2024/08/03

【まとめ24年7月前半】衝撃の都知事選/あこがれのGX9ゲット

「ムスメ日本での初投票」「君の瞳に恋してる」「空疎な選挙報道」「娘の江の島トリップ」「衝撃の都知事選開票」「石丸現象の読み解き」「GX9でニューウェスト散歩」ほか

■7月1日              ムスメ日本での初投票

【都知事選】娘は投票券を持ち初の日本の事前投票に行ったのだが、IDを求められないので驚いていた。マイナカードないとパスポートと住民票見せてもゆうちょ口座は作れないのに、ここはこんなゆるいのと。バランス悪いよね。「日本はとにかく厳格」と思う娘は、投票所で失敗しないよう家で練習してから行ったらしい。はは🙂 

投票後娘はヨーロッパの友人たちとランチをとり、話題は自然と日本政治についてとなったそう。友人たちもそれぞれ母国の政治状況はよくないと嘆くので、娘は「そうねヨーロッパはファッシーになってきてるよね!🙂」とからかったそうだ。英語にはファシズムっぽいっていう俗語があるのか、面白いなあ。

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来年のカナダの総選挙の見通しを家族に聞くと保守党が政権に戻るだろうというので、「やはり積極的移民政策とそれに連動する家賃暴騰がトルドーのダメージで?」と聞くと、「いや単に自由党政権が長くなりすぎたから。They are in power long enough。どんな政権にも皆飽き飽きするのよ」とのこと。うらやましい!

予想外の答えだったが、有権者がもう頃合いだと常に政権交代が起きるダイナミズムがあるから政策と運営能力で力比べできるわけである。日本の有権者は自民党が無能でも悪逆でも、現状どうすることもできない。

家族が支持する中道左派新自由党NDPは、「いいこと言ってるのはわかるがお金は任せられない」という国民からの評価で、連立与党入りは難しいそう。なんか耳が痛いw


■7月1日               「君の瞳に恋してる」

DJがかける音楽に合わせ蓮舫が踊るシーンが流れてきた。『You're just too good to be true』――ああいいなあ。「現実とは思えないほど君は素敵だ」。蓮舫という、どれほど攻撃されても民主主義という見果てぬ夢を追う政治家によく合っている。

蓮舫を信じられない人たちにはこの言葉が、「君はうまいことばかり言うので信じられない」となってしまうわけである。分かり合えてほしいよ、だってみんな良くしたいじゃないですか今の世の中。

俺はこれがホントいい光景だと思い何度も見てるんだけど、「選挙でダンスとはオウムかよ」と辛辣なコメントがたくさんついていた。ほめた俺にも「カルトかよ」リプが複数届いた(カナダに住んでる部外者は黙ってろという右派テンプレも来たw)。民主政治家はどうして信じてもらえないのだろう。政治がカネと権力のためにでなく国民都民のために働くなんて、too good to be true?

批判者たちは政治を信じることが苦しいのかな。小池さんや自民党はどうせ嘘つきなので信じる必要がないから快適なのかな。そこに倒錯があるのは明らかなのだが、その心理が俺にはわからんのである🙁

(後日見たこのツイートが同じ問題に言及している。どうすればいいのか途方に暮れる。民主政治家がリーダーになって世の中を変えてみせるしかないのだ。)


■7月2日                  府中を歩く俺のゴースト

ムスメから毎週届く週末の東京散歩写真。今週は浅草と府中の街角からだった。ポニーテールにショートパンツの府中の人が、彼女が子供の頃の俺そっくりだった。楽器屋の前だしカメラ持ってるし、だから撮ったんだろうな。府中の並木が懐かしい。学生時代よくケーキを食べに行ったなー。


 そして本屋には今もこんな本が平積みになってるのかという驚き。「この表紙絵って北朝鮮のプロパガンダアートっぽいよね」。ホントだねえ。◇アパートの掲示板には彼女がメッセージを書いてくれていた。ありがとうとしか言いようがない。

アパートの住民が一人、ムスメに選挙行くよと言ってくれたそうだ。無垢な上京ガールが頑なな住民の心を解いていく #ちゅらさん みたいな展開じゃないですか🙂 


■7月5日                 空疎な選挙報道

#都知事選 ニュース7後の首都圏情報でようやく選挙情報をやったが、街宣の切り取りとこうしたジェネリックな質問と回答という構成で、蓮舫は知名度ある候補の一人という扱いに徹していた。

俺が日本に住んでた頃も選挙報道ってこんな感じだったなと思う。誰に入れたらどうなるかなんてイメージできない。したがって選挙では何も変わらないだろうと強く感じさせるのだ。自民政権に反感を感じてはいたが、どうしたらどう政治が変わるのかは分からなかった。今はネットのおかげでわかるのだが。

