2022/09/04

【まとめ22年8月後半】カウチン地方再訪

「クラシックカー・ショー」「甘えるピカ」「オーバーポゼッションな島」「楽しみはカントリーロード」「GX7mk2のテスト旅」「夜ドラ形式がとてもいい」「鎌倉殿・修善寺」ほか

■8月16日     また来たクマ

夕方クマがやってきた。でかい! うちの庭を通ろうとするのでベランダからノー! と威嚇すると、ぐぬぬと口惜しげなうめきをもらし通りへ逃げていく。まだ人が表にいる時間なので「クマがいるよ! A BIG BEAR!」と大声で叫ぶと、遠くから「OK、サンキュー、見えてるよ!」と返事が返ってきた。

騒ぎが鎮まるのを10分ほど待って、外へ出てクマが嫌い(と思われるが根拠薄弱w)なアンモニアを、庭のゲート付近にスプレーしまくった。うちの庭がまたクマたちのルーティン通路となりませんように。自慢のバンブーフェンスを倒されたら悲しいし、奥様憤死しちゃう。 

2010年キッズ庭キャンプ(クリックで拡大)

クマが町中に出てくるようになったのはここ10年ほどのこと。町の裏山が開発され住宅地になって以降である。写真の2010年頃は、庭で子供らがテントを張りキャンプできるくらい平和だったのだが :-( 

迷惑だし怖いが、しかしクロクマは基本的におとなしいようだ。昨日自転車に乗ってると子供らが木の下でワイワイ言っており、見ると子グマが木の上に隠れていた。えっ母グマは? 「あそこでブルーベリー食ってるよ」と大人のネイチャーカメラマンが指差し笑う。みんなクマに慣れてるなーと思った。


■8月17日       賢秀を傷つけるループ

#ちむどんどん 賢秀が競馬でスリだまされてのループはさすがにこれだけの繰り返しに値するものが今回描かれるのだろうが(頼むよ!)、猪野お父さんの「わかった。お前の話は、よーく、わかった(バカだねえ)」という呆れ声がよかった。賢秀は寅さんに似てないが、おいちゃんが似てきたw

結局今回も暢子が開店資金を失い、必ず返すと賢秀が泣いて終わり。何年かかっても返すという賢秀の真心はわかるが、具志堅さんに借りた金も返せよとやはり思う。失敗を重ねすぎ、真心の鮮度は落ちた。

賢秀がいま家族をハッピーにできるのはお金じゃなく、ずっと猪野養豚場で地道に働いていて、結婚式もそれで欠席したのだという彼のいまの人生のすがすがしさなのに、なぜこの物語は賢秀にそこを気付かせず、いつまでも彼を傷つけるのだろうかと思っている。

家族が「猪野養豚場」を知るだけで賢秀はつよく肯定され物語はガラリと変わるのに(――「牛飼いさん」というキーワードでしーちゃんまで情報届いてるのに!――)、タメにタメすぎてつらいなあと思う。今週はあと1話か、そこでつながってくれ。

朝ドラはいつも、「話し合わないから解決しない」が物語の駆動力になっている。あふれるほどの家族愛はわかるけど、話もしてくれよ比嘉家。 

■8月19日

【小学館世界J文学館】いいなあこれ、5500円でほぼ無限の児童文学の泉。ふりがなのレベルを変えられるというのもナイス。新訳の味わいがどうなのか微妙だがw
www.shogakukan.co.jp/pr/sekaij/

一覧を見るとなつかしい書名が並ぶ。奥様と話すと「ファーブル昆虫記」とか知らなくて、日本の子供が触れてた世界カルチャーはすごく濃かったのだとわかる。洋楽ロックや名作洋画に関しても然りで、海外文化輸入の担い手、版元に熱意も能力もお金もあったのだろう。つまり国力が。


■8月19日     寒暖差が大きくなってきた

昨夜は暑かったのだが、窓を開けて寝ると朝は冷え、寒暖差が激しい。こういうときは眠りが浅くなり、みな朝きつそうだった。◇この頃ピカが夜だけでなく朝もデッキに出してくれというようになって、まだ涼しい早朝デッキ散歩させている。散歩を終え帰ってくる、その網戸越しの顔がかわいい。


■8月19日

韓国スーパーで青森の水産加工会社のしめさばを見つけ、すしにしてみた。厚みがありシャリにペタリと載らないw 味は寿司屋に当然かなわないが、寿司2つ分くらいのお値段で3人がたっぷり食べられありがたい。パッケージ裏に安全性など細かく説明の書かれた日本の商品は、やはり安心感がある。 pic.twitter.com/DMHavSQsH1

