=======================
■07/10/20(土) □ CTマネーでお買い物
=======================
タイヤを探しに Canadian Tire(カー用品&ハードウェア屋)に行くんだけどと萌に声をかけると、「あ、じゃこれを使って」と部屋中から Canadian Tire マネーというクーポンをかき集めてきた。んじゃ家中のCTマネーを全部探して数えて、それで萌が好きなものを買うってのはどうだと持ちかけると、大喜びであらゆるところからあの札を見つけ出してくる。CTマネーは買い物のたびにもらいたまるばかりで、俺も使ったことがないので、全部で 100 枚ほどもあり、計 $12.25 となった。じゃ、あそこはおもちゃはないけど、これでなんでも買っていいよ。
----------------------
タイヤ選びはこれといったのが見つからず中止し(カナダは手に入る銘柄が日米よりも少ないのだと思う)、萌の買い物に移行。萌は大喜びでじっくりと時間をかけ、ハロウィーン用品を2点ゲットした。「12.25 マイナス $2 だから、あとまだ $10.25 もある!」と、お祭り時の子供状態で喜色満面。CTは他にこれといって子供向けのものはないのだが、キャンプ売り場、自転車売り場などを見た後、ふと思いついて「ガーデン用品にバードフィーダーが売ってるけど」と持ちかけると、そのアイデアがぴったしと当たる。バードフィーダーと鳥のえさをゲットして、合計 $10 少々のお買い上げとなった。
帰ってバードフィーダーを軒先につるすと、1時間もしないうちに小鳥が見つけてやってきた。毎日大雨なので鳥もそんなに出歩いていないわけだが、晴れたらどんどん鳥がやってきて楽しめそう。よかったよかった。
----------------------
夕方、最近ゲーム疲れしてるので萌のドラクエはよして、MKに録画しておいたもらったジャッキーチェン「酔拳2(94年)」を見る。これは見たことがなかったのだが、非常に面白かった。ストーリーは昔ながらのジャッキーチェンもので、香港的過剰さ(萌がうっと引いてしまうようなイタイシーン)も相変わらずあるのだが、ここまで時代が下がると映画としての質が80年代とは段違いに高く、役者が皆素晴らしい。特にお母さん役アニタ・ムイさんは、香港にはこんなに面白い女優がいたのかと驚くほどファニーな名優で、彼女の登場するシーンのすべてが面白い。俺も萌も彼女の魅力にイチコロであった。ところが調べると彼女はもう亡くなっているとのこと。残念。
今日で6日連続の大雨なのだが、こんな天気でも週末ガーデン(あるいは窓を開けたままの屋内)パーティをやってる連中が近所にいる。夏と変わりのない胴間声が夜中まで続いていた。カナダ人のパーティ好きはこんな鬱陶しい雨にもへこたれないのです。
=======================
■07/10/21(日) □ 大雨 Lougheed Hiway
=======================
雨雨雨、今日で7日目。大雨だと家に帰り飯を食うのも難儀なゆえか、うちのデッキの居候猫ティガーは俺が外に出ていくと心細さをさかんに訴える。
----------------------
先月に続きバンクーバーアートギャラリーに行ったMK萌BRを迎えに、夕方大雨水浸しの Lougheed Hiway を走る。PoCo 4連コーナーに普通のペースで入っていき、1コーナーでグリップ感を確かめ問題ないなと思ったが、前の車がえらいスローダウンしていて2・3・4コーナーは攻められなかった。坂道ではなぜか坂の途中に水流ができるものだと気がつく。
タイヤに溝がなかった頃のレガシィで強烈なハイドロプレーンを経験した水たまりのできる病院前では、横を走る車の水しぶきで前が見えず恐ろしい思いをしたが、さすがにこの状況では皆が 65km までスローダウンしていたので問題なし。あまり調子に乗り水を跳ね上げてエンジン部に水が入ったら嫌なので水たまりには気を使ったが、それ以後も 75km くらいで普通にコントロールを楽しみ走ることができた。これ以上悪いウェット路面状況はそうないわけで、やはり俺の「FFはフロントタイヤに溝があれば雨でもまあノープロブレム」説はさほど間違ってなさそうである。ここまで路面が悪いとやはりレガシィ&ウェット最強オールシーズンタイヤ時代の鬼グリップをなつかしく思うが、FF車のグリップでも実用上は問題ないという勉強になるランであった。
=======================
■07/10/22(月) □ Falken Ziex ZE-912 に決定
=======================
最後の頼みのタイヤ専門店でも、エリオにサイズが合うなかで一番雨雪性能がよさそうな Kumho ASX は入荷不能と判明。残るは BF Goodrich だが、硬いうるさいというユーザー評が見つかりまくる。エリオはもともとうるさい車なのでタイヤノイズがどうこうと感じることはないものの、タイヤが明らかに硬くてハンドリングと乗り心地に悪影響があるので、柔らかいタイヤにしたいんだよなー。レガシィでも硬かった Proxes から柔らかい Kumho にしたことで、絶対的トラクションは弱くなったがコーナーに入るときのGがコントロールしやすくなり、走りが楽しくなったのである。
----------------------
他にサイズが合うのはないのかと探していて、Falken Ziex ZE-912 というのが入手可能であると判明。Falken ってのはたしか日本製だよなと調べるとやはりオーツタイヤという日本メーカー(のタイ製)で、スポーツカー愛好者に好まれつつ快適性は高いレベルにあるらしい。ちなみにうちのエリオの 195/55R15 という珍しいタイヤサイズは、シトロエン・プジョー・セアトという欧州売れセン小型車と同一なのだと判明。なーるほど、あっちに合わせて設計されたわけね。
ユーザー評を探すと、なんと天下の製品批評誌 Consumer Reports の今月号で Falken ZE-912 がオールシーズンタイヤの1位に輝いている。雨グリップが万全で快適でハンドリングもよく雪も無難にこなす。これだ。これに決めた。Kumho も BF Goodrich も 目じゃないぜ。さっそく発注、来週入荷。
今日ガススタンドで、かわいい車ねとオバサンに声をかけられた。まことに。俺もMも萌もMKも、こいつのかわいさを気に入っているのだ。俺なんか赤・黒・青・白とコレクションしたくなるくらいエリオの形を気に入っている。現在町で走っている車で、俺がエリオと同等にかわいいと思うのは MINI と Echo ハッチとスマートくらいで、どれも家族居住性を思えば実用車ではないしな。
=======================
■07/10/27(土) □ バラカララン&萌の怪我
=======================
Mがバラカラレイクの会議に行くついでにレイクを見に行かないかというので、エリオ初のワインディング走行をテストするために同行するも、そこのジムで遊んでいたら萌が橋から落ちて足を怪我してしまった。Mのプレゼンテーションもキャンセルし、がっくりして皆で帰宅。はあ。家に帰ると痛みも収まり大事ではないようでほっとしたが。
はあ。俺は萌の病気怪我には、Mがいないと深刻度が判断できず、駄目な親だなあと落ち込む。岩場ではずっと手を離さず警戒してたし、萌の危険行動に関しては常に過保護で慎重な俺なのに、どうしてあの瞬間だけロープに萌の手が届かないということに気づかなかったのだろうと悔いが残りまくる。萌は大泣きしながら、「今日はあそこに行かなければよかった。時間を戻して、(ゲームのように)やり直せたらと思う」と何度も何度も言っていた。まったく同感である。
----------------------
