2024/12/17

【まとめ24年12月前半】LUMIX 14mmで撮るカラオケクリスマス

「戒厳令のAKIRA」「ロンバケは音楽がいい」「レンズを売る日(さよなら35-100、9-18mm)」「昭和の役者のすさまじさ・岸辺のアルバム」「14mm単焦点の快感」ほか

■12月3日              森川葵たっぷり

NHK名作『プリンセスメゾン』以降森川葵のドラマを見る機会がないので『バズ英語』まで見て不足分を補ってるのだが、どうやら毎日放送というところでいろいろ出てたらしく、今日は2本x2話もたっぷり見てしまった。どちらも彼女が男に困らされる話で、くだらないしイケメン&押しに弱い女子という定型ええ加減にせよ日本のTVと思うのだが、彼女がかわいくて困っちゃう🙂(前者はさすがに3話ほどで脱落w)

■12月4日             戒厳令の町

え、韓国なにが起きてんのと新聞を読んだらほんとうの戒厳令!◆韓国大統領が「非常戒厳」を宣布 官僚の弾劾訴追で「行政府がまひ」:朝日新聞デジタル

いまの私たちは即座に「緊急事態条項」を連想しますね。日本より国民の政治意識が高そうな現代の韓国でも、こんな権力の暴走が起きるんだもんな。イヤハヤ。 

80年代、俺たちのバンドは全斗煥の横暴に喚起され「戒厳令の街」という歌を作り歌った。あのとき以来である。大統領権勢が弱すぎ国会膠着して、武力的言論統制という話らしい。無茶苦茶であります。自民党が作りたい『緊急事態条項』がまさにこれである。

英語ニュースを見るとレポーターが「この民主主義下で戒厳令(martial law)が発せられたことが信じられないと、笑い出す人たちもいた」と話しているが、#NHKニュース は『戒厳令』と言わず『非常戒厳』と言っている。一線を超えた衝撃は非常宣言ではなく軍の(martial)出動にあるわけで、非常とすることで語調が弱く曖昧にされている。韓国の政府発表直訳なのかな。英語ニュースは政権の都合を忖度しないが、日本のニュースはするといういつもの仕草かもしれない。

「(突発的な最悪の事態が防がれ)本当に、本当によかった」と終わるレポート。兵士と女性の銃の掴み合いの動画を見終えたとき、全く同じ言葉が出た。双方に感謝であった。

■12月5日            戒厳令のAKIRA

昨日は大友克洋「AKIRA」を見てイヤハヤすごい、すごすぎると思ったところで韓国の戒厳令を知り、争乱のイメージが湧きすぎ怖かった。俺が感じる「AKIRA」のすごさは物理描写で、物質や人体に理不尽なフォース=力や怒気がかかったらこうもなるだろうという説得力がありすぎるのである。大友すごいよねえ! 

そして今日ご飯を食べながら娘に、韓国映画「タクシー運転手」の冒頭を見せた。韓国のこの町中に山がある風景いいよねえ。このおじさんがいい奴なんだよ。これが戒厳令下の韓国で大変な事態に巻き込まれるという映画で、韓国戒厳令下の光州を描いた最初の世界的ヒット映画だと思う。このイメージがあるから、昨夜の韓国の人たちは本当に怖かったことと思うよと娘に話した。ぜひ見なさい。

#AKIRA 現代の東京とネオTokyoを、頭の中で重ね合わせながら見ちゃいますよね。これは不思議な体験だと思う。

ぼくは、友だちが大友克洋の初期単行本をすごいぜと貸してくれた世代です。大友、RC、村上春樹、橋本治と、友だちから奔流のようにカルチャーが流れてくる時代だった。 

■12月6日           ロンバケは音楽がいい

#ロングバケーション は人々のうざダイナミックな交錯が面白いし、キムタクがいまよりずっと好青年だしで楽しい。挿入歌がいいなあと思ってたら素晴らしいライブ演奏があった。日向大介という方が作ったセッションバンドとのこと。◆CAGNET - Deeper & Deeper [Live Video] youtu.be/iDKKuxdHRkg?si…

