「コンパクト布陣の落とし穴」「対チェルシー戦術」ほか。
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■08/05/08(木) □ コンパクト布陣の落とし穴
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ほぼ1年ぶりの【Football Manager 2006】、中田と大久保を入れ初めてプレミアを戦った Aston Villa は、初年度3位と望外にいい成績だった。最初はチェルシーに 0-5 で粉砕され (^-^;、ニューキャッスル戦でもオーウェンにハットトリックを決められたのだが、戦術を詰めることで最後は4強にも抵抗できるようになった。
今回わかってきたのだが FM 2006 の戦術のキモは、自軍の並びよりも相手をどう動かすかにある。最初は守りを意識して 3-3-2-2 という感じの岡田監督的コンパクト布陣にしたのだが、これは後ろに厚みがあり相手の攻撃を止めることは安全にできても、ボールを拾った時点で近くに相手選手がわらわらと存在しプレスをかけてくるため、スペースがなくボールを回せなくなってしまう。たちまち自陣でボールを失い、やられてしまうのだ。
これが機能せず普通の攻撃的 4-4-2 に切り替えると、自軍配置もそれをマークする相手選手の間隔も適度に空き、パスが通りポゼッションサッカーで戦えるようになる。なるほど道理である。サッカーは深い。
センターで奪い、右で上がる大久保の前にボールを飛ばす攻撃がよく機能する (Use Target Man/Target Man に大久保を選択/Run Onto Ball) 。そこからの単純な折り返しではなかなか点が取れないのだが、相手を崩すきっかけになる。大久保の切れも楽しめる。
上位には勝てないがともかくCL出場を見事決めたわけで、エディタを使ってCL放映料を15億ほど前借りし(シーズン中放映料が入ったら返す)、いい補強をして2年目を戦おう。
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■08/05/11(日) □ スペースの使い方
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【FM 2006】LS来訪。俺は2人を遊ばせながら、不調に陥った2年目 Aston Villa の戦術を考えている。不調の原因はあえて言えばシュートが入ってないということだけで、崩して打つところまではできている。FW陣の動きが悪いわけでもないが、ただただ点が入らない。弱った。
ここまで詰めてきた 4-4-2 では何をやってもダメで、経験上こういうときはいったんフォーメーションを既定値に戻し作り直すしかないと、デフォルトで入っている中からダイヤモンド型 4-4-2(4-4-2 Diamond Attacking v2)を試してみる。するとなんと、突如攻撃陣が爆発した。センターから美しいスルーパスが前に通っていき、能力の高いうちのアタッカーたちが決めまくっている。げげ、なんで?
攻撃を見ていると、このフォーメーションは DMF と AMF の間のセンターサークル周辺に広大な無人スペースがあるのだが、ここがキモらしい。つまり1年目のコンパクト陣形失敗と同じ理由で、味方がいる場所は敵がマークをしにやってき、いない場所には敵もいないから使うスペースがあるというサッカーの真理がそこにあるのである。センターでMFがいい体勢でボールを持ちパスを通すことができ、普通の 4-4-2 ではまったくなかった中央突破が出てきた。感動。うーん、サッカーは深い。それをここまで見せてくれる FM 2006 もすごいとしか言いようがない。
相手が強いと反撃も同じスペースを通ってくるだけに速く厳しく、CLのミラン戦・マンU戦ではスコスコと2点取られたが、うちのキレキレの2トップバロシュとザライエッタが、チェルシーのごときカウンターで点を取ってくれる。この2トップに加えAMFのロシア人アルシャヴィンら、素晴らしい選手を持っていることを誇りに思う。クラブのサポーターというのはこういう幸せな気持ちなのだろうな。相手の並びによっても効果は変わるだろうし、これを参考にトライを続けてみよう。人が作った戦術なのが癪に障るが、中央突破ができるのは俺の理想のフットボールだ。
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■08/05/14(水) □ 強くなる稽古はいいが
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カラテ:最近ウォームアップを見ていて思うのだが、LSは柔軟性が大きく増している。前は特に柔らかいとは思わなかったが、今はひざに額が見事についている。これだけキツいストレッチを週2回やれば、子供には効果絶大らしい。前蹴り横蹴りが高く上がるようなストレッチも教えており、この師範代はやはり自身が求道的なだけあって、強くなるための方法には精通してるなという感じ。子供たちも厳しいウォームアップに慣れて、チャレンジとして楽しみ始めた様子が伺える。
