【のどじまんザ!ワールド】という番組が日本語TVであり、よくみんな歌詞を覚えられるなあと娘と感心しながら見てたのだが、ビブラート歌い上げ系の歌は外国人がうまくても当たり前な感じがしてあまり盛り上がらない。ああいう歌唱法は西洋が本家、だって歌謡曲歌手はアメリカへ修業に行くじゃん。ああいうスタイルはフィジカル的にも白人と黒人が有利な気がするしな。
B'zをやった男子とか山口百恵女子とかNokkoを歌ったウェイトレスとか、そういう日本にしかない種類の音楽をやってくれるほうがいいなあと思う。上手い下手じゃなくて聞いてて楽しい。のど自慢の醍醐味。
で決勝でまったく西洋音楽的じゃない、日本の女の子のようなぴーっと細く伸びる美しい声でヒステリックブルー「春」を歌った子がいた。これはすごいセンセーション!! と思ったら見事優勝し、そして検索したらすでにプロになってた(笑)。ダイアナ・ガーネットさんとおっしゃる方。すごい。
審査員テリー伊藤が「『うまい』と『驚き』は比べられないと思うんだけど…」と、俺と同じことを述べていた。外国人が歌うまいのは驚きではない。しかし外国人が日本ポップロックの結晶のようなこの歌をこんな声で歌ってくれるなんて、センセーショナルではないか。外国人なのに日本の歌がうまいから聞きたいのではなく、この子の声で日本の歌が聞けるなら聞きたいと思わせてくれる。ダイアナ・ガーネットさん、ヒステリックブルーの「春」、すばらしいです。
Haru ~Spring~ / Diana Garnet by nodojiman
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