2024/02/23

【まとめ24年2月前半】仮想儀礼おもしろい

「G85は休眠中」「社会の劣化とアジテーター清志郎」「ブギウギおじさんs」「カメラとスマホ」「仮想儀礼おもしろい」「オーケストラ・リハーサル」「サギとカワウソ」

■2月1日                G85は休眠中

用足しのついでに川を見に行った。雪解けと雨で中洲が完全になくなり、轟音を立てて流れる水が怖い。超少なかった雪がいま解けてしまったので、春夏の乾季には発電の水力が枯渇するだろうと悲観的な予測が出ている。足りないときはアルバータやワシントンから買うのだそうだ。 

RTの「カメラは持ち出さなければ意味がない」…というのはその通りで、俺もクリスマスに買ったLUMIX G85を使う機会がない。今日の用足しついでの散歩で撮ったのも、カバンに入れっぱなしのPL5だった。やはり持ち歩けるカメラが一番だなと感じている。

G85は性能はいいが大きくてバリアングルモニター、どうしても小さくてチルト液晶のオリ機2台を手に取り持ち出してしまう。町中行動中にG85をカバンから取り出し、モニターを横に開いたりする余裕がない。 

年始からずーっと雨なので公園の野鳥を撮りに行くこともなく、もうずいぶんG85を使っていない。これは手放しコースだなー。G7はたまに使うだけでも十分モトが取れるほど安かったのだが、G85はいいカメラなだけに休眠がもったいないのだ。


■2月1日           社会の劣化とアジテーター清志郎

タイマーズとボ・ガンボスの出たこの年越しバンドスタンドにいたんだけど、この清志郎には人生で一番ロック血圧上がった。笑いが止まらなかった。バンドスタンド、くさったスタンドww 古今未曾有のアジテーターだよね。クタクタの朝の電車で吉祥寺に帰り、彼女と吉野家寄ったなあ。 

  ◇   ◇   ◇

日本社会のクオリティが劣化している。能登半島地震への対応で、それをひしひしと感じる。

東日本大震災のとき、「国会の議場から飛び出し歩きながら次々に指示を出す枝野官房長官」という映像が残っていたが、今回は閣僚全員集まることもなく、個々に呆然と報告を待っていたという記事が出た。どうして政府はここまで劣化しているのだ。

三権を抑え無敵となった自民党が日本社会を好き勝手に壊している中、それに抗議する立憲共産れいわを蛇蝎のごとく嫌う人たちの気持ちが分からない。野党は無能だ夢想家だ政権担えない論は、同意はしないがわかる。しかし自民は国をよくする意志すらないではないか。なぜあれほどの無能集団に全権委任できるのだろう。

清志郎が存命ならば、さぞや政治をクソミソにいう歌で国民をアジっていてくれただろうと思う。ふざけんな、これが政治なら金返せと歌っただろう。返す返すも惜しい。#日本の政治はヘルプレス 


■2月1日                   ブギウギおじさんs

#ブギウギ 悪役顔のおじさん二人のアタフタが、病に引き裂かれた悲しい二人の運命を、わずかにわずかに暖かく照らしていたなあ。ジイの人のいい人役なんて他で見たことない気がする。暖かい。

二人の喜劇的な温かみに胸打たれていると、子供のような真心が彼のすべてだったのだとつくづく分かる愛助の手紙で胸引きちぎられた。愛助の肩越しにこの手紙を読んでいた母も今となっては二人のために、二人の真心に泣いているだろう。 


■2月2日                       藝大への憧れ

@zuntok 私バンド時代に触れ合った美大の連中が面白すぎて、あこがれを抱きこんなマンガも読んでるんです。あの窓を眺めている芸大生なんてのは、絶対マンガのいい1カットになる!(うっとり) :-) 

@zuntok 絵柄はキラキラ(そこも好き)で副題はTV番組みたいですけど、内容はいいですよー。原作者の奥さんが現役藝大美術系で、美系音楽系学生に取材して書いていて、喜びも苦労ばなしも実に面白い。






