2009/07/16

日記「イモリで水陸両生箱庭づくり」

「小さなカメの夢は実現不可能」「やること尽きない水槽世界」「ゴールドカップのカナダは別物」ほか。

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■09/07/03(金) □ ペットがほしい
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 萌がペットとしてリザードをほしいみたいなことを最近言っており、無理に決まってると思い俺は特に気に留めてはいなかったのだが、お母さんがよく調べなさいみたいなことをいう。え、いいの? だったらリザードより亀のほうがかわいいではないかと俺がいうと、萌は「タートル! ほしいーっ!!」と一気に盛り上がった。亀は俺も大好きである。子供の頃何度かトライし成功したことはないのだが(逃げられたことがある)、情報のある今ならちゃんと飼えるんじゃないだろうか。

 と調べてみると、思ったよりも大変だ。

 ●換水:フィルターなしの場合1~2日ごとに全交換、フィルター使用時でも1週間程度で換水が必要
 ●温度:冬は水ヒーターとUVライトが必要
 ●衛生:サルモネラ問題があり、触ったら手を洗うのはもちろん、排水処理時も気を使わねばならない
 ●種類:多くの種は巨大に成長し屋内では手におえなくなる

 うーん。当然だが、金魚のごとくエサをやりたまに水を換えてやればOKみたいにはいかないようだ。熱帯魚を飼う以上の手間となるらしい。うーん。

 しかしカメを飼うのは夢が広がる。水場に浅瀬にシェルターに水草に。2年前広口ビンの中でシーモンキーを飼うだけであんなに2週間楽しかったのに、本当に箱庭ハビタットを作れってやれるんだからなー。

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 今日からサッカー【ゴールドカップ】が始まりカナダ初戦のジャマイカ戦を見たのだが、久々に見たカナダ代表は 2000 年のゴールドカップ優勝時よりみんなうまくなっている。やっぱ世代が違うという感じ。実際前に見てた 2002 年頃の選手はもうさすがに1人もいないし。ジャマイカもうまい。ボルトンにいるガードナーが有名だが、知らない選手もみんな見劣りしないレベルにある。米が世界を驚かしたように、CONCACAF サッカーのレベルは上がってるのかもしれない。

 カナダは押され気味のところからカウンターを決め、決勝ゴールを奪う。このMLSトロントの Gerba というFWはカメルーン人とのこと。スピードがからきしないがうまい。いまカナダ代表のエースで25試合で14ゴールしてるらしい。ややラッキーな初戦勝利を見ただけではカナダのチーム力はわからないが、米はコンフェデ帰りで燃え尽きてるはずだし、今回チャンスはあるかも。

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■09/07/04(土) □ 小さなカメの夢は実現不可能
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 萌を連れてペットショップ2軒を回る。小さなカメとして Mud Turtle、Stinkpot (ミシシッピーニオイガメ) がほしいのだが、このあたりには巨大化するミドリガメ類しか見つからず、しかも$98/$69 と意味不明に高かった。俺が子供の頃のミドリガメは 500 円で、今だって 1000 円はしないだろうに、なんで海を挟まぬカナダでこんな無茶苦茶な値段なのだ。わからん。

 帰って一日調査した結果、小さなカメの夢はどうもカナダじゃ実現不可能なようである。決定的法文は見つからないのだが、たとえば「アルバータでは86年までハコガメ種は販売保持禁止だった」みたいな記事が多数見つかり、どうやら昔のミドリガメ起因のサルモネラ中毒でいったんカメの輸入は禁止され、その後環境保護機運から輸入は振るわず(BCの動物保護団体はカメを含む全爬虫類のペットを禁じろと主張している)、現在カナダのペットショップはほとんどカメを売ってないという流れになっているらしい。通信販売でも買えない。結局カナダでは養殖ミドリガメしか手に入らず、珍しいゆえに日米の十倍の値段がついているということのようだ。

