2024/05/29

【まとめ24年5月前半】初めてのオーロラショー

NHK報道の透明に近い薄さ」「憲法記念日すら知らない議員がいる国」「娘の日本のゴールデンウィーク」「人類とAIの戦い」「小沢健二とスチャダラパー」「鮎川のクールソロ」ほか

■5月1日                   NHK報道の透明に近い薄さ

NHK #ニュース7、本日も栃木の遺体遺棄事件がトップニュース。パレスチナの停戦交渉だとかの世界的ニュースを差し置き、なぜNHKはこんな特定刑事事件をトップニュースで毎日詳報するのか。もう1週間近いので苦情も殺到してるだろうが断固としてトップニュース。もはや「物騒な世の中になった」という印象を世に植え付けたいという意図を背後に感じる。なにか通したい警察関連の権限拡大法が政権にあるのだろうか。

円安介入は3番目のニュースだったが、介入とはすなわち日本の保有外貨が5兆円流出するということで、そのお金はどこへ消えるのか、そこにどんな意味があるのかという解説をしてほしかった。解説は円安の流れは止められないとだけ。アベノミクスとの関連は語られない。

ゴールデンラジオの経済学者金子勝氏は、投機筋はアベノミクスの株価買い支えタイミングを読んでの売り買いで、昔もいまも莫大な利益を得ていると見ている(買い支えの原資は国費=税金)。そして実体経済浮上の失敗によりアベノミクスは止められない政策となり、今は円安を止める方法がないことを読まれ国富が吸い上げられる詰みの状態らしい。

しかしあらゆる情報が集まるTwitterを読んでいれば逆に、かつて100円とかで買ったドルを160円で売ったわけだから、円安介入で国は巨額の利益を得たとも知ることができる(森永卓郎談)。そうか、外貨が減るからミサイル等の対外支払いには使えないが、国内にある円がまた5兆円分増えたのだから国民を救う減税には使えるではないかと考えが働く。そういう解説をしてもらいたいのである。日本は希望がなさすぎるではないか。

俺は為替だの株だのは根本的にわからんのだが、「なぜカナダの国民生活がこれほど豊かで、より経済規模が大きくより長く働く日本の国民生活は苦しいのか。オカシイだろ」と疑問を持たずにはおれない。それを知りたくて書物やこうしたツイートを読むのである。


■5月2日                 ちゅらさんの鮎川

#ちゅらさん 昨日がテレキャスを手に入れ「快感!」の恵尚メモリアルデイで、今日は鮎川がバシバシと体重の乗った膝打ちでキンクスを教えてくれていた。いいなあこの鮎川のビートに没入する教え方。えりぃが到着した一風館の風景も懐かしい。ごちそう一杯のぜいたくなドラマであります。


■5月3日

ブログ【まとめ24年3月後半】TVJAPANの寂しい終わり方◆「将軍2024の戸惑いと魅力」「歌手・趣里の誕生」「日本破綻のカウントダウン」「奥様のガーデニング計画」「スポーツ選手とファンのつながり」「将軍2024が面白くなってきた」「ブギウギのクライマックスへ」ほか tomosakata.blogspot.com/2024/05/243tvj… 


■5月3日            憲法記念日すら知らない議員がいる国

#ニュース7 憲法記念日。日本で今一番無責任な人岸田総理が、「改憲論議をしないのは無責任だ」と無責任なことを言っている。『憲法に緊急事態要項をほしがってる自民党が、能登の緊急事態にはなにもしてないではないか』という世論があることを、憲法記念日にNHKは報じてほしかった。

日本の護憲集会が中国のニュースで流れたそうだ。日本国民が平和憲法の維持を望んでいると中国国民に知ってもらうのはとてもよいことでありがたいのだが、#NHKですらこの集会の規模を伝えず、野党の政権批判シーンだけを取り上げていた。平和憲法の維持を望む人々が3万人集まったことすら、国民には知らされない国になってしまったのだ。

天下のNHKニュースがそんな調子で野党政治家だけを見せるから、サヨク気持ち悪いなどとのたまうこんな頭の悪い人が量産されてしまうのである。維新の元議員だそうだ。「左翼の集会」って、憲法記念日なんだから普通の護憲・平和運動集会に決まってるではないか。それをキモいって、維新のヒトって憲法記念日すら知らないんだとこのツイートでわかるのである。イヤハヤ。

