2019/07/29

ムスメの英国ビートル親孝行旅行

7月19日


ムスメ萌は叔母さん一家と英国を旅行中で、毎日大量の写真が送られてくる。きれいだなあイングランドと思う。運河に沿って走る列車だとか、水道橋だとか、旧市街を見下ろす丘や崩れ落ちた教会跡など、人が長い年月をかけ作り少し枯れたあたりの光景に惹かれる。

今日は古い裁判所を見学したようで、【お前ら全員有罪だ!】という裁判官の前で記念撮影をしていた。娘は「セルフィー中毒」の罪だって。はは。隣のイトコと叔母さんはそれぞれ「汚い裏切り者」「魔女」なので有罪なのはわかるが、左端叔父さんの「汚れた小作農」は別に罪じゃないだろ :-)




7月20日

萌は「ポールのコンサートで聴いたアビーロード・メドレーの MP3 を買いたいから曲順を教えて」といってきた。「いや今イングランドにいるんだから、ロンドンの中古レコード屋でアビーロード買えばいいじゃん」「Oh Yeah!


「アビーロード」、CDだとリマスター版があるんだそうだけど、オリジナル盤CDと音はだいぶ違うのだろうか。好きな人は両方揃えてるのだろうが(笑)、娘はどっちを買えばいいのだろう。俺の「アビーロード」LPは実家の物置にあるはず…。

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その夜、萌が弾き語り動画を送ってきた。ああポール見てこの歌を好きになったのか微笑ましい…。



と見ていたら、ニッと笑ってテンポを上げ、「Out of college, money spent
See no future, pay no rent…」とあのBメロを歌い始めた。――あああカッコいい! と感動(笑)。

そうくるとは思わなかった。俺たちニッポンのビートルズ好きは、ああいう早口英語曲をカッコよく歌えない。そうか歌えるんだスゴイな英語人。そしてそれをやれば俺がしびれるということを彼女は知っていて、コードの変わり目でニッと笑ったのだ。親バカじゃなくビートルズ好きのツボを突かれて、俺は悶絶したのです

そしてなんでバンドやったことないのにこういう曲の展開やくるりとターンといった、客が喜ぶライブパフォーマンスがナチュラルにできるのかと(笑)。

FBでこれを見た友だちの哲学的コメントを萌に送る。

You know that's what 2nd generation talent is. We 1st gen never really bloom to success, but 2nd gen can easily roll over where we struggled. We can only hope to be a good fertilizer for them.
(才能は二代目で開花するのだ。我々第1世代は完全な成功には至らないが、第2世代は易易とそれを超えていく。我々は良い腐葉土になる事を受け入れるしかない。)

そうかも :-)

7月27日

萌が滞在している英国の家でビートルズの話題になると、意外や彼の国のオジサンオバサン(奥様の父方のイトコ夫妻、60代)に「あれは子供の音楽、I am the walrusって意味わからん」と言われたそう。ええー!w まあそういうシニカルな国民性だから、あの国から世界的ないい音楽がボコボコ出てくるのかなという気もするが。

憮然としている萌を「まあ彼らはビートルズの有名曲しか知らんのだろう」と慰める。「ビートルズとストーンズのどちらが優れているか」という議論にもなりストーンズが優勢だったそうで、ビートルズ好きの彼女は不満げだった。そういう議論も困るよな、比べられんよ。

「私のバンドも、お前らビートルズとストーンズどっちが好きなんだと、昔ライブハウスのオーナーに聞かれたよ。どっちも好きですったら、だからお前らは中途半端でダメなんだといわれた」「ハハハ」

7月28日


ロンドンにいる萌からさっきこの写真が届いた。「あああああ! …これは…私の人生の目的は今果たされた。それはムスメをこの道に送り届けることだったのだ!」と書いて送る。

探してた「アビーロード」アルバムは CD ではなくオリジナル LP を買ったそうで、写真のアビーロードで小脇に抱えさっそうと歩いている。帰ったらターンテーブルを買わないと。

ビデオチャットの画面で初めて手に入れたレコードを手にとって娘は、「バイナル(=ビニールレコード)ってこんな軽くてたわむんだ」と驚いていた。なんという隔世の感のある感想なんだ。だけど画面に写っているのはあの頃と同じ、リンゴ印のレーベルなのだ(涙)。

2019/07/12

【参院選 2019】在外投票と競馬新聞の優秀さ


海外在住邦人が行える在外投票は日本国内より期間が1週間も短く(投票用紙を郵便で日本の戸籍地まで送るという原始的な方法なため)、注意しないとすぐに終わってしまう。

調べたらあと3日しか期間が残ってないと気づき、なのに投票場所であるバンクーバーの領事館がツイッター・Facebook で投票開始以来一度も告知をしていないことにも気づき、それはないのではと指摘して告知を出してもらった。――やっぱり外務省=政権はリベラルが多いカナダ在住邦人にはあまり投票してほしくないのだろうか(笑)。官僚が民主党政権時代にやったサボタージュってこういう感じカナ・笑)

で投票先を決めようと参院選の選挙サイトを検索してるのだが、候補者の名前と所属以外なにもわからない一覧ばかりが出てくる(↑)。NHK も朝日も読売も皆同じ。どんな人なのかという主要政策とオッズが載った明瞭な出馬表は掲載できない法のしばり(?)があるのだろうか。しかしこれでは、もともと関心の薄い人などたちまち調査をやめてしまうと思う。候補者全員をいちいちクリックして見てなどいられんでしょ。



候補者のオッズ(当選確率)を載せたら誘導になるので許されないのはわかるが、しかし「誰に投票したらよいのかわからない」という人を一番助けるのはやはり競馬新聞式の◎○▲△☆だよなあ。騎手名等の欄を【消費税賛否】【改憲賛否】【家父長制orリベラル】みたいに使ったら超わかりやすいではないか :-)

バンクーバーとカリフォルニアの競馬場に行ったことがあるが、競馬新聞の読み方がさっぱりわからなくてオッズと馬の見た目だけで賭けるしかなかった。すると競馬に賭けるあの興奮が湧いてこなくて、数レースでやめてしまった。

日本の若者には選挙もきっとそういう、まるで手がかりなく面白くない賭け事みたいなコトなのだと思う。投票に行くわけないよ、なんとかしないと。


   ◇  ◇  ◇




在外投票してまいりました。俺は祖国のために清い一票を投じたのだという達成感を噛み締めるためビーチに出てコーヒー飲んでいると、俺の真横にギターマンがやってきて歌う。なんてナイスなんだいサマービーチ。話しかけて写真を取った。