■8月19日

ピカは今宵もデッキで過ごしているが、屋内より外のほうが暑いんで夕涼みにはならず、ただベタリと床に体を這わせている。犬たちの遠吠えが聞こえ、俺もピカも耳を澄ませる。またクマが来てるんでなけりゃいいけど。


■8月20日     寝苦しい夜の夢

昨夜も寝苦しかったが、見た夢が面白かった。誰か知り合いがどこかの谷あいで遭難し、俺が警察から貸与されたGPSと無線を駆使して救出に向かうという話。俺がですか?w わかりました! と使命感に燃え、美しい谷に降りていく。(写真は2012年長野の小川の釣り堀。いい夏休みだった) pic.twitter.com/q3ouyaxWNH

森の中で小屋を発見し、遭難者はこの小屋にいた形跡があるぞとなり、配下の警察捜査員たちと調べているとおそろしい形相の外国人グループが帰ってきて俺たちに気づく。ヤバイ怒ってる、捜査員さん銃とか持ってます?…というところで目が覚めた。怖かったw


■8月20日    わがカメラ人生最高画質

(クリックで拡大)

スーパーの前に古いフォードが止まっていた。LUMIX自慢のLモノクロームで撮ると、とろけるような階調で美しい。古い写真のようでもあり、しかし昔のフィルムではこんなに均質でなめらかな写真は撮れなかったのではないかとも思う、不思議な画質。#GX7mk2、20mm。

これは間違いなくわがカメラ人生最高画質だな、GX7mk2+LM20mm。


■8月20日

なつかしい。片岡義男好きのオートバイ乗りには教科書のような1篇である。このテキストを読み心躍り、ああバイクほしいバイクほしいと学生の頃焦がれたのだった。数年ののち、夢はかないました。「季節感の中を、目的もなく一人で走る」あの頃の幸せは、自転車でもなかなか再現できない。 twitter.com/kataoka_com/st

当時読んでた雑誌は「ベストバイク」と「Mr.Bike」。小説家山川健一は「ベストバイク」で、バイク乗りの著名人からやけに面白いインタビューを取ってくるライターとして知った。この表紙絵の時代がめちゃくちゃ懐かしい。「ポパイ」の表紙絵と同じイラストレーターじゃないかな。 pic.twitter.com/DR9DphSxOQ


■8月21日      川涼みの人たち

朝のうち雲が出て少し気温が下がったサタデー、いつもと逆の町の方へと自転車ライドに出る。川で涼んだり、流れて遊んでる人がたくさんいる。3枚目の女性の背より高い位置にコーンが写っているが、あれが雨季の最高水位なんじゃないかな。 pic.twitter.com/YlTr7hGBlf

川を下る人々は、川沿いの道をフロートを担ぎ歩いて上流へ戻っていた。ご苦労さん。俺は多摩川渓谷を友だちとボート下りしたことがある。上流に車を止めけっこうな激流を数キロうわーと下り、川沿いを走る青梅線で車まで戻った。釣り師には迷惑なことで嫌な顔をされたな。すいませんでした。 pic.twitter.com/8M8lq0iKS5


今日のカメラはパナGF2+オリ25mm。GF2はマイクロ4/3の超古代カメラだが、昼間なら今も実にいい色が出る。黒に墨が入ったようなこの色が好きで、オリンパスからパナソニックGX7mk2への移行を決めたのだ。古代パナ1200万センサーの色は、昼間に限ればソニー/パナ1600万よりいいかもといまだに思う。 pic.twitter.com/NxakHjWxqW


■8月21日

土曜の夜、どこかの家でDJ入りのディスコパーティをやっている。「ステイン・アライブ」かけてる、中高年のパーティかな :-) 裏の家でも毎夏恒例のガーデン映画をやっている。夕方はめっきり涼しくなって、夏も終わりだなあ。 pic.twitter.com/6WhVp27q2H


■8月22日    クラシックカー・ショー

うちの町で毎年やってるクラシックカーショーを見に行ってきた。通行止めにされた町の通りを400台ものクルマがぎっしり埋めている。人もぎっしり。これは人と近いなーと俺は、一人マスクをつけ突入した。 レンズはLM20mm。

すごいなーとブラブラ見て歩くが多くは70年代アメ車で、そのあたりの車は普通に道を走ってる日常品であり、特に珍しくはないなと感じる。しかしこのフォードにはさすがにオオと声が出た。木彫りのエンブレムだ。丸い風防がたまらなく美しい。


