■5月15日 朝ドラ:のぶにもいつか
#朝ドラあんぱん 謝ろうと急ぐが間に合わずのクラシックなすれ違い。心の深い所にようやく達し、涙するのぶが愛おしい。いつかは誰でも愛の謎が解けて、一人きりじゃいられなくなる。素敵なバッグは素敵だと無邪気に、笑えるのぶが崇は好きさ。だからもう一度あきらめないで、真心が掴めるそのときまで。
■5月16日 我が家の草原
庭のクローバーと芝の境目がくっきりと分かれていて美しい。去年の春ミックスクローバーの種を蒔いたところが1年で自然とこうなった。前は夏は枯れ芝になるだけだったので、野原を所有できてうれしい。ここにもバードフィーダーがある。
#朝ドラあんぱん 昨日はのぶがただただ涙を流し、今日は涙をこらえ顔をゆがめていて、胸がきゅんとした。その顔で伝わるものがあったのか、黒井先生にも傷つく過去があったと教わる。それを聞くときにものぶの目に浮かぶ涙。その心の柔らかさがきっと、子供らを助けるんだろう。
■5月17日 見上愛で学ぶ陶芸
#見上愛 さんでヒットしたTver番組で陶芸をやってた。俺が習ってたのと手の形がちょっと違う! 蝶の指の形や、片手で壁を薄くしてる。なるほど。俺も今日ちょうど陶芸で最後のろくろデイなので試してみよう。
【陶芸】ノート取ったけどカナダ暮らしで漢字書けん!w しかしほんと参考になったし、#見上愛 さんのよさはこの自作花瓶を愛でる体の角度でもわかるよね。斜めから見るんだ🙂


【陶芸】#見上愛 さんの師匠のやり方をさっそく真似てみると、俺が習ってたカナダ師匠式とは違うがどっちがベターということではないなと感じた。唯一の正解はなく、自分の手に合う方法でやればいいのだと合点がいった。片手で壁を薄くする上の写真3枚目が参考になりこれまでで最薄にできたが、やりすぎてもろく素焼きで割れる予感。
■5月18日 BBCから伝わる知性
いつも晩ごはんを食べながらBBC『リペアショップ』を見ている。傷んだ家宝を視聴者が持ち込み直してもらうこの番組を見ていると、依頼者の半数は親が旧英領の南アジアやカリブ地域から移民してきたという人たちで、イギリスって多民族国家なんだなと改めて知る。持ち込む品にも自ずと歴史ドラマがあって、だから選ばれるのだろうとも思う。BBCを見ると知らなかったことを多く学べる。ただの趣味番組なのに作り手の知性が伝わってくる。
感動で胸が詰まることも多い。今日は依頼主の両親が大事にしていたという社交ダンス賞品の銘入り時計を、松本零士や宮崎駿に出てきそうな顕微鏡メガネの職工が直していた。いいなあ、絵になるリペアマン。 それを受け取るときの依頼者の感極まりぶりが、やはり泣かせるのだ。愛情と親切のショーなのである。
【まとめ25年5月前半】春のスナップ写真デイズ◆「わが家の草原」「日系センターのバザー」「昭和の歌のカバー」「現代マンガとの世代ギャップ」「久々の朝ドラ」「有料Twilogに登録」「新幹線大爆破にも世代違和「春のバーモントカレー」「「マザーズデイとアート」ほか
■5月19日 庭でも陶芸
陶芸クラスの窯に持ち込み焼いてもらうのだと、奥様が陶土でなにかをこねている。亀かと思ったがそうではなく、ドーム状の庭の置物とのこと。なんでこれで亀じゃないんだ、手もあるじゃん(笑)。
亀? と娘にも言われ笑ってた。「違うわよ、見ればわかるでしょ」。わからない(笑)。雨上がりの日曜、キノコが庭にたくさん。
■5月20日 バンクーバー日系人ヒストリー
戦時中父親が日系キャンプに収容された三世の方なので、「こないだ日本のTVでバンクーバー日系人ヒストリーを見たよ。ぼくらもよく知るPNEのアグリカルチャードームに収容されたという写真はショッキングだった」と話した。「叔母の一人があそこで死んだのよ」。絶句。



「写真やフィルムがたくさん残っていて、パウエルストリートの日系社会が豊かだったのがわかりそれも意外だったよ。何もかもなくしたんだよね」「父は『まあ戦時だったからな』としか言わなかったわ。恨み言を言わないのよね」。そう収容所の人々の表情も、意外なほど明るかったのだった。