 4~5年で30cmにもなるというミドリガメを飼う気はせず(庭に池でもあればともかく)、カメはあきらめるしかないようである。はーあ。

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■09/07/06(月) □ アカハライモリはどうか
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 小さいカメはカナダで買えないようだよと萌に調査結果を説明すると、じゃカエルは? ハムスターは? 鳥は? と、なんでもいいからペットを飼いたいらしい。気持ちはよくわかるがねと、いろんなペットのメリット・デメリットを説明する。

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ハムスター・マウス - かわいいが臭い、噛む、やたら殖える
鳥 - 手乗りは最高のペットだが、家中が確実に汚れる、ダスト要因
熱帯魚 - 設備費多大、つまらない
金魚 - コスト&手間最小だがつまらない
カエル等両生類 - 人には慣れなそう、要生き餌?
トカゲ - おそらく常時ライトが必要、人には慣れなそう、要生き餌?
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 しかし俺がよく生態を知らないペット候補を改めて調べてみると、日本産のアカハライモリ(fire bellied newt)が手軽なペットとして突如浮かんできた。近所のペットショップにも在庫切れだが手軽な値段で売っている。カメと比べ、

 ◎ヒーター不要(日本産なので熱帯種ではない)
 ◎紫外線ランプ不要(カメと逆に暑さを嫌う)
 ○日光浴不要
 ○代謝が低くエサは3~5日に一度で大丈夫
 ○けんかせず複数飼育楽勝
 ◎人に慣れるらしい(水槽から出てきて周りを散歩し、体が乾くと自分で水槽に戻るという驚愕のブログがあった。すごい!)

 と、お手軽ペットとして驚きのメリットだらけになる。金魚ばちの金魚に近いくらいのローメインテナンスで、水陸両棲箱庭づくりの楽しみが味わえることになる。

 イモリを見たことがないのでとりあえず Youtube で映像を探してみると、おたまじゃくしとトカゲの中間という感じの生き物である。カワイイようなグロなような。オオサンショウウオほどグロくはないが、なんとも言いがたい(笑)。

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 隣町のペットショップに電話してみると3匹いるというので、実際に見に行ってみた。覗き込んでみると石の下に隠れて水中に3匹くらいいる。――――か、かわいー\(^o^)/。小さな指のある手足を不器用に使いのそのそと水中を歩くところがなんともかわいい。スローな爬虫類・両生類のかわいさをちゃんと備えている。体の表は退屈なブラックなのに、時折覗く真っ赤なおなかはびっくりするほど鮮やかな赤。

 これはいい。決めた。昔ハワイやタイでゲッコーをほしいと思ったものだが、その実現という感じ。迅速な爬虫類は気持ち悪いが、スローな連中には愛嬌があるのである。決めたがお母さんの許可が出てないので今日は買えず、購入は明日となりました。カメの 1/10 以下の価格だからすばらしい。うーん夢が広がる。すべてうまくいきますように。

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■09/07/07(火) □ イモリで水陸両生箱庭づくり
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 萌のペット+自分の誕生祝いとして、アカハライモリ$7x3匹をゲット(※)。最初は世話がどれだけ大変かわからないから2匹にしておこうと萌と決めていたのだが、2匹を選んだところで最高に元気なやつが隅から飛び出してきて、あ、こいつもほしいと我慢できずピックアップしてしまった。
(※)後日いろんな写真との比較から、うちのはアカハライモリ (Japanese fire bellied newt) ではなく近縁で小ぶりなシナイモリ (Chinese fire bellied newt) と判明。小さいのは残念だが、日本種よりも肌がすべすべでグロ度が低くかわいい :-)。

 一緒にとりあえずタンク、水温計、砂利、エサ(冷凍ミミズ)、塩素抜きというベーシック用品のみゲット。これ以外の備品も揃えたかったのだが、店のオヤジが押し付けがましくて嫌なので今日は最小限にして、残りは必要につれ別の店でじっくり探そうと帰宅する。



