■5月17日 GF5とPZ1442の使い分け
先日買ったLUMIXレンズPZ1442mmの写りが素晴らしい。サクッと撮ってオオと思うすごい写りで、単焦点SIGMA19mm/Olympus 17mm F2.8あたりを思わせる線の細さとボケのきれいさだ。中古でも700ドル級のF2.8プロズームを除けば、やはりこのレンズは標準ズームでベストだろう。手に入れられてよかった。
しかしセットで購入した小さなGF5と合わせると、望遠側でどうしても微ブレが出る。これはレンズよりもボディGF5の軽さゆえの問題で、低振動モードのあるオリンパスPL5のほうが安定する。PLはチルトモニターゆえ日射下やローアングルでの視認性も断然良好なので、普段持ち歩き用はPL5+PZ1442だなとなった。上の2枚はその組み合わせ。いい写りだ。
GF5には20/25mmの単焦点をつけ屋内や身の回りのものを撮り楽しんでいる。単焦点はレンズ自体に味があり何を撮ってもおいしいので、つけっぱなしで気軽に撮れて最高だ。この写りも文句ないでしょ、LUMIX 20mmと25mm。リビングルームの色も最高にいい
GX7mk2を売りOM-D E-M10mk2をメインにしたのは屋内3200の発色で負けるからだったのだが、GF5のISO1600(上の2枚とも)は文句なくよく、単焦点ならシャッタースピードは足りる。なので屋外スナップ専用にしようと思って買ったGF5は意外や屋内で活躍してくれている。
そしてPL5+PZ1442が乗った敷物のクリムゾンレッド、LUMIXはこの赤がほんとに良い。これはオリンパス機では出ない色なので、だからメイン機OM-D EM10m2で不足はなくともLUMIXをセカンド・サードに買い足し使いたくなるわけである。
LUMIX機はフラッシュの制御もオリンパスよりはるかにいいので必要に応じ使っている。オリンパスはフラッシュを使うとISO200固定になるので、背景真っ暗のクソ下手写真しか撮れない。フラッシュ光量、タイミング、ISO調整と難度高い詰めを場面ごとにしなければ写ルンですレベルのド素人フラッシュ写真しか撮れないのだ。せっかくの高性能マイクロ4/3なのにアホかと思う。
LUMIXはフラッシュ発光してもISO800とかを普通に使うので、背景がちゃんと写るわけです。そこから必要なら微調整すればいいのだから、こっちの制御のほうが正しいのだ。
というわけでLUMIX GF5は軽いレンズで微ブレするという大きな欠点はあるものの、パナ1200万画素の最終機にふさわしいいい画を出してくれるカメラである。LUMIXはこのセンサーでBISありのカメラを作ればよかったのに。
■5月19日 わが家にあるエポック車
俺は日産リーフは過小評価されていると思う。10年も前にカナダの町でどんどん見かけるようになり、ああもうEVって普通に買って使えるんだなと人々に感じさせ、売れたのだ。それはエポック、新時代でしょ。実際乗って走ってガソリン車より楽しいし。
テスラは金をかけていいものを作れば株も含め儲かり売れるというApple方式が車にも通用するという現代資本主義モデルの大成功例であって(専用チャージステーション網とかも強烈)、自動車新時代のマイルストーンとしてはリーフのほうが偉大だと俺は思う。
■5月20日 キヨシローのスタジオ
清志郎の思い出を熱く語るファンたちという番組を見た。清志郎はとてもパーソナルなシンガーなので、「自分が一番キヨシローを好き」と誰もが思っちゃう。俺も少なくともワカゾー渡辺大知よりは俺のほうが…と思いながら見てたんだけど、彼も全然大好きでとてもよかった。自宅スタジオでの様子もたっぷりと見れて、素晴らしかったよ。ありがとう清志郎。
■5月20日 ミスターゲット
ドラマ #ミスターゲット を楽しんでいる。純情な和菓子職人に恋をしてしまい、忘れようとも忘られぬ結婚詐欺師というラブコメなのだが、松本まりかさんの嘘をつけなさがとても良い。感情がいつも丸出しな彼女は『Friends』のレイチェルのよう。美人の出力高いお顔から、あふれる動揺が楽しいやつです。
■5月21日 連休庭仕事
連休最終日は、終日奥様の庭改造を手伝った。芝を刈り雑草を取り、黒土を敷き詰めてクローバーミックスの畑を拡張するというプラン。きっときれいになると思う。黒土がすでに美しい。PL5+PZ1442がいい写り。