このギターマンがもしビートルズ好きそうだったら「お、いいねえちょっと貸して」とギターを借りて、俺は「All My Loving」やっちゃおうと思っていた。「先週ポールがバンクーバーでこれ歌ったんだよ、泣くよね、ね、ね、泣くでしょ?」とか言って。しかし系統が違った。Bad Moon Rising (CCR)とかやってたな。

海辺にきれいなプールまであるよ。こうしてカナダで暮らしてると、国民が政治にちゃんと注意を払い政治家にしっかりと仕事させていれば、町と人々の生活が潤うのだなといつも感じる。

都会だけでなく俺が暮らす近郊タウンも移民と自然増で人口が増え続けており、住宅地や分譲アパートの開発が常時行われている。大型アパートは大型店を取り囲むように合理的に配置され、新たな町が着々とできていく。

なのでどこの郊外タウンもニュータウンは似たような見かけになり殺風景ではあるが(バンクーバーのような都会はそこがさすが多様性を持ち美しい)、郊外でも経済はグルグル回るので町と人々に余力があって、旧市街には小さなきれいな店も多数残っている。カナダで暮らしていると、政治家と官僚が賢いと国はこうなるんだなと実感するのだ。

日本では国の福祉と教育と地方経済には金が回らず、子供や親や研究者たちが困窮してる一方で、海を埋める土やそれに関わる人々には湯水のように金が流れていく。こんな金の使い方をする政府で国が持つわけがないでしょう。

日本もカナダのようになってほしいという願いを込めて投票したのは、長野県の野党統一候補・羽田雄一郎(国民民主、立民・共産・社民推薦)と、比例の山本太郎「れいわ新選組」です。

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以下長くなりますが、れいわへの投票は、山本太郎のいろんな演説動画を見て決めました。

「この国が壊れていくのをもう待てないでしょ? 国民の半数が生活が苦しくて、貯金もなくて、働き方がぶっ壊されてるんですよ! 金持ちは海外に逃げられても、大多数はこの国に生きるしかないわけでしょ。だったら政治がやるしかないじゃないかよって話なんですよ!」

と彼は、庶民はみんな働かされすぎ、給料少なすぎ、税金高すぎで、もう持たないよと涙を流すわけです。

「今だけの、金だけの、自分だけの政策を貫いてきた奴らが、どうして今も国会で行き来してるんですか! 竹中平蔵みたいな人間を、まずはあいつをつまみ出せって話ですよ!

そうだー\(^o^)/! 彼は消費税を廃止し庶民の生活と経済を底上げするとともに、富裕層の税金を上げ、日本を派遣の低賃金無結婚国家にした自民党と竹中平蔵には責任を取らせろと言ってるわけ。これは若い人たちに届くよね。投票率上げるよね。他の野党は理性的すぎてここまで言わないじゃん。だから選挙に行かないんだよ。

つまり山本太郎は今、シャウトして政治の季節を呼び起こしてるわけですよ。彼の演説は通りがかりの人の足を止め、聞かせ、大声援を巻き起こし、終わった後聴衆が帰らずその場で議論を始めるんだそう。すごい。――ちなみにどこへ行ってもブーイングで応援演説にならない安倍総理とは、なんたる違いでありましょうか(笑)。

安倍政権がどれほど失政と不祥事と犯罪を重ねても、選挙の投票率が5割より上がらない限り、岩盤層に支えられてる彼らの行いを正すことができない。山本太郎が無関心層をかき立て投票率を押し上げてくれれば、共産立憲社民ら野党も共闘し、国民の声で国を正すことが可能になる。希望はあるわけです。

もし私が東京に住んでいたら、公明党の党首を落とし辺野古埋め立てを止めるために東京で立候補した、沖縄創価学会のれいわ野原ヨシマサ氏に入れたかった :-)

ちなみに経済評論家森永卓郎氏によれば「消費増税すれば消費減少はリーマン・ショック級」、各党の経済政策は「自民10点、公明10点、立憲50点、国民40点、共産70点、維新40点、社民60点、れいわ新撰組95点」だそうです。星をつけるとこんな感じね :-)

◎れいわ新撰組95点
B共産70点
Y立憲50点
▲社民60点

ちなみに共産党は高名な憲法学者が政策を精査し、明日政権を取ってもバリバリやれると太鼓判を押してました。俺も政策を読むと感心してしまう。山本太郎がいま巻き起こしている旋風で野党が躍進し、次の衆院選で共産党を筆頭に全野党が連立政権を取りに行くというのが実現可能なベストシナリオではないだろうか。◆

2019/07/07

俺の内なるジョンも号泣 - ポールマッカートニー・コンサート(全曲感想つき)

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■19/07/03(水) □ ポールマッカートニーの予習
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昨日急遽知人に、「アナタ、ポールを見ずに死ぬのですか。バンクーバーBCプレイスの売れ残りチケット超安いんですよ」と諭された。

「いや私ジョン派なので、ポール行こかなーなんて人生で考えたことないんですが…」と答えると「喝! そんなこと言ってる場合ですか!」と叱られた。そうか…そうか…そうですよね! となりました。奥様は行かないとのことで、娘と二人分を入手。

で娘の予習用にYoutubeでポールの重要曲プレイリストを作ったのだが、なんとシャッフルして聴いている。やめろw ポップ音楽は年代順重要なんだよ。アビーロードのメドレーもシャッフルされている。やめてくれw

娘のために作ったプレイリスト(太字はやった曲)。

Venus and Mars & Rock Show
Jet
Band On The Run
Listen To What The Man Said
Silly Love Songs
'Let 'Em In'
Maybe I’m Amazed
Live And Let Die
Mull of Kintyre
My Love
With A Little Luck
Ebony And Ivory
Pipe Of Peace
Here Today
(最新アルバム)I Don’t Know (Lyric Video)
(最新アルバム)'Come On To Me'
You Never Give Me Your Money (メドレー)
Back In The U.S.S.R.
Blackbird
Here, There And Everywhere
For No One
Maxwell's Silver Hammer


プレイリストを聴いた娘はポールマッカートニーすごくいいねと言う。

「でしょ。ジョンはバカにしてたけどね、ポールはシリー(おバカ)なラブソングばかり書くと」
「――And what's wrong with that?」

間髪入れず彼女はポールの歌詞を返す。しびれた。



♪Some people wanna fill the world with silly love songs
僕みたいに世の中をシリーなラブソングで一杯にしたいやつもいる

And what's wrong with that?
そのどこが悪いのさ

I'd like to know
知りたいもんだよ

'Cause here I go again
だって僕はもう1曲いくからね

I love you
I love you

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■19/07/06(土) □ 緊張のポールコンサート
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今日は夜ポールマッカートニーのコンサートなので、睡眠をよく取り栄養のあるものを食べ、体調を整えている。緊張している(笑)。子供の頃からビートルズはNo.1バンドだが、人生でビートルを見に行く日が来るとは思わなかった。俺が妙に緊張しているので奥様がおかしがって、「バーンド・オン・ザ・ラン」と歌い踊っている。はは :-)。



50年前バンクーバーでビートルズを見たというご婦人と話をしたことがある。「まさしく狂乱だったわよ、暴動になりかけコンサートが中断されて」。うわあ、歴史秘話ヒストリア!