エリオのワインディングランは、普段コーナーで突っ込みすぎたときと同じくコーナー後半でGが高まるとオーバーステア傾向になり、姿勢とラインが乱れる。サスが沈む前と後で旋回力が変わるという感じ。帰りはこれを念頭に、萌の怪我もあり滑らかなスローインファストアウトに徹すると、思い通りきれいに曲がれるようになった。レガシィでもここの出口の見えないワインディングはまるでスピードと姿勢が決まらず、最後は逆にアンダーが出て苦戦していたわけだが、エリオはスローで入ってもコーナリングフォースはちゃんとあるので気持ちよく曲がれるのがよい。エンジンとATのレスポンスのよさもあり、総じてあそこの往復ではレガシィ時代よりも走りが楽しめた。
コーナーでびしっと決まったときの快感の高さはレガシィやスポーティな車にかなわないが、こうしてみんながラクなゆるいペースで走りつつ運転手はスポーツ走行を楽しめるというのが俺のひそかな期待通りであって、やっぱりRZ250の再来だな :-)。まあRZは絶対コーナリング性能ももうチト高かったので、ニュータイヤでその辺が改善してくれることを期待しよう。
=======================
■07/10/28(日) □ ドラクエデイ
=======================
萌の怪我は問題なかったようで、順調に回復し、本人はもう忘れてドラクエに没頭している。今日は雨のおだやかな休日。
ドラクエ7は面白い。スーファミの5、6は共にフラグを立ててダンジョンでボスを倒すという手順の繰り返しで、他のRPGほどひどくはないがネットで答えを探さないと分からないフラグもままあり途中でバリバリに飽きていたのだが、7はその反省もあるのかストーリーの面白さがちゃんとあり、次に何をすればいいのかがガイドを見ずともちゃんと分かる。自然に進行するストーリーの中で、「熱い石に勇者が封印されている」といったヒントが出、「―――熱い石?.....ホンダラさんだ!」と、萌と俺が同時に答えをひらめくのが楽しい。
ダンジョンも謎解きパズル要素が必ず込められていて楽しく、萌はマッピングの楽しさに夢中になりカリカリと細かく情報を紙に書き込んでいる。FF7以来エンディングまで進むヒットがなかった萌のゲームで、ついに出た大ヒットだわ。萌はドラクエのテーマを、キーボードでタッタター♪と弾きまくっています。メッセージ内の漢字も少しずつ覚えてるしね。
2007/10/31
2007/10/21
日記「エリオ馬鹿デフロスターの改造」
=======================
■07/10/10(水) □ カラテプロテクター
=======================
カラテ:先生はLSと萌もそろそろプロテクターをつける時期かもしれんという。これはスパーリングでダメージを受けないようにというより、小さい子はコントロールが悪くて技の打ちでも受けでも力を入れすぎ痛いので、それを防ぐためだとのこと。フリーのスパーリングなどはまだやる時期ではなくとも、プロテクターをつけることでパンチとキックの練習をより強く速いレベルに上げられるということらしい。なるほど。まあ本人がこの先のアグレッシブな世界に進みたいかどうかによるなー。萌はプロテクターをつけてみたいといっている。
今日はLSの「型」試験を心配した空手名人お母さんが一緒に見ていたので、いろいろと空手のことを教えてもらいながら見れて楽しかった。彼女の流派はより実践的なので、このクラスの技のあれこれが「あれは私が習ったのと違うわ」と気にかかるらしい。しかしまあ萌なんかはほんとに強くなりたくてやってるわけじゃないので、体の美しい使い方を追求してるこの流派は向いてるんですよと話す。
=======================
■07/10/14(日) □ 落ち葉かき
=======================
萌と共に昨日に続き落ち葉かき。これでメジャーな落ち葉は終わり、次の雨上がり(時期まったく未定)が最後の仕上げになるだろう。LSを呼び、彼女が来る前に萌と大々的に落ち葉の迷路を作って盛り上がる。
俺は裏の落ち葉コンポースターを掃除し、ふたを作って4杯ほど入れた。心地よい秋の一日であった。
=======================
■07/10/15(月) □ ピアノ熱再開?
=======================
明日ピアノだよ、最近進歩してないからちょっとまじめに練習しておくれと萌に「ハウル」をやらせると、なぜか今日は必死に練習する。間違えるたびに最初からやり直すので一向にパートが進まず、フラストレーションをがんがんとためていくので途中で止めようとしたのだが、どういうわけかムキになっておりやめず、やがてベソをかいてしまった。ふー、やれやれ。これは本当のピアノ熱再開ではないよなー。
----------------------
萌のドラクエ7は順調に楽しんでいる。時計で時が止まる町から謎のダンジョンに入っていき、一番底の文字盤のようなところの「謎」にたどり着いたとき、萌は「I know so much now(完全にわかったぞ)! これは時計の中なんだよ。だからこの謎は、時計の後ろから前へってことなんだよ!」と、完璧に謎を解いてみせた。素晴らしい。RPG謎解きの楽しみは、やはりFFよりもDQのほうにあるなあという旅が続く。
=======================
■07/10/16(火) □ ピアノ習得のジレンマ
=======================
ピアノ:昨日の不可解な練習熱は一時的なものかと思ったら、今日も先生のところに着くや即「ハウル」を弾き出した。しかし熱意はこうして戻りかけても指がついてこないのが楽器習得のつらいところで、昨日あれだけやったのにその成果を思うほどには先生に聞かせられない。萌は先生に褒めてもらうことがモーティベーションになってるわけで、残念なり。
やっぱ俺がギターを覚えた中学生くらいになれば長時間練習に集中することもでき、かけた努力が実力に直接つながるのだが、小さな子供には楽器習得は難しいことである。しかし小さなうちに始めなければピアノの習得は難しいというジレンマがある。
=======================
■07/10/17(水) □ 空手スピード開眼
=======================
カラテ:萌が突然カラテにおけるスピードというものに開眼して、素晴らしい切れ味の「型」をできるようになってしまった。家に帰るやいなやMやBRにそれを見せ、喝采を受ける。素晴らしい。練習でサンドバッグなどを実際に蹴ると、距離をはかり蹴りに体重を乗せなければならないので、型とは違うタイミングとリズムが必要になりドタバタになってしまうのだが、型はほとんど完全無欠になってきたと思う。
=======================
■07/10/18(木) □ エリオ馬鹿デフロスターの改造
=======================
大雨の中タイヤ探し。サイズが合う中でベストと思われる Kumho ASX を置く PoCo 裏の店に行ってみたが、いつ入荷するか見当もつかない状態だとのことで、注文も受けてくれなかった。残る候補は BF Goodrich。これにしようかな。ユーザー評をよく読んでみよう。
----------------------
今日は本当に大雨で道もズブズブなのだが、こうして町中を用を足してあちこち走っていても、FFゆえの弱さだとか溝が 2mm 強まで減ってるリアタイヤへの不安は感じなかった。雨が降ればAWD感が高まりドライよりも気持ちよかったレガシィとはむろん違うが、FFはフロントに溝があれば普通に走れちゃうのかもしれない。
この大雨の季節タイヤよりも難儀なのは、ACを入れないと取れないエリオのフロントウィンドウの曇りだ。今日みたいな横なぐりの雨ではサイドウィンドウにも水滴が大量について、視界が下がり危ないと思う。朝 Lougheed で大クラッシュしてパーツの破片を振り撒いた車があったしなあ。この季節は本当に気をつけないと。