#ロングバケーション Deeper & Deeper「昔はいつも一緒にブラブラしてたよね。私の車で、日がな一日。電話すると寂しかったとか言って」――という、あの頃は無敵だったし、今も一人にはさせないよ、closer and closerという歌詞なんだな。よいポップスにはノスタルジーが内包されている。

#ロングバケーション 5話ではピアノロックのベンフォールズ・ファイヴが大きくフィーチャーされていた。楽器や人の声の音の良さもバリューであるああした洋楽が、この頃はまだ一般に聴かれてたのかなと思った。いまの日本はブリンバンバンとかだから、もう対極まで行ってるよね。楽器がなく二人でレコード回して意味もない歌詞を歌ってるんだから、音楽演奏の行きつく先としてこれ以下はもうないんじゃないかと思う。

これいいでしょ、90年代はこんなのがTVで流れてたらしいんだよと #ロングバケーション の歌を聴かせた。いいよね。カナダでもこういうグルーヴィなのは、もうそう聴かないね。

「今の日本のヒット曲はああしたグルーヴや楽器ミュージシャンシップからえらい遠いところにある。ブリンバンバンとか言ってる」と話すと、娘はギャーそれ知ってると叫ぶのだった。日本に住んでるとき世話してた子供らがみんな好きで、気が狂うほど聞かされたまらんかったと。ハハハww

■12月8日                レンズを売る日(さよなら35-100、9-18mm)

雨のサタデー、モールのカメラ店で、レンズを2本売ってきた。PENTAXのいかつい一眼がメインでOLYMPUS E-M5がサブだという若い店員が話好きで、PENTAXのフィルムカメラやストリートフォトの話が弾んだ。

売ったのは LUMIX 35-100mm と OLYMPUS 9-18mm。




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【LUMIX G 35-100mm F4.0-5.6】やはり35mmスタートが狭かった
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35-100mmは超小型の望遠レンズで、目立たぬレンズで町中で少し離れたところからピープルを撮れたら楽しかろうと購入し、期待通りのいい写真がたくさん撮れた。


モノクロのバス待ちガールは何度見てもかわいい。GX9のLモノクロの描写の良さもあって、この夏自分のベストショットくらいに気に入っている。スーパーの買い物ガールは小さなPL5につけての70mmで、この超小型セットでなければ店内でカメラを取り出すこと自体ためらい撮れなかったと思う。とにかく小型が魅力で写りもいいレンズだった。

しかし購入前から覚悟はしていたが35mmスタートの狭さゆえ、このレンズでは撮れないシーンが多かった。まず一緒に散歩してるMがぜんぜん撮れない。あえて撮るとこうして景色が入らない(笑)。Mの髪の毛の質感とか写りはすばらしいが、あまり意味のない写真になってしまう。

他のレンズなら背景の森と彼女を収めた写真を撮れたので、そっちをつけてくればよかったとなってしまうわけである。このレンズをつけて出ると街歩きでも、最後はいつも20mmに付け替えていた。せめて30mmスタートの30-90mmならば、SIGMAの30mm単焦点を一時愛用してたのでなんとかなったと思うのだが。

しかしLM35100はちゃんとターゲットを狙って近景中景を撮ると、ボケがきれいで味が出るレンズだった。このフィギュアなんて絶品だなと何度見ても思う。


店員の兄ちゃんはペンタックスのゴツい一眼に135mmの中望遠をつけストリートフォトを撮ってるという。きれいな女の子を見ると撮りたくなるよねと二人で笑う。「この35-100mmは換算135mmあたりの写りはバッチリだよ」とバス停ガールなどの写真をその場で見せると、おおこんなレンズがあったのかとしげしげと眺め、小さくてイイねえこれは僕が買うかもと笑っていた。次のオーナーさっそく決まったかもよ35100、これまでサンキュー 。


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【OLYMPUS 9-18mm F4-5.6】屋外無双だが暗い
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OLYMPUSの超広角ズーム9-18mmは、旅行の屋外で使うと広がりある素晴らしい写真が撮れたのだが、F4と暗いので普段使い道がなかった。去年京都では傑作を量産してくれたが、あれ以来数えるほどしか使っていない。屋内ではどうもキレが悪いのである。マイクロ4/3の高感度ISOの問題ではなく、レンズというのはおそらくF2.8くらいないと、屋内ではいい絵は出ないのだと思う。

