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■15/03/02(月) □ ガーゴイル打破
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俺史上最高難度ゲーム Xbox 360【ダークソウル】の苦闘は続いており、実質2つ目のボス、教会屋上の鐘のガーゴイルに死ぬほどやられる。こんなん勝てるわけないって。ゲームポッドキャスト「タコラジ」のダークソウル回を聞いてみたらナヴェさんもここで詰まりに詰まっておられた。それぞれがみな同じ苦難を各様に味わうのか(笑)。
ツイッターで先達にいただいたガーゴイル戦のアドバイスは、「位置取りを考えろ」というもの。それを考えながらやられること30回、突然見えた。ボスの槍が俺に届かない間合いが見えた。見切った。紙一重で攻撃を交わし、足元に跳び込んで斬る斬る斬る! ―――か、勝った。
信じられん。あげな怪物を真っ向勝負で俺が倒すとは。震える手で鐘楼のはしごを登り、物陰からまた伏兵が飛び出して俺の努力を無にするんじゃないかとハラハラしながら登りきり、谷間に鐘を打ち鳴らす。勝ったぞ皆の衆。――ってこの世界で生者は俺だけか。やっ・た…。この達成感が、このゲームを輝かせている。
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■15/03/04(水) □ ダークソウル平常心効果
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大物を倒し鐘を鳴らし名も実も得た俺は、次なる難所「下層」へと赴く。…街だ。こんなところに人影もない狭い街路がある。痛いほど緊張する。慎重に行こう。そろりそろりと探索し、ドアを開け…デーモン的なものにドカスカバキと瞬殺された。あまりの瞬殺に、相手が何者だったかさえわからない。とても狭い場所だったような…そして相手は1人じゃなかった気がする。
寝よう。ああなぜ俺はあのドアを開けてしまったんだ。ドアを開ける前にいったん戻ってセーブすべきだった。とほほ…。
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あまりに悲痛なダークソウルに疲れ、1週間ぶりに Forza3 レーシングを起動。すると俺は先週よりうまくなっていた。やや。見える。コーナーに飛び込むまでのコンマ数秒でどれだけ速度を落としどのラインに乗せていけばいいのかが見える。――ダークソウル効果ですよこれは(笑)。極限状況でどれだけ平常な目を保てるかが鍛えられている。マジで。
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■15/03/08(日) □ ダークソウル疲れ
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ダークソウルは「下層」のデーモンを試行 20 回ほどで倒し、「最下層」のうんざりする毒闇をネット地図を頼りに抜けボスを 15 回で倒し、だんだん落ち着いてボス戦を戦えるようになってきたぞと思ったが、次の「病み村」で超強い雑魚の毒おっさんに瞬殺された。はあ。この苦労の先に苦労が待つパターンにまあ慣れてはきましたが…(ため息笑い)。
この毒おっさんに何十回もやられながら、しかしよくできてるなあと逆に感心する。制作者は『面白い地形を作り賢い敵をいやらしい配置で置く』ことだけで、こやつらをどうやって倒すか手を変え品を変え考えるという極上の楽しみを作り出している。シンプルで美しいゲームメカニクスだと思う。
とはいえつらいのはつらく、、ダークソウル疲れがたまってきた。そろそろいったん休もうかな。初回プレイ時はこんなん無理と即スイッチをオフにしたこのゲームで、めんどくさいことの嫌いな俺がこんな奥まで来ただけでも信じられないくらいだ。それくらいすごいゲームだということである。
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■15/03/09(月) □ 助けたいという気持ち
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スーパーへ買い物に行くと見覚えある青年がハローと俺に微笑みかける。「ん?…あ、ベジタブルマン?」「イエース」、私服で買い物中の野菜売り場のお兄ちゃんだった。俺を知ってるのか。ああ地元だなあ。
