2025/12/03

【まとめ25年11月前半】友だちなんか作るわけねえ(ひらやすみ)

「広告代理店型政治の再来」「森七菜のうれしい驚き」「秋のワクチン」「井の頭線の火事と俺たちの旅」「紅葉と広角レンズ」「ピカの病気」「おトキのシャウト(ばけばけ)」

■11月2日        広告代理店型政治の再来

無事に帰宅。カナダは秋が深く深く深まっていた。レインクーバーと呼ばれる雨季の真っ只中だ。

俺が日本にいる間に新首相が決まり、どんどんと軽薄に政治行事が進んでいた。高市さんは対米と対中とのイベントを使い、「イケイケで明るく強い政権」というイメージを打ち上げた。トランプに媚びて富を失うのは国民だとニュースが説明しない国で、広告代理店型政治がまた始まったんだなと思った。政治もメディアも国民を守ってはくれないのである。

高市さんが「北朝鮮首脳との会談を求めている」と声明を出したのも、同じイメージキャンペーンの一環という印象を受ける。あらゆる犯罪被害の中で、北朝鮮拉致被害だけがなぜ特別に国策支援され続けるのかの理由を、就任早々の高市首相の行動が示している。 

■11月4日                森七菜のうれしい驚き

#ひらやすみ あの垢抜けない、しかし若さゆえのわがままジュリエットな魅力を発散してる子は森七菜なんだ! 気が付かなかった、知らないいい役者が出てきたなと思った。朝ドラ後華々しいスター女優路線に行ったのかと思ってたが、こんな味わいを持っていたとはうれしい驚き。

#ひらやすみ ②武蔵美だー。友だちがいたよ。◇明らかにいい子なんだけどなにか周りと噛み合えないなつみには、誰もがシンパシー感じそう。酔いつぶれてるのは吉祥寺のガード下だ。うちの娘も東京の大学生だったら、あんな風だったろう。その彼女に対する年上の従兄弟ヒロトのあしらい方もいいよね。


■11月6日                  秋のワクチン

【本年度のコロナとインフルワクチン】を打ってきた。帰国後予約を入れ即日である。永年無料だし、ありがたい。

注射後副反応が起きないよう車で10分待機していて、「予約なし飛び入りでCovidワクチン打てるよ」とサインが出ていることに気づく。予約もいらないのか。すごいねえカナダの保健システムの親切さ。岸田以降の日本よ…。 

秋のBCは天気が悪くあまり写真を撮れないのだが、帰国後初めてLUMIX GF10を持ち出した。やはりGX7mk2と同じチューニングで秋の色、茜色がきれいに出るなーと感じる。(Yongnuo 42.5mm) 

 

モールでは、最近入手したOLYMPUSワイドコンバーターを試してみた。程よい広さで周辺劣化なく、予想以上によく撮れる。これはいいわ。(LUMIX GF10+MZ14-42mm IIR+FCON-P01) 

 

夏前に買った魚眼Rokinon 7.5mmは写りはいいのだが、強烈な歪みとMFで使い所が限られ、東京自撮りでは失敗フォトも多かった。FCON-P01はズームも使え、MZ1442の写りそのままにAFで自在に使え汎用性が高い。14mmで10mm相当、この2枚は25mmで17mm相当となる。非常にイイ。

■11月7日             友だちなんか作るわけねえ

#ひらやすみ グダグダした歩き方に現れてた通り紆余曲折あって、なつみに初めての友だちが。めちゃめちゃいいなこのドラマ。「大学くだらねえ、ここで友だちなんか作るわけねえ」と思っていた4月が俺にもありました。忘れていたよ。世界中の新入生が幸せになってほしい。 

#ひらやすみ 森七菜、「ヒロ兄早くして!」の不機嫌な声と顔がたまらなくイイですね。吉岡里帆も釣瓶のやさしい娘役なんかより、エスカレータでカリカリしてる勤め人のほうが全然いいな。吉岡里帆は気立てが良さげなので、おじさんがビールを飲む相手をさせられてる感じの役が多いですよね。森七菜なつみ同様わがままジュリエットな彼女をここで見てみたい。


■11月7日                   のれんに腕押し石破さん

#ゴールデンラジオ で #大竹まこと が石破前総理に、「支持率は最後38%でしたね。百人いたら38人が、日米地位協定改定など言ってたことをやってほしいと今も願っているんですよ!」と力説していて感動した。石破さんはまずは党内でまとめないとネ、といつも通り。頭はいいが胆力はない。そんな人だから何も動かなかったのね😔 かなりガッカリさせられた。


■11月8日                      高市支持8割

永作博美が「性別格差の時代に、負けずに生き延びて」と新首相を称えていた。常に性差別、格差をつける側にいた右派政治家が、女性首相となるとこんな勘違いを託され人気を博してしまう、政治音痴日本人の象徴のようなポエムであった。

高市新総理支持率8割と聞いた娘が驚いてホワイと聞くので(――たびたび物議を醸してきた人物という海外報道から見ればその半分くらいという印象になるのかも――)、日本は政治家がどういう人なのかという、差し障りのある部分を報道しないからと答えると呆れていた。

高市さんのツイート、かつては武張ったイキリものしか見たことがなかったが、首相就任後「女性宰相ならではの細やかさ」ツイが盛んにRTされてくる。実は文才あるんだなと再認識したが、やはり女性であることを使ったPR戦略感はあるなと感じる。巧妙な。 