なのでこのレンズは売って、手持ちにない屋内がカリッと写る明るい広角レンズを買おうと思っているのだ。候補はLUMIX 14mm F2.5。

しかし京都奈良のMZ9-18mm写真を見ると、ああやっぱりイイな売るのは惜しいなと思っちゃうんだけどw GX7mk2も素晴らしい色だった。LUMIXの赤と黒はすごいのである。

■12月8日             サカタくんTシャツ

朝起きてきたムスメが「サカタくん」Tシャツを着ていた。昨夜アートスクールの友だちの発表会に行き、このTシャツをお披露目して、そのまま寝たのだと。絵もTシャツの色も形も最高だが、着たまま寝るなよシワ寄るし、プリントはげるだろもっと大事にしろ! と言いましたが、相手にされません。

(寝起きなので娘の顔は撮らせてもらえなかったのだが、しかしLUMIX GX9+LM20mmの写りは素晴らしいな。LM20mmレンズのAFは遅く、GX9の操作性はOM-D/G85等一眼系よりだいぶ悪いが、出てくる写真は文句なく良い。これ以上の機材は俺はいらないと確信できるほど良い🙂) 


奥様の友人のベーキング名人がチーズケーキを焼いてくれた。数日間ケーキ屋を営業できるくらいの量とクオリティのをいただいてしまった。うますぎる。食べてる俺の膝にピカが乗りグイグイ迫ってくるので、ひと舐めだけ分けてあげました。(これもLUMIX GX9+20mm、エクセレント) 

■12月11日              昭和の役者のすさまじさ「岸辺のアルバム」

「岸辺のアルバム」の配信がクライマックスに差し掛かってきている。杉浦直樹(鬼気迫る商社マン!)ら達人揃いの人物の中でただ一人、圧倒的に芝居が危なっかしい国広富之から噴出する、その凡庸さがとにかく怖いというドラマになっている。いやーすごい。中田喜子きれいだなあ。 

杉浦直樹は本当にすごいな。喜び、哀しみ、怒り、泥酔、憔悴のすべてがスケール大きい。息子との喧嘩も家族との口論も身がすくむような、昭和のすべてが乗っかっているような迫力がある。昔の俳優はすごいわ。八千草薫といまの気持ちを語り合う13話には泣かされた。 

#岸辺のアルバム (14話)腰を痛め家にこもる杉浦直樹が長女と大ゲンカをし、妻とは話す話題もないとため息をつく。昨日も書いたが彼には本当に、よくも悪くも「昭和のすべてが乗っかっている」という迫力がある。ああいう家族を俺は持ったことはないが、むげに否定もできないという気持ちになる。

子供らが去り夫婦二人だけになっても「お父さん」「お母さん」と呼び合うのも日本らしさで、カナダの家では家族の役割が呼び名にはならない。しかし俺には杉浦直樹と八千草薫の感じもよくわかるのだ。そして多摩川の水が恐ろしい勢いで増していく。次が最終回なのか。 


■12月14日                岸辺のアルバムが終わる

#岸辺のアルバム (終)この回だけ穏やかな多摩川の映像で始まった。八千草薫に何度も泣かされる。あの凡庸な国広富之にも胸掴まれた。頑迷きわまる杉浦直樹に向かい皆が一度は否定した家という虚構が、肯定されていく。最後の屋根の上の団欒で、かつて見た311震災後のアートと暮らし展を想った。

■12月12日                 替えの利かない西田敏行

#替えの効かない西田敏行 の名作ドラマがここにもあった。いい加減さと熱き心の西田敏行、優しさと傲慢さを併せ持つところが育ちの良さを感じさせる松本幸四郎という友同士の、不思議な実在感がとてもよかった。木曽福島山中の風景も心に残る受賞作ドラマ。◆烏鯉(1998) #TVer tver.jp/series/sr8u0hj… 

■12月15日          28万戸のBC大停電

朝大風が吹き、この冬二度めの停電となった。しかし前回のすぐ後にポータブル電源を導入してたので、明かりやスマホPC等弱電は使える。ありがたし。熱源は鍋用ガスコンロ最強にして一択。 

