2009/03/01

日記「カルチョビット1部の戦い」

「日本語スピーチ大会」「バイリンガル願望親父」「15年ぶりのスケート」ほか。

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■09/02/13(金) □ 1部リーグプレシーズン
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【カルチョビット5年目】最近朝カルチョビットをやりたくて何度も起床前に目を覚ましてしまう。子供じゃないんだからと我ながら思うのだが。今年から1部リーグN1なので、今オフの強化方針をじっくり考える。今年すでにできれば出したくないというレベルになっていたサブの3名を放出し、強化費 6000 万を足して 2500 万級を各ポジション1名、計3名取るのが一番いいかな。いやFWは今のままでも点は取れるような気がするので、DFと中盤を強化したほうがいいかもしれない。序盤の主力「ゆさ」ももう、N1では厳しいだろう。

 プレシーズンの練習試合で初めてN1大阪に勝つつもりで戦ってみると(これまではどうせ負けるのでN1との試合をちゃんと見たことがなかった)、FWの強さは覚悟してたので驚きではないが、中盤から後ろの強さと切れが違う。うちのMFが弾かれて全然イーブンボールを取れないし、クロスを入れてもDFの対応が早くうちのFW陣が競り合いに行く隙もない。なるほどなー。

 それでも主力を全部投入すれば勝てないまでも十分に抵抗はできる。守備は去年鍛えた地力がまだ通用してかなり抑えられるし、パスは今まで通りきれいにつながる。しかしこれまでの得点パターンである外に流してひとみのクロス戦法では点が入らない予感大。やはり個人の力で打開できる高額FWを探そう。

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■09/02/15(日) □ 日本語スピーチ大会
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 暖かい春の日、萌の日本語スピーチ大会でバンクーバー日本語学校へ。さすが歴史のある学校で、ちゃんとステージのついた日本式の講堂になっている。そのあまりにも日本的にフォーマルな雰囲気もあってか萌が予想以上にナーバスになっているので、リハ(マイクテスト)のときに一緒にステージに上がり、昔のパンドのときのことを話してやる。このバックステージにいるときが一番緊張するんだよね。でもステージに出てギターをバーンと鳴らせばもう問題ないんだ。萌もマイクで「こんにちは」と言えばもう大丈夫だよ。

 萌は 12 番目。スピーチは粛々と進む。5歳くらいのときに仲がよかったELがいて、すごく大きくなっていた。彼女は問題なくすらすらと詩を暗誦する。

 そして萌の出番。緊張した顔で登場し、自己紹介の後のっけからつっかえ、そして結局まったく喋れなかった。がっくし。落ち込む萌。まあ仕方がない。このスピーチ大会はあまりにもフォーマル過ぎて、20人のクラス発表でも緊張して早口になる萌にはまだ無理な大舞台だったのである。こんなにフォーマルだとは誰も知らなかったわけで、しょうがないよ。気にするな気にするな。とにかく頑張ったのだから帰ったら何かおいしいものを食べよう。こういうものはいずれできるようになるよ。

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トレリーニ津軽 H1-1△ 頑張ったが最後は走りすぎて全員体力枯渇
シュバル六本木 A0-5● なにをやっても無駄と最後はあきらめた
イーグレッ姫路 H3-1○ 去年は苦しめられた姫路が、実にゆるく牧歌的に感じる
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 【N1シーズンイン】中位以下とは十分に戦えているが、上位はすさまじい。六本木は4~5回リセットしてあらゆるフォーメーションを試したが、何をどうしてもハーフで3~4点はヘーキで取られるので、もう今シーズンは度外視することにした。地力がつくまでは他のチームに勝って降格を避けるしかない。去年苦労した姫路なんかもうほんとユルユルに感じられ、さんざ点を取られた「たかぎ」なんかもうN2レベルにしか感じないくらい楽勝で抑えられる。六本木経験後はそれほどカルチョビット・サッカー感が違うのである。

