2006/06/02

日記「興奮しすぎ問題」

「夏は混んでるハリソン温泉」「リッチモンド・ダイソー天国」ほか。
=======================
■06/05/18(木) □ バッテリー突然死!?
=======================

 週末またハリソンホットスプリングスへ旅行なので、午後車のオイルチェックなどを行い、さあ萌をピックアップに出かけようとするとエンジンがかからない。バッテリーが上がっている。そんなはずはない、どこかが漏電してるわけでもあるまいしと配線を確認し直したのだが、とにかくセルが回らない。????

 このバッテリーの前に使っていた古いバッテリーに載せ変えてみたが当然駄目。これは万事極まった。

 とにかく明朝JKにジャンプスタートしてもらい、バッテリーを買いに直行するしかないとバッテリーを戻してみると、なんと今度は軽々と始動してしまうのであった。あんれー? つまりバッテリーの問題ではなく、接触不良だったのである。どうして突然発生したのか不明だが、プラス側が接触不良で、一度はずして白い粉を全部取ったことで接点が回復したのだと思われる。ふいー、冷や汗の一日であった。

 で夜Mの迎えに車を出してみると、トルクがブッと上がっている。バッテリーの充電だけでこんなに違うもんなのかと驚いた。これは燃費に効きそうだ(※)。まったくフリークアウトしたが、よかったよかった。

(※)後日ハリソン往復で 11.14km/L(高速 3 平地 2)のうちのレガシィ生涯最高燃費を記録、平地だけでも 10% 近く上がっている。

=======================
■06/05/19(金) □ スクーターライダー
=======================

 午後久々に皆でモールへ買い物に。Mは明日からのハリソンで着る水着を、俺は長年探していたビクトリノックスのピンセットを買い、そして萌はスポーツショップで「これがバースデープレゼントにほしかったの!」とスクーター(日本ではキックスクーター?)にトライする。

 しかしLちゃんところで萌がいつも遊んで気に入ってたのは3輪スクーターで、自転車にもまだ乗れないんだから2輪は無理なんじゃないのと言ったのだが、萌が店頭で試すとなんか乗れそうな気配がある。非常に軽いのもいい。これはおそらく楽しめるなと購入、6歳の誕生プレゼントとなった。

帰ってうちの前でトライしていると、2秒、3秒、6秒と萌の滑空時間(足を着かないで滑る時間)が長くなっていく。スクーターって実は自転車よりも簡単らしい。この手のおもちゃはたいていホイールが小さくキャスター角が立ちすぎて安定が悪いのだが(少しの操作で舵角が大きくつきすぎバランスを崩す)、俺が試してみるとこいつはキャスター角がなかなかいい塩梅で、坂が続く限り最小限のステア操作で延々といけてしまう安定感がある。それにこのスクーターは品質はそこそこだがアルミ製で素晴らしく軽く、それで萌がコントロールしやすいのだと思われる。


 そして萌はトライを続け、ついに12秒という大記録を出したのであった。躍り上がって喜びました。転んだのはわずかに軽く一度だけ。大盛り上がりの初夏の宵でした。

=======================
■06/05/20(土) □ 夏は混んでるハリソン温泉
=======================

 

14:45 10年ぶりにブライダルフォールを見てから (登山道がキツかった ^_^;;)、ハリソン温泉着。ものすごく混んでいる。冬の閑散としたハリソンしか知らないので驚く。

 着いてすぐさまスイム。早目に着いてお湯に入るのは気持ちよし。しかし俺も萌も旅行で気持ちが上ずっているもので昼をちゃんと食べてなく、お湯の中でへんな時間に激烈に腹が減り、ここは食べたいときに食べられるレストランはないので、せっかくの旅行なのに昼の残りのサンドイッチしか食べられず参った。

 それに興奮している萌が気持ちを鎮めることができず、それは無理もないので散歩に連れて行ったりしたのだが一向にダウンしていかず、夕方には声をかけても上の空になり、勝手にホテルの部屋から外へ出て行ったりする。最近の萌のこの上の空っぷりには消耗させられる。

 そして俺が「いうことをきかないならもう世話はしないよ」ときつく叱ると、萌は「そうしたらお父さんじゃなくなるじゃない」と答えるのだった。こ、この屁理屈娘(笑)。

=======================
■06/05/21(日) □ ガミガミに明け暮れるバカンス
=======================

 布団が薄くて何度か目を覚ましたが、トータルでは前回よりもはるかに眠れた。

 一人でゆっくりと風呂に入る。これだけ客が多いと、一番熱い小さなプールも常時子供をまじえて満杯となり、どうイマジネーションを働かせても湯治気分は出てこないが、まあ贅沢をいっても仕方がない。



