2022/11/04

【まとめ22年10月後半】娘のラブリー落書き

「AIやめろ」「ああ工藤」「舞い上がるのだろうか」「実朝へのシンパシー」「晴れてくれたハロウィン」

 ■10月16日              馬と猫とガールズ

サタデー自転車。なんと気温は26度、陽なたは暑い。今年のBCは異常気象だ。馬を散歩させる乗馬クラブのガールズと、厩舎からずっとついてきてしまったという猫に道で出会った。バカねえあんた、厩舎へお帰りと猫は言われていた。何がしたいのか、ニャアニャアと付かず離れずついていく猫 :-)

川沿いは自転車だらけ、10月なのにまるで爽やかな夏だ。うちの町は平坦で自転車乗りには暮らしやすい町で、自転車ロードが充実している。一部歩道は幅広く、自転車とシェアするようになっている。スピードを出すスポーツ車は自発的に車道を走るけど。 


■10月19日                     もう暗くなってきた

朝7時、まだ真っ暗だ。ゴミを出しに行くと通りをコヨーテが駆けていった。 

こんな暗いのは秋の日の出の遅さと、霧と山火事の煙のトリプル効果である。カナダでは来年からデイライト・セービングタイムが廃止されるのだが、夏冬時間のどっちに固定されるのだろう。朝真っ暗を選ぶか、夕暮れ真っ暗を選ぶかのどちらかしかないのだが。

朝真っ暗だと仕事に行く気がせず鬱だ派と、夕暮れ真っ暗だと帰宅時わが人生仕事だけかと鬱だ派に国論割れてる(てた)んですよねw


■10月20日

先日地方選挙があったのだが、わが市は保守の現職が強くリベラルが弱かったと昨日娘と話していて、「私はマムやキミや家族友人を通してカナダを見てるからカナダはすごくリベラルだと思ってるけど、現実はそうでもないんだろうね」と話した。「そうだよ、右派やトンデモなアンチワクチンも多いよ」。 

「だけど私はステーツとか見ると、カナダに生まれて政治的にはラッキーだと思う」「そうだよね。トルドーなんかちょうど真ん中だもんね」。日本も左右保守革新考えが入り混じり政策が真ん中くらいになればいいのに、そうなっていないと思う。

■10月20日               AIやめろwww

近年TV/ネット業者のアンサーが音声認識になり、「How can I help you?」と尋ねこちらの返答を待つ。つまり番号でつなぐ先を選べず、用件を的確に発語しないと先に進めないのだ。咄嗟に文章など思いつかんし、英検テストかと腹が立つ。そんな端からなんでもAIにしたら手間が増すだろ :-(

今日は「あー……contract(契約)」「わかりません」「あー……(this is so stupid and annoying)……renewing my plan?(契約更新)」「わかりません」とそこで引っかかり、3度目くらいでしょうがねえな英語できねえガイジンはという感じでAIが普通の番号選択肢を出してきた。最初から出せ!www

ようやくつながった人間係員と長時間話し、ようやく用件が完了。カナダのサービスは話せば大抵のことは顧客要望重視で解決するが、間違いがしばしば起きるし、こうして徹底的に話さないと解決しないので疲れるのだ。ふー。とりあえずAIやめろ!


■10月22日              ああ工藤

ああ工藤。2016年バンクーバーで負った怪我が関係あるのだろうかと、あの試合を見ていた者としては考えてしまう。帰国したあとも、ずっと気にしてたんだよ工藤。

バンクーバー在籍時、高いバウンスボールでなく低く速いパスをくれればクドーは違いを作れるといい続けた自分のツイート群を、こないだ読み返してしまった。Whitecapsサポはいい人が多く、何もできなかった工藤と俺に優しかった。せめて一度、彼らに工藤らしいゴールを見せてやりたかった。

エルゴラの工藤追悼号を今読んだのだが、コメントを述べている、柏がACLで大活躍していたあの時代の選手のみなに思い出があり、彼らが今いるチームも知れしみじみとする。カクカクしたネット中継でカナダから見ていた、あのレイソルの時代という青春映画のエピローグのようだ。それは美しい記憶だよ、工藤壮人。


■10月24日                  乾いていく北条義時

#鎌倉殿の13人 数日前、男も性愛を別にした親密さを持つことが必要だと米芸人が訴えていたが、鎌倉殿とお妃の仲睦まじさがそれだなあと思った。ラブリーな。和田への友愛もそうである。そしてそうしたものがからっきしなくなって、カラカラに乾いている義時よ。どうしたんだお前。

あの乾ききった義時にワガママジュリエットな妻はお似合いだが、わざわざああいう人が描かれているということは、彼女が意外や義時を人の世に引っ張り戻してくれる役割を担ったりしないだろうかと期待してしまう。

■10月25日

この秋はじめての本格的な雨となった。交差点で消防車と並んだ。この雨で山火事のリスクも減って、一安心なことでしょう。お疲れさまです。 pic.twitter.com/Gy4Bq7MnWK


■10月26日             娘の落書き

娘がノートに落書きばかりしてるというので見せてもらったら、超カワイイ。スヌーピーの登場人物みたいだしサイケだし。今のカナダ中高生でこういうアイビーなかわいらしい服装の女子はいないな :-) 

これは自画像だと思う(左)。物思いにふけっている。谷岡ヤスジみたいなニワトリもいる。右は本人とM母さん、似てる(笑)。すばらしい、私はこういう線がくっきりした絵がすごい好きなんだよ、私が好きだったマンガ家のギャグタッチのコマに似ているよホラと、ファンだった耕野裕子のマンガを見せたりした。

