「花札ざんまい」「カナダの子供アニメ」「FM 2008 エンジンの味わい深さ」ほか。
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■08/05/18(日) □ 日本語学校運動会
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日本語学校運動会。去年までの学校に比べると人数が少ないのであまり大掛かりな催しはできないだろうと思っていたが、先生たちが頑張って種目が豊富、天気も幸いにすばらしく、みなのんびりと初夏の運動を楽しんだ。
しかし帰ると萌は頭が痛いという。別に暑くはなかったのだが熱中症かと濡れタオルで冷やすも、喉も痛いと風邪症状となり、昼寝をし起きると久しぶりにべそべそ泣きになってしまった。元気なときはまったく問題ないが、こうして体調を損ねるとやっぱりマミーマミーとMにべったり。萌と2人で日本になんて行けるのだろうかと不安になる。
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■08/05/19(月) □ 花札ざんまい
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祝日、萌は熱が少しあるので静かにさせる。
前に日本で買った古いおみやげの中から萌が花札を見つけ、どうやるのと興味を示すので、花合わせという子供のときにやったゲームのルールをネットで探し教えてやる。するとあまりにも簡単ですぐに覚えられ、そしていいカードが取れたときの興奮はなかなか他のゲームにはないものであり、萌は超気に入って何度も何度も対戦していた。俺も子供のとき花札はすごく好きだったのだが、それはこのなんともいえず味のある絵にも魅力があるんだろうな。
それに『みよしの』『あのよろし』という意味不明の言葉が載っているのも楽しい。意味を聞かれて全然分からないと答えると萌は大笑いしていた。その意味をまた検索したりしつつ(それでも意味はよく分からなかったがまああによろし)、静かに一日を過ごしました。
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■08/05/21(水) □ カナダの子供アニメ
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今週からMが朝シフトなので俺も毎日早起き。夜、皿洗いを1時間繰り上げ相撲を録画し早く寝なければ、寝不足でもたない。
朝萌は Teletoon というアニメチャンネルを見ていたのだが、これが日本製とカナダ製アニメを交互にやっていて、クールでパンクでありたくもおトボケになってしまうカナダのティーンライフを描いた「6 Teens」というのが面白い。「彼はキュートなんだけど、キスがものすごく下手で犬になめられてるみたいなのよ!」なんて怒ってる女の子がいるあたりが、ロボット変身ガーンばっかりの日本アニメとものすごく違う。ああそうか、カナダの子供はこういうTVを見てるのねと納得した。こういうのを見てると、カナダのティーンってかわいげがあるなあと思う。萌は前々からラブ・ロマンスに強い憧れを持っているが、こういうのを見てれば当然だよな。
萌は学校から帰っても晩飯まではなんだかんだと忙しいし、その後はMがTVを使うのでそんなにTVを見てないと思うのだが、朝こうして見てるのが学校での話題になるのね。この時間にアニメだけじゃなく、子供情報番組なんかもやってくれたらいいのにな。
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■08/05/22(木) □ Football Manager 2008 に移行
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再燃中のFM熱を反映し、ついに【Football Manager 2008】をゲット。第一印象は、新ゲームのスタートとセーブが速い。しかし2年経っても操作性はまったく上がってないし、欲しかった機能は何も加わっていない。俺は97年からこのシリーズをやっているが10年経っても操作性は向上しないのだから、使いにくいということ自体に英国人が気づかないのだろう。これはもう消え行く英国車同様どうしようもないことなのかも。
試合は選手とボールの動きが遅く、2006 より爽快感に欠ける。立ち止まりゆっくりボールを回しているのがイライラする。パスの出しどころに迷うあたりはリアルだが。結論として初見ではいいのかどうかなんともいえないというところ。まあ FM 2006 も最初は 03/04 よりGKがうますぎて腹が立つなど違和感があったしな。そんなところ。寝よう。
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■08/05/23(金) □ FM 2008 開幕
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今日は夕方スクールシネマとのことで萌とJDを連れてきてみると、みなパジャマを着スリーピングバッグを持ってきて、暗いジムで音楽をかけ踊り、お菓子を支給され超盛り上がっている。ああなるほど、こういうムービーナイトなのね。こりゃ楽しくてたまらんだろう。しかし映画自体は何年も前のヒットしなかったディズニーCGもの。せっかくの特別な夜なのだからいい映画を選べばよかろうに。非常につまらん。
萌は今日ブック・キャラクターデイ(仮装で一日スクールデイを過ごす日)、JDを招待しての遊びと手巻きずしディナー、ムービーナイトとあまりに盛りだくさんで、興奮して朝早く目を覚ましすぎたこともあり夜はヘロヘロになった。映画がつまらなかったし、結局バッドデイだったなんていっている。なにを言ってるのかね。
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【FM 2008】を最新 8.0.2 にアップデートし、まずは慣れ親しんだパレルモでテストプレイ。どのバージョンでも必ず獲得していた中田が引退したのが悲しい。Jリーグの選手が相変わらず入ってないのもやる気を殺ぐ。練習と戦術は 2006 のものが使えるので助かったが、2006 と違いパス回しがえらい遅いので、速いパス回しにトライさせようと戦術的工夫をさっそく始める。
そして公式戦第1戦、vs パルマ。.....うーん、これは。双方プレスがえらい弱く、ボールを持って何秒も出しどころを探し(守備者はそれをじっくりと見守り)、やがておもむろにえいとスルーパスという攻めが続く。そしてそのスルーパスがFWにおめおめと通ってしまい、シュート&ゴール。こ、こんなシュートが決まってもうれしくもなんともない。結果 4-0 で勝利。うーん、これは。これは Football Manager 2008 は大ハズレなのではと青ざめてます。