■5月22日 寅子が時代にすり潰されていく
#虎に翼 兄貴の出征。子供たちのため、日本をいい国にするための戦いだと国民は言われていたのかと悔しさを感じる。たとえ頭から信じてはいなくとも、家族のために直道はそう言って微笑んだのだろう。政府は困れば本当のことなど言わないと、ここ10年で私たちはほんとよく知りました。
そして大恩ある穂高先生までも、寅子が母だとなると突如一般世間に豹変してしまうというなんじゃそりゃ感。事務所を訪ねてくる先生が、寅子の行く手を阻む世間の壁に見えてしまうなんて。嘘だよんと明日言ってほしい。■5月23日
#虎に翼 弁護士をやめる寅子。”地獄”の疾走を止めることは終わりであり裏切りであり二度と戻んなという寅子とよねの極端な認識は、久保田先輩の「満点でなきゃ」があったからか。昨日の穂高先生の言葉選びもまずかったと思うが、戦後50点くらいから再スタートすればいい。それがドラマ冒頭のあのシーンなんだろう。
■5月22日 オカムラ和義あのちゃん
オカムラ和義とあのちゃんのセッションを見た。彼女は紅白以外NHKに出たことないので初めて見たが、いま日本で一番人気ある女子なのもわかるなー(違いますか?)と思うチャーミーさだった。モテおじさん二人が訪問し歌いたくなる気持ちもわかるし、こういう音楽番組(違いますか?)がやっぱり良い。
#VRおじさんの初恋 終。当初から俺が引っかかっていた、なぜVRの二人にフィジカルな性愛が芽生え、相手の中身が判明したあとも続くのかの答えは、「心は体に作られていく」というホナミの昨日のモノローグだった。まったくピンとこないがそういう人もいるのかな。俺がトゥームレイダーズをやったときは美少女ララの保護者の気分だったが。同一化はしなかった。
ナオキの会社状況の改善も、恋で生じた彼の変化に気がつき世話を焼く優しい人たちがいた(というか全員そうだったw)という心温まる話で、ナオキがいう「日々は向く方向で変わる」という自律的な変化ではない。全体にこの突き詰めなさが「なろう系」というものなのかもしれないと思った。しかしとにかく中に野間口徹が入ってブツブツつぶやく少女ナオキが素晴らしかった。倉沢杏菜さん。早く朝ドラに出てほしい。
■5月24日 青春の井の頭
#SONGS 岡村和義。オカムラちゃんが喉を唸らせる「ずっと好きだったんだぜ」には鳥肌立った。「コーポインマイライフ吉祥寺」の歌も胸にしみた。そんなふさわしい名の場所に住んでたとは、さすがはロックスターだ。俺も80年代吉祥寺に住みバンドやってたよ。岡村和義は北口で、俺は南口だったけど。
これはぜひ見なさいと、いま井の頭に住む娘にも写真を送った。彼女はオカムラサイトーのどちらも知っている。そして吉祥寺の青春の日々をいま過ごしているのだ。
■5月24日 You Are So Amazing、寅子
#虎に翼 優三さんとのお別れに、なんて穏やかできれいな音楽を流すのだろうと思った。泣いて泣いてべそべそにならないよう全力でこらえる二人の後ろで、悲壮感のない穏やかな、英語の歌がかかっていた。It's okay that you cry. You are so amazingという最後の歌詞が聞き取れIt's okay that you cry. You are so amazing … って、優三さんの寅子への気持ちそのものだなとあの歌で思った。寅ちゃんはすごい、すごいよと。泣いてもいいんだよと歌いつつ、優三さんのほうが泣いちゃってるんだけど。
■5月24日 鮎川を見れる幸せ
#ちゅらさん で鮎川がロックを説き「ホラ吹きイナズマ」を歌ってくれ最高だったのだが、鮎川ってめちゃくちゃ細い人だったんだなと改めて気づく。白人中年であの薄さはあまり見ないように思え、顔は白人で太らない体質が日本人というハイブリッドだったのかしらんと思った。
■5月27日 平和相撲
#相撲 千秋楽。立ち上がりに見て突けば恐るるに足りずと読まれてしまい、全部同じ展開で8連敗と気の毒な状態だった宇良が、ようやく勝てて笑顔。よかった。◇続いて優勝がかかるきれいな相撲の大の里と、ふてぶてしいクラッシャー阿炎。――クラッシュしようがない強さの大の里!