それにしてもまったく弱ったエリオのデフロスターシステムで、除湿なしで外気をフロントウィンドウに送り続けるという普通の選択肢がなく(※)、曇りを防ぐにはエアコンを常時使うほかない。結果この大雨の季節夏よりもはるかにエアコン稼動時間が長くなり、燃費に響いている。
弱ったなと窓曇り対策法を調べていたら、まさにこの「エリオ馬鹿デフロスターの改造法」が、英語エリオユーザーグループで見つかった。簡単単純安全なコネクターはずしをやるだけだ。
狂喜してさっそく実行、これで望み通りというか普通の車と同様、外気取り入れ風を窓に送り曇りを防止し、それでも曇ったらACを入れるという使い方ができるようになった。もともとACは強力で曇りは一瞬で取れる車なので、これでようやく文句なし。やれやれである。スズキの設計は馬鹿でもユーザーグループはまこと最高であった。
■07/10/10(水) □ カラテプロテクター
=======================
カラテ:先生はLSと萌もそろそろプロテクターをつける時期かもしれんという。これはスパーリングでダメージを受けないようにというより、小さい子はコントロールが悪くて技の打ちでも受けでも力を入れすぎ痛いので、それを防ぐためだとのこと。フリーのスパーリングなどはまだやる時期ではなくとも、プロテクターをつけることでパンチとキックの練習をより強く速いレベルに上げられるということらしい。なるほど。まあ本人がこの先のアグレッシブな世界に進みたいかどうかによるなー。萌はプロテクターをつけてみたいといっている。
今日はLSの「型」試験を心配した空手名人お母さんが一緒に見ていたので、いろいろと空手のことを教えてもらいながら見れて楽しかった。彼女の流派はより実践的なので、このクラスの技のあれこれが「あれは私が習ったのと違うわ」と気にかかるらしい。しかしまあ萌なんかはほんとに強くなりたくてやってるわけじゃないので、体の美しい使い方を追求してるこの流派は向いてるんですよと話す。
=======================
■07/10/14(日) □ 落ち葉かき
=======================
萌と共に昨日に続き落ち葉かき。これでメジャーな落ち葉は終わり、次の雨上がり(時期まったく未定)が最後の仕上げになるだろう。LSを呼び、彼女が来る前に萌と大々的に落ち葉の迷路を作って盛り上がる。
俺は裏の落ち葉コンポースターを掃除し、ふたを作って4杯ほど入れた。心地よい秋の一日であった。
=======================
■07/10/15(月) □ ピアノ熱再開?
=======================
明日ピアノだよ、最近進歩してないからちょっとまじめに練習しておくれと萌に「ハウル」をやらせると、なぜか今日は必死に練習する。間違えるたびに最初からやり直すので一向にパートが進まず、フラストレーションをがんがんとためていくので途中で止めようとしたのだが、どういうわけかムキになっておりやめず、やがてベソをかいてしまった。ふー、やれやれ。これは本当のピアノ熱再開ではないよなー。
----------------------
萌のドラクエ7は順調に楽しんでいる。時計で時が止まる町から謎のダンジョンに入っていき、一番底の文字盤のようなところの「謎」にたどり着いたとき、萌は「I know so much now(完全にわかったぞ)! これは時計の中なんだよ。だからこの謎は、時計の後ろから前へってことなんだよ!」と、完璧に謎を解いてみせた。素晴らしい。RPG謎解きの楽しみは、やはりFFよりもDQのほうにあるなあという旅が続く。
=======================
■07/10/16(火) □ ピアノ習得のジレンマ
=======================
ピアノ:昨日の不可解な練習熱は一時的なものかと思ったら、今日も先生のところに着くや即「ハウル」を弾き出した。しかし熱意はこうして戻りかけても指がついてこないのが楽器習得のつらいところで、昨日あれだけやったのにその成果を思うほどには先生に聞かせられない。萌は先生に褒めてもらうことがモーティベーションになってるわけで、残念なり。
やっぱ俺がギターを覚えた中学生くらいになれば長時間練習に集中することもでき、かけた努力が実力に直接つながるのだが、小さな子供には楽器習得は難しいことである。しかし小さなうちに始めなければピアノの習得は難しいというジレンマがある。
=======================
■07/10/17(水) □ 空手スピード開眼
=======================
カラテ:萌が突然カラテにおけるスピードというものに開眼して、素晴らしい切れ味の「型」をできるようになってしまった。家に帰るやいなやMやBRにそれを見せ、喝采を受ける。素晴らしい。練習でサンドバッグなどを実際に蹴ると、距離をはかり蹴りに体重を乗せなければならないので、型とは違うタイミングとリズムが必要になりドタバタになってしまうのだが、型はほとんど完全無欠になってきたと思う。
=======================
■07/10/18(木) □ エリオ馬鹿デフロスターの改造
=======================
大雨の中タイヤ探し。サイズが合う中でベストと思われる Kumho ASX を置く PoCo 裏の店に行ってみたが、いつ入荷するか見当もつかない状態だとのことで、注文も受けてくれなかった。残る候補は BF Goodrich。これにしようかな。ユーザー評をよく読んでみよう。
----------------------
今日は本当に大雨で道もズブズブなのだが、こうして町中を用を足してあちこち走っていても、FFゆえの弱さだとか溝が 2mm 強まで減ってるリアタイヤへの不安は感じなかった。雨が降ればAWD感が高まりドライよりも気持ちよかったレガシィとはむろん違うが、FFはフロントに溝があれば普通に走れちゃうのかもしれない。
この大雨の季節タイヤよりも難儀なのは、ACを入れないと取れないエリオのフロントウィンドウの曇りだ。今日みたいな横なぐりの雨ではサイドウィンドウにも水滴が大量について、視界が下がり危ないと思う。朝 Lougheed で大クラッシュしてパーツの破片を振り撒いた車があったしなあ。この季節は本当に気をつけないと。
それにしてもまったく弱ったエリオのデフロスターシステムで、除湿なしで外気をフロントウィンドウに送り続けるという普通の選択肢がなく(※)、曇りを防ぐにはエアコンを常時使うほかない。結果この大雨の季節夏よりもはるかにエアコン稼動時間が長くなり、燃費に響いている。
(※)「足元」を選ぶと窓際に微弱な風が出るが、まったく風量が足りず曇りが取れない。「足元・窓」「窓」はオートでエアコンが入ってしまい、曇りは一瞬で取れるがそのまま走っては燃費にどえらい無駄が生じる。結局無駄を避けるためには、走っている間中延々と手動で「足元」「足元・窓」を切り替えるという、馬鹿ばかしく危険な方法しか他にテがないのである。
弱ったなと窓曇り対策法を調べていたら、まさにこの「エリオ馬鹿デフロスターの改造法」が、英語エリオユーザーグループで見つかった。簡単単純安全なコネクターはずしをやるだけだ。
狂喜してさっそく実行、これで望み通りというか普通の車と同様、外気取り入れ風を窓に送り曇りを防止し、それでも曇ったらACを入れるという使い方ができるようになった。もともとACは強力で曇りは一瞬で取れる車なので、これでようやく文句なし。やれやれである。スズキの設計は馬鹿でもユーザーグループはまこと最高であった。
2007/10/10
日記「ペルージャみたいな柏レイソル」
=======================
■07/10/06(土) □ ペルージャみたいな柏レイソル
=======================
