2017/10/27

【ツイートまとめ】9月ゼルダ・ブレスオブザワイルド開始、「ひよっこ」感動のビクトリー

9月3日
@tomosakata

親戚の子の養子縁組が公式に完了したお祝いに呼ばれていったのだが、10人ほども子供たちがいて養子の子と盛り上がっていた。聞けばみんなその子の孤児ブラザーズだという。つまりこの家に来るまで暮らしていた孤児ステイファミリー(養子縁組が決まるまで暮らすグループホーム的な家庭)の子供たちが、お祝いに駆けつけたのだという。

日本だと養子縁組はわりあい内々にするのではないかと思うが、カナダではオープンで、加えて養子に行った後もこうして双方の家の支援を得て、その子のそれまでの家族関係や友情が尊重され関係が持続するらしい。まあこの家は理想的な成功例なのだそうだけど、なんというか、大人も子供もえらいなあ。

養子にもらわれてくるわけだから、この子たちの生まれ育ちは恵まれていないわけである。だけどそこから先は、もちろんケースバイケースだろうけどこうして周りの善良な大人たちが努力してくれて、いいことが多い人生を送るんじゃないだろうか。みんなえらいなあと頭が下がります。


俺は善良な大人と子供たちに未来あれという気持ちを込めて、そこにあったギターで孤児ステイファミリーのお父さんとZepロックンロールをジャムしました。俺ってこればっかだな。カナダ人と共通するレパートリーはZep以外にないのか俺。 pic.twitter.com/h7Vfggz26e

9月4日

#ゼルダ #時のオカリナ 最後のガノン城。笑っちゃうほど難しい各部屋を一つずつ突破している。左親指のほんの僅かなブレで落ちる系の神経磨り減る難易度なので、一つ突破したらセーブして休まないと先に進めない。しかし笑っちゃうわほんと、ムズカシ面白くて。 pic.twitter.com/JnYdEWz8x4


#植木等とのぼせもん 山本耕史は顔は似てないし、踊りはボディバランスがよすぎて体操選手の床演技みたいなんだがw、声と喋り方は酷似というレベルで驚いた。声帯模写とかやれる器用もんなんだろう。小松政夫の人は今のところプリンセスメゾンから進歩してないが、このドラマで進歩するんでしょう。

9月6日

旅行用に使っていたラップトップが壊れてしまったので、小さなThinkpadを買ってきて一日いじっていた。初めてダイナブックを買った頃に夢見たようなマシンだなあ。小さくて高性能。ただ11.6インチと小ぶりなくせに、頑丈がウリのThinkpadなのでちょっと重い。1.7kgもある。 pic.twitter.com/7DLbTr4Lv0

思ったよりずっと性能が高いので、旅行時だけじゃなくいつでも使いたくなる。キッチンでご飯作りながらちょろちょろツイッター読んでました。しかしトラックポイントってIBM者はこれを愛してるけど、全然思ったところにカーソルが行かないな。慣れなのかな。(のちに設定の詰めと慣れでそこそこ実用できるようになったが、タッチパッドと半々くらいのお好み度)

9月7日

CYCLE AROUND JAPANという番組でポールさんという人が、自転車で美ヶ原から松本、安曇野と走っている。同じルートをバイクで走ったことがある。美ヶ原は車がオーバーヒートするくらいの難所で、そこを自転車で上がってくる人々には当時驚愕したな。健脚うらやましい。 pic.twitter.com/JkbioWUT8B


ポールさん山々を豪快に横切って小谷温泉から戸隠へ。健脚半端ないw この写真右のみやげ物屋は戸隠忍者のカシラがやっているらしい。というか本人がそう言って、おみやげを買った俺の連れのカナダ人の目の前で、人形にウンダマヤソワカ! みたいな念を入れてくれたのだ。マジかと我ら狂喜しました。 pic.twitter.com/qnNdYyXYuE


ポールさんわが故郷の町を走ったりはしてくれなくて、戸隠から志賀高原渋峠へ行ってしまった。日本で一番標高高い道だそうです。ここもバイクで草津へ抜けて東京へ帰ったことあるけど、真夏でも死ぬかの寒さだった。しかし自転車の人たちの脚ってどうなってんの攣らないのすごい。リスペクト。 pic.twitter.com/HbeuwxdBj5


9月9日


(ムスメ Switch 入手!)

夏のバイト代でSwitchを買うと毎週お店をチェックしていた娘が、ついに入荷日に行き当たり、最新 #ゼルダ 「ブレス・オブ・ザ・ワイルド」と併せめでたく購入しました。実験室みたいなところで説明なく目覚め記憶喪失という出だしが米カナダゲームっぽすぎと思ったがw、外に出たらすごい!


風景の広大さ、色使いの鮮やかさ、キャラのジブリっぽさと任天堂クオリティが合わさって、ひと目見ただけで「すごい」というインパクトがある。世界のみんなのリクエストに全部お応えした感がある。俺と奥様も #時のオカリナ をあきらめて、こっちへ行っちゃいそうw pic.twitter.com/bvdq1URXwK

奥様が帰ったので見せながら俺も少しプレイしたのだが、思い通りに動かない。しばらくは向きたい方向に向くこともできず、やがて右レバー上下の動きが従来ゼルダと逆(だと思う)の洋ゲー式になっているのだと気がついた。オプションで反対にすると思い通りに動く。

地図に行き先も表示できずあれれと悩んだのだが、今やってるクエストをアクティブにしないと地図にマーカーが出ないという仕様だった。これも洋オープンワールドゲームっぽい。システムはやっぱり任天堂が現在の主流であるXboxゲーム方向に寄せたなあと思う。和洋折衷システムが興味深い。