復旧まで9時間かかりました :-( うちの町というかカナダってインフラまちまちに開発進んでるようで、被害総数28万戸のBC大風大停電でも、すぐ裏のブロックや表通りには電気きてるのがうちから見えるんですよ。なんであっちは電気あんだ許せんというムラ社会的な理不尽感がww

■12月15日                     LUMIX 14mmで撮るカラオケクリスマス

大停電で開催が危ぶまれた友人のカラオケ・クリスマスパーティに行ってきた。毎年クリスマス前の時期に友人夫妻が催してくれるのだ。音楽とカメラがあるとまあ楽しいすわ。好きなだけ写真を撮れるし、みな喜んでくれるし。主催家のおばあちゃんを You are the Dancing Queen! と皆で囃し立てるやつが最高だった。Only seventeenって、プラス70歳でしょw

You can dance/You can da-ance と皆がおばあちゃんを指差す。俺も指差してるw するとカメラに気づいた彼女が恥ずかしがって顔を隠すのだカワイイw 後からアナタ写真撮ってたでしょ、恥ずかしいわとニコニコ話しかけてきた。あとで送るから楽しみにしててくださいよ :-) 

バナナラマかなという華やかな女性陣がシンディを歌う。カッコイー。ヒッピーな雰囲気の女性はゆらゆらと花のように揺れている。

カメラはLUMIX GX9のLモノクロ(最高)に買ったばかりの小さなLUMIX 14mm F2.5で、これが期待通りいいレンズだった。屋内で十分な明るさとグループを撮れる広さと、LUMIX 20mmよりはるかに速く正確なAFを備えている。狭い場所でサクサク撮れてヒット率が高い。どの写真も20mmではフォーカスが難しかったと思う。

歌唱力抜群のイーグルスおじさん。ライフインザ・ファストレーン。眼鏡のトーキング・ヘッズ物真似激ウマおじさんは「Once In A Life Time」をやってくれ、俺はやんやの拍手をしたので終わった後お礼を言われた。イヤーデビッド・バーンに似てた、英語うまいし!

LUMIX 14mmは、先週売った超広角OLY 9-18mmに代え購入した。9-18mmは旅行の屋外で使うと広がりある素晴らしい写真が撮れたのだが、F4と暗いので家では使い道がなかったのである。屋内でもしっかり像を描く明るいワイドとしてLM14mmは期待に応えてくれた。

俺は奥様と友人とクラッシュを歌った。ダーリン、教えてくれ。Should I Stay Or Should I Go。


サビで同時多発的にみなタテノリになり跳んでいたw 浮いてます! 一緒に跳んでた奥様友人とはイヤー盛り上がったわねと笑い、「俺はトーキョーでクラッシュ見ましたからね!」と力説してしまった。楽しかったなあ。久々に踊ったし跳びましたよ。ありがとう主催者ジャスミンさんのファミリー!

■12月16日             14mm単焦点の快感

ダンシング・クイーンおばあちゃんが写真を見て大笑いしてるというメールが友人から届いた。やったー、LUMIX 14mm 初仕事は大成功である🙂 

LM14mm購入の帰路景色を撮っていて、この広さで果てしなく解像するヌケのよさは初体験だなあと思った。なるほどこれが @W_EVANS_ さんが言ってた換算28mmのリコーGR感覚かと合点したわけです。20mm単焦点やズームの超広角M.Zuiko9-18mmとは違う快感があるんだな。

LM14mmは、いまはTwitter休眠中らしい素敵な乗り鉄Evansさんに影響され購入した。『(AF遅い)20mmは「単焦点と遊ぶ」感覚で、14mmは咄嗟の撮影能力(スナップシューターリコーGRに近い感覚)』。なんと的確な表現かと思う。戻ってきていただきたいEvansさん。

期待していた屋内や夜間の写りも文句なし。F3.5ズームでこの絵は出ないし、かつてこういう普段持ち歩き用に愛用したM.Zuiko 17mm F2.8より写りがいい。距離が短いからか相性かISの弱いPL5でもブレないし、このレンズはたいへん気に入りました。旅行に持っていきたい。

