2008/01/20

日記「独学ワンダーピアノ」

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■08/01/11(金) □ 虫歯問題
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 ◆10:54 歯医者で定例のクリーニング&チェック。万全なわけではないが特に危急の虫歯はないだろうと思っていたが、左奥歯のブリッジ下の歯根がヤバイとXレイ写真で言われた。最近ガムを噛みすぎて歯にきていてヤバイと思っていたが、やはりそれで痛みを感じていたわけである。うーむ。気が重い。Mは保険でカバーできるというが。....まあしかしこの左奥歯はいずれケアが必要なのは予想していたので(府中の名医H先生も、これはどうしようもないという状態であった)、年貢のおさめどきか...。

その後SFUに行き飯。SFUは人里離れた山の上で場所が悪すぎるのだが、あちこち歩いてみると広大ですごい学園である。ところによりツタがからまり、ラピュタのような趣がある。Mはここに所属してもう10年だが、いつかここでフルタイムの仕事をもらえるのだろうか。萌はこのすごい学校がマミーの学校なのだということに、誇りを感じているようでご機嫌であった。

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■08/01/12(土) □ 独学ピアノ
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 休日、萌とピアノをやろうとしているのだが、萌がまるで集中力のない日で何をやってもうまくいかない。しかしこうして譜面の課題をやらせようとするとうまくいかないが、クリスマス前くらいから萌は一人でキーボードをガンガン弾いている。学校で耳にしたクリスマス関連の歌やFF9の曲などを、左手でベースとコードを探しながら弾いている。

 もともと耳で音を取る力は俺を完全にしのいでいるし、左手も1年間のレッスンのおかげでかなり(こんがらがらずに)弾けるので、萌は独学で歌用ピアノは成就してしまうのかもしれない。別にクラシックの名手になってほしいわけじゃないので(※)、これでいいのかもしれない。
(※)本人現在はミュージシャンよりも少女マンガ家か、「こち亀」のレイコの姿をした中川君(←「自分の会社でなんでも作れるからすごい!」)になりたいそうです。

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■08/01/19(土) □ 萌の独学ワンダーピアノ
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 風邪をひいた。昨夜鼻水がドドドと出てきて、起きたらのどが痛く完全に風邪。萌にうつさないようにとマスクをして静かに過ごす。

 萌の独学ピアノは本当にうまくいっていて、今日は「ナウシカ」と「ハウル」のベースラインを適当に左手で探しつつ、それっぽく弾いてしまった。どっちも半音(黒鍵)が入りまくる曲なのに、驚きである。俺が弾いた「レットイットビー」も真似していたので、「これはキーがCだからさ、Cの曲は白鍵をこうして(2音ずつ離して)弾くだけでコードが全部弾けるから、こういう感じで弾きながら右手でメロディを弾けば弾けちゃうわけよ。『Telephone Line (ELO)』も同じ」と教えると、それもすんなりと吸収していく。俺の左手はこのCキーのコードしか弾けない駄目駄目手なのだが、萌は黒鍵まで入れて独立したベースラインを弾けるのだから素晴らしい。

 これは好きに弾かせてやるというのが今のところはいい方向に向かっているとしか言いようがない。正統ピアノ学派から見たら許されない習い方なのだろうが、レイチャールズだってスティーヴィーワンダーだってたぶんこうしてピアノを我が物にしてしまったのだ。コード感(ベースライン)を掴むという方向から自分で工夫してピアノを学んでいるわけで、これがロック・R&Bの王道なのだ。えらい。あとは宝くじを当てて、エレピを買ってやるだけだ。

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