■2月3日                    カメラとスマホ

FacebookのOMDフォーラムにこんなマイクロ4/3がほしいとブライアンさんの投稿。撮るのはエルゴノミクス快適なカメラで、あとは保存、編集、投稿と合体したAndroidフォンでやるというアイデア。ほんとなんでカメラはこっちの方向に進まないのだろう、物理合体はともかくスマホとの統合化が。






いま娘が東京にいて写真を送ってくれるのだが、マイクロ4/3(PL5+LM1442)の写真はやっぱりホントいい。ひと目見てiPhoneとの光学的な違いを感じる。眼前の広がりや密度が立体的に写るのだ。

娘は生粋のiPhone世代だが、やっぱり違うねという。これとスマホの便利さが(物理じゃなくともw)合体したら最強でしょ。

スマホ写真はI was there! という記録であって、マイクロ4/3写真はそれとは違う。写真自体にうっとりさせられる、レンズのマジックが宿る。小さな標準ズームでもこの焦点感と圧縮感なのである。


■2月3日                  仮想儀礼

#仮想儀礼 この美波さんは絵画のように美しい人だと思っていたが、先週教団の元ネタであるシナリオを発見してしまった。アウトかと思ったらよりうれしげでドリーミィな表情になるのがすばらしかったw いい顔だなあ。

しかしいい人なわけがない石橋蓮司が本性を正体を表し、すごい宗教戦争になってきた。 


■2月4日                    町田町蔵の思い出

@abuttaika 町田町蔵のあのカバーいいですよねー。町田町蔵は衝撃的なデビューと声で、スターリン遠藤ミチロウ以上のカリスマ性でした。

昔ぼくのバンドが渋谷ラママ店長と共同企画した年越しライブに町田町蔵を呼ぼうとなって、メンバーが彼にいつ電話しても寝ていて要領を得ず、当日来るかわからんと思ってると出番の時間にやってきてノイズと奇声だけの演奏をし、ギャラはいらんわ邪魔したのと帰っていくというオモシロ経験をしました。

ラママの表階段から入ってきて演奏し、表階段からじかに帰っていきましたからね。人外というしかないカッコよさだった :-)

最近は生のラジオ番組とかにちゃんと出て山頭火の知的な解説とかこなしていて、あの人間野獣がそのまま上位互換的に進化してるんで、とんでもないですね町田町蔵。


■2月6日                  音楽が降ってくる

#ブギウギ 「東京ブギウギ」のあのメロディはああして降ってきたのか。「すごいのができてしまったよ! これは日本の復興ソングでもあるんだ!」と高揚に突き動かされる羽鳥先生に胸が熱くなる。こういう音楽の神話はすばらしい。映画「ボヘミアン・ラプソディ」は案外こういうのが足りんかったw

■2月8日

#ブギウギ いやー羽鳥先生の熱狂がすばらしい。しかも米兵オーディエンスを招いてのライブレコーディングだったとは。なんで音を聞かせてくれないの焦らすなあw 「あの名曲が初めて鳴り響いた瞬間」を収録しきったのがビートルズ「ゲット・バック」で俺を泣かせまくったのだが、今日はお預けだった。


■2月10日           仮想儀礼おもしろい

#仮想儀礼 「神は赦したもうた!」
トモ「え? あ、真法会か、忘れてた」
「せっかく同時体験を楽しもうと思いましたのに!」
トモ「見ます見ます今から。しかし女性信者みんなすごいきれいですよねw」

トモ「朝ドラに出てた松井玲奈さんは金髪できれいだし、入信をためらってる若い子もかわいい。大河でバカな女官やってた峯村リエさんすらしゅっとした都会の奥様になってる。そして先週からサタンサタンいい出した美波さんの取り憑かれた表情がたまらない」
「間違いを起こしますぞ!」