FM 2006 はどこのチームもプレスが非常に速く、それをかいくぐるダイレクトパスの精度の高さがチームの強弱の決め手となり、ぎりぎりで通る速いパスと選手の連動性が美しさを生んでいたのだが、このバージョンではプレスとパス出しが共に遅すぎる。俺が追求していたチェルシー的高速サッカーは消えうせ、こりゃ引退選手のオールスター戦かよというもたもたサッカーになってしまった。
こんなはずではと次のミランと対戦。今度はこっちが簡単に3点奪われやる気をなくす。このバージョンのGKは相当に能力が低い。なんでそれに触れないのだという単純シュートを決められまくられている。
しかし呆れつつも眺めていると2点を返し、その2点目がMFがドリブル突破すると見せかけDFを引き付けてからサイドに開き、その折り返しをFWがゴールという美しいものだった。プレスが弱い(ボールを奪われにくい)分ドリブルの効果が大幅に上がっている。これは面白い。今のところ全然期待通りのデキではないバージョンだが、ともかくしばらく戦ってみよう。
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■08/05/24(土) □ FM 2006 と 2008 の比較
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昨日1日の感触から、FWを補強し戦術をダイレクトプレーに修正して本気でシーズンイン。今度は 2-1 でミランに完勝。FM 2006 で詰めてきた組織力を監督の俺がチームにシステムをもたらしたという感じで、組織が未熟なミランを上回ってしまった。2点ともに組織と個人の力が噛み合った美しい点であり、2日目にして初めてガッツポーズが出る。
しかし人工知能が賢く意外性のある組み立てをするのは実にうれしいのだが、プレスとタックルが弱くなった分ボールを持ちすぎ試合が遅くダルいし、決定的中長距離パスが出なくなっている。シュートも全体に弱く、軌道に美しさがない。攻守とも選手の美技が出にくくなっているが、GKの拙さで単純なシュートがころっと入るところがげんなりする。
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FM 2008 に失望して FM 2006 に戻ってみると、プレスの効いたスピーディな試合がやはり心地よい。しかし一度 FM 2008 の微に入り細にいるAIを見てしまうと、スピーディではあるがピンボール的な 2006 のサッカーに、中田が活躍できなかったプレミアリーグっぽい中盤飛ばしの単調さを強く感じてしまう。
FM 2007 のデモもダウンロードして比較してみると、マッチエンジンは 2006 と同じだった。FM 2006 (2007) はボールを奪える頑強な守備的MFと、DFに競り勝ちイーブンボールをものにしシュートに持ち込めるアスリート系FWが大活躍し、ファンタジスタは中田・中村はおろかカカー・ロナウジーニョですらいい仕事をできなかったのだよなと、2008 を見て改めて 2006 エンジンの欠陥に気づかされる。
ボールを持っての遅効が増えた FM 2008 では、技術があればMFが攻撃の要になってドリブルし、いいところにパスを送り込むことができる。うーむ、これはもう戻れない。中盤が生きるこのマッチエンジンで、スピードがあり美しいサッカーを実現したい。
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■08/05/25(日) □ FM 2006 日本人データをゲット
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【FM 2008】シーズンインして10試合を消化し、他チームも組織がしっかりしてきたのか、単に選手のマッチフィットネスが上がりどこも動きがよくなったからなのか、下位チームでも馬鹿げたプレスの弱さはなくなり、凡な得失点が減り試合が厳しく面白くなってきた。ほっ、こういうゲームだったのね。2日であきらめないでよかった。
せっかくこれまでと違いドリブルが効くゲームなんだからやっぱ大久保を入れたいぜと日本人データを探し、wireframebox という方が作った J-League データを発見。やっ・た。ざっと見たところ細かいパラメータは入力されてないが、ちゃんとポジションと能力値が入力されている。大久保が 145 と評価が甘めすぎるが(――デフォルトで 156 の俊輔は別格だが、他は 140 が日本人最高レベルだろう――)。作者は日本人ではなさそうで、どういうお方か存じませんが感謝します。
このデータを自力で修正して中田英寿を作り、大久保と共に Aston Villa へ。中村憲剛ら日本代表選手たちもプレミアに移籍させる。このマッチエンジンならば間違いなく、前よりも俊輔・憲剛ら技術系が活躍するに違いない。
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■08/05/27(火) □ FM 2008 エンジンの味わい深さ
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おとといから大久保&中田入りで始めた Aston Villa は、予算が30億とパレルモとは桁違いに潤沢なところがさすがに景気のいいプレミアリーグという感じだが、予想したよりも弱い。個人技が生きる FM 2008 では1対1で能力差が前よりも激しく出る傾向が強く、ビッグクラブの有名選手は選手たちの頑張りでは抑えようがない。セスクやトレスにDFが翻弄され、簡単にシュートを決められてがっくりくる。もう少し強いチームを探そう。
しかし技術パラメータの違いが現実的に反映されるのは素晴らしい。前は堅固なMFを並べれば格上チームの攻撃を跳ね返せたのだが、2008 ではMFが守備専門だとボールを奪っても展開力がないのでキープできず、延々と守るばかりになってしまう。中田がいるといないのとではキープ力=攻撃時間量が違うのだ。
大久保をセンターMFに回してみても、ミドルシュートを打ちすぎ吹かしチャンスを大量に無駄にはしたものの(笑)、MFとしてちゃんとボールを収めキープし出すという仕事が務まった。前はAMFをセンターに置くと守備力がなさすぎてガタガタになったのだが、この辺がリアルで非常によろしい。「うまい選手はボールをキープできる」というところが、FM 2006/2007 との最大の違いなのであろう。
