2022/08/20

【まとめ22年8月前半】新カメラLUMIX GX7 MarkII

「やっと気温が下がる」「Nobody Else」「バンドマネージャーの思い出」「自民党の実像にフォーカスが」「超望遠レンズのたのしみ」「孤独のカヨーテ」「伝説の地元カメラマン」「ミネカダ湿地の夏休み感」ほか

Twitterの写真もクリックで拡大できるようになりました(Twitterサーバーのjpgを直で開けるようソースを改造した :-)

■8月1日      ブレックファスト in Canada

サンデー、本日も酷暑34度、自転車も散歩も無理。奥様が朝ホカホカの「ショクパン」を焼いてくれた。BBCで見た milk bread がおいしそうだとレシピを調べると、日本では shokupan と呼ばれると書いてあったそう。そうなのか。食べるとほの甘くとてもリッチで、バターだけで超おいしい。これは日本でブームだという高級食パンなのではw pic.twitter.com/TDPEnWeGPe

昨日の朝は自作のボウルでシリアルをいただいた。かわいいなあマイボウル :-) シリアルは英国発の定番全粒粉Weetabixに甘いグラノーラをパラパラかけいただいている。市販シリアルはどれも甘すぎるのでWeetabixが好きなんだけど、やっぱり甘みが少しはほしい。 pic.twitter.com/3W10mQIPNr


■8月1日     BA5日本直撃

医療現場の疲弊を #ニュース7 で見ながら、BA5でいま日本は世界最悪の感染状況らしいと家族に話す。日本政府はワクチン以外なにもしてこなかったことを聞いてるので、「驚きではないわね」とため息と返事が返ってくる。

岸田総理は核非拡散会議に参加するとかで晴れやかな顔。「核のない世界を」と画面右肩に出ている。まるで「コロナと統一教会問題がない世界」の日本総理である。

第6波あたりから総理はもちろん、関係閣僚もフロントには出てこなくなった。岸田さんの何もしなさは安倍スガ政権にもまさるなと、このところ呆れる思いである。


■8月1日                  安倍元首相は何を残したか

#安倍元首相は何を残したか ゲスト2人は元内閣参与という身内の立場から産経的トーンで氏の功績を語り、政治学者は「こういう性格と信念だから物事を動かせた(だから議論にならなかったともいえるw)」と人柄を語り、何を残したかを評価する番組ではなかった。一種の追悼番組だったんだろう。NHKは呼ぶ人に色がつきすぎている。岩田明子解説委員を外せばいいってもんじゃない。

NHK #安倍元首相は何を残したか は安倍氏の負の遺産には森カケ桜以外一切触れなかったが、実際安倍政治の大弊害は経済倫理社会と枚挙にいとまがなく、1時間の番組じゃ収拾つかなくなるのでそうするしか仕方ないよなと思った。つまりアレはあまりやる意味ない番組でありました。 

国葬への賛成と政権支持率がどんどん落ちている。やはりじわじわと多くの人が、これは単に立派な政治家が民主主義に殉じたという事件ではなかったらしいぞと気づいてきてるんだろう。遅すぎたが、ここから国の立て直しを始めるしかない。


■8月2日        やっと気温が下がる

BCデイの休日、1週間ぶりに雲が出て気温が下がった。自転車乗ろう! ――うひょー雲と青空きもちいい、うひょー木陰よありがとうって感じです :-) pic.twitter.com/3O2X5Dkq4C

フンフンと走っていると、なにかを待ち受けるフォトグラファーたちと出会った。――鹿だ。こないだ俺が撮ったのと同じ若鹿だろう。そして俺は鹿を撮るカメラ野郎たちという、趣きある写真を今日は撮れました :-) pic.twitter.com/cmOYCypk6N

いやー最高とさらに1キロ進むとクマの親子連れが。うーん。まあ仕方がない、川まで行こうかと思ってたのだがここまでにしておこう。Uターンし、いつも憧れてる「軽井沢の別荘エリア」を見に行って、気持ちのよい10キロちょいのバイキングでありました。 pic.twitter.com/rbzxWBZHYx

2枚め、うちの町の一番山奥にあるこの家は、外からは見えない林の中にいくつも棟が連なる家の一部。憧れている。日本だと人里離れるとだいぶ安くなるんだけど、カナダは土地の広さと景色で値段が決まるので、庶民には買えない値段だと思われる。


■8月4日

ヒートウェーブが過ぎエアコンは必要ない気候になったが、30度オーバーの間はやはり実に助かった。41度が出た去年のような異常気象ではなくとも、暑く耐え難い熱波は毎年何度かはある。そういうときに頼っていた首の濡れ手ぬぐいや足を漬ける水タライの出番がなく、今年はラクだった。 pic.twitter.com/PZglUJ4Zfg