こないだ野球ばかり増やさないでJリーグ公式戦もやってくれと TV Japan にメールを送ったら、1月しないうちにプログラムに入れてくれた。ありがたい。これが柏・ガンバという非常に手の合うカードで、めちゃめちゃ面白い。休みの日に日本のサッカーが見れる幸せ。
日本のサッカー人はガンバのようなパス組み立てサッカーをすごく褒めるのだが(実際ピッチコンディションがいいためか日本代表よりもパスが早く/速くきれいにつながっている)、DFが根性と対応力で守り、奪ったボールをエースに渡し、エースがドリブルで上がりながら前線にぱしーっとパスを通してシュートまで持っていってしまう柏のサッカーのほうが俺は興奮する。中田がいたときのペルージャみたい。フランサというのが非常にいい選手で、かつての中田の役割をやっている。しゅぱーっと糸を引くように美しい、長いグラウンダーのパス。素晴らしいミドルでゴールも決めてくれた。ベリーナイス。
----------------------
そういえば現イタリー監督ドナドーニが、「ほぼ日」フランコさんに聞かれ、
といったそうだ。こういう風に見ているプロもいるんだなあ。しかし中田がやってた芸能文化人生活には俺も興味はないが、ブラジルやイタリーのスターは「残りの 60%」をディスコと夜遊びに費やしてるのが普通なわけで、中田の生活&サッカー意識がブラジル人たちより低かったとは思えない。余暇を遊びじゃなくて金儲けに使ったから、外国人にはよりスキャンダラスに映っただけだろうと思う。「本当に勿体なかった」というのは涙が出そうなほど同感だが、中田の能力が20代後半落ちてしまった謎解きのヒントにはならない。
結局イタリーのスター選手たちとの違いは、無駄に呼ばれた日本代表で奪われた時間と体力なのかもしれないな。オシム就任以降海外にいる日本人選手が皆いい仕事をしているのを見てみれば。中田が1年の旅でリフレッシュして9月からサッカーに戻ってくれたらと思ったのだが―――カタールでもMLSでもJリーグでもいいではないか―――、戻ってくれなかったなあ。日本でTVに出て、現役復帰はないと明言したらしいし。ため息。
----------------------
後半柏が先制するもガンバが追いつき、逆転してしまう。この辺も上位チームに力及ばず最後はやられていたペルージャっぽいのであった。しかし面白かった。満足。
=======================
■07/10/07(日) □ 毎日雨雨雨
=======================
毎日毎日雨雨雨。気欝な日々。フロントヤードのメイプルが大紅葉してるので写真を撮ってみたのだが、赤が飽和してしまって今ひとつであった。最近なんかピントがぴりっとしないような気もするんだよなー。日本で撮った風景写真なんかも、カキっというピント感はあまりなかったし。サチュレーション(濃さ)をいじってるせいで、色が飽和して輪郭線がぼやけて見えるというのもあるかもしれない。いろいろ色設定をいじってみて、【RGB+1、シャープ+1、曇りWB】で撮ったのがいい感じとなった。
----------------------
今日はまる一日、ドラクエを中心に萌と遊びまくった。DQ7はまた悲しいエピソードが出てきて萌が泣いてしまう。その次の町でも「親が決めたいいなづけ」うんぬんで結ばれぬ恋なんてのが出てきて萌に説明のしようがないし、どうも7歳の純真な心には、ドラクエ流の少年漫画的サッドストーリーは悲しすぎるかもしれんなあと思う。
その後も同様に助けたくても何もできないカタルシスの薄いエピソードが続き、旅の目的がぼやけて、萌は宝探し以外興味を払わなくなってしまった。もうこれは萌は飽きてるなと思い、奥の手として取ってあるFF9にいこうかとオファーしたのだが、萌はDQ7を続けたいという。
それじゃ仕方ないかと次のダンジョンで萌にマッピング係をやらせ、「この階段は『ステアA』ね。これが次のフロアのどこにつながってるかを書いてくれ」と紙に書かせていると、なにかすごい冒険の充実感を感じたようで夢中になってマップを完成させる。どうやらドラクエ名物ダンジョンの楽しみが萌にも効くらしい。この「ダーマ」のダンジョンの奥には楽しいパズルもあり、ボスをやっつける手順だけではない楽しみが用意されているのもよかった。この調子ならば最後まで飽きずにいけるかも。
=======================
■07/10/09(火) □ 過剰繊細反応
=======================
雪の季節になる前に車のリアタイヤを換えたいのであちこち電話して値段を聞いてみると、レガシィではいてたのと同じ Kumho タイヤで 1.5 倍の値段になっている。どうやら3年前よりもタイヤの値段が上がったとしか思えない。考えてみれば原油価格が上がればゴム製品の値段が上がって当たり前か。がっくー。こんなに出すならわざわざ韓国製を買う意味がないと思うが、しかしエリオは妙に扁平率の高いタイヤをはいてるので(ソフトなサスに硬いタイヤという変なバランスなのだ)、選択肢が少ないのである。まいるなー。あきらめずにいいタイヤを探したい。
----------------------
夜萌をベッドに送ると、「マミーと寝たい」と突然泣き出した。最近「心臓の音がドキンドキンと響いて怖い」などとつまらぬことで夜アップセットしてるので、その続きである。「んなこといったって、今までドラクエでわーいって盛り上がってたのに、じゃ寝ようかといったら突然涙がぴしゅーっって、なんじゃそれは?」と軽口でからかうと萌も爆笑し、そのまま少しマンガを読んでやったら落ち着いた。やっぱこの頃の彼女のさまざまなな心のゆらぎを、まともに取り合うほうがかえって過剰繊細反応を助長するのかなと思う。つまらぬ動揺を俺たちがまともに聞いてやればやるほど、心の振幅は振れていく。
しかしこの頃、子供の心にはいろいろと悩む。萌はカナダキッズ的きつさと日本キッズ的ソフトさを兼ね備えているのだが、俺がソフト面をずっと好んでいるのを彼女も気づいていて、それがプレッシャーとなってカナダガールとしての自然な振る舞いを阻害してるかなと最近感じ、俺は反省してるのだ。
Mに対して超ソフトで甘々なことを萌がいうのも根は同じである。「Mよ、萌がああしてわざと超ナイスなことをいうのは、つまり『親を喜ばせようとしていいことをいう』というのは、実は子供の行動としてちょっと不自然ではなかろうか」と俺が言うと、Mもそれもそうだわねえ、手放しで喜んでもいられないわねえと同意していた。親の影響というのは子供にとって巨大すぎて、どれほど気をつけてもいい影響だけを与えていくことはできないのだと思う。
■07/10/06(土) □ ペルージャみたいな柏レイソル
=======================
こないだ野球ばかり増やさないでJリーグ公式戦もやってくれと TV Japan にメールを送ったら、1月しないうちにプログラムに入れてくれた。ありがたい。これが柏・ガンバという非常に手の合うカードで、めちゃめちゃ面白い。休みの日に日本のサッカーが見れる幸せ。
日本のサッカー人はガンバのようなパス組み立てサッカーをすごく褒めるのだが(実際ピッチコンディションがいいためか日本代表よりもパスが早く/速くきれいにつながっている)、DFが根性と対応力で守り、奪ったボールをエースに渡し、エースがドリブルで上がりながら前線にぱしーっとパスを通してシュートまで持っていってしまう柏のサッカーのほうが俺は興奮する。中田がいたときのペルージャみたい。フランサというのが非常にいい選手で、かつての中田の役割をやっている。しゅぱーっと糸を引くように美しい、長いグラウンダーのパス。素晴らしいミドルでゴールも決めてくれた。ベリーナイス。
----------------------
そういえば現イタリー監督ドナドーニが、「ほぼ日」フランコさんに聞かれ、