チェルシー戦、大久保が絶えず裏を狙い、ボールを持てば即打つという彼らしい動きでDFに脅威を与え、MFにスペースを与えMFのミドルからの得点を生む。結果 2-2 でドロー、非常にいい試合だった。よし。
プレスが弱すぎ、イラっとさせられるヘボ得失点があり、スター選手は抑えようがないなどこのマッチエンジンには不満も多い。最高だとは言い切れない。が、戦術的な味わい深さは間違いなく、歴代最高であろう。
2008/05/28
2008/05/17
日記「【FM 2006】スペースの使い方」
「コンパクト布陣の落とし穴」「対チェルシー戦術」ほか。
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■08/05/08(木) □ コンパクト布陣の落とし穴
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ほぼ1年ぶりの【Football Manager 2006】、中田と大久保を入れ初めてプレミアを戦った Aston Villa は、初年度3位と望外にいい成績だった。最初はチェルシーに 0-5 で粉砕され (^-^;、ニューキャッスル戦でもオーウェンにハットトリックを決められたのだが、戦術を詰めることで最後は4強にも抵抗できるようになった。
今回わかってきたのだが FM 2006 の戦術のキモは、自軍の並びよりも相手をどう動かすかにある。最初は守りを意識して 3-3-2-2 という感じの岡田監督的コンパクト布陣にしたのだが、これは後ろに厚みがあり相手の攻撃を止めることは安全にできても、ボールを拾った時点で近くに相手選手がわらわらと存在しプレスをかけてくるため、スペースがなくボールを回せなくなってしまう。たちまち自陣でボールを失い、やられてしまうのだ。
これが機能せず普通の攻撃的 4-4-2 に切り替えると、自軍配置もそれをマークする相手選手の間隔も適度に空き、パスが通りポゼッションサッカーで戦えるようになる。なるほど道理である。サッカーは深い。
センターで奪い、右で上がる大久保の前にボールを飛ばす攻撃がよく機能する (Use Target Man/Target Man に大久保を選択/Run Onto Ball) 。そこからの単純な折り返しではなかなか点が取れないのだが、相手を崩すきっかけになる。大久保の切れも楽しめる。
上位には勝てないがともかくCL出場を見事決めたわけで、エディタを使ってCL放映料を15億ほど前借りし(シーズン中放映料が入ったら返す)、いい補強をして2年目を戦おう。
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■08/05/11(日) □ スペースの使い方
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【FM 2006】LS来訪。俺は2人を遊ばせながら、不調に陥った2年目 Aston Villa の戦術を考えている。不調の原因はあえて言えばシュートが入ってないということだけで、崩して打つところまではできている。FW陣の動きが悪いわけでもないが、ただただ点が入らない。弱った。
ここまで詰めてきた 4-4-2 では何をやってもダメで、経験上こういうときはいったんフォーメーションを既定値に戻し作り直すしかないと、デフォルトで入っている中からダイヤモンド型 4-4-2(4-4-2 Diamond Attacking v2)を試してみる。するとなんと、突如攻撃陣が爆発した。センターから美しいスルーパスが前に通っていき、能力の高いうちのアタッカーたちが決めまくっている。げげ、なんで?
攻撃を見ていると、このフォーメーションは DMF と AMF の間のセンターサークル周辺に広大な無人スペースがあるのだが、ここがキモらしい。つまり1年目のコンパクト陣形失敗と同じ理由で、味方がいる場所は敵がマークをしにやってき、いない場所には敵もいないから使うスペースがあるというサッカーの真理がそこにあるのである。センターでMFがいい体勢でボールを持ちパスを通すことができ、普通の 4-4-2 ではまったくなかった中央突破が出てきた。感動。うーん、サッカーは深い。それをここまで見せてくれる FM 2006 もすごいとしか言いようがない。
相手が強いと反撃も同じスペースを通ってくるだけに速く厳しく、CLのミラン戦・マンU戦ではスコスコと2点取られたが、うちのキレキレの2トップバロシュとザライエッタが、チェルシーのごときカウンターで点を取ってくれる。この2トップに加えAMFのロシア人アルシャヴィンら、素晴らしい選手を持っていることを誇りに思う。クラブのサポーターというのはこういう幸せな気持ちなのだろうな。相手の並びによっても効果は変わるだろうし、これを参考にトライを続けてみよう。人が作った戦術なのが癪に障るが、中央突破ができるのは俺の理想のフットボールだ。
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■08/05/14(水) □ 強くなる稽古はいいが
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カラテ:最近ウォームアップを見ていて思うのだが、LSは柔軟性が大きく増している。前は特に柔らかいとは思わなかったが、今はひざに額が見事についている。これだけキツいストレッチを週2回やれば、子供には効果絶大らしい。前蹴り横蹴りが高く上がるようなストレッチも教えており、この師範代はやはり自身が求道的なだけあって、強くなるための方法には精通してるなという感じ。子供たちも厳しいウォームアップに慣れて、チャレンジとして楽しみ始めた様子が伺える。
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しかしこの師範代の放置カオススパーリングは相変わらずで困った。上級者たちのスパーを見ていて思うのだが、痛くなくスピードと技術と気合が入るという正しいスパーをやってるのは厳しかったGL先生に習った生徒で、ダメなのは代理MK先生がスパーを始めさせた生徒なんだよな。その違いは明確である。
スパーリングが終わると、師範代の助手の人が萌に近寄り、グッジョブだったとほめていた。あの助手の人は師範代よりもやや広範に目が届いているようなので(単に若い師範代よりも子供の気持ちに敏感なのかもしれない)、スパーリング時我を忘れラフになりがちな子にもうちょっと目を配ってくれと相談してみようかな。
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■08/05/17(土) □ 対チェルシー戦術