 この日本人の民度の低さに、NHKは責任あるでしょと俺は思うのである。こんな連中がNHKニュースを見ることもないだろうが、日本一視聴率が高いニュースであるニュース7の報道が世論を起こせば、彼らにでも伝わるはずなのだ。


■5月4日                 娘の日本のゴールデンウィーク

2月から吉祥寺で暮らすムスメは初めての日本のゴールデンウィークを、のんびりまったりと過ごしているようである。

おとといは小田急の川崎古民家園というネットで見つけた施設へ行き、絵に描いたような美しい古民家そば屋から私に電話してきた。クー!(うらやましい)

娘はカメラの使い方とか全然勉強してないのだがズームレンズの使い方が野生のカン的によくて、いつも惚れ惚れする写真を撮ってくれる。(OLYMPUS PL5+LM1442mm) 

しかしすごいよね川崎の古民家園、飛騨の合掌造りまであるじゃん。こんなところがあるとは知らなかった。20軒もの古民家が日本中から移築されてるそう。これは東京に住んでたら行くよね。

地元多摩地区の友人によるとここは大昔からあり、彼は子供の頃よく行ったそうだ。知らなかったー。俺が東京に住んでた頃はまだネットがなく情報は「ぴあ」とか頼みだったんで、お出かけすべき場所を知らなかったんだろう。 

金土日は吉祥寺音楽祭という、町中にいくつもステージが組まれた大規模イベントもブラブラと楽しみ、昨夜は友だちとおめかししてクラブに繰り出したとのこと。私らの時代でいうとディスコですね。そして終電を逃して困ったり。そうかそうか。東京の青春を味わっていてくれて、父はうれしいよ。


■5月6日            マイナカード紐づけ論議

自民党がとうとう国民の全銀行口座とマイナカードの紐づけをいい出した。裏金脱税議員が国民の資産は全把握すると言い出すとは、なんたる倒錯だろう。資産は当然海外に流出するだろう。自民は社会主義を毛嫌いするが、独裁・腐敗・管理社会・技術の停滞・重社会負担・貧富の格差拡大という社会主義国の悪いところは全部押し進めてますよね! 


■5月8日              ジブリのうた

#ジブリのうた 清原果耶さんの歌は技巧がなくてよかったなー。同じ年頃の娘を持つ親として心暖かになる。彼女は骨格がきれいで声が強い。舞台とかでもきっと声が通るんでしょう。

つじあやのさんの歌もなつかしい。この人は年を取らんのか。娘が「猫の恩返し」の大猫ムタさんを大好きだった。

しかしNHK音響部は音質マニア過ぎて、完璧なスタジオ録音を録り口パクにしすぎるよな。つじさんなんかプロなんだから生歌を聴かせてくれよ。アホかと思う。

あ、幾多りらさんが生歌で。「千と千尋」の歌に歌詞があったのか。今こうした上手な人は、作曲に才あるが歌えない男子が作った歌を歌うという、現代日本ポップのボーカロイド構造があるようだなと、深夜ラジオJunkを聞くと思う。そういう曲がたくさんかかり、ルサンチマン的な歌詞でわかるのだ。

結局生歌はそれだけで、音楽として感じるのはなつかしさだけであった。ジブリパークという場所も全体に、クリーンな発泡ウレタンの施設という感じなんだな。もうちと汚し塗装くらい頑張ればいいのに。ディズニーの施設(右)とか質感あったよ。ジブリでもお金ないのかな。






■5月8日              カナダも物価が厳しい

GF5のクセが掴めたので、購入時以来使ってなかったPZ1442mmをつけ出かけてみる。写りは素晴らしい。やはりLUMIXg1442mmより一段上、単焦点オリ17mmレベルだな―と思う。しかしコーヒー高いな! カナダはコーヒーが安くてこのおいしい大缶で通常15ドルくらいなのだが、こんなに上がったのは初めてだ。 


■5月9日               VRおじさんはよくわからない

#VRおじさんの初恋 「美少女になって恋愛する、その感情が本気だっていうんですか?」と嫌ってほしくて嘘をいうホナミ。「本気だ。すべてはリアルな思い出だ」とナオキ。どのゲームにもリアルな思い出感はあるのでそこはわかる。しかし双方が求め合うキスが仮想の錯綜だというなら、わからんなあ。