 で急いで帰りあせる気持ちを抑えながら水槽を洗い水温を合わせ塩素抜きを入れざっとレイアウトを整える。自力で水槽を作ったのは2年前のシーモンキー(全滅・汗)を除き初めてのことなので、なにか素人的な致命的ミスでイモリたちを死なせてしまうのではないかという不安が拭えなかったのだが、1匹ずつゆっくりと様子を見ながらイモリを投入。手に持った感じはカエルそっくり。スピード的にどうせ逃げられないにしても、それでも人間の手に乗せられて逃げないことにびっくりする。当然皆環境の変化にフリークアウトしている様子なので、落ち着くまでしばらく何もせずにそっと観察しよう。



 しらばくして鎮まったイモリたちは、水槽の中をふらふらと歩き、やがて奥のほうの暗い角に落ち着いた。あちこちにシェルターとなるような石やら植木鉢やらを置いてやったのだが、結局暗くて水が浅い部分が好きらしい。なるほど。ならばと浅瀬と陸を多く作り、葉の付いた木の枝を拾ってきて水槽に入れ葉陰をたくさん作ってやる。すると枝から葉っぱへとゆっくりゆっくり散歩する様子が延々と楽しめた。両生類は動いていると最高に楽しい。止まっているといつまで経っても動いてくれないが。

 大きさはどれも尻尾を含め7cm程度。Youtube で見る成体は子供の手のひらくらい頭胴長があり親指ほどに丸々と太っているので、まだこれから大きくなるのだと思われる。横顔はやはりカエルに似ている。エサは今のところ全然反応しない。初日はフリークしているので食べないという話はたくさん出てるので、ここは待つしかない。

 夕方、1匹が水槽の角に両手両足を踏ん張って半ばまで登り、バランスを失いまっさかさまに落ちて後頭部から砂利の上に落ちるという動作を繰り返す。これを朝までやられてはたまらんので、ちょっとレイアウトを変え水に着水し後頭部を痛打しないようにしてやった。こんなことを心配するようになるとは、ほんと生き物は飼ってみないとわからない。萌がこいつを「ノボリ」と命名する。楽しー (^-^)。

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■09/07/08(水) □ やること尽きない水槽世界
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 イモリとの生活2日目。萌も俺もいつもより早く目覚め、水槽を覗き込む。昨日よりきょろきょろと周囲を伺っている雰囲気があるのでエサをあげてみたが、今日も無反応。鼻先にくっつけてやっても口に入れないし、容器に入れ置いてやっても気づかない。心配になってしまう。

 とりあえずイモリ世話用品の追加購入に出る。濾過フィルターシステム、水換え用バケツ、ドライフード、フードトレイその他いろいろ。イモリ代$21+施設エサ代100で環境が完成した。でさっそくドライフードをやってみたのだが―――食べない。全然食べない。うーむ。

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 夜になって他のイモリ飼い主の記事で「水底で沈下型のエサを漁って食べる」という習性を読み、水中にいる奴の目の前にぽとっと1粒落としてみる。すると目の前を通過するときについにぱくっと食べた。おお。もう1粒。ぱくっ。食いつくときだけ異様に早く、噛んで飲み込むのがえらい遅い(笑)。赤ミミズ少量も同じ位置に落とすと、ちゃんと水底を探り食べてくれた。そうか、こいつらは水底でしかエサを食べたことがないんだ。ペットショップでは陸地がほとんどない水槽だったから、バラバラと水底にまかれるエサを食べていたんだろう。

 これでエサのやり方はわかったが、しかしこれでは水中でたたずんでいる奴にしかエサはやれない。3匹いるうち2匹は常時陸地におり、こいつらを水中に誘導してもすぐに泳いで陸に戻ってしまう。うーん。どうしたものか。

 ノボリが依然として水槽の4隅をよじ登りたがってるので、足場として3箇所に石を積んでやったのだが、うち2箇所で石の隙間へ頭を突き進み、抜けられなり救出することになった。これはいかんと積み石を除去。やっぱ生物は考えられないことをするなー。頭を突っ込める隙間がないよう、あらゆる隙間は必ず通り抜けられるよう、気をつけてやらないと。―――うーん、やること尽きない20インチの水槽世界。楽しい。