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遅い春がとうとう来ないまま終わり、今週から夏になった。家の回りじゅうのタンポポを抜いたが、わずか数時間の作業で大バケツが満タン。タンポポは取っても取っても増えていくモンスターであり、人間の手には負えないとつくづく思う。
Mと萌は映画を見に行き、帰ると庭でまたバーベキュー。夏に気持ちが盛り上がってます。
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【FM 2006】うちの Aston Villa はプレミア首位を快走し、CLでもユベントスを 4-5 という派手な点の取り合いで下しベスト8に進んだのだが、プレミア首位決戦のチェルシー戦に完敗した。ここはモンスター軍団である。どうやっても個人能力差で勝てない。はあ。リセット。
調べてみると過去2年うちはリバプールにも全敗で、マンUとアーセナルには互角に戦っている。どうやら相手が格上で、かつ 4-4-2 じゃないフォーメーションだと、うちは手も足も出ないということらしい。具体的には今のダイヤモンド型フォーメーションはセンターからの攻撃がキモなわけで、相手のシステムにアンカー(マケレレなどの守備的MF)がいるとトップ下がつぶされてしまうのだろう。アンカーの脇を突くにはどうしたらよいのか。
チェルシーのフォーメーションをさかさまにして、こっちが突きたいスペースと抑えたいスペースを考えてみる。うちは2トップでいきたいので、4-4-2 のウィングを上げた 4-2-2-2 システムを作ってテストしてみる。これでマケレレの両脇を攻略するのだ。
バロシュの抜け出しで先制、ロッベンのミドルで追いつかれる。コールとボジノフにも叩き込まれ簡単に逆転されたが、前よりは勝負になる。試合中さらに細かい指示を詰め、戦術は完成。リセットし本番へ。これで負けるなら個人能力の差であり、仕方がない。
あー、FKのマーキングミスでロッベンをフリーにし失点。がー、凡ミス。0-1。だがしかしこっちも点が取れなかったので、この負けは受け入れよう。それ以外はみなよく戦ってくれた。続くリバプール戦も同じシステムで前半守り倒し、後半スペースを攻略して3得点で撃破。完璧だ。守り外を回すサッカーとなってしまい美しさにはやや欠けるが、強敵を相手にした場合は仕方がない。
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そして2年目にして見事プレミアを制覇。やっ・た。CLもあれほど苦手としたチェルシーにセミファイナルで完勝して決勝へ。これは非常にうれしい。
決勝はインテル、うちはユベントスと打ち合って勝ったのだと自信を持って戦ったが、あと一歩のところまで追い詰めるもマルティンスの超ミドルにやられた。あれを入れられては守りようがないという、ワールドクラスだけが打てるやつである。あー。まあこの陣容でプレミアを勝てたのだから、いいシーズンであった。
大久保は2シーズン使ってみたが、やはり Work Rate/Off the Ball の低さゆえかいいところでボールをもらえず、シュートが打てない。大久保ならこれは決めるだろうというシーンでもキーパー真正面に打ったりしている。おそらく Composure(落ち着き)の低さのせいだろう。2年で11ゴール、12アシスト。悪くはないが、大久保はプレミアではここまで止まりだろうな。
中田も同じく2年で12アシストと物足りないが、武闘派が多いうちのセンターMF陣の中ではひらめきがあり数字には出ない組み立てに貢献しているので、3年目も使ってみたい。やはり昔は能力値が 165 もあり正真正銘のワールドクラスだったのだが、今は 140 という設定なので、決定的な仕事がなかなか出ないのは致し方ない。
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■08/05/08(木) □ コンパクト布陣の落とし穴
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ほぼ1年ぶりの【Football Manager 2006】、中田と大久保を入れ初めてプレミアを戦った Aston Villa は、初年度3位と望外にいい成績だった。最初はチェルシーに 0-5 で粉砕され (^-^;、ニューキャッスル戦でもオーウェンにハットトリックを決められたのだが、戦術を詰めることで最後は4強にも抵抗できるようになった。
今回わかってきたのだが FM 2006 の戦術のキモは、自軍の並びよりも相手をどう動かすかにある。最初は守りを意識して 3-3-2-2 という感じの岡田監督的コンパクト布陣にしたのだが、これは後ろに厚みがあり相手の攻撃を止めることは安全にできても、ボールを拾った時点で近くに相手選手がわらわらと存在しプレスをかけてくるため、スペースがなくボールを回せなくなってしまう。たちまち自陣でボールを失い、やられてしまうのだ。
これが機能せず普通の攻撃的 4-4-2 に切り替えると、自軍配置もそれをマークする相手選手の間隔も適度に空き、パスが通りポゼッションサッカーで戦えるようになる。なるほど道理である。サッカーは深い。
センターで奪い、右で上がる大久保の前にボールを飛ばす攻撃がよく機能する (Use Target Man/Target Man に大久保を選択/Run Onto Ball) 。そこからの単純な折り返しではなかなか点が取れないのだが、相手を崩すきっかけになる。大久保の切れも楽しめる。
上位には勝てないがともかくCL出場を見事決めたわけで、エディタを使ってCL放映料を15億ほど前借りし(シーズン中放映料が入ったら返す)、いい補強をして2年目を戦おう。
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■08/05/11(日) □ スペースの使い方
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【FM 2006】LS来訪。俺は2人を遊ばせながら、不調に陥った2年目 Aston Villa の戦術を考えている。不調の原因はあえて言えばシュートが入ってないということだけで、崩して打つところまではできている。FW陣の動きが悪いわけでもないが、ただただ点が入らない。弱った。
ここまで詰めてきた 4-4-2 では何をやってもダメで、経験上こういうときはいったんフォーメーションを既定値に戻し作り直すしかないと、デフォルトで入っている中からダイヤモンド型 4-4-2(4-4-2 Diamond Attacking v2)を試してみる。するとなんと、突如攻撃陣が爆発した。センターから美しいスルーパスが前に通っていき、能力の高いうちのアタッカーたちが決めまくっている。げげ、なんで?