2024/12/08

【まとめ24年11月後半】晩秋町スナップの愉しみ

「兵庫の怪は秩序の危機」「停電暗いクライクライ」「日本の報道パワーの低さ」「太田光に語られた清志郎」ほか

■11月18日              兵庫の怪は秩序の危機

【兵庫県知事選】あ。まさかの齋藤氏再当選。またマスメディアがネットに負けたのか。マスコミは社会の公器と名乗れるほどデマと戦ってないもんなー。どうすんのジャパン。デマで選挙結果が変わってしまうなら、それは事実と信任に基づいた「社会」というものの危機でしょ真面目に。

ss954 の鈴木エイト氏らのレポートで聞く兵庫県知事選の様相は、想像以上だった。デマとパワハラ被害者への中傷を含む立花ポスターに中学生が群がり、彼の言説を信じる家族と他の家族で分断が生まれ、斎藤氏はスター扱いでバースデーソングが歌われ、当選後は斎藤さんありがとうと声がかかり、メディアに謝れと罵声が飛ぶという惨状。文化大革命みたいな価値の転換と吊し上げが起きており、日本ってそこまで民度が低かったのかと驚く。

公益通報をつぶしただけで公職者として一発アウトで、被害者の私文書を暴き脅迫して死なせた時点で事件である。公職追放のうえ関与全員起訴されねばならない。ネット世論がどうなびこうとその公論を興せないメディアが、スキャンダリズムに押し流されてしまったのだ。選挙が下世話な、どっちが嘘を言ってるのかショーにされてしまった。

これほどの洗脳じみた行為が奏功したのは前代未聞なのでは。立花氏の危うさをオウムに例えるツイートがあったが、動いたのが少数信者ではなく多くの一般人なのだからより怖い。NHK会長が選挙報道を考えるとコメントしたそうだが、選挙中逐次リアルタイムにどうにかしないと。すでに限度を超えているのである。

■11月18日            クリスマスショッピング

クリスマスショッピングが始まっているモールで、ズンと立ちむしゃむしゃクレープみたいなのを食べてる子がかわいかった。包みを見たらプレッツェルか。しょっぱいのかな。LUMIX GX9+20mm 

この季節だけ開くシーズンショップにあった、人の善意を信じずクリスマスを盗む怪物グリンチの置物。カナダの子供はこのアニメを育つので、意地の悪いやつをグリンチかよと笑ったりする。アニメだと和解もあるんだけどね。

GX9の色はいいなあ、同じLUMIXの1600万画素機より一段良い。レンズは35-100mm。このレンズは小ささに惹かれて買ったが35mmスタートがやはり狭く、撮りたいシーンがフレームに入らず困ることが多い。次にほしいレンズが出たら下取りに出そうと思ってるのだが、なにかをサブジェクトを狙って撮ると写りはこのようにやはりいいのである。せめて標準的な25mmスタートだったらたいていのシーンは撮れるんだけどなと思う。

■11月19日                 晩秋町スナップの愉しみ

晩秋のBC、今日は雹が降った。うちの町の旧市街にある、おそらく町で一番美しいツリーが素晴らしい色だった。(OLYMPUS PL5+LM1442PZ) 

どこからどう撮っても美しい。バッグに広角ズームつけた小さなPL5を入れておいてよかった、必携品である :-) 

川ではカモメと釣り人が、遡上中のサーモンを狙っていた。

さあ野菜を買いに行こう。LUMIX1442PZの写りは気持ちいい。マイクロ4/3はこんな気持ちいい写真が撮れるのに、娘はiPhoneばかり使う。それはPCにアップロードするのが面倒だからの一語に尽きるわけで、カメラメーカーに足りないのはネットワーク系のソフトウェア技術だと思う。


今週の町スナップ。カメラってなんでもいいからサクっと撮っておくと、家に帰っておみやげのように写真を開く楽しみがありますよね。モノクロはGX9、バーガー店はPL5。

■11月19日          タイニーデスクの小沢健二

#TinyDeskConcerts 小沢健二。そりゃ小沢健二の顔も見たいけど、マスクでもよしと思うほど良い選曲とアレンジだった。「あの頃だってあの頃はって、言ってたじゃないヒー! 」は再始動後ベストソングだなと思う。よいポップソングには最初からノスタルジーが入ってる。あの頃だってあの頃はって言ってた🙂 

