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■12/03/17(土) □ カナダのコンサバ家具
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だいたいどこもこんな感じの家具調度類
家具はともあれタオルハンガーなどの小物は、IKEA とかで探せばもっとポップでかわいいのとか、機能的に面白いものがあるんじゃないのかと感じる。しかしこういう店の品揃えを見ると明らかに、カナダ奥様方はカワイイや多機能なものは家に欲しくないのだろうな。クラッシーでクリーンなもので家回りを固めたいという志向が伺える。
クリーンといえば石鹸置きを探すときにM姉が、「いらないわよ、今どき石鹸を使う人はいないわ、石鹸カスがトレイにたまって汚いし。ボディソープよ」と言ったのだそうだ。これを伝え聞いてそんなにクリーンが大事かと笑ってしまった。彼女の感性に代表されるクリーンこそ至上、生活感をいかにシャットアウトするかが重要という価値観が、カナダ奥様方にはある。
日本語 TV で「Before After」という改装番組をやっていて、たまに見ると日本人はクラッシーなクリーンさよりもやっぱり、収納の便利さとか採光の工夫などの機能やアイデアに喜ぶのがわかる。俺もそう。日本人とカナダ人とはそこが違うと痛感するのである。
俺はクリーンはわかるが、生活感を排除するためにものをいちいち収納したりすることにはたいして意味がないと思うので片付けず、いつも奥様に怒られるわけです。結局 IKEA にもたいしたタオルハンガーやミラーは売ってなく、保留にして帰宅。
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巨大メカと溶岩があふれるゴロン鉱山
しかしリンクを行きたい方向に正対させるのが馬鹿馬鹿しいほど難しく、ただそれだけの理由で何度も何度もジャンプに失敗し溶岩に落ちて死んでしまう。これには本当にうんざりする。何度も書くが、リンクを横に向かせたい時だけボタンで横を向かせるという操作仕様だったら、こんな理不尽な苦労は全部なくなるのに。ったく。
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■12/03/18(日) □ エバートン2年目終了
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この春休みは萌が機嫌がよく、今日は一緒に家事をしながら Youtube でレディガガやゼルダの音楽をかけ、俺にずっと話しかけてくる。去年の春休みは萌が全然俺と口を聞かない状態で、そういう年頃だし春だとなおさら(その後態度が良化したので)なのかなと思っていたが、別に季節ものではないらしく、今年は大違いだ―――などと考えていて、これは Wii のおかげ以外の何物でもないなと思い至る(笑)。やっぱ共通の話題があると、ケンカもしないものなのね。
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【Wii FIFA 09 All-Play】エバートン2年目はリーグカップ、プレミア、FA カップの変則3冠で終了。終盤は先制され負けそうになっても絶対に追いつく根性の戦いで、充実していた。CL だけは勝てない。ポルト/ユベントス/セビージャのグループリーグすら突破できなかった。やっぱ CL のチームは強いわ。うちももっと強くせねば。
しかし3年目も資金増強はまるでなし。いい加減まともにやる気がなくなるな。リセットするか。いっそ警告を無視して 40 億の持ち金を全部使い大型補強してみようかな。途中でクビになるのかな―――とか迷いつつ、去年と同様に FA 選手を取って売り資金を作り、廉価高速ドリブラーとしてユーザーフォーラムで推奨されてたトリノの MF アバテを購入。加速と速度が 18/18 で速い速い。短いスルーパスもうまいし守備でもよく走りタックルも悪くない。これはいい選手だわ。こういう選手を取ってしまうともう使いたくてたまらなく次のシーズンへ進むわけです。サッカー・マネージメントゲームはやめられない。
FIFA 09 は選手の個性がよく出ていて面白い。たとえばうちのエースのヤクブが2年目から得点力不振なのだが、これはプレイスタイル的に中盤に下がってきてしまうからで、シュートチャンスにいるべきところにいないのである。Aggression(ガツガツ度)が高いので勝手にボールを追ってプレスをかけ中盤に下がってしまうのかな。これをどうしたものか。こういうことを考えさせてくれるところがよくできている。
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■12/03/23(金) □ つながったカーネーションの時間
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【カーネーション】夏木糸子編はただ見るだけの消化試合だったのだが、残り2週にして奈津が登場し空気が一変した。再会シーンの2人の表情を見た瞬間、夏木さんが糸子に見えてきた。奈津役の人が似てるとか夏木さんが似てるとかそういうことじゃなくて、冷凍保存されてた2人の関係がそこにブワっと出てきたのだ。その再会のおののきを味わうことによって夏木さんもやっと、「カーネーション」の時間の流れの中に飛び込めたのだと思う。それを見てやっと俺たちも、「カーネーション」の時間の流れに戻ってこれた。