■11月9日                   井の頭線の火事と「俺たちの旅」

井の頭線の火事、「俺たちの旅」で有名なガード下…の真横だ。工事現場からの発火だという。先週通ったときにパイロンが写っていた。思いもよらぬことが起きるもの。

あ、#Tver に「俺たちの旅」入ってた! 見よう。NHKプラスのクソアップデートのせいで見るものからっきしなくなっちゃったもんな!(八つ当たり)

グズ六と身に余るほど美人な恋人紀子さんは記憶通りだったが、オメダがこれほどセリフ棒読みで、カースケがあれほど好色で粗暴な男だったとはw 時代を感じるなあ。金沢みどり美しい。

#Tver #俺たちの旅 2話は全面井の頭公園が舞台だった。なつかしい。公園の坂を登ると世田谷岡本の坂につながっていたのか。子供の頃は知らなかったし、井の頭に住んでた90年頃はドラマの風景など覚えていなかった。去年井の頭公園駅に住んだ娘に駅を見せると感動してた。50年前の君の駅だよ。



■11月10日                紅葉と広角レンズ

【サンデー】奥様と帰国後初の散歩。先週は帰国直後でエネルギーなく行けなかった。隣町の公園の池にはマスが放たれてるそうで、子供らとアジアおじさんがずらりと並ぶ釣り堀になっていた。はは、竿林立。


カメラはLUMIX GF10にMZ1442+広角コンバーター。奥様の頭上に広がる紅葉が美しく撮れた。これはなんの木だろう、横枝が何mも広がって美しい。


いい写りだなあ広角コンバーター。中古でわずか30ドルだが、さすがはOLYMPUS純正である。

この隣町コキットラムの市民スポーツ公園で、2001年サッカーカナダ代表が合宿をしたことがある。ちょうどそのとき俺は日本のスポーツサイトから「コンフェデレーションズカップで日本と当たるカナダ代表チームについて」と記事を頼まれてたので、日本のネット媒体記者としてカナダサッカー協会に取材を申し込んだのだ。当時カナダ代表の試合を見てなにか書いてる日本人など俺だけだったので、取材OKならサイトから正式に記者証をもらえることになっていた。

残念ですが練習は非公開ですと返答が来たのだが、だいそれたことをしたものだと思う🙂 


■11月12日              大地の子

NHKニュースで、#大地の子 の仲代達矢のシーンがいくつか流れていました。あのビデオテープは当時、バンクーバーの日系コミュニティで回覧されていたのです。仲代達矢と中国のお父さんのどちらにもホント泣かされますよというコメント付きで。二国の関係はその後だいぶ変わってしまったけれど。

高市政権が「台湾発言取り消さない」と意地を張ってるのは、今はもうみな忘れかけてる杉田水脈の「歴史戦」とそっくりだ。今度は言論だけのことでは済まなくなってしまう。

あの台湾発言は、「新総理も平和国家の原則は崩さないですよね」と野党が釘を刺そうとしたら、ブチブチと何本も釘を飛ばされてしまった形である。バカすぎる。

#ゴールデンラジオ 元外交官田中均氏の言葉には頷くしかなかかった。「自由で開かれた貿易などかなぐり捨てたトランプべったりで、日本に国益があるはずがない。防衛費など抑止力にならない。中国と米国の両方にテコを持つ外交が必要なのに、日本は常に米の意のままなので、結果としてどちらからも意向と国益を無視されている」。


■11月13日              ピカの病気

健康優良だったピカが初の病気になってしまい(オシッコが出にくくなるあれ)、お医者に行ってきた。

病気の猫を世話していると、娘が赤ちゃんだったときを強く思い出す。小さなモノ言わぬものたちのどこがどうよくないのかと気をもんで、薬を飲ませることに超苦労して。まったくおんなじだな。

薬は効いて、痛みはなくなっている。これから食餌を変えていかなければならない。


■11月14日                    おトキのシャウト

#ばけばけ もつれにもつれた感情の糸をほぐすのは、やはり裂帛のシャウトなのだ。全部違うけん! そんなこと言ってる場合か三之丞死ぬるぞ! いや毎日難儀なことばかりだが、ほっとしました。そしてシジミサンから武士娘へと、トキは華麗に変身したのだった。あれはヘブン惚れる。

オジジ様のいつもの仕草が松野家のたかまりきったテンションをくす玉のように割って、それがきりりとエンディングで像を結ぶというねー。すばらしい流れでした。 

三之丞は、誰しも抱きがちな他責の心の結晶のような弟ですね。「頂戴いたします」からが彼のスタートなんだろうな。 


■11月14日                   日本で買ってきたカメラを使うヒマがない

帰国後たまっていた仕事と猫の病気で忙しく、日本で買ったLUMIX GF10とOLYMPUS 30mmマクロを使う機会があまりない。なので家で小物を撮ったりして遊んでいる。なんというかLUMIX 20mmを使うときも思うが、マクロレンズは見たまんま恐ろしく忠実に撮れるレンズだなー。俺の料理メモが裸眼で見たように撮れちゃう。簡単に。

こういう意味なく近すぎるショットがやっぱりやたらと気持ちいいなマクロレンズw フォーカスも早くて何でも撮れるね。ハミングバードも撮れた。これがスッポ抜けなかったのはLUMIXのDFDフォーカスならでは。GF10 + Macro30mm F3.5 


雨の合間にクイック散歩。雲の中から裏山がにょきっと現れきれいだった。山肌が白く見えたが、まだ雪は降っていない。夏の間干上がっていた池が水を満々とたたえ、鳥たちが快適そうでなによりだ。すごく数が増えている。GF10 + Yongnuo25mm