フォード・コブラ。これはカッコいい。群衆の中こういうシチュエーションで換算40mm(GX7mk2+20mm)は意外と狭くて、立ち止まるビューポイントからでは車全体が入らない。まあ全体より一部を切り取ったほうがきれいな写真にはなるなと気づき、そういう写真を撮っていた。 


青いのは50年代フォードカナダのメテオという車だそう。ヨーロッパの車があるとやはりカッコいいなあと思う。日本車はあの時代、このダットサン510くらいしか輸入されてなかったようだ。軽自動車のように小さい。 

地元高校生っぽいバンドの音楽もやっていて和んだ。TOTOの「ロザンナ」とかやっててうまかったから、カレッジスチューデントかもしれない。2コーラス目のキーの高いところが出るんだから、白人キッズは声帯が強い。やっぱりお祭りはいいなと思う日曜日であった。◆


■8月23日        甘えるピカ

最近夜みなが寝る時間になると、ピカがベッドに先回りしている。シーツ直せないんだがw pic.twitter.com/8CUntQoJDK


■8月24日        『夜ドラ』がはじまった

#あなたのブツがここに コロナ下のシングルマザーの話。主人公きれいだなあ、どこかで見た記憶が…おちょやん節子だ! 一話は負け続けて終わったが、当然これから夢と希望を描くんですよというパンチあるエンディングであった。おちょやん節子最高だな、#仁村紗和 さん。


■8月25日        カウチン地方再訪

前回娘を連れて来れなかったバンクーバーアイランド・カウチン地方を再訪中。今回は宿がすごい。海の上に建つコテージである。こんなところに泊まるのは奥様の夢だったのだが、泊まってみたらたしかにすばらしい。海風が涼しくて、ここにいてお茶を飲んでるだけで至高のバケーションです。

庭先にカモメがとまっている。カニを採って食べるアライグマも見た。海辺のアライグマはシーフード食べるのか、知らなかった。一度オットセイもやってきた。もし桟橋に上がってきたらどうしようと思った(笑)。訪問者や通行者がひきもきらず、海は豊かで忙しい。騒音は水に吸収されているのかやかましく響かず、いろんな音が聞こえるのにむしろ静けさを感じる。これは今まで考えたこともないが、たしかに海際ライフすばらしいな。 

初日は前回とまったく同じルートで、料理がおいしかったアップルサイダー園でディナーと散策を楽しんだ。前回は6月でもヒーターが入っていたが、今回は開け放した窓からの風が心地よかった。とんぼが飛んでいた。






■8月25日        オーバーポゼッションな島

【2日め】は前回行けなかった島最大級の湖、カウチンレイクへ。

 ここへ行けというオススメ情報も特に見つからないのでとにかく行ってみようとゆるい旅程にしたのだが、これが遠かった。ゆるい上り坂で無景色の味気ないハイウェイを延々小一時間走り一山超えるというカウチンベイからの遠さ。こんなに遠かったのか。

そして着いたのはレイク入り口の河口の町で、湖自体は見えない。どこを観光すればいいのかわからない。暑い。

地元の人にカウチンレイクの眺めはどこがいいのかと聞くも要領を得ず、右岸Youbou側のほうがいいとだけ聞いて右岸をさらにドライブするが、森と家が続きレイクは見えない。Youbouは地図で見ると江ノ島のようないかにも景勝地の出島なので入ってみたが、高級住宅地になっていてここも家と林しか見えない。湖はそれらの家の裏庭からしか見えなくなっている。

これは引き返してともかく町でなにか食べようかとくじけそうだったが、最後の望みをかけた公園印アービュータスパークでようやく駐車場が見つかり車を止め、浜辺へ歩いてついにカウチンレイクが見えた。


 

おお。雄大な山々に囲まれた広大な湖。これは美しい。こういう景色を期待して遠路やってきたのだよ。

きゃーすてきーと水着を持ってきていたMとムスメが泳ぎ、いい写真が撮れた。アイランドは雪山高山がないので湖水も温かい。普段物憂げなムスメが元気にトワーと飛んでるのがよかった。

 しかしこの島のどの湖でもそうなのだが、カナダ人は環境がよければ辺鄙なところでも住むので、景色のいいところは隙間なく家が建っており、旅行者が車を止め風景を見ることができない。これはビジターとしていささかガッカリさせられる。

