                      日本サッカーのリテラシー・スペイン戦

【日本・スペイン】じっくり攻める相手をよく見て守り、カウンターはフルパワーでとプランは実行できているのだが、好守とも日本はミスが出るなあ…という試合である。しかし英アナは「忘れないでください、日本はドイツ戦も前半こうで、後半ガラリと変わった」。しかしこの布陣で伸びしろあるのかな…。

三笘・堂安投入。「伸びしろは三笘」か。しかし守備力落として耐えきれるだろうか──前触れなく堂安ミドル決めた!! 前田が鬼走るのでスペインにもミスは何度も出ていて、日本の中盤がそれを活かせずもどかしいと思っていたが、ドイツ戦同様伸びしろたちがすごいwww

前田→浅野、前田よく走った、拍手だよ拍手。日本は守る力が怪しいのであと1点ほしいし、取る力はある。

そして日本に信じられぬ2点目が!

ゴール・ライン判定はボール半分なのかと思ったら、1cmでもライン上に残っていたらイン扱いなんだ。知らなかった。しかしもはや人間の目じゃ判定できない世界になってるなサッカールールって。それでいいの、とは思うが今日はヨシ! 

80分、コスタリカ健闘の報に負けるともしやもありうるスペインがフルアージェンシー(危機感)で攻め込むが、日本が見事に守っている。富安RWBの安心感はすごいし、スペインのアタッカーでもLWB三笘のアジリティは抜き切れないのだ

ぷはー。試合終了。最後はかつての無敵艦隊時代みたく回せど打てないスペインに、このままでも勝ち抜けですよとずっと呼びかけていた。いやあこれは日本サッカーのリテラシーの勝利だなあ。守るとなれば伊東らアタッカーたちもちゃんと守れる。強豪に押されたら手もなく振り回され負けた昔とは違うのだ。日本の守備での集中には感動させられるものがあった。英アナも守備を褒めてましたよ。

森保采配は後半の当たり部分が驚くべき勝利に結びついていて、5人交代制ならではのサクセスストーリーだなと思うけれど、才能ある攻撃選手が守備に忙殺される前半はなんとかならんのかと思う。前半我慢で後半勝負という明確なプランを持っての選手選考はしてないように見えるな。

クロアチアはカナダ戦を見た感じやはり4年前がピークで、個々のひらめきで局面打開し結果を出してました。走れる日本は付け入る隙アリアリだと思います。モドリッチのアウトサイドキックいまもうまくて惚れ惚れするけど :-) 

■12月2日                      なでしこの継承

(森保監督からなでしこの忍耐力に学ばされたというコメントが出る)2015年カナダ女子ワールドカップでなでしこを熱烈に応援し、決勝後悔しくてボロボロ泣いて抜け殻となってた娘にいま、この森保コメントを伝えました。無駄になることなんて、なにもないんだなあ :-)(写真は決勝後ふらふらと帰宅するムスメ) twitter.com/ichiroenokido/ 


■12月3日                サッカーと愛国心

NHKニュースで見る「ブラボー」には俺もゲンナリするが、希望なき今の日本にはサッカーの朗報くらい、ないよりあったほうが人々の気持ちが救われそうです。日本の母に電話をしてもホントそう思う。

"ナショナリズム云々もさることながら、みんなが同じ方向を向いていることの気持ち悪さのほうが耐えられん。"(ワイド師匠)

わがツイッターではこういう意見を多く見るのだが、NHKニュースを見ると、日本の報道のあの感じと渋谷のウェーイがワールドカップへの反感を招いてる部分もあるんだろうなと思う。カナダのTVでワールドカップを見てたら感じない居心地悪さがそこにある。

指摘しておきたいのはカナダの人たちは自国サッカーチームへの熱狂に、全体主義の危うさなど感じていないということである。皆を同じ方向へ向かせているのはサッカーやワールドカップじゃなくて、いまの日本。そこをなんとかしたいのは同感。 

カナダがまだワールドカップ出場など遠かった頃予選を何度か見に行って、スポーツサイトにカナダ代表について書いたことがある。まさにサッカーと愛国心というものについて書いたのだった。◆『2001 サッカーカナダ代表 - For the Love of Your Country』 tomosakata.blogspot.com/p/blog-page_23 

『WC予選カナダ-エルサルバドル戦でぼくはたまたまアウェイ席に座り、周り中をサルバドル移民に囲まれ、彼らの歌う誇らかな国歌を聴いたことを忘れられない。バンクーバーにこんなにサルバドル移民がいたのか。そして彼らは母国をこれほど思っているのかと、ぼくの胸は熱くなった』

サッカーには素朴な、愛らしい愛国心が宿ると思うのだ。


■12月5日                    ノーザンカントリーの風景

晴れてカキンと冷えた日曜日、近所の池まで散歩したら見事にノーザンカントリーの風景だった。美しい。ここが凍ってるのを見るのは初めてだ(冬は出不精で行かないから)。 

ファインダーを覗いて湖面に映る木の陰が見えたときは、おおと思った。

湖面を渡るトリの足跡がかわいい。真冬の風景もいいなあ。寒いが。 


■12月5日               タコヤキ祝勝会

土曜日は日本の祝勝会として、ドイツ系の親戚を招きタコヤキ&天ぷら会をした。2大会連続敗退かよと彼はぼやきつつ、タコヤキづくりで盛り上がっておりました。かわいそうだから彼が好きな揚げ出し豆腐も作ってあげましたよ。手巻き寿司は娘と奥様作。どれもおいしかった。 