ここでは4年前にもレジのおばさんに突然話しかけられたことがある。「日本は…大変なことになってしまったわね…」。彼女の娘もかつてかつて日本に住んでたことがあり、日本の難事が気にかかるのだと言ってくれた。ありがとうございます。地元へ帰ろう。地元で買おう。あなたの野菜。私のお肉。地元、地元。地元で買おう。
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こないだ見て感動した NHK スペシャル【史上最大の救出】を萌に見せた。映画やドラマと違って日本の救助隊員たちは、「あそこに誰かいるんじゃないですか? 見えない…とりあえず降りてみましょう」と強がりもポーズもなく平易な言葉ですごい救助活動をしている。
極限状態にいる人々のこの口調の普通さ、非演劇性に彼女も気付く。「わざと明るく喋ってるんじゃない? あまりにもトラウマティックだから…」。そうかもしれないね。「すごい、すごいよね」と萌はポロポロ涙を流していた。1人で見た時は俺も泣けてきて仕方がなかった。とにかく助けたい、助けたいという気持ちが伝わってくる。感動的としか言いようがない。
萌は震災関連の映像をそんなにちゃんと見たことがないと思う。実際津波の映像なんか当時小5の子供に見せたくはなかった。この番組は衝撃的な映像は控えめで、いかに広い地域が水の下となり絶望的な状況だったのかはよくわかる番組だったので、これを見せられてよかったと思う。
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■15/03/11(水) □ 震災のメッセージ
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「私の友だちは東日本大震災がどれほどの悲劇だったのかわかっていない。わかってほしい」と、萌は今日 SNS ポストを書いた。アップする前にどう思うかと見せられ、相談してちょっと直させた。君がどう思うかだけ書けばいい。どう感じてほしいかは書かなくていい。
萌は当時小5だったのだが、そのとき日系キッズと父兄が中心となって行った全校集会や義援金募集のときから、誰も災害の重大さをわかってないと感じていたのだそうだ。まあわかるけど、こんなにひどかったんだから君らも悲しめとカナダの子供らには言えないしね。ムスメの気持ちはわかるけど。そんなこんなであの震災について、今日は萌とたくさん話した。こんなに話したのは「進撃の巨人」で盛り上がってた時以来だと思う(笑)。
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寝る前に日本語 TV で追悼式を見せる。4年前はまだ子供だったからこの時間はもう寝ていたけれど、今は寝ろと言っても寝ないのはなぜなんだティーンエイジャー。
萌は天皇皇后両陛下をわーかわいいと言っております。「こんな悲しいセレモニーなのにかわいいなんて言ってて、悪いよね私」「いや別にブーイングしてるわけじゃないからいいよ。…あ、そういえばうちのこの首相がこないだ国会中にブーイングしててだね、TV カメラに見つかってえらい怒られたのだ…」。はは :-)
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■15/03/12(木) □ ダークソウル休止
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暗い地下の村「病み村」底の篝火までがこれまでで最も辛い道中で、敵を倒して倒して倒しまくらねばならず、腕がもげそうだった。1つ1つの敵は倒せる強さだが、物音に反応して集結してくるので、よほど気をつけて個々に釣り出し倒さないとすぐに囲まれてしまう。人指し指トリガーって引きにくいし疲れる。Wii リモコンでやれたらずっと楽なゲームになるだろう。
数日間十数時間でようやくたどり着いた病み村の底。―――しかしここはいったい…。この毒沼で何をすればいいのだ俺はと途方に暮れてしまった。あの苦しい迷路を抜けてやっと少しは楽になるかと思ったら、歩くだけで毒状態になる沼かよ。これはさすがに気持ちが落ちる。疲れた。いったんここまでとしよう。面白かった。だがもうここまででお腹いっぱい。
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そして寄り道したダークソウルにはまり数週間放置していたバットマン・アーカムシティを再開する。バットマンは落ちても死なないのが素晴らしいな(笑)。このゲームをまず終わらせよう。もうストーリーは大詰めのはずである。