攻撃を見ていると、このフォーメーションは DMF と AMF の間のセンターサークル周辺に広大な無人スペースがあるのだが、ここがキモらしい。つまり1年目のコンパクト陣形失敗と同じ理由で、味方がいる場所は敵がマークをしにやってき、いない場所には敵もいないから使うスペースがあるというサッカーの真理がそこにあるのである。センターでMFがいい体勢でボールを持ちパスを通すことができ、普通の 4-4-2 ではまったくなかった中央突破が出てきた。感動。うーん、サッカーは深い。それをここまで見せてくれる FM 2006 もすごいとしか言いようがない。
相手が強いと反撃も同じスペースを通ってくるだけに速く厳しく、CLのミラン戦・マンU戦ではスコスコと2点取られたが、うちのキレキレの2トップバロシュとザライエッタが、チェルシーのごときカウンターで点を取ってくれる。この2トップに加えAMFのロシア人アルシャヴィンら、素晴らしい選手を持っていることを誇りに思う。クラブのサポーターというのはこういう幸せな気持ちなのだろうな。相手の並びによっても効果は変わるだろうし、これを参考にトライを続けてみよう。人が作った戦術なのが癪に障るが、中央突破ができるのは俺の理想のフットボールだ。
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■08/05/14(水) □ 強くなる稽古はいいが
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カラテ:最近ウォームアップを見ていて思うのだが、LSは柔軟性が大きく増している。前は特に柔らかいとは思わなかったが、今はひざに額が見事についている。これだけキツいストレッチを週2回やれば、子供には効果絶大らしい。前蹴り横蹴りが高く上がるようなストレッチも教えており、この師範代はやはり自身が求道的なだけあって、強くなるための方法には精通してるなという感じ。子供たちも厳しいウォームアップに慣れて、チャレンジとして楽しみ始めた様子が伺える。
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しかしこの師範代の放置カオススパーリングは相変わらずで困った。上級者たちのスパーを見ていて思うのだが、痛くなくスピードと技術と気合が入るという正しいスパーをやってるのは厳しかったGL先生に習った生徒で、ダメなのは代理MK先生がスパーを始めさせた生徒なんだよな。その違いは明確である。
スパーリングが終わると、師範代の助手の人が萌に近寄り、グッジョブだったとほめていた。あの助手の人は師範代よりもやや広範に目が届いているようなので(単に若い師範代よりも子供の気持ちに敏感なのかもしれない)、スパーリング時我を忘れラフになりがちな子にもうちょっと目を配ってくれと相談してみようかな。
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■08/05/17(土) □ 対チェルシー戦術
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遅い春がとうとう来ないまま終わり、今週から夏になった。家の回りじゅうのタンポポを抜いたが、わずか数時間の作業で大バケツが満タン。タンポポは取っても取っても増えていくモンスターであり、人間の手には負えないとつくづく思う。
Mと萌は映画を見に行き、帰ると庭でまたバーベキュー。夏に気持ちが盛り上がってます。
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【FM 2006】うちの Aston Villa はプレミア首位を快走し、CLでもユベントスを 4-5 という派手な点の取り合いで下しベスト8に進んだのだが、プレミア首位決戦のチェルシー戦に完敗した。ここはモンスター軍団である。どうやっても個人能力差で勝てない。はあ。リセット。
調べてみると過去2年うちはリバプールにも全敗で、マンUとアーセナルには互角に戦っている。どうやら相手が格上で、かつ 4-4-2 じゃないフォーメーションだと、うちは手も足も出ないということらしい。具体的には今のダイヤモンド型フォーメーションはセンターからの攻撃がキモなわけで、相手のシステムにアンカー(マケレレなどの守備的MF)がいるとトップ下がつぶされてしまうのだろう。アンカーの脇を突くにはどうしたらよいのか。
チェルシーのフォーメーションをさかさまにして、こっちが突きたいスペースと抑えたいスペースを考えてみる。うちは2トップでいきたいので、4-4-2 のウィングを上げた 4-2-2-2 システムを作ってテストしてみる。これでマケレレの両脇を攻略するのだ。
バロシュの抜け出しで先制、ロッベンのミドルで追いつかれる。コールとボジノフにも叩き込まれ簡単に逆転されたが、前よりは勝負になる。試合中さらに細かい指示を詰め、戦術は完成。リセットし本番へ。これで負けるなら個人能力の差であり、仕方がない。
あー、FKのマーキングミスでロッベンをフリーにし失点。がー、凡ミス。0-1。だがしかしこっちも点が取れなかったので、この負けは受け入れよう。それ以外はみなよく戦ってくれた。続くリバプール戦も同じシステムで前半守り倒し、後半スペースを攻略して3得点で撃破。完璧だ。守り外を回すサッカーとなってしまい美しさにはやや欠けるが、強敵を相手にした場合は仕方がない。
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そして2年目にして見事プレミアを制覇。やっ・た。CLもあれほど苦手としたチェルシーにセミファイナルで完勝して決勝へ。これは非常にうれしい。