FBに暇空がいいかもとか言ってる知人がいたんで、それはさすがにと声をかけた。石丸氏に入れたという人もいて(これはもう手遅れ)、やっぱり見えてる風景が違うんだなと思う。

都知事選に関してはTwitterで蓮舫批判のRTも多く目にし、考えさせられることも多かった。俺にも直接反論が来るし。SNSは閉じていて怪しいなんてのは誤解で、Twitterはやはり窓が開かれてるなと思った。NHKニュース政治部の閉じこもりっぷりのほうが恐ろしい。

しかしかなりの支持があると聞く暇空・石丸氏のどこがいいのかを語るRTは、ついに一つも見なかった。彼ら自身のツイートも一度も見たことがない。やっぱり俺のTwitterは窓足りないんでしょうか。


■7月6日      娘の江の島トリップ

【ムスメの週末デイトリップ】娘は今週金曜に酷暑のなか、江の島へ行っていた。いやー行ったことないけどあんなアップダウンとワンダーに満ちた島なのか。◆この1日乗車券の名前w なんでもかわいくせずにはいられない日本の会社らしい。これが有名な江ノ電かー。かわいらしい車両にすばらしい眺め。 

娘はサザンを少し知ってるので、「江ノ島が見えてきた―」と動画のこのあたりで歌っていた。こんな狭い登り道にぎっしりと商店が。千と千尋!

神社があることも知らなかった。歩いてるおじいさんもカッコいい。しかし暑そう! 展望台から望遠鏡越しの景色も暑さに揺らいでいる。

 ◇ご飯は湘南名物なのかな、生しらす丼。しらすなんて食べるのはもちろん初めてで、うまーいと笑っていた。はは。 

それにしても動画越しに伝わってくる、目も眩むような暑さよ。そして最後は今回も海水浴してました。暑い日にこれはたまらんだろうね。いやー江の島、こんなアップダウンとワンダーに満ちた島なのか、知らなかった。もし日本へ来たらあちこち案内してあげるよと、最近彼女は私たちに言うのです。 


■7月7日              衝撃の都知事選開票

TVメディアに無視された選挙で蓮舫が負けることは覚悟していたが、それどころじゃないよという衝撃の結果となってしまった。

俺の知る石丸投票者は反ワクチンの人だった。市長時代はパワハラと対立だけが知られた実績。ツイッターは左右中道あらゆる政治意見が流れる公道だが、彼は政策的主張を持たないのでパワハラと訴訟以外の情報は流れてこなかった。彼自身の言葉も、賛同する声も一つも見たことがない。誰も知らない人が、いま野党に出しうる最大のカードである蓮舫を破ってしまったのである。

まあ、今はもうよそう。今なにを言ってもエクスキューズになるし。エクスキューズせず改めてほしいのは、世に知らせれば社会が変わってしまう事実を報道しないTVメディアである。今回の結果は明らかに、弱すぎるメディアをネットの力が上回ったものだ。こんな体たらくではやがて必ず、世の中はネット動画で変えられてしまうよ。

選挙の結果を知りハア…となっていると、娘がまたビデオを送ってくれた。なつかしい真夏の吉祥寺を歩き、俺の誕生日を祝いカフェでモンブランを食べている。そして選挙の結果が出たときの負けたーという彼女の顔が。アハハ! その顔を見て笑い、少し気持ちが明るくなったのであった。これはすてきな真夏のプレゼント。

  ◇   ◇   ◇

なんだか選挙が終わったら、思いがけなく新たな社会問題が浮上してしまったみたいな感じだな。ああいえば上祐みたいな人が旋風を巻き起こし、どうしたらいいのかと皆が考えている。演説の熱狂で政治が動くのはポピュリズムだと蓮舫応援への批判があったが、一般に可視化されないネットの熱狂が政治を動かすのはもっと危ういポピュリズムだろう。

TBSラジオに出た石丸伸二氏の動画を見て、とにかくコミュニケーションを壊し好位置を取ろうとしかしないモンスターな人間性だということはひと目で分かった。なぜこの人が支持を集めてしまうのか。ただ場を荒らして去ろうとしたところを、「著作で他人のことなど知ったことかと書いてますが、政治家としても同じ考えですか?」と突っ込み、議論はできない人という本質を暴いた武田砂鉄氏が強い。

噛み合わない石丸インタビュー動画についた「テレビの人って頭が悪いよね」といったコメントを見れば、石丸現象は「頭のいい人が一人でゲームを変えてくれる」という信仰でもあるのだろうと思う。TVメディアがクソなことは国民すべての共感ポイントだが、TBSラジオという真面目メディアとも彼は対話せずこうして理由もなく吊るせと扇動するわけだから、これは単なるファシズムの勃興である。このラジオ出演直後石丸事務所は、TBSもしょうもないよね! イエーーイと盛り上がっていたそうだ。

