2005/03/04

日記「ナマケモノ体操先生豹変」

「ついにフロア完成」「大泣き萌サカタ」ほか。

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■.05/02/24(木) 15:08:10 □ IKEA
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全張り替えか部分取り替えかでもめていた浸水フロアは、とにかくある程度板を組んで様子を見ようというところで合意し、部屋の半分まで組んでみた。何枚かの板は明らかに痛みすぎているが、それ以外は隙間もさほど出ずに組める。この時点でBRに見せOKを取り、痛んだ部分を新品に交換するという方向で進むことにした。

さっそく萌を連れて IKEA へ。俺たちの仕事を手伝っていた萌をご褒美にプレイエリアで遊ばせてやりつつ、もう2箱の板を購入。これで明日には確実に終わる。

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■.05/02/26(土) 23:27:02 □ ついにフロア完成
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今日は晩飯後も頑張ってついにフロアを完成させたのだが、なんとベースボード(床と壁の隙間にかぶせる板)を付けないと家具は入れられず、つまり担当のSH姉が来るまではこのまま進まないのだと判明。だったら早くそう教えてくれよMK、なんのためにすべての家事を後回しにしてこんなに頑張ったのかねとがっくしときた。カナダはなんでもDIYで安上がりでいいが、気が長くないとやってけません。

しかし詰まっていた最後のドレインパイプも水が流れ始めたし、苦節一月余、ついにこの無限穴掘り地獄の出口が見えた。あとはやれば終わる仕事だけなり。PR カードもじきに発行されると判明して日本行きが可能になったし、やっと俺にも春が来たとうれし泣き。

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夕方脚がつった。働きすぎ(^_^;;)。「冬ソナ」は、あと3~4週間は最低でも、惹かれ合いつつそれを表せないという切ない展開で存分に引っ張ってくれるだろうと思ったら、もう告白してしまった。あーあ、品下がるなあという感じ。このあとはしんどい苦愛が延々と続くのだろうか。こうなるとユージンの苦悩フェイスよりも、広末さんの表情の端にふっと現れる寂しさのほうが良いのである。

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■.05/02/27(日) 09:59:32 □ EL家
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今日は午後からEL家。萌を置いて戻り修理仕事をしようと思ったのだが、萌がハナミズも出てるのにドレスを着てパンツやソックスを脱ぎたがり、なにかYKさんを煩わせそうな気配があるので仕事をあきらめて、一緒にとどまり久々にBRさんと話をした。BRさんはすごく話しやすいのだが、それは彼に人や外国人に対する自然な興味があるからだろうな。カナダは日本と異なり、外国人に対する興味がほとんど感じられない人の方が多いのである。

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■.05/02/28(月) 08:44:05 □ 「I want to gooooooooo!」
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久々に雲がかぶりド寒くなった。まだ雨は降ってないので、萌を送ったら雨樋を仮接続しなければ。

萌は毎朝着るものでもめてひと泣きするのだが、今日はプリスクールからの帰りに友達のところに行きたいといって、どうするかと相談する間もなく「I want to gooooooooo!」と大泣きになってしまった。どう考えてもこれは、思い通りにいかないと泣くというオートマチック回路が発動してしまっているので、一種の反抗期といえる。ふー。この泣き癖はどうしたものか。

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幼稚園では萌の調子に乗りっぷりが甚だしく、後半だけ参観したのだが、脇から声をかける必要があった。楽しんでいるのはいいのだが、調子にのるのはなあ。やれやれ。

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■.05/03/01(火) 09:28:21 □ 大泣き萌サカタ
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今日も朝イチで、ピンクの薄い夏タイツをはきたいと萌が泣く。1分で泣き止んだが、とほほである。