6:30 pm 開演1時間半前。席は悪くない! ストーンズとかに較べると非常にシンブルなステージセットだ。うー手が震えるw

客入れBGMにポール自身やビートルズの曲を使っている。始まる前に客の声が枯れちゃうよ! 今日やらない曲もバレちゃうよやめろw



9:00 pm (序盤が終わりポールがピアノへ)うああああ! ビートルズをやられると涙で見ていられないw 静かな曲が素晴らしい。「Let em in」とか素晴らしい。

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帰宅。いやー、泣きすぎて頭が痛い。コンサート見てこんなに泣いたことがない。こんなでした俺。

とにかくこれ以上ビートルズソングで泣かされたら音楽鑑賞にならん死んでしまうという状態で、ところどころでソロ曲をやってくれて助かった(笑)。しかしバンド・オン・ザ・ランあたりからはソロ曲も神の域に到達しまた号泣。

ストーンズを見ても泣きはしなかったんで何が違うんだろうと思うんだけど、ストーンズは高校から大学の頃に自分で選んだクールなものとして愛しており、ビートルズはそれ以前のナイーブな中学生時代まで直結してるからかもしれない。我慢できんのです。

それともう一つ。俺はポールの声に合わせ、ジョンのパートでハモっているんだと。俺はここでポールとバンドやってるんだと気がついて。うっうっと泣きながら娘の耳元でそう叫んでました。「This is a dream come true!」

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■19/07/07(日) □ この人生をサンキュー
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皆さん、誕生祝いのメッセージをありがとう。ポールも昨夜「ハッピーバースデー」やってくれました。ホワイトアルバムじゃこの曲飛ばして「ヤー・ブルース」から聴いてたけど、うれしいよポール :-)



昨日のポールマッカートニーについて思ったことをいちいち書いてるとキリがないんだけど、まあなにはともあれムスメが撮ったこのビデオを見てください。50年前のビートルズ北米センセーションとまったく同じことが、私のムスメに起きていたという。アンコントローラブルな叫び(笑)。腹が痛い。

  ◇  ◇  ◇

もう日本ツアーは終わってるので曲について少し書いちゃうんだけど、意外なウィングス曲が多かった。2曲めが「ジュニアーズファーム」。「All My Loving」(俺号泣)をはさんで「Letting Go(from ヴィーナス・アンド・マース)」とやたらシブい。こんなの俺のビートル先生テラくらいの熱愛者しか求めてないだろと思ったのだが、俺の隣の同年代のレディはちゃんと知ってて盛り上がっていた。やっぱり日本人が思うよりもウィングスは北米で強かったんだなあと思った。

そして横綱「バンド・オン・ザ・ラン」はもう、すごかった!70年代、新規に音楽アンテナを立てたばかりの子供だった自分がラジオを聞いて想像したウィングスの青い空が、あのアコースティックのコードカッティングで眼前に広がっていった。

あとポールマッカートニーがえらい喋るんで驚いた。こんなにコンサートで喋る人だったのか。軽妙に喋って会場を笑わせては、「君がもし今ここにいたら、なんと言うだろうな」と皮肉屋だったジョンを笑って思い返す曲「Here Today」をやってこちらをオイオイ泣かせるんだから、まるでさだまさしだったですよ。

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ビートルズの曲は昨日も書いたように、俺の心のピュアな部分にじゅわっときてうっうっと泣いてたんだけど、一方で俺の心の中にはやっぱりシニカルなジョンレノンもいて(まさに「Here Today」)、ポールバンドの演奏や選曲をじっと見ているわけ。

その俺の中のジョンが、(ああやっぱり俺がいないとな…)と思う曲もあった。1曲めの「ハードデイズナイト」からしてそう。ポールがジョンのパートを歌い、ポールの高域ハモりを裏方がやってるんで、炸裂しないんだよね。あの二人とジョージのコーラスがいかに可燃物の宝物だったかと改めて思った。

あと楽器がやっぱり非ビートルズ的でウィングス的なわけ。ギターの音量がデカイし弾くフレーズがアメリカ的にドライでソリッドで、ふにゃふにゃなジョージとは全然違うこの音がポールの好みなのかーとずっと思っていた。ウィングスの曲は当然それで合うわけだけど、音がでかすぎ肝心のボーカルが埋もれ気味だったし、ポールのベースも聞こえない。俺の趣味ではやっぱりギターをジョージ型にしたくなる。



しかしサプライズはジョンとジョージへのトリビュートだった。ジョンの思い出を語ってからやった「ミスター・カイト」は、これはジョンの意地悪な声だから面白い曲なんでポールの甘い声には合わないよねと思ったんだけど、ジョージの話をしてからの「サムシング」には負けた。ウクレレで全然違うリズムアレンジで歌い始め、後からバンドが入ってくるわけ。ギタリストもここはちゃんと敬意を表してジョージのソロを完コピする。俺の内なるジョンもハンカチを口に押し当ててううううと泣いてました。(カメラを片手に持ちもう片手は涙を拭い、画面が震えている)

ポールがリードなんで2番でハモるのは裏方の人なんだけど、聴いてる俺たちの頭の中にポールのあの高音の美しいハモリが空耳のように聞こえてくる。もうたまらなかった。そういう、俺の予測を超えるビートルズの魔法に満ちたコンサートでした。

友人デザイナーがトーキョーのビートルズ展の
ために作ったトートバッグが、海を渡って
バンクーバーのポールコンサートに。
ポールが「サンキュー!」というたびに、「ノー、俺があんたにサンキューだポール!」と感極まって返してるやつがいた。わかる。

ここにいる俺たちが皆この人生を、あんたにサンキューだよポール。ビートルズがなかったら俺たちがどうなっていたかなんて想像もできない。この娘だって俺たち夫婦に生まれていたかどうか、God Only Knows。◆












【全曲感想】

01  A Hard Day's Night

何の曲が始まったかわからなかった。楽器の音がデカくてポールの声がよく聞こえないのだ。ベースも聞こえない。ギターの音が強すぎる。ビーチボーイズはマイク・ラブの声が聞こえた瞬間電撃が走ったのだが、それがないオープニングだった。とにかくえらいことが始まったなあという感じ。