■12月6日                  日本サッカーの歴史は変わった

【日本・クロアチア】がむしゃらにカウンターせずじっくりとボールを運ぶ伊東の姿に、日本の自信を感じる。初めて先発で見る堂安のオールラウンドな能力に俺は感心している。日本のキック精度が非常に高く、「クロスがことごとく脅威だ」と英解説。

日本がリスクを取り陣地を確保するパス回しで前に進み始め、ドイツ・スペイン戦とは違うなとワクワクしてきた。もちろんコスタリカ戦とも違う。伊東の再三の好クロスに、「もう一人飛び込めれば本当に脅威だろう、鎌田が飛び込まないのが不思議だ」と解説。

鎌田ここで切り返してゴールで俺の低評価を覆すのか! と思った美技が決まらず、惜しい。しかし前田らとにかく走る勢の精度のブレを修正し拾い修正しつなぎフィニッシュにつなげる、素晴らしい日本の攻撃だった。これは行ける。相手は動揺している。

そして前田! チームも日本のみんなもお前に点を取ってほしいと思ってたんだよ、見てればわかる!! 精度高いプレイで組み立て、精度よりガッツの前田に取らせる、ヨシ!!

カナダ解説も前田のエナジーを褒めております、素晴らしい勇気で日本を引っ張っていると。英解説は特に堂安からのフィードに感心していて、「日本が送り込むボールをはじき出すクロアチアには余裕がない」と言っている。カナダは日本のCBに対しロングボールで脅威を与えている、必ずしも精度は高くないがデュエルを起こせばリスクがあると。 

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後半、──うわ! なんという長距離ヘッド。ペリシッチはカナダ戦でもすごかった。クロアチアはFWに優位がある。──遠藤のミドル、惜しい! 面白い試合だー :-)

遠藤が持ち込んだボールをシュートした堂安とクロアチアDFの脚が当たる。クロアチア20番が双方の肩を叩きねぎらい、堂安の能力がリスペクトされてるなと感じる。彼のキック力は日本のモドリッチだよね。──うわ本物モドリッチのミドル、権田好セーブ!

日本のプレスを交わし少しずつひねりのあるつなぎでうまく前に運び、モドリッチからのサイドチェンジというクロアチアの本領が出てきて危うい。

今度は敵のセットプレイからの決定機を堂安がブロックする。「堂安はここまで2点取ったのと同じくらい価値あるブロックだった!」。堂安の評価は解説も、ピッチ内の相手からも非常に高いと感じる。

ファウルで伊東をつぶしたクロアチア選手が悪かったなとサインを送るところも、日本が今大会見せている力へのリスペクトを感じる。この舞台にふさわしいチームとなった。しかし延長かー。

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延長戦、ハイボールの競り合いを強いられている日本守備の消耗は激しい。日本は三笘・南野の左サイドにエナジーあるはずだが、それは相手も承知していて、三笘のコースを限定していきその先にフタをする守りが何度かあった。南野にはその裏をかくイメージはあるはず。

おお。モドリッチが交代。「これは、言いたくはないが、これがモドリッチ最後のワールドカップでのプレイとなるかもしれないですね」。それくらいどちらに転ぶかわからない試合だと、解説は最前から話している。疲れも強みも、どちらにも相応にある。

日本の強み、三笘のすさまじいドリブルシュート。日本のW杯史上最高の美シュートだったと思うがGK正面だった。この時間に攻めきれ! 「Japan is asking questions, can Croatia answer!」

しかし日本の力はそこまでだった。浅野をマークしてる20番(今大会ベストDFだった)はちょっと手に負えないほど強いので、前に飛ばしてもほとんど何もできない。伊東もまだ走れてるのが不思議だが、後方があまりついていけないので攻撃は散発的だ。これはPK戦か。PK戦になると格上が強いイメージが…。

PK戦。南野止められ、三笘も止められ、吉田も止められ万事休す。いやー…これはベスト8の壁というより、やはりクロアチアが日本よりもほんの少しだけ強く、破れなかったなと思った。しかしいい試合だった。誇らしいよ。

これまでトーナメントで当たり点を取れなかったトルコやパラグアイより、クロアチアははるかに強かった。2点取れ3点取り返された前回ベルギー戦よりも、しっかり攻めて攻め返された今回のほうが試合は面白かった。日本は強くなっていると思う。 

試合後、「What a fantastic run it was」と日本の快進撃を賛美するメールが届いた。風が向けば(on a good day)ドイツやスペインを倒せるチームになったんだから、歴史は変わったでしょう。


■12月7日                  恋なのかしらの作りたい女

#作りたい女と食べたい女 は毎日かわいらしい二人を見て、これは恋の話なんだろうか…いや好きで料理してるんで男のためじゃないって前提で始まったんだから違うか…しかし震えながらクリスマスに一緒にいてくださいってこれは恋では…と、気持ちがあの漫才コンビみたいになって見ています。