美しい邸宅で風景が遮られていると、自然が作る絶景は国民コモンのものなのに、誰かに所有されているという解せなさを感じる。カナダは不動産バブルなので津々浦々が開発され所有されている。京都のオーバーツアリズムと逆の現象、オーバーポゼッションというか。半日延々移動し得られたのはこれだけか…と釈然としない気持ちは残った。   

◇    ◇    ◇

 暑さで消耗したので早めにコテージに戻り、まったりとする。夏はこのコテージにいることがなによりも最上のバケーションだよなあ。

 晩飯は昨日のパイ残りとスーパーのサラダで軽めにする。この暑さで平屋でエアコンも扇風機もないのに暑くないのだから、水上の家ってすごい。フレイザー川のボートハウスで暮らす人によると、冬も水はなかなか氷点下にならないので、意外や地上より暖かいのだそうだ。


■8月26日     楽しみはカントリーロード

【カウチン再訪3日め】ダンカンの町へ。6月と違い暑いのでそうブラブラ歩いたりできず、それに晩春のカウチン旅がいかによかったかと事前に親が熱く語りすぎたせいで、ムスメはややポカンとした態度でダンカンのトーテムポール風景などを見ていた。



奥様はついにカウチンセーターを買い、俺は2個めのドイツ製どうぶつフィギュア・子羊ちゃんを買った。行くたびに一つずつ思い出の品が増えていくのは楽しい。

 

家族で旅行して楽しいのはムスメもカメラ好きでオリンパスマイクロ4/3を持ってるので気付かぬうちに俺も撮られてることで、そのどれもが新カメラでごきげんなカメラ父さんそのもので笑った。撮ってくれてありがとうと礼をいいました :-) 

バンクーバーアイランドのカントリードライブは楽しい。ハイウェイから1本脇に入るといい景色のいい道ばかりである。車内から娘が撮ってくれた幸せなカントリーロードの写真がとてもいい。旅の喜びはこういう道を走ることにある。 楽しみはカントリー・ロード。


■8月27日      GX7mk2のテスト旅

帰宅の日、残りのevery minuteを楽しもうとみなで桟橋とデッキの朝を味わう。餌をめぐるカニや魚の争いが見られ超楽しい。この旅はほんと、このコテージを我がものとして楽しむ旅であった。 

俺にとっては今月購入したGX7mk2のテスト旅だったのだが、設定が定まり操作にもだいぶ慣れ、いい絵が撮れてうれしかった。手ブレ補正が強力で、前のカメラではヒット率が低かった望遠でおおと思う絵がどんどん出てくる。泥から貝を掘り出すシーフードアライグマもくっきり。鳥はアメリカヤマセミだ。

色は旧パナセンサーで暗色に渋みがあるGF2のほうが好みだが、新パナセンサーGX7mk2の「風景」の明るめの寒色も好きになってきた。それとマイクロ4/3の名レンズLUMIX 20mmはやっぱりすごいなあ。ほんと目で見てるみたいに写るのだ。

しかしパナLUMIXは撮影設定を保存するカスタムセットが使いにくい。オリンパスは自分で作った設定をダイヤルに割り当てることも、保存設定をA/P/Sモードにロードし使うこともできる。つまり撮影に合わせいろいろいじっても、保存設定をロードすれば一発で元に戻せる。パナはできない。

保存設定をロードできないパナは、A/P/Sモードで設定をいじってしまったらすべて手動で戻さねばならない。これがいたくめんどくさいし、戻し忘れ失敗が頻発する。常時Cカスタムセットで使えば電源オフで設定は戻るが、設定変更ごとに保存せねばならないのがこれまたいたくめんどくさい。

購入当初苦労した、知らずにモニターに触りAF枠がズレてしまう問題とこのカスタムモードは、慣れで解決する問題ではないので悩ましい。パナは性能はいいのだが(オートフォーカスは前機E-M10より明らかに強い)、操作性が微妙だなあと思うのだ。


■8月27日   フェリー大渋滞

旅行を終えフェリーに向かうハイウェイが、信じられないほどの大渋滞になってしまった。ラスト5キロを進むのに2時間、予約したフェリーは2時間遅れとなっており、予約は破棄し空席待ちラインに1時間並んでどうにか乗れた。イヤハヤ。昨夜フェリーで暴れたやつがいて警察沙汰になった影響だとのこと。


原因となったフェリー狼藉事件(ドラッグ酩酊者がフェリー内で車を後ろ向きで止め暴れたそう)当日は乗客に事件概要が知らされず、車内で何時間も待機させられたのだそう。家に着いたのが朝3時半という乗客が、ラジオで声を震わせ怒っていた。それはきつい :-(

