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■13/11/25(月) □ 姪と『ラブレター』
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昨夜連泊した姪SFが「ずぶんは『ラブレター』で負けたことがない」と豪語するので、君ねこのゲームは日本製だよ甘く見てもらっては困ると挑戦し、7-3で粉砕された。つ、つよい。人の心が読めるのか? このゲームはやる気のない萌Mとしかやったことがなかったのだが、勝負に来ているゲーマーとやるとやっぱ最初から笑ってしまうくらい楽しい。SFは英日イラスト版を両方持ってるが英版よりも日版の絵が好きだとのこと。大臣/愛人ルールはどっちも面白さがあるのだそうだ。
「ラブレター」を英語でやる場合、相手の職名を当てる兵士は「you are…a prince!」という感じで出すのだが、やってるうちに「you are…a racist(人種差別者だ)!」「you are…a traitor(裏切り者だ)!」と三文芝居みたいになってきて笑った。
SFはうちの「空中庭園」も気に入ってくれ、今日も1戦して帰る。バス停まで送ると「家族がゲーム好きでほんとうにうれしい」と言っていた。そうだよなあ。まあ家では親もKV兄もボドゲをやらないのだが、こうして親戚と会うたびに存分にやれるもんね。
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■13/11/28(木) □ サブカメラの画質
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奥様の誕生日&年末のマウイ旅行用にプレゼントした防水カメラオリンパス TG-630 は、防水ゆえレンズが暗く夜はノイズが厳しいと判明してるのだが、朝車の中から風景を撮ると、晴れていれば色も出るし精細感もありちゃんと写る。12 月に行くマウイでは PEN が風景を撮るわけで、こいつの本職である水中ではちゃんと頑張ってくれるだろう。
かつてスバルレガシィを買って突然カーマニアになったように、俺は PEN を買ってからいきなりカメラマニアになった。だから PEN に続くこの2台目も長所短所がよくわかる。TG-630 を使ってると長いズーム(換算 28-150mm、PEN 標準ズーム MZ14-42 の約2倍)はいいなあと思うが、気が付くと車の中から撮ってる写真は画角とシャッタースピードの兼ね合いで 70-80mm くらいになっている。つまり MZ14-42 とまったく同じ距離。MZ はなかなか絶妙な設定なわけだ。もっと長い望遠はほしいが、あの安くてバカ長い 40-150mm はいやなのである。MZ14-42 くらいの大きさで 14-100mm がほしい。
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■13/12/01(日) □ 「ラブレター」の説明法
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ボードゲームデイ。前回なかなかよかった「ドミニオン拡張・異郷」は公式セットを使ったのにカードの相乗効果が弱くてなんと75分もかかり、前回3人ではけっこう楽しかった「キャメロットを覆う影」も4人だと人数が多すぎるのかゲームが長くて疲れた。3ラウンド先勝でやった「ラブレター」だけがクイック&ライトニングで楽しかった。
【キャメロット】パンデミックもそうだが、協力ゲームって危ない箇所を淡々と修復するお仕事感が強い。良効果のある白カードでいいものが出ない限り、いい手を思い描く工夫の余地がない。俺は1時間半の間ただ聖杯を守っていた。萌はゲーム途中で抜けてしまったが、それでも別に問題なく続いてしまうのも協力ゲームが基本お仕事たるところ。アーサー王の聖剣伝説というお題は素晴らしいので、これこそ RPG 仕立てにしたらよかったろうな。装備を揃え、敵や竜と戦うというような。
【ラブレター】は「あなたは姫にラブレターを渡すため、より位の高い人に手紙を託したい…」と設定を説明しても、「ハァ?」という感じで誰も食いついてこない。これはいい舞台設定だと思うのだが、言葉で説明するといつもこんな感じ。もっとうまく一言でこのゲームを表せる文句がないものか。
『姫にラブレターを渡すため城に忍び込み、毎ターン2つ選べる職業から1つになりすまし、他方をダマして操ることでライバルを追い出すゲーム』―――次からはこんな説明がいいかも。手紙を届ける当の姫を指名して脱落させることもあるわけだが、プレイヤーはみな同じく忍び込んだ平民であり、姫もなりすましのニセモノだからですよオフコース! と説明できる。2択というプレイ手順も同時に説明できる。
説明は今回もうまくできなかったが、しかしゲームが始まればみんなすぐにニヤニヤし熱くなれる。やっぱり相手を指定し窮地に陥れる行為は楽しい。やられたらやり返す、ラブレターだ。僧侶で身元がバレたターンにそのカードを当の相手に押し付けるといったカードのアヤも順調に発生して盛り上がった。
MKがこないだ立てた「レジスタンス」はメカニクス的に推理を働かせるための手がかりが極限まで削られている(作戦実行に賛成したか、作戦が成功したかの2つだけ)ので、二度とも全員が「ん? いまの作戦結果の意味はナニ?」と思っているうちに終わってしまった。皆がロジックの構造を掴めば推理が加速し盛り上がると思うが、あの感じではもう卓は立たないような気がする。
一方「正体隠匿」で共通するこの「ラブレター」は半分が運で残りが思考、記憶、カードのアヤくらいの塩梅でゲームができており、当てずっぽうで進みながら引いたカードでひらめくものがあればそこで「ホレこれを喰らえ!」とプレイできるので、複雑なロジックを要さず誰でも最初から戦える。「レジスタンス」「お邪魔もの」など他の正体隠匿系より嘘をつく楽しみは少ないが、同系の面白さをあっという間に味あわせてくれる。
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ゲームがやや退屈だったので俺と萌は写真を撮っていたのだが、最近うちでヒットしているモノクロで撮ったラーメン萌の写真の画質が素晴らしくて、PEN と SIGMA の性能に惚れ惚れしてしまった。スープがからんだ麺をくっきりと質感豊かに写し、そのわずか向こうの萌の顔がボケている。素晴らしい。
