■8月1日 懐かしい長野県の風景
オープニングに映る長野県の景色に懐かしいなと思う #イブニング信州 これは松代あたりの高速風景かなあ。遠くの山は菅平か。バイクでの帰郷のたびにこういう風景を見ていた。地名つけてください、お願い @nhk_nagano
#朝ドラあんぱん 作者は刹那的なパッションや切なさを描くと筆が冴えわたると花アンのときに思ったが、何度もすれ違ったのちに赤いカバンを届けてからは、淡々としてるなーと思う週だった。伯母さんだけはもうちょっと大事に出してほしかったな。地のつながらぬ嵩のために何度も泣いてくれたじゃない。
#クラシックTV ビートルズ特集。清塚信也の「イン・マイ・ライフ」が熱かった。あの間奏はジョージ・マーティンが半速で弾いてから倍速にしてるらしいのだが、清塚信也は超絶技巧で弾き切っていた。さらに「トゥモローネバーノウズ」までも楽団生演奏で、逆再生音の不思議感や音のズレを再現。最高。 x.com/ShinyaKiyozuka…
■8月3日 私がカナダに住む理由
#ワタシが日本に住む理由 驚くほど日本語がきれいなケルトンさん。バブル期の来日ゆえか相当に波乱万丈な来し方を語りながら、日本に住む理由をことさらに盛って語ることはなかった。やることがあり、住む家があり、好きな人がいて、落ち着く。つまりは幸福な成り行きだったんだろう。俺も同じです。
元米軍人で日本嫌いだった父を感嘆させ、日本に行ってみたいと心変わりさせたという、ケルトンさんが撮った日本一周の写真が実によかった。キャンピングカーで旅したそう。行動力と感受性が豊かな人なんだろうなと思った。うちも日本一周してみたいな。キャンプして。
うちはあと5年ほど先に、しばらく日本に住みたいと夢を描いている。しかし実現するかはわからない。住む場所はかなりの部分成り行きなので。
■8月4日 総理の妻たち
#総理の妻たち 冒頭の着飾った奥様方の麻雀という光景には圧倒されたが、橋本龍太郎奥様の家などごく普通の、物を捨てられない日本のお年寄りの家でちょっと驚いた。橋本龍太郎も普通の人だったんだろうな。石破、岸田、安倍、鳩山総理それぞれの奥様が、やはり写し鏡だなと思った。
■8月5日 【夏休み旅】BC航空博物館
夏休みの旅行中。去年はどこへも行けなかった夏休みの旅行は、3年ぶりのバンクーバーアイランドとなった。カウチンベイという静かな湾に泊まっています。コテージの桟橋からこの景色が見えるのだ。 pic.x.com/LGOEDP2MSG
【BC航空博物館】1日目は第二次大戦期に作られた世界最大の森林消火飛行艇、【マーティン・マーズ】を見てきた。BCの山火事消火に従事していたマーズが引退するというというニュースを去年見て、俺たちが旅行で通る町にこんな博物館があるのかと知ったのだ。さすがにすごかった。 pic.x.com/QgQWiMavoB
もとは朝鮮戦争などに従事した輸送機で、戦後カナダの航空会社が購入し消火水ダンプ飛行機に改造したそうだ。中は意外と狭く中型旅客機くらいのスペースで、下半分は水タンクになっている。上部には水に消炎剤などを混ぜるタンクや補機類が積まれていた。
M奥様が館員に質問しめちゃくちゃ食いついています。いつもそうで、博物館員にとって説明しがいのあるお客さんなのだ。LUMIX GX9につけてたのはRokinon 7.5mmの魚眼MFレンズ。広がりが撮れて、持っていってよかった。pic.x.com/U1fuOB2kJW
デカさは現代の旅客機に比すればさほどでもないが、近くで見ると大戦末期に作られた無骨な鉄板のこの鋼鉄のクジラが、昨年まで80年も飛んでたのかと畏敬の念に打たれる。 pic.x.com/m1lJyBAypF
湖の水面をかすめて飛べば、わずか3秒で水がフルタンクになり、他のウォーターボマーより時間をかけ広域に水を撒ける強みがあったそう。水満タン時に着水すると重くて離陸できなくなるので、その場合クルーが機体まで泳ぎ水中のハッチを開け排水するそうだ。信じられんw


