2024/07/29

【まとめ24年6月後半】LUMIX G5散歩とムスメの蓮舫レポート

「盛り下げられる都知事選」「ムスメの週末写真・高尾」「選挙報道を考える日々」「東京のOL様」「蓮舫ギライのヒステリア」「雨の浅草寺」ほか

■6月16日              注文の難しい寿司屋

今週結婚記念日だったので週末はおいしいお寿司をテイクアウトしていただいた。うちの町にはBCでトップレベルと思ううまい寿司屋があるのだが、商売っ気のない店で、電話で女将さんに注文を伝えるのが難しい。

そこそこ常連である俺が日本語で話してるのに、毎度「テイクアウトですか? 今日?」と、彼女はまるで「一見さんはお断りなんどすが」みたいな口調なのだ。

俺も慣れてるので「そうなんですー。すいません急に。5時半頃ピックアップしたいんですが」「5時半!?」「ハイー。無理でなければー」と、徹底してお願い口調で注文する。そしてその苦労に値するほどの寿司なのです。うまかった!🙂


■6月17日                 やっと夏らしくなってきた

午後ようやく雨が上がり公園を散歩すると、美しいシダーワックスウィングがいてくれた。おお、ヒメレンジャク。南国の鳥のように美しい姿と美しい名で、俺も奥様もその名をよく覚えているのである。尾は黄色いのね。ソーキュート。(G5+LM14140) 

ヒメレンジャクは餌をもらえると思ってるらしく、俺たちから逃げずにひらひらと周りを飛び回り、首をかしげて待っていた。なにも持ってきてないんだよゴメーン。今月入手したG5の鳥AFヒット率はeM10m2と同程度という感触。LUMIXのAFは素晴らしいと思ったG7/G8よりはやはり古さは感じるが、GF5では撮れない鳥写真を量産してくれる。ありがたい。

 雨続きのお陰で今年は池が枯れるのがだいぶ遅れている(うわーこれはいい色が出たなG5)。公園の遊歩道はナメクジだらけであった。ナメクジは雨に浮かれ歩道濡れ濡れイエーイと道に出てきて、雨が上がるとぐあーと動けなくなるらしい。愚かなものたちよ。踏みつけないように気をつけて歩いた。 

■6月17日                          八嶋智人名演技

#ミスターゲット (終)どうやって結末に行くのだろうとドキドキ見てたのだが、八嶋智人が名演だった。八嶋智人だから前半は怖かったし、彼だからここからきれいに収まった。◇このドラマは顔から感情丸出しの嘘つきすみれさんが楽しかったのだが、最後は恋と本心がポタポタしたたり落ちるようでした❤


■6月20日              LUMIX G5散歩

今日もいい天気となったので、大きなバックパックを背負い自転車で買い出しに行ってきた。奇妙な冷夏がやっと終わり、光が眩しく木陰が心地いい季節になった。(LumixG5+PZ1442)

G5のEVF(GX7mk2よりかなりいい)を覗きながら撮っていて、やっぱりファインダーはいいなあと思った。なにがどう撮れているかイマジネーションが広がる。PZ1442の写りは素晴らしい。キットズーム最強だったLM1442よりもう一段シャープで、遠くの女性のスカート柄までくっくりと写っている。ボケは少し減るが。

野鳥の餌を買おうとペットストアに入ると、びっくりするほどかわいい女の子がハーイと迎えてくれた。わっと俺が驚くとさらにニッコリし、鳥の餌売り場まで案内してくれる。いやーこの店のお姉さんかわいいねえパロット君、俺が鳥なら仕事帰りに毎日通うな。

鳥の餌は野鳥ブレンドというものを入手(しかし野鳥がちっとも食べやしないことが後に判明。俺はあの子のかわいさに惑わされた)。 



■6月20日                    盛り下げられる都知事選

【都知事戦はじまる】#ニュース7 は著名人候補を5人フラットに並べ、『事実上小池蓮舫の一騎打ち(※)』という構図にはしたくないという意図がうっすらと伺え、サラっと5分で終わる無内容さであった。政治の事実をありのままに報じると政権・現職批判になるので報道できないというパラドクス(ですらない枷)から、日本のメディアは抜け出そうとすらしない。

(※結果から見ればまったく一騎打ちではなかったのだが、マスメディアのこうした徹底した無内容さがその番狂わせを招いた要因でもある。ネット動画のポピュリズムがマスメディアに勝ってしまったのだ。日本メディア史に残る汚点だろう。)

