■6月16日 陶芸との暮らし
週末のオマケ写真。ブタさんは娘がもらった誕生プレゼントの陶器。アンティーク店で見つけたそう。こういうヒビの入った陶器は英語圏で Raku と呼ばれる。楽焼きのことですね。
うちの陶芸の完成品は今リビングのテーブルにディスプレイしている。一列に並べると一層かわいらしい。そのうち一つを手にとって、昨日採ったサクランボを盛りいただいた。ラブリーな季節です。
ブログ【まとめ25年6月前半】二度目の陶芸焼き上がり◆「フィルムカメラを調べる」「娘の誕生パーティ」「民主主義のカウントダウン」「フィルムカメラその後」「真夏の野球場」「God Only Knows」「キニマンスさんの英語ジャーナル」ほか tomosakata.blogspot.com/2025/06/256.ht…
■6月17日 マイクロ4/3最高だよね
軽く小さく安く気楽で、なんでも撮れてマイクロ4/3(ほぼ)最高だよねという、大変に楽しい記事でした。完全に同感なのです🙂◆️僕がずっとマイクロフォーサーズを使う「が」の理由をだらだら振替りながらまとめるなんて考えないで書いてみる.|物欲@ @audiophotoholic note.com/audiophotoholi…
イヤほんと、私がマイクロ4/3を発見した頃のときめき、「この俺という、安くて万能なスイスアーミーナイフとかに惹かれる男が買えるような値段のカメラでこんな写真が撮れんの!」という素朴なワクワク感を思い出すナイス記事でした。
冒頭のクラシック機E-5での夜景やOM1のフジヤマをはじめとして貼られた写真も素晴らしく、川があったらNDで流れを表現しろ、OMのハイレゾは簡易赤道儀になるぞなどなど、ワクワクが詰まった物欲さんのナイス記事なのです。BEPALとか読んでた頃を思い出す👍
今日のデザートは松の柄茶碗にリンゴ。やはり自作陶芸はかわいい。たまらん
■6月19日 イスラエルとアメリカの怪物性
サンダースのツイート。米はイスラエル・イラン戦争に関わるな。①すでに戦争犯罪者であるネタニヤフが②イラン核兵器開発はないという米諜報部の報告を無視し③進行中の核交渉の主導監督者を暗殺し④国際法違反の予防的先制攻撃をした。――我慢の限界だ、無条件降伏しろくらいしか語彙がないトランプに比べ、サンダースはなんと明晰なのか。
『ネタニヤフを支持し続け、イラン核合意から脱退したトランプが混乱の「元凶」だ。大国イランが全面降伏などすれば、イラン人は激昂して現政府を転覆し、さらに強硬なイランができるはずだ』◆近藤 大介 東アジア「深層取材ノート」 JBpress |jbpress.ismedia.jp/articles/-/890…
トランプの『勝っているイスラエルに停戦要求は難しい』発言も唖然であった。彼の見方はウクライナ戦争についてもまったく同じで、良否善悪という価値軸を持たないある種の異常者なのだろう。
パレスチナに対するイスラエル(と欧米)の怪物的非人間性がこうもあらわになると、近隣敵対国イランが「抑止力としての核武装」を切望するのは滅茶わかる。人間性があるならまず見せろイスラエルとしか言いようがない。
この半年世界はなぜ『911』という絶望が起きたのか、その理由をMAGAトランプというグロテスクな権力に見せつけられている気がする。911の当日「光 - The Light」という曲を書き自分のサイトにアップした佐野元春が示した哀しみは、今も変わらない。「今日はとても悲しいニュースを見た/天使たちの声、残酷な空/ガレキのなか」「それは意味のない繰り返し/憎しみの鎖断ち切るまで」「この祈りが届くように/あの光を消さないように」――佐野元春 『光 - The Light』 moto.co.jp/light/lyric_j.…
■6月22日 沖縄戦ドキュメンタリー
NHKプラスに今すごい沖縄戦ドキュメンタリーが複数上がっている。民間人が隠れるガマに日本軍がやってきて、軍が使うから民間人は出て行けと追い出しただとか。すべての歴史証言が西田昌司に降り注いでいるように感じる。
NHKプラス『沖縄戦80年 戦場で人々は』これはほんとにすさまじい話ばかり。米軍の捕虜になった民間人収容所の食料を日本兵が奪いに来て、「まだ戦争は続いてるのに、捕虜になったお前たちを生かしてはおけないと…バンと(銃で)やられたんですよね」。全部西田昌司に聞かせてやらないと。
■6月23日 国家と戦争
#朝ドラあんぱん ごめんさいと頭を下げるのぶに「先生…!」と小さな悲鳴を上げる、生徒たちの声に胸が痛む。「やっと終わったがやき、これからの話をせんかえ」と慰める次郎さんのまなざしも。こんな優しい人たちを、国家と戦争はどこへ連れて行ってしまうのかと思う。
■6月23日 チャールズ王気さく!
【BBCリペアショップ】今日見た回の依頼者はなんとチャールズ皇太子(2021年当時)だった。市民と英国王の距離の近さにぶったまげた。リペアショップへようこそつって立ったまま王にコーヒー渡すんですよw
そしてチャールズ皇太子もフリートークは初めて見たがチャーミングな人で、「この壺を直すのはさぞ難しかっただろうね。困らせてやろうと選んだからね」などと笑かすのである。司会者が「自分で割ったんじゃないでしょうね」と腕とか親密に触れちゃうし。はは。いやナイスサプライズでした。