02  Junior's Farm

こんなシブいのやるのかとイントロでしびれた。初期のポールで好きな曲。良い。

03  All My Loving

ここで音響に対する不満をエモーションが超え号泣。中学の頃の自室の風景が蘇ってくる。たまらない。

04  Letting Go

(Feel like letting goという曲)。俺にとってはウィングスの中古盤を買ってた吉祥寺時代に数度聴いたきりの地味なアルバム曲が、ポールの中では過去のレパートリーになってないのだなという驚き。しかも隣の女性が大声で歌っていて、やっぱり日本人が思うよりもウィングスは北米で強かったんだなあと思った。

05  Who Cares

この曲あたりで精神が落ち着く。ビートルズが一気に続いていたらヤバかったw イジメられる君を、ぼくがケアしてるよと言って始まる。

06  Got to Get You Into My Life

うぎゃああと叫ぶ。これはまさかの選曲だった。こういうビートルズ中・後期のライブで演奏されなかった曲は、やっぱりやってもらうと耳福としか言いようがない。ホーンセクションがいい仕事をしていて爽快としか言いようがない。

07  Come On To Me
08  Let Me Roll It  (with  Foxy Lady  coda)

Come On~ は事前学習の Egyptian Station で気に入った曲。俺はこのバンドのギターは音がデカくフレーズがアメリカンすぎて気に入らなかったのだが(俺の中のジョン・レノンは、もっとジョージみたいなヘナヘナギターでバンドを組みたがっていた)、「Let Me Roll It」のいかにもウィングスというギターリフはやはりこのギタリストの持ち味に合っていた。

09  I've Got a Feeling

こういう心から超好きなビートルズ後期のロックンロールをやってくれてるのにわりと平静だったのは、ああこの曲をやってもジョンはいないんだよなと始まった瞬間思ってしまったからか。Cメロを歌うギタリストの声がわりとジョンに似てるのが、かえって憎たらしかったw

10  Let 'Em In

初めてのピアノ曲。「I've Got a Feeling」でポールの歌がきつそうだったのに対し、こういう静かな曲は素晴らしいなと思った。ポールのピアノがいい。音響的にベースはほぼ聞こえなかったし彼のギターは普通なので、ここで初めてポールの楽器の音で感動した。

11  My Valentine
12  Nineteen Hundred and Eighty-Five
13  Maybe I'm Amazed

こんな曲あったなというウィングス佳曲が続き、名曲「Maybe I'm Amazed」。これが(同行の)ノリコさんが一番聴きたいといってた曲だよとイントロで娘に叫ぶ。高いところはさすがに声が出ていなかったが、間奏前のウーウウウーという声は今も絶品。

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14  I've Just Seen a Face
15  In Spite of All the Danger

アコースティックパート。ビートルズでもこんな地味曲を選ぶのかと、ちょっともったいない感じが(他会場ではここで We Can Work It Out だったらしい、それは悔しい)。In Spite~ は海賊版で聴いたことがある。ウォオオオという会場合唱が入って、これは中抜きとしてとてもいい感じ。

16  From Me To You
17  Dance Tonight (マンドリン)
18  Love Me Do
19  Blackbird

From Me To You もジョンとポールのコーラスではないので、体が弾けるほどのことはなかった。Love Me Do はハーモニカのおじさんが見事であった。

20  Here Today

ジョンが亡くなったとき、「君がもし今ここにいたら、なんと言うだろうな」と皮肉屋だったジョンをポールが笑って思い返す曲。ここでまた号泣。なんでこういう曲を泣かずに歌えるのかと思ったw

21  Queenie Eye

「ビートルズをやるとみんなビデオを撮るので会場がセルフォンで明るくなる。それ以外はまるでブラックホールだ」と自虐ギャグ。

22  Lady Madonna

うぎゃああああとなるw

23  Eleanor Rigby

うぎゃああああとなるw

24  Fuh You

新アルバムでこれを気に入ってるようだなとはわかったが、事前学習していても曲を記憶してなかった。翌日Youtubeで聴いてもこの曲やったかなという程度の印象しか残らないのは事実。

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25  Being for the Benefit of Mr. Kite!

ここからがコンサートのクライマックス。ジョンとこの曲を作った思い出を語ってからMr. Kite。意外性はあるが、ポールの甘い声でこれを歌われてもやはり、あの曲のクレイジーなシニカルさは響いてこない。考えてみれば「All My Loving」はポールのボーカル曲で、つまり本物だ一発感動着火し、「A Hard Day's Night」その他はジョンがリードの曲だからしなかったわけである。ポールの声が鳴り響くキーではないし、ジョンとジョージの声が入ってないのでハーモニーがビートルズっぽくないのだ。まあ仕方ないのだけども。

26  Something

ジョージとウクレレの思い出を語ってからの「サムシング」。思いもよらぬテンポアレンジで始まり、ギターソロからジョージのあのフレーズも含め、誰もが知るレコードバージョンそのものが再現されるという仕掛けに号泣。ポールがリードなので、2番の高いコーラスでポールの声が入らない。そこを俺は脳内で補って泣いた。

27  Ob-La-Di, Ob-La-Da

大盛り上がりw

28  Band on the Run

号泣w これはビートルズ同様、70年代新規に音楽アンテナを立てたばかりの子供だった自分がキャッチしていたからだと思う。あのアコースティックのコードに、ラジオを聞いて想像したウィングスの青い空が広がっていた。

29  Back in the U.S.S.R.

俺はポールの声に合わせ、ジョンのパートでハモっているんだと。俺はここでポールとバンドやってるんだと気がついて。うっうっと泣きながら娘の耳元でそう叫んでいた。「This is a dream come true!」。この2曲がコンサートの白眉であった。

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30  Let It Be

もう涙も枯れ果てて、このあたりは平静に楽しむ。ギターソロがジョージのフレーズを踏襲せず凡庸なアドリブを弾いていて、やっぱこいつは好きになれんと思ったw

31  Live and Let Die

萌絶叫w 花火の炎と音がスゴイw

32  Hey Jude

俺はジョンのコーラスパートを自分で歌っていた。最後のナナナでポールが男子! 女子! とやり、やっぱりさだまさしか Aiko だなと笑ったw

【アンコール】
33 Birthday
他会場では「Yesterday」や「I Saw Her Standing There」もやったそう。そういえばイエスタデイやらなかったな。残念。いい演奏だったが。

34 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)

サージェント・ペパーズも本編をやってくれたら、ステージで演奏されなかったビートルズの再現に感動したと思うが、リプライズをやられても微妙であったw

35 Helter Skelter

しかし最後に来てこんな曲で声がバリバリに出ていて、スタジアムを揺るがしすごかった。前半は声が出てないと言うか聞こえないとフラストレーションを感じたのだが、後半はそんなことはなかった。尻上がりに上がってきたのだろうか。

