そしてバードフィーダーや花籠をぶら下げるタワー的なものが庭にあったので、これを前庭に立てなにか怖いものを作ろうと相談したがこれといったアイデアは出ず、大量にある古軍手をぶら下げてみた。ホラなんだか気味が悪いではないか、恐怖の手袋タワー! 「ただ汚くて不快なだけかも」と娘はいう。はは。
そして始まったハロウィン。かわいいねえハロウィーンベイビーたち。ほんとにベイビーで、今年が初めてなんだろう。ハロウィーンの来訪者は毎年まったく予測がつかず、去年は子供らがとても少なく寂しいハロウィーンだったのだが、今年は+22人と大幅に増えての41人となった。カナダで暮らしてると少子化を感じないな。お疲れさまでした。雨降らなくてよかった。
■11月4日 GX9で撮る秋のよろこび
雨上がりの日曜、港町ポートムーディへサーモンと海を見に行く。典型的なBCの秋の日、見事な紅葉。
ちょうどファーマーズマーケットをやっていて、去年も同じ日に来たのだなと思った。初のラーメン店が出ていておおと思ったが、テイクアウト用の冷凍ラーメンだった。
LUMIX GX9の色がいいなあ。曇ったこんな天気でも色がクッキリと出る。設定はスタンダードですよ(輝度だけ調整)。ひと世代前のOLYMPUS E-M10mkII、LUMIX GX7mk2という1600万画素機も晴れていれば素晴らしい色が出るのだが、この2000万画素世代はセンサー出力が高いという感じで発色が鮮やかなのだ。
日曜午後はチケット・トゥ・ライド・ジャパン。娘が日本で買ってきたのぞみの箸置きが完全に新幹線コマのサイズで、これは使わずにおれんと広島路線をつなぎました。かわいー。在来線はSuicaで乗車だ🙂(使えません)
■11月6日 エゴの時代だ
#米大統領選 げげ、開票序盤トランプ大幅リード。信じられん。なんかエゴイストの潮流にはもう勝てないって感じだな。エゴの時代を終わらせようと大新聞がキャンペーンを張っても止められない。
ストームが去って今日はきれいに晴れ、キンと冷えた。車で1時間ほどの名峰ゴールデンイヤズはもう初冠雪。早いなあ。(PL5。OLYMPUSも晴れていると最高の色が出る。マイクロ4/3ラブ)
■11月7日 またもやトランプの世界
目が覚めて、ああまたトランプが大統領の世界になってしまったと思った。TVをつけたが5分で消してしまった。あの嫌な嫌な声をまた4年間聞かされる。ニュースを見るのが苦痛だ。
日本でアメリカ人の女の子と親友になった娘も昨夜、ネットで開票速報を見ながらアアア…とうめいていた。奥様は米大統領選に関してはなにも知りたくないと情報シャットアウト。ため息。
■11月8日 秋の屋根掃除
秋の屋根掃除中。きつい。2時間やっても終わらない。
■11月11日 秋の水景
雨上がりの池散歩。雨が多くて憂鬱な季節だが、そのおかげでたっぷりと水をたたえた池に無数の鳥がいるという眼福が味わえる。これはたまらない光景だなあ。(LUMIX FZ200 200~450mm近辺)
■11月11日 Women Are Beautiful
筆硯独語さんが愛読していたストリート写真集「Women Are Beautiful」を、片岡義男が褒めている。「女性が持っている曲線や曲面、量感などが、はっきり認識できる。普通の女性たちだからなおさら強く感じる。外面と内面とが常にいろんなかたちで葛藤しているようなパワーをどの写真の女性たちからも感じる。」
この秋記憶に残る「Women Are Beautiful」。
■11月12日 リメンバランス・デー
戦没者を想うリメンバランス・デー。うちはファミリーシュライン(神社)と呼んでる神棚/仏壇に毎年祈るのだが、もう今年は祈ることが多すぎるなと思った。戦争や世の乱れや、日本のことや親族の息災や。
■11月15日 スペルの難しさ
今日は電話で各種手続きをせねばならなかったのだが、名前等を聞き取るのが難しい。いつも困るのが「C as in Cat, R as in Roma(キャットのC、ローマのR)…」と矢継ぎ早にスペルをいう英語の習慣で、as in 以降が全部意味ある文章に聞こえ気を取られ、ぜんぜん頭に入ってこない。スペルだけ言って!
■11月15日 良心と民主主義への攻撃が止まらない
#セイジドウラク によれば、兵庫知事選斎藤陣営には著名な選挙コンサルが入り、ネット戦略を繰り広げているらしい。どこからそのお金が出て、なんの目的でやってるのかがさっぱり分からない。N党らはただただ法治と良識を壊し面白がってるだけのように見える。
そもそも公益通報者を脅迫して死なせ免職された人間が、なぜ再出馬できるのかがわからない。そんな人が再選されそうだということの意味が分からない。一から十まで意味がわからない兵庫県知事線である。
こうした選挙ハックや、止むことがないネットを使った雑な犯罪ニュースを聞くと、日本の社会が壊れていくという不安を感じる。なぜだか常に需要のある犯罪マンガを模したようなことが起きている。『裏』というものになんらかの快を見出すような感性が、分厚い層として日本に淀んでいるように思える。良心と民主主義への攻撃が止まらない。
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