■6月24日 廃墟警備員時代
私はカナダに来るまで廃墟の警備員をやってたのです。あの頃デジカメがあったらば(ビデオカメラは持ってたので映像はある)。
旧米軍基地跡の警備員として、一眼を抱え忍び込んでくる廃墟マニアを見つけては退去していただく(&破られたフェンスを修理)というお仕事でした。これは弟が撮った写真たち。よく撮ってくれた弟よ。




バードハウスと警備員たちが呼んでいた府中基地最大の建物は、天井に大量の鳩が巣を作り棲んでおり、ヒッチコック的に怖かった。そんな記事。◆トモBCカナダの雑文書庫: 追憶の調布関東村(3)府中基地キノコの森 tomosakata.blogspot.com/2005/11/blog-p…
■6月25日 フェンス修理
【フェンス修理】フェンスが崩落し、久しぶりの夏日に汗をかきつつ修理。ここを直すのはいつ以来かとTwilogを検索してみたら(Twilog存続してくれてほんと助かってる)、2021年以来だ。調べるとクマが入った形跡はなく、木材が朽ちての自然崩落だなと判断し新しい2x4を切って入れてやる。
ヨシ。2x4さえ渡してやれば構造強度は戻るので、あとは板をコツコツ張り戻してやるだけだ。作業していると夏休みのガールズがハローと笑い通っていく。夏の女の子たちはきれいだねえ :-)
■6月25日 トーキョーの路上フォトグラファー
おつかれさまでした。
— non. (@nons_n777) June 24, 2025
今週は、ブラッド・ピットが来日します。
会いたい…#モノクロ#streetphotography#streetsnap#bnw pic.twitter.com/dTBDYH5FPE
レンズも写ってる女性の姿も美しい。奥の光も最高です。すばらしい。
今朝発見したnon.さんの写真をずーっと遡り楽しんでるのだが、ほんと素晴らしい。そして改めて、大きなカメラ(Nikon Zf?)ってこういう写真が撮れるのかとうらやましく思った。ハイライトから真っ黒までのダイナミックレンジと、暗部に残る階調がやっぱりいいなあ。これはマイクロ4/3では撮れないだろう。そして東京を撮りたくなるのである。




いつもの八百屋で今日初めて、ポイントたまってますねーと言われた。え、そうなの。10年も通って音沙汰ないんで、特典ない店なのかと思ってた。5000ポイントで…5ドルくらい? 「100ドルですねー」――ええええ! なんで誰も言ってくれなかったのこれまで! じゃあ、じゃあ、来週豪勢に野菜を買うよ!🙂
■6月26日 韓国の苦難
#映像の世紀 韓国。イヤハヤ。個々の事件は映画で見知っていたが、実に87年までクーデター軍人政権が続いたのだから、ちょっと信じ難いほどだ。俺がカナダに来た94年はまだ民主化10年未満だったわけだ。当時出会った語学学校の韓国留学生たちは当時まだ、日本をまぶしげに見ていた。その気持が改めて分かった気がする。
韓国からはフォーク/ロックが聞こえないままPOPミュージックの先端に飛び出していったイメージがあったが、朴政権が長髪、ミニスカート、ロック音楽やギター演奏にまで規制をかける封建主義だったとも知らなかった。中抜きの文化飛躍を日本より幸福だとは思わないが、すごい隣国の歴史だとつくづく思った。
■6月30日 サンクチュアリ一気見
週末Netflixの【サンクチュアリ】を一気見した。タイトルとポスターにあまり興味をそそられなかったが、伊集院光の激賞で見る気になった。いやー面白かった。よくこんな味のある下積み力士(役)を何人も見つけたなと思う。Wikiを見ると相撲経験者は猿谷と猿河と静内くらいだったんだ。すごいなあ。


■6月30日 さよならKenmore冷蔵庫
冷蔵庫を買い替えた。旧機Kenmoreは温度が安定せずヤバイとなってたのだが、2004年から21年も稼働してたことになる。忠実によく働いてくれたのだ。Kenmoreは左右振り分けで右に小さな棚が3段あり、いいレイアウトだった。同じレイアウトのものはもう見つからない。
空っぽにし掃除をし最後にマグネットを剥がしてやると、なんだか急に寂しくなる。何も知らない家電さえ、売られていくのが分かるのだろうか。
Kenmore は2017年に破産したシアーズの家電子会社なので、今はもう存在しない。カナダの家庭用冷蔵庫の普及品は中韓製品がメインとなっている。白物はもともと日本製は少なかったが、カナダで日本家電が絶滅したのはやはり悲しい。なにか中韓にできて日本がしくじった国策レベルの事象なのでは考えてしまう。Mideaは東芝白物を買い取った中国企業らしい。


通信販売シアーズで手に入るKenmoreは、どこの田舎の家庭にもある普及家電だったのだと思う。俺は子供の頃シアーズのカタログを見て、「アメリカじゃ通信販売でプールが買えるの?!」と憧れたものだ。そのシアーズへのノスタルジーも含めて寂しい。