序盤の夏木糸子停滞期は制作側がなかば覚悟してそうしたらしいが、2週間も引っ張らず「カーネーション」の時間と夏木糸子の時間をすり合わせてくれたらよかったと思う。でも老奈津ほどの背景と配役を用意しないとすり合わせはできず、それはどれだけ探しても1つだけしか見つからなかったんだろうな。
『物語に登場した人たちのアクティビティがああなってこうなってこの現在の岸和田の空気感につながっている、ようには見えない』と前に書いたが、奈津が登場してカーネーションの時間と空気がつながった。夏木糸子も老奈津もなにもしなくても、もう「私は小原糸子です」的アリバイ演技なんかしなくても、2人が生きて再会できたということが、本人たちにとっても視聴者にとってもとてもとても意味があることなのだ。尾野糸子とその周りの人たちが積み上げた宝が、ほんの一しずく受け継がれた瞬間だった。
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しかし奈津はまた糸子の前を去り、糸子は奈津との再々会を少女のように夢見ながら病院でファッションショーを催す。モデルとして応募してきた、ガンを病む若いお母さんに胸を打たれる。「世界の中心で」などは、死んでいく恋人&自分のラブオンリーみたいな子供じみた価値観に支配されており俺はまったく共感しないのだが、この加奈子さんは違った。彼女が子供と家族と世界のすべてを愛していることが一発でわかる。だから泣かされる。
奈津と一緒にショーのステージに立つというボンクラで甘い夢はかなわなかったけれど、このお母さんを通じそれに負けないくらいに美しい幸せを演出した糸子に、奈津との再々会という褒美がもたらされる。今日こそは逃さへんで「待っとれ」と奈津のいる院長室へ早足で向かう糸子の顔は、大事な宝を取りにいく喜びに輝いていた。こういう顔を見たかったのだよ、糸子さん。よかった :-)。
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■12/03/24(土) □ ボート漕ぎ見学
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LDとMのボート漕ぎレッスン@ポートムーディの入江を見学しに行く。行ってみてボートの長さにぶったまげた。4人乗りだというので3人乗りカナディアンカヌーの 1.5 倍くらいを想像してたのだが、7~8mある。で幅は人間1人分ぴったりで超細長いのだ。乗員が乗ると着座位置は水面と同じくらい。お尻がはみだしてます。つまり明らかに艇の横ロール方向は安定していない。うわーほんとにこれに乗り海に出るのかよ、という感じである。
そしてなんとコーチが伴走する自分のモーターボートに乗っていいわよという。寒いし船酔いしそうだしで俺は遠慮しますよと言ったのだが、萌が行く行くといい同行して行くことになった。うひゃーである。小さな入り江だから波は小さいが、俺は海が怖いのよ。しかし来てしまったからには戻れない。すごい眺めだ。
コーチの指示を聞きながらしばらく見ていてわかったが、こういう高速艇は左右のバランスを取るものは何もついてないので、漕ぎ手のうち誰かがパドルを羽根のように水面につけているときだけ左右が安定する。でMたちビギナーの場合ストロークがきれいにシンクしないので個々のオール応力のばらつきにより絶えず左右に小さくロールしており、最低1人は羽根になってないとバランスが取れないらしい。
コーチの号令に合わせ先頭の漕ぎ手から徐々に人数を増やし、3人のストロークが安定したら第4漕手も漕ぎ始めるのだが、すると安定翼がなくなるので途端に横揺れが大きくなる。これは4人のストロークを完璧にシンクさせる以外コントロールしようがないのでどうにもならず、当然怖いし危険なのでみんな一旦漕ぐのをやめ、全員パドルを突き出し安定翼となるという次第。これはやっぱ難しいんだー。
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こんなものを海上至近距離から眺めるなんて俺の人生であるとは思わなかったので、大変に興味深かった。スポーツとしての面白さももちろんわかる。が、Mは俺にこれをやらせたくて何度も何度も懇願してるのだが、俺は遠慮しとくよ。怖いし難しい。彼女は海上に浮かぶ気持ちよさを至福と絶賛するのだが、海に浮かんでいても夏の砂浜からこの海を眺めていてもその気持ちよさは変わらない。乗せてもらったのは幅のあるモーターボートなので転覆は怖くはなかったが、酔ったら困るから早く岸に戻りたいと心細く思っていた。ビーチにいたほうがいいわ。
それにスポーツとしては自転車やバイクのほうが面白いと思う。Mたちの横でやってた1人乗りミニマム級ヨットみたいなやつが、喫水線ぎりぎりまでフルバンクしてくるくる曲っておりバイクみたいで面白そうだった。
ボートに乗りたいという気持ちは一向に湧いてこないが、もしやるなら静水でカヌーだったらやりたくなくもない。しかしこうしてコーチに教わって習い事としてスポーツをやるということがソモソモそそらないんだよな。日本で何度もやったように夏にゴムボートを上流に持って行って、弁当を持って川を勝手気ままにツーリングしたい。そういう遊びスポーツだったらやりたいよ。フレイジャーリバーは大河すぎるし、周辺支流は夏は蚊がものすごいのでツーリングはできないのかもしれないが。