2008/05/09

日記「カラテ道場カオス」

「カナダのアイドル」「天皇賞@P2P」「空手ディシプリン問題」ほか。

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■08/04/26(土) □ ライオンズパーク&バーベキュー
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 ドライウォール筋肉痛と共に目が覚める。アイタタタ....。


 BRを駅へ送るついでに萌とライオンズパークへ。暑くなく寒くなく気候は最高である。こんな小さな町でも、公園には素晴らしいスケートボードパークがあるのがうらやましい。俺なんか高校時代銀行横の歩道でしかできなかったもんな。

 公園でバーベキューの煙を見、萌に今日やろうかと振るとやろうやろうと盛り上がり、スーパーで肉と野菜と炭を仕込んで帰宅。急遽庭の桜を見ながらのバーベキューとなった。焼き肉に適当な部位がなくてビーフ・ブレイドという部分を買い味はそこそこであったが、ポン酢と甘ダレをまぜたものにつけた鶏肉が絶品の味で満足であった。

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■08/04/30(水) □ カラテ道場カオス
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 カラテ:萌はいい感じで数人とスパーを消化し、これは今日は万全かと思ったがLSと当たると双方たちまち興奮し、ふざけてバチバチ打ち合い掴み合って転んでしまった。危ないので叱る。しかしLSの前蹴り攻め(※)への対処や横へ逃げる動きはさすがに前回よりできており、あとは萌もLSもとにかく落ち着けということだな。今回は最近で最良のスパーだった。そのことを萌にもいってやる。LSとやったときはふざけてて全然駄目だったけど、それ以外はよかったよ。
(※)LSは相手の攻撃もすべて左足を上げることで牽制・ブロックしており、スタイル的にテコンドーっぽくなっている。このレベル(寸止め組み手)ではテコンドーが有効なことがわかる。

 しかし今日はMK先生が不在で長身師範代が指導していたのだが、武道家らしいかっこいい見た目はいいもののMK先生同様全体に目が届かない人で、スパーリングになると5歳児たちがまた暴走し放題であった。萌は常に語りかけガードを取らせることでハイパーMTをうまく落ち着かせていたのだが、他の子は興奮した彼に軒並み力まかせに叩かれていた。MTらは小さすぎるので危険で反撃できない。難儀したJSとその母親が「落ち着け」と呼びかけてもMTは指示をノーといって拒否するし、DRとは追いかけっこのけんかになっていたし、おとなしいAKもがんがん腕を殴られ困っていた。こういうわが子を放っておいてニンテンドーDSをやっているあの父親がだいたい理解できん。あの父親には萌も気づき呆れていたのである。

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■08/05/02(金) □ カナダのアイドル
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 友達の家に行った萌が、その子がアヴリル・ラヴィーンを歌うCDを聞いたといって感心していた。あのうちもお父さんがギターを弾くらしい。それで萌も "Complicated" を風呂で歌っていたのだが、そのコードが沢尻エリカがドラマでやってた歌にすごく似てるなと気がついた。実際同じようなアイドルなのであろう。そう思うと子供に人気なのも納得がいく。カナダのティーンには恋の気分として「complicated・frustrated」という言葉が響き、日本では「信じる・一緒」(※)といった言葉が好まれるのだろう。
沢尻さんの歌など覚えてなかったが、「沢尻エリカ 歌詞 信じる」でちゃんと目的の曲がヒットしてしまった。JPOP の歌詞は定型すぎ (^_^;。

 萌はクラシックロックと日本音楽は万全だが、アヴリルとかブリトニーなんとかは全然知らんので、話題作りのために聞かせるべきなのかなあと時折考える。まあ本人も今はフィンガー5に夢中でアヴリルにあまり興味はなさそうなんだけど。

 だいたい音楽番組のないカナダの子供は、どうやって新しい音楽を聴くのだろうと不思議だ。音楽に限らず子供が共通で見るTV番組もあまり思いつかない。「昨日あれ見た?」と学校で盛り上がるようなシーンが想像できないのである。

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■08/05/03(土) □ 天皇賞@P2P
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 夜、P2P で初めて日本競馬を生観戦。春の天皇賞である。なつかしい。競馬放送は老齢で亡くなった方以外は15年前と同じ解説者がみな出ているのがおかしい。すばらしくクラシックな社会である。見てる人が多いせいかコマ落ちが激しかったのだが、最後の直線だけは幸いコマが落ちずに競り合いを見ることができた。知らない馬ばかりだが、久々に好きなレースを見れて満足。

 しかしこの Keyhole TV は低いレートですぐ見れるのでお手軽だが、混み合うとコマ落ちするのでは P2P の概念に反するのではないだろうか? 多人数になればなるほどシェアの理論が働きスムーズになるはずでは? P2P はまったく謎に包まれている。しかしともかく日本のスポーツが見れてありがたいとしか言いようがありません。

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■08/05/05(月) □ 空手ディシプリン問題
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 カラテ:2週続けて長身師範代&アシスタントとなる。MK先生はやめたのだろうか。長身師範代はMK先生よりはるかにシリアスな空手家で、ストレッチをえらい入念にやらせている。萌はこの先生が怖いとのこと。たしかにちょっと物腰に武道家のすごみが出すぎているよな。ウォームアップが非常に長く厳しく、途中で疲れ飽きた様子を見せる子には止まったら腕立てだぞと厳しい声を飛ばす。武道家を真剣に目指している(のであろう)自分と同レベルのストイックさを5~10歳の子供に求めるのもどうかと思う。厳しいのが好きなDRのおばあちゃんは大喜びだが(笑)。

 よい点は先生が2人組なので初めて5歳児たちがフルタイムで型を習えたことで、彼らもようやく進歩していた。これまで4ヶ月はほんと、誰にとっても一切技術的進展がなかった日々だと思う。

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 しかしウォームアップは異様に厳しいのに、スパーリングになると自分が楽しんじゃって規律も何もない放置になるのがこの師範代のわからないところだ。道場は先週に続きカオスとなる。萌もBTの腕振り回しゴリ押しに全く対処できずに終わった。反撃しなければ彼を止められないのだが危険で打てない。いったん止めて双方に話したが、空手が何かを知らないBTには何を言っても理解する力はない。まだキンダーだから集団行動自体に未習熟なのである。萌もこれだけ技術に差があるのだから、痛くなく打つことでBTを止められるはずだろうと指示したのだが、苦笑しながら後ずさりするばかりで何もできないのである。双方まったくダメ。はあ。このいかめしく話しづらい先生を相手に、また前と同じ議論(5歳児にフリーでスパーリングは規律的に無理)をせねばならんのかとうんざりする。

 体格と技量がまさるDRがAKを壁に押し付けて打ち込みまくっていたのもよくなかった。あれじゃ単なるイジメである。これも俺が止め、圧倒され呆然としていたAKに「too much だと思ったらストップとかウェイトとか言いな、言っていいんだよ」と言い聞かせる。これも入門1ヶ月の彼女にスパーリングを始めさせたMK先生のせいである。やれやれ。子供スポーツ指導がこれほど難しいものだとは。というか、子供スポーツコーチがこれほど子供に目が届かないものだとは。はあ。

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