2010/04/05

日記「金魚導入」

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■10/03/28(日) □ 金魚導入
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 大きなポリ樽が余ったので庭に池でも作ったらどうかとMに言われ、

◆池はいいがボウフラが沸く→じゃあ魚を入れたい→しかし小さな池では魚は冬は死ぬ

 などといろいろ考え、冬は屋内に入れてやれる丈夫な魚ということで金魚を4匹買ってきた。金魚は手間いらずでかわいいのでイモリ水槽で飼いたいのはやまやまだったのだが、いずれ巨大化するという問題があってこれまで断念してたのである。こいつらが大きくなるまでイモリ水槽で飼い、夏頃大きく丈夫になったら(その頃はボウフラも沸いてこようし)庭の池に放し、冬の間は階下のバケツ等に保護する、と。これなら十分にケアできる。


小ブナ型が2匹、ミニ錦鯉型が
2匹(水合わせ中)
 赤、赤黒、赤黒、黒の4匹の金魚は、たぶん「和金・小赤」と呼ばれる最も一般的なものだと思うが、やはり地味なモノクロアカヒレよりはるかにかわいらしい(うちのアカヒレは日本で流通してるのと種類が違うのか、1年飼ってもまったく赤くならなかった)。姿だけでなく、アカヒレほど反応が脊椎反射的ではなくまったりした動作がいい。大きさは約3cm のアカヒレより1回り大きな4cm。これが5cm 程度で止まってくれたら、このままキープしたくなるな。最大 30cm と言われてるくらいでそうはいかないだろうが。

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 1時間後、水合わせを済ませ合流。心配したアカヒレとのケンカは起きていない。金魚たちは水槽内をチェックして巡り回り、アカヒレは特段の興味を示していないようだ。しかし自分の水槽に入れてみて初めて気づくが、金魚って水槽のガラスに鼻をガシガシつっつく、いかにも金魚的な動作を延々と繰り返しハナにつくな(苦笑)。水槽に慣れ落ち着いたらやめてくれることを祈ろう。ショップの数百匹が詰め込まれた何もない水槽に比べたら、静かで隠れ場所も多く快適なはずだ。

 エサをやるとやはりアカヒレとはスピードが違いすぎて、どんどんエサを奪われてしまう。金魚に十分食べさせようと思うと、アカヒレが間違いなく食べ過ぎになってしまう。この解決法をまた考えなければならない。

 金魚のよろよろ泳ぎとアカヒレのシャープな動きは対照的で面白い。夜になると金魚たちはアカヒレよりもずっと早く物陰で寝てしまいました。

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■10/03/31(水) □ 金魚のフン問題
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 金魚はかわいいが、やはりフンが爆発的に増えている。金魚たちはフロントにいることが多いので、そこにエサも投入するしフンもたまる。そこでポンプの向き自体を変え、ゴミが停滞しがちな金魚エリアにフィルタの吸い込み口が来るようにした。石や水中のプラ水草の位置も調整し、水流をじっくりと作り込む。

 これで魚エリアがやや狭くなったので、イモリたちがあまり使わない浮島をどけて、真ん中のスペースを魚のために拡げてやり完成となる。しかし金魚はかわいいなあ。こういうまったりゆっくり泳ぐ魚を最初からほしかったのだよな。うちの白い砂の水槽に入ったので金魚たちの赤がやや抜け気味なのだが、なんとアカヒレに赤がつききれいになってきた(笑)。金魚を眺めていて何か感じるところがあるらしい。こういうところが水槽は面白い。

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■10/04/04(日) □ 金魚2匹死す
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 木曜に金魚が1匹突然体調を崩し底のほうで動かなくなって、ネットで調べて塩水浴させたが翌日死亡してしまう。そして今日また1匹、今度はヒゲおやじと呼んでいた奴の反応が異常に悪い。餌に食いつかないし、隅のほうでじっとしている。これはおととい死んだやつと同じだ。あー。こいつが一番動きがかわいかったのになあ。

 残る2匹の小鮒型は元気なので、このかわいらしいミニ錦鯉型は品種として弱いのだろうか。わからぬ。小鮒型デカ赤と鯛風はアカヒレに混じって餌を争うくらいになり、これはもう大丈夫だなと思うが。

 ヒゲおやじもおとといと同様、塩水浴させるも夕方気づくと死んでいた。魚が水槽で死んでるのを見たのって子供の頃以来だなあ。小さいながらに無残な感じがする。金魚があまりにラブリイなので金魚だらけの水槽にしてしまいたいという気持ちがちょっとあるのだが、アカヒレほど万能の強さを備えた魚ではないのだと実感する。なぜ弱ったのか、思い当たるフシもまったくないし。

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 2匹の死因に思い当たる原因はまったくないのだが―――換水後間もなく水質は悪くないはずだし、外見に異常はない―――、強いていうなら金魚たちは皆うちに来た直後よりもストレスを感じている様子が伺える。最初は全員餌をクレクレとフロントグラスで俺に呼びかけ、人を怖がる気配は皆無だったのだが、この頃は俺が近づくと過敏にパニック的な動きをする。これはおそらくアカヒレたちが常に落ち着かずチョロチョロし、俺が近づくとパニック的に逃げるので、金魚たちが影響を受けているんじゃないかと思う。このストレスに耐えられず、2匹は体調を崩したのではないだろうか。

 水槽が1つしかない以上どうすることもできないので、金魚のストレス低減策としてフェイクプラントで前面ガラスを覆ってやり、金魚が隠れられるようにしてみる。すると最近ずっと後方物陰に隠れていた生き残り2匹がフロントに戻ってきてそこに落ち着き、プラントの陰からこちらを覗き込み、餌をクレクレ行動を再開した。水槽前を人が行き来しても、自分が物陰にいるという意識があればパニックにはならないようである。これで落ち着いてくれ。

 当初魚を入れたいがイモリに食べられないようにと速く強靭なアカヒレを入れたのだが、今思えばうちののろのろチビイモリが魚を採るなんてことはスピード的にもサイズ的にも食欲的にもあり得ないことで、最初から金魚にしとけばよかった。いっそアカヒレは別水槽に移行してしまって、メイン水槽は金魚だらけにしちゃおうかな等と考える。まあしかし、金魚はこの後どれだけでかくなるか不明で怖いのだが(笑)。

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