#ss954 特番を聞きながら、否定を武器とするポピュリズム/ファシズムが「ひとり街宣」の草の根民主運動を押し流してしまったわけだから、とことん救いがないなあと考えていた。結果「2位にもなれないんですか」という冷笑のクソリプを新聞と大衆に与えてしまい、それが日本の民主的議論をまた翳らせるだろう🙁


■7月9日                  石丸現象の読み解き


昨日の荻上チキセッション選挙特番、最後の方の荻上チキ、プチ鹿島、武田砂鉄、ポリタス津田ら当代の政治見巧者たちによる【石丸現象読み解き】が非常に興味深く、俺の石丸ショックを和らげてくれた。全体の絵が見えてくると不安が消える。おすすめ。

石丸現象を読み解くキーワードは山盛りだった。旧勢力を攻撃してネットの「ギャラリー」を湧かせつつ、政策はふんわり不明確。同志を募る感覚。頻繁に使われるリバランスというイメージ的経済用語。自己啓発本的。そしてその支持層は謎の経営者目線、権力者目線を持ち、ネオリベ志向を内面化している。経済ネットニュースNewsPicksなどを読む経済好きで、IT合理化という手段への信仰がある(安野氏がまさにそういう志向)。フェミニズムと弱者救済リベラルへのバックラッシュも伺える。

こうした読み解きを聞くと、支持層のイメージが掴めて茫漠とした不安は薄まるわけである。まあツイッターでもそういう人は見るよなと。考え方は違えど謎な人たちではない。リベラルが描くビジョンのほうが豊かだし、いずれは理解されるだろうと。ほんと日本のTVメディアの政治解説はゾンビ化しているが、ラジオはいまだ健全でありがたい。ラジオの報道は国際水準にあり、TVは独裁国レベルなのだ。

ちなみにだがTBS荻上チキ #ss954 は一度も蓮舫や立憲その他リベラル勢への支持を表明したことはない。TBSラジオ澤田記者は #セイジドウラク で趣味として政治を概観する人なので、政党としての立憲の力量には手厳しい。しかし出演者全員が当たり前のこととして民主的で、思想が傾いてはいないのである。いいことはいい、悪いことは悪い、フェイクはフェイクであると。

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『石丸現象について。先のポリタスでの都知事選特番での伊藤先生の分析が非常にわかりやすかったです。石丸構文的なコミュニケーション手法だけでなく、ネオリベを内面化したという指摘。共感性のなさは時代の徒花なのか。 — 浜田敬子 (@hamakoto)』 これも番組内交流していたセッション選挙特番とともに、わずか1分でわかる石丸現象読み解きのテキストブックだ。「政策に労働者、弱者の目線がない。それでいてネオリベ的な経済政策もない。つまり反公共、自己責任論的)ネオリベ的価値観だけがそこにある。その価値観が多くの人に内面化されており、その層には彼が右派的にもネオリベ的にも見えず、共感を呼んでいる」。

昨日までは石丸支持層というものがわからなくて巨大な謎のように思えたけれど、なるほどなあと思えるわけである。こうして賢人たちの読み解きが俺まで届くツイッターは本当にありがたい。日本もまだ捨てたものではないと信じられる。

         ◇       ◇       ◇

 昨日今日学んだことを家族に話していて思ったのだが、ネオリベ・経営者・権力者目線を持つ石丸派が社会を作るなら、要はいまの自民党社会と変わらない。ただ彼らには既得権益層のやり方が非合理的=バカに見え、俺たちならもっと最適化できると言うわけだろう。社会を変える必要は感じないが、賢い俺たちに「リバランス」をやらせろと。

しかし彼の実績とあの人柄を見れば、当然ファシスト政治となる。数万人の町でもパワハラと訴訟で市政を壊した人間に大きな権限を持たせたら、それは壊滅的なことになるだろう。

石丸氏の世間を舐めた顔と言葉がツイッターを流れていく。彼は中島みゆきが歌った「君の心がわかると/たやすく誓える男」だよなーと、それしか感じない。なぜ人はついていくのだろう。民主的で包括的で地道な改善こそが経済的にもプラスだという極めて穏健な考えの蓮舫がファシストたちよりも信じてもらえないのは、日本社会の病理である。

7/16 #セイジドウラク 澤田記者「石丸氏の話は必ずしもうまくなく熱狂もない。なのに演説に人が集まってくる。これはなんだとずっと考えていた。宗教家が信者に話しているような感じも。政治に無縁そうな人々からの不思議な肯定感がある」