■12月8日

#作りたい女と食べたい女 どうして年末実家へ帰らないのかを二人が語り合い、ああこれはやっぱり恋の話ではなかったんだとなりました。解放のお話だったんだ。いろいろな決めつけからの。俺の「それって恋では」みたいなのも含めて :-)


■12月8日                    北朝鮮になりたい日本

毎日NHK #ニュース7 を見て、軍拡のトピックにため息をつく。北朝鮮が日本にミサイルを打つ理由がどこにあるのかと、誰か与党に聞いてほしい。北朝鮮が全面戦争に突入したら流れ弾は飛んでくるだろうが、全面戦争を招くもっとも手っ取り早い手段が敵基地攻撃ではないか。

『国防費増額43兆分は歳出を減らし、不足分は統一地方選で自民が負けぬよう選挙後増税』だそうだ。その天文学的数字の分国のあらゆるところを貧しくして、使ったらオシマイのミサイルをゾロリと揃えるのだから、目指すのは北朝鮮である。こんなバカげた政策が国民に伝わっているのだろうか。

岸田首相は支持率落ちる政策を自民各派と全省庁から押し付けられた、ヤケクソ捨て駒総理となっているらしい。しかしメディアが世論を興し暴挙を止めなければ、結果を押し付けられるのはすべて国民なのだ。頼むよメディア、頼みます。


■12月9日                       サクマドロップスの思い出

先週の和食パーティ買い出しで、娘がサクマドロップスを買ってきた。こんなの買ったんだと笑うと、「だって生産中止になるんでしょ、節子の大切なものなのに!」と、彼女は『火垂るの墓』で知ってたのだった。ああ、そうだったのか。

で大学の映画学クラスに持っていき、「みんな『火垂るの墓』見たでしょ? これがあのキャンディよ」と友だちに分けてあげたそう。皆あれほど悲しい映画はない、悲しすぎて二度は見れないと絶賛し、兄ちゃんおいしいねおいしいねと食べたという。節子よかったなあ。

「サクマドロップスは、私のお祖父ちゃんが半趣味で牛馬を育ててた厩にあったよ。作業の手伝いに行くとよくやったとくれるんだけど、私はチョコレートのほうがおいしいからそれほどうれしくないと思ってた。今思うと節子に申し訳ない」と、娘に昔話をしてやりました。



■12月9日                やっぱり恋だったのではw

#作りたい女と食べたい女 春日さんの部屋で野本さんがドキドキほてり、これやっぱり恋の話なんじゃ…と俺はまた振り出しに戻ったのだが、野本さん自身がこれは恋愛感情だと気づく。ほらやっぱり恋だったんじゃん、だったんじゃんw ソーキュート。しかし告白はとてもデリケートなのかもしれない。


■12月9日                  早川義夫の思い出

若い頃うまくいかない恋にグラグラしてるとき、早川義夫の歌詞がことごとく俺にヒットした。「あなたを信じはしないが 愛することと待つだけ」「わがままいっぱいの駄目な俺だが、このままでは泣いてしまう」「教会の鐘の音は、なんて嘘っぱちなのさ」。恋って情けないんですよね。

傷心旅行でバイクにウクレレを積みツーリングした先の松本城で、芝生に座っているとなんだかそちらも傷心旅行であずさ2号に乗ってきた風な東京の女性に声をかけられ、早川義夫「サルビアの花」を歌ってあげた。「泣きながら君のあとを追いかけて、花吹雪舞う道を…」「ううう…」


12月10日                    防衛省の世論操作

Dappi裁判で自民の世論操作が疑われている最中に、防衛省がじきじきに公務としてインフルエンサーとAIを駆使して敵国憎悪・戦争賛成への世論操作をするという、民主主義の根幹を揺るがす事件が明るみに出た。

首相に語るべき理念がなにもなく、官僚とAIが戦争できる国づくりを進めていくというのは日本らしいのかもしれない。世も末すぎるジャパン。まさか安倍氏なきあとに、これほどのヤケクソな政治劣化が来るとは思わなかった。

”平和の党”公明党がいま軍拡にまったく反対してないのも、創価学会を守るため説をラジオで聞いた。それと引き換えに国民が失うものが平和主義&43兆円。 日本政治はほんと劣悪すぎるよな。

■12月11日                   カナダのカラオケパーティ

カラオケパーティに呼ばれて行ってきた。ラップトップに入った音と文字データをオペレータがTVに流し歌う簡易カラオケで大盛況。俺たちはオープニングとしてビートルズをリクエストされ、パーティでいつも盛り上がる「プリーズ・プリーズ・ミー」を家族掛け合いで歌い、拍手喝采ウケました。

俺はマイクを取って「I don't want to sound complaining..」の大サビをソロでまくし立てた。あそこはかつてバンドで練習したのである。

奥様とムスメはロック好きな友だちとモリッシー「Everyday Is Like Sunday」を歌う。俺も写真撮りながら歌詞を見て脇で一緒に歌ってたが、改めて歌詞よく見ると破滅の歌だなあと思う。朗々と美しいメロディで、終末来いよ、核爆弾きてくれよと歌う、静かで灰色の毎日。 