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■15/03/18(水) □ バットマン・アーカムシティ終了
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【バットマン・アーカムシティ】のメインストーリーが終わった。短かったが楽しかった。ゼルダでもなんでもだいたい終盤はボスバトルが非常にしんどくなるのだが、このゲームはその辺抑制が効いていた。最後のボスは2回めのトライであっけなく倒せてしまった。しかしストーリーも演出も見事。エンドロールに合わせ流れる音楽が胸を打つ。こうした細部まで実に練られたゲームだった。
メインが終わってもゲームの達成率は半分ほどで、あとは飽きるまでサブミッションを達成していけばいいという作りになっている。しかし大きな建物に侵入してコツコツ敵を倒していくあの楽しさはもうこれで終わりだろうな。残念。最後のタワーに登っていくのは最高に楽しかったな。
アーカムシティはゼルダ・スカイウォードソードと同年度のゲームで、こっちのほうがはるかに評価が高かったのだと思う。アイデアの詰め込み具合ではゼルダのほうがお買い得感がある。しかしパッケージとしてこちらのほうがすべての面で端正でスタイリッシュで、国産車と外車感があるな。
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もう一度会いたいなハーレイクイン。君の理不尽な罵声をもう一度浴びてゲームを終えたいよ。――そういえばこのゲームの有料追加ダウンロードが「ハーレイクインの復讐」だった。俺みたいなやつが買うんだ間違いない(笑)。商売うまいなあ。それを俺が買うことはまずないので、Youtube で見てしまおう。――見た。はは、相変わらず口が悪いな、ハーレイかわいいよハーレイ。
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■15/03/19(木) □ ヤンキー漫画的センス
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数シーズンぶりに欠かさず見ている朝ドラ【マッサン】も最終盤。戦争中の迫害に傷ついたエリーは先週末、キャサリンの「よう頑張った」という一言で解放された。このあと「エリーと戦後日本の邂逅」が1シーンくらい描かれるかと思ったら、工場の外に行くことなく彼女はまた背景に引っ込んでしまった。俺は背景ではなく前景にいるエリーを一番見たいのだが。
政春は相変わらずわしのウィスキーが喜ばれんのはなんでじゃ苦悩をやってるし、らせんを描き同じ地点を何度も通るが一向に上に上がっていかない物語だなと思っていると、戦争帰りの悟という新キャラが登場する。ここで戦争のトラウマだとかマッサンの酒スノッブへの反発だとか濡れ衣ケンカだとかの大道具が運び込まれ、エリーの階段落ちのときと同じきな臭いにおいが立ち込める。
結局この仕掛けは、悟がシベリアでの罪悪感や屈辱を「三級酒が許してくれた」と大見得を切り、これでマッサンがピープルのための三級酒開発&成功となるというものだった。やれやれ。政春のウィスキーをうまいと言ってくれない人々の気持ちではなく、辛抱強い株主の声でもずっと一緒にいたエリーや俊兄の助言でもなく、戦争の傷という大きな装置がドスンときてようやく政春を動かすところがこの物語なんだな。
俺はこのドラマを全体として愛しているが、脚本家と演出家のヤンキー漫画的なセンスはどうにもしっくりこない。ヤンキーだからこそ感情の衝突のようなところで散る火花は鮮やかで、はっとさせられるのだけれども。反射神経的なところは素晴らしいが、プロットを練るとそうでもないと思うのだ。
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■15/03/20(金) □ エリーがいない
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【赤毛のアン】も最終回。カスバート家を思いやるギルバートの温情を知ったアンが長年のツンを詫び、二人はこれが運命だったんだよとデレの道をゆく。いいなあ。物語はブラウニングの引用で終わる。ブラウニングには「共に老いよう。まだ見ぬ最高が、この先にあるはず」という、アンとマリラの未来を歌ったような詩もありますね。
「赤毛のアン」の続編を読みたくなってしまうな。日本へ行ったら文庫を探そうと調べてみたら、10冊もあるのね。75歳まで描かれてるのか。朝ドラじゃん。とりあえず次の「アンの青春」だけは読んでみたい。