9月10日



泣けてくる。「トランジスタラジオ」を初めて聞いて、コードやメロディの美しさに感動した高校の頃が甦る。あの歌に入ってる美しい音を、全部ギターで拾ってくれている。何から何までぜんぶ、わかっていてくれる。このコメントを送りましたよ、ドクターに。

@tomosakata
たけ@takehi1009
 ドクター・キャピタルは何者かと検索。ギタリストにして南カリフォルニア大学にて音楽教授として教壇に立つ方とのこと。日本在住(福井)経験があって日本のミュージシャンとのコラボも。日本でも知られているミュージシャンなのか。
www.dr-capital.com

@tomosakata
今朝起きて朝飯を作っていたらたけ氏の「トランジスタラジオ」ツイートが見つかって、キッチンでラップトップでYoutubeをかけううううと泣きながらフレンチトーストとモーニングコーヒーを作ってた。ラップトップ便利すぎて泣ける…

たけ氏ツイートをRTしつつ感想を書いてたら、フライパンのフレンチトーストが焦げちまった。テーブルについて焦げたトーストを食べてたら、そのツイートのデキが悪いことに気がついて消して書き直した。

9月10日

ムスメが #ゼルダ をやってるとつい見てしまい、あまりの表現の良さに感嘆し彼女に話しかけウザがられている。子供は親と一緒にゲームをやりたくはないらしい。できれば小さなスクリーンで一人でやりたげで、なるほど、だから単体でプレイできるSwitchが売れるのかと納得する。

#BoTW はWii Uでもやれて、Wii Uのほうが他のソフトも廉価で手に入るのでそっちにしたらと提案したのだが、娘はSwitchがいいと頑として譲らなかった。やっぱり自分だけの世界という所有感がほしいんだろう。たぶん。

9月11日

こないだ終えた「レッド・デッド・リデンプション」の感想を書こうと思いつつ #ゼルダ #BoTW 。最初に見つけた遺跡の一番高いところまで登れ、そこに宝箱があった! また弓矢! うれしー。弓の狙い方がわからず丘の上のゴブリンを遠くから撃っていると、敵が撃ってきて地面に落ちた矢が拾えるのだとわかる。おーなるほど。 pic.twitter.com/e4ySvbFvbH


結局弓が当たらないので駆けていって棍棒で倒したのだが、その丘から打てる位置にまたゴブリン。今度は狙い方もわかり、当たった! うれしー! しかもこいつが剣と盾を持っていた。敵を倒すと武器が手に入る。ドラクエじゃん。うれしー。うれしいことばかりだこの #ゼルダ

「ハートがない…食べ物が見つからない…イノシシがいる…穫れるの?! 弓矢で?!」という気づきのすべてが楽しく、ストーリー保留で遊んでいる。

9月12日

この #ゼルダ で唯一気になってるのは、オープニングの実験室や携帯タブレットやこうしたメカが、任天堂やジブリが伝えてきた石と土のゴリゴリした質感と動きではなく、クルリ&カチーンとギミック満載の米Sci-Fi映画的なハイテク動作をすることである。かわいくないw pic.twitter.com/PE85OvVwdU


9月14日

「もういい加減はずしたら、この…なに‥トンネル・オブ・扇風機?」と撤去命令が。エクステンションというかっこいい名前からトンネルになっちゃった。もう暑くなることはなさそうだもんね。一月間撤去されずよく頑張った、扇風機トンネル。

9月15日

こないだ自分が終えた「レッド・デッド・リデンプション」の感想を聞きたくて、カナダのビデオゲーム開発者たちがやってるゲームジャンクというポッドキャストを久々に聞いた。ここは1人任天堂信者/宮本茂崇拝者がいて面白い。

任天堂3DSが売れ行き不振で大幅値下げがあったとき、すでに改定前の正価で購入していた彼ら任天堂ラバーにはお詫びの印として非売品ソフトウェアなどの特典が提供されると共に、「任天堂3DSアンバサダー(親善大使)」という称号が贈られたのだそうだ。

「アンバサダーってwww」と番組内で笑われた彼は、「いいか。もしオレが宮本茂にばったり会ったら、『サー、私はニンテンドー・アンバサダーです』って言えるんだぞ。オレは誇らしい! 夜もよく眠れる!」

ゲームジャンクは4人中3人が「レッド・デッド・リデンプション」を2010年ベストに挙げ、俺が感銘を受けた「LAノワール」をかなり低く評価していた。残る1人は俺と同じでRDRはまあまあで、LAノワールを褒めていた。彼はRDRのストーリー部分は退屈なので飛ばしていたとのこと。気持ちはわかる。

#BoTW のハイラルの歴史を物語るストーリーアニメを見ていて、こういうところが日本のゲームはいいなと思った。米国ゲームで過去は登場人物の会話で語られる。RDRは過去の再現映像がゼロだった。米ゲームはテキスト(文字)でできているといつも思う。そこにいかんともしがたい単調さを感じるわけである。

9月18日

いまゼルダ #BoTW 検索したらこの絵が出てきて笑った。あるある、すばらしいw◆『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の「あるある」50連発 | ヌートン 新たな情報未発見メディア nuwton.com/feature/10851/


#BoTWレバー押し込みしゃがみはXboxゲームからきた操作系で、なんのゲームでも必ずこうして誤発動してダメージを食らう。これはゼルダに輸入してほしくなかったな。操作系は全般によくない方に寄せちゃった感。 pic.twitter.com/8pLVILJ4QJ