「中田は良い選手でしたが、もっと偉大なチャンピオンになれたはずです。彼は身体も技術も知性も、全てに恵まれていました。でも彼がサッカーに捧げたのは人生の 40%くらいだったのではないかと、ぼくは思います。残りの 60%は、広告や宣伝やテレビ、インターネットその他に宛てていたように見えました。彼はサッカー選手というよりは、ひとつの企業体だったのかも知れません。もし中田がサッカーのことだけを考えていたら、世界最強選手のひとりになっていたでしょう。でも自身の 40%しかサッカーに捧げなかったら、その実現は難しいです。本当に勿体なかったと思います。彼自身にとっても、日本にとっても、偉大なチャンピオンを生む大きなチャンスを逃してしまったかなと思って‥‥」
といったそうだ。こういう風に見ているプロもいるんだなあ。しかし中田がやってた芸能文化人生活には俺も興味はないが、ブラジルやイタリーのスターは「残りの 60%」をディスコと夜遊びに費やしてるのが普通なわけで、中田の生活&サッカー意識がブラジル人たちより低かったとは思えない。余暇を遊びじゃなくて金儲けに使ったから、外国人にはよりスキャンダラスに映っただけだろうと思う。「本当に勿体なかった」というのは涙が出そうなほど同感だが、中田の能力が20代後半落ちてしまった謎解きのヒントにはならない。
結局イタリーのスター選手たちとの違いは、無駄に呼ばれた日本代表で奪われた時間と体力なのかもしれないな。オシム就任以降海外にいる日本人選手が皆いい仕事をしているのを見てみれば。中田が1年の旅でリフレッシュして9月からサッカーに戻ってくれたらと思ったのだが―――カタールでもMLSでもJリーグでもいいではないか―――、戻ってくれなかったなあ。日本でTVに出て、現役復帰はないと明言したらしいし。ため息。
----------------------
後半柏が先制するもガンバが追いつき、逆転してしまう。この辺も上位チームに力及ばず最後はやられていたペルージャっぽいのであった。しかし面白かった。満足。
=======================
■07/10/07(日) □ 毎日雨雨雨
=======================
毎日毎日雨雨雨。気欝な日々。フロントヤードのメイプルが大紅葉してるので写真を撮ってみたのだが、赤が飽和してしまって今ひとつであった。最近なんかピントがぴりっとしないような気もするんだよなー。日本で撮った風景写真なんかも、カキっというピント感はあまりなかったし。サチュレーション(濃さ)をいじってるせいで、色が飽和して輪郭線がぼやけて見えるというのもあるかもしれない。いろいろ色設定をいじってみて、【RGB+1、シャープ+1、曇りWB】で撮ったのがいい感じとなった。
----------------------
今日はまる一日、ドラクエを中心に萌と遊びまくった。DQ7はまた悲しいエピソードが出てきて萌が泣いてしまう。その次の町でも「親が決めたいいなづけ」うんぬんで結ばれぬ恋なんてのが出てきて萌に説明のしようがないし、どうも7歳の純真な心には、ドラクエ流の少年漫画的サッドストーリーは悲しすぎるかもしれんなあと思う。
その後も同様に助けたくても何もできないカタルシスの薄いエピソードが続き、旅の目的がぼやけて、萌は宝探し以外興味を払わなくなってしまった。もうこれは萌は飽きてるなと思い、奥の手として取ってあるFF9にいこうかとオファーしたのだが、萌はDQ7を続けたいという。
それじゃ仕方ないかと次のダンジョンで萌にマッピング係をやらせ、「この階段は『ステアA』ね。これが次のフロアのどこにつながってるかを書いてくれ」と紙に書かせていると、なにかすごい冒険の充実感を感じたようで夢中になってマップを完成させる。どうやらドラクエ名物ダンジョンの楽しみが萌にも効くらしい。この「ダーマ」のダンジョンの奥には楽しいパズルもあり、ボスをやっつける手順だけではない楽しみが用意されているのもよかった。この調子ならば最後まで飽きずにいけるかも。
=======================
■07/10/09(火) □ 過剰繊細反応
=======================
雪の季節になる前に車のリアタイヤを換えたいのであちこち電話して値段を聞いてみると、レガシィではいてたのと同じ Kumho タイヤで 1.5 倍の値段になっている。どうやら3年前よりもタイヤの値段が上がったとしか思えない。考えてみれば原油価格が上がればゴム製品の値段が上がって当たり前か。がっくー。こんなに出すならわざわざ韓国製を買う意味がないと思うが、しかしエリオは妙に扁平率の高いタイヤをはいてるので(ソフトなサスに硬いタイヤという変なバランスなのだ)、選択肢が少ないのである。まいるなー。あきらめずにいいタイヤを探したい。
----------------------
夜萌をベッドに送ると、「マミーと寝たい」と突然泣き出した。最近「心臓の音がドキンドキンと響いて怖い」などとつまらぬことで夜アップセットしてるので、その続きである。「んなこといったって、今までドラクエでわーいって盛り上がってたのに、じゃ寝ようかといったら突然涙がぴしゅーっって、なんじゃそれは?」と軽口でからかうと萌も爆笑し、そのまま少しマンガを読んでやったら落ち着いた。やっぱこの頃の彼女のさまざまなな心のゆらぎを、まともに取り合うほうがかえって過剰繊細反応を助長するのかなと思う。つまらぬ動揺を俺たちがまともに聞いてやればやるほど、心の振幅は振れていく。
しかしこの頃、子供の心にはいろいろと悩む。萌はカナダキッズ的きつさと日本キッズ的ソフトさを兼ね備えているのだが、俺がソフト面をずっと好んでいるのを彼女も気づいていて、それがプレッシャーとなってカナダガールとしての自然な振る舞いを阻害してるかなと最近感じ、俺は反省してるのだ。
Mに対して超ソフトで甘々なことを萌がいうのも根は同じである。「Mよ、萌がああしてわざと超ナイスなことをいうのは、つまり『親を喜ばせようとしていいことをいう』というのは、実は子供の行動としてちょっと不自然ではなかろうか」と俺が言うと、Mもそれもそうだわねえ、手放しで喜んでもいられないわねえと同意していた。親の影響というのは子供にとって巨大すぎて、どれほど気をつけてもいい影響だけを与えていくことはできないのだと思う。
2007/10/06
日記「萌の各種習いごと状況」
=======================
■07/09/22(土) □ M父夫妻来訪
=======================
朝からM父夫妻来訪。M父は酔うとライトウィング実業家の観点からレフトウィング理想家のMにカラむから始末に負えないのだが、酔っ払ってなければ問題はない。耳が遠いので俺のなまった英語は聞き取れずあまり話はできないが、日本での父さん母さんのことなどを少し話してやった。年齢的に明日はわが身かと思っているらしく、深刻な顔をして聞いていた。
----------------------
夕方萌とドラクエ7を2イベントほど進めると、パズル要素が6以前よりも豊富で非常に楽しい。3Dポリゴンのせいで迷路が歩きにくい(自分の位置を脳内でマッピングしにくい)というのは依然感じるが。ストーリーはのっけからえらい悲しかったのだが、RPGにつきものの不条理には慣れた萌のハートには割合タッチしているようだ。
しかしDQのかつての売りであったバトルのほうは盛り上がらない。FF的な派手なアニメーションが出ないのはDQだからいいのだが―――萌がそれに対して苦情をいうこともない―――、コマンド体系が一向に進化せずややこしいので、萌が自力で戦ってくれないのである。ターンごとに必要なコマンド入力数が他のRPGより多いので何をしたらいいのか分からないのだ。魔法名も英語で自明だったFFと違うしな。オートバトルも使いにくいしAIは大バカ。ドラクエはグラフィックだけじゃなく、ユーザーフレンドリーさという点で時代から大きく遅れてしまってるなあと感じる。あーコマンドをカスタマイズしたい!
