2008/12/13

日記「好きさ好きさ」

「Jリーグのライバル物語」「You Really Got A Hold On Me」ほか。

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■08/11/29(土) □ Jリーグのライバル物語
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 TV Japan【鹿島・磐田】磐田は降格圏にいるそうだが、強い鹿島を相手にきっちりと守っては反撃を繰り返し、順位差ほどの力の差はなく面白い試合だった。やっぱ内田はこの2チームの中でも特別な存在だなと思う。走るスピードを落とさずに1タッチでボールをコントロールしドリブルで突き進むあたりは、かつての中田を思わせ惚れ惚れする。代表候補の前田は、体格がありあれだけうまいFWは日本じゃなかなかいないので魅力的なのだが、シュートをミートできなかったシーンには失望する。

 ハーフタイムに90年代後半の名勝負:鹿島 VS 磐田映像が入っていて、どの試合もほんとに興奮する試合だったと懐かしい。あの3試合のすべてでドラマの大主役だった中山は、Jリーグ的にはカズ以上の大選手だったと思う。

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 不調らしく最近噂を聞かない田代が後半パワープレイで出てき、相変わらずよかった。狭いところでシュートに持っていけるかどうかといった技術面でコオロキに先発を奪われてるのだろうが、川口が弾くべきハイボールを2~3発頭でかっさらっていた。元々あれは川口が下手なのだが、それにしても現役代表GKの上を行くのだから田代の切れと高さをほめるべきだろう。コオロキがアジア以外の対外代表戦でDFを抜き点を取れるとは思えないが、田代ならばどんなチームのDFにだってストレスをかけられる。しかも同系の巻と違いボールも扱える。しかし鹿島で出番がないということは、シュートが下手なのかなあ。

 最後に名波と共に中山も出たのだが、鹿島が鬼の攻勢の時間だったので何もできずさびしかった。磐田は粘りに粘ったが、ロスタイムに岩政にヘッドで押し込まれジエンド。これで今年のJリーグはほぼ決まった模様。

 Jリーグの全体レベルは常に上がっておりいつ見ても満足できるが、しかし昔の鹿島磐田みたいな名勝負は近年ないなと試合後考える。.....あそうか、チャンピオンシップ自体がなくなったから、「頂上決戦」みたいのはなくなっちゃったのね。前期後期制はよくないが、Jリーグは強豪同士のライバルっぽさが希薄なので(浦和ガンバ鹿島あたりの直接対決でもあまり話題にならない)、3~4位までのチームによるプレイオフ制あたりが一番盛り上がるのかもしれない。

 ま、鹿島は堅実な強さを完全に取り戻したわけで、浦和とガンバが金をかけてる分ちゃんと強くなれば自然ともっと盛り上がるのかな。スター軍団浦和なんつっても一般人が知ってるのはトゥリオだけなわけで、もっと派手で強いチームを作ってもらいたい。

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■08/12/03(水) □ You Really Got A Hold On Me
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 萌がギターを教えてくれと初めて真剣に言ってきたので、ギターはまだ手が小さすぎて無理だからとウクレレを教えてみた。曲をなんにするか悩んだのだが、萌の好きなJポップはコードが複雑なので(それが日本の歌の特徴といえる)、やっぱ最初は3コードかなと萌が気に入っているビートルズの「You Really Got A Hold On Me(原曲 Smokey Robinson)」を指導する。萌は物覚えがいいので4つのコードをじきに覚え、コードチェンジとコードストロークのつぼ(タイミング)はゲームのバンブラで身についているので、アップダウンのストロークをそれなりに決めて30分で弾けるようになってしまった。後はピアノと同じで、つっかえず弾けるようになるまで練習すればいいだけ。

 このウクレレもピアノと同じで熱意は長続きしないかもしれないが、ピアノ同様一度覚えたものは忘れずに弾ける程度にキープしていけばよい。萌はいい音楽がわかるし、歌の上手さはMから授かり持ち合わせているのがなによりである。歌のセンスがある奴は例外なくかっこいいギターを弾けるのは、自分がともにやったボーカリストを見ていればわかること。

 「♪I don't like you but I love you, don't wanna kiss you but I need to」と歌いながら萌は、「これって私とWLみたいじゃない?」という。喧嘩ばかりしてるけど大好きなクラスメート。うーん、まったくそうだねえ。英語キッズはロック名曲の歌詞がリアルタイムに入ってくるからうらやましい。

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■08/12/06(土) □ 札幌―鹿島観戦
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 夜中に録画しておいた【札幌・鹿島】観戦。簡単に優勝はさせんと札幌が熱く燃え、序盤は白熱して面白い試合だったが、ほとんど何もないところから野沢がすごいミドルを決め、その後は鹿島がゲームを淡々と進めて優勝してしまった。鹿島のサッカーは手堅いが胸躍るものではないし、優勝経験のない川崎か名古屋に勝たせてやりたかったが、やはり前の試合の岩政のヘッドでリーグは決まっていたといえる。

 札幌とヴェルディが落ち、ジュビロが入れ替え戦となった。武藤さんの仙台がなんとジュビロと入れ替え戦。武藤さんのためには仙台に頑張ってほしいが、鹿島が優勝で磐田がJ2というのは悲しいものがある。磐田はかつてアジアチャンピオンにすらなったのに。

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■08/12/09(火) □ キヤノン MP520
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 オンラインでオーダーしたスキャナ・プリンタ複合機、キヤノン MP520 が届いた。第一印象は、とにかくメカとしての精密さと豪華さがすごい。これが $65 とはとても考えられない。俺が今まで買ったものの中で最もコスト比が低いのは間違いない。

 動かすとプリントが暴力的に速い。音もうるさい。スキャンも十分に速いが、グレイスケールのコントラストが妙に薄い。白黒コピーも補正しないと同様に薄く、この最も頻用する2大機能がデフォルトでは使いづらいのが困ったなというところ。カラースキャンは見事なのだが。

 丸1日使ってみて、スキャン性能は期待以下であった。プリンタは想像以上に速いが、普通紙プリントの色は昔のインクジェットとさほど変わりない。どっちも進歩したようでさほどしてないというのが正直な感想だが、ただ値段が劇的に下がったのねというところ。

 しかしとにかくこれまではMの部屋にあるプリンタとスキャナを苦労して使っていたので、自分の手の届くところにスキャナ/プリンタがあるというのはすごく幸せだ。萌の絵を次々にスキャンし、必要な書類をすぐさまプリントできる。紙質にシビアなレーザーではなく、古紙を使えるインクジェットなのもうれしいのである。

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■08/12/11(木) □ 好きさ好きさ
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 萌はこないだから「誰かさんが誰かさんにオネツなの、あーあ私を好きな子はいないのかしら」などという話をさかんにしてたのだが、今日帰宅時「ついに誰が私を好きなのかわかったの」と言い出した。誰? あ、ALか。萌が春に彼に入れあげてた頃、彼もまんざらじゃないという顔をしてたもんな。今日彼が、

「ねえ、君はまだ僕のことを好きなの?」
「いや別にもう.....なんで?」
「ビコーズ、君のことが好きなのさ!」

と萌に告白したのだそうで、萌は今はもう別な子のほうが好きなのだが、とにかくずっとこういう(←)少女マンガ的シチュエーションを待ち望んでいたので、その後はヘロヘロにハッピーだったそうです。そりゃよかったが、まだ結婚はできんよと答えると、「わかってるよ、当たり前じゃない!」とうれしげであった。

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