カナダの家はリビングから廊下への間仕切りがないので、のれんをかけエアカーテンとした。効果はあり涼風をリビング全体で感じられた。メーター読み28度で耐え難くなるので27度に設定しておけば、オンオフを繰り返し適温を維持してくれる。1度でも違うとほんと違うなと思った。 pic.twitter.com/gvBDnro3jR


例年通り1階から2階への冷気送風も併用していたが、ヒートウェーブまる1週となる日曜には家全体の冷気もほんとに尽きたようで、階下の義母さまが暑くてかなわないと上にきてエアコン前で夕方過ごしていた。これは異常気象の去年もなかった初めてのことであった。 pic.twitter.com/XuhqrD6YDr








■8月4日           「Nobody Else」 

高円寺のバイト先で誰かがカセットをかけていたこのアルバムは、強烈になつかしい。当時失恋も経験し、「Nobody Else」の喪失感にひたっていた。通り雨、すべてがあなたに見えてしまう。 

ある日通勤途中好きだったその子と吉祥寺駅でばったり会ってしまい、これはユーミンの歌だまいったなと思いながら、微笑みだけ交わし彼女は井の頭線、俺は中央線に向かった。会社のやさしい後輩が元気ないねとなぐさめてくれた。デザイナーのKさん、もしTwitterにいたら、あのときは本当にありがとう :-)

雨だ。なにかサーとノイズが聴こえると耳を澄ませ、雨かと気がついた。本降りは30日ぶりだ。ひと月の干ばつでピカの猫草もすっかり枯れてたことに昨日気がついて、今日また庭の芝を掘り起こし鉢に植えてやった。この雨で根付いたらまた食べられるよ、すまんすまん。 pic.twitter.com/KM6ths8yD3




■8月5日    蚊取り線香発見

ヒートウェーブが去り涼しくなった町であれこれ用足し。久々に図書館に行くと夏休みなので子供だらけだった。閉め切った部屋でノーマスクで朗読教室をやっていて、完全にコロナは明けたという光景だなと少したじろぐ。これでなぜBCにはBA5の大波がやってこないのだろう。ありがたいのだが不思議だ。 pic.twitter.com/3UwLOuTOSj

最近ドラッグストアその他どこで聞いても売り切れていたモスキートコイルが、意外や韓国スーパーにあった。穴場というか。小ぶり巻きで持続は4時間、お庭用とされている。ジョンソンかー、金鳥より効き目弱そうだなと思うのは偏見でしょうか。 pic.twitter.com/cvbUf8iNB8

今年は積雪が多く、ずっと冷夏で雪解け水が安定して豊富という蚊にとってはサイコーの夏だそうで、庭でフェンス直しとか作業してると蚊がすごいんである。今週末はこの竹フェンスの本固定、ジョンソン蚊取りで頑張ろう。 


■8月7日

BCは7月がいちばん暑いので、真夏のピークが去って雲がパラパラとあり涼しく、毎日夕暮れが美しい。午後9時ごろ。 pic.twitter.com/oaPQM48Spn


■8月7日         ツアーバスかよ

ロックバンドのツアーバスみたい
隣家に昨日来客があったのだが、バスのような巨大キャンピングカーでやってきて、そのまま昨夜路上で野営というか路営していた。そして朝また大きな談笑の声が聞こえてくる。友遠方よりきたるなんだろうな :-)

しかしいまさら思うが俺は多摩暮らし時代、友だちの家に泊まるたび路上駐車で切符を切られていた。東京という町は暮らしにくい。街場ならわかるが、住宅地路上に一晩くらい止めて誰に迷惑がかかるというのだろう。カナダなんかこんなバスみたいなキャンピングカー路上に停めて寝てんぞ、犬までいるぞw

■8月7日     蚊取り線香助かった

サタデー、こないだ買ってきたモスキートコイルを炊きながら竹フェンスの固定を行った。なつかしい匂い。この匂いが漂うあたりに、蚊は入ってきたくないだろう。実際効果はあり助かったが、喉がイガイガする。このデメリットがあるから蚊取りマットが普及したんだもんな。 pic.twitter.com/IXswxfkv2X


とにかく蚊の不安なく竹取り付け完了、ヨシ。こないだ新たに組んだ2×4材のフェンスフレームが、アリのハイウェイになっていた。ひっきりなしにセカセカと蟻が通っていく。虫助けをしたなと少しうれしい。後日「あのとき助けていただいたアリです」と、家の中をぞろぞろと蟻たちが…(ギャー!)。 pic.twitter.com/ozoJmzqO9P


■8月7日       カナダの公助

うちの町でいま、シングルマザー専用の公共アパートが建てられている。自治体の援助も入り賃料は抑えられ、建物内に託児所と診療所もできるそう。話を聞いただけで、それはいいアパートだなあとうれしくなるではないですか。 pic.twitter.com/dpabBVpzFU