久々に二人で家で過ごす。遊んでよ遊んでよと萌がまとわりついてくるので、昨日今日と萌が希望を通そうと泣きまくるので俺がアンハッピーなこと、泣いたら話し合いができずしたがって絶対に望みどおりにはならないことをこんこんと言い聞かせ、「分かった? もう泣かないって約束するならお父さんもハッピーになって遊ぶよ」とニッコリ笑う。すると「お父さん、その嘘のスマイルやめてよ、本当に笑ってよ」と胸のうちを見透かされてしまい(笑)、今度は本当に笑って遊び始めたのであった。

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午後KT・HNを呼んで遊ぶ。1歳小さいHNはみそっかすになってるのだと改めて分かった。HNも加えて遊びなと奨励するが、これはHNが幼くてついていけないという状態で、二人に悪気はないので仕方がない。HNがつまらなそうにしてることが多いので、俺が彼女と一緒に遊ぶことにする。

ところが萌がドレスアップクローズを出してきたのはいいのだが、いっぺんHNに着せたドレスを「やっぱりそれが着たくなっちゃった」などと言い出し、「そんな気を変えちゃいかんよ」と注意するとあっという間に号泣絶叫モードに入ってしまった。びっくりしているKT・HNに大丈夫心配ないよと声をかけつつ、ベッドルームに萌とこもり説教するが、「順番を待っていればいいだけのことなんだから泣くな」といい聞かせるまで大変だった。まったくもって過剰反応過ぎます。過剰反応が始まると俺がすかさず泣くなと言うから、余計に涙がこみ上げて「あああ」となってしまって止められないのかなあ。悩む。

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■.05/03/02(水) 09:47:34 □ ナマケモノ体操先生豹変
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今日は萌が泣かずにプリスクールへ。が帰りには予想通り友達の家へ行きたいと泣いた。NRさんがうちなら来てもいいわよと助け舟を出してきてくれるが、萌はいまゼロ我慢パワーなんです、これはトレーニングなのでと助けを断る。抱えあげて泣くな泣くなといっていると、俺の口を両手で押さえ、さらに血が出たかと思うほど顔をかきむしってくれた(涙)。ともかくほれほれと萌が一番落ち着くオンブの体勢に入り、10分ほど外をゆっくり歩き泣きやます。

家に戻り、かきむしられた顔が痛いので俺は絆創膏を貼る。萌はごめんね、怒んないでと謝る。無論平常に戻れば言うことはよく分かるのだが―――そこが終止不機嫌だったこないだの病中反抗期と違う―――、刹那的な激情を抑える意思の力はどうやったら養えるのだろう。他の家の子は友達と遊べないなんてことで泣いてるとは思えないのだが、萌がその面でこうも抑えが効かないのは、やはり一人っ子だからなのかなあ。悩む。

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ジムナスティックス:あのナマケモノ先生がクラス開始前からマットを配置するなど体を動かしていたので、おっ、今日はやる気があるのかなと期待すると、驚いたことに別人かと思うような熱心さで指導を開始した。大きな声と身振りで手本を見せ、キッズに寄り添いきちんとアシストしているではないか。こりゃたまげた。

一緒に見ていたお父さんに、「あの先生がキッズをちゃんとサポートしてくれていないって、先週マネージメントに意見を述べたんですよ。今週は明らかにいいですよね」と話し掛けると、このお父さんも先々週代理ティーチャーが教えたときの方がずっとよかったと思っていたのだそうだ。おそらく俺たちの苦情でマネージャーがきちんと視察し、かなりこの先生は絞られたのだろう、まったく今週は現金なほどによくなっている。1人1人の時間を取りすぎて待ち時間が長くキッズが退屈しているという欠点はまだあるが、それはティーチャーとしての力量の不足で、現状では致し方ない。明らかにサボっていた先週までに比べたら、雲泥の差である。言ってみるものだ。

今日はとび箱、鉄棒の足抜きとメニューも新鮮で非常によろしい。アクティビティ間の移動も前ほどチンタラしてないし。萌も明らかに満足して戻ってきたのであった。

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