ムスメがロック好きなのは幼少時から聴かせた自分の影響だと思うけど、好きな絵柄が似てるのも育ちと関係あるのかなあ。幼少時耕野裕子を読み聞かせたことは、あったかもしれないが覚えてないと思う。


■10月28日                    希望のない国ジャパン

ラジオで「英国の新首相は難しい経済のやりくりを迫られている」という話を聞くと、日本以外の国は真剣にデリケートな政治の話をしてるなあと思う。自民日本の政治風景からは、雑駁なスキャンダルと言い逃れと国民負担増の話しか聞こえてこない。希望ないわ。

日本の母に電話すると、貧しい国になってしまったなあとため息が出る。税収と物価が上がりつつ、国民年収は減るので年金も減る。国民のお金はアメリカの兵器産業や国内五輪村産業に吸われて消える。母はもう自民党に投票してないが、将来を心配しながら暮らしている。

■10月28日                  BCらしい秋

ストーム、毎日シトシト降る雨と強い風、BCらしい秋がやってきた(うれしくはない)。 pic.twitter.com/Wc0GLjc1KK

大雨警報が出てたので昼間のうちに排水ポンプのチェックはしておいたが、夜雨脚が強くなると雨樋があふれた。まめに掃除しているが、常時落ち葉がたまってるので追いつかないのよね。トホホと雨合羽を着込んで脚立に登り、濡れながら葉っぱをほじくり出すのである。 pic.twitter.com/K4NhzAIXU7


■10月29日               舞い上がるのだろうか

#舞いあがれ は静かに見ているが、舞が今のところ当たり柔らかでおずおずしてる感じが気になっている。走るときも横に腕振る振り袖走り :-) やりたいことは主張しろと祖母に言われ吹っ切れたという前段があったのに、大人になってもこんな感じなのか。それとも来週からスポ根ものとなり変わるのかな。 

スポーツ&サークル青春モノとして勢いあるけれど、ヒロインがあまり運動系の才能なさそうなのと、過剰な心配性だった親や利己的少年性を残す兄という前置きがよくわからない。サークル面々も図式的で、まだよくわからないという感じです。自転車屋キャッキャが個人的によかったw


■10月30日

新たに仕組みを作らず大きなコストを掛けず国民を均等に援助できるのが消費減税だとどなたか経済学者がも言ってました。逆に「新たに仕組みを作りコストを掛けることで援助したいところを選べる」のが、自民党の経済政策ですね。いつもいつも。

■10月30日             バンクーバーのパフィー

今日はムスメがパフィーを聴いている。「キミがまだベイビーだった頃、パフィーは北米ツアーをやってバンクーバーに来たんだよ。すご腕のバンドを率いて、ロックのミューズ感すごかったよ」と写真を見せてやった。2002年か。#Puffy 

当時の感想『#Puffy (奥田民生)の音楽は好きだったのだが、あの二人は明るくかわいい程度の認識しかなかったので、そのライブアクトの圧倒的な魅力にはけっこう驚いた。アミさんは歌一筋ど根性娘という感じ。そしてユミさんの、歌に合わせ宙を漂う腕と手が本当に美しい』 

■10月30日

本日もハードレイン。玄関先に水がたまっている。明日ハロウィンなので例年今日飾り付けをするのだが、ずっと雨で作業ができない。近所の家々も同様まだ飾りが出ておらず、こんな年は珍しい。明日夕方前に玄関周りだけでもやるか。 


■10月30日                        実朝へのシンパシー

#鎌倉殿の13人 腹を立ててもキレたことはない義時がすごろくの盤を払いのけ、人の腹を読んだことのない和田が三浦内通を見抜き大江殿が剣客無双と、意外さで彩られた和田の最期だった。そして最後の驚きは、実朝が義時の頭越しに世を平定すると決意したことである。その心境はこちらに伝わっている。


■10月31日              晴れてくれたハロウィン

ハロウィン当日、晴れた。昨日の雨から奇跡的に感じ、おおと声が出る。昔からハロウィン当日は秋雨がやむ特異日という印象で、コスチュームを着た子供らがずぶ濡れになったのは娘の子供時代一度くらいしか記憶がない。夜までこのまま持ってほしい。(写真はドロドロフィルタかかってます) 


子供たちが夜通るドライブウェイが滑らぬよう落ち葉かきをするも、ついさっきまで降ってたので濡れ落ち葉が剥がれない。このままなら午後には乾くから待つか。ふー。やっぱりハロウィンは子供ら最大のお祭りなので、安全に盛り上げてあげたいのである。




よし、できた。赤毛のどくろは娘の仮装引き出しにあったカツラを流用した今年の新作であります。夜はランタンに明かりが灯る。なかなかいいんじゃないかな。 pic.twitter.com/PVA11eID3X

■10月31日

ハロウィン始まっております。うちの出迎えはけっこう怖そう。まだ薄明るい時間はリトルキッズ中心、カワイイ(*´ω`*) 

8時、通りに人影がなくなった。花火が遠くで鳴り響き、今年も終わりかな。本日のチャンピオンは暗くなる直前に来た、真四角な自動販売機ガールだった。ちゃんと透明なウィンドウが前面についていて、中に商品入ってました。すばらしかった。本当に晴れてよかった :-) 


2 件のコメント:

  1. 娘さんの落書き!衝撃だった。ああー実物が欲しい!!!

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    1. ああいうノートを見ると、自分ももう一度学生をやり、手書きのノートを使いたいなあと思いますねー🙂

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