子供が小学生の頃は、校庭で遊ぶ子供を待つ親同士で会話が弾むので、俺はユーコン出身でロックが好きだというシングルマザーのお母さんと仲良くなった。家庭の事情は聞かなかったが、苦労が伺われることはよくあった。どうしているかなあの一家とふと思い出す。

あれは完成予想図で、工事現場の前をよく通りますけどあんなファッショナブルな感じじゃないですw でも快適そうだし学校も近く、よいアパートになりそう。


■8月8日

朝寝室のドアが開くと、ピカがさっと入ってきて裏庭をチェックする。開いてる窓が大好きだ。 pic.twitter.com/yXIqpkOafE


■8月10日     長持ちバナナ

バナナは根本を濡らしておくと長持ちするとツイッターで読み、陶芸でデキがわるかったお椀をバナナ専用に格下げして試してみたら本当だった。食べ頃で買ってきてもう1週間経つが、まったく劣化しない驚異のフレッシュネス。暑い盛りなので水はときどき換えてやってます。 pic.twitter.com/uYF9cKNih8



■8月12日    バンドマネージャーの思い出

昔のバンドのマネージャーをやってくれた子は事故で若くして亡くなったのだが、その旦那さんが西荻で、イラストレーターだった彼女の筆名『月見猫』という名のバーをやってるのだと教わった。ドラマーが昨日行って、思い出とロック話に花が咲いたそう。 pic.twitter.com/WfT38PUnqj

ドラマーは #ストリートスライダーズ のTシャツで店を訪ねていた。――「しかし、すごい縁だったねえ。スライダーズライブの常連同士として知り合った女子高生と、こんなふうに彼女の人生最後まで併走することになるとは」。チャーミングな子だったよなあ。パンク4コマが面白くて。 pic.twitter.com/KopCmgOKGz


月見猫は近年子育てしながら社会運動に関わっていて、そういうマンガも面白かった。3枚目なんかすばらしい。ああ、うちでもこういうことがあったと胸が熱くなる。ノイズギター受け持ち凹のカルチャー紙『共犯新聞』に連載されていたのだが、もう読めないのが悲しい。kyouhanshinbun.web.fc2.com pic.twitter.com/bfNBP6gfz1


■8月12日      自民党の実像にフォーカスが

(反LGBT派の自民女性議員が役職についたというニュース)自民党には政務能力とは別に、思想が偏れば偏るほど速く出世できる極右ハイウェイや統一教会追越レーンがあるのだろうが、安倍さんが亡くなってもそこは変わらないのかという驚きがある。 

統一教会問題が明らかになり、感染者数過去最多も続き、岸田政権の支持率は落ちている。世論のほうは徐々に自民党の実像にフォーカス定まってきたのだ。もうやってる感じゃ済まされない。

もはやフォロワー5万の親政権インフルエンサーがこう書いても、RTが3桁いかない時代になったというのも、統計改ざんが再三ニュースとなり、世間のフォーカスが合ってきたことを示しているのだろう。「まだ定まっていない」とされる安倍政権の評価が始まったということだろう。



■8月12日     超望遠レンズのたのしみ

今夜はスーパームーンだよと娘に言われ超望遠FZ200で撮ってみると、思いもよらぬほど大きく撮れてしまった。うわすご! 600mmの2倍デジタルズームで1200mm相当(1/200s -1.66EV)。いやはや望遠レンズってすごい。2枚めは輝度差が難しいのでM4/3カメラで。 pic.twitter.com/pajnvSHGPx

FZ200はこないだの朝焼けもきれいに撮ってくれた。M4/3カメラは日常を撮る標準レンズがついてるので、こうして望遠専用のカメラがいつでもスタンバイしてくれてる環境は楽しい。お父さんカメラ多すぎと娘が笑っている。そうなんだよ楽しいんだw pic.twitter.com/n6X3yPjvik

ちなみにFZ200の前に買った750mm超望遠コンデジは、速攻で売れた。買った人は子供に使わせるそうで、そりゃあ喜ぶよと太鼓判を押してあげた。俺みたいなカメラ野郎にはレンズ解像度が足りなかったが、子供なら超遠くが写るだけで大喜びだと思う。さっきの朝焼けと同じ山がこのサイズだもん。 pic.twitter.com/7MU8yvTSTw


■8月13日     孤独のカヨーテ

近くのバードパークで初めてコヨーテを見た。カッコいい。こちらから目をそらさない。すごくハンサムな野生の犬だ。 pic.twitter.com/Vmccwyj9eA

コヨーテは野山でフラフラしているのを見かけることはたまにあるが、こうしてじっとしているのは初めて見た。山で見かけても警戒心がつよく、人が視界にいるあいだは目を離さない。ここは島なので、水を泳いで渡ったのだろう。鳥や小動物を狙ってるのだろうか。 