2曲めは「ボヘミアン・ラプソディ」(←)。ママー、ううううー。

日本と違ってカラオケに皆慣れてないせいか(カラオケ店も多くはないと思う)場が盛り上がらない曲を選ぶ人が結構多かったが、この方々のクランベリーズとかいい選曲で盛り上がってたな。あとクイーンとかはやはり皆大合唱となる。

このおじさん二人は元バンドマンで俺は前者とジャムしたことあるのだが、オペレータやってた長髪おじさんが死ぬほど歌うまくて、オールディーズの「Spooky」とか気持ちよかった。俺がいい感じにノッて踊ってるもんで気に入られ、よかったよと声をかけるとオオお前かアリガトサンキューと握手。楽しかった。◆ 


■12月12日                あの日の小四郎

#鎌倉殿の13人 過去を振り返り切なく思うのは長い大河ドラマの定番だし、この物語はことに「なにもかも変わってしまった」をずっとやっていたのだが、それでも『人がよく誰の頼みも聞く小四郎』をここで見せられると胸にきた。反発を買っていてもあの記憶が皆に残っていて、最後は団結したのだろうか。

そしてあの我欲の塊わがままジュリエットのえすらも泣いてくれるという。実以と目を合わせられないところなどにわずかに残っていた「人のよい小四郎」の残り香を、感じ取っていたのだろうか。 

しかしながら、人のよい小四郎から無慈悲の義時となった理由は鎌倉大事より北条大事→俺大事としかやはり見えなかったので、政子の弁護は響かなかった。源氏3代の恩を守るつってもそれを滅ぼしたのもほぼ北条だからなあと思うし、ここの史実の結び合わせは難しいなあと思った。


■12月12日                       空とぶ白馬の騎士

#舞いあがれ 柏木学生が大河内教官を鬼教官よばわりすることに説得力がないのでそこを引っ張られてもな…と先週から見ていると、「右を見ろ」。教官は空とぶ白馬の騎士だよ柏木学生。

#舞いあがれ 航空学校の生徒がなぜ~学生と呼ばれるのかの由来は聞き逃してるのだが、やはりお前たちはまだ半人前だという戒めなのかなと思う。みんな青いし。そのベースがあるから、一人で釧路空港へ飛べと言われた舞の動転狼狽がめちゃくちゃ伝わった。「右を見ろ」の安心感もホントすごかった。

#舞いあがれ そして「自信を持て」でのパーフェクトランディング。浪花バードマンのスポーツ青春から旅客機操縦士という転身は当初つながりよくわからんと思っていたが、気がつけば朝ドラとして近年まれに見るスポーティな達成感ある達成が描かれて、感動しました。ハグしちゃう柏木もまことに学生w

■12月13日

#作りたい女と食べたい女 私は春日さんが好きだ、好きでいいんだと、鍋焼きうどんと自分の気持ちを噛みしめる野本さん。好きなんだよという気持ちはとても思い当たるが、お互い好きでもキスしたり触ったりはできない恋なのかもという難しさは想像が難しい。毎日見ていてドキドキしています。


■12月14日                       無脳怪獣岸田政権

#ニュース7 敵基地攻撃の現実性とリスクや、専守防衛という戦後大骨格からの変転を経済・保健・政治・宗教問題未解決の低支持率政権が決める異様さは伝えず、財源の話ばかり。例の閣議という権力おじさんたちの駄ばなしを真面目な顔して流してるようなもので、見る気がしない。

NHKニュースを見ていると、国の決めたことは粛々と受け入れる日本国民というドラマシーンのように感じる。国民に主権があるようには描かれない。大学で『シンゴジラ』と日本についての考察を試みた娘が、5秒ほど映る国会前の遠いシュプレヒコールと統治者との乖離を象徴的だと書いていた。

娘は、「頭のいい人がどこかにいて危機をなんとかしてくれるという日本人の国家観を映しているのでは。シンゴジラが大ヒットした年の投票率は史上最低だった」と書いた。その通りだと思う。ポリシーなく全官庁の言い分を消化する岸田政権は、国を滅ぼす思考なき怪獣だよ。

岸田総理は国防強化は国民の責任とまで言った(あとで言い過ぎたと気づいて取り消した)。なんの責任も取っていない自民総裁がいう「国民の責任」は、「俺ら与党を選んでるんだから、どんな世にしようとそちらにも責任ありますよね」というひろゆき論法に聞こえる。

政子のような人が「国民は舐められてるのよ!」と、坂東有権者を奮い立たせてくれんだろうか。

■12月14日                     演奏力が亡くなる日

最後かもしれないという坂本龍一の配信。プリンスが亡くなった後解禁されたライブ映像を見て泣けて仕方がなかったのだが、この演奏にも同じ感傷を覚える。曲や音は残るけれど、この演奏力はこの世からいなくなるのかと。◆Merry Christmas Mr. Lawrence/Ryuichi Sakamoto youtu.be/z9tECKZ60zk


ビートルズ「ゲットバック」を見ていても泣いてしまうのは、あまりに声と演奏が素晴らしいからである。俺自身はそこまで到達できなかったギタープレイヤーだが、優れた演奏というものに本当に心打たれるのだ。