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【マッサン】政春のウィスキーがついに人々に喜ばれる待ちに待ったこの場面に、エリーがいないことが俺はとてもさびしい。今日に限って彼女は立ち聞きすらしていない。この物語である意味いちばん見たかったものが、酷薄なほどにスルーされてしまった。これを見ずして何がエリーの冒険だったのだろう。
ほんとエリーの「冒険」ってなんだったのだろう。政春初のヒット製品誕生の喜びをエリーがねぎらうシーンすらないのだから、今週の「三級酒が許してくれた」はエリーはウィスキーの妖精だという壮大な思い込みへの「違います」というアンサーだったのだろう。エリーは政春のウィスキーの冒険から徹底的に排除され、「ダーリンのウィスキーがこの国の人たちに愛されること」がエリーの冒険ではなかったということになる。では演出は何をもって来週エリーの死に際に、「すてきな冒険だった」と言わせるのだろう。
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■15/03/22(日) □ 大相撲最高
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大相撲千秋楽はここ数年の相撲で特筆すべき1日だった。モンゴルのすばらしい若手・照ノ冨士というのが出てきたのだが、こいつが強いわ物腰に若造の可愛げがあるわで非常に好ましい。
でこのテルちゃん照ノ冨士が2敗でキング白鵬を追いかけ千秋楽を迎えたのだが、相手の大関豪栄道もやっぱり強いな決まったと二度くらい思わせる体勢から、力と技で豪栄道をねじり伏せてしまった。本当に見事なまでにねじり伏せ、これはもうすごいと満場が騒然となる一番。
で彼の兄弟子である日馬富士が白鵬を倒せば、照ノ冨士と白鵬の優勝決定戦となる。これで今場所調子イマイチの日馬富士が弟弟子のために気合が入る。一歩も退かず、白鵬に組ませないために(組まれたら一気に持っていかれるからね)ありとあらゆる手管を使い牽制し、ついに回しを取って頭をつけ圧倒的有利な態勢に持ち込む。現在の調子実力の大きな差を思えば、もうここまでで胸熱ですよ。
しかし圧倒的不利になってもそれだけじゃ負けないのがキング白鵬の恐ろしいところで、ここから日馬富士を投げようとする。投げるのは物理的に不可能なんだけど、あまりの膂力に日馬富士の有利な態勢が徐々に崩れていく。そして何度目かで白鵬の胸につけたつっかい棒の頭が外れ、組まれてしまい日馬富士は万事休す、ずいーっと押し出されてしまった。いやいやいや、すばらしい! 日馬富士もよくやってくれた。えらい。白鵬ももちろんえらい。満場拍手喝采。
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あまりによかったんで翌朝奥様に、昨日の相撲は素晴らしかったと力説してしまった。
「モンゴルのすごい若手が出てきたし、横綱同士の最後の一番も素晴らしかった」
「横綱は日本人なの?」
「いや両方モンゴル人だけど、いいんだよいい相撲が見れれば、会場はちゃんと歓喜の場所になるんだ」
で今朝↓こう書いている人を見つけた。相撲を面白くしてくれる力士たちはほんと、リスペクタブルだよ。
玉川 薫
千秋楽を録画で観たが、モンゴル出身の力士数人に、古代の金剛力士とか不動明王の魂が吹き込まれるのを目の当たりにしたような思いをした。その頂点を長年一人で守ってきた白鵬が審判の判定に多少不服を漏らした程度でちくちく嫌味を言うなど、相撲協会の「伝統」も大したことないな、としか思えない。
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■15/03/25(水) □ この手を離してくれるなよ
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【マッサン】政春の一級酒の方も知らぬ間に大成功していた。あれま。結局このドラマは政春の理想と人々の気持ちがどのように出会うかを描く物語ではなかったのか。うーん。ではエリーと政春の物語が大きく後退した後半3ヶ月、俺は何を見ていたのだろう。よくわからん。まあいいか、おばあちゃんエリーかわいいから。喋り方がほんとに日本のお年寄り :-)
もう今週でお別れだけれど、シャーロットさんの演技を見るのはほんとうに楽しかった。あの出会いの日のまばゆいばかりの美貌の少女と、手紙を持つ手がカサカサ震えるエリーおばあちゃんがわずか半年違いだという物語のワンダー。