真夏のピークが去って、夕方は快適そのものなので鳥たちも帰ってきていた。雨は依然として降らないので、水草が水面に顔を出すほど水が浅い。 pic.twitter.com/7AEbLqj0N6

しかし今年は7月までずっと寒い夏だったので、この快適な季節があまりにも短く、もう夏の終わりという感が強くて寂しいと話しながら歩く。日が落ちるのも早くなって、雲からきれいに光芒が差していた。 pic.twitter.com/WSwIkcMkNl


■8月14日    ドライブ・マイ・カー

ウォウ、歌もアレンジも楽器演奏もすばらしい。プレイヤーがノリにノッてドライブが止まらなっちゃう曲ももちろん素晴らしい!

■8月14日     新カメラGX7mk2

3年ぶりのファミリーパーティ。パンデミックが始まった頃生まれた親戚の赤ちゃんが、もう歩きペラペラ喋ってるので驚いた。子育て大変だったんじゃないのと同情するが、子育てはきっといつでも大変だよ、子供の方はパンデミックもノーマルも区別ないからすくすく育っているよとのこと。なるほど。

カメラは新カメラLUMIX GX7 MarkII実は主力機OM-D E-M10が先日壊れ、買い替えての初仕事となった。


(詳細カメラリポート)【カメラ日記】LUMIX GX7mk2に移行: 土曜日、 3年ぶりのファミリーパーティ があった。90歳となったグランマのバースデイパーティである。ひ孫たちにハッピーバースデイとぎゅっと抱きつかれ、ポキポキと骨が折れてしまいそうでしたグランマ(笑)。


■8月14日                伝説の地元カメラマン

昨日俺が見たコヨーテが、あの島の縄張りを巡りクマと戦うというすごい写真を、この沼の主であるローカル写真家ネス氏がFacebookに投稿していた。すごい! pic.twitter.com/fJdiaiStIM

今日の散歩でコヨーテは見れなかったのだが、鳥を撮っているカメラマンが。話しかけると「こないだあの島でクマとコヨーテがさ…」「――Oh my God, ARE YOU MISTER NESS?!」「Yes, I am Bryan Ness」。――俺は憧れのスター写真家に会ってしまった!www pic.twitter.com/Kvm6ziJzaX

「いつも写真見てますよ、ファンなんです、コヨーテはあの島に住んでるの? クマを追い払おうとしてるように見えたけど! レンズは何ミリなんですか!」と超早口で話しかけてしまう俺。その間に頭上を鳥の群れが飛び越え、貴重な着水シャッターチャンスを逃してしまったすいませんw イヤ楽しかった :-) pic.twitter.com/zgynLcKNSw

クマとコヨーテは、あのハンサムコヨーテが侵入したクマに「出てってよー」とちょっかい出してはぐわーと威嚇され逃げるという応酬をやってたそうだ。ネス氏のレンズは意外と短く600mm。フルサイズなのでクロップしても画質は足り、1200mm相当でポストしてるそう。なるほどー。


■8月15日         ミネカダ湿地の夏休み

爽やかな日曜日25度、自転車と徒歩でミネカダ湿地へ行ってきた。ああ、ここにくると夏休みフィーリングになるな。気持ちいい。日陰でのんびりしたいが、そういう場所はないのが残念。 pic.twitter.com/jUySQYZkRA

自転車のときはラフに扱うので大切なメインカメラは持って行かず、生き物たちも撮りたいのでカメラは望遠LUMIX FZ200で。あの丸太の上に亀がいるような気がするが、600mmでも遠すぎて写らない。遊歩道をテクテク歩き、一番近づける横から撮ってみた。やっぱりいたいた、カモとカメ。 pic.twitter.com/dTxLxcHvuF

ここまで来たら彼方に見える中洲の遊歩道まで歩きたくなって、久々に丘を超え歩く。道はプチ山登りとなる。ハアハア。高いところから見渡す沼地がまた気持ちいい。FZ200はセンサー小さいのだがレンズがとてもよくて、特に中距離90-300mmでいい画が出てくる(下の見下ろす2枚がそう)広角端25mmあたりはやや描写が弱い(サインを撮ったやつとか)。鳥たちを撮る超望遠域は、ブレずにしっかり写るだけでえらい。 pic.twitter.com/ygx0e5ZRrw

出たー上沼。はーと自撮りをして満足して帰る。俺と同じポイントでカメの写真を撮ってるカメラ野郎たちもあとで見かけ微笑ましかった。自分の自転車が待つところへ戻ると達成感がある。しかしいつもの15ロにハイキング数キロも足され、脚がガタガタだ。 pic.twitter.com/0JDlWzp486