そういう話をしていると友人は、「今ガザで起きてることが信じられない。飢餓よ! イスラエルの虐殺を止める方法がないのよ! 世界はあの戦争からなにも学んでないってことじゃない!」と声を震わせていた。全くだよね。英仏カナダ政府が今日イスラエルに対し、正式な抗議を行ったのが救い。
■5月21日 のぶに残酷な朝ドラ
ピカは俺がケーキ的なものを食べてると膝下にやってくる。クリームが好きなのだ。クリームならひと舐めさせてやるけどこれはフルーツケーキだから、酸味が口に合わんと思うよ。(OlyEM10m2+YN25)
#朝ドラあんぱん 「のぶちゃんは愛国の鑑じゃからのう」「豪は立派だったのかね、愛国の先生?」と、じいさんたちが皮肉を言ってるのか本気なのかよくわからない。皆でお国のためとフリをしてたのにのぶにだけ残酷なことを言うなよと俺はイラッとした。蘭子の罵倒にだけ本当があった。
自分が子供らに教えてる愛国の真実がこんな風にやってくるのは残酷だが、嵩の好意を愛国仕草で踏みにじったことを泣いて悔いてから「1年半」経ってるという描写なわけで、聡明なのぶがその間愛国に迷っていないというのはストーリーとして解せないものはある。その辺突き詰めない作者なのかもしれない。
■5月22日 モールの美術展
モールに、地元高校生が描いたさまざまなアートが展示されていた。おお楽しい。たくさんの絵と写真プリントと。このドームと時計台のある街路のすばらしい絵には、日系女子の作者名がついていた。無題。ファンタスティック。 #CoquitlamCentre #Art
写真プリントを見ると高校生の撮って出しとは思えず、ライティングや焼きに専門性ある先生の指導が入ってるんだろう。
俺はやっぱりアジア的なモチーフに惹かれるなと思いながらつぶさにじっくりと眺めていくと、最後の方にドーンと御大ミヤザキが。おお! さすがです🙂 #CoquitlamCentre #Art
雲が切れると日差しはもう夏のようで、暑い。軽井沢の奥様かなと思うような優美な方がバスを待っておられた。


■5月23日 YMOの永続的斬新さ
NHKのグラミー賞(?)冒頭に、YMOが現代の音楽とシンクロし混じり合うクリップが流れた。これはすごいね。「君に胸キュン」と「踊り子」がコードとテンポ同じだったとは。「これを紅白や五輪で流してほしかった」という声が。いやまったく。◆MUSIC AWARDS JAPAN 2025
#MusicAwardsJapan は、国際音楽祭なのかと思ったが海外アーティストは来てないのでレコード大賞となにが違うのか不明で、演奏シーンだけ飛び飛びで見た。一度声が出なくなったと休養してた矢沢永吉が、パワーもバラードも完全復活していてうれしかった。いいよねえ。
#MusicAwardsJapan 藤井風は最初新しいものが、世界のどこにも残っていないスティービーワンダーのメロディを出せるシンガーが出てきたのかなと思ったのだが、俺には彼のアティテュード、歌詞、世界観がまったくわからない。音の感触のなんともいえない良さをしばしば感じるが、わからないのである。
近年紅白で見る椎名林檎もそう。音がすごくて聞くたびに気持ちいいけど、歌詞がさっぱりわからない。ジェネレーションギャップなのかもしれないw
しかし『豪の部屋』衝撃のおもしろ歴史トークで土屋昌巳が言ってた「80年代と比べ音楽の変化がイライラするほど遅い」というのは、あのMUSIC AWARDS JAPANクリップを見ていてもなにか感じるな。どの曲が流れてもYMOのモチーフがさらっていく、その鮮烈さ、音楽の強さ。ビートルズと同じ永続的斬新さがある。
#豪の部屋 #土屋昌巳 回はほんとすごかった。【必聴! 空前絶後のミュージシャン史!】としか言いようがない。MELONの凱旋ツバキハウス公演を俺は見てたんだけど(エフェクト不調でイラつく土屋昌巳が鬼気迫るカッコよさ)、あの夜JAPANのメンバーも見に来ていて、そこからJAPAN参加につながったとは!