エマとマイクを見つめわしらもあげなときがあったのうと微笑む二人の胸に、美しい思い出が浮かぶ。若きマッサンが「この手離すなよ!」と言ってたのはずいぶん乱暴だったけれど、雪の小道でそっとつなぐ手には政春の、「この手を離さんといてくれ…」という願いがこもってるようにちゃんと見える。若い頃も気持ちは同じだったんだろうなとしみじみわかる美しいシーン。
この物語を通して見てもエリーは国を出て幸せだったのだろうかという、政春が抱いてただろう問いに答えはない。それは俺自身も同じなんだけど、一緒に歩くと妻はエリーのようにいつも、手をつないでくるのです。答えのない毎日なのだけれども、いつもああしてつなぐ手と手が、言葉にしたり比較したりはできない幸せの答えなのかな。
この最終週を見ていて思うのは、何も起きずマッサンとエリーがそこにいるということが、なんとすてきなのだろうということだ。これを見ていたかったし、これだけを描いてくれればよかったのかもしれない。この物語は実際のところ俺たちが知りたいことがあまり描かれず、あまり知らずともよいような部分に力が入っていた。でも二人がかわいい人たちでラブラブだったということが、一番大事なことだったんだろうな。
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■15/03/28(土) □ マッサン最終回
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【マッサン最終回】「私の夢はマッサンでした」というエリーの手紙で物語はきれいに閉じて終わる。エリーのお墓にありがとうのうとささやくマッサンを見ながら、これは愛と冒険というより愛と感謝の物語だったなと思う。あなたのウィスキーがわかってはいなかったゴメンナサイとエリーは告白し、知っておったよと政春は微笑み涙をこぼす。それでも君がいたから、あなたがいたから、すべては可能だったのです。
何もかもあなたなしには不可能だったというのは書物の献辞やアカデミー賞謝辞の感動の定番だけれど(俺ももらったことあります!)、マッサンは献辞の代わりに生涯最高のウィスキーにエリーの名前を込めたんだな。お墓の前で振り返った彼の目に映る二人の姿。フィナーレ。
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「ダーリンのウィスキーがこの国の人たちに愛されることがエリーの冒険ではなかったのか」と先週鋭い疑問を感じたが、「味はわかりませんでした。私の夢はマッサンでした」と最後に答えは示された。そうか。エリーはただ愛と感謝の物語を生きており、それが政春の力になっていたのね。それをもってして「冒険」と呼ぶのは現代の物語ならば弱いと思うが、あの時代のエリーとそしてシャーロットさん自身にはマッチした言葉だったのだろう。
NHK「マッサン」サイトに「国際結婚をしてよかったことは?」というアンケートがあったのだが、それは愛と感謝だと俺ならば答える。持っているものがあまりに違うので滅茶苦茶補完し合い、ありがとうのうと常に微笑み合える。脚色に不満を言えばキリがないがこの物語前半はそこを描いてくれたと思うし、最後にそこに戻り終わってくれてよかった。終わってみると楽しかったし、好きだったとしか言いようない。「半年間の役者やスタッフの撮影ドキュメンタリー by たけ」もほんとそうだなと思う。
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「Massan」by John Lennon
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エリー。わしゃ言葉にできん
考え足りんわしの、この混乱をじゃ
エリーには世話になりっぱなしだったけえ
エリー。わしゃ見せたいんじゃ
わしの本当の気持ちや、感謝をじゃ
ウィスキー品評会で優勝する意味を
エリーは教えてくれたんじゃて
Ooh well well Doo doo doo
マッサン。あなたはわかってるでしょ
私がウィスキーの味わからなかったこと
私の人生は離さなかったあなたの手の中にある
ねえマッサン。抱きしめて
どんなに離れてもわたしたちは一緒よ
結局これは星に書かれた運命だったのよ
愛してる。今もこれからも
愛してる。今もこれからも
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という物語だったなあと、ジョンとヨーコを思い出すのです。