うちは5時のフェリーに予約を取り、金曜で混むことを見込み2時間以上余裕を持ってハイウェイに乗ったのだが、2時間の渋滞で結局チェックインギリギリの4時半に料金所に着いた。しかし前代未聞のBCフェリー大混乱のクレーム対応で明らかにうんざりした顔の係員が、「今は3時の便の予約チェックインをしてるので、ハイウェイに戻り2時間後にきてください。今ゲートに入った場合予約はキャンセルとなります」という。言ってることの意味がわからず俺も奥様もWhat? What? と問い直すと、アジア人の彼女は自分の英語を侮辱されたと感じさらにイラつき、ただ同じ文章を繰り返す。

いや英語がわからないのではなく、ハイウェイに戻りもう2時間渋滞にハマってこいという指示がひどすぎて理解不能なのだ。とにかくそれは論外なので後者を選び車列につき、そこしばし考えて「これはつまり予約なしで空き待ちの列に並んだということだろう」という推定となった。

幸い1時間待ち6時の便で俺たちの列が動き出す。しかしレシーバーをつけた乗船係員がこちらにスタスタと歩いてくる。(――目を合わせるな!)と俺たちはささやき、彼に気付かないフリをして横をすり抜ける。と、実に俺たちの次の車が止められ次の船待ち地獄へ送られていた。助かった…という帰宅でした。

帰宅すると義母様もピカも元気だったのだが、ピカの餌はどうも分量間違っており足りてなかったっぽい。どういうことヒドイよギャーギャーと怒られたw すまんすまん。近くに住む友人に頼んでおいたのだが、これほど細かく指示書を書いても、伝わらないもんだなーw




■8月29日     夜ドラ形式がとてもいい

#あなたのブツがここに 3話。インケツな指導役武田に「キャバクラに偏見あるんですか」と言い返す顔、会話を彼に振り無反応にうんざりする顔、知り合いから隠れ「職種に偏見あるのはお前やろ」と言われた顔など、亜子の表情が素晴らしい。この『夜ドラ』何話あるのと調べ、全24話と知り喜んでます。 pic.twitter.com/HBXasG5lSy

朝ドラと同じ1日15分というこの夜ドラのフォーマットはこれまでなかったが、これは実にいいな。毎日の楽しみができた。これがあればもう今季朝ドラは終わっても俺は問題ないかもしれない。

#あなたのブツがここに 4話。必死に働く宅配ドライバー亜子に、様々な理不尽の試練。俺も東京で宅配をやったことがあるが、亜子同様行っても留守なことが多く、ノルマの圧と徒労感に板挟まれる仕事でつらかった。すぐやめてしまった。大変な仕事はみな報われてほしい。


■8月29日       鎌倉殿・修善寺

#鎌倉殿の13人 あのオトボケ父さん時政が、執権となるや急に斬れ味とたくらみを感じさせ、まるで歌舞伎役者のように二枚目な目つきをするので驚いた。半年間これを封印していたのか、坂東彌十郎おそるべし。北条一族のフリーダムだった実衣も変わった。誰も彼も変わってしまった。

#鎌倉殿の13人 優しい兄上を殺したのが善児と知ることで、あれより非道なことをしているとひりひり自覚させられる義時を、政治にうとい和田とかけ離れたところにいる運慶が慰める。「悪い顔だが迷いがある」というのは芸術家が歌ってくれる詩だが、詩に救いはあるのか。なんという頼家と善児の最期。

#鎌倉殿の13人 あのまだるっこしいwテテテテテをニコニコとやさしげに聞く、そうかこの子が「右大臣実朝」なのかと、太宰治を読んだ遠い記憶をずっと思い返していました。 

学生の頃、友だちに修善寺の旅館の娘さんがいた。一度泊めてもらい、お寺にも行った記憶がある。小さな川を挟んで旅館が立ち並ぶ、風情ある実に温泉らしい温泉町。裏のだるま山にはキャンプ場があって、そこに弟と何泊もし、修善寺に下りて公共浴場でお風呂をいただいた。伊豆はなつかしい。 




■8月30日     シンガーへの憧れ

消化中の夏の録画に玉置浩二の河口湖コンサートがあったのだが、何十年も前にその野外ホールの工事現場を激励に訪れ歌ったというVTRに感動した。ギターを抱えヘコヘコ出てきて、歌う声があの神がかりだというスリルは、他に例えようがない。だからシンガーにはみな憧れるんだよ。

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