7/17 プチ鹿島氏。『政治を嫌う人々が、政治に政治を持ち込まず、政策より政局で上を狙う極めて政治的な人物に結局はたどり着いたのだろうかと』


■7月11日                   かしまし娘

正司照枝さん亡くなる。かしまし娘2020年のいい写真があった。たまらない懐かしさ。俺の家は商家で、正司照枝によく似た住み込みのおばちゃんがいて世話してくれた。善光寺裏の彼女の実家に泊めてもらうと、子供ながら自分はエエとこの坊ちゃんなんだなと気がとがめた。彼女の生涯最高の贅沢は、大阪万博への一人旅だった。 

照枝おばちゃんは愛用のOLYMPUS PENで撮った万博の写真を見せてくれた。PENのファインダーを覗いたことと、ビーズ玉のようなレンズの回りの測光器(?)を覚えている。大人になってから善光寺裏を訪ねてみると、もうその家は残っていなかった。 


■7月11日       あこがれのGX9ゲット


【本年度じつに5台目のLUMIX】我ながらこの1年のLUMIX履歴はどうかしてると思うのだが、去年の夏メインカメラをOM-D EM10m2にして使わなくなったGX85(GX7mk2)を手放し(左)、しかしLUMIXの屋外色は大好きなので安いのが1台ほしいと年末にほぼ同性能の中古G7を買い(右)、しかしこれが故障で返品となって→ 

→G85(高性能だがデカい) →GF5(色は至高だが固定モニターが泣くほど不便) と買い替え続け、

G5(左、古くカッコ悪いが安くてズームレバーが便利) と平均1ヶ月で買い替えG5で落ち着いてたところに、長いこと探し続けた理想のカメラが地元カメラ店に出てしまった。夢見た箱型の2000万画素の最終型、GX9(GX7mk3)ですよ。がこれは抗えませんでした。G85等をこの店に売却してためていた累積ポイントで購入。

で帰路ちょっとだけ使って、これはGX85と違うなとたちまち思った。堅いダイヤルとか配置の悪いボタンとかで触っててちっとも気持ちよくならんのはGX85と同等かそれ以下だが(笑)、この透明感ある発色! 素晴らしい。

市役所前広場にテントが出され、ローカルシンガーたちが歌っていた。集まってる聞いてるのは近隣のオフィスの昼休みの人たちって感じで、いい風景だった。音楽を楽しむ女性のシャツの色や質感が素晴らしい。仕上げスタンダードでこの発色の良さ。これは俺カメラ史上最強だな、間違いない。


可動式のEVFは今のところ使い道わからんし、カバンの出し入れでそこが一眼のペンタ部みたく引っかかって壊れそうで怖いのだが、ほんと色は最高です。美しい夏服を着た女性たちがたくさん町を歩いていて、夏はいい。このご婦人なんか避暑地の雰囲気。GX9だから撮れた1枚だ。

これは自分史上最強のスナップカメラなのは間違いないなー。えんたさんやそのオススメ英語ユーチューバーが言ってた通り。あー楽しい🙂 


■7月12日                 GX9でニューウェスト散歩

本日はカナダらしい爽やかな夏日、28度。ニューウェストミンスターの町を歩いた。いやーLUMIX GX9+20mm最高だな。いいのが撮れてる手応えしかない。ツイッターで見てG9やG100らLUMIX 2000万画素機の写真にはハッとする透明感があるなーと思っていたが、これもやっぱり同系なのではと思う。青の透過光がそう感じさせるのだろうか。

この一つ前の機種GX85は俺にとって「京都の朱色は最高だがカナダの町ではそれほど」というカメラで、Vividで撮っても発色に物足りなさをよく感じたが、GX9はセンサーの出力が違うという感じで、Standardでメキメキと色が出てくる。いやーこれはクラスが違う。最高。4枚目は14140mm。丘の下に大河フレイジャー川が見え、景色もいい町なのだ。

そしてLモノクローム。1年半ぶりに使ったがえらい暗く撮れ、前はEV+0.3でコントラストも落として使ってたと思い出した。今日は何枚か後処理で明るくしたが、やはり階調は絶妙としか言いようがない。バス停の夏服の御婦人が今日のベストかも。

    ◇         ◇         ◇

NWでの用が済んだあと、久しぶりにバーナビーレイクへ行った。娘が生まれた前後この町に住みいつも散歩してたのだが、何年ぶりだろう。前は巨大なギースがたくさん寄ってきて子供が怖がるくらいのギース天国だったのだが、知らぬ間に野鳥天国になっていた。ブラックバードがぜんぜん逃げない🙂 奥様のサマードレスがとてもいい。

赤羽のブラックバードは手乗りで餌を食べるしカラスよりだいぶかわいい。奥様は数年前までローイングをしてたので、レイクの風景を見てまたやりたいと言っていた。しかしカナダのスポーツクラブは会員が運営仕事をせねばならんので、時間を取られ大変なんである。予算会議とか毎月あるのだ。

ネイチャーフォトの色も文句なし。いやー最高だなGX9と、帰宅してからもニヤニヤしておりました。


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