 しかしやはり強力なDFがもう1人どうしてもほしいので探していると、さんざ点を取られた六本木のフィジカルFW福永がマーケットに出ているので我慢できず買ってしまった。残ったお金ではいいDFが買えなかったが、失点は彼の得点で補ってもらおう。

 フォーメーションは守備ラインを上げた4バックで進めている。抜かれると即危機となるが、前で守備することにより敵のトップにいい体勢でボールを持たす率を減らすことができる。そしてボールを奪えばこちらも前線の力でちゃんとフィニッシュまで持っていけるのだ。期待通りの福永&エース立川で点は取れ、降格圏からは安全な8位くらいでシーズンが進む。やりがいたっぷりなトップリーグである。

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■09/02/17(火) □ N1初年度は見事6位
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 コーチにシーズンも終盤だといわれ、J1はJ2より試合数がえらい少ないなと気がついた。9位の大阪まで6ポイントあるので、目標の8位はいけるだろう。6千万の補強費がすぐそこだ。一流選手を1人取れる。現在得点王のふくながは間違いなく、ひょっとするとたてかわも代表に呼ばれるかもしれない。それも楽しみ。あー楽しきカルチョビットライフ。

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函館ペンタゴン H5-4○ 久々に出番を得た初期エースゆさがなんとハット& 1asst
(C)瀬戸内 N5-1○ 意外に強かったが格上っぽく決定力で勝利(高山ハット)
(C)武蔵野ホーネ N1-5● カップも勝ち進みたかったがヤングが強すぎた
ボンブラス鎌倉 A3-4● 最後は消化試合で気抜け
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 N1初年度終了、8勝7敗7分け (+4) で見事6位をゲットした。ふくながが 14 で得点王 (代表も初選出)。投資をした甲斐があったのである。さあ2年目の強化を考えよう。

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■09/02/18(水) □ バイリンガル願望親父
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 1月から萌の学校に台湾出身の双子がいるのだが、この2人とお父さんがほとんど英語を話せない。お父さんは俺が同じアジア人ということで頼みやすいのか(中国人はいるのだが、マンダリンとカントニーズでは言葉がまるで通じないらしい)、毎日学校の通知その他を持ってきて、これはなんなのかと解説を頼んでくる。あなたね辞書を引いて読みなさいよと諭しつつ、まあ萌が遊んでるのを待ってる間だけのことなので苦でもなくヘルプしてやっているが、こんなんでどうやって何ゆえに移民してきたのだろうと不思議に思う。

 今日はクレジットカードのことがわからんと相談され、「ここらじゃモールの中国系の銀行に行くしかないんじゃないかな。リッチモンドに住めば中国語だけでなんでも用が済むらしいけど」と答えると、「オーノー、だから(中国人の多い)リッチモンドじゃなくてこっちを選んだんだよ。僕は子供らにいい教育を与えるためにカナダに来たのだ」という。―――いい教育って、そりゃ単に英語だろう。子供らが言葉をゼロから学んでるという状況で、教育がいいも悪いもないではないか。このあたりでもうこの人と話をする気がしなくなってきた。日本で外国万歳ESLガールに辟易したことが何度もあるが、それと同種の人物なのだ。こういう人が自力で努力もせずに子供の教育を学校に丸投げするから、国家と周囲にこうして負担がかかると批判されているのだよ(まあ金も持ってくるので「負担」には議論もあるが)。

 「カナダのほうが(台湾より)ずっといい国だよ、水も空気もきれいだし」と彼はさらに力説し、「カナダには中国人も韓国人もたくさんいるのに、なぜ日本人はあまりいないのか」と聞いてきた。そりゃ中韓よりも台湾よりも日本のほうが捨てるに惜しい国だからだろうと俺は思うが、そう単刀直入に答えるわけにもいかんので「文化的に必要を感じないからじゃないかなー、食べ物とかはアジアのほうがうまいしね」といい加減なことを答えておく。