=======================
■07/09/24(月) □ 家修理でサッドサッドライフ
=======================
ドライウォールのサンディングをやっていたら、Mが手を出すなといった部分を俺が「まあ仕上げだけ残してラフにやっとく分にはいいだろう」と考えやってしまい、それが本当にやっちゃ駄目だったのであると判明した。またやり直しだといわれ、ほとほとと力が抜ける。本当にこの終わらない家直しには滅入る。
----------------------
最近エリオがスポっと手の内に入った感覚が強く気持ちがよい。ポジションが完全に身体になじんだのか、あまり神経質にシート角度を合わせなくても、常にバイクのような自然な感覚でコーナーに入っていけるようになってきた。上体が安定し、コーナーに入ってからきゅーっとステアを絞ってクリッピングポイントを削り取っていくような走りが街中で楽しめる。家修理で落ち込むサッドサッドライフな俺には、PCや車の調子よさは救いだ。
MとMKがエリオをどえらく気に入っていて、Mなんか何かの拍子に車のことが話題になるたびに、「うちのスズキエリオのキュートさにはかなわないわね」という。もともと車になんて一切興味がなく、レガシィだって快適でしっかりして安心感があるということ以外はなにも感想を持たなかった彼女なのだが、このサイズとスタイルと軽快さがよほど気に入ってるんだろう。
----------------------
カラテ:夏休み後再開してからはなぜか基本スキルの繰り返しが非常に多く、早く上に行きたいボーイズたちはジリジリしてると思うが、萌は先週あたりから自分の技がきれいに決まっていることを自覚してすべてを気持ちよさそうにやっている。動きの切れと力強さが見ていてきれいで、先生もずっと萌の名前を呼んでほめ続けていた。
萌は運動神経がいいとは思えないのだが、こうした所作の勘所をつかむのは天性のものがある。片膝をついて帯を締めなおす所作なども意識してやっており、何をやらせても決まっている。全然強くはなっていないが(笑)、空手が持つ美しさだけはどんどんと体がマスターしてる感じ。
=======================
■07/09/25(火) □ ピアノで落ち込み
=======================
ピアノに行き、夏以来ずっと萌が主張していたピアノ中断の意を先生に伝える。先生愕然。こちらの希望通りいったん 3/5 まで弾けるようになった「ハウル」だけは完成させるというプランにしていただいたのだが、萌はそれもやる気なさげにしており、今回も駄目なレッスンであった。はあ(Sigh)。萌自身ももうやめたいのと、俺と先生がガッカリしていることの両方に落ち込んでいるので、帰路元気付けにと久々にドーナツを買って帰った。
萌は才能に恵まれたいていのことは努力せずできるが(空手の型なんかまさにそう)、ピアノだけは一生懸命復習しないとできないので(or worse, いったんできるようになったことを忘れてしまう)、フラストレーションを感じてるのだろうとMはいう。フラストレーティングだからとなんでも中断してしまうのはよくないが嫌なものを続行させても仕方がないので、とにかくハウルだけは何ヶ月かかろうとマスターし、以後忘れないように家でしょっちゅう弾かせるという方針で行くしかないだろう。身に着けたスキルを自転車の乗り方のように忘れずにいけば、また再開したくなる日も来るかもしれない。
=======================
■07/09/26(水) □ 空手昇格試験の通知
=======================
カラテ:萌は俺が知らぬうちに、動作の途中で一瞬間を取って体重と関節の方向をシフトする、きれいな横蹴りができるようになってしまった。すげえ、これは素人にはできないブルースリーの蹴りだ、美しいと感動していると、型の試演を先生に命じられる。これも先生に絶賛され、来週テストして試演をしっかりできたら帯に最初のラインを入れてもらうことになった(3本入ったら次がオレンジ帯で10「級」となる)。すごい。
ピアノもこれくらい上達が早ければ、きっとやめないんだろうなあ。残念。夏前まではピアノもこうして毎週毎週上達していたので、俺の日本行きでレッスンを中断したのがつくづく失敗であった。
=======================
■07/09/27(木) □ 漢字進歩
=======================
昨日の天ぷらの残りを昼に食べたら、油で胃もたれしてしまった。新しい揚げ油を使い、さらに衣に油を吸わせないよう短時間で揚げようと気を使ったのだが、うちの電気ストーブでは十分油温が上がらずどうしようもなかったのである。もう揚げ物をやるときはよくよく温度を気にして、ストーブの温度が上がらない場合は中止するくらいの覚悟でいかないといかんのかもしれない。まったくもってカナダの電気式厨房は駄目である。天ぷらのときは卓上ガスコンロを使おうかなーとも思うが、ガスが高いしなー。
----------------------
日本語学校の帰りに今日どんな漢字をやったのと萌に聞くと、「風」と「読む」をやったとのこと。えー、小2ってそんな難しい漢字をやってるのかい? それで萌は覚えられたのと聞くと、大丈夫だよという。じゃあその調子でやっていけば、じきにドラクエとかのゲームの漢字もマンガも自分で読めるようになっちゃうよというと、萌はうれしそうに笑っていた。
ゲームの漢字って小学何年生くらいのレベルなんだろうと家に帰ってから検索してみても、それらしき記事は見つからない。逆にゲームのせいで子供が漢字ができなくなるという記事ばかりが出てくるわけだが、うちの場合漢字ソースは週1の日本語学校と本とゲームしかないわけで、ゲームは強いモチベーションにもなるし、萌のこれまでの経緯を見ても役に立つのは間違いない。
俺自身が手書きで字を書く機会なんてもうゼロで(Pocket PC もかな漢字変換だし)、小学生の漢字を全部書けといわれたらかなり間違えると思われ書くほうは萌にもあまり期待しないが、この調子でどんどん読めるようになってしまえば彼女の人生が楽しくなるだろう。
----------------------
夜俺が1人でやってた「MOTHER2」終了。あー、久々にゲームでじーんときたなー。最後にトンズラブラザーズなど懐かしい人々が見れたのには、「旅」を感じてじーんときた。そして最後の最後の攻撃にもじーんときた。いいゲームであった。
=======================
■07/09/29(土) □ エクササイズバイク
=======================
前ほど散歩にいけなくなったBRと自分自身のために、Mがあのエクササイズバイクというものを中古で買ってきた。これがなんか一家に大好評で、萌もMKも俺もなにかといえばヒョイとまたがってフッフッとペダルをこいでいる。家にいながら、TVを見ながら、Pocket PC でネット記事を読みながら、萌と話をして遊んでやりながら運動できるというのは素晴らしい。翻訳で座り仕事をしていると血行が滞って手先から冷えてくるのだが、これを1分やればすぐに血が巡って暖かくなるしな。
=======================
■07/09/30(日) □ カシマシ家族
=======================
朝から萌が日本語の宿題をやっているので(風という字をちゃんと書いていて驚いたが、読み方をまだ知らなかった・笑)、ついでに朝のうちにピアノもやっちゃおうぜと元気付ける。「ハウル」をやらせると忘れてしまった部分が苛立たしくて萌はすぐにカンシャクを起こすのだが、そこを笑わせて気分をほぐし1小節できるごとに紙にマークをつけていこうと励ますと、パート1を全部思い出して見事にすらすらっと弾けるようになる。俺は喜び萌もうれしそう。よしよし。やめたいのは仕方がないが、この曲だけはなにがなんでもマスターしよう。