坂本龍一の登山の話とか、エリッククラプトンのビリヤード話とか、ポールシムノンの来日秘話とか、聞いてて吹いてしまった。東京のレコーディングスタジオで音楽の奇跡が起きてた時代から今日に至る #土屋昌巳 の歴史と記憶、これは本当にすごい。書籍化待ったなし。
■5月24日 マドンナというガッツ娘
NHK「私はマドンナ」。ミネソタの大学で女子グループにはまれず、居心地悪さと低い自己評価を感じていた彼女を、初めて出会ったゲイであるバレエ教師が「君は美しい。才能がある。ここで大学生活を過ごすべきではない」とNYへ送り出したのだそう。なんという物語なのかと感動するものがあった。
■5月24日 アジアへの憧れ
松任谷由実に『水の中のアジアへ』という名盤があって、「スラバヤ通りの妹へ」は日本から見たアジアとして最高の名曲だと思う。あれもインドネシア、ジャワ島の歌だ。「少しの英語だけがあなたとの架け橋なら淋しいから、RASA SAYANG GEH」◆ youtu.be/FK930tTfCm4?si…
かつてシンガポールに住んでおられたという古物商ヴォーグさんは、その頃の写真や思い出をツイートするとき「オールド・シンガポール」と書かれる。かつての、今はもうなきあの頃という語感がとてもいいなと思う。YMO『京城音楽』もそう。♪An example of life in old Korea。国の花はムクゲ。
■5月25日 やっときた夏
【川沿いサマー自転車】3週間ぶりに週末晴れて、気温がきゅーっと上がった。町の清流に向かうとたくさんの人や犬たちが夏を楽しんでいた。ナーイス。



■5月26日 陶芸の補習
日曜日、陶芸の自習・補習クラスへ行く。来週が最後なので、釉薬を付ける作業を分散しないと間に合わないのだ。まこと陶芸は面白いが難しい。デザインも悩む。そしてカメラで撮るとやっぱり、スマホの10倍美しい写真が撮れるな。
これは初代マイクロ4/3のOlyPM1と、半分壊れた(無限遠が合わない)LM1442mm。汚れてもいいセットなのだ。
■5月26日 庭のシシオドシ
土曜日、奥様が庭にシシオドシを作るといい、また一緒に作業をした。日本庭園にあこがれ彼女がシシオドシ・キットを15年も前に買ったのだが、設置する場所がなくずっとしまってあったのである。
竹のパーツと給水ポンプがセットになっていて、下から水を汲み上げ竹に落とす構造になっている。なので水鉢がないと設置できずそこがネックになってたのだが、バケツを地面に埋めるだけで行けるはずと奥様が穴を掘る。
俺は例によって図面に書いてくれんとプロジェクトがよくわからんとボヤキつつ、言われるままに手伝う。「ここにバケツを埋め石で竹を固定するの。わかるでしょyou know?」。…石? わからん。
こういうことだった。なるほど石ね(笑)。そして地面に埋めたバケツに水を入れ通電してみると、――チョロチョロチョロ、動いた! アハハハ~! ムスメ萌も連れてきて見せる。アハハハ最高 ! We are so Japanese! もうすぐ誕生日で友だちを招くので、ここでジャパニーズガーデンパーティをできるよと大喜び。
竹の水容量が少なく数秒でカタンと下がりせわしないので、竹は固定してただ水の流れを楽しむことにした。これがまあチョロチョロとイイ音がするんですわせせらぎの。ホント。焚き火を眺めるように延々と眺めていられる。
これは最高だねと梅酒を出して、初夏の夕べと水の音をゆっくりと楽しんだ。We are so Japanese!