ハリソンの町を初めて歩いたのだが、けっこう本格的なリゾートタウンでびっくりした。冬はゴーストタウンなので素通りしてたのだが、観光客相手の店が軒を連ねている。ここフレイジャーバレーの緑はバンクーバー周辺よりも濃くて(内陸ゆえ夏の気温が高いのだろうか)、そぞろ歩く人々や木漏れ日の光が、軽井沢あたりの夏を思い出させる。砂の彫刻コンテストなども楽しい(入場料高すぎだが)。

 夕方、遊び疲れてヘロヘロでワイニーな萌のために町の日本食レストランでベジタブル寿司というものをテイクアウトして食べたのだが、これが期待してなかったのに実にうまかった。パリパリのレタスが海苔巻きになっている。こんな山の中で工夫しておいしいものを出していてえらいのであった。萌はテイクアウトを待つ間、忙しいお店のおばちゃんに日本語で喋り続けていた。日本語が喋れることをイトコのSFらに見せびらかしたかったのだと思われる。

=======================
■06/05/22(月) □ フレイジャーバレーの田舎景色
=======================

 ◆10:59 ブランチをとってチェックアウト。萌はもう2日間の疲れで朝からぼーっとしている。今日はハイウェイを使わず裏道 Lougheed をゆっくりと帰ろう。


(この写真は2015年、M4/3+Sigmaレンズ。10年経って驚愕の画質!)

 2日間のハイパーファンで疲れ果てた萌は、パーキングを出るや否や爆睡した。ちょっと日本やヨーロッパの農村地帯の雰囲気があるフレイジャーバレーの田舎景色の中、ゆっくりと帰る。この辺の田舎景色はいいなあ。俺はバンクーバーアイランドなどBCの海沿い景色はなんとも思わないのだが、谷間と川の風景というものに非常に弱いらしい。山育ちだからなのかしら。

----------------------
 のんびり気分よくドライブして、意外にも帰りのほうが時間は短かった(1時間20分くらい)。ハイウェイを使うと、ハイウェイまでの往復で20分+20分かかるが、Lougheed は直通なので早いらしい。よい休暇でありました。

=======================
■06/05/27(土) □ リッチモンド・ダイソー天国
=======================

 トロントの学会会議に出るMを送って空港へ行く途中で、俺は今リッチモンドにいるのだから、前から行きたかったリッチモンド$2ショップ(ダイソー)へ行けばいいではないかと気づき、ぐるぐると探してやっと見つけた。リッチモンドはもう町全体が完全に中国社会となっているのでそれだけでもエキゾチックなのだが、このモールの中は店もフードコートも、ゲームセンターも客も店員もすべてがアジア。すごい場所だ。萌とMをぜひとも連れてきてやらねばならない。

 そしてダイソーにも驚き。俺とMが通った信州須坂店のおよそ5倍もの規模なのである。ダイソーってこんなに品目があったのか。こ、これはすごすぎる。こないだの Book Off バンクーバー店での「日本にいる」感覚が5倍くらいに増幅され、興奮してすごいですねすごいですねと隣の客に話しかけたくなる。日本人のお客はいなかったのでやめておいたが。

 店に入る時点では考えていなかった、というかこれまで必要性を考えたこともなかった便利ものたちが、次々と目に飛び込み新たな物欲を形作っていく。カナダの商店は基本的に客が買いに来ることが分かっている定番を安く大量に置く以外の商売はしないので、こういう楽しいアイデア提起型買い物体験は、IKEA 以外にはできないのだ。IKEA は家具屋だからアイデアを提起されても金銭・スペース・用途的に買えないもののほうが多いが、ダイソーだと金銭的理由で買えないものは一切ないわけで、興奮はいやがおうにも高まっていく。

 で結局、

のれん (2)
突っ張り棒 (2)
リストサポーター
膝サポーター
てぬぐい (3)
視力矯正めがね
エプロン
漢字ドリル
温泉パウダー (2)
トランクス (2)
保冷バッグ
たたみスリッパ
子供ハブラシ

―――と、計 19 点 $43.32 も買ってしまった。やはり1点では 100 円($1)の違いでも、20 点となるとバカにならない出費だ。だがしかしカナダでは手に入らないものばかりなのであって、惜しくないのである。

 帰宅して即のれんを台所に装着。美しい。そしてこれで調理中の臭いがリビングに流れ込まなくなる。しあわせなり。

=======================
■06/05/28(日) □ ゲームを掘り出す
=======================

 雨。残念、日本語学校の運動会はキャンセルとなった。はー。去年は風邪で行けなかったので、萌は楽しみにしていたのだが。まあ俺の仕事も終わったので、久しぶりにフルタイムで一緒に遊んでやれる。