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■09/07/09(木) □ 3匹の個性がわかる
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 地上にいるやつらへのエサやりアイデアは思いつかず、水中に沈めた貝殻の上に6粒ほどエサを置いて寝ると、朝きれいに食べられていた。おお。しかし誰が食べたのは当然わからない。陸地にいる2匹は昨夜と同じ位置にいるので、また同じ水中野郎ノボリが食べた可能性が高い。うーむ、とするとやや食べすぎかなあ。

 しかし3日目、みんな落ち着きどころが決まり快適そうだ。一番臆病な奴「ジムシー」(命名はみな萌) はいつもヤシガラのシェルターの下からこちらを伺い、近づくと頭をすくめる。一番人を怖がらない豪胆者「パスタ」は置き石の上にずっと落ち着いている。エサを食べてる活動的な奴「ノボリ」(登るのが好きだから) は水中を散歩してはパスタのいる石に合流する。3匹の見分けはつかないが、習性の違いが明らかなので区別できる。

 しかし食ってない「ジムシー」と「パスタ」が心配である。「ノボリ」はもう元気一杯で探検と遊泳に励み、エサは見つけ次第パクパクと食べ(俺が出かけている間にまた2粒を平らげた)、人間に慣れてきた気配すらあるのだが、食ってない2匹には精気がない。「ノボリ」と同様水の中でエサ待機してくれないかとあれこれ誘導してみるのだが、どうしても水の中にいてくれない。ついには庭のコンポストから掘り出してきたミミズを目の前で振ってやっても食べてくれない。そういえば水の中にいないのは調子が悪いからだという話があったなとマジで心配になってきた。

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■09/07/10(金) □ ゴールドカップのカナダは別物
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 イモリを見たくて7時に目が覚めてしまう。昨夜から何も変化なし。ノボリは元気に活動している。彼はやはり昨日から人に慣れてきており、水槽のガラスを叩くと反応する。これは餌付けも可能になりそう。尻尾の形からメスだと思われるが、彼女を見てるとほんとに飽きない。

 しかしイモリっていつ寝るんだろう。いつ見ても首をもたげているが、あれで眠っているのかな。―――と思っていると、ちょうどノボリの活動が止まり水中浅いところで落ち着いた。あれは寝てるんだろうな。寝ていても時々ブレスしてるのだろう。

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 ◆13:44 この夏休みで初めて何もない日となり萌が退屈したので、WLを誘いバイクライドに出る。WLはバイクでの遠出はあまりしたことがないようで、交差点の安全確認、トレールでのベルを使った安全確保など指導しながらのラン。



 公園に入ってしまえば後は自由行動で、みな大喜びで林の間のでこぼこを走り回る。WLのは24インチのMTBで、やはりショップで思ったとおり24は9歳の子供にはフレームがやや大きい。外乱のないロードバイクならばちょうどいいが、オフロードで筋力がない子供があのサイズをコントロールするのは難しいと思う。実際坂で止まったWLはバランスを崩していた。いろいろやってうまくなるには20~22がベストだと思う。

 自転車は最高だ。今後この人生でまたモーターサイクルを所有できるとは思えないが、自転車は体が動かなくなるまで乗れる。ありがたいことだ。しかし最近遠近メガネの度が合わなくなったために、上下動が激しいとちょっと視界が揺れるのよね。スポーツには悩ましいオヤジ視力である。

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 【ゴールドカップ】カナダ・コスタリカ。前半で2-2、拮抗したいい試合になっている。ゴールドカップのグループリーグ3試合、カナダのこのよさは一体なんなのだ。ヘボな出だしからトントン拍子で噛み合いついには勝ってしまった、あの2000年よりもはるかにいいチームである。

 優勝時のカナダはハードなプレスとGKの神業守備からマグレの得点で勝ち進んでいたのだが、今のチームは判断が早く基本技がしっかりしており、ボールをポゼッションできるところがまったく違う。この判断の速さとこぼれ球を競る強さは非常に厄介で、日本が戦ったら相当に苦労するだろう。こないだ日本が戦った豪よりも強く感じる。こんなカナダは見たことがない。