流れゆくN党や迷惑候補者たちの不愉快な写真を眺めながら、この人たちは都知事を目指してはいないのだから、キャプションの『都知事候補』はふさわしくないよなあと思う。『元都知事候補』という経歴も手に入れ今後の詐欺的事業に使うのだろうから、候補という重みのある呼称は過剰に過ぎる。候補者枠を購入しただけの人というフラットな呼称がほしい。「都知事選立候補者」あたりが妥当なのでは。

蓮舫が問題点として上げている神宮外苑の開発は明治神宮と三井の勝手だろ都知事は関係ないという人も多い。法に触れなければ何をやってもいいだろというそうしたN党的な感性が不公平さや不正に敏感であるはずもないので、まあ世の中不可避的に悪くなりますよね :-(


■6月23日                    ミネカダ湿地

2週間ぶりに雨が降っていない週末、自転車で裏山のミネカダ湿地に行ってきた。

天気はイマイチだったけどやっぱりここは最高だな。歩いても走っても、写真を撮っても。

カワウソが遠くを泳いでいるのを人々がキャッキャと眺め、カメラマンが追っていた。俺はその人たちをいいなと思い撮っていた。麦わらのアジア人少女が水際を歩くのは胸キュンでした。

ソフトボールをする子供らがかわいい。女の子たちはアメフトのフェイスガードをつけ守備をしていた。曇り空でもいい色が出るなG5。 

LUMIX G5の使い心地は良好である。GF5では使えない大きな望遠レンズが存分に使え、EVFの性能がよく、色もいい。発色は交換で出したGF5のほうのパナセンサーのほうが好みだが、この使い心地は補って余りある。ミネカダ沼の写真はEVFと望遠レンズなしでは撮れなかったのだから。

■6月24日          ムスメの週末写真・高尾

週末高尾山に登った娘のOLYMPUS写真が届いた。美しいなあ。

 甘く見て後悔する人が多いらしいと警告しておいたのにリフトを使わず駅から歩き、心折れそうなほどキツかったそうです。だから言ったじゃーんw (PL5+LM1442)

 しかしこれはすごいね。さすが名高い高尾山。

頂上に着いた瞬間撮ったセルフィーは壮絶な顔をしていたがw、見事な富士と山菜そばで報われたとのこと。うわー! 俺も御岳山は登ったことあるけど、東京の山もキツイよね。お疲れ様、登山成就おめでとう。


■6月25日            選挙報道を考える日々

蓮舫支持派は小池知事がなぜ支持されているかがわかってないというツイートを見た。彼女が力を入れてる子育て政策は支持があるのだということだろう。

選挙のたびこうして『街頭演説の賑いやネットで盛り上がる者は、サイレントマジョリティが見えていない』と指摘され、たしかに自分も反省すべきなのだが、静かな層がなにかより民意の実相に近く、ラウドマイノリティはズレているという風にも思えないのである。とにかく日本では有権者に政治の実像が提供されていないので。この状況で勝つ候補が民衆の望みを反映しているのかだなんて、誰にもわからないのだ。

福祉子育て政策なんてリベラル政治家の存在意義そのもので、蓮舫政治が小池体制より後退するわけがない。争点はそこにないのである(※)。

(※)東京の国際女性デイで娘が歩いたときweirdo(変人)がマーチにまとわりついてきたというので、貧困女子保護団体Colaboへの暇空一派の攻撃と小池都政の非協力性を家族に話すとドン引きしていた。そのColaboを蓮舫が守っていたことは俺もこの選挙でColaboツイートを見るまで知らなかったが、いちいち言うまでもなく弱い者を守るのがリベラル政治家というもの。

「政治は大企業と提携し公共物建て替えとイベントで首都の経済回してほしい」なら小池×自民が適任、そういう「税と国民資産を薪にして燃やし大企業の株価とGDPを支える自転車経済はもう無理、人に回し立て直そう」というのが蓮舫×リベラル政治。メディアにこれを伝えられないまま選択の意味の薄い投票をさせられているのが日本国民なのである。

てなこを考えているとちょうど #ss954 で選挙報道の特集をやっていた。「結果に影響を与える選挙報道はするな」「各党・候補者を量的に公平にしろ」という行政指導により、結果としてメディアは何も伝えられず現職・与党優位な選挙制度になっている。こういうガイドラインを作った永年与党の思惑がやはり反映されているだろう等々。でしょうねえ🙁