決勝はインテル、うちはユベントスと打ち合って勝ったのだと自信を持って戦ったが、あと一歩のところまで追い詰めるもマルティンスの超ミドルにやられた。あれを入れられては守りようがないという、ワールドクラスだけが打てるやつである。あー。まあこの陣容でプレミアを勝てたのだから、いいシーズンであった。
大久保は2シーズン使ってみたが、やはり Work Rate/Off the Ball の低さゆえかいいところでボールをもらえず、シュートが打てない。大久保ならこれは決めるだろうというシーンでもキーパー真正面に打ったりしている。おそらく Composure(落ち着き)の低さのせいだろう。2年で11ゴール、12アシスト。悪くはないが、大久保はプレミアではここまで止まりだろうな。
中田も同じく2年で12アシストと物足りないが、武闘派が多いうちのセンターMF陣の中ではひらめきがあり数字には出ない組み立てに貢献しているので、3年目も使ってみたい。やはり昔は能力値が 165 もあり正真正銘のワールドクラスだったのだが、今は 140 という設定なので、決定的な仕事がなかなか出ないのは致し方ない。
Label:
Football Manager,
サッカー,
レッスン
2008/05/09
日記「カラテ道場カオス」
「カナダのアイドル」「天皇賞@P2P」「空手ディシプリン問題」ほか。
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■08/04/26(土) □ ライオンズパーク&バーベキュー
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ドライウォール筋肉痛と共に目が覚める。アイタタタ....。
BRを駅へ送るついでに萌とライオンズパークへ。暑くなく寒くなく気候は最高である。こんな小さな町でも、公園には素晴らしいスケートボードパークがあるのがうらやましい。俺なんか高校時代銀行横の歩道でしかできなかったもんな。
公園でバーベキューの煙を見、萌に今日やろうかと振るとやろうやろうと盛り上がり、スーパーで肉と野菜と炭を仕込んで帰宅。急遽庭の桜を見ながらのバーベキューとなった。焼き肉に適当な部位がなくてビーフ・ブレイドという部分を買い味はそこそこであったが、ポン酢と甘ダレをまぜたものにつけた鶏肉が絶品の味で満足であった。
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■08/04/30(水) □ カラテ道場カオス
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カラテ:萌はいい感じで数人とスパーを消化し、これは今日は万全かと思ったがLSと当たると双方たちまち興奮し、ふざけてバチバチ打ち合い掴み合って転んでしまった。危ないので叱る。しかしLSの前蹴り攻め(※)への対処や横へ逃げる動きはさすがに前回よりできており、あとは萌もLSもとにかく落ち着けということだな。今回は最近で最良のスパーだった。そのことを萌にもいってやる。LSとやったときはふざけてて全然駄目だったけど、それ以外はよかったよ。
しかし今日はMK先生が不在で長身師範代が指導していたのだが、武道家らしいかっこいい見た目はいいもののMK先生同様全体に目が届かない人で、スパーリングになると5歳児たちがまた暴走し放題であった。萌は常に語りかけガードを取らせることでハイパーMTをうまく落ち着かせていたのだが、他の子は興奮した彼に軒並み力まかせに叩かれていた。MTらは小さすぎるので危険で反撃できない。難儀したJSとその母親が「落ち着け」と呼びかけてもMTは指示をノーといって拒否するし、DRとは追いかけっこのけんかになっていたし、おとなしいAKもがんがん腕を殴られ困っていた。こういうわが子を放っておいてニンテンドーDSをやっているあの父親がだいたい理解できん。あの父親には萌も気づき呆れていたのである。
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■08/05/02(金) □ カナダのアイドル
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友達の家に行った萌が、その子がアヴリル・ラヴィーンを歌うCDを聞いたといって感心していた。あのうちもお父さんがギターを弾くらしい。それで萌も "Complicated" を風呂で歌っていたのだが、そのコードが沢尻エリカがドラマでやってた歌にすごく似てるなと気がついた。実際同じようなアイドルなのであろう。そう思うと子供に人気なのも納得がいく。カナダのティーンには恋の気分として「complicated・frustrated」という言葉が響き、日本では「信じる・一緒」(※)といった言葉が好まれるのだろう。
萌はクラシックロックと日本音楽は万全だが、アヴリルとかブリトニーなんとかは全然知らんので、話題作りのために聞かせるべきなのかなあと時折考える。まあ本人も今はフィンガー5に夢中でアヴリルにあまり興味はなさそうなんだけど。
だいたい音楽番組のないカナダの子供は、どうやって新しい音楽を聴くのだろうと不思議だ。音楽に限らず子供が共通で見るTV番組もあまり思いつかない。「昨日あれ見た?」と学校で盛り上がるようなシーンが想像できないのである。
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■08/05/03(土) □ 天皇賞@P2P
