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■07/04/17(火) □ ジブリ・ソングブック
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萌は風邪が治り学校へ。昨日に続き雨なので俺とMは掃除。先生が日本から帰ってきたので久しぶりにピアノ、ついでにシーモンキー(ブラインシュリンプ)の卵をゲットと、いろいろ生産的な一日であった。
ピアノのMK先生が、お願いしておいたジブリのピアノブックを買ってきてくださり、今後萌はベーシックスだけではなく念願のジブリソングを教えてもらえることになった。初心者用に簡略化されたアレンジを先生がさらに簡単にアレンジしてくださるそうで、試しに弾いてもらうと俺の耳コピーでは絶対にとれなかったえもいわれぬ和音が左手に入っており感激。やっ・た。
夜、シーモンキーの卵を投入。萌が一振りで入れすぎたような気がする。水の温度が低すぎるかもしれないが(室温マイナス数度で18度くらいか)、卵は$5で事実上無限にあるので、何度でも試してみよう。
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■07/04/18(水) □ カラテ3回目
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カラテ3回目:今日は皆が型を披露した。LSなど数人を除き、みな競技に出たことがあるらしい。実際あの兄弟の1人などは相当に達者で、次の色の帯をもらえるレベルにあるんじゃないだろうか。萌はすでにハードさには慣れたらしく、最初から最後まで楽しく練習した。実際このカラテクラスは予想外にいい。毎回新たな技が学べて楽しさ一杯だし、突きや蹴りのバランスが目に見えてよくなっている。
先生が萌につきっきりで、クラスのペースが大きく落ちてるのが相変わらず気になるのでそう先生にいうと、「いやいや、この連中もみな最初は同じようにつきっきりで教えてもらっていたんだよ。みんなそういうものだとわかってるさ、心配するな」とのことだった。あーなるほど、だったらいいですね。
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■07/04/19(木) □ シーモンキー孵化!
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シーモンキーが孵化し始めた。卵投入後24時間経った昨夜すでに数匹いるなと思ったが、今日水槽に日が差して温度が上がったおかげか、すでに数百匹孵化している。投入した量が全部孵化すると水槽の酸素が足りなくなりそうなので、この程度でとどまってくれてもよいのだが。子供のとき以来30年以上ぶりに見たが、ピコピコと泳いでいてやっぱかわいいぜ :-)。
シーモンキー用にエアストーンも購入したが、ポンプは予算を大幅に超えていた。全部ひっくるめ子供の小遣い内で完成せねば面白くないので、ここは工夫でカバー。
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■07/04/20(金) □ シーモンキー大量孵化
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シーモンキーは日が当たって水温が上がったのが効いたか、なんと投入ほぼ全数の卵が孵化してしまった。適正数は不明だが、検索によれば、親まで成育させるには「30-40 匹/リットルくらいが上限」という経験則が見つかり、途中での自然淘汰を考えてうちの 1.5L で上限は 100 から 200 あたりだろう。なんとかせねばならない。うーむ。
とりあえずエサと水質の問題が発生するのはまだ数日先なので、空気だけは不足せぬようにとエアストーンで空気を送り込む。しかしこういうのは楽しい努力だ。ちまちまと泳ぐシーモンキーを見てると和むしな。一日のうち何度もキッチンに行って眺めてしまう。
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■07/04/21(土) □ シーモンキー水交換
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シーモンキー3日目:昨夜から急速にシーモンキーの活性度が下がってきて、いよいよ過密で空気が足りずこのままでは全滅という感じになってきた。水換えを行うべきか。しかし水換え自体が幼生にはストレスだろうしなあ。
いろいろ考え、水を生体ごと別容器に移し、底のゴミや孵化しなかった卵などを捨てて水槽をよく洗い、水を戻す。ゴミにまぎれて底のほうにいたであろう生体は、どうすることもできないので合掌 (=_=)。これで水質と酸素環境はだいぶ改善したはずだ。
すでに生まれて3日目でケムンパス的形態がよくわかるほど育ってきているやつも多いので、今夜からえさを少々与えてみたい。育成に燃えてるのは俺だけで萌は孵化以後はぜんぜん興味をなくしているが、エサをやるなど関わりあればまたペット的興味も湧くだろう。ためしにエサを少量与えてみると、食べているような様子も伺える。推定300匹は素晴らしく元気で、これはいけそうな感じ高し。子供の頃は1週間/1mm 以上には育てられなかったが、情報の揃った現在なら大人にできるのではないか。体の形がわかる数 mm にでも達してくれたらめちゃくちゃうれしい。
シーモンキーの記事を昨夜いろいろと読んだが、藻(植物プランクトン)を発生させて自律環境にしてやるのがベストらしい。つまり循環系を完成させ水換えもエサやりもいらない小宇宙的アクエリアムにするのが一番長生きさせられるのだそうだ。藻の発生といっても塩水ゆえ放っておいては発生しないわけで、サンゴ砂とか植物プランクトン溶液が必要らしい。
しかしサンゴ砂はともかく、植物プランクトン溶液なんて微妙なものがカナダで売ってるのか不明だ。実際近所の巨大ペットセンターにこないだ行ってみたが、実に大雑把な品揃えだったからな。他の巨大スーパーと同じで、一番売れ筋の品が山ほど積まれているだけで、選択の余地がない。シーモンキー関連製品がゼロだったのは仕方がないにしても、小型エアポンプやスポイトさえ売ってなかったのには呆れたぜ。日本みたいに細かい製品は売ってないのがカナダです。
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■07/04/24(火) □ ピアノで「ハウル」
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シーモンキーは終日みな素晴らしく元気で、泳ぎ方もみな速くダイナミックになっている。こうした成長をひしひしと感じる快調さはすでに子供の頃の限界は突破してるなと思う。こうしていい調子であるときは手を出さないのが鉄則らしいのだが、なにしろ数が多く活動量が激しいので栄養と水質(酸素)が心配で、エサをやりフレッシュな水を 500cc 足してやる。現在 1 mm は超えた。早く数 mm になって俺を安心させてくれ。
萌ピアノはついに「ハウル」を習い始める。まだ右手だけだが、指使いも習うので、自己流で音だけ拾うのとは習得度が違う。よしよし。
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■07/04/25(水) □ 健全な精神はカラテで
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カラテ:今日は前半はブロック&アタックのコンビネーション、後半はスパーリングだった。萌は当然スパーリングはできないので別メニューで型を教わる。次のクラスの紫ベルトの子が2人、先生にいわれて師範代として萌に型を教えてくれたのだが、この2人が実にいい子で、泣ける。小学生くらいで小さな子に親切な子供というのは実はなかなかいないので、やはり健全な精神はカラテで研ぎ澄まされた健全な体に宿るのかもしれない。素晴らしい。
しかし萌のクラスで最もレベルの高い白帯に横線3本の子らとこの紫ベルトの子とでは、技の切れが歴然と違うので驚いてしまう。紫ベルトの子はもう先生と同じ角度とバランスがぶれずに横蹴りができるのである。かっこいい。惚れ惚れする。白帯横線の子たちはスパーリングが始まると、体が引けて型をさっぱり忘れ見栄えのしない横カカト蹴りになってしまうのだが、紫ベルトの子たちのスパーリングも一度見てみたい。
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