■12月15日                     つくたべ最終回

#作りたい女と食べたい女 春日さんが好きなのと打ち明けることはないまま、お互いに優しくしたい、してあげたいという気持ちに満ちたお年越しと最終回だった。俺はいま年越しは毎年家族が寝ちゃっていて、一人なんである。友だちや恋人と夜ふかしし、寝ないでお寺に行ったあの優しい気持ちが懐かしい。


2022/12/08

【まとめ22年11月後半】久々新ボドゲ・チケットトゥライド日本

「クマ監視カメラ」「群馬のブラジル選挙」「岸田軍事政権への憤り」「ドイツ戦歴史的勝利」「カナダの世界デビュー戦」「正気か自民党」

■11月17日                大寒町

今日は一日霧の晴れない寒い日だった。霧が出るといつもあがた森魚の歌を思い出す。「大寒町に/ロマンは沈む/星にのって/銀河を渡ろう」 


■11月18日                 クマ監視カメラ

TV/ネットプロバイダーの一番お買い得なパッケージにセキュリティカメラが入っていて、実質タダなので取り付けてみた。クマがここのゴミ箱を倒したらアラートを鳴らしてくれと設定したのだが、さほど検出精度は高くないと思う。テストしたが無反応w クマが通るのはどうせ夜中だし。 

で、クマ監視としてぜんぜん役に立たないようなら留守番カムにしようと思っている。こないだ出先からこうして寝てるピカを見て、あー寝てる寝てるーと家族ほっこりしたのだ。寝てるのは知ってたが、やっぱり寝てたかw 










■11月20日                  群馬のブラジル選挙

#72時間 の録画の中に、『群馬・ブラジル大統領選挙』という特別編が入っていた。在外選挙でこんなに集まるのか。熱いなあ。日本の中の移民社会は大変なことも多いだろうが、バンクーバーより人種が混じり合ってるような光景に胸が暖かくなる。祖父が日系で孫がラテン系だったりして。 

#72時間 日本で暮らすブラジル有権者はこのお父さんなどみなボルソナロ支持だったが、「ブラジルは変わらない、もっといい国になってほしい」とリオの対立ルーラ支持者とまったく同じことを言っていて、その切実さに胸が痛くなる。俺もそうですよ。母国がもっといい国になってほしいと在外国民は思ってるのだ。


■11月23日                岸田軍事政権への憤り

#ニュース7 「防衛費増額・国民負担必要」と、国民の誰からの委任も受けておらずなんの権限もない"有識者"たちがミサイル買えと勝手を言ってる報告書をにこやかに受け取る岸田総理の姿に、久々に指が増えるほどの怒りを感じた。不景気なんだから国民の社会負担を減らせという"有識者"はいないわけ?!

だいたい反撃能力/敵基地攻撃能力というが、イカれた国には反撃しようがないというジレンマをウクライナ戦争が示しているではないか。国を傾けるほどの国富を投じ日本がミサイルを揃えることの経済×軍事的妥当性を、政府はきちんと説明できるのか。

さらに現代世界で侵略戦争がもし起きたなら、世界が被侵略側をバックアップすることこそが、平和国家日本がウクライナ戦争から学べることじゃないの。国民が窮乏に耐え世界3位の軍事費大国となるより、国を豊かに立て直し国際社会でのプレゼンスを確かにするほうが、民が幸せな選択ではないですか。ったく日本政治クソだな腹が立つ。


■11月23日                  ワールドカップのベッキーちゃん

やっぱりワールドカップはマインドゲームだから面白いなあという熱戦が続いているが、カナダの中継でいいなと思うのは女性も解説を務めることだ。なにしろ解説の一人は現五輪チャンピオンチームのFWベッキーだからね。サッカーも喋りも達者なビューティである。 

しかしサウジ・アルゼンチンはエクスタシーがあったサウジの得点シーンを中心後半だけ見たが、ダイジェストでアルゼンチンのゴールがVARで何度も取り消されてたのを知った。「肘だけオフサイド」なんてあまりにも酷ではないだろうか。片足出てたらわかるが。

人間の目には見えないオフサイドって、反則として意味あるのだろうか。危険なファウルの判定に使うのは予防意義あるだろうけど。


■11月23日                     ドイツ戦歴史的勝利

【ドイツー日本】1時間後追いで観戦開始、カナダ解説はドイツチームを綺羅星のブンデススターたちだと詳しく紹介してくれたが、日本選手たちについてはよく知らない模様。まあ仕方なし。久保が先発なんだ。意外。中盤はみなブンデス所属なのが心強いが、体格違うなーw

キックオフで一気に押し寄せるドイツ。序盤から圧力。伊東がドリブルで運び前田を走らせるのが今のところ現実味あるプランで、二人のスピードは十分脅威がある。──狙い通りに先制! オフサイド、惜しい。「日本を甘く見てはならないことがドイツはよく分かったでしょう!」

ドイツは割と後方で回す時間が長い。ノイアーがスイーパーで実質2バックだな。すごいな。リュディガーはレアルなのか、それをオフサイドとは言え振り切った前田はえらい。19分遠目からドイツのすごいシュート、権田が止める。さすがTVのPK対決でSMAPを止めた男。