 去年日本で買って死蔵されていた「がんばれ森川君」というゲームを萌が見つけ、1週間ほど前から一緒に楽しんでいるのだが、3面あたりからは何をしたらいいのか分からず(たぶんロボットの成長を待つしかないのだろう)、ヒントもなくロボットの散歩をただ眺め続けるというえらい単調さに陥って、萌は飽きてきたようだ。通れない高い壁に爆弾を運んで爆破するといったマリオ的工夫でパズルを切り抜けていけるなら盛り上がるのだが、そこまでゲームは練られていないらしい。残念。

 しかし1年前に仕込んできた未プレイゲームはまだあって、萌は最近「パラッパザラッパー」の1面を自力でクリアしたし、「IQ」はさすがに難しすぎるが俺がやって見せてやるとそのスリルにすごく喜び、さらに遊び方が分からず放っておいた「ポケットムームー」いうディスクがけっこう面白いのだと判明して二人で大喜びしている。あの日本でのゲーム購入(すべてのゲームが500円以下)は実に有意義だった。昨日のダイソー買い物に次いで、日本買い物天国への恋しさをつよく感じる日。

=======================
■06/05/30(火) □ 興奮しすぎ問題
=======================

 日本代表がドイツとフレンドリーで当たり、試合前「この時期にホームのドイツに木っ端微塵に粉砕されたら自信を失うのでは」「高原の点の取れなさには心配していないのか」とドイツ記者にからかわれていたのだが、なんと高原が2点取ったという。しかも最後はFKで追いつかれたが一時は2-0だったというからすごい。勝ってれば最高だったのだが(笑)。

 この結果から、どうやらチームはすでに去年のコンフェデ杯程度の調子には戻っているのだろう。一安心。あと2週間ある。中田副監督、さらなる強化をお願いします。

 しかしメンバー表を見て気づいたが、3バックということはMFは4枚使えず、ジーコはサブを使わない人なので、つまり怪我人が出ない限り小野に出番はないことになる。もったいない。前回も3バック3MF(中田・稲本・戸田)ゆえに中村が先発をはずれたのと同じだ。まあ前回は中村の人気に意固地になったトルシエがわざと中村を落としたので(※)、出番の可能性が薄くても小野がサブに入っただけでもマシではあるが。それに中田・稲本・戸田に比べたら中村・中田・福西は中村1人分まるまる攻撃的....というか決定的なことを起こせる力の向上であるわけで、期待はできる。

(※)左ウィングの小野が盲腸で可もなく不可もないデキだったのだから、あそこに中村を使えていればと今考えてももったいない。

----------------------
 スクール後久々にLSが来る。ここ一月の萌の興奮癖は本当に度を越していて、LSと騒ぐのは前と同じだが、彼女が帰った後1時間経ってもテンションが下がってこない。最近はこのテンションのせいで胃の働きが止まって夕方ディナーを食べられず、食べると腹痛を起こすことが多いのだと思う。夏がきた喜びのせいなんだろうか。興奮をコントロールする術を学んでくれ。

=======================
■06/06/01(木) □ カンシャク炸裂
=======================

 午後日本語学校へ行こうとしていると、(カーシェアリングで)KTと一緒だからベイビーシートをはずしてくれと萌がいう。5歳くらいになると皆座面だけの簡易ブースターシートを使ってるのだが、バックレストとサイドサポートがあるシート型ブースターシートの方が安全なのでうちはそれを使っており、萌は友達と一緒に乗るときに限りそれを「ベイビーシートみたいで嫌だ」と恥ずかしがるのである。

 まあ気持ちは分からないではないので座面だけのブースターシートを買おうと思っているのだが、今日はともかくこれしかないんだ、これはベイビーシートじゃなくてブースターシートだよと相手にせずにいると、怒って絶叫泣きに突入してしまった。スクールの帰り際から何か妙にテンションが上がっていて今日はヘンだと思っていたのだが、もはやMにも止められず、時間切れでMはKTだけを連れて学校へ。

 なんか明日が誕生日だということやらなんやらで気持ちが上回ずっていたところでブースターシートの件が発生し、タガがはずれたかという感じ。こんなに泣いたのはいつ以来か思い出せないくらいだが(ここ1年はなかったと思う)、絶叫で息が詰まるのではないかとハラハラさせられた小さいときとは違って、今日は怒りを抑えられないストレートなカンシャク炸裂なので、とにかくものを蹴ったりして怪我をしないようにと気をつけつつ、鎮まるまで静かに付き合っていた。

 結局Mたちが去ってから30~40分かけて萌はようやく泣き止む。やれやれ。喉が痛いというのでカマミールティーをやり、その後は静かに過ごした。やれやれである。ここ数週間の萌の興奮しすぎ問題が、誕生日に向けてピークを迎えつつあるという感じなり。

0 件のコメント:

コメントを投稿