9月19日

国会開催と同時に衆院解散て。もうなんというか。多少議席を失っても民進党には余裕で勝てるし、日本ファーストが来る前にやっちまおうということなんだろうか。国会ってほんとただの政治ゲームだ。国民が選んだ議員を全部リセットする権利が政権に与えられてる意味ってなんなのだろう。

「解散総選挙しろと野党は言ってたのに、政権がやるというと批判する、安倍ならなんでも駄目のダブルスタンダード」みたいなツイートを見たのだが、こんなバカげたことで国が振り回されても安倍政権の側に立てる人のスタンダードがわからない。

9月20日

#植木等とのぼせもん 山本耕史の植木声と、目をシバシバさせる浜野謙太の谷啓表情はすんごい似てる。最後に谷啓を見たのはNHK「美の壺」だった。そんなに昔のことじゃない。あの谷啓がオリンピックにはらはら落涙してたのかと、胸がガチョーンとしました。

9月22日



今日娘は本年度卒業生が行くバンクーバー湾内クルーズに行くのだが、フォーマルにドレスアップした船上パーティなのだそうだ。アメリカカナダの高校生活ってなんでこう「社交界」っぽいんだろう。あまりうらやましいと思わない。俺は学園祭バンドやフォークダンスをするダサい日本高校生活でよかったw

9月23日

「時のオカリナ」のボス・ガノンドルフを倒す前にひそかに「ブレス・オブ・ザ・ワイルド」をやってることが奥様に知れ、ガノンを先に倒せと命じられた。ですよね。二度目のトライは三度ガノンをヒットした。もう少し、あと少しできっと勝てるというところで力尽きた。明日こそ倒してみせる(キリリ pic.twitter.com/axGvzalCE5


9月24日

#眩~北斎の娘 Netflix制作のドラマの制作費が潤沢でクオリティすごいとよく聞くけど、NHKも半端ないよなと思う映像であります。NHKが自分とこのこういうコンテンツを売ってくれたら、アニメを除く日本映画わずか4本というNetflix日本映画絶滅危機がしのげますのに。 pic.twitter.com/M4OmdQTaCB



9月24日



#ゼルダ #時のオカリナ 最後のボス敵をあと一歩まで追い詰めながら最後の最後のフィニッシュに失敗して呆然としていると、「もういいよお父さん! かわいそうで見ていられない、ブレス・オブ・ザ・ワイルドに行こう!」と娘に #BoTW に移行されてしまった。いやもういいって…w

で奥様がついに #BoTW を始めたわけなのだが、俺が想像してたよりもはるかにスムーズにコントロールし、最初の祠で磁石を手に入れご機嫌であった。時のオカリナに比べたらはるかにコントロール性が高いしね。攻撃が思い通りに当たるっていいよね。くそう時オカのボス敵…(ため息)。

9月25日

#ゼルダ #時のオカリナ 勝った! 終わった。はー。ガノンドルフとの戦いの前にリンク付属の妖精ナビィが「ここは助けられないの、ゴメン!」と離脱し、「別に! キミがボス戦で助けてくれたことなどないし!」と俺と奥様は叫んだのだが、最後の最後に彼女がくれたハート回復が命をつなぎボスを倒せた。



いつも「ヘイ! リスン!」とウルサイ邪魔者扱いして悪かったナビィ。でも誰もが皆そう思ってたので、↑こんな画像がネットには無数にあるw 去年の11月に始めたので、途切れ途切れで1年かかった。なんと面白くも難しいゲームであったことでしょうか。空中歩行シューズで解く謎なんか面白かったなあ。◆

9月25日

(しばらく停滞感があって、ついに大団円に向かいそうな「ひよっこ」)
#ひよっこ 新料理を考えておいしいとか、服をデザインしてかわいいとか、こういう素朴な達成感が「ひよっこ」には似合うなあと思った。前半はそういうことで全日本ツイッターが泣いてばかりおりました。でもさおりさんと三男をそういう素朴な達成感に含めるには、三男の口調がやや物寂しかったな。

9月26日

#植木等とのぼせもん 花アンの帝大生中島歩が、昭和の気のいい二枚目俳優として出てきて笑顔がめっちゃよかった。声も加山雄三みたいだし。相変わらず器用な人ではなさそうだけど(この役でもケンカの仲裁シーンではあまり凄み感じずw)、あの笑顔は見たいな。また朝ドラ出ないかな。 pic.twitter.com/moRcFPEz3t


9月27日
@tomosakata

サルベーションアーミー(古着古物屋)にサブウーファー付きの中華PCスピーカーがあった。ちょうどスピーカーがほしかったので店頭でスマホにつなぎプリンスをかけテストしてみると、音はいいのだが音量がボリューム半分しか出ない。アンプの半導体がクリップ(容量オーバー)しちゃってる。

日本製でこんなのは大昔でもなかったと思うが、当時は技術力のあるメーカーが高価なものを作って売っていたからか。経年劣化で容量が足りなくなるようなヘボ半導体を使うヘボ品質でありながら音はいいというこのアンバランスさが、現代中華製品だなあと思う。

しかしこういう中古家電屋に積まれたステレオのアンプやチューナーや大きなスピーカーを見ると、サンスイ、パイオニア、AKAIとなつかしい名前が多く栄枯盛衰わびしす。電気を通してやれば今でもちゃんといい音で鳴るだろうに、誰ももう使いたくならない、ハイファイの恐竜たち。 pic.twitter.com/gtKDAWV99Q


スピーカーのことを考えつつ家にある音楽関連の箱を整理していたら、「Oh! BABY」「お墓」が入ってるRCサクセションのカセットがあった。うちにあったのかこれ。日本に置いてきてしまったのかと思ってた。これを聞きながら仕事しよう。