ドイツがチャンスがあれば人数をかけ攻め込み、日本は局面局面を耐えるという展開が続く。それ以外に日本がW杯で格上相手にやれることはまあないわけで、本田を1トップにしてカウンターで結果を出した岡田ジャパンと似ている。

30分左を破られPK、権田がラグビータックルをしてしまった。SMAPを止めた男も今度は止められず。「ゴンダはもっと難しいシュートを止めてみせたのに、これはいただけない。脚がかかったのは軽かったが、そのあとが弁護できない」。切り返されたあとはDFに任せてよかったよな。

伊東のアウトを酒井が上がりCK。酒井は今も上がる脚力があるんだな。失点後は日本も人数が上がるシーンが出てきた。伊東がやはり日本のキーか。久保先発は狙いがわからない。伊東のように長距離を運んで脅威のある選手ではなく、狭いところで一瞬のひらめきある仕事をする選手だろうから。

前半終わり、「日本が手を打つとしたらプレミアで活躍する三笘投入がありうるだろう」と英解説者がいう。久保の位置に三笘なら左右から高速アタックをかけられるが、日本の中盤がそこにボールを通すシーンがイメージできない。正直日本の中盤はボールを追うだけで無力に見える。

カナダ解説バンクーバーのリケッツが、「ドイツは日本の右サイドを再三狙い破っていた。PKを取られた瞬間も、ほらまた右サイドだと思ったよ」と。ダイジェストを見るとたしかに右サイドがら空きシーンが多い。まあ押し込まれているとSBはセンターに吸収されてしまうものなのか。

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後半久保に替えてDF富安? 5バック? その富安がマークミスでさっそく右からシュートを打たれる。なにやってんの? ──ああ、酒井長友を前に出す3バックか。わかった。その二人が前進すると可能性あると森保監督も感じたのか。今のところ伊東とそれしかないとも言える。

3バックは日本を落ち着かせる効果はあり、「日本が安定してボールを回せる時間が出てきましたね」。前田と長友が下がり、浅野と「プレミアでエキサイティングな三笘」と入る。浅野は前田と同じく猟犬のように走る役で、中盤の誰かがLWBに下がりその前に三笘かな。

システム変更と元気なターゲット浅野が入って日本に勢いが出てきた。攻撃時中盤の右にいる酒井のどっしりした安定感がやはり効いていて、彼がいい位置でボールを収め、伊東や浅野に再三ボールを通している。体が揺れないからボールタッチが安定してるのだ。そこでボールロストがないから他が前に行ける。頼もしい。

70分、シュートの雨を権田が止める。権田はハンドリングに難があり解説が「キャッチできない! パンチが弱い!」 と残念がるが、反応はさすがSMAPを止めた男(くどい)で良い。守備が光る遠藤からゴール前伊東でシュート! ノイアー神反応! しかしこれは行けるドイツゆるくなった! :-)

あれ交代4人目? ルール変わったの? 酒井が下がり、二代目鎌倉殿南野。酒井がいないと右サイドの収めどころが…。「日本の攻撃には実際脅威が出てきていますね」。──決めたー! 三笘が二人交わしてスルーし鎌倉殿が強引に打つ! ノイアー弾いたところを堂安、完璧! :-) :-) :-)

77分三笘のドリブル持ち上がりの速さと安定性よ。「これはサウジの奇跡の再現となるやも!」と解説。ドイツも明らかに三笘を知っていて、潰しにいけば交わされるというリトリート守備をしている。三笘はその警戒感をおとりにゴール時スルーを通したのだからえらい。

バンクーバーのドイツ系親戚からいまメールが来た、「これは俺も日本戦録画を見ねば!」──わーまだ結果は言うなよ! 暑いところのW杯でドイツはいつも脚が止まるのだが、涼しいと噂のカタールスタジアムも暑いのだろうか。伊東はまだ走れる、速い、チャンスはある。

浅野!! オフサイドトラップを破りDFを振り切り決めたーーーー!! 4年前代表に選ばれたときは何もできなかった記憶があるが、あれを決められるFWになっていたのかすごい。これは驚いた。驚きました。俺は笑っている :-)

最後の独FK、レフがラインを引きえらいスクリーン役をえらい下がらせる(解説もイヤイヤ下がらせすぎと)のでイヤな予感がしたが、こぼれ球を遠藤がブロック! 俺は勝利のガッツポーズが出た! 遠藤は守備に素晴らしい働きをしている。──勝ったーーーーー!!!!!