36 Golden Slumbers / Carry That Weight / The End

これは最後にさすがに電撃。あまりの興奮にお茶をこぼしたゴメン娘w 「ボーイ・ユゴナ・キャリザッウェイト!」と隣のおばさんと手を振る。大団円であった。

  ◇  ◇  ◇

やっぱりコンサート全般に、娘に渡したソングリストの当たりが半分だったように、選曲は期待したほど名曲揃いではなかった。ヒットソングを聴きたかったというのもあるが、せっかく歌うならもっといい曲あるじゃんと思う。今のポールの声ではもう奇跡が起きない曲が多く選ばれてる割に、You won't see me、ペニーレインのような無理せず歌え素晴らしい音になりそうな曲が選ばれてなかったのであった。それでもバリバリに感動したんだけどね。

2019/07/02

映画「イエスタデイ」の音楽部分感想(ネタバレなし)

「君はビートルズ好きだから一緒に行こう」と奥様の友人夫妻に誘われ、金曜に封切られた映画「イエスタデイ」を見てまいりました。

「凡庸なシンガーが、彼だけがビートルズを知っている世界で成功する…」というのはありがちなSF設定だなと懐疑的だったのだが、予想したよりずっとよかった。借りぐらしのドタバタコメディじゃなく、成功や失敗の話でもなく、「ビートルズが忘れられた世界とラブ」というお話だったのです。いやー、4人揃って泣いた。

日本での公開は夏以降だそうなので、ネタバレを避けビートルズ好き視点で前半の音楽部分だけ感想を。

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設定を聞いた俺は、「いや曲がいいだけで売れるわけないだろ、演奏は! 歌は! メンバーは! ビジュアルは!」と思ってたわけ。しかしそのビートル警察的イキリ立ちは早々に解除されたのであった。凡庸なシンガーである主人公ジャックがビートルズをアコギで弾き語ると、仲のいい友だちは「お前なんといういい歌を書いたのだ」と感動するのだが、パブの客たちは相変わらず見向きもしない。やっぱり曲の力だけではなかなか伝わらないわけです。

でマネージャーと友だちの少しのヘルプを得て自費スタジオ録音に臨み、音と音が重なることで初めてビートルズのマジックが立ち現われてくる。ここが音楽的に面白かった。彼が独力ではたいしたことないシンガーなおかげで(笑)、音が重なるだけでとんでもなく良くなるビートルズの曲がいかにすごいかとまざまざと分かるわけ。ここからジャックの快進撃が始まるのです。

つまりこの映画は「ビートルズの音」という奇跡を再現しようとはしていなくて、そこで肩の力を抜いて安心して見れたわけ。ジャック君が気持ちをこめ歌い、バックバンドが今風にきちっと音を詰めソツのない演奏をするだけで、ああ! 改めてなんといういい曲なのかとハッとするモーメントがどんどんと生まれていく。この音楽の使い方はクイーンの音を相当に再現していた「ボヘミアン・ラプソディ」とはまったく違っていて、それがハマっていたのだ。

そして付け加えると、無名時代のマネージャー・エリーがたまらなくいい。映画を見てるビートルズ者たちは当然ながら、「ジャックお前はバカか! 今夜彼女を連れ出さなきゃ、ユーゴナ・ルーズ・ザットガールだ!」となるわけである。こんな子のため歌えたら、たとえ成功しなくても幸せだよ :-)

我が友テラくらいのビートルマニアは「ジョンの曲もポールの曲もジョージの曲も演奏するのか、ふつう偏るだろ!」みたいな不満は感じるかもしれない。しかし「Now I long for yesterday(昨日が恋しい)」というのは、この映画にふさわしいタイトルだったですよ。後半はビートルテラ先生もテキストブックをバサリと落とし、教壇で泣くと思うよ。そういうのを映画的瞬間と呼ぶのだろう。ビートルマニアがケチを付け始めたら、「あの演奏はビートルズ解釈として深みに欠ける」とか言える。キリがない。しかしそういう映画じゃないのだ。

2019/07/01

【まとめ6月】自転車ツーリングの日々

夏の自転車ツーリング、アライグマベイビーズ、いだてんシマちゃん、ノバスコシアからの便り

6月1日

夏になり、裏の家の庭で小さな子供が遊ぶ声が毎日キャッキャと聞こえてくる。長いことお年寄りの夫婦が暮らしてたのだが、世代代わりしたらしい。ああいう声を聞くと、自分の子育て時代の気持ちが甦ってくる。鳥たちのさえずりよりも心地いい。 pic.twitter.com/bh47V5Xzi5




6月5日

芝代わりの「ミックスシード」をまいた庭の草むらに一面小さな花が咲き、ほんとかわいい。毎日癒やされる。プラントショップが種を吟味してるようで、これ以上丈も伸びず手間いらずみたいだし。 pic.twitter.com/moia5CNkxB






6月7日

うちのセカンドカー・ポンティアックを1年ぶりに洗ってやった。花畑のある右側だけ激しく汚れが堆積していて、汚れのほとんどは花粉由来なんだろうなと思う。頑張ればそこそこきれいになる。そこそこでいいんです。
pic.twitter.com/qGQJTanVHP

外仕事をするときは Bluetooth スピーカーで音楽を鳴らす。今日はジョンの「ロックンロール」。こんな小さくてもいい音するんだよなあ、この SONY。水にも強いし超便利。 pic.twitter.com/wNNjJmO4RM



6月8日

マイクロ4/3カメラを使い始めて6年、昨日初めてレンズを売った。使えばいい絵が撮れるのにズームの便利さに負け、もともとあまり使わなかったSIGMAの19mm F2.8。新レンズが手に入り出番はまったくなくなったので、買い手がついてよかった。行った先で頑張ってくれ19mm。 pic.twitter.com/mA3IVIpmRR




買ってくれたのはキャノン一眼をメインにしてるカメラ青年で、よくカメラがわかってそうな人にもらわれていきうれしい。彼が19mmのテストに使った俺のカメラに、話をしたモールの風景が残っていた。最後にもっといい写真を撮ってやればよかったな。先月連れてった農場が、19mmのお別れ撮影会だった。 pic.twitter.com/DeQdsdyJ6J

6月9日

@geruda7 ここまでリベラル勢に闘う手立てがない現状では、イチロークラスの国民的ヒーローが突然政治的になり、政府の欺瞞を糾弾するキーワードをバシバシ連発してくれないかなといった幻想を抱いてしまいますね。それに一番近いのが山本太郎だけど、一般人には変人というイメージなんだろうなあ。