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夜、P2P で初めて日本競馬を生観戦。春の天皇賞である。なつかしい。競馬放送は老齢で亡くなった方以外は15年前と同じ解説者がみな出ているのがおかしい。すばらしくクラシックな社会である。見てる人が多いせいかコマ落ちが激しかったのだが、最後の直線だけは幸いコマが落ちずに競り合いを見ることができた。知らない馬ばかりだが、久々に好きなレースを見れて満足。
しかしこの Keyhole TV は低いレートですぐ見れるのでお手軽だが、混み合うとコマ落ちするのでは P2P の概念に反するのではないだろうか? 多人数になればなるほどシェアの理論が働きスムーズになるはずでは? P2P はまったく謎に包まれている。しかしともかく日本のスポーツが見れてありがたいとしか言いようがありません。
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■08/05/05(月) □ 空手ディシプリン問題
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カラテ:2週続けて長身師範代&アシスタントとなる。MK先生はやめたのだろうか。長身師範代はMK先生よりはるかにシリアスな空手家で、ストレッチをえらい入念にやらせている。萌はこの先生が怖いとのこと。たしかにちょっと物腰に武道家のすごみが出すぎているよな。ウォームアップが非常に長く厳しく、途中で疲れ飽きた様子を見せる子には止まったら腕立てだぞと厳しい声を飛ばす。武道家を真剣に目指している(のであろう)自分と同レベルのストイックさを5~10歳の子供に求めるのもどうかと思う。厳しいのが好きなDRのおばあちゃんは大喜びだが(笑)。
よい点は先生が2人組なので初めて5歳児たちがフルタイムで型を習えたことで、彼らもようやく進歩していた。これまで4ヶ月はほんと、誰にとっても一切技術的進展がなかった日々だと思う。
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しかしウォームアップは異様に厳しいのに、スパーリングになると自分が楽しんじゃって規律も何もない放置になるのがこの師範代のわからないところだ。道場は先週に続きカオスとなる。萌もBTの腕振り回しゴリ押しに全く対処できずに終わった。反撃しなければ彼を止められないのだが危険で打てない。いったん止めて双方に話したが、空手が何かを知らないBTには何を言っても理解する力はない。まだキンダーだから集団行動自体に未習熟なのである。萌もこれだけ技術に差があるのだから、痛くなく打つことでBTを止められるはずだろうと指示したのだが、苦笑しながら後ずさりするばかりで何もできないのである。双方まったくダメ。はあ。このいかめしく話しづらい先生を相手に、また前と同じ議論(5歳児にフリーでスパーリングは規律的に無理)をせねばならんのかとうんざりする。
体格と技量がまさるDRがAKを壁に押し付けて打ち込みまくっていたのもよくなかった。あれじゃ単なるイジメである。これも俺が止め、圧倒され呆然としていたAKに「too much だと思ったらストップとかウェイトとか言いな、言っていいんだよ」と言い聞かせる。これも入門1ヶ月の彼女にスパーリングを始めさせたMK先生のせいである。やれやれ。子供スポーツ指導がこれほど難しいものだとは。というか、子供スポーツコーチがこれほど子供に目が届かないものだとは。はあ。
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■08/04/26(土) □ ライオンズパーク&バーベキュー
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ドライウォール筋肉痛と共に目が覚める。アイタタタ....。
BRを駅へ送るついでに萌とライオンズパークへ。暑くなく寒くなく気候は最高である。こんな小さな町でも、公園には素晴らしいスケートボードパークがあるのがうらやましい。俺なんか高校時代銀行横の歩道でしかできなかったもんな。
公園でバーベキューの煙を見、萌に今日やろうかと振るとやろうやろうと盛り上がり、スーパーで肉と野菜と炭を仕込んで帰宅。急遽庭の桜を見ながらのバーベキューとなった。焼き肉に適当な部位がなくてビーフ・ブレイドという部分を買い味はそこそこであったが、ポン酢と甘ダレをまぜたものにつけた鶏肉が絶品の味で満足であった。
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■08/04/30(水) □ カラテ道場カオス
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カラテ:萌はいい感じで数人とスパーを消化し、これは今日は万全かと思ったがLSと当たると双方たちまち興奮し、ふざけてバチバチ打ち合い掴み合って転んでしまった。危ないので叱る。しかしLSの前蹴り攻め(※)への対処や横へ逃げる動きはさすがに前回よりできており、あとは萌もLSもとにかく落ち着けということだな。今回は最近で最良のスパーだった。そのことを萌にもいってやる。LSとやったときはふざけてて全然駄目だったけど、それ以外はよかったよ。
(※)LSは相手の攻撃もすべて左足を上げることで牽制・ブロックしており、スタイル的にテコンドーっぽくなっている。このレベル(寸止め組み手)ではテコンドーが有効なことがわかる。
しかし今日はMK先生が不在で長身師範代が指導していたのだが、武道家らしいかっこいい見た目はいいもののMK先生同様全体に目が届かない人で、スパーリングになると5歳児たちがまた暴走し放題であった。萌は常に語りかけガードを取らせることでハイパーMTをうまく落ち着かせていたのだが、他の子は興奮した彼に軒並み力まかせに叩かれていた。MTらは小さすぎるので危険で反撃できない。難儀したJSとその母親が「落ち着け」と呼びかけてもMTは指示をノーといって拒否するし、DRとは追いかけっこのけんかになっていたし、おとなしいAKもがんがん腕を殴られ困っていた。こういうわが子を放っておいてニンテンドーDSをやっているあの父親がだいたい理解できん。あの父親には萌も気づき呆れていたのである。