このカメラのモノクロはただ色を抜いただけではなく、モノクロームフィルムで撮り紙に焼いた写真になっていると思う。昔カメラマンの友達がくれた大判紙焼き写真にそっくりの質感なのだ。今思えば彼が使っていたあの古いレンジファインダーカメラは、ライカとかそういう銘品だったのかもしれない。
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■13/12/04(水) □ 日本ポップロック・インベージョン
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こないだ「外国人のど自慢」でダイアナガーネットさんのヒステリックブルー「春」を見、萌の日本音楽マインドにやや火が灯った気配なので、ここぞと洗脳用日本ポップロック CD を作り車でかけまくる。
1 閃光少女
2 Boyfriend (Aiko)
3 くちびる
4 そばかす (Judy & Marie)
5 春
6 Remember me (くるり)
7 今夜はブギーバッグ(小沢健二)
8 SPIRIT (スガ シカオ)
9 黄金の月
10 ラブラブショー (Yellow Monkey)
11 So Young
てな感じ。いやー日本ポップロック強力 :-)。この CD のおかげで萌が部屋でも日本ポップ&ロックを聞き出した。「春」を爆音で流し歌っている。よしよし。
俺は毎日の移動中カナダのラジオ数局を渡り聞き、興味をひく曲があれば耳を傾け、娘経由で米加のヒット曲はすべて強制的に聞かされているが、こっちのヒット曲のクオリティはスティービーワンダーやプリンス時代から考えられないくらい下がっている。日本は下がっていないし、バラエティが爆増している。こうして両方聞かせてしまえば、どっちの音にクオリティがあるかは自明だ。
こないだに M ステに出たカナダの歌姫アヴリル・ラヴィーンが、「M ステにはもう9回も出ており、毎度インスパイアされる」と社交辞令を言っていたが、啓発されてたら CAmFG みたいな曲ばっかり作らんだろうと思う。いまの米加のヒット曲はジャニーズレベルである。ただ歌がうまいだけ。
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■13/12/10(火) □ 初雪写真
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昨夜のうちにさらに3~4cm 積もったので朝イチで雪かき。気温は思ったよりも上がっており、今日は降っても雨だろう。萌はMが乗せていき、タイヤを中止してたのだがフレッシュスノーではきれいに排雪して万全のグリップだった。今日はどこもかしこもスラッシーではどうだろうか。
せっかくの初雪だからと写真を何枚か撮ったのだが、曇天ゆえ溶けかけの雪でただ白いだけのつまらない風景となっており、まったくインスピレーションが湧かずいいものは撮れず。
しかし夜になってから外を眺めたらなんかイイ。北欧フィーリングというか(笑)。こういう暗いところをきれいに撮れるのは SIGMA の力。
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SIGMA 19mm を愛用していたブロガー写真家読み書きさんが、2年目からオリンパスの廉価版標準ズーム MZ14-42 を使うようになっている。どうしたかと思ったら、それまでは持っていなかった M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm Ⅱ R を買い足したということらしい。E-PL3+MZ となると俺の E-PM1 と中身もレンズも同じである。
新品のE-PL3+M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmⅡRを格安で入手した。以来、使用頻度トップの座を保っている。操作簡単でよく写る。
(レンズはMZよりも)やはり、単焦点のSIGMAが2ランクくらい上の写りがするような気がする。このズームは、望遠側のほうはもうちょっとがんばってほしいが、広角側は、これくらいでも、まっいいかと思った。
と、「けっこう使える」と感じておられるようだ。そうだよなあ。こんなに目の超えたベテランと、腕と設定を除けば同じ画質で写真が撮れているというのはうれしいこと。マウイが楽しみ。MZ は昼間屋外ならシャープでいい絵が撮れる。インドア&夜景では今ひとつになるが、そこは SIGMA で補える。海辺や水中はこないだ導入した TG-630 水中カメラがある。マウイで写真を撮るのにもう万全な状態ですよ。
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■13/12/11(水) □ 目立ちたがる先生
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【クリスマスコンサート】リメンバランスデーコンサートから数週しかないので、ブラバンはどの曲も完成度が低かった。合唱は今回も歌唱は素晴らしかったが、萌らギター陣は部員の背後で完全に陰になり音量も小さすぎ、姿も見えなければ音も聞こえないという残念な状態になっていた。萌も自分の音が聞こえてないことには気づいていて、戻ってくるとすぐに「ギター聞こえた?」とつまらなげな顔で尋ねてきた。うーん、あまりよく聞こえなかったのだゴメン。
何ヶ月も練習してこれじゃギター担当のキッズが気の毒すぎるだろう。顧問のミスターBTは熱心な先生だが、いつも自分が弾きすぎるところが決定的に難点である。この合唱では指揮をしながら自分もギターを弾いているので、子供たちのギター音量が小さいことにリハで気づなかったのだろう。学校に音楽を分かる人は他にいないので、「指揮者がギター弾いてちゃオカシイ」「ブラバンはチューニングが合ってない」と誰も指摘できないところがいかんともしがたい。
さて、これで学校は終わり。早く寝て明日は出発です。
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