落とす水は破壊力があるので地上に消防員がいると使えない、大型過ぎて着水できる湖が限られ、維持費が大変などの理由で徐々に使われなくなり、去年ついに老兵退役となったわけである。同型3機中1機は消火中の事故でクラッシュしたと、展示に書かれていた。戦後80年お疲れさまでしたと心から思う。 pic.x.com/Nc6c6ddRtB
◇ ◇ ◇
BC航空博物館は空港に隣接した大きな格納庫2つ+アウトドアに大型機5機ほどの博物館なのだが、飛行機好きは相当に楽しいのではないだろうか。知識のない俺と奥様も盛り上がった。天井近くに吊るされた4輪がついたものはライト兄弟よりさらに前の飛行機試作品、というか宙に浮くことができるクルマだろう。木造の鳥はダビンチが設計図を書いたあれの試作品とのこと。右はまさに宮崎駿「紅の豚」時代の飛行機、イーストマンE2シーローバー飛行艇。カワイー。
第一次大戦機やさらにその前の創世記展示は、これに乗ってたのか命知らずたちよと笑っちゃうものがある。 pic.x.com/YgcpTfBKC5
飛行機ならではの巨大星型エンジンは、もとバイク乗りの俺には萌えるものがあった。すべての動力が真ん中の軸に集まっている力感がすごい。どのエンジンにも過給器がついていた。スーパーチャージャーなんだろう。隣接する空港の本物の管制塔無線を延々傍受しているハムラジオの壁なども楽しい。
しかし第二次大戦期から飛行機はやはり、大きく禍々しくなっていく。なんとも言えぬ不吉な威圧感を感じる。
前方下部がガラス・ウィンドウになっている英爆撃機 Bristol Bolingbrokeを見て、ああそうか爆撃機の目標は地上にあるんだもんなとひと目でその設計思想がわかり、恐ろしかった。操縦士は前方を、爆撃攻撃手は下界を見ていくわけである。怖い。
この格納庫から、さあ飛び立とうというセスナ機たちがいい風景だった。遠くに見える滑走路。もう飛べないんだけど、ありし日を感じさせる光景だった。空を恋しがる君たち。
◇ ◇ ◇
■8月6日 【2日目】 驚きの木造橋
【カウチン地方旅】2日め。朝になるとカウチンベイは潮がびっくりするほど引いて、カニと鳥たちの天国になる。ケンカばかりしている凶悪なカニたちは見飽きない。昼間はどうということもないと思うのだが、生き物に満ちた朝はたしかにこの宿は素晴らしい。 pic.x.com/bnk58YBCTI

写真は見ていたが昔のもので、これほど巨大なものが丸ごと現存しているとは知らなかった。1979年まで林業に使われていたそうで、その後遊歩道として強化修復され状態は素晴らしい。
航空博物館でもキンソル・トレスルでも、メインにつけてた20mmだと狭かった。博物館で使った魚眼Rokinon 7.5mmも宿に置いてきてしまい、この橋は足元の渓流と橋を1枚に収められなかった。(←)こうして2枚つなぐとようやくその高さがわかる、それほど高い橋だったのだ。
どうしたらGX9の20mmでこの高さ怖さを撮れるだろうと考えたがわからなかった。やはり旅には広角レンズが必要だ。2台持ちで、いつも持ち歩くサブPL5には広い風景も屋内も撮れるLUMIX 14mm F2.5を抑え投手としてつけておき、メインGX9にはその日のサブジェクトに合わせ標準20mm/25mm/望遠/魚眼と選んでいけばよかったのだとつくづく後悔している。やっぱり広角の明るいやつは基本だなー。勉強になる。痛い勉強代でした(死語のフレーズ)。