----------------------
◆13:21 仕事終了、BV家へ。午前は大雨でハイドロプレーンの名所 Lougheed Hiway 通行を心配してたのだが(後ろタイヤにあまり溝がないしFFだし)、雨は小止みになってまったく大丈夫だった。初の5人乗りでもパワー的にはまったく問題なく爽快だったが、窓の曇りに閉口させられる。エアコンをオンにすると2秒で曇りは取れるのだが、オフにするとどうやっていても曇る。これがエリオ最大の弱点だ。
しかし久々に家族全員1台で移動すると、車内はけたたましい。きつきつの後席でシートベルトのつけはずしが大変だとMがさわぐ。左右スペース自体は十分あるのだと俺が自分で座ってテストしてあるわけで、んなことくらい黙って我慢しれよお前。なんとやかましい家族と俺は住んでるのであろうかと思う。この環境にあって無口は尊い。喧騒にあきれ口を挟まず黙っている萌と俺が高貴に感じられる(^_^;;)。
----------------------
BV家では俺はBT@ベース弾きとちょっとジャムしたり、ゲームを見せてもらったりした程度で、あとは親戚といてハッピーな萌を眺めていた。BV家のボーイズはBTを筆頭に、大きくなってもみなヒネてなくてナイスだ。しかし義弟ST@ドラマーがもう全然音楽に乗ってこなくなったなあと思う。俺とBTがセッションしていても、下で萌がドラムを叩いても加わってこないでM父やSCとオヤジ話をしているのであった。もうドラマー魂はたぎってないのだろうか。
帰路車の中でBRが、「(M父と)離婚して本当によかったわ。一緒にいると本当に疲れるのよ。彼はナイスにしてくれるんだけど、どうしようもなく疲れるの」といっていた。たしかにM父といると、ただ声の大きさだけで疲れるよなー。カシマシ家族のルーツは彼にあるわけである。
=======================
■07/10/03(水) □ カラテ昇格試験
=======================
カラテ:ついに萌の昇格試験。おとといは先生が病欠でテストがなく、しかし実は慢心練習不足でたとえテストがあってもヘロヘロだったであろう萌だが、俺にそういわれてショックを受け昨日きちんと練習してきた結果、家でやるよりうまくできて一発クリア。先生はその場で帯にラインを入れて、パシっと打ち鳴らす武道っぽい儀式をちゃんとやってくれた。おめでとう。
----------------------
夜仕事を中止し、TV Japan で見た米米クラブがすごかった。あのボーカルの人はもともと美声で、そのきれいすぎる声が非ロックで俺は好きじゃなかったのだが、年を取って恰幅がややよくなったからかドス(ノイズ)が入ってきて、昔よりも断然かっこよくなっている。ここしばらくでTVを見ていて一番笑った。後でビデオを見せたら萌にも超ウケた。Boowy に次いで今度は米米クラブが好きになるかもしれぬ。
■07/09/22(土) □ M父夫妻来訪
=======================
朝からM父夫妻来訪。M父は酔うとライトウィング実業家の観点からレフトウィング理想家のMにカラむから始末に負えないのだが、酔っ払ってなければ問題はない。耳が遠いので俺のなまった英語は聞き取れずあまり話はできないが、日本での父さん母さんのことなどを少し話してやった。年齢的に明日はわが身かと思っているらしく、深刻な顔をして聞いていた。
----------------------
夕方萌とドラクエ7を2イベントほど進めると、パズル要素が6以前よりも豊富で非常に楽しい。3Dポリゴンのせいで迷路が歩きにくい(自分の位置を脳内でマッピングしにくい)というのは依然感じるが。ストーリーはのっけからえらい悲しかったのだが、RPGにつきものの不条理には慣れた萌のハートには割合タッチしているようだ。
しかしDQのかつての売りであったバトルのほうは盛り上がらない。FF的な派手なアニメーションが出ないのはDQだからいいのだが―――萌がそれに対して苦情をいうこともない―――、コマンド体系が一向に進化せずややこしいので、萌が自力で戦ってくれないのである。ターンごとに必要なコマンド入力数が他のRPGより多いので何をしたらいいのか分からないのだ。魔法名も英語で自明だったFFと違うしな。オートバトルも使いにくいしAIは大バカ。ドラクエはグラフィックだけじゃなく、ユーザーフレンドリーさという点で時代から大きく遅れてしまってるなあと感じる。あーコマンドをカスタマイズしたい!
=======================
■07/09/24(月) □ 家修理でサッドサッドライフ
=======================
ドライウォールのサンディングをやっていたら、Mが手を出すなといった部分を俺が「まあ仕上げだけ残してラフにやっとく分にはいいだろう」と考えやってしまい、それが本当にやっちゃ駄目だったのであると判明した。またやり直しだといわれ、ほとほとと力が抜ける。本当にこの終わらない家直しには滅入る。
----------------------
最近エリオがスポっと手の内に入った感覚が強く気持ちがよい。ポジションが完全に身体になじんだのか、あまり神経質にシート角度を合わせなくても、常にバイクのような自然な感覚でコーナーに入っていけるようになってきた。上体が安定し、コーナーに入ってからきゅーっとステアを絞ってクリッピングポイントを削り取っていくような走りが街中で楽しめる。家修理で落ち込むサッドサッドライフな俺には、PCや車の調子よさは救いだ。
MとMKがエリオをどえらく気に入っていて、Mなんか何かの拍子に車のことが話題になるたびに、「うちのスズキエリオのキュートさにはかなわないわね」という。もともと車になんて一切興味がなく、レガシィだって快適でしっかりして安心感があるということ以外はなにも感想を持たなかった彼女なのだが、このサイズとスタイルと軽快さがよほど気に入ってるんだろう。
----------------------
カラテ:夏休み後再開してからはなぜか基本スキルの繰り返しが非常に多く、早く上に行きたいボーイズたちはジリジリしてると思うが、萌は先週あたりから自分の技がきれいに決まっていることを自覚してすべてを気持ちよさそうにやっている。動きの切れと力強さが見ていてきれいで、先生もずっと萌の名前を呼んでほめ続けていた。
萌は運動神経がいいとは思えないのだが、こうした所作の勘所をつかむのは天性のものがある。片膝をついて帯を締めなおす所作なども意識してやっており、何をやらせても決まっている。全然強くはなっていないが(笑)、空手が持つ美しさだけはどんどんと体がマスターしてる感じ。
=======================
■07/09/25(火) □ ピアノで落ち込み
=======================
ピアノに行き、夏以来ずっと萌が主張していたピアノ中断の意を先生に伝える。先生愕然。こちらの希望通りいったん 3/5 まで弾けるようになった「ハウル」だけは完成させるというプランにしていただいたのだが、萌はそれもやる気なさげにしており、今回も駄目なレッスンであった。はあ(Sigh)。萌自身ももうやめたいのと、俺と先生がガッカリしていることの両方に落ち込んでいるので、帰路元気付けにと久々にドーナツを買って帰った。