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■08/05/02(金) □ カナダのアイドル
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友達の家に行った萌が、その子がアヴリル・ラヴィーンを歌うCDを聞いたといって感心していた。あのうちもお父さんがギターを弾くらしい。それで萌も "Complicated" を風呂で歌っていたのだが、そのコードが沢尻エリカがドラマでやってた歌にすごく似てるなと気がついた。実際同じようなアイドルなのであろう。そう思うと子供に人気なのも納得がいく。カナダのティーンには恋の気分として「complicated・frustrated」という言葉が響き、日本では「信じる・一緒」(※)といった言葉が好まれるのだろう。
沢尻さんの歌など覚えてなかったが、「沢尻エリカ 歌詞 信じる」でちゃんと目的の曲がヒットしてしまった。JPOP の歌詞は定型すぎ (^_^;。
萌はクラシックロックと日本音楽は万全だが、アヴリルとかブリトニーなんとかは全然知らんので、話題作りのために聞かせるべきなのかなあと時折考える。まあ本人も今はフィンガー5に夢中でアヴリルにあまり興味はなさそうなんだけど。
だいたい音楽番組のないカナダの子供は、どうやって新しい音楽を聴くのだろうと不思議だ。音楽に限らず子供が共通で見るTV番組もあまり思いつかない。「昨日あれ見た?」と学校で盛り上がるようなシーンが想像できないのである。
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■08/05/03(土) □ 天皇賞@P2P
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夜、P2P で初めて日本競馬を生観戦。春の天皇賞である。なつかしい。競馬放送は老齢で亡くなった方以外は15年前と同じ解説者がみな出ているのがおかしい。すばらしくクラシックな社会である。見てる人が多いせいかコマ落ちが激しかったのだが、最後の直線だけは幸いコマが落ちずに競り合いを見ることができた。知らない馬ばかりだが、久々に好きなレースを見れて満足。
しかしこの Keyhole TV は低いレートですぐ見れるのでお手軽だが、混み合うとコマ落ちするのでは P2P の概念に反するのではないだろうか? 多人数になればなるほどシェアの理論が働きスムーズになるはずでは? P2P はまったく謎に包まれている。しかしともかく日本のスポーツが見れてありがたいとしか言いようがありません。
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■08/05/05(月) □ 空手ディシプリン問題
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カラテ:2週続けて長身師範代&アシスタントとなる。MK先生はやめたのだろうか。長身師範代はMK先生よりはるかにシリアスな空手家で、ストレッチをえらい入念にやらせている。萌はこの先生が怖いとのこと。たしかにちょっと物腰に武道家のすごみが出すぎているよな。ウォームアップが非常に長く厳しく、途中で疲れ飽きた様子を見せる子には止まったら腕立てだぞと厳しい声を飛ばす。武道家を真剣に目指している(のであろう)自分と同レベルのストイックさを5~10歳の子供に求めるのもどうかと思う。厳しいのが好きなDRのおばあちゃんは大喜びだが(笑)。
よい点は先生が2人組なので初めて5歳児たちがフルタイムで型を習えたことで、彼らもようやく進歩していた。これまで4ヶ月はほんと、誰にとっても一切技術的進展がなかった日々だと思う。
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しかしウォームアップは異様に厳しいのに、スパーリングになると自分が楽しんじゃって規律も何もない放置になるのがこの師範代のわからないところだ。道場は先週に続きカオスとなる。萌もBTの腕振り回しゴリ押しに全く対処できずに終わった。反撃しなければ彼を止められないのだが危険で打てない。いったん止めて双方に話したが、空手が何かを知らないBTには何を言っても理解する力はない。まだキンダーだから集団行動自体に未習熟なのである。萌もこれだけ技術に差があるのだから、痛くなく打つことでBTを止められるはずだろうと指示したのだが、苦笑しながら後ずさりするばかりで何もできないのである。双方まったくダメ。はあ。このいかめしく話しづらい先生を相手に、また前と同じ議論(5歳児にフリーでスパーリングは規律的に無理)をせねばならんのかとうんざりする。
体格と技量がまさるDRがAKを壁に押し付けて打ち込みまくっていたのもよくなかった。あれじゃ単なるイジメである。これも俺が止め、圧倒され呆然としていたAKに「too much だと思ったらストップとかウェイトとか言いな、言っていいんだよ」と言い聞かせる。これも入門1ヶ月の彼女にスパーリングを始めさせたMK先生のせいである。やれやれ。子供スポーツ指導がこれほど難しいものだとは。というか、子供スポーツコーチがこれほど子供に目が届かないものだとは。はあ。
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