途中で谷底を覗くと脚がすくむ。いやー絶景ですけど、端に行くのはホント怖い😉 😉 pic.x.com/LI68hSYFQ0
■8月7日 最終日
最終日の朝は雨になってしまった。雨の海も静寂で美しい。霧もやの風景は絶景で、宿でゆっくりしている。遠くに山影がうっすら。目の前の桟橋下でアオサギが狩りをして、宿泊客の目を楽しませてくれる。
コテージの朝をゆっくりと楽しみながら、時間をかけ荷造りをする。フェリーは夕方の予約なので、今日は一日のんびりと海岸線をナナイモのターミナルまで北上していく。昼飯は海辺のビストロで、今回唯一の外食となった。シーフードチャウダーがうまかった。
奥様は仕事を引退したらこの島に住みたいと考えていて、北上しつつその候補となる町をあちこち見て回った。こういう海が見える家なんか本州では高すぎて住めないのだが、アイランドなら住めるのだと。
BC旅は古道具屋も楽しい。フォクトランダーという美しいカメラがあった。古道具屋の建物自体がすごい古郵便局だった。古建物尊い。 pic.x.com/jxLTWlkvAm
しかし車で入っていってみると、バンクーバー郊外バーナビー的な平凡な住宅街が続き、ニューウエストのような港町っぽい坂を下りダウンタウンに入ると大勢のホームレスが歩道に寝転んでいて、バンクーバーイーストサイドそっくりであった。ああそうか、ここは【タウンではなくシティなんだな】と理解する。北米の都市はこういう荒んだ風景になるんだな。観光する場所もあるのかもしれないが車を止める土地勘もなく、早々に走り抜けた。
灯台守が暮らすという、波がザブンと来たら一発でオシマイとしか見えない島や潮吹くクジラを遠くに眺めつつ、フェリーでメインランドに帰る。
灯台を通り過ぎたあたりで窓際の韓国系一家がざわっとし、クジラがいると教えてくれた。はるか彼方にあの尾が見えて感動した。礼をいうとおしゃれなティーンの子がニコリとうなづく。一緒にいた弟は無愛想だったが、韓国系ガールズはなんというか文化の波に乗ってる感があるなー。
フェリーが本州に着くトワッセンの波止場に無数の鵜がいて驚いた。手すりやテトラポッドのあらゆる場所に、数百から千という数の鵜が留まっている。鵜はたいていツガイでいるが、こんな群生もする鳥なんだ。へー! このあたりはきっと豊かな狩り場なんだろうね。 pic.x.com/LosdkXCntE
旅行から帰るとやっぱり身体が楽だなー。いつも自分が座る場所が、一番快適なんだよね。
ピカの相手をし、たまった朝ドラを見よう。旅行中は旅を楽しみながら、帰ってからのことも楽しみに考えている。写真・動画の編集や、忙しくて書けなかった日記を書き留め整理していくことなどなど。ピカを膝に乗せつつ早速やっている。
■8月9日 真夏は過ぎて
真夏は過ぎてBCは過ごしやすく23度。昼過ぎくらいまで窓を開けている。初夏の頃のようにピカが窓際に居着く。この気候がずっと続いてほしい。常夏ではなく常初夏のBC。 pic.x.com/UDd2DCdT35

旅先の地元陶芸家から買ったドンブリでお昼をいただく。かなりトールな丼なので、縁が熱くならず具合がよい。◇うちも陶芸初心者なのだがこうして側を高くできないのだと奥様がいうと、「深いものを作るときは瓶のフタ的なもので中をえぐるといいわ」とアドバイスしてくれた。なるほど。 pic.x.com/LQmh9ZwBc2


■8月10日 野外ブルースフェス
アウトドアライブを観ております。ナイスだー。 pic.x.com/4IfBIZCUXl
このバーナビーブルース&ルーツミュージックフェスは毎年やってるんだって。無料。会場を盛り上げようと、旗竿を持ち練り歩いてるガールズがいる。 pic.x.com/6GAeDKrDYr
彼女の名はJudith Hill. 歌とギターバカウマのプリンス女子。キーボード弾いてるお母さんは日本人だって! pic.twitter.com/84sA1FfsGc
— トモBCカナダ (@tomosakata) August 10, 2025
ステージの背後にはきれいな湖が見え、日陰にいれば快適な25度。事前に調べて見に来た Judith Hill は父が後ろで弾く黒人ベーシストで、キーボードが日本人の母という音楽一家のサラブレッド。プリンスのようなギターを弾く金子マリという感じで、爽快だった。ミュージシャンとして超一流なのは間違いない。pic.x.com/zg4n3xn8zY
帰ってからWikiを読むと、サポートシンガーとしてマイケル・ジャクソンらと歌ったことがある人らしい。実力なるほどである。しかしあとから思い出すようなポップな曲が書けたら君こそスターだと思うのだが、そこが音楽はやっぱり一番難しい。 pic.x.com/9UjZGJEhsl
いやー楽しかったな夏の野外コンサートは最高だ。お客さんを見てるのも、写真を撮るのも楽しかった。
■8月11日 神谷を持ち上げるな
くだらない記事だ。「既存のマスメディアに騙されていたと神谷が思うようになる原点は、21歳のときカナダに留学し、世界各国を旅した経験にあった」って、バンクーバーの語学学校の学生が内外メディアを精査したわけもない(※)。留学云々は後づけで、ただのインターネットネトウヨ化直撃世代ではないか。 x.com/Pre_Online/sta…
神谷氏がうちのMがバンクーバーの英語教師だったときの生徒だった可能性もあるくらいで、彼のような学生は俺は超イメージしやすいのである。
■8月12日 100年前のバンクーバー
Facebookに1910年のバンクーバー・キッツァラノの市街風景、そこから見下ろすイングリッシュ・ベイのバスハウス(海水浴客の休憩所)という写真が流れてきて驚いた。これほど未開の土地だったのか。そしてこんなに欧州上流っぽい風俗がカナダにあったのかと。 pic.x.com/a5dnJHBbTc