起きてきた娘に結果は教えず、「前半は監督含め日本ダメかもと思ったけどね」と後半を見せた。絶叫してました :-) WB酒井でキープし俊足アタッカーたちを活かす3バックという奥の手を用意していた(前もやってたの?)日本は、監督も選手も俺が思ったよりずっとしたたかであった。 

3バックはほぼぶっつけ本番だったんだ。ほんとうに選手たちの対応力に感心する。伊東、酒井、遠藤はスーパーだったし、浅野には驚いた。鎌倉殿そっくり南野も、警戒したDFが潰しにこないのでしれっと運び鎌倉殿にスルーパスを通した三笘も、こぼれ球に最高の反応をした堂安もみんないい。 


■11月24日                  カナダの世界デビュー戦

【ベルギー-カナダ】いやー、39歳ハッチソンがワールドカップのピッチに立ってるのを見るだけでじわっとくるな。20年くらい代表にいて、うち16年は悔しい思いしかできなかった名ミッドフィルダーなのである。「日本が勝てるならカナダも勝てる」とベッキーが連呼している、そうそうイケイケ!w

結果は書かないが、若く速いアタッカーたちが挑戦者らしく果敢に攻め込んでは名GKに止められ、デブライネのカウンターに震え上がるという面白い試合になっている。しかし知らぬ間にカナダ代表も欧州クラブ所属ばかりになったなあ。うまいわけだよ。

特にやはりバンクーバーホワイトキャップス出身のデイヴィスが速くてうまくて笑っちゃう。MLS組も、MLSはとにかく1対1だけでやってるようなあまり戦術的ではないリーグなので、強敵相手にバチバチやるときの気と当たりの強さはたいしたものだと思う。精度はいまいちだが。

ハーフタイム、カナダがペースを握りつつもフィニッシュが…というベッキーの厳しい体育系な顔に見惚れた。カナダ男子の試合ぶりを見ていると勢いは素晴らしいのだが、コーナーキックをゴール前に飛ばすレベルのキック技術がないのが残念であった。それがあればなのである。 

カナダはFWのデイヴィッド(リール)、ラリン(クルブ・ブルッヘ)が明らかに当たってなくて、記録的な数のシュートが枠を外れ、ヘッドでの競り合いに勢いがなかった。フィニッシュ以外はチームにクオリティがあるのでクロアチア戦もチャンスは作れるだろうが、点を取れるかどうか。日本も98年はそうだったな。


■11月25日       韓国のピルロ

【ウルグアイ・韓国】19年バンクーバーにいた6ファン・インボムが中盤の底でゲームメーカーとなり、カウンター戦術のウルグアイを相手に韓国がポゼッションサッカーで伍している。彼は小さいがうまくひらめきがあり、フィジカル偏重のMLSでバンクーバーでは活きなかったが見るのが楽しかった。 

今見てもファン・インボムは小さな中田英寿という感じで(母国では「韓国のピルロ」と呼ばれてるそう、たしかにw)、意外性が光り見ていて楽しい。この才能がいてもMLSは全チームが脳筋なのでバンクーバーは圧殺され、強くはなれなかったのだが。

この試合でも強度高い両国選手の中で一人ふら~とスペースをたゆたい、意外性あるパスを出すというピルロっぽいことをし、それで何度かチャンスを作っている。それをアリとするかナシとするかでサッカー観は違い、韓国代表はアリ、MLS/バンクーバーはナシとなったわけだ。

インボムは1年で露に買われ俺はMLSの楽しみをなくしたが、戦争で今はギリシャ名門にいるそうでよかった。試合終盤敵パスをカットしソン・フンミンに落とし、この強烈シュートに結びつけたのも彼である。ソンも初めてちゃんと見たが、アジア人とは思えぬバネとキック力ですごいね。 


■11月25日                 葉っぱ監視カメラ

こないだ設置したクマ監視用のセキュリティカム、最初はまるで反応なかったのだが調整したら過敏になり、夜中にアラームが何度も届いていた。スマホの音声は夜切ってるので起こされはしなかったのだが、警告リストを見たら何も異変は写っていない。雨と葉っぱに反応してたのであったw 

葉っぱで鳴ってちゃ話にならないので設定をよく見ると、「人」と「動物」にだけ反応するというオプションがあり、これで過敏アラームはなくなった。そして今日夕方鳴ったのでさてはクマかもう許さん! と見てみると、猫ちゃんでちた。かわいい :-) pic.twitter.com/9En6qUSdGt

■11月25日

町中の紅葉がきれいだ。その色がなかなかうまく表せない。◇超高値2ドル近辺で上下しているガソリンがこないだ1.8ドルまで落ちたので、今がチャンスだと満タンにしたのだがすぐ1.6ドルまで下がってしまった。投機のカンが悪いな。


■11月26日                   正気か自民党

#ニュース7 政府はついに、「ミサイルの飽和攻撃をされたら現状では防げない、敵基地を叩くしかない」と公に主張し始めた。公明党が懸念を示しているのも例によってポーズかもしれない。北朝鮮が日本を飽和攻撃する理由がないではないか。自民右派の好戦度が北朝鮮と同等なのはわかるが。

だいたい大津波が来たら原発危ない説にイヤイヤ仮定の話でしょと半笑いしてた自民が、他国が日本を飽和攻撃してくる説にはなぜその通りだ軍拡だとなるのだ。食いつく熱意が違いすぎるだろw 

ちゃんと正当性を説明してくれよ政府。自民党が言ってるのは「近所にミサイル打つ国があるからうちも持つ、原資は増税」とただこれだけだ。北朝鮮とコミュニケートしてるのかすら定かでないし、危険性も必要性も説明していない。 

「日本は本当に危機下にある」のか、「その危機への対処はミサイルでの敵基地攻撃=全面戦争しかない」のか、自民党は政策を大転換する前にそれを国民に説明し、承認を得る必要があるってことですよ。憲法9条を完璧に無視し、日本は場合によってこれから全面戦争もやりますよといい出したんだから当然でしょ? 