ホナミは相手がおじさんと知っていて最初からキスを求めている。ナオキは相手が老人と知ってもまだキスを求めている。そこの心理はふわっと触れていないのである。ゲイをふわっとしたかわいいものとして扱う日本の他のBLドラマにもこの欺瞞は感じる。おじさんずラブだとか。

■5月9日

親戚の子供らが訪ねてきた。たまたま出しっぱなしだったローイングマシーンを初めて漕いで盛り上がる。「ムスメは東京で働いて頑張ってるよ。君たちが恋しいってさ」と話すと、we miss her too! と言ってくれた。ムスメはいつも君らの子守をしてたもんね。


■5月10日        人類とAIの戦い

#アトロク「人類はAIが書いたつまらない文章と人間が書いたつまらない文章を見分けられるのか特集」が最高に面白かった。AIにたばかられたときのブレードランナー宇内さんの怒りと哀しみw その顔が見たくてYoutubeでも見てしまった。最高だなあ宇内さん🙂youtube.com/live/sln4_YrAy… 


■5月10日             モニター見えないカメラはつらい

生活フォト。GF5で久々に固定モニターのカメラを使い、直射日光下ではなにも見えないことを思い出した。ローアングルもモニターが見えずきつい。構図をカンで決めるしかない。しかしLUMIXはAFがオリより優秀で、あのあたりとタップしたところにちゃんと合うところがえらい。PZ1442はボケがきれいだ。 

明日のホームパーティに呼ばれギターを持ってきてと言われたので、久しぶり、5~10年ぶりかに弦を張り替えた。ギターは名古屋の鈴木バイオリン製。よく鳴るのである。しかしまったく新ピカの弦は音が硬いんで、もっと前に張り替えておけばよかったな。

これもGF5+PZ1442。ボケは足りないが、写りはシャープでふっくらと単焦点のようにすばらしい。


■5月11日                  はじめてのオーロラ

【十年に一度クラスのオーロラ予報】が出た。これまでも出るかもというのはあったが、今夜は確定的だという。

夏のBCは9時半頃まで空が明るいので夜10時からがチャンスと言われ、北の空が見える河原へ。多くの人がいたが、みんな見えんなあとぼやいていた。暗闇でTwitterを検索しても見えんなあという声が流れていた。「あの横にたなびく雲みたいのが意外やオーロラかな」「あれは雲でしょ(笑)」 



1時間粘って諦めて帰宅すると、南の空にうっすらと光が見える。あれ? あれがオーロラ? ――そうよ! 縦縞が見えるわ! これかー。 たしかに夜空に光が差している。ノーザンライトって言っても北に見えるとは限らないのね。

目が慣れるとどんどん見えてくる。ゆらゆらと動いてはいないが、刻々と色と見え具合が変わる感じ。光も強くなってくる。 やがてうちの真上に! 真上ですよ(笑)。空に割れ目があって、そこから光が降ってくる感じだった。すげえええ。

1時間ほど写真を撮りつつ飽かず眺めた。とにかくフォーカスが難しい。星とか撮ったことがないのでどうやってフォーカスを合わすのかよくわからないのである。(いったん部屋に戻りカメラの説明書pdfをダウンロードし無限遠はどう合わすのかと読んだりしていたw)。


しかし後で見たらちゃんとフォーカスは合っていた。見え方を写真で伝えるのは難しく、1秒手持ちでブレずに撮れたのだが(EM10m2+LM20mmえらい)、1枚目のように実際より明るく撮れる。実際は2枚目くらいの明るさなのだが、人間の目はPC画面より解像力が高いので1枚目のように光はよく見えるのである。


1時間ほど続いたすてきな天体ショーでした。奥様は先に寝たが、一番すごかった瞬間は一緒に見れてよかったな。あれはすごかった。それにオーロラが出るまで夜の空を見上げながら歩くのはロマンチックであった。初めてのデートを思い出すよねとか話してました。 

■5月12日               アングラの覇者アレルギー

出た。いつか当然PVJ動画に出るだろうと思っていた、80年代東京ロックシーンの覇者アレルギー。彼らのロフトライブには布袋やどんとも来ていたと聞く。これほどビジュアルと音が美的に融合したパンクバンドが他にあるだろうか。時代を超えて探しても思いつかない。