 所属チームを見れば英2部、ブンデス下位、北欧リーグあたりで前の世代と変わりはないのだが、MFピーターズ(英2部イプスウィッチ)あたりは明らかにプレミアのレベルにある選手だし、ほとんどすべての選手がJリーグより高いレベルでの競技経験を感じさせる。カナダの解説者は昔から「プレスがうまくいっている、誰々が調子いい」と局面を語るだけなので、なぜ選手が皆こんなにうまくなったのかは謎だ。日本のユース育ちという中島選手もカナダ代表で出ている。キビキビして有能そうなMFである。

 ひょっとすると米のコンフェデショックがカナダのパフォーマンスに影響してるのかもしれないな。フィジカルでハードワーキングという同じ持ち味の米が世界最高峰を追い詰めたのを見て、自分たちのプレイスタイルへの確信が生まれ、技巧的選手が多い中米相手に迷いなくストレートパンチで戦えているのではないだろうか。

 結果、現在WC予選で首位のコスタリカを相手に2-2のドローで、余裕の1位でグループリーグ突破。見事。―――しかしこんなにうまくいいチームなのに、なんでWC予選は最終予選前にとうに負けてるのでしょうか(泣)。

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■09/07/11(土) □ アカクビの人々
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 今日は昨日以上の炎天、UVレート 8/11。朝9時の段階ですでに外に出れば皮膚が痛いのだが、隣家JKの孫たちは1時間以上ほとんど日陰のないロータリーをぶらぶらしている。スイムから帰った萌も当然ロータリーに直行。こんな日は日陰で遊んでほしいのだが、ロータリーで自転車に乗るのが今みんなが一番やりたいことなので止められない。サンスクリーンをベタベタに塗り、とにかく自転車で停止するときは必ず日陰にいることと命じて送り出すより仕方がない。

 近所キッズは常時放置されているが、あれでサンバーンにならんのだろうか。この辺の家族はJK家同様、昼間はUV浴で肩と首を真っ赤に焼き、夜は庭で夜中まで酒盛りし(子供も夜更かし)、環境保護クソくらえのガソリン水道浪費という家が多く、その育児方針としては『ジャンクフード上等/危険な遊び上等/転んで大泣き上等 (ビービー泣くな)』というレッドネック(保守右翼)気質が強い。カナダ大都市近郊の中産白人地域はこういう傾向なんだろう。

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 今日はジムシーも長時間水中におり、もしやとミミズをぶらさげてみるとついに食べてくれた。3匹連続。やっ・た。しかしそれ以後は見せても逃げてしまう。ということは、やはりあまり腹が減ってないということなのか? わからん。とにかくジムシーもこれで当分餓死はないだろう。残るはパスタだけだが、ジムシーの3匹満腹状態を見て、やはりイモリは当分食べなくても生きていけるんだなと再認識した。

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■09/07/12(日) □ 皿からエサを食べてくれた
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 今日もイモリ見たさに早起き。「私のペット」がほしかった萌にとっては、反応が鈍すぎ手軽にエサをやることもできずつまらんだろうと気の毒だが、俺自身はイモリ趣味に十分に没頭してるなあと実感する。歩きも泳ぎも逃走も捕食も下手なところが実にかわいい奴らだ。同じタンクに金魚でも入れてやればもっと喜ぶと思うが、これ以上水を深くするとイモリたちがますます水に入らなくなってしまいそうだからなあ。

エサやりは、水面下浅くに沈めたトレー上で行うことにした。ジムシーが水中にいるので指で追ってトレーへ誘導し、スプーンから餌付けしてみる。パクっと食べたはいいが吐き出してしまう。駄目か...と思ったらなんと彼は落としたものを拾って食べ、そこから皿の底をさらい全7粒完食してくれた。やっ・た。うれしー。この手でいこう。

 ノボリも同様の方法で大量に食べる。3匹に等分に食べさせるのは難しいが、とりあえずパスタが少しでも食べてくれるようになれば、もう完璧だ。頑張ろう。

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