■11月26日

#ちむどんどん スペシャル。歌子の話も賢秀の話も本編と同質でどこがスペシャルなのかわからなかったが、養豚編で俺が見たかった「ありがとう賢秀、自慢の息子サ」「ニイニイありがとう!」「ありがとう!」が見れてよかったw この家族に言われたら、夢でも芝居でもうれしいよね。 


■11月27日              【久々新ボドゲ】チケットトゥライド日本

奥様の誕生日、プレゼントは「チケット・トゥ・ライド」好きの彼女がゲーム屋で見て欲しがったが、俺がイヤそれってほんとに面白いのですかとシケたことを言い買わなかった「チケット・トゥ・ライドJAPAN」だ! 箱絵がたまらんw、ハッピーバースデー :-) 

でお祝いに讃岐うどんとイタリアデザート・キャノーリのお昼を食べた後さっそく家族3人でプレイしたのだが、面白かった! まずマップが大きくてきれいである。写真で見たときはヨーロッパよりだいぶ狭いなと思ったが、横にたっぷりと長くて見栄えがする。地名も俺たちにはなじみ深く盛り上がる。

新ルール新幹線は、つながれた路線が公共のものとなり、誰もが自分のチケット達成に利用できる。公共物なので貢献度によりボーナスと減点がある。これが味として効いていて、たとえばコツコツ各色を揃え日本海側在来線で小倉→京都をつなぐより、誰かが敷いた山陽新幹線を一部利用するほうが早いわけ。

初回は公共性を尊ぶ左派リベラルの奥様がどんどん新幹線をつなぎ、娘は「私はどうせ利己的なキャピタリストよ」と自分の在来線だけをつないで点を伸ばし、俺は日本人らしい中庸さで両方を等分につなぐ展開となったのだが、長野-京都間の北陸線路敷設に苦労してる間に奥様が東海道新幹線を全線開通してくれ、長野から東京までつなげていた俺は東京>小田原を買うだけで新幹線で京都まで行けると気がついた。これを発見したときは、従来チケライとは違うしびれる「旅行感」があった :-) 

こういう達成が娘のチケットでいくつも起き1位となり、駅前に銅像くらい立つ勢いで公共路線を開発した新幹線の母がその貢献度ボーナスをもらっても2位で届かず、俺が最下位で終了。いや面白かったこれは。チケライの従来ルールでマップだけ変わるより、新ルールが加わったほうがやはり面白いのである。当分これを楽しんで、さらに裏面のイタリーマップもあるんだから楽しみです。



■11月28日                  コスタリカ戦

コスタリカが少ない攻撃機会を生かし、日本のCBとMFの連続クリアミスを拾いゴール。押してるほうが延々点を取らなければ、守備のプレイ意識が緩んでこうなるよなあという試合だった。Bチームを出したプランミスかコンディションか、ドイツ戦の歴史的金星を台無しにしての敗退濃厚だ :-(

内情を知らぬ英語放送では当然わからなかったのだが、相手にリスクを与えられないBチームを出したのは監督のプランだったのか、それともドイツ戦の死闘でベストメンバーは組めなかったのか。非常にナイーブなチームという印象だった。

カナダもクロアチアに負け敗退が決まってしまったのだが、目一杯の力で立ち向かい、格上の返す刀で美しくやられる面白い試合をし、見ていて爽快だった。運があれば追いつけるくらいのサッカーをやっていたが、クロアチアがその運もかき消すほどの見事な攻撃で着々と点を重ねていった。

カナダは守備陣が皆MLSなので、やはりクロアチア級のひらめきが本領を発揮するとついていけない。世界の大半のチームがついていけないので致し方ない。皆が愛するが残念ながらあまりにもプレイスピードが落ちたハッチンソンを使ったり、明らかに力のないMFを投入したり、采配も悪かった。

しかしカナダには強敵にも果敢に仕掛けていく選手が何人もいて、全体を鼓舞していた。そういうリーダーが日本にはいない。強敵に攻められいいリアクションをすることはできても、自分たちからアクションは起こせないのだろうか。スペイン相手にはまた見どころある反攻を見せてくれるだろうけど。


■11月29日               真冬がやってきた

今朝はキンキンに冷えて、車の窓が凍りつき出かけるのが大変だった。屋根に降りた霜が日が照ると湯気をたて、美しい。 pic.twitter.com/K5hZAzTaMa

庭には氷も張っていた。冬がきたなあ。

そして降ってきたー。今年は一度も大雨がないまま、雪の季節となってしまった。 


■11月30日

昨夜は幸い気温が上がり、雪は途中から雨となりさほど積もらなかった。雪の翌日はなぜ晴れるのだろう。いつもそうじゃない? 暖かな日となった。ありがたい。 

暖かいうちにと娘と力を合わせ、クリスマスライトを飾る。よし。うちはただ庭木にライトをぐるぐる巻くだけだが、暗くなればちゃんとかわいい。しかし庭に飾りを出している家のライトはやはりもっとずっとかわいらしいね。雪が降るとひときわ。