6月9日

ハンバーガーバンズを買ってきて、久しぶりに家でバーガーを作ったら家族にとても喜ばれた。同じハンバーグにライスと野菜を付け合わせて食べるより、バンに載せたほうがどこか特別感があるよね。高さのせいかな。? pic.twitter.com/1pHVKhRLW6


@tomosakata#いだてん シマちゃんがあきらめた夢が、彗星のごとく現れたスーパー身体能力女性でつながっていくのは、スポーツの永続的魔力を示している。オグリキャップが去ってもトウカイテイオーが出てくる。稀勢の里が倒れても貴景勝が出てくる。ファンは涙を拭いて希望を抱き、前を向いてしまうのだ。

「いだてん」の低視聴率と安倍内閣の高支持率は、現代日本の統計疑惑だ。

6月13日

#なつぞら なつの力を掴みかねている先輩女子2名がほんといい配役だな。後輩への嫉妬も愛情も併せ持っていそうな先輩という役どころに、貫地谷さんはなんて似合うのだろう。出てくるたびに見惚れちゃう。俺の顔がわらっているw

6月13日

今日は30度を超えた。猫は夕方気温が下がるまでひたすらぐたーっとしていた。ふー。暑いなピカ。 pic.twitter.com/JtWjv6keuX



6月13日

BS1「ボクの自学ノート」を見た。大人はみな彼のよさが一発で分かるのだが、同年代にはそれが伝わらないというか、周囲の同年代に何を伝えたらいいのかすら彼にはわからないのだと思う。自分の子供にもそういうギアの噛み合わなさを見て、もどかしさを感じることが多い。 pic.twitter.com/AtmVVtVim2




6月14日

@takehi1009 あ。俺の手がギターをとって、たけさんの気持ちを弾いてしまった。ずっと好きだったんだぜ。(この歌知らなかったらゴメンね) pic.twitter.com/la6FxbxXBX




6月14日

旅行中の奥様に頼まれ、市営農園の野菜に水やりに行く。水をやれといわれても一体どれくらいやればいいのか、「スターデューバレー」と違って加減がわからない。隣の畑のおじさんに水どれくらいですかねと聞けば、「たっぷりと」とのこと。たっぷりて。 pic.twitter.com/Ib7cjbCimj





まあそこは適当に済ませ、初めて市営農園に一人で行ったので、自転車を積んでいってついでに湿地地帯をうおおおと走ってきた。景色も道もサイコーだ。長いこと走ったのは久々で、脚力はまだ余力があるがお尻が痛い :-)

市営農場の駐車場に戻り水道で水を飲むと、この自転車にたっぷりと乗りくたびれて出発地に帰ってきた達成感と安堵感は、かつて日本でMTBツーリングをやってたときと同じだなあと思った。これからもこうしよう。ちょっと遠くへ車で出かけ、そこを起点に自転車に乗ろう :-) pic.twitter.com/2PfZViewgB

6月16日




用事で2つ隣の入江の町へ。やっぱり海があるときれいだな。そのついでに本日も自転車。車に自転車積みっぱなしで独身生活サイコーですわw このトレイルは散歩したこともあるが、自転車で来たほうがアップダウンを楽しめ当然最高である。散歩者に気をつけゆっくりと走り抜ける。サイコー。


自転車も散歩者もランナーも幸せな小路なのです。やっぱり欧米の人たちの町づくりには頭が下がりますよね。こんな道があったら気持ちいいに決まってると思ったら、作っちゃう。お金をかけるところが圧倒的に正しい気がする。







6月17日


朝カーテンを開けると、庭で子供らがキャイキャイと遊んでいた。おまえたち…かわいい…反則 :-)




もう何年も誰も使ってなかったブランコなんだけど、もしかして君たちが代々そうして遊んでいたのかい。そう思うとうれしくないこともないけど、しかし多すぎるだろベイビー5匹。ねえお母さん。太いw







この子供らの動画もあるんです。心洗われてハハハと笑ってる寝起きの自分の声は、バカみたいなので消しましたw



@asako0807 ひっくり返ってるあいつは何度も落ちてましたw ちなみにこれを撮ってる私の後ろでは猫が、「エサは! わたしのエサは!」とニャーニャー鳴いてました。

6月17日

サンデーアフタヌーン、自転車に乗ってたらグーグルんちを見つけた。こんなところに住んでたのか。へー。なんか…意外と普通の家w もっとイノベーティブなところに住んでるのかと思ったよ。 pic.twitter.com/GU5wj9vPP5




6月17日

いまは家族が旅行で一人暮らしなので自転車を車に積みっぱなしにできて、どこへ行ってもズリズリと引っ張り出しそのあたりを走っている。つまらんところは車で移動し、気持ちいいところだけ自転車でゴーという幸せなんです。今日は川辺を走った。ここもまた最高だなあ、カモたちが泳いでいる。 pic.twitter.com/8WGDsHIUwl



川から水を引いて、森の中に沼も作られている。最初見たときは「こんな町中の公園に古代の沼が残っている! カナダってどんだけネイチャーなんだ!」と思ったのだが、あとで取水水源を見つけ人工沼だと知りなーんだと笑った。だけど季節によってはほんときれいなのだ。



日曜なので水遊びの家族連れやイヌたちが多かった。子供が小さな頃は、うちもここで水遊びしたな。水が冷たいので泳ぐのは無理だったけど。親がトラック持ってるような家の子は、巨大なタイヤチューブに乗って何キロも下り、下流で親に拾ってもらうというナイスな遊びをやっている。

6月17日

奥様と娘はいまノバスコシアを旅している。毎日Googleフォトの家族アルバムに大量の写真が入る。この写真とかまさに東海岸という感じです。◆俺も同じ場所に近況をアップしてるので、自分が幼少期遊んでいたブランコで遊ぶアライグマベイビーたちを見て、娘があーん♥と感動していた。 pic.twitter.com/VswvjCYSZl


ここもなつかしい。カナダの伊豆スカイラインと呼ばれる、海と山を見ながら延々と走れるキャボット・トレイル。飛行機旅行はめんどくさいが、ここまでワープしてさあ車を運転しろ好きなだけといわれたら俺はする。レンタカーはMazda3かフォードフォーカスあたりがいい。 pic.twitter.com/BzqqWDgDMp


6月17日

普段ピカは早起きの奥様に朝ごはんをもらってるのだが、お母さん不在のいまは夜明けとともに俺を起こしにくる。まあ当然そうなるよね。朝日のあたるネコ。Cat of Rising Sun. pic.twitter.com/3NlCoxfTAE