井の頭公園のアパートでこのアルバムを聞いたなあ。オーBABY、ぼくを駄目にしたいなら。ある朝きみが、いなくなればいい。/ぼくはあの町に、二度と行かないはずさ。ぼくの心が死んだところさ、そこにお墓が建っているのさ。その頃いろいろと悲しい思いをしていて、ほんとそうだと思ったよ。

9月27日

「キムさんのコンビニ」セカンドシーズンが始まった。国営放送CBCサイトによれば人気番組らしい。俺がこの番組を好きなのは堅物の移民キム氏に反発しつつ性格がいい兄妹がとにかくキュートで、悪いことが起きず楽しいからで、その優しさが日本の朝ドラにも似ているな。 pic.twitter.com/9cr6sswEcF


9月27日

(民進党が小池百合子新党に合流という異常事態)
安倍政権に関するニュースは呆れた海外ニュースとして家族に伝えてたのだが、詩織さんの件とこのバカげた解散と希望の党爆誕&極右二大政党化まっしぐらジャパンに関しては、絶望的すぎて伝えられない。

@tomosakata
エミ-emitemit@emitemit
 いまtwitterしながらテレビで解散選挙のニュースも見てるけど、震災であれだけの命や地域や生活が失われたという悲しみと怒りを経た世界なんだろうかこれが、と感じる

9月28日
@tomosakata


(最終週、みね子の帰郷)
#ひよっこ 今日は何度も、じわっときました。花のように笑っている人たち。「カーネーション」にもありました。ラブ&ピース。最後にここを映してくれてありがとう、「ひよっこ」制作陣。

9月29日

毎日カナダ時間で寝て起きるたびに、日本の政治状況が激変していく。どこに希望はあるの。

9月29日

荻上チキのラジオで今の解散総選挙に関する諸々のおかしさ問題点を列挙していて全部その通りだと思うのだが、日本のリベラル論客は物理的に声が小さすぎ、口調が穏やかすぎ、民衆の耳から遠すぎる。米カなら同じことをコメディアンが夜の8時にTVで大声で吠え、笑わせる。伝わるのだ。#ss954

9月29日

#ひよっこ たぬきチームちよ子キャプテンが頼もしかった。そういえばおとといちよ子キャプテンは、「三歩進んで二歩下がる」の腕振りもめっちゃかわいかった。巻き戻して三度見た。このあと一家がついにすずふり亭に向かうのか。なんて素敵なフィナーレ。ちよ子、歌合戦に応募してくれありがとね!



旗が無数に立っていてカッコいいストーンズのライブ会場。チャーリーが地のビートでモタるんだけどスネアロールでちゃんと持ち直す :-) 日本もギミー・シェルターですわ。右の嵐が迫り、炎で焼き尽くされそう。消えちまいそう。It's just a shot away、あとたった一発で。

9月30日
@tomosakata
想田和弘@KazuhiroSoda
(枝野氏は無所属、新党視野)
 うん、その方が絶対にいいと思います。踏み絵を踏んで希望の党に入ることは、短期的には賢い大人の選択に見えるかもしれませんが、その人の信用を長期的に毀損します。


@tomosakata
(きた! 枝野! シェルターがきた!)


9月30日



#ひよっこ (最終回)ああ、このハヤシライスから始まって、はるか衛星軌道を巡りここに戻ってきた。なんという人生のビクトリーと思っていると宗男が、最高だよ勝ったんだ幸せが勝ったんだとおんなじことを言う。だよな宗男! そして重箱を思い出す実さん。最高だ。最高です。涙くん出てきて止まらんのです。◆


2017/10/03

頑張れ立憲バッカー

「国民によく知られた誠実でリベラルな政治家が、右翼政党に吸収合併された自分の政党から離脱し、一人で新政党を立ち上げ急速に支持を集めている。ムーブメントが起きそう」と、久々に日本の明るい政治ニュースなので家族に話した。

「名前は立憲民主党です」
「まあ。いい名前」
「ちょっと古くさいかな」
「そんなことないわよ」



立憲民主党 の英呼称は、Wiki によると The Constitutional Democratic Party of Japan。長い。「Constitutional(憲法の/憲法に基づく)」という部分を明治の人が立憲としたのは、リッケンバッカーというギターもあるくらいで語呂がいいからとしか思えない(※)。立憲民主主義を支持したい。バックアップしたい。立憲バッカーだ。


トム・ペティと立憲バッカー。トム・ペティといえば抜群にグルーヴしバッキングボーカルがうまいバンドでディランのサポートをした、90 年くらいのあの素晴らしいライブ映像を思い出す。カッコいい人だった。

◇   ◇   ◇   ◇


町山さんの一連のツイートはほんと真芯を捉えている。リスペクトされてるのは平和で自国内にイントレスティングな文化を持ち、優秀な工業製品やゲームやアニメを輸出してきた日本。うちの娘がカナダの高校で面白さをうらやましがられる日本と、安倍首相ら日本会議の人たちが目指している日本はかけ離れている。だいたい日本会議的未来なんてどんなものなのか誰にもわからぬ「未知」なのだということも、町山さんは言い当てている。

「リベラルと保守は対立しない」「私はリベラルであり、保守であります」という立憲民主党の枝野氏は、自分はみなが当たり前にいいと思っていた自由な戦後日本を守る保守なのだと、そういうことを言っているのだと思う。頑張ってくれ立憲バッカー。◆


(※)立憲って法に脚したって意味なんですって。そうかなるほど(笑)。

2017/09/17

「レッド・デッド・リデンプション」日記と感想:自由さと不自由さ

(ネタバレは特にありません)

8月1日

昨夜自分のブログを整備していて冬にやってたゲーム【LAノワール日記】を読み、あれはゲーム内の役になりきり強烈な感情を経験するすごい体験だったなあと思い出した。面白いゲームをやると日記も面白い。今たまにやってる「セインツロウ3」はストーリーがないので、日記に書くこともない。

と考えてるとちょうど娘が最近なにかゲームやってるのと聞いてきた。よしと一緒に出かけ、いつかやろうと思っていたXbox 360の名作【レッド・デッド・リデンプション】を買ってきた。LAノワールと同じ会社の、より評価の高いゲームである。ワクワクする。

第1章-牧場暮らし


ゲームの舞台は西部劇の町。物語最初の駅に着くと、なんだか懐かしい。カナダにもところどころにこういうアーリーアメリカンな町が残っているし、駅も遺跡として残っている。時代的に赤毛のアンの時代なんじゃないかと思う。



このゲームで俺が演じるのはホコリ臭そうなカウボーイのジョン・マーストン。なにゆえかかつての仲間を追っているらしい。こんなむっさい俺なのにきれいな女牧場主のボニーがなぜか親切に雇ってくれ、夜の牧場を馬に乗ってあちこち案内してくれたりして、初日から俺はうれしかった。きれいですねマダム。…いや、星とか、月が。

LA ノワールで会った最初の女性
ゲームで最初に出会う女性が魅力あるかどうかって重要だな。ロックスターは見た目・性格(台詞)とも実在感ある人物を作れるのが強い。LA ノワールで最初に事情聴取した目撃者女性(←)の表情と声のインパクトはすごかった。RDR もその点は非常に良い。

ライバルのベセスダはそこがひどくて、Fallout NV で俺に銃の使い方を教えてくれたガイド女性はまるでマネキンだったし、パーソナルなことは何も話さなかった。ベセスダのゲームはオブリビオンもスカイリムも人物がかわいくないのである。

8月5日

牧場の小仕事を手伝う日々。町へのお使いを終えて牧場に戻り、牧場主ボニーの顔を見に行く。彼女が優しいのでつい俺は、「これまで人を殺し、金を奪い、なんでもやってきた。俺はそんなやつなんだ…」と話してしまう。俺の顔を覗き込むボニーが夜の明かりにかわいく見えて仕方がない。いかんいかん、なにか仕事はないのかいと話を変える。


ボニーに頼まれた牛追いの仕事(楽しい!)後、特に用事もなさそうなので地形を見渡し、川の方をゆっくりと30分ほどホースライドした。歩いているだけで楽しい。このゲームは馬に乗ることが楽しいんだなと分かってきた。車じゃとても通れないアップダウンを、馬はワシワシと登り下ってくれる。

昔ウィスラーでこういうクォーターホース(カウボーイが乗る小柄な馬)に乗ったことがあるのだが、人間でも四つん這いにならないと登れない急坂をワシワシと躊躇せず一気に登る馬の登攀技術と心肺の強さに驚愕した。あの楽しさがこのゲームの中で味わえる。

そして風景は俺ゲーム史上べストだな。同社LAノワールの方が1年新しい分グラフィックスは緻密で、あちらは都会なので建物等の細かな描き込みもすごかったが、こちらはアップ&ダウンのある地形に満ちていて素晴らしい。ゲームで行く高いところは最高だ。

8月6日

ボニーは牧場の居候にすぎない俺をお父さんにまで会わせてくれた。俺は既婚者らしいので彼女との仲が深まることはなかろうが、好意を寄せられるのはうれしいものである。頑張って牧場で働いてしまう。今日は荒馬ならし。俺は馬に乗るのもうまいらしい。


並行して進めている町の保安官助手仕事では強烈な銃撃戦に連れて行かれた。俺のライフルの腕は神がかっていて、どんな遠距離でもピタリと照準を合わせてくれる。気持ちいい。あまり説明がなく混乱の中での戦いが多くアタフタしてるのだが、徐々にカウボーイと保安官助手の仕事に慣れてきている。

ただ名誉と金は順調にたまっているのだが、レベルアップがあるわけでもなく買う物もなく、どう進めていくのが一番楽しいのかがよくわからない。この辺が洋ゲーらしい。牧場と保安官の2系統のメインミッションをやるだけではちょっと薄味で、コントローラを離しがたいほどの盛り上がりはないんだよな。RPGみたいにプレイするほどに経験値が貯まり成長するわけでもないので。

とりあえずネットで地図を手に入れて、この地域は探査したとマークしていくことにした。別にその地域探査で宝を探すとかのイベントはない(ランダムに暴漢や狼に襲われたりするだけ)。なくてもまあいい。景色がいいのだから、それを全部あまさず見にいこう。

8月10日

あちこちでギャングたちが牧場を襲っており、それを俺と保安官が追いかけ掃討している。いくらなんでもこんな無法状態では、いかなる市民生活もやってられんではないか20世紀初頭アメリカ西部。一体どんだけ文明社会と隔絶してるんだと呆れる。大正3年だぞ。ニューヨークじゃジャズとモダンガールの頃だろう。

世話になっているボニー一家にもギャングの魔手が迫る。ボニーにもし怪我などされた日には、彼女に命を救われ恩のある俺は、こんなゲームなどやる意味ナッシングである。なんとしてもこの農場に平和をもたらさねばと必死に戦いましたよ俺ジョン・マーストンは。ふー。許せんなギャングたち。メラメラ燃えるウェスタン映画展開である。

8月11日

ボニー牧場の危機は俺の頑張りで収まったようで(米ゲームにおけるストーリーは会話でのみ語られるので、どこのギャングだったのか、それを俺は殲滅したのかがよくわからない)、いまは詐欺師やら死体漁り人やらやたら多弁な連中の長話を聞かされつつ長駆移動し、行った先で銃撃戦したり馬のレースで資金を稼いだりと、毎日似たようなことをやらされている。

これはマーストンの真の敵を追うための準備らしい。世間に見捨てられたルーザーたちに助けられ武器を集め巨悪に立ち向かうというストーリーの味付けなのだとはわかるけども、見たこともないし何をしたかも知らない”俺の真の敵”をこんなまわりくどい方法で追うことに、あまり気持ちは入らない。それにとにかくアメリカ人喋り過ぎだろ。うるさいよ。ここのあたりかなりプレイ意欲が減退しており、もう死体漁りたちの話は聞かずに進めている。

ボニーの手伝いや護衛だったらやる気がするのだが、ボニー関連のミッションは全部終わってしまったらしく会えない。ドアを叩いてもノー・リプライ。ため息。

そしてこのゲームは、実はメインミッション以外やることがない。サブミッションは5本ほどやったが解決不能案件ばかりだった。夫を探す老女や誘拐された子供を探しに行くミッションをこなして、特に解決していないのに「ミッションコンプリート」&名誉点アップとなる。なんの達成感もないのでなんだこれはとやる気を失い、以降全部無視している。

馬でどれだけ野山を歩いても花摘みとつまらぬランダム野盗イベントしか起きず、探索要素もない。町では銃弾くらいしか売ってなく、服を買うこともできない。町の人たちはまったくのモブで話せないので、情報を集めることもできない。これまでプレイしたアドベンチャーゲームの中でも、やることのなさはトップクラスである。

この調子ではストーリーが盛り上がらないとこれ以上プレイする意欲が湧かないわけだが、Xbox 360 史上に残る傑作だと誰もが言ってるわけで、ちょっとレビューを探して面白いんだと俺を信じさせてくれる記事を探し出したい。

8月12日

地図を開くと、近くを汽車が通るアイコンに気がついた。汽車はたまに見かけるが、地図で運行状況が見えるとは気づかなかった。通り過ぎる汽車をカッコいいなあ乗りたいなあと眺めつつ、…乗れるかな? と馬を並走させボタンを押したら飛び乗れた! やった。



このゲームは右親指でAボタンを押してないと馬が止まってしまうので、移動中右視界レバーを操作し景色を見渡すことができないという大きな欠点がある。本当の馬は人が何をしていようと進んでくれるし道をトレースしてくれるぞ。なので馬を制御しなくていい汽車の上から、今日はじっくりと景色を楽しんだ。次の汽車を見つけたら延々終点まで乗ってみよう。

8月13日

最初の地域での仕事がようやく終わると、俺は敵を追いメキシコに行かねばならなくなった。メキシコて。こないだ遠乗りで見たあの川向こうの外国やないですか。

とりあえずこの先ここに戻れるかもわからないので、ボニーに別れを告げに行くが今日も留守。もう君には会えないのか。伝言さえ残せないのかい。

この土地を離れる前に、天気の良い日を選んで念願の地域一周列車旅に出た。緑多く美しい土地だったよ。――あ! ここはボニーの農場じゃないか。



彼女の白い邸も見える。泣ける。ボニー。さよなら優しかったボニー。俺はいま北へ向かう列車の上で、猛烈に泣いています。




第2章-土と暴政の国メキシコ

8月15日

メキシコへやってきた。苦労して川を渡ると、案内役がここから先は覚えてない勝手に行けという。なんでこんな酔っぱらいの言うなりにこんな所へ来ちゃったのかと、俺は途方に暮れた。景色はすごいが、町へ行けば周りはスペイン語で言葉もわからないし。

とりあえず昔の敵を追うというストーリーにそんなに気持ちは入ってないので急いで進める気もせず、赤土の荒野をブラブラと馬で歩く。この会社の次回作「LAノワール」のほうがやることが明確でサクサクと進みテンポがよかったが、このゲームの高低差のある風景は素晴らしい。



しかしメキシコというのは土でできた国だ。建物も全部土でできてやがる。丘の上で飛行機を作りこの谷を飛びたいんだという宮﨑駿みたいなエプロン男がいた。接着剤の材料がほしいという。この谷を人が飛んでアメリカへ渡るなんて、そんな光景は見てみたいな。しかしそれを見るには草や動物の皮を計25個も集めなければならない。俺がです。やれる気がしない。

8月23日

今週は毎日終戦記念日NHKスペシャルを見てうーんと唸っていたので、1週間ぶりの【レッド・デッド・リデンプション】。

メキシコの荒野を野犬に追われつつ10分ほど駆け町に着く。メキシコ保安官の話を延々と聞き、ここでもなぜか信用されて雇われ機関車の護衛に就き撃ち合い。うーん、ゲーム序盤からやってることは同じ感が濃くなってきた。このゲームの評価の高さはどこからくるのだろう。

ストーリーがいいという話は聞くが、第一部牧場編が終わってもまだ敵との過去のいきさつなど何も説明されてないし、ボニーと会えなくなってからは生活にうるおいもないのです。LAノワールは恋人に相当する人など出てこなかったが、連なっていく事件の重さが刑事魂を掻き立ててくれたなあ。常に相棒がいて話も聞いてくれたしな。

ライムスター宇多丸 #マイゲームマイライフ でゲストが、「自キャラに名をつけ見た目をエディットして自由にやっていくFallout等ベセスダのゲームは自分に合わない、RDRなど固定されたキャラをプレイするロックスターゲームは、その人を演じる体験を得られるから好き」といっていて、同社LAノワールでまさしくその映画の役を演じきる面白さを体験したなあと思った。RDRは今のところ台本が俺に届いてなくて、監督の言うまま右往左往してるだけな感じ。なんとしても敵を追い詰めたいという気持ちになってこない。はよ物語がドライブする台本ください。

8月27日

第二章メキシコ編の序盤が終わった。この章で出会った老ガンマンに聞かれ、俺が初めて過去を少し語る。このガンマンはまあいいが、他は実にくだらぬ男ばかり出てくる旅で、気が滅入る。ストーリー自体正直あまり面白くもない。メキシコの女狂いの軍指導者のくだらぬ戯言とか聞いても、知らんよ早く革命で倒されてくれよとしか思えないじゃないですか。


しかしメキシコ女性の家族を助ける章に入り、やっと物語がのってきた。暴力と権力が支配するこの世界の男たちとは付き合いきれぬが、彼女たち弱者を助けるためならば、頑張れる。



メキシコ編終盤のこの砦襲撃はすごかった。RDR の銃撃戦はこれまでに俺がやったシューティングと比べてもベーシックなものだが、舞台装置の派手さがあって楽しい。しかしこういう銃撃戦ゲームをやっていると、誰がいつ誰を撃ち誰が死んでもケセラセラだという、暴力世界のランダムさ・無常さ・虚無を痛感する。戦争も同じだ。NHKスペシャルを見てそう思うのだ。

8月29日


メキシコ編が終わった。20世紀初頭のメキシコが実際そうだったのだろうが、軍の暴政と狂信的な反乱軍と、百姓の血と涙と土でできたような国で、気が滅入る話であった。アメリカに戻るとこんなに町はきれいで都会で平和で、なんという違いなのかと彼の国の不運を思う。 

メキシコ編は楽しい旅ではなかったが、しかし革命と復讐に酔う女闘士ルイーサには心惹かれた。彼女とその恋人の反乱軍リーダーが革命を成し遂げることなどきっとないだろうと思いながらも、できる限り彼女を助けたいと思った。彼女に頼まれた爆弾仕事は楽しかった。彼女と出会わなければ、このゲームをリタイヤしてたかもしれない。






第3章ーマーストンが旅をする理由

8月30日

アメリカに戻って訪れた町ブラックウォーターは、LAノワール級に作り込まれた美しい町だった。町には汽車に乗って着いたのだが、客車に乗ってた貴婦人が到着時にホームに降りていくのが見えた。もしかしてこんなモブキャラの彼女にも家があるんだろうか?



あったらすごいなと後ろを着いて歩いてみると、町中を歩いては建物の壁にもたれて休んだりベンチに座ったりと、簡単なAIに従って行動しているようだった。さすがにモブ1人1人に家はないか。しかしAIよくできてる。美しい町なので観光がてら、何十分も彼女と一緒に歩いてしまったw

序盤から名声を積んだ俺はこの地方でちょっとした有名人なのか、マーストンという名前をささやく人が通りにたくさんいる。新聞を買えば、俺が昨日まで一緒にいたメキシコの反乱軍の記事がトップに載っていた。「アメリカ人の傭兵がいたという目撃談もある」という行が目に入る。俺のことだ。こういうディテイルが良い。

9月1日

3章のここにきてやっと俺ジョン・マーストンが何のために旅をしていたのか、理由が明かされる。ストーリーのつじつまが合って納得したが、ここまで引っ張る必要があったのかは疑わしい。この旅の理由を知っていたら、俺は1章2章ともっと気持ちが入りエクスペリエンスの質が上がっただろう。知らずにプレイした2章の味気なさはやり直せない。昔なじみだという知識だけで憎しみも怒りもない見知らぬ敵を、メキシコくんだりで延々探すのはキツかった。

9月3日

 インディアンを科学的に蔑視する科学者などが現れ、当時の世相が会話から伺える。そういえば冒頭ムービーの列車に乗っていた宣教師も、インディアンを救ってやるのだとか言っていた。同社のゲームをやると、今まで知らなかったアメリカを見ることができる。1950 年が舞台の「LA ノワール」をやったときも、戦争直後のアメリカってこんなだったのかという発見があった。

第3部以降はストーリーも合点がいき、淡々と終わりに向けてプレイしている。銀行強盗を狙撃するミッションなどは面白かった。悪漢を追って山の壁を登る等アクション性が少し加えられたが、他のゲームに比べればまあ超ベーシックなものである。

◇  ◇  ◇

英語字幕を読んでいて意味が不明なところがあって Youtube で日本語版の字幕を読むと、ああそういう意味か、よくそれを読み取れるなと翻訳の品質の高さに驚く

The last thing I want to do is 【make】 martyrs out of all these people.
(やつが)殉教者として【祭り上げられる】のは避けたいからな。
He 【can be】 killed by some petty squabble by another low life.
他のろくでなしとのつまらぬいざこざで死んでくれれば【好都合】だ。

 【】部分は原文にはない超訳で、しかしそう訳したほうが明らかにイイわけである。これは文学レベルの翻訳だろうおそらく。すばらしい。この仕事が俺に来ていたら、ここまで思いつけただろうかと感心してしまう。




第4章-旅の終わり


9月10日

本日レッド・デッド・リデンプション終了。終盤はなにを書いてもネタバレになるのでツイートはせず、淡々とプレイしていた。

今日俺がプレイしているとき部屋に娘がいて、ゲームの主人公たちが交わす愛憎入り交じる荒くれ会話を聞いていた。「聞いた? こういうゲームなんだよ。会話を聞くのがゲームのメインなわけ」と説明する。他にやることがあまりないんだよね。


アメリカ製巨大ゲームの大半は、テキスト(文章)でできている。ゲームの各章クライマックスの砦襲撃などは、無数の敵味方の攻防が見事にプログラムされていて楽しかったが、そうした銃撃戦や牛追いなどのプレイ時間総計より、会話シーンのほうがおそらく長い。

そしてそのテキストがイイわけなのだ。惚れ惚れするようなドライで皮肉なハードボイルド台詞に満ちている。アメリカ人はこういう会話劇が好きなんだろう。

ロックスター社はこうした台詞の精緻さで、役者として映画に出演しているような体験を味あわせてくれるのだが、俺は同社次作「LAノワール」のフェルプス刑事のようには本作の無法者ジョン・マーストンに同化できなかった。台詞は秀逸だしジョン・マーストンはイイやつだが、ストーリーのプロットはそれほどでも…という感じであった。◆



■感想


「ジョン・マーストン一代記」

 というわけで、Xbox 360 史上に残る傑作という名高いこのゲームを以前から楽しみにしていたのだが、思っていたのとかなり違った。評判と俺のこの感じ方の違いはなんだろうと思い、いろいろと感想記事を読んだり、日英のゲーム関連ポッドキャストを聞いたりした。

 このゲームは「ジョン・マーストン一代記」的な三部作ほどの架空の映画があって、その三部を抜き出したものだといえる。

【第一部】ギャングたちと育つ少年時代(ギャング団には当初反乱軍・義賊的なところがあったと何度か言及されている)
【第二部】ギャング団が腐敗凶悪化していき、マーストンがグループを離脱。
【第三部】(本作)ギャング時代の罪を贖う(リデンプション)ために旅をするマーストン。

 同社の次作「LA ノワール」でも思ったが、ロックスター社のシナリオはどう考えてもハリウッド映画に劣らぬ才能によって書かれており、ゲーム内の台詞のキレが素晴らしい。お互いにかすかに好意が感じられる女牧場主ボニーとの会話に心温まり、敵が投げつける激しい言葉に返すマーストンの機知にしびれる。日本のゲームとは違った骨太でドライな文学性がある。ストーリー展開はさほど面白いとは思わなかったが、台詞の文体自体に何とも言えない魅力があるのだった。

プレイしたのは英語版だが(英語字幕付き)、Youtube で日本語版の字幕を見るとその翻訳も、恐れ入るくらいうまかった。交わされる台詞のドライさ、愛嬌、にじみ出る親愛が完璧に伝わっていた。もしたまたまつけた TV でやってるこの映画を見たら、同じように台詞のキレに惹かれ最後まで見ちゃっただろうと思う。

 しかしこのゲームでプレイヤーがやることは基本的に、銃撃戦+会話を聞くだけなのが単調でつらかった。

 銃撃戦は位置取りなど工夫ができて面白いが、どんな地形でもやることは障害物に隠れ徐々に詰めていって全員倒すだけだし(敵がこちらに詰めてくることはない)、ストーリーとはすなわち会話のことで、これがとにかく長い。結果としてこのストーリーを味わうために、あれほどの距離を走り長話を聞かされたのかという思いが最終的には残った。



「その気にさせてくれない不自由さ」

序章のボニーの牧場編が俺は一番楽しかった。景色はすごいし、牛追い仕事や町の保安官の手伝いはゲームプレイもまだ新鮮だったし、ボニーは話し方にすごく魅力ある声優の好演技でかわいくて、最高だった。しかし牧場でのミッションが終わるや否や唐突にボニーとは会えなくなる。家にも牧場にも彼女がいない。

 このゲームでは町の人々とは一切話をすることができない。ミッション時に長い会話を聞かされる以外誰ともコミュニケーションできない。最も親しくしていたボニーさえ、彼女に設定されていたミッションが終わると背景に溶け込み消えてしまったわけである。

 俺マーストンは敵を追う流れ者だから、いずれにせよボニーの牧場にいつまでも留まることはできない。しかし永の別れとなるだろうボニーに礼を言い別れを告げることもできないなんて、これは悲しい。こっちはロールプレイしてジョンマーストンになりきってるのに、ゲームは次へ行っちゃってるのである。「正義でも悪でも、何をやってもいい」と自由度を謳う米オープンワールドゲームだが、会いたい人に会いほんの少し言葉を交わすという小さな自由が、このゲームにはなかった。


 ドラクエならもしボニーが不在なら、牧童が「彼女は東部の親戚に会いに行っているよ。よろしくって言ってたよ」くらいの言葉をくれるだろう。それで俺マーストンは寂しさを噛みしめ、ハードボイルドに次へ向かうことができる。自分のなりたい気持ちにさせてくれるのがゲームの自由なのではないだろうか。ミッションを達成する順序とか敵殺生の選択だとかを自由だとは俺は思わない。

 俺は悲しくてわびしくて、せめてものお別れにとメキシコへ向かう汽車の上から、ボニーの白い家に手を振ったわけですよ。センチメンタルジャーニーでしたよ。

このゲーム最大の魅力はストーリーだというのは誰もが思うところだが、俺にとって自分が追う敵は会話の中に登場するだけのストレンジャーで、怒りや憤りといった感情を抱くことは難しかった。エンディングに向かっていく終章も、映画「ジョン・マーストン一代記【第二部】マーストン、グループ離脱の巻」を見てない俺は、大きなシンパシーを抱けなかった。前作を見てない映画でも想像して感動することもあるが、ここではできなかった。そこがこのゲームを愛した人と俺の感じ方の違いなんだろう。

このゲームで俺の心が一番センチメンタルに揺れたのは、世話になった愛らしいボニーに別れを言えなかったという、小さな失望だったのである。(終わり)