萌は才能に恵まれたいていのことは努力せずできるが(空手の型なんかまさにそう)、ピアノだけは一生懸命復習しないとできないので(or worse, いったんできるようになったことを忘れてしまう)、フラストレーションを感じてるのだろうとMはいう。フラストレーティングだからとなんでも中断してしまうのはよくないが嫌なものを続行させても仕方がないので、とにかくハウルだけは何ヶ月かかろうとマスターし、以後忘れないように家でしょっちゅう弾かせるという方針で行くしかないだろう。身に着けたスキルを自転車の乗り方のように忘れずにいけば、また再開したくなる日も来るかもしれない。
=======================
■07/09/26(水) □ 空手昇格試験の通知
=======================
カラテ:萌は俺が知らぬうちに、動作の途中で一瞬間を取って体重と関節の方向をシフトする、きれいな横蹴りができるようになってしまった。すげえ、これは素人にはできないブルースリーの蹴りだ、美しいと感動していると、型の試演を先生に命じられる。これも先生に絶賛され、来週テストして試演をしっかりできたら帯に最初のラインを入れてもらうことになった(3本入ったら次がオレンジ帯で10「級」となる)。すごい。
ピアノもこれくらい上達が早ければ、きっとやめないんだろうなあ。残念。夏前まではピアノもこうして毎週毎週上達していたので、俺の日本行きでレッスンを中断したのがつくづく失敗であった。
=======================
■07/09/27(木) □ 漢字進歩
=======================
昨日の天ぷらの残りを昼に食べたら、油で胃もたれしてしまった。新しい揚げ油を使い、さらに衣に油を吸わせないよう短時間で揚げようと気を使ったのだが、うちの電気ストーブでは十分油温が上がらずどうしようもなかったのである。もう揚げ物をやるときはよくよく温度を気にして、ストーブの温度が上がらない場合は中止するくらいの覚悟でいかないといかんのかもしれない。まったくもってカナダの電気式厨房は駄目である。天ぷらのときは卓上ガスコンロを使おうかなーとも思うが、ガスが高いしなー。
----------------------
日本語学校の帰りに今日どんな漢字をやったのと萌に聞くと、「風」と「読む」をやったとのこと。えー、小2ってそんな難しい漢字をやってるのかい? それで萌は覚えられたのと聞くと、大丈夫だよという。じゃあその調子でやっていけば、じきにドラクエとかのゲームの漢字もマンガも自分で読めるようになっちゃうよというと、萌はうれしそうに笑っていた。
ゲームの漢字って小学何年生くらいのレベルなんだろうと家に帰ってから検索してみても、それらしき記事は見つからない。逆にゲームのせいで子供が漢字ができなくなるという記事ばかりが出てくるわけだが、うちの場合漢字ソースは週1の日本語学校と本とゲームしかないわけで、ゲームは強いモチベーションにもなるし、萌のこれまでの経緯を見ても役に立つのは間違いない。
俺自身が手書きで字を書く機会なんてもうゼロで(Pocket PC もかな漢字変換だし)、小学生の漢字を全部書けといわれたらかなり間違えると思われ書くほうは萌にもあまり期待しないが、この調子でどんどん読めるようになってしまえば彼女の人生が楽しくなるだろう。
----------------------
夜俺が1人でやってた「MOTHER2」終了。あー、久々にゲームでじーんときたなー。最後にトンズラブラザーズなど懐かしい人々が見れたのには、「旅」を感じてじーんときた。そして最後の最後の攻撃にもじーんときた。いいゲームであった。
=======================
■07/09/29(土) □ エクササイズバイク
=======================
前ほど散歩にいけなくなったBRと自分自身のために、Mがあのエクササイズバイクというものを中古で買ってきた。これがなんか一家に大好評で、萌もMKも俺もなにかといえばヒョイとまたがってフッフッとペダルをこいでいる。家にいながら、TVを見ながら、Pocket PC でネット記事を読みながら、萌と話をして遊んでやりながら運動できるというのは素晴らしい。翻訳で座り仕事をしていると血行が滞って手先から冷えてくるのだが、これを1分やればすぐに血が巡って暖かくなるしな。
=======================
■07/09/30(日) □ カシマシ家族
=======================
朝から萌が日本語の宿題をやっているので(風という字をちゃんと書いていて驚いたが、読み方をまだ知らなかった・笑)、ついでに朝のうちにピアノもやっちゃおうぜと元気付ける。「ハウル」をやらせると忘れてしまった部分が苛立たしくて萌はすぐにカンシャクを起こすのだが、そこを笑わせて気分をほぐし1小節できるごとに紙にマークをつけていこうと励ますと、パート1を全部思い出して見事にすらすらっと弾けるようになる。俺は喜び萌もうれしそう。よしよし。やめたいのは仕方がないが、この曲だけはなにがなんでもマスターしよう。
----------------------
◆13:21 仕事終了、BV家へ。午前は大雨でハイドロプレーンの名所 Lougheed Hiway 通行を心配してたのだが(後ろタイヤにあまり溝がないしFFだし)、雨は小止みになってまったく大丈夫だった。初の5人乗りでもパワー的にはまったく問題なく爽快だったが、窓の曇りに閉口させられる。エアコンをオンにすると2秒で曇りは取れるのだが、オフにするとどうやっていても曇る。これがエリオ最大の弱点だ。
しかし久々に家族全員1台で移動すると、車内はけたたましい。きつきつの後席でシートベルトのつけはずしが大変だとMがさわぐ。左右スペース自体は十分あるのだと俺が自分で座ってテストしてあるわけで、んなことくらい黙って我慢しれよお前。なんとやかましい家族と俺は住んでるのであろうかと思う。この環境にあって無口は尊い。喧騒にあきれ口を挟まず黙っている萌と俺が高貴に感じられる(^_^;;)。
----------------------
BV家では俺はBT@ベース弾きとちょっとジャムしたり、ゲームを見せてもらったりした程度で、あとは親戚といてハッピーな萌を眺めていた。BV家のボーイズはBTを筆頭に、大きくなってもみなヒネてなくてナイスだ。しかし義弟ST@ドラマーがもう全然音楽に乗ってこなくなったなあと思う。俺とBTがセッションしていても、下で萌がドラムを叩いても加わってこないでM父やSCとオヤジ話をしているのであった。もうドラマー魂はたぎってないのだろうか。
帰路車の中でBRが、「(M父と)離婚して本当によかったわ。一緒にいると本当に疲れるのよ。彼はナイスにしてくれるんだけど、どうしようもなく疲れるの」といっていた。たしかにM父といると、ただ声の大きさだけで疲れるよなー。カシマシ家族のルーツは彼にあるわけである。
=======================
■07/10/03(水) □ カラテ昇格試験
=======================
カラテ:ついに萌の昇格試験。おとといは先生が病欠でテストがなく、しかし実は慢心練習不足でたとえテストがあってもヘロヘロだったであろう萌だが、俺にそういわれてショックを受け昨日きちんと練習してきた結果、家でやるよりうまくできて一発クリア。先生はその場で帯にラインを入れて、パシっと打ち鳴らす武道っぽい儀式をちゃんとやってくれた。おめでとう。
----------------------
夜仕事を中止し、TV Japan で見た米米クラブがすごかった。あのボーカルの人はもともと美声で、そのきれいすぎる声が非ロックで俺は好きじゃなかったのだが、年を取って恰幅がややよくなったからかドス(ノイズ)が入ってきて、昔よりも断然かっこよくなっている。ここしばらくでTVを見ていて一番笑った。後でビデオを見せたら萌にも超ウケた。Boowy に次いで今度は米米クラブが好きになるかもしれぬ。
登録:
投稿 (Atom)