■6月26日                     BCの強い日差しを写す

BCも真夏となって太陽キラキラ、UVレートは8 Very Highとなっている。ふー。LUMIXは強い日差しの日陰がきれいだ。(G5+PZ1442) 

今日のLUMIX G5街角ショットを見返すと、BCの夏の眩しさがよく撮れてるなと思う(Standard、明暗のみレタッチ)。EXテレコン42mm→59mmで撮らせていただいた信号待ちの女の子のきれいな後ろ姿も、急いで撮ったのでちょっとピンボケだったのがいい味わいだった。EXテレコン街撮り良いわー。 デジタルズームと違い無劣化だから。


■6月27日                   東京のOL様

東京は暑いので、娘はカナダではあまりはかないスカートで出歩くことが多いそう。こないだの信州訪問時にもらってきたおばあちゃんのクラッシーな服を着て出勤していくと、「すごく東京のOLって感じがする!」と喜んでいる。細長いなーw 

そして勤務先のオフィスでこういうお昼を食べるのも、「すごく東京のOLって感じがする!」そうです。なるほどなーw



■6月28日            蓮舫ギライのヒステリア

「雨中の街頭演説で、聴衆が濡れてるのに自分だけ屋根の下にいる。これが蓮舫の正体」というツイートがバズっていた。なんでこんなツイートがバズるのかがわからない。蓮舫も一緒にずぶ濡れになればいいの?w 小池都政は庶民とともに濡れ日照りに耐える政治なの?w

蓮舫批判をする人たちは皆ミソジニーでどうかしている。雨が降っても日が照っても蓮舫が憎いってどういう心境なのか。 失敗も欠点もあるだろうが国民に向き合う政治家を、雨に濡れてないなんてことで批判するのは単なるヒステリーである。

蓮舫に入れたという芸能人のツイートに対し、「影響を考え公にしないのが大人」みたいなコメントがずらっと並んでいる。安倍首相と桜を見て広告塔になるのはOKなのに? ほんとに野党応援だけがタブーな子供の国だ。 

蓮舫が街頭で多くの人を集めていることも、小池氏が記者や討論から逃げていることもNHKニュース等では伝えられず、今回もまた力を持った側にデザインされた無風選挙となっていることが焦れったい。#ニュース7 はバイデンの衰えをトップで報じていたが、バイデンがもし小池氏のように討論番組出演を断り街頭演説を避けていればNHKはそう報じるだろう。有権者に届けるべきニュース性がそこにあるではないか。報道しないことが意味を持っている。


■6月29日                 雨の浅草寺

 

奥様と湿地を散歩したら無数のメダカ的なものが泳いでいるのを発見し、あまりの膨大な数がむわーと動くさまにとりこにされた。Mesmerizing。オタマジャクシもすごい数。 

いっぽう東京の娘は雨なら空いてるかもと昨日浅草に行き、雨に煙る浅草寺の写真を送ってくれた。結局ぜんぜん空いてなくて大変だったらしいが、こんな大雨の寺って見たことがないな。きれいだ。iPhoneでもグッジョブである。親子で毎日の写真を見せ合っている。 


■6月30日             ムスメの蓮舫レポート

土曜、娘は吉祥寺の蓮舫を見に行き盛り上がり、動画も送ってくれた。「長年国の予算を読んできました。都の一般会計8.5兆ですよ。任せてください!」はウケてたなー。歴史に残るよ。Yeah, she knows about budgeting (予算) for sureと蓮舫の来歴を娘に説明した。何ができるかワクワクさせるよね。 

「すごい人出でスピーチは素晴らしかった。カリスマあった。小池氏が演説に出ないこと、自民党が彼女を支援していること、すべてが富裕層のために形作られ大きなビルを建て続けていること、結婚して子供を持ちたくても持てないこととか話してた。漢字は難しいから蓮舫をひらがなで書いてもいいってw」 ――娘が日本語演説をしっかりキャッチしてたのはえらい。

眼の前まで来てくれた大阪弁のおばさんがアベノミクス批判強烈でインパクトあったって。「彼女が回ってくると聴衆がワァって盛り上がり、なんだか妖精が突然現れたみたいだった」って辻本さんww 娘は今日期日前投票するそう。

蓮舫と辻本さんは甲乙つけがたいほど右翼にヘイトされてきた政治家だと娘にいうと、「どちらもピクシーカットだからじゃない? 女らしくないとかそういう。見てて気づいたよ」とまた思わぬことを言っていた。そうか辻本さんただの短髪じゃなくピクシーカットだったか、そうだね :-)