美波さんは顔が欧系で表情と発語に特徴があり(唇の動き)、吹き替え映画のように見える。スパイ疑惑をかけられた麻子さんも「なんとも言いようのない顔がなんともうまい」という味があって、このシーンの気まずさ表現はシャツの裾直しともども神がかっていた。3回見たw

トモ「おー石橋蓮司に口答えしたヤッタ! ―― おーたしかに神は赦したもうた! いやーこれはすごいですね。これは現実の、赦すことなく搾取する宗教、癒着し尻尾切りする政治、査察しない国税へのものすごいアンチテーゼなドラマとなるのでは!!」 #仮想儀礼


■2月11日

今日ちょっと落ち込むことがあったのだが、#きのう何食べた の初詣回でなごんだなー。年越しの初詣は深大寺がよかった。また行きたいわ。カウントダウンなんて昔の二年参りではなかったけど、今は日本でもやってるんでしょうか。4人の新年会の会話も笑った :-) 


■2月12日       オーケストラ・リハーサル

東京バイトバンドバイク時代にやった短期バイトに、クラシック楽団の立ち上げ手伝いというものがあった。愛車RZ250に楽団のビラを積んで東京中の音大に持ち込み配るというのが主な仕事だったが、楽団関係者はやはりそれまで会ったことのない雰囲気の人たちで興味深かった。

そしてバイト最終日、コンサート前日に、海外から招聘された名のある指揮者によるオーケストラ・リハーサルを見せてもらった。俺にも指揮者が「オーケストラの出す音に耳を傾け、問題があればその部分のネジを締めていく」のが聴き取れた。あれは感動したなー。小澤征爾への村上春樹の追悼文で、それを思い出しました。 


■2月13日             娘のトーキョー写真


東京の雪の翌日、娘が井の頭公園を撮って送ってくれた。ああ、いいねえ。俺は井の頭公園のフチに立つアパートに長年住んでいたので、懐かしさがたまらない。いまあの町で娘が暮らし、親の青春Revisited(再訪)をやってくれている。うれしい。 
ムスメ萌が1月末から東京に住んでいる。秋に大学を終え日本で働いてみたいと希望してたのだが、やはりそう簡単には実現できない。バイトでお金を貯めつついろいろと方法を模索し、外国から契約できる月極め光熱費込みの大きなシェアハウス会社を見つけ、親戚にも役所手続きを手助けしてもらってようやく実現したのだ。


■2月14日           サギとカワウソ

晴れて春模様の午後散歩、サギがいつもとは違う場所で狩りをしていた。おかげで逆光でとてもカッコいいぞ。

そして春に誘われカワウソも元気いっぱいで、岸辺近くでスイムスイムと泳いでくれた。どうもこいつらは人の視線を楽しんでる気すらするなー :-) 通りがかりのおじいさんにカワウソいますよと教えると、「おお、市が放流しとるのかね」とジブリ映画の爺みたいな声で言った。いや野生ですよ野生のotter :-) 

するとカモ池のほうで(公園に池は2つある)狩りをしてたはずのあのサギが、カワウソ池まで移動してきた。ぐーっと首を伸ばしカワウソを覗き込んでいる。「あれー? 魚こっちー? 魚いるー?」。かわいー❤


■2月15日       マーマレードの朝

朝ハッピーバレンタインデーと奥様に言われ、花等を買ってなかったことにはっと気づき(夫→妻がやる)、「実はこれがプレゼントです」と昨日買ってきた彼女の好物を指さし笑われた。朝日にマーマレードって幸せな絵だと思うな。片岡義男「マーマレードの朝」だ。

「マーマレードの朝」はやさぐれた男が美しい女性とパンにマーマレードを塗って元気になる…みたいな話だった気がするが…覚えてない(笑)。片岡義男の文庫を買っていたのは高校から大学の頃だ。バイクがほしくてほしくて仕方がなかった。 

■2月15日             早くも春の花

庭にもう初クロッカスが出た。はや! 去年より3週間も早い。毎年お先に失礼します>春の遅いカナダ東の州のみなさん :-)

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