俺のバンドがアレルギーの前座で東海地方を回ったのは1984年の夏、ちょうどこの頃だ。どこへ行ってもアレルギーを迎え入れるファンの熱気はすごかった。その客に受け入れられようと俺たちも燃えた。前座などなくとも彼らの客は十分入ったわけで、無名バンドにとても親切なスターバンドでもあったのだ。

昨日俺が「ヒットスタジオのARB後方で盛り上がらぬバンドマンが」と思ったのは、アレルギー宙也のDe-LAXだったそう。あれはTV出演とARB共演で緊張してたのだと本人に言われた(すいませんw)。Pretty Vacantさんは宙也つながりでアレルギーの映像を出してくれたのかも :-) 

■5月12日                 光のメイデイ

市のメーデーフェスに自転車で行ってきた。毎年初夏の光を撮りたくて行っている。公園の裏を抜け、線路の高架下をくぐり、

すてきなオープンカフェを撮りつつ会場へ。チューリップは25mm F1.7には明るすぎて、シャッタースピード上限を超えてしまった。それもハイキーでよし。 

バンドは去年もやってた町の歌姐さんで、今年も同じマドンナの「エビータ」を歌ってた。うーん選曲が盛り上がりにくいw まあよし。

イベントの公式カメラマンは若い女性だった。かわいいなあ。いいなあ、夏服を着た女たち。


■5月13日          小沢健二とスチャダラパー

そういえばこないだ小沢健二とスチャダラパーの新曲を聴いた! 小沢再始動後圧倒的ベストだと思ったな! 「まるで90年代の夏のように」!◆小沢健二とスチャダラパー /Boogie Back Baby youtu.be/p6Mrk9BOiEY?si…

「ブギーバック」が出たとき俺はもうカナダで暮らし「犬は吠える」のCDを聴いてたんだけど、一時帰国したとき競馬場で再会した昔の友だちが、これいいわよあげるとくれたシングルCDがブギーバックだった。そんな気持ちを思い出すなこの歌。『あの頃だって「あの頃は」って言っていたじゃないヒー!』 

これもつられて出てきた。戸川純や森高千里がブギーバック歌ってる! 7年も前の動画なんだ。若者ファッションという、今も元気なのだろうかと思うような業界から届けられた、驚きの高品質音楽動画。◆BEAMS40周年記念『今夜はブギー・バック』で観るTOKYO CULTURE STORY youtu.be/l3Mufe5jY60?si…


■5月13日             今年初の市営農園

【市営農園】奥様が借りてる農園へ今年初めて堆肥運びのヘルプに行く。初夏はまだ作物がまるで育っておらず、何もないんだなと改めて知った。つる作物の棚とか消え失せてエンプティって感じである。あまり撮る緑はないけれど、それでも農園には美しい光景がたくさんある。

PZ1442は細かな花びらの描写とかもいい。しかし手ブレ補正はLUMIX14-42iiより弱い。そのテストも兼ね昨日今日と使ったのだが、これほど明るい条件でも35mm、42mmは微ブレが出る。GF5は低振動モードがあり安定するLM1442iiで行こうかな。


■5月15日                   鮎川のクールソロ

むかし多摩美オールナイトにシナロケを見に行くとシーナに赤ちゃんができて今日からお休みですと発表があり、こういう感じで鮎川のギターを存分に楽しむライブとなった。そのあまりのギターのよさに、神がかりとはこのことだと思ったな。年表を見るとそのときの赤ちゃんは、シーナなき後歌ってるルーシーだ。


■5月15日            時代は変わる

#映像の世紀 『奇妙な果実』。ビリー・ホリデイ、ボブ・ディラン、サム・クック。時代が音楽を生み、音楽が時代を変えるという必然の物語だった。オバマのチェンジも日本の政権交代も長続きはしなかったが、変化はきっとまた来るのだ、oh yes it will。 


■5月15日         夜の猫散歩

夜ゴミを出しに行くとピカがついて来たがるので、久々にリーシュをつけてやった。これをつけると夜の散歩だと知ってるので、彼は喜びゴロゴロいう。草をたっぷりと食べたあとはペタリと座りリラックスしてました。夜の外が好きなんだよなー。リーシュなしで出してやると、興奮して帰ってこないのだ。 

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