■5月27日 新中華25mmレンズは満足度中
晩ごはん後のおやつ。果物を先に食べたほうが血糖値上がらないのではという期待で、いつもリンゴから。このところずっと、半月前に届いた中華の廉価単焦点 Yongnuo 25mm F1.7を使っている。リンゴもお菓子もいい写り。
Yongnuo 42.5mm F1.7(上の2枚)のほうは周縁までピシッと解像し実によく撮れる。ストリートで人々を撮るには最高だ。ボケがやや硬く背景に樹木があると渦巻きボケになりがちという欠点はあるが、通常の背景はボケ味もいい。周縁弱いYN25はボケ美しく、周縁シャープなYN42.5はボケが硬い。LUMIX25 1.7もボケが硬くうるさいので、安いレンズの周縁部シャープネスとボケの柔らかさはトレードオフなのかもしれない。
ともあれ、使い込んだオリパナの純正25mmと比較した上で、この2つの新中華レンズがなかなか気に入っているのです。特にYN42.5が。YN25も周縁画質に大きな欠点はあるが、LM25より明らかにいい写真を量産してくれているのでLM25に戻る気はしない。画質無双だったOly25mmなら戻りたいかもだけど、あれよりYN25のほうが家族をスナップしてフォーカス早く正確なんだよね。
#しあわせは食べて寝て待て 友人の愚痴をお断りできましたと麦巻さん。徐々に重荷、Weight を降ろしていくドラマだった。司さんがロビーロバートソンだったら、重荷を降ろしなよファニー。降ろして自由になるんだ。そしてそしてそしてそんな重荷は、俺にのっけてもいいんだぜと歌うところ🎸
■5月28日 メディアの知能指数
■5月29日 なつかしいラジオの音楽
#深夜の馬鹿力 でかかったこの歌にあっと思った。清志郎を思い出す奇をてらわないメロディと歌い方、ザ・バンドみたいな音、たまらないなつかしさがある。◆折坂悠太 トランポリン。 youtu.be/VBtIFYALEcY?si…
■5月29日 髙石あかりの急成長
Netflixで映画『ベイビーわるきゅーれ(2021)』、Tverで宮崎コメディ『ひまわりっ2(←楽しい🙂2022)』の髙石あかりを見て、当時から光ってるが24/25年の彼女はすでに格段に進化してるんだなと驚いた。同じ役でも笑いの精度が違う。『アポロの歌』のシリアスもある。若き才能すごいねえ。
■5月30日 札幌のバンドガール
堺正章の「さらば恋人」カバーで(俺に)知られ、札幌でバンドをやっておられるterui akaneさんの、農作業の効能を書いた素晴らしくナイスなノートです。うちの奥様も市営農園を借りていて、無になる農作業の効能をよく語ってます。わかるわかる。 pic.x.com/wl5TBsqkkq x.com/inmni/status/1…




■5月30日 日系ギャラリーの美しい人たち
バンクーバーの日系ギャラリーで展示オープニングパーティがあり、娘が写真を頼まれまた俺のカメラを持っていった。今回もいい写真が多い。
ショーン・レノンみたいな雰囲気のあるアーティストの兄妹がいる。横のおじいさんはそのご祖父だとのこと。写真を眺めながら娘と話したのだが、こうしたハーフの人たちはもちろん東アジアのみの血筋でも、二世三世には独特の雰囲気があるような気がする。物静かで、思慮深そうな。
日系ギャラリーなので日本の食べ物が豊富に用意されていて、そこに娘は盛り上がりカップヌードルを撮りまくっていた。
そんなに撮らないでちょうだいよイヤねえと笑ってるおばあちゃんの手にもカップヌードルがw