「ブギーバック」が始まるたまらず部屋にいた娘を呼ぶ。娘はなんと全歌詞を歌えてた。すごいな。君は2024年トーキョーガールだったしね。アメリカの女の子と一緒に一度、渋谷のダンスフロアーで踊ったそうだ。二人はすごく声かけられて笑ってたそうだ。

■11月20日              悲しみの世紀

#映像の世紀 戦後外地に取り残された人たちの回。この番組は毎回物語にはならない、どうしようもない悲劇を教えてくれる。シベリア帰りの兵を洗脳されたアカだと差別する国民性。満蒙引き揚げ者に与えられ開拓された土地が今の六ケ所村、福島原発、成田三里塚とは。何度拓いてもゼロにリセットされてしまうのか。言葉もないとはこのことだ。

■11月20日             停電暗いクライクライ

大風で停電です、暗いクライクライ。停電はつらいなあ。ポータブル電源を買おう。

■11月21日              夜明けのありがたさ

停電が直り、嵐の夜が明けるとつくづくほっとした。平穏ありがたい。昨夜は実に27万世帯もが停電だったそう。うちのエリアは夜7時から12時くらいまで真っ暗だった。うちのあたりは突風も感じなかったのだが、あちこちで木が倒れパワーグリッドがメタメタだったらしい。

メイン道路で倒木というツイートを見て驚き散歩がてら見に行くと、倒木がメキメキと屋根にめり込んでいる家があった。ああ、気の毒に。これを恐れうちの奥様は、数年おきに庭師を雇い庭木の枝払いをしている。高いんだけど。 

停電中一番助かったのはUSB充電の自転車用ライトで、自転車用なので小さいのに煌々と明るく、スマホ用モバイルバッテリーで給電しながら点灯できて、何時間も延々闇夜を照らしてくれた。USB給電えらい。お湯は鍋用のカセットコンロで沸かしてた。

 BCの秋冬はストームの季節で停電は毎年必ずあるので、備えとしてポータブル電源の購入を検討している。昔は車のバッテリーから明かりとUSB電源を取れるくらいの原始的なものだったけど、今はちゃんとAC電源となる、はるかに進化したものが手に入るみたい。前から必要だと思っていたのだが、今は技術革新が起きててすごいと電気好きの甥にこないだ教わったのだ。時代は変わった。


■11月22日               旧作ドラマを楽しむ

#ロングバケーション これが有名なロンバケかと見始めると、怒りと狼狽の極みから徐々に平静を取り戻していく山口智子という温度表現とスピード感が抜群で(この緊張しきった手のひらとか)、終始テンポある会話やダイナミックな動きがアメリカ映画みたいだなと思った。なるほどこれは楽しい。

山口智子のミニスカ・ジャケット・へそ出し・サングラスというストップひばりくん風ファッションも、傷ついた彼女が間髪入れずムクリと立つ感じも他の時代の日本ドラマで見たことないなーw 名作と名を残すのもうなづける躍動感で、これはエバーグリーンな新鮮さです。 

ロンバケもそうなのだが、旧作日本ドラマでは洋楽が流れるなと気がついた。これは耐えて久しいのでは。Jpopがその後興隆したというよりは、日本が外国のカルチャーに対する興味をなくしたということだろうと思う。

「恋がしたい」というドラマは内容はかなり定型的だと思ったけど、なんとカーペンターズが主題歌でハッとした。カレンの声なんて何十年ぶりに聴いたろう。 

しかしTverでは旧作ドラマをいろいろ見れるのだが、やはりあまりにクオリティが低いなと思う。新作ドラマは設定があまりにもありきたりだし、旧作は古さを感じさせる。出てくる役者の顔からして味が薄い。

米TVが作った #Shogun には、日本のドラマで見たことのない精悍な顔の日本俳優が多数出て好演している。俳優の美貌をもてはやしすぎる日本のドラマでは出場所がないのかもしれないと思った。ブンタローよかったなー。


■11月24日            日本の報道パワーの低さ

#NHK #ニュース9 が『#兵庫県知事選・SNSでなにが』という特集をやっていたが、内容は「メディアの信頼失墜」「SNSでの分断」といった程度で、#ss954 が報じた立花氏らの異様さは脱色していた。「齋藤氏を否定するエビデンスは1つもない」というそれこそエビデンスのない応援者や立花氏の主張を流し、ファクトによる検証は避けるところが選挙中も後も一貫している。結局意見は人それぞれとなってしまう。もはやそんなフェーズではないだろう。この報道パワーのなさがネットで暴力的に押しのけられているのだという、報道の敗戦の典型みたいな特集だった。いまだに。 メディアが断言を避けるから極論に負け続けているわけである。もはや土俵を何度も割っている。 