旅先の家族から送られてくるベッド・アンド・ブレックファストの朝食写真を見て、俺も旅っぽいものが食べたくなって昨日クロワッサンとチーズとウィンナーを買ってきた。ホテル・ブレックファストなのだ。(…これが実際ホテルで出てきたら…しょぼい…と感じるかもしれないw) pic.twitter.com/WDL6n8jIkh



6月17日

昨夜は特別な月が出ていたのか。カナダは日本より半日遅れなので今夜かな。おととい月がきれいだなと写真を撮っていた。2軒お隣のこの家の奥様は、朝ゴミ出しのときなどに行きあうと遠くからハッローと大きく手を振ってくれるホントいい人。近所みな彼女が大好き :-) pic.twitter.com/8sGSOgPofM



6月18日

「世界ネコ歩き」のあのネコ巨匠写真家のスチル写真カメラは、オリンパスだといま聞いた。おお、マイクロフォーサーズ! ということはうちのこの中古マイクロ4/3カメラたちと機材ほぼ同じw 練習してうまくなれば、この機材でもいい写真が撮れるのだという夢があります。 pic.twitter.com/UtgFJneLvL



6月18日

庭のミックスシードの草むらが、丈が伸びすぎヤブ化するとともに水分が足りず一部枯れ始めたので、初めて芝刈り機をかけた。種を販売する店のいう通り、根はしっかり張っていて芝のようにきれいに刈れた。なるほど。刈ったあと水をまいてやる。ここからまたかわいい花の草むらに育ってくれ。 pic.twitter.com/KLFLL8wR00



6月18日

(新潟で地震)どうやら津波第一波は高くならなかった模様。緊急注意報で青く囲まれたNHKの画面を見ていると、去年の夏の日本旅行中TVはずーっとこうだったなとなつかしい気持ちが湧いてくる。西日本で大変な豪雨被害があって。なつかしさというのは変なところにつながっている。

去年長野の実家に着いたとき、「西日本は豪雨で大変だったらしいね」と話すと母親は、「このへんは何もないけれど地震でもあまり揺れないし、ひどく氾濫するような川もなくて、ありがたいよ」と自分が暮らす土地への感謝を口にしていた。そうだよね。無事であることのありがたみを感じるよね。 pic.twitter.com/qSVaV8nGyp

6月19日

運転免許の更新に行ってきた。免許やパスポート類の写真は笑うとダメなのでカナダらしからぬ堅苦しさだなと前から思ってたのだが、「セキュリティ上の理由」だと書いてあった。笑うと顔認識とかが働かないのかな。更新は簡単で、講習どころか視力検査すらない。ここはカナダらしいゆるさw pic.twitter.com/wrGJTQzqyV

免許更新所にはうちのお隣の例の明るい奥様が働いていて、行くとすごい喜ばれる。「お隣さん! 名前は知らないけど! みんなお元気?」「妻子はいまノバスコシアを旅行してます」「私のイトコがNSに住んでるのよ! 去年訪ねたらね…」とお喋りが始まってしまう。いやあの楽しいけれど、後ろに行列が…w

その足で今日も自転車で近所探索シリーズ、駅の反対側へ。公園でシブいおじさんが昼休みにギターを弾いてたので、声をかけ撮らせてもらった。韓国キャップとUSサングラスと警察ギターストラップ。どういう人なのかまったくわからないw  pic.twitter.com/VOu2J6TgpK


ベンチのレディたちには声をかける勇気がなく遠くから。



キテレツな車を発見。三輪だ。写真を撮っていると隣の家のおじさんがバットマンカーみたいですごいよねと声をかけてくる。あとで調べたらポラリス・スリングショット、スノーモービル会社が作った2人乗り三輪バイクだって。2.4Lエンジンってこんなプラモみたいな車体、原付エンジンで足りるのではw pic.twitter.com/DSSuZtpuew



公園の向こうにお邸が見えてきた。豪邸だ俺はついに富豪の豪邸を発見したと思ったが、タウンハウス(3~4軒連結の共同住宅)だった。それが何棟も並び、このアーリーアメリカン調? で統一されている。土地がありセンスあるデベロッパーがいる国は、共同住宅もこんなきれいになるのね。



というわけで、車で自転車を運び行った先で「ここはこんな風になってたのか! はー!」と感心しつつ走る自転車探索は、今日も最高なのであった。(写ってるのは俺ではないですが、イメージとしてはまさにこう :-)





6月19日



しかし小泉今日子、あの頃は俺のバンドのメンバーが「キョンキョンかわいいよー最高だよー」といい続けるのでうるせえまじめにロックやれと思ってたんだけど、今「SOS」のビデオを見たら驚いた。こんなかわいかったのか。すごいなw

思い出した。そいつは小泉今日子とちょっと似てる子と結婚したのだが、結婚パーティで「キョンキョンの学園天国を演奏し奥さんに歌わせたい」というのだった。おまえいい加減にしろよと思いつつ、まあお祝いだからと俺たちは快く演奏し、めちゃくちゃドライブしてカッコよく伴奏したのだった。はは。

も一つ「花嫁にプリプリのダイヤモンドを歌わせたい」というバンドメンバーもいて、お前らどうしてそう女にデレデレなんだと思いつつ、まあお祝いだからと俺たちは快く演奏し、これもめちゃくちゃドライブしてカッコよく伴奏したのだった。やっぱりどれもいい曲だから、やれば楽しいのです。はは。

6月20日

これはいい記事ですよね。くだらん芸能人ポピュリズムをやってる与党に対し、みな清貧でいこうという旧野党は弱い、富を分配しろという左派ポピュリズムを打ち出す山本太郎・れいわ新選組が正解だろうという。(書いたのは誰…前新潟県知事? …ああ原発に反対して惜しまれつつやめたあの方か :-) twitter.com/pe_garden/stat

6月20日

#ヘウレーカ 見てたら、粘菌が広がっていく映像に合わせ真島昌利の痛快ロックンロールが聞こえてきて、おお何これと検索したら一発で曲名わかりましたありがとう :-)

「♪排気ガスをまきちらして/ヘドロマンのドライヴだ/無理矢理に売りつけられた/カッコイイ アメ車で行くぜ」…アハハ!