■8月13日 渋谷陽一が売りたかったもの
アングラカルチャー紙『共犯新聞』今月号は、
『渋谷陽一が「売れ線」 にこだわった理由』
二本立て。面白い。「渋谷は忌野清志郎に『ラプソディ』が今だにやっぱり一番売れたアルバムでと、ファンすら気にしていなかった傷口から話題を広げる」。まさに売れ線へのこだわり。kyouhanshinbun.web.fc2.com
「渋谷は記事のクオリティと広告の出稿欲を同時に成立させつつ、さらに表現に関わる業界全体の向上を自分の考える方向へ導こうとした。この号でも矢沢永吉インタビューをメインに据えながら、読者は読後にRCサクセションやルースターズやE.D.P.Sを買いたくなるように誘導していたのは明らかだ」
「渋谷陽一はいかにもその時々の「売れ線」に追従するかのように装いつつ、すきさえあれば、その瞬間に最高の表現者をナイフのように滑り込ませて紹介した。その姿勢が18歳のロック喫茶DJ時代から、脳卒中で倒れるまで持続したのだから、私は渋谷陽一の同時代人であった幸甚を忘れない」
■8月14日 友だちの個展
Shell102の三人展、佐藤昌孝の絵は初めて見た。おお。俺はバンドをやってる「マサ」しか知らない。俺が知る美大のバンドマンはみんな美術家なんだな、すごいなと改めて思うのである。写真は美大の友だちの結婚パーティに向かい、音楽を鳴らしパレードしていったとき。 pic.x.com/KB7y0yOWV2
■8月14日 雑誌ポパイ
#アトロク で雑誌「ポパイ」の特集をやっていて、解説は当時の熱烈ファンではなく社史編纂室の人みたいな語り口だったが、往時を思い出し懐かしかった。友だちが硬式テニスをやりたがり、俺がフリスビーやスケボーを買ったのはポパイのおかげ。片岡義男もポパイのコラムで知ったのだと思う。 pic.x.com/NH9knwRO8T


「ポパイ」を思い返すと、子供の頃憧れた西海岸に俺は住んでるんだなと思う。#KindleUnlimitedに「ポパイ」は入ってるので何十年ぶりかに眺めてみる。国内の離島を旅していて、ポパイというよりビーパルに近い。こういう地に足が着いた雑誌になってるのか。ふわふわした憧れではなくて。 pic.x.com/DlpFHlsD2k



■8月15日 現代キッズとプラレール
親戚のキッズが来たのでプラレールを出してやったのだが、20年落ちのモーターがさすがに老いさらばえて、電池を入れてもジジジと前に進まなかった。残念。
しかし現代キッズはレールをつなげられんな。ループを作るという概念がわからんという感じの戸惑い方であった。
よその子供を見ていると、自分の娘とは違うなと思う。聞けば家では1人1台のタブレットを持ちいつもゲームをやってるそうで、物理的なコネクト方面の発達はその分遅れるのかもしれない。
やがて飽きたところでトトロのリクエストが出たので見せてやる。これで俺は手が空いた。助かるわートトロ。ほんと見飽きないしね。 pic.x.com/h6ZFvQaEYU
■8月15日 クマ母子が育ってる
あのクマ親子が昨夜また来たが、モーション検出アラームの光とノイズが撃退してくれた。
しかし全回庭で相撲を取ってた子グマたちは小学1年くらいだったのが、ひと月で小5くらいになってるなー。バケツと同じ背丈になっている。そのうちティーン、ヤングアダルトとなってもお母さんと来るのだろうか。困るなー。 pic.x.com/bWFxJQSSTL
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