齋藤氏が勝って調子に乗った維新吉村氏が、「公益通報や職員の政治活動禁止の条例制定」だなどといい出している。選挙に勝った首長は独裁者であり何をしてもいいという考え方は、橋下徹からの伝統だな。狂っている。この狂気を反憲法の狂気であるとメディアが公に言えないところがダメなのだ。

■11月25日                太田光に語られた清志郎

スイートソウル時代のRCが大好きという太田光が、「カバーズやタイマーズの政治ソングは野暮で、なんか違ってた」とラジオで熱弁していた。その頃「選挙に行かないこともメッセージだ」と書いた彼のコラムには清志郎のほうが、君のような影響力ある人間がそう書くのはよくないねとシャイな仕草で諌めたそう。

すると太田光は「政治なんかよりも清志郎さん、あなたの『トランジスタラジオ』のほうがずっと世の中に影響ありますよ」と持論を曲げなかったそうだ。総じて、太田光はロックと政治だけは本当にわからない人なんだなと思った。俺は彼が好きだが、ロックと政治を語られるとキツイ :-(

太田光はそうして政治を軽んじ大物政治家をTVでからかうことによって、社会不満のガス抜き役となってきたわけである。政治なんてまともに考えちゃいられないという彼の態度は若者たちに政治を考えないで済むエクスキューズを与え、自民党を利してきたわけである。それは笑いによる不満のはけ口ですらない。

  ◆    ◆    ◆

太田光がラジオで言ってた清志郎没後の番組「ラストデイズ・忌野清志郎×太田光」も見た。太田は「メッセージが直接的すぎる」ばかり言ってて、カバーズ、タイマーズの音楽そのもののあの電撃走るすばらしさが太田には届いてないんだなと思った。やはりロックが分からないんだろうとしか言えない。◆20140502 ラストデイズ「忌野清志郎×太田光」 - dailymotion.com/video/x21c6xw

太田といわゆる「音楽に政治を持ち込むな」派のどこが違うだろう。喜びも怒りも音楽にあって当たり前である。怒りが圧倒的に不足する社会だから、極論をいうインフルエンサーに何百万もの人々の票が持っていかれてしまうのである。俺は政治のわからぬビートたけしと、わかってても政治にモノ言わぬタモリに日本の世論没落の責任があると思っているが、太田の責任も本当に大きいのだなと改めて知った。

冗談じゃねえふざけんなとガスを抜かず着火させるのがロックであり、キヨシローなのだ。タイマーズの極論には笑い血がたぎったよ俺は。バブルの頃に。

番組全体が「清志郎は変わってしまった」史観で作られていて、RC初期からあった清志郎の怖さはなかったことになっている。晩年の清志郎はこんなナラティブでまとめられていたのかと悔しい、ただそれだけのくだらない番組であった。

■11月26日                   ノーベンバー・ナイトドライブ


クリスマスライトが照らす通りをゆっくりと走る、ノーベンバー・ナイトドライブ。東部ノバスコシアに里帰りする家族を空港へ送ってきた。しばらく猫と二人暮らしだ。


マニュアルモードのあるカメラを持ち歩いていてよかったなと思った。古都ニューウェストミンスターの信号待ちできれいな灯りを撮ろうと思いつき、とっさに1秒ISO200で撮れば流せると判断しノールックで撮って、帰宅して見たら予想通り&それ以上でオオとなったのである。その判断ができる自分も、カメラ10年余で成長したなあと思った。(PL5+LM1442PZ)

■11月27日          冬に備えよう

今日は寒い日だった。お日さまが出そうで出なくて。(GX9+LM35100mm) 

雪が降るのも近いと感じる日々、スノーシャベルを買いに行く。今年は寒い冬になるとの長期予想が出ている。冬枯れの並木道が夕日に美しかった。まだ3時頃なんですが、緯度高いカナダでは夕暮れ感である。