#相撲 締め、琴櫻・豊昇龍はどっちが強いんだという格闘技的な興趣のある取り組みで、時間ですの二人の顔からして面白い。そして相手に押されることもママありながら、土俵際でひっくり返せる重さと対応力のある琴櫻のほうが一枚上という結果も面白かった。琴櫻は魁皇みたいになってほしい。
■5月27日 川面に柳の名画
俺がファンである画家徳永雅之氏の国立ギャラリーマールの個展をムスメに勧めると、今日見に行き写真を送ってくれた。そして驚いたことに彼女は気に入ったドローイングを一つ購入していた。おおスゴイではないか!
「It's so simple but so detailed. Looks beautiful in any orientation (すごくシンプルなのにディテールが細かい。どの向きで眺めても美しい)」と、くるくる回しては楽しんでると写真が届く。左の縦向きで眺めるのが一番好きだとのこと。「川面にかかる柳のよう」。たしかに。すばらしい。
娘は今朝思いついて急に国立に出かけたので、徳永氏は残念ながら在廊していなかったそう。
しかし徳永氏推しなことがありありと伝わる画廊の女性が親切に話しかけ、「Youはどうして徳永さんを知ってるの」と興味津々だったそう。父のバンド友でありツイッター友だと伝えたのかな🙂 去年テラ萌徳永で、ライブ前のジャムセッションでビートルズを歌ったしね。
娘がこの絵を購入したいと「川面」を選ぶと「アナタは趣味がいいわ」と画廊の方が褒めてくれたそう。「カナダで美術を学んだんです!」
ムスメも、「あのペイントブラシのやつは近くで見たらお父さん驚くよ。テクスチャ(質感)がすごくて、お父さんが好きな徳永さんの『線』みたいなものが見えるよ」って言っていた。
俺も徳永雅之氏のドローイングを1枚持っている。この線の連なりがとても気に入っている。ドラマーである氏が握るスティックの動きが紙に刻まれたような絵だなと思う。娘の「川面」は水墨画のように見え、俺のは音符が鳴り響く風景のように見えるのだ。
■5月28日 自民党浅まし
#ニュース7 #岸田ミニ減税 で日本中の経理の負担が大変というニュース。俺も日本で暮らす娘の国保税金など書類仕事を手伝っているが、日本の役所の書類・フォームって読んでも意味がほぼわからない。法律文書を訳すようなものである。ほんと日本国民であることは大変だと思う。
#セイジドウラク で聞いたが官房機密費を選挙応援でバラまいた自民私物化証言は、山口で自分の息子に世襲させてもらえなかった【河村建夫】元官房長官の暴露らしい。バカバカしい動機だが自民議員の政治目的は権力とその世襲なわけだから(息子は結局維新へ移籍だって!w)、権力奪われたら復讐もするんですね。
#セイジドウラク この回は安倍派5人衆が塩谷氏一人に罪を被せた経緯の詳細も報じられていて(森元首相のゴキゲン暴露がソース!)、車を運転しながら聞いていてあまりの酷さに笑ってしまった。塩谷氏も次で落選したら自民党へのリベンジ必至だなー。自民党とはまことにあさましく、滅ぶべき権力団体だ。
■5月30日 寅子に舞い降りる新憲法
#虎に翼 あのヤキトリの包み紙に新憲法制定の知らせが書かれ、このドラマ冒頭のシーンなのかと河原に出たところから泣けてきた。もう少し明るいやり直しなのかと思った。こんな子供のように無力な寅子だったとは。もう一度かかる You Are So Amazing。It's okay that you cry、泣いてもいいんだよ。
■5月30日 LUMIX大炎上
LUMIXの新製品S9のホームページに写真素材業ストックフォトの写真が使われていたと、S9発表のネットイベントが取りやめになるほど大炎上している。S9で撮った写真ですと偽の作品が掲載されたわけではなく、フォーカスやカラー変更等の機能説明写真に出来合いの写真が使われただけなので取り立てて気にする人も普通いないと思うのだが、LUMIXはアンチが多いらしい。Twitterで見る限り、マイナー機種ゆえファンに野党的な批判精神が強く、ゆえにミスがあるとここぞとばかりに与党側からのバックラッシュが起きるという構図が見て取れる。
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