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しかしこの師範代の放置カオススパーリングは相変わらずで困った。上級者たちのスパーを見ていて思うのだが、痛くなくスピードと技術と気合が入るという正しいスパーをやってるのは厳しかったGL先生に習った生徒で、ダメなのは代理MK先生がスパーを始めさせた生徒なんだよな。その違いは明確である。
スパーリングが終わると、師範代の助手の人が萌に近寄り、グッジョブだったとほめていた。あの助手の人は師範代よりもやや広範に目が届いているようなので(単に若い師範代よりも子供の気持ちに敏感なのかもしれない)、スパーリング時我を忘れラフになりがちな子にもうちょっと目を配ってくれと相談してみようかな。
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■08/05/17(土) □ 対チェルシー戦術
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遅い春がとうとう来ないまま終わり、今週から夏になった。家の回りじゅうのタンポポを抜いたが、わずか数時間の作業で大バケツが満タン。タンポポは取っても取っても増えていくモンスターであり、人間の手には負えないとつくづく思う。
Mと萌は映画を見に行き、帰ると庭でまたバーベキュー。夏に気持ちが盛り上がってます。
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【FM 2006】うちの Aston Villa はプレミア首位を快走し、CLでもユベントスを 4-5 という派手な点の取り合いで下しベスト8に進んだのだが、プレミア首位決戦のチェルシー戦に完敗した。ここはモンスター軍団である。どうやっても個人能力差で勝てない。はあ。リセット。
調べてみると過去2年うちはリバプールにも全敗で、マンUとアーセナルには互角に戦っている。どうやら相手が格上で、かつ 4-4-2 じゃないフォーメーションだと、うちは手も足も出ないということらしい。具体的には今のダイヤモンド型フォーメーションはセンターからの攻撃がキモなわけで、相手のシステムにアンカー(マケレレなどの守備的MF)がいるとトップ下がつぶされてしまうのだろう。アンカーの脇を突くにはどうしたらよいのか。
チェルシーのフォーメーションをさかさまにして、こっちが突きたいスペースと抑えたいスペースを考えてみる。うちは2トップでいきたいので、4-4-2 のウィングを上げた 4-2-2-2 システムを作ってテストしてみる。これでマケレレの両脇を攻略するのだ。
バロシュの抜け出しで先制、ロッベンのミドルで追いつかれる。コールとボジノフにも叩き込まれ簡単に逆転されたが、前よりは勝負になる。試合中さらに細かい指示を詰め、戦術は完成。リセットし本番へ。これで負けるなら個人能力の差であり、仕方がない。
あー、FKのマーキングミスでロッベンをフリーにし失点。がー、凡ミス。0-1。だがしかしこっちも点が取れなかったので、この負けは受け入れよう。それ以外はみなよく戦ってくれた。続くリバプール戦も同じシステムで前半守り倒し、後半スペースを攻略して3得点で撃破。完璧だ。守り外を回すサッカーとなってしまい美しさにはやや欠けるが、強敵を相手にした場合は仕方がない。
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そして2年目にして見事プレミアを制覇。やっ・た。CLもあれほど苦手としたチェルシーにセミファイナルで完勝して決勝へ。これは非常にうれしい。
決勝はインテル、うちはユベントスと打ち合って勝ったのだと自信を持って戦ったが、あと一歩のところまで追い詰めるもマルティンスの超ミドルにやられた。あれを入れられては守りようがないという、ワールドクラスだけが打てるやつである。あー。まあこの陣容でプレミアを勝てたのだから、いいシーズンであった。
大久保は2シーズン使ってみたが、やはり Work Rate/Off the Ball の低さゆえかいいところでボールをもらえず、シュートが打てない。大久保ならこれは決めるだろうというシーンでもキーパー真正面に打ったりしている。おそらく Composure(落ち着き)の低さのせいだろう。2年で11ゴール、12アシスト。悪くはないが、大久保はプレミアではここまで止まりだろうな。
中田も同じく2年で12アシストと物足りないが、武闘派が多いうちのセンターMF陣の中ではひらめきがあり数字には出ない組み立てに貢献しているので、3年目も使ってみたい。やはり昔は能力値が 165 もあり正真正銘のワールドクラスだったのだが、今は 140 という設定なので、決定的な仕事がなかなか出ないのは致し方ない。
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