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■09/02/20(金) □ ヒートインスペクション
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 政府からの補助金が出るのでMが新しいファーネス(セントラルヒーター)をついに発注したのだが、この補助金申請のためのヒートインスペクションが思ったよりも大掛かりで extensive なものだった。うちは室温は低く設定し水も電気も節約しており、どう考えても一般家庭よりエナジーコンシャスなのだが、インスペクターがあれもやってないこれもできるじゃないと逐一指図するのでややシャクに触る。

 うちが浪費してるエナジーはすべてこのテの家が設計されたカナダの70年代という時代のせいなのであって、これ以上の改善は大金をかけねば不可能なのであり、その大金投入の第一弾としてセントラルヒーターを買ったのではないか。ホワイトロックに住みSUVに乗って現れた金持ち女が何をゆっとるかという感じ。人のエナジー浪費を云々するならプリウスでやってきてもらいたい。

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08)ボンブラ鎌倉 A1-5● DF崩壊。格下アウェイを完全になめていた
--)ポローニャ盛岡 A4-1○ 前節を反省し慎重に戦う
05 武蔵野ホーネツ H2-0○ 4312で1対1を避けるとラインが上がり快勝
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 【N1-2年目】去年終盤は高いラインで守れたのに、今年はラインを下げないと大敗する試合が多い。なぜだ。謎だ。ほんとラインの高さでぜんぜん違う試合になる。武蔵野ホーネツ戦のようにパサーにプレスをかけオフサイドを取れる高さがベストなのだが、上げると裏がボロボロになる試合もあるわけで、試合前にどう判断したらいいのかがわからない。普通にやって惨敗し、リセットしてラインを上下し接戦に持ち込むのがやっとという展開が続き、まだ中位グループから抜け出す力はぜんぜんないんだなと実感した。予算が減らぬようこのまま中位をキープして(できればキングカップで上位に食い込み賞金をゲットして)、また1年鍛えよう。

 結果去年と同じ6位、勝ち点も変わりなし。クラスが同じなので来年の補強はできない。特訓を積むしか来年への上積み変化はないわけで、これじゃ上位に勝てる気がしないなー。うーむ。

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■09/02/21(土) □ 15年ぶりのスケート
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 ALのバースデイでスケート場へ。萌はほんとのスケートはやったことがないので俺も氷上で同伴したいのだが、他にペアレンツは誰もいないので照れくさい。様子を見て入れそうなら入ろう。

キッズがスケートを開始し 20 分ほど、萌を外から指導したのだが一向にうまく滑れないので、やっぱ俺も行こうと靴を借りリンクに入る。するとこの借りた靴がエッジゼロでブレードが凹状に減っており、氷の上でコマのように体がぐるぐる回ってしまいとてもコントロールできない。どうしようもなくただ萌と手をつなぎ、レール際をぐるぐると歩き続ける。そうか貸しスケートってこんなにも手入れが悪いのか。これじゃ萌がちゃんと滑れないのも当たり前である。

 1周歩いた後俺はもう一度スケート靴の紐をきつく縛り直すと、ようやくエッジがなくても少しコントロールできるようになった。萌が休んでいる間に一人で滑ってみると、ちゃんと滑れる。15年ぶりだわ。俺がちゃんと滑れるのを見て萌が手を叩いている。

 萌自身はあまりに思い通りにならないので、こりごりだという顔でやめてしまった。こんな貸し靴じゃとてもスケートの楽しさは味わえず、スケートに対する子供の印象はこうネガティブなものになってしまう。せっかくの機会なのにもったいないことだ。他の子はさすがカナダというのか12人中10人が自分のスケートを持ってきていたので、これは貸しスケートじゃ楽しめないスポーツなんだろうな。これよりはローラーブレードのほうがいつでも公園でできるという利点もあり楽しいと思う。ローラーブレードがほしいかと萌に聞いてみたが、どっちにもあまり興味はないようだった。

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