「後の世代の事なんて/おいらには関係ないさ/立派な政治家の人が/ちゃんとやってくれるだろう/GO! GO! GO! ヘドロマン」――アハハ! マーシー真島はキヨシローの後継者だな  youtu.be/_O5ChA3_TN0

6月20日

山本太郎「野党は希望を見せてくれって話ですよ! 与党に見せられたこの景色を変えられるっていう!」。うーん、すごいな。エモいという言葉がまさにあてはまる。日本の政治にはエモーションがなさすぎたのだ。(カナダのトルドーなんかエモいだけで首相になって、あまり仕事できないって批判されてるけどw)

6月20日
@1955Toru 蓮池透@1955Toru

 前もツイートしたけど、コンビニのレジでぴったり支払ったら、外国人の店員さん「ちょうどいいです」。何か新鮮で、それもありかなと思った。


@tomosakata「お釣りはないです、ちょうどいいです」となるんですね。かわいいなあ、イイ。 
うちの娘は小さなときは日英同等に喋れたのだが、徐々に日本語と疎遠になりたどたどしくなってしまった。自分でも気にしていて俺とは日本語で話そうと努力するのだが、そういうときにこういう「ちょうどいいです」みたいな、間違ってないけど普通そうはいわない言い回しが出てくる。カワイイ。

俺も当然「間違ってないけど普通そうはいわない」英語を多用してるに違いない。「ムスメのダッドかわいいよね」と娘友だちによく言われたのは、そういうことだと思う。偉そうに喋りつつ、「カナダの大人は普通そうはいわない」英語を喋ってクスクス笑われてたのかもしれないw

6月21日

昼飯後1時間のクイックライド。いつも家族で散歩する川の対岸に行ったことがなかったので、そこまで車で自転車を運んでスタート。期待通り広大なブルーベリー畑と山が見えるいい景色が広がっていた。一面ブルーベリー、一面ブルーベリー。これからは家族ともこっち岸を散歩しよう。 pic.twitter.com/gzO70ojA2a



しかし川沿いに山へ向かっていくと、畑にクマがいた。うわ。やっぱりいるなあ山際は。…こ っ ち 見 て る! クマと俺の間にはフェンスと幅数mの川があるが、もしクマがこっちに移動してきたらと思うと怖い。そそくさとカメラをしまい立ち去る。熊よけにチリンチリンとベルを鳴らしつつ走ったのです。

6月21日

いま家族はカナダ東海岸のハリファックスという町にいるんだけど、ここの大学に行った奥様には思い出と友だちが多い町で、今夜は学生時代に通ったパブで旧友と盛り上がったらしい。奥様たちがバンドに合わせラーララーと歌い、娘が笑ってそれを見てる写真が送られてきた。ナイス :-) pic.twitter.com/5SfXkyIjmk

ハリファックスにはこういうバンドが毎夜演奏するパブがたくさんあって、飛び入り参加の日とかもあった。俺も一度誘われステージに立ち、なにか日本的な歌をやろうと考えて喜納昌吉の「花」を歌った。歌は下手なんだけど、外国のエキゾチックなメロディだから下手なことがあまりバレずウケました

6月22日

明日旅行から家族が帰ってくるので、掃除を開始した。冷蔵庫にあるものをテキトーに食うライフも終わりなので、食材も必要だ。自転車も車から降ろす。この間自転車で何か所走っただろう。湿原ファームと、入江のバイクトレイルと、川を2~3箇所とクマのいる農場か。良い休暇でした。いい町だ。 pic.twitter.com/OBxY576b3Z



6月24日

あのベイビーアライグマ写真の通知がえらいことになったので「この会話をミュート」してたのだが、ミュートされてたリプライを見る方法を発見し(Tabtterってほんとすごい)見たら数百もあった。笑えるのもあり、知ってる人からも来てる。ほぼ全無視しててすいませんでしたw ラスカル懐かしいなあ。

俺と同じく「アライグマかわいいたまらん」という感想がほとんどだったんだけど、こういうomg(オーマイゴッド)という一言リプライが笑えるなあと思った (thought your omg was the most fitting reply to those baby racoons pics! ) twitter.com/sherlauryn/sta

6月24日

日曜朝、家族のノバスコシア旅行写真と旅報告を楽しむ。俺はきれいな風景や博物館にある物(この性能低そうな船舶エンジンのかっこよさ!)に興味を示し、もう一人の聞き手である義母さまは知人の様子や家の間取りなどまるで別ジャンルの質問をしまくるので、なかなか先に進まない :-) pic.twitter.com/ramtvcpK8V



電話発明者の英国人グラハム・ベルは晩年ノバスコシアのケープブリトン島に住みそこに博物館があるそうで、ここの写真がすごかった。「飛行機! 宮崎駿じゃん! この古い木のボディはなに! 水上翼船? 宮崎駿じゃん!」「私もそう思った、お父さんもくれば盛り上がったよ!」 pic.twitter.com/wY9lIuHUrt




調べると「ベルはイタリアの発明家フォルラニーニの研究を学び、彼の水中翼船に乗船している」――やっぱりそうだ。ベルは宮崎駿だったんだ。「風立ちぬ」に出てきたではないか、堀越二郎が憧れるイタリアの航空発明家が。あちらはカプローニという別偉人だったけども、気持ちはほぼほぼ同じ。 pic.twitter.com/WfDlb2mLu5



去年行ったジブリ美術館はよくできたアニメ資料館だったが、原画とロボット兵以外は見て興奮するようなものが特にないなと感じた。ベル博物館くらいのスペースがあったらきっと宮崎駿も、ポルコの飛行艇実寸大などを作り展示したかっただろう。入館した瞬間おおと圧倒されるような、こういうものを。 pic.twitter.com/UUTETzRTja



#いだてん 人見絹枝がバトンを待ち受ける。シマちゃんの忘れ形見が復興リレーで、かつて日本の誰も見たことがないほどの追い込みを決めるのだと予感し、俺は思った。これだ。こればい。スポーツは美しい。 pic.twitter.com/zZC7I94TSf

#いだてん あの静かで明るい、やり終えたという解放感が漂う音楽がゴール後流れる。ストックホルムでも、どこで道を間違えたのかと四三とダニエルがコースを歩いたあの切なく美しいシーンで、これを聞いた気がする。
シマちゃんは自分が呼び寄せた奇跡の走りを見守っていた。やり終えたのだ。 pic.twitter.com/LIvPVozzFy



6月30日

#サカナクション ベースの方に耳と目が釘付けだ。ソロから地に戻る指が一瞬遅れて笑ってらしたと思う! ベースうまくて身のふりクネクネかわいらしく、いいなあ草刈愛美さん、名前も良い! この歌も実にいい。「忘れられないの」は、悩み少なく見えたイエスタデイのことかな。 pic.twitter.com/lOi2cPmDhk





6月30日

TVで今日、2016年のストーンズのキューバ公演の映画をやっていた。キューバの町の映像がカッコよかった。かつてキューバはロック禁止だったんだそうだ。その拘束からの解放の象徴としてのストーンズコンサートだったのである。「俺たちは歴史を作るんだよ」と、ミックはステージに飛び出していった。 pic.twitter.com/KvjrhQF7Hv