■07/08/28(火) □ 帰国リハビリデイ
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01:08 昨日は萌といっぱい遊んでやりたかったが、すでに日本時間朝9時くらいだったのでもー駄目であった。夕方寝て12時に起き、時差調整は完璧に失敗。お茶漬けを食べ、もう一度寝よう。
OKOから、俺が残したこの夏の写真を眺めているよとメールが入っていた。須坂の写真をいまこうして俺も見ると、懐かしくノスタルジックに感じる。24度湿気なしというリゾート気候のカナダに帰ってきても30度ベタベタの須坂の空気が恋しいし、旅に疲れた胃で食べたくなるものもやっぱり日本のお茶漬けだったりする。日本で自分の葬式をするのはごめんだし、いろんな物価の高さというか避けられない出費のデカさにも参るが、やっぱ日本はいいな。
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(※)作画が「ラピュタ」「トトロ」「魔女の宅急便」のアニメータ、声優が「キキ」と「パズー」の声の人!
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萌は俺と遊びASと遊びKDとも遊びいい一日だったはずだが、夕方からベソベソにワイニーになってしまった。なんでかとMに尋ねると、ここ数日すごくエモーショナルになっていたから疲れてるのだろうとのこと。
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■07/08/29(水) □ エバーグリーンパーク
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今日も静かな1日を過ごしていたのだが、萌が俺のお土産を持って近所を回りたがっているので、午後からKT家とエバーグリーンパークへ行った。萌も最近おかしくてすぐ泣くのだが、KT・HNも兄弟喧嘩ばかりして妙である。皆夏の終わりで疲れているのかな。
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■07/08/30(木) □ 寂寥のPNE
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夏の終わりのPNE。今年は家族旅行がなかったので、これが最後でほぼメインの夏行事となる。萌は初めて小型ローラーコースターに乗り、俺は萌とともにあの巨大滑り台に乗ってみた。怖かった(^_^;;)。しかし萌が躁的なほど興奮しており、ファームエリアではありとあらゆる動物にえさをやりたくて草を口元に押し付けるなどして大変だった。
今年の目玉である驚異の中国曲技団の会場でKT・HNたちと落ち合うことができ、水場で一緒に遊ぶ。あとは割合とじっくりと、例年通りマーケットに行ったりして遊んだ。昼間は腹が減りすぎて、夕方はもう疲れていたのでライドに十分に乗れず、長時間いたわりには遊びつくしたという感じがなかったのが残念。
ライドにあまり乗らなかったせいもあるが、遊び足りなさはPNE自体の規模が縮小してるせいもあるなーと思う。地元少年少女のショーがカットされているし、同じく少年少女を大量雇用していたパレードも 1/2 くらいの長さに短縮されていたのでそう実感した。入場人数も減ってるようで、混雑が厳しいということももうないしなあ。なんで人気が落ちてるんだろうか。お金はかかるが、BCに住んでたらこれ以上楽しい夏のイベントなんてないと思うのだが。年に1つくらいは新しいライドを作ってくれんかねとは思うけれども。
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■07/08/31(金) □「私はただものじゃない」
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俺が不在の間にメルのPCがおかしくなっており、それを半日修復する。それに時間をとられたが、後の時間は萌とゆっくり遊びすごした。PNEで買ってきた超かわいいチェスボードで、チェスごっこをやったのが楽しかった。
夜はついに買ってきた少女マンガも読んでやる。1983/11~1984/01(烏山時代大学3年)にリアルタイムで読んだ「私はただものじゃない(桐島いつみ)」というコメディで、萌も爆笑。これはやはり正解だった。
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■07/09/01(土) □ 心理的ブレーキ
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3時半に目が覚めてしまい、眠り直せず6時頃まで blog 日記を書いていた。もう須坂にいた日々が懐かしくて仕方がない。病院にいた時間ですらも懐かしく思う。
自分のPCで Powershot A530 写真を見直してみると、 カナダの冬に合わせたままだったホワイトバランスが日本の夏の光では赤すぎたなと思う。いい写真が撮れ満足感が高いが、OKOのPCが使えたときによく色を確かめるべきであった。PNEの写真も赤すぎるようなので、WBを設定しなおしてしばらくポジモードで使ってみよう。
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午後久々にSが来る。萌はこのところ毎日なにかまずいことをして叱られているのだが、今日はリビングでSと水遊びをし絨毯を濡らしてくれた。こんな駄目に決まってることをやってしまうところが、この頃の萌のおかしさである。全然反抗的なわけではないのだが、心理的なブレーキがかからない状態らしい。謎だ。
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■07/09/02(日) □ 家修繕再開
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久々にドライウォールをやる。結局俺がいない間ほとんど作業は進んでなかったのであった。がっくし。ドライウォールは何度やってもめんどくさく楽しめない。このあとマディングとサンディングと塗装があり、棚をこしらえて床を張ってやっと終わるのだから、費用も期間も気が遠くなる。
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■07/09/03(月) □ 「玉繭物語」ナイス
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風邪は抜けたがなんとなくつまらなそうにしている萌と、「玉繭物語」を進める。虫を捕まえ合成して名前をつけ自分のものにするというのが、萌にピッタリきて面白い。大技を出すときの時間がかかるアニメーションも、俺には邪魔なのだが萌には何度でもうれしいらしく、一緒に笛を吹いて踊っている。
やることは1本道をたどっているだけだが、その分大きな面倒もなく進みお手軽でいい。バトルは時間がかかるが、普通のRPGほど経験値を稼ぐ必要はなさそうなので許す。森の中でどう考えても村の少年である奴がマスクをかぶりあの音声付きで登場し、萌は「これRじゃないの? Rだよ!」と大喜びであった。実にアニメっぽい展開でベリーナイス。
そして日本で買ってきたたこ焼き器で初めてたこ焼きを作る。味はともあれ(外こんがり中ふんわりには作れなかった)これは作ること自体が楽しいので盛り上がる。夏休み最後の一日らしい過ごし方だと思う。
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■07/09/04(火) □ 帰国後初の買い出し
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新学期、今日から萌は2年生。今日は登録だけで萌は即AL家に行った。俺はMを送迎し買い出しに行く。やはり主夫が一月いないと、ありとあらゆるものが切れているのである。
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アジアカップUAE戦のDVDをもらって帰ってきたのでもう一度じっくり見ているのだが、やっぱ遅いパスがつながり点は取れても面白くはないというのが何度見ても正直な感想である。俺はスピードと意外性を見たいのであり、着実な遅いパスで時間をかけ崩しても感動できんということだろう。アジアでしか通じない、いやアジアでもサウジ韓国には通じなかった安全なパス回し。局面局面では、膝下が長く弾くボールの質がいいUAEの選手のプレイのほうが心地よいのだ。
UAEがMFの高速ドリブル→スルーをワンタッチシュートという美しいゴールを決めたのだが、これが日本だったらうれしかったなあと思う。しかし中田なきあと、というか中田がパルマ時代以降は高速ドリブルと高速グラウンダーパスをできる選手はいないし、オシムになってからは美しいゴールを打てるFWも見られなくなってしまった。
しかしカメルーン戦で攻撃も守備もちゃんとやってた大久保でさえも次の遠征にまた代表落ちしているし、松井という1対1では群を抜いている選手でさえも、「同じタイプの選手は多くいる」とオシムに言われたらしい。ドリブルの切れと個人技で勝負できる日本選手なんて、5指にも欠けるほどしかいないではないか。この超玄人監督の選手の見方、サッカー観というのはわからないものがある。
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■07/09/05(水) □ カナダの新学期
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萌を学校に連れて行くと、マダムAがクラスの世話をしている。げげげと外に残っていた父兄と話すと、「まだ担任は決まってないらしいわよ」「マダムAなんですかね?」「そこが知りたいわよね」と皆不安一杯の表情。マダムAは2年前に半年教わっただけだが、無愛想でみなぐったりしていたのだ。新学期が始まったというのに担任が決まってないんだから(最終的にクラスの人数を検案して決めるらしい)、カナダの学校はのんきである。
さ。帰って少し休み、今日は午後までドライウォールだ。
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萌をピックアップしにいくと、教室には朝とは違う子供たちがいる。ありゃ。マダムAは朝と同じくそこにいたのだが、子供のクラスがどこに移動したのかわからず親が困っているということに気がつかないあたりが、どうして人間相手の公職を選んだのか不思議に思うような相変わらずさである。
ともあれどうしようもないので彼女の手が空いたら聞こうと待っていると、校舎の裏のほうから出てきたらしい萌が俺を見つけてくれコトが済んだ。萌は俺が朝と同じところで待っているとわかっており、マダムAにはそれがわかっていなかったというわけである。
萌が浮かぬ顔をしているので聞いてみると、萌が入ったのは去年とまったく別のクラスで、前から知ってる子は3人しかいないのだという。えー? そして先生がフレンチばかり喋る(フランス語科)ので何をやってるかよくわからないと暗い表情である。これはいったいどういうことかと帰ってからMに聞くと、萌は2年3年合同クラスに送られたのだと判明。あちゃー、そういうことか。それじゃ成績がいい子供のほうが気の毒ではないか。
しかし仕方がないので、まあ知らない子ばかりということは新しい友達ができるということだよと慰める。はあ、しかし萌はシャイなのでなかなか友達たくさんだなんてうまくはいかないよなー。は~あ。がっくし。
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■07/09/06(木) □ 萌の新クラス
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萌を送っていったMが、萌のクラスはそんなに悪くないと言ってきた。担任がアートと音楽のスペシャリストで大人気の先生なのだそうで、それを聞いた萌は突如張り切ったとのこと。前のクラスの子は少ないが2年前のキンダークラスの子がかなりいることもわかり、昨日よりは明るい表情で萌はクラスに向かったらしい。そうか、よかった。
ピックアップ時に新しいクラスを訪ねてみると、キンダーのときに一緒だったNMとKNとJTがいた。ナイスな子たちである。いいではないか。それに教室にギターがある。先生が弾くらしい。その先生とも少し話したが明らかにいい人で(俺が日本人と知るとコンニチハと